JPS601474Y2 - 押ボタンスイツチ - Google Patents
押ボタンスイツチInfo
- Publication number
- JPS601474Y2 JPS601474Y2 JP6243381U JP6243381U JPS601474Y2 JP S601474 Y2 JPS601474 Y2 JP S601474Y2 JP 6243381 U JP6243381 U JP 6243381U JP 6243381 U JP6243381 U JP 6243381U JP S601474 Y2 JPS601474 Y2 JP S601474Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- arm pin
- contact pieces
- tip
- operating member
- pair
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は押ボタンスイッチ、特にハートカムとアームピ
ンによるオルタネイト機構を備えた押ボタンスイッチに
関するものである。
ンによるオルタネイト機構を備えた押ボタンスイッチに
関するものである。
従来、この種の押ボタンスイッチにおいては、オルタネ
イト機構と接点機構とが独立して設けられ動作も別に行
われていたために、部品点数、組立工数が増加し、コス
トアップにつながるばかりか、オルタネイト機構が動作
していても接点機構が完全に動作しないという不都合を
有し、信頼性に欠けている。
イト機構と接点機構とが独立して設けられ動作も別に行
われていたために、部品点数、組立工数が増加し、コス
トアップにつながるばかりか、オルタネイト機構が動作
していても接点機構が完全に動作しないという不都合を
有し、信頼性に欠けている。
本考案はこのような欠点に鑑みてなされたもので、その
目的は、オルタネイト機構と接点機構とを有機的に組合
せ、部品点数、組立工数の減少を図るとともに接点動作
の信頼性の高い押ボタンスイッチを提供することにある
。
目的は、オルタネイト機構と接点機構とを有機的に組合
せ、部品点数、組立工数の減少を図るとともに接点動作
の信頼性の高い押ボタンスイッチを提供することにある
。
以下、本考案を一実施例である添付図面に従って説明す
る。
る。
1は金属製のケース、4は樹脂製のベースで、水神ボタ
ンスイッチのケーシングはこの二つの部材にて構成され
ている。
ンスイッチのケーシングはこの二つの部材にて構成され
ている。
10は操作部材で、ケース1に上下動自在に設置され、
座11とケース1の底部に設けた座2とに上下端を取付
けた復帰ばね16にて常時上方に付勢され、かつ部材3
,3にてガイドされている。
座11とケース1の底部に設けた座2とに上下端を取付
けた復帰ばね16にて常時上方に付勢され、かつ部材3
,3にてガイドされている。
13は導電材からなるアームピンで、上端折曲部14を
操作部材10の孔12に挿入することにより、折曲部1
4を支点として揺動可能であり、かつ操作部材10とと
もに上下動可能である。
操作部材10の孔12に挿入することにより、折曲部1
4を支点として揺動可能であり、かつ操作部材10とと
もに上下動可能である。
なお、操作部材10の上端には図示しないキャップが装
着される。
着される。
一方、5は周知のハートカムで、上記ベース4の内壁で
あってアームピン13の先端15と対向する位置に形威
され、下部中央にはアームピン13の先端15をロック
するための凹部6が形威され、その周囲には先端15を
第2図中時計回り方向(第3図においては反時計回り方
向)に周運動させるための段差を有する溝7が形威され
ている。
あってアームピン13の先端15と対向する位置に形威
され、下部中央にはアームピン13の先端15をロック
するための凹部6が形威され、その周囲には先端15を
第2図中時計回り方向(第3図においては反時計回り方
向)に周運動させるための段差を有する溝7が形威され
ている。
20.22は一対の接触片で、上記ベース4に一端が外
部に突出するように固定したもので、弾性を有する湾曲
部21.23は上記アームピン13の先端15の周運動
軌跡に位置して接触することなくラップして対向してい
る。
部に突出するように固定したもので、弾性を有する湾曲
部21.23は上記アームピン13の先端15の周運動
軌跡に位置して接触することなくラップして対向してい
