JPS6137144Y2 - - Google Patents

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JPS6137144Y2
JPS6137144Y2 JP15600180U JP15600180U JPS6137144Y2 JP S6137144 Y2 JPS6137144 Y2 JP S6137144Y2 JP 15600180 U JP15600180 U JP 15600180U JP 15600180 U JP15600180 U JP 15600180U JP S6137144 Y2 JPS6137144 Y2 JP S6137144Y2
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JP
Japan
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push button
contact
button shaft
spring
ring
Prior art date
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JP15600180U
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JPS5782024U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は押釦スイツチ、更に詳しくは、自己保
持型リレーの制御スイツチのような電源スイツチ
として用いられるリフトコンタクト式の押釦スイ
ツチに関するものである。
従来、この種のリフトコンタクト式の押釦スイ
ツチには、第1図に示すように、ケース1上面と
押釦軸2上端の鍔3との間に装着される復帰ばね
4と、押釦軸1上端部のフランジ5と接触子11
との間に装着されて押釦軸2の下方移動時に接触
子11下面の接点10を常開接点9に圧接させる
ための接点押圧用ばね12とに略同径のコイルス
プリングが用いられており、そのため、押釦軸2
へこれら2つのばね4,12を取付ける場合は、
第2図に示すように、接点押圧用ばね12は下方
から、復帰ばね4は上方から夫々押釦軸2に嵌め
込んだ後に、押釦軸2上端に復帰ばね4の上端を
係止するための係止リング14を取付ける必要が
あり、この係止リング14は通常かしめによつて
固定されるものであつて、組み立てが煩雑になる
という問題があり、また第1図に示す従来の押釦
スイツチにあつては、接点押圧用ばね12の上端
と復帰ばね4下端との間に十分な絶縁距離をとる
ことができないという問題があつた。
本考案は上記の点に鑑みて為されたものであつ
て、主な目的とするところは、押釦軸への復帰ば
ね及び接点押圧用ばねの挿入を一方向から行うこ
とができ、両ばねの押釦軸への組み付けが簡単に
行なえる押釦スイツチを提供することであり、他
の目的は充電部に連続する接点押圧用ばねと外部
との間に十分な絶縁距離をとることができる押釦
スイツチを提供することである。
本考案を以下図に示す実施例に基いて詳述す
る。本考案に係る押釦スイツチは、内部に常閉接
点8と常開接点9とが上下に並んで配設されたケ
ース1と、上端部をケース1上面に突出させてケ
ース1内へ上下摺動自在に挿入された押釦軸2
と、押釦軸2上端に形成した鍔3とケース1上面
とに上下両端を圧接させた状態で押釦軸2の上端
部に被嵌されるコイルスプリングであつて押釦軸
2へ上方向へのばね復帰力を与える復帰ばね4
と、ケース1内に位置する押釦軸2の上端部外周
に突出するフランジ5下面に上端を係止して押釦
軸2に被嵌されるリング6と、押釦軸2の下端部
外周に突出するストツパ突起7上面に下面を係止
して押釦軸2に装着される板状体であつて上下両
面には夫々常閉接点8と常開接点9とへ選択的に
接触する接点10が形成された接触子11と、押
釦軸2が貫通するこの接触子11に下端を係止す
と共にリング6に上端を係止して押釦軸2に被嵌
されるコイルスプリングであつて押釦軸2の下方
移動時に接触子11上面の接点10を常閉接点8
より離すと共に接触子11下面の接点10を常開
接点9に圧接させるための接点押圧用ばね12と
より成り、復帰ばね4と接点押圧用ばね12とは
略等しい径を有し、フランジ5の最大外径は復帰
ばね4及び接点押圧用ばね12の内径よりも小さ
く、リング6の最大外径が接点押圧用ばね12の
外径よりも大きくなつたことを特徴とするもので
あつて、本実施例では、リング6を絶縁性を有す
る合成樹脂で成形し、リング6下面に開口する環
状溝13内へ接点押圧用ばね12の上端部が嵌入
して接点押圧用ばね2の上端部をリング6で被覆
した例を示している。押釦軸2は合成樹脂にて上
端の全周に鍔3、中央部の全周にフランジ5、下
端部の周上の2ケ所にストツパ突起7が突出する
と共に、下端に捧状突起16が突出する形状に成
形され、ケース1中央部に設けた下端が閉塞し上
端が開口した軸穴17へ上下摺動自在に挿入さ
れ、ケース1上面と鍔3との間に装着される復帰
ばね4に加えて、上端部に押釦軸2下端の捧状突
起16が嵌入し下端が軸穴17底面に当接する補
助復帰ばね22とで上向きのばね復帰力が与えら
れる。リング6の中央には押釦軸2が貫通する透
孔18が設けられ、この透孔18はリング6を押
釦軸2の下端がわよりストツパ突起7を越えてフ
ランジ5迄進められる形状に成形されている。接
触子11は左右両側の上下両面に夫々接点10を
有する長方形状に成形され、左右の中央にはリン
グ6と同形状の取付孔19が形成されており、押
釦軸2の下端よりストツパ突起7の上方へ接触子
11を進めた後に、接触子11を略90度回転させ
ることにより、ストツパ突起7上面に取付孔19
の周縁を係止して下方への抜けを防止するように
なつている。このように押釦軸2へ装着される復
帰ばね4、リング6、接点押圧用スプリング12
及び接触子11は全て押釦軸2の下端がわより押
