JPH0526656Y2 - - Google Patents

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JPH0526656Y2
JPH0526656Y2 JP1987015201U JP1520187U JPH0526656Y2 JP H0526656 Y2 JPH0526656 Y2 JP H0526656Y2 JP 1987015201 U JP1987015201 U JP 1987015201U JP 1520187 U JP1520187 U JP 1520187U JP H0526656 Y2 JPH0526656 Y2 JP H0526656Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 <産業上の利用分野> 本考案は、車輌ドアの開閉動作に応じて作動す
るドアスイツチに関し、特に高い信頼性を有する
ように改良された上記形式のドアスイツチに関す
る。
<従来の技術> 従来から、例えば実開昭58−139621号或いは特
開昭59−34919号公報に提案されているように
種々の形式の車輌用ドアスイツチが公知となつて
いるが、一般に、この種のドアスイツチは、接地
端子としての第1の端子を有するベースと、リー
ド端子としても機能する第2の端子を有するスラ
イダと、前記両端子を互いに接続させる向きに前
記スライダを付勢するばねとを有する。従つて、
その構造が単純であるため高い耐久性を得ること
が可能であるものの、可動部分としてのスライダ
に取着された第2の端子にリード線を接続するこ
ととなるため、例えばワイヤハーネスから導出さ
れたリード線がドアスイツチの作動負荷を増大さ
せたり、ドアスイツチの作動に伴いリード線が疲
労することのないように配慮する必要が生じるこ
とから、必ずしも所期の信頼性を確保することが
できない。
<考案が解決しようとする問題点> このような従来技術の問題点に鑑み、本考案の
主な目的は、リード線が可動部分に接続している
ことに基因する作動負荷の増大や断線の可能性を
解消すると共に、端子と接点との接触部分に水分
や塵埃が浸入し難くなるように改良されたドアス
イツチを提供することにある。
<問題点を解決するための手段> このような目的は、本考案によれば、車輌用ド
アの開閉動作により作動するドアスイツチであつ
て、車体に於けるドアの遊端部との対向部分に固
定されるベースと、前記ドアの遊端部の運動軌跡
に概ね沿つて摺動自在に前記ベースに係合したス
ライダと、前記ベースに於ける前記スライダの摺
動面に互いに間隔をおいて固定された第1及び第
2の端子と、前記スライダに於ける前記ベースと
の対向面に設けられ、当該スライダと共に移動し
て前記両端子間を電気的に断続するための接点部
材と、前記ベース上の端子に前記接点部材を圧接
するべく前記スライダと前記接点部材間に設けら
れたコイルばねと、前記接点部材が前記両端子間
を電気的に接続する位置へ向けて前記スライダを
付勢するばね手段と、前記スライダの外面を覆う
ように前記ベースに一体的に結合されるカバーと
を有することを特徴とするドアスイツチを提供す
ることにより達成される。
<作用> このようにすれば、アースに接続される第1の
端子及びリード線に接続される第2の端子が、共
に車体に固定されるベース部に固定されるので、
可動部材からリード線を分離して設けることがで
きる。しかも両端子と接点部材との接触部がカバ
ーによつて略密閉状態に覆われるので、水分や塵
埃の浸入が防止される。従つて、作動負荷の低
減、信頼性の向上及び電気回路開閉動作の確実化
を達成することができる。
<実施例> 以下に添付の図面を参照して本考案を特定の実
施例について詳細に説明する。
第1図〜第6図は本考案に基づくドアスイツチ
の一実施例を示す。このドアスイツチは、ドアの
ヒンジとは相反するドアの端面即ちドアの遊端面
に対向する車体部分に固着されるべきベース1
と、スライダ16とカバー23とを有する。
ベース1は、概ね五角形をなし、その尖鋭な部
分としての突部7が車体外側を向くように、ドア
の遊端面に対向する車体部分に固定されるべく適
合されている。ベース1の、表面の両側縁に沿つ
て、適宜リブ2により補強された1対の垂直壁3
が一体的に立設されており、これらの垂直壁の突
部7側の端部は、空〓4を介して、車体外側に向
け高さが漸減する三角壁部分5に接続している。
この三角壁部分5の頂部には切欠部6が凹設され
ている。また、空〓4から三角壁部分5に向けて