る。
以上の構成において、常態にあっては、操作部材10は
復帰ばね16にて最上位置に復帰し、アームピン13の
先端15はハートカム5の頂部に臨み、(第3図中イ参
照)接触片20.22は開離されている。
復帰ばね16にて最上位置に復帰し、アームピン13の
先端15はハートカム5の頂部に臨み、(第3図中イ参
照)接触片20.22は開離されている。
操作部材10が押圧されると、アームピン13は操作部
材10とともに下動し、その先端15は接触片20の湾
曲部21に接触しつつかつ該湾曲部21を第2図中右方
に付勢し、ハートカム5の右側(第3図にあっては左側
)を摺接しながら下動し、押込み時には第3図口の位置
に達する。
材10とともに下動し、その先端15は接触片20の湾
曲部21に接触しつつかつ該湾曲部21を第2図中右方
に付勢し、ハートカム5の右側(第3図にあっては左側
)を摺接しながら下動し、押込み時には第3図口の位置
に達する。
そこで、操作部材10の押圧力を解除すると、操作部材
10は復帰ばね16にて若干上動し、アームピン13の
先端15がハートカム5の凹部6に落込む。
10は復帰ばね16にて若干上動し、アームピン13の
先端15がハートカム5の凹部6に落込む。
このとき、操作部材10はロックされるとともに、先端
15は接触片20.22の湾曲部21.23間に突入し
、あたかも湾曲部21.23に挟着され、この先端15
を介して接触片20゜22が導通状態すなわち閉威され
る。
15は接触片20.22の湾曲部21.23間に突入し
、あたかも湾曲部21.23に挟着され、この先端15
を介して接触片20゜22が導通状態すなわち閉威され
る。
再度、操作部材10を押圧すると、操作部材10が若干
下動するとともに、アームピン13の先端15が第3図
ハの位置に移り、先端15が接触片20の湾曲部21か
ら離間し、接触片20,22は開離する。
下動するとともに、アームピン13の先端15が第3図
ハの位置に移り、先端15が接触片20の湾曲部21か
ら離間し、接触片20,22は開離する。
さらに、この押圧力を解除すると、アームピン13は操
作部材10とともに上動し、その先端15は接触片22
の湾曲部23に接触しつつ、かつ該湾曲部23を第2図
中左方に付勢し、ハートカム5の左側(第3図にあって
は右側)を摺接しながら上動し、第3図イの自由位置に
復帰する。
作部材10とともに上動し、その先端15は接触片22
の湾曲部23に接触しつつ、かつ該湾曲部23を第2図
中左方に付勢し、ハートカム5の左側(第3図にあって
は右側)を摺接しながら上動し、第3図イの自由位置に
復帰する。
すなわち、この押ボタンスイッチは操作部材10を1回
押圧することによって、アームピン13の先端15がハ
ートカム5、凹部6に係合してロックされるとともに、
先端15を介して接触片20.22を閉威し、再度押圧
することによって、上記ロックを解除するとともに接触
片20.22を開離する。
押圧することによって、アームピン13の先端15がハ
ートカム5、凹部6に係合してロックされるとともに、
先端15を介して接触片20.22を閉威し、再度押圧
することによって、上記ロックを解除するとともに接触
片20.22を開離する。
なお、アームピン13の先端15に金あるいは銀メッキ
を施せば、接触信頼性が向上する。
を施せば、接触信頼性が向上する。
以上は常開接点構成としたものを示したが、常閉接点構
成とすることもできる。
成とすることもできる。
すなわち、アームピン13を絶縁材にて形威し1、接触
片20゜22の湾曲部21.23を常態において自身の
弾性にて接触せしめ、上述のように操作部材10が押圧
されてアームピン13の先端15がハートカム5の凹部
6に落込んで湾曲部21.23間に突入し、接触片20
.22を開離せしめるようにしてもよい。
片20゜22の湾曲部21.23を常態において自身の
弾性にて接触せしめ、上述のように操作部材10が押圧
されてアームピン13の先端15がハートカム5の凹部
6に落込んで湾曲部21.23間に突入し、接触片20
.22を開離せしめるようにしてもよい。
以上の説明で明らかなように、本考案はハートカムの周
囲を周運動するアームピンの先端にて一対の接触片を直
接開閉するようにしたために、オルタネイト機構と接点
機構とが有機的に結合され、部品点数、組立工数が減少
し、安価に製造できるとともに、オルタネイト機構が動
作すれば接点機構は確実に開閉され、接点動作の信頼性
