JPS601475Y2 - 反転摺動機構付スイツチ - Google Patents

反転摺動機構付スイツチ

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JPS601475Y2
JPS601475Y2 JP16698081U JP16698081U JPS601475Y2 JP S601475 Y2 JPS601475 Y2 JP S601475Y2 JP 16698081 U JP16698081 U JP 16698081U JP 16698081 U JP16698081 U JP 16698081U JP S601475 Y2 JPS601475 Y2 JP S601475Y2
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JP
Japan
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spring
switch
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JP16698081U
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JPS5871934U (ja
Inventor
義之 皆葉
Original Assignee
エスエムケイ株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案はハートカムを用いた反転摺動機構付スイッチの
改良に関するものである。
従来、この種の反転摺動機構付スイッチとしては、接点
バネのほぼ中央部を支点で支えてこれにシーソー運動を
行なわせ、その先端部に取付けた可動接点と固定接点と
の接触を断続するタイプのものが一般的であった。
第1図はその一例を示す断面図であって、同図のaはオ
ン状態を、bはオフ状態を示すものである。
同図に於て1は略U字形に形成された接点バネ、2はそ
の一方の端部に取付けられた可動接点、3は前記接点バ
ネ1をそのほぼ中央部の一点1aで支える支点として機
能するとともに、可動接点2との電気的接続を行う第1
の接続端子片、4は固定接点、5は固定接点4との電気
的接続を行う第2の接続端子片、6は略漏斗状にあけら
れ貫通孔6aおよびハートカム6bを備えたスライダ、
7はハートカム6bに係合するロッド6cを保持する機
構を備えた外筐上蓋、8はこの外筐上蓋7に設けられた
突起7aと前記接点バネ1の他方の端部に取付けられた
突起1bとに夫々嵌合しスライダ6の貫通孔6aに挿通
されたコイルスプリング、9は前記スライダ6に矢印A
方向のテンションをかけておくためのコイルスプリング
である。
ここで、スライダ6は矢印Aの逆方向に押圧される都度
、ロッド6cがハートカム6bの二つの安定点のいずれ
かに交互に係合して、反転摺動運動を行なう。
従って、第1図aに示す様にスライダ6が押込まれた状
態で停止した場合、コイルスプリング8は貫通孔6aに
よって押され、その下端が接点バネ1の突起1bを点1
aより左側に移動させる。
これによって接点バネ1が反時計方向に回動して可動接
点2が固定接点4に接触し、第1と第2の接続端子片3
と5とが接点バネ1を介して電気的に接続される。
また、同図すに示す様にスライダ6が引出された状態で
停止した場合、コイルスプリング8は貫通孔6aによっ
て引張られ、その下端が接点バネ1の突起1bを点1a
より右側に移動させる。
これによって、接点バネ1が時計方向に回動して可動接
点2と固定接点4との接触が解かれ、接点バネ1を介し
て接続されていた第1と第2の接続端子片3と5との電
気的接続が断たれる。
この様に、従来の反転摺動機構付スイッチは接点バネ1
のシーソー運動によって接点を開閉するものであるため
、可動接点2あるいは固定接点4に絶縁性の塵埃が付着
した場合接触不良を起し、また接触不良時等の発熱で可
動接点2と固定接点4とが融着した場合容易に開離しな
くなるという欠点を有するものであった。
本考案はこの様な欠点を除くためになされたもので、一
方の端部に可動接点を取付けた接点バネの略中夫に傾斜
部を設け、この接点バネの他方の端部をスライダに係止
して、スライダの移動に合さて往復運動させ、この接点
バネをその傾斜部に於て第1の接続端子片の頭頂部で前
述の往復運動に合わせて摺動支持し、可動接点近傍の接
点バネとスライダとの間に嵌挿したコイルスプリングに
よって押圧を加える事で固定接点と可動接点とが接触あ
るいは開離する際に摺動運動を伴なわせ、固定接点ある
いは可動接点に付着した絶縁性塵埃の影響を除くととも
に、融着が起きた固定接点と可動接点との分離を可能と
したもので、接触不良、接点融着の少ない反転摺動機構
付のスイッチを提供するものである。
以下第2図に示す実施例に基いて詳細に説明する。
第2図は本考案の一実施例を示す断面図であって、同図
aはオン状態を、bはオフ状態を示している。
同図に於て11はそのほぼ中央に傾斜部11aを、一方
の端部に係合突起11bを備えた接点バネ、12はこの
接点バネ11の他方の端部に取付けられた可動接点、1
3は前記接点バネ11をその傾斜部11aに於て摺動支
持するとともに可動接点12の電気的接続を行なう第1
の接続端子片、14は固定接点、15は固定接点14の
電気的接続を行なう第2の接続端子片、16は前記接点
バネ11の保合突起11bが係合する係合溝16aおよ
びハートカム16bを備えたスライダ、17はハートカ
ム16bに係合するロッド16cを保持する機構を備え
た外筐上蓋、18は前記スライダ16に設けられた突起
16dと前記接点バネ11の可動接点近傍に設けられた
突起11Cの各々に嵌合したコイルスプリング、19は
スライダ16に矢印B方向のテンションをかけておくた
めのコイルスプリングである。
ここで、スライダ16は従来の場合と同様に矢印Bと逆
の方向に押圧される都度、ロッド16cがハートカム1
6bの二つの安定点のいずれかに交互に係合して反転摺
動運動を行なう。
スライダ16が第2図aに示す様に押込まれた状態で停
止している場合には、接点バネ11はその傾斜部11a