遷移する領域のベース1の表面には、車体外側を
向き段差8が設けられている。
更に、突部7には、金属性リング9により囲繞
された取付孔10が開設されており、リング9の
延長部が段差8を越えてベース1の表面上を延出
し、接地端子としての第1の端子11を形成して
いる。また、垂直壁3に沿つて第1の端子11に
対峙するようなベース1の表面上には同じく金属
製の第2の端子12が形成され、その一部が、ベ
ース1を貫通して、車体取付面に向けて突出する
リード端子13をなしている。
一方の垂直壁3の内面側にはばね受容部14が
一体的に形成され、このばね受容部は圧縮コイル
ばね15の一端を受容するべく適合されている。
スライダ16は、車体取付面から離反する向き
に曲成されることによりドアに衝当するべく適合
され、かつゴムキヤツプ18により覆われた曲成
部17と、互いに間隔を置いて互いに同じ向きに
横方向に突出する1対の突部19,20とを有す
る。両突部19,20間には空〓21が形成さ
れ、かつ一方の突部20の他方の突部19に対向
する面には突軸22が一体的に突設されている。
この突軸22は、前記した圧縮コイルばね15の
他端に係合するべく適合されている。
カバー23は、その側縁及び車体外側の端縁部
にそれぞれ垂下部24,25を有し、車体外側の
端部に位置する垂下部25には1対のスロツト2
6が形成されている。
このドアスイツチを取付けるに際しては、第2
図に良く示されたように、ドアの遊端面に対向す
る車体部分のパネル29に開設された孔30の縁
部にベース1の底部に突設された係合部32を係
合させるようにして、ベース1の底部を孔30内
に突入させ、孔30に隣接して設けられたねじ孔
31に、ワツシヤ28を介して取付孔10に挿入
されたねじ27を螺合させることにより行われ
る。この時、ベース1の底面側に設けられたゴム
シール33が車体パネル29に向けて圧接される
ことにより、パネル29の孔30からの雨水など
の浸入が回避される。
スライダ16の本体部分には、1対のスロツト
35及び両スロツト間に位置する支承孔34が設
けられており、C字型をなす接点36の両脚部が
スライダ16の底面側から両スロツト35に挿入
され、かつ両脚部に設けられた突部がスロツト3
5の第4図に於ける下側開口縁に設けられた係合
部38に係合することにより、この接点36の抜
け止めが行われ、かつ支承孔34内に支承された
圧縮コイルばね37により、この接点36が第4
図に於ける下向きに付勢されている。
カバー23の両側縁に設けられた垂下部24の
下端は、内向けに折曲され、その内側部分に溝2
4aを郭成している。この溝24aには、ベース
1の両側縁に沿う部分から車体取付部側に向けて
一体的に突設された垂下部1aが嵌合している。
また、カバー23の車体外側端部側の垂下部25
の下端は、ベース1の段差8に対峙している(第
4図)。
次に本実施例のドアスイツチの組立要領につい
て説明する。
まず、スライダ16に、接点36を圧縮コイル
ばね37と共に組付けておき、ベース1のばね受
容部14とスライダ16の突軸22との間に圧縮
コイルばね15を挾持するようにしてスライダ1
6の本体をベース1の両垂直壁3間の表面上に載
置する。次に、カバー23の開かれた端部即ち車
体内側の端部をベース1の三角壁部分5の側から
挿入するようにして、しかもカバー23の両側縁
24の溝24aにベース1の両側縁に設けられた
垂下部1aを嵌合させるようにして、カバー23
を車体外側から車内方向に向けて摺動させる。そ
の結果、カバー23がベース1の表面及びスライ
ダ16の衝当部を除く部分を概ね包囲するように
なる。その時、カバー23の車体外側の垂下部2
5の下端は、ベース1の段差8に当接し或いは近
接して対峙することとなる。
カバー23が完全に装着された状態にあつて
は、三角壁部分5がスロツト26から概ねカバー
外に突出するようになる。また、スロツト26の
第1図に於ける上縁が三角壁部分5の頂部に設け
られた切欠部6と弾発的に係合することにより、
カバー23の組付位置が正確に決定される。この
時、垂直部3の端部と三角壁部分5との間に形成
された空〓4は、ドアスイツチ内部に万が一水分
が浸入した場合の水抜き通路として機能する。
このようにカバー23を車体外側から車内方向
に向けて摺動させることにより、ドアスイツチの
組立が完了することから、ドアスイツチの接点部
分或いはばね部分などに誤組みがないことを確認
しつつカバー23を閉じることができる。また、
カバー23とベース1とが溝24aと垂下部1a