釦軸2に嵌め込むことができ、組み立てが容易に
行なえるものである。常閉接点8及び常開接点9
は夫々下端をケース1下面に突出させたL形の常
閉端子20及び常開端子21の上端部に配置さ
れ、押釦軸2に外力が作用しない場合は、接触子
11上面の接点10が常閉接点8へ復帰ばね4及
び補助復帰ばね22のばね力にて圧接しており、
押釦軸2を下方に押し込んだ場合は、接触子11
が常閉接点8より離れ、接触子11下面の接点1
0が常開接点9へ接点押圧用ばね4のばね力にて
圧接するわけである。
本考案は以上のように、押釦軸上端の鍔とケー
ス上面との間に装着されて押釦軸を上方へばね付
勢する復帰用ばねの内径よりも、押釦軸上に形成
するフランジの外径を小さくし、このフランジ下
面に上端を係止するように押釦軸上に装着される
リングで接触子に下端を当接する接点押圧用ばね
の上端を係止しているので、接点押圧用ばねと略
等しい径に成形される復帰ばねを接点押圧用ばね
と同じく押釦軸の下方より嵌めることができ、従
来のように、復帰ばねを押釦軸の上方より嵌め込
んだ後に押釦軸上端へ抜け止めのためのリングを
圧入するといつた煩雑な作業を要せず、押釦軸へ
のばねの組み付けを容易に行うことができるとい
う利点がある。しかも接点押圧用ばねの上端はリ
ング下面の環状溝内に嵌入されるため、充電部と
なる接点押圧用ばねの上端部が合成樹脂で成形さ
れた絶縁性を有するリングで覆われることとな
り、外部との間に十分な絶縁距離をとることがで
きるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来例を示す断面図、第2図は同上に
用いる押釦軸とこれに装着される部品を示す分解
斜視図、第3図は本考案の一実施例を示す縦断面
図、第4図は同上に用いる押釦軸とこれに装着さ
れる部品を示す分解斜視図であり、1はケース、
2は押釦軸、3は鍔、4は復帰ばね、5はフラン
ジ、6はリング、7はストツパ突起、8は常閉接
点、9は常開接点、10は接点、11は接触子、
12は接点押圧用ばね、13は環状溝である。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 内部に常閉接点と常開接点とが上下に並んで
    配設されたケースと、上端部をケース上面に突
    出させてケース内へ上下摺動自在に挿入された
    押釦軸と、押釦軸上端に形成した鍔とケース上
    面とに上下両端を圧接させた状態で押釦軸の上
    端部に被嵌されるコイルスプリングであつて押
    釦軸へ上方向へのばね復帰力を与える復帰ばね
    と、ケース内に位置する押釦軸の上端部外周に
    突出するフランジ下面に上端を係止して押釦軸
    に遊嵌されるリングと、押釦軸の下端部外周に
    突出するストツパ突起上面に下面を係止して押
    釦軸に装着される板状体であつて上下両面には
    夫々常閉接点と常開接点とへ選択的に接触する
    接点が形成された接触子と、押釦軸が貫通する
    この接触子に下端を係止すると共にリングに上
    端を係止して押釦軸に被嵌されるコイルスプリ
    ングであつて押釦軸の下方移動時に接触子上面
    の接点を常閉接点より離すと共に接触子下面の
    接点を常開接点に圧接させるための接点押圧用
    ばねとより成り、復帰ばねと接点押圧用ばねと
    は略等しい径を有し、フランジの最大外径は復
    帰ばね及び接点押圧用ばねの内径よりも小さ
    く、リングの最大外径が接点押圧用ばねの外径
    よりも大きくなつた押釦スイツチ。 (2) 実用新案登録請求の範囲第1項記載の押釦ス
    イツチにおいて、リングは絶縁性を有する合成
    樹脂で成形され、リング下面に開口する環状溝
    内に接点押圧用ばねの上端部が嵌入されたも
    の。
JP15600180U 1980-10-30 1980-10-30 Expired JPS6137144Y2 (ja)

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JP15600180U JPS6137144Y2 (ja) 1980-10-30 1980-10-30

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JP15600180U JPS6137144Y2 (ja) 1980-10-30 1980-10-30

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Publication Number Publication Date
JPS5782024U JPS5782024U (ja) 1982-05-20
JPS6137144Y2 true JPS6137144Y2 (ja) 1986-10-28

Family

ID=29515178

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JP15600180U Expired JPS6137144Y2 (ja) 1980-10-30 1980-10-30

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JPH0528664Y2 (ja) * 1987-09-01 1993-07-23
JP2013072292A (ja) * 2011-09-26 2013-04-22 Bosch Corp スイッチ機構付き安全弁及びコモンレール式燃料噴射制御装置
JP5580839B2 (ja) * 2012-01-26 2014-08-27 リンナイ株式会社 ガスコンロ
JP5564064B2 (ja) * 2012-02-06 2014-07-30 リンナイ株式会社 ガスコンロ

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