の高い押ボタンスイッチとすることができる。
囲を周運動するアームピンの先端にて一対の接触片を直
接開閉するようにしたために、オルタネイト機構と接点
機構とが有機的に結合され、部品点数、組立工数が減少
し、安価に製造できるとともに、オルタネイト機構が動
作すれば接点機構は確実に開閉され、接点動作の信頼性
の高い押ボタンスイッチとすることができる。
第1図は本考案に係る押ボタンスイッチの断面図、第2
図は第1図の■−■線断面図、第3図は第1図の矢印A
方向から見たアームピンの動作説明図である。 1・・・・・・ケース、4・・・・・・ベース、5・・
・・・・ハートカム、6・・・・・・凹部、10・・・
・・・操作部材、13・・・・・・アームピン、15・
・・・・・先端、16・・・・・・復帰ばね、20.2
2・・・・・・接触片。
図は第1図の■−■線断面図、第3図は第1図の矢印A
方向から見たアームピンの動作説明図である。 1・・・・・・ケース、4・・・・・・ベース、5・・
・・・・ハートカム、6・・・・・・凹部、10・・・
・・・操作部材、13・・・・・・アームピン、15・
・・・・・先端、16・・・・・・復帰ばね、20.2
2・・・・・・接触片。
Claims (3)
- (1)ケーシングに上下動可能に設けた操作部材と、該
操作部材を常時上方に付勢する復帰ばねと、上記操作部
材に先端を揺動可能に取付けたアームピンと、上記ケー
シングの内壁に設けられ、操作部材の上下動に伴って上
記アームピンの先端を周運動を行うように案内するハー
トカムと、上記アームピン先端の周運動軌跡に位置して
対向する少なくとも一対の弾性を有する接触片とからな
り、操作部材が押圧されてアームピンの先端がハートカ
ムの凹部に落込んで一対の接触片間に突入し、該接触片
を開閉することを特徴とする押ボタンスイッチ。 - (2)上記アームピンを導電材にて形成するとともに、
上記一対の接触片を常開構成とし、上記アームピンの先
端がハートカムの凹部に落込んで一対の接触片間に突入
し、該接触片を閉成することを特徴とする実用新案登録
請求の範囲第1項記載の押ボタンスイッチ。 - (3)上記アームピンを絶縁材にて形成するとともに1
、上記一対の接触片を常開構成とし、上記アームピンの
先端がハートカムの凹部に落込んで一対の接触片間に突
入し、該接触片を開離することを特徴とする実用新案登
録請求の範囲第1項記載の押ボタンスイッチ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6243381U JPS601474Y2 (ja) | 1981-04-27 | 1981-04-27 | 押ボタンスイツチ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6243381U JPS601474Y2 (ja) | 1981-04-27 | 1981-04-27 | 押ボタンスイツチ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS57173225U JPS57173225U (ja) | 1982-11-01 |
JPS601474Y2 true JPS601474Y2 (ja) | 1985-01-16 |
Family
ID=29858619
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6243381U Expired JPS601474Y2 (ja) | 1981-04-27 | 1981-04-27 | 押ボタンスイツチ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS601474Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH02154918A (ja) * | 1989-10-07 | 1990-06-14 | Rinnai Corp | ガス器具の押圧操作装置 |
-
1981
- 1981-04-27 JP JP6243381U patent/JPS601474Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS57173225U (ja) | 1982-11-01 |
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