との嵌合により緊密に嵌合し、また車体外側の垂
下部25がベース1の段差8と少なくとも対峙す
ることによりドアスイツチ内部の防滴性が確保さ
れる。
次に第4図について本実施例のドアスイツチの
作動の要領について説明する。
ドア開扉時にあつては、スライダ16は第4図
に於て実線により示された位置にあるため、接点
36が、第1の端子11と第2の端子12とを互
いに電気的に接続している。次に、ドアを閉じる
と、例えばドアの遊端部がゴムキヤツプ18を介
してスライダ16の曲成部17に衝当し、第4図
に於て想像線により示されるようにスライダ16
が圧縮コイルばね15のばね力に抗して変位し、
その結果接点36が第1の端子11から離脱する
ことにより、両端子11,12間の導通が遮断さ
れる。
<考案の効果> このように、本考案によれば、リード線が、固
定されたリード端子13に接続されるため、リー
ド線が作動負荷を増大させる虞れがなく、またド
アスイツチを頻繁に作動させても、リード線が疲
労する虞れがない。また、カバー23がベース1
に対して緊密に嵌合することから、ドアスイツチ
内部に雨水などが浸入する虞れが小さく、ドアス
イツチの信頼性が向上する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に基づくドアスイツチの分解斜
視図である。第2図は第1図のドアスイツチの側
面図である。第3図は、このドアスイツチのカバ
ーを省略し、スライダを想像線により示す平面図
である。第4図は第3図の−線について見た
縦断面図である。第5図及び第6図はそれぞれ異
なる端部側から見た端面図である。 1……ベース、1a……垂下部、2……リブ、
3……垂直壁、4……空〓、5……三角壁部分、
6……切欠部、7……突部、8……段差、9……
リング、10……取付孔、11……第1の端子、
12……第2の端子、13……リード端子、14
……ばね受容部、15……圧縮コイルばね、16
……スライダ、17……曲成部、18……ゴムキ
ヤツプ、19,20……突部、21……空〓、2
2……突軸、23……カバー、24,25……垂
下部、24a……溝、26……スロツト、27…
…取付ねじ、28……ワツシヤ、29……パネ
ル、30,31……孔、32……突部、33……
ゴムパツキング、34……支承孔、35……スロ
ツト、36……接点、37……圧縮コイルばね、
38……係合部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 車輌用ドアの開閉動作により作動する防滴型
    ドアスイツチであつて、 車体に於けるドアの遊端部との対向部分に固
    定されるベースと、 前記ドアの遊端部の運動軌跡に概ね沿つて摺動
    自在に前記ベースに係合したスライダと、 前記ベースに於ける前記スライダの摺動面に
    互いに間隔をおいて固定された第1及び第2の
    端子と、 前記スライダに於ける前記ベースとの対向面
    に設けられ、当該スライダと共に移動して前記
    両端子間を電気的に断続するための接点部材
    と、 前記ベース上の端子に前記接点部材を圧接す
    るべく前記スライダと前記接点部材間に設けら
    れたコイルばねと、 前記接点部材が前記両端子間を電気的に接続
    する位置へ向けて前記スライダを付勢するばね
    手段と、 前記スライダの外面を覆うように前記ベース
    に一体的に結合されるカバーとを有することを
    特徴とする防滴型ドアスイツチ。 (2) 端縁が車体に対する接合面側を向くフランジ
    部が前記スライダの摺動方向に沿つて前記ベー
    スの側端部に設けられ、前記フランジ部に嵌合
    する溝が前記カバーに設けられると共に、前記
    カバーの車体外側端に前記ベース外面に当接す
    る垂下片が設けられることを特徴とする実用新
    案登録請求の範囲第1項に記載の防滴型ドアス
    イツチ。
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5222603U (ja) * 1975-07-25 1977-02-17

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JPS5222603U (ja) * 1975-07-25 1977-02-17

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