のX点に於て第1の接続端子片13の頭頂部で支持され
、コイルスプリング18の押圧ニヨって可動接点12が
固定接点14に圧接される。
これによって第1の接続端子片13と第2接続端子片1
5とが接点バネ11を介して電気的に接続され、スイッ
チはオンの状態となっている。
この様にオン状態となっているスイッチのスライダ16
に矢印Bと逆方向の押圧を一時的に加えると、前述の如
くスライダ16は反転摺動して矢印Bの方向へ移動する
前述の如くこのスライダ16の係合溝16aには接点バ
ネ11の係合突起11bが係合しているため、接点バネ
11もスライダ16の移動に従って矢印B方向に引張ら
れる。
従って第1の接続端子片13の頭頂部による接点バネ1
1の支持点は点Xから点Yに移動しいこの点X、 Yは
共に接点バネ11の傾斜部11aにあるため、この支持
点の移動によるテコの原理によって可動接点12と固定
接点14との接触が断たれる。
この時、可動接点12は固定接点14の表面上を接触状
態で摺動した後に開離する。
これによって第1の接続端子片13と第2の接続端子片
15との間の電気的な接続が断たれスイッチはオフ状態
となる。
第2図すはこの様な状態を示すものである。
この様にしてオフ状態となったスイッチは、さらにその
スライダ16に矢印Bと逆方向の押圧が加えられると、
スライダ16は反転摺動して押圧力向へ移動し、ハート
カム16bで規定される所定の位置に停止する。
従って、このスライダ16の移動に合せて接点バネ11
も矢印Bとは逆の方向へ移動し、第1の接続端子片13
の頭頂部による接点バネ11の支持点は点Yから点Xに
移動する。
このように支持点を摺動させながら移動する接点バネ1
1にはコイルスプリング18によって押圧が加えられて
いるため、可動接点12は固定接点14に圧接される。
この時、固定接点14に接触した可動接点12はその後
もコイルスプリング18による押圧を受けながら固定接
点14の表面上を摺動した後停止する。
これによって第1の接続端子片13と第2の接続端子片
15とが接点バネ11によって電気的に接続され、第2
図aに示すオン状態に戻る。
以上詳細に説明した様に、本考案の反転摺動機構付スイ
ッチによれば、接点の開閉には必ず接点相互間の摺動運
動が介在するためセルフクリーン機能が生じ、可動接点
あるいは固定接点に絶縁性の塵埃が付着した場合でも接
点間の摺動運動の間に除去され、これによる接触不良が
起るようなことはなくなり、また何等かの理由による発
熱で可動接点と固定接点とが融着した場合でも開離動作
に先達つ摺動運動によってこの融着が除去されるので接
点開離不能となるような事もなくなるため、接点障害の
極めて少ない反転摺動機構付スイッチを得ることができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の反転摺動機構付スイッチを説明するため
の断面図、第2図は本考案の一実施例を示す断面図であ
る。 1.11・・・・・・接点バネ、2,12・・・・・・
可動接点、3,13・・・・・・第1の接続端子片、4
,14・・・・・・固定接点、5,15・・・・・・第
2の接続端子片、6.16・・・・・・スライダ、6b
、16b・・・・・・ハートカム、6c、16e・・・
・・田ツド、7.17・・曲外筐上M、8.9. 18
. 19・曲・コイルスプリング、lla・・・・・・
傾斜部、llb・・曲係合突起、11c、16d・・・
・・・突起、16a・・・・・・係合溝。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 押圧操作によって反転摺動運動を行なうスライダと、こ
    のスライダの反転摺動運動を規定するハートカム機構と
    、その略中央部に傾斜部を有し、一方の端部に可動接点
    が固着され、他方の端部が前記スライダに係合してその
    反転摺動運動に合せて往復運動する接点バネと、その頭
    頂部に於て前記接点バネの傾斜部を摺動支持する第1の
    接続端子片と、前記接点バネの可動接点近傍とスライダ
    との間に嵌挿されたコイルスプリングと、前記可動接点
    対応位置に配置された固定接点を保持する第2の接続端
    子片とを備えて成る反転摺動機構付スイッチ。
JP16698081U 1981-11-11 1981-11-11 反転摺動機構付スイツチ Expired JPS601475Y2 (ja)

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JP16698081U JPS601475Y2 (ja) 1981-11-11 1981-11-11 反転摺動機構付スイツチ

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JP16698081U JPS601475Y2 (ja) 1981-11-11 1981-11-11 反転摺動機構付スイツチ

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Publication Number Publication Date
JPS5871934U JPS5871934U (ja) 1983-05-16
JPS601475Y2 true JPS601475Y2 (ja) 1985-01-16

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JP16698081U Expired JPS601475Y2 (ja) 1981-11-11 1981-11-11 反転摺動機構付スイツチ

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JPS603620U (ja) * 1983-06-21 1985-01-11 市光工業株式会社 押釦スイツチの接点構造

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JPS5871934U (ja) 1983-05-16

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