JPS594517Y2 - プツシユ−スイツチにおけるロツク機構 - Google Patents

プツシユ−スイツチにおけるロツク機構

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Publication number
JPS594517Y2
JPS594517Y2 JP10490479U JP10490479U JPS594517Y2 JP S594517 Y2 JPS594517 Y2 JP S594517Y2 JP 10490479 U JP10490479 U JP 10490479U JP 10490479 U JP10490479 U JP 10490479U JP S594517 Y2 JPS594517 Y2 JP S594517Y2
Authority
JP
Japan
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frame
lock pin
slider
support
piece
Prior art date
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Expired
Application number
JP10490479U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5622730U (ja
Inventor
数茂 森
Original Assignee
株式会社 宝製作所
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Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社 宝製作所 filed Critical 株式会社 宝製作所
Priority to JP10490479U priority Critical patent/JPS594517Y2/ja
Publication of JPS5622730U publication Critical patent/JPS5622730U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS594517Y2 publication Critical patent/JPS594517Y2/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案はブツシュ−スイッチのロック機構の改良に関す
る。
従来この種ブツシュースイッチのロック機構にあっては
ロックピンの支持が一個所であったため、スライダーの
移動に伴うバート状カム溝の移行によってカム溝に係合
するロックピン先端保合部はカム溝に直立せずに左右方
向に傾動し、このためスライダーの動きが阻害されて、
特に、ブツシュ時における感触が悪くなるのみならず、
場合によっては、スライダーが動作途中で作動不能にな
る欠点を有し、更に最悪の場合には正規の位置でスライ
ダーがロックされないとか或は逆にロックが解除されな
いとかの重大な欠点がしばしば発生していた。
本考案はロックピンの支持を所要の間隔を有する二点支
持により行いスイッチング時におけるロックピンのバー
ト状カム溝における傾動を防止するようにしたロック機
構に係わるものである。
以下に本考案の詳細を図示の実施例にもとづき説明する
第1図〜第3図において、10はフレームでこのフレー
ム10の天板11には後述する板バネの取付位置規制片
12が天板を切欠き内方に略直角に折り込まれ形成され
ている。
天板11には後述するロックピン30の支承溝13及び
この支承溝13に連設してロックピンの作動時における
少くとも後述カムの幅方向最長距離を有する扇状などの
切欠部14が設けられている。
フレーム10の側部開目端には後述するスライダー20
の抜は止め防止片15.15が内方に対向的に設けられ
、上設抜は止め防止片15.15端面にはスライダーの
復帰用ばね25の圧縮時における重なりを防止するため
の略三角形状のガイド片16.16が突設されている。
又、フレーム10の下部開口縁には、例えば、プリント
基板に対する取付脚17及び後述する端子基板をフレー
ムにかしめ止めする取付片18がそれぞれ延設されてい
る。
包はスライダーで、このスライダー犯の上面には略バー
ト状カム溝21が切欠形成され、該スライダー20の下
面には後述する可動接片22を取付けるための凹部23
が切欠されている。
スライダー20の押ボタン軸24には復帰用スプリング
25の一端を係止する係止片26の取付溝27が切欠さ
れている。
また、スライダーの上面両側縁には該スライダー20の
移動を円滑にするための突条28.28が突成されてい
る。
同図中30はロックピンで、同一直線上で先端部を略直
角に下方に折り曲げて、上記バート状断面凹凸のカム溝
21に係合する係合部31とし、他端部を前記保合部3
1と反対方向略直角に折り曲げて支軸部32とし、この
支軸部32の上端をさらに略直角に後方に水平に折曲し
て折曲部33及び尾部34を形成してなるものである。
40は板バネ部で、この板バネ部40は両端部にガイド
枠41,41を折曲形成すると共に、これらガイド枠4
1.41間の平板部には上記ロックピン30の支軸部3
2を貫挿する支持孔42を穿つと共に、フレーム10の
天板11に設けた位置規制片12に嵌合する取付孔43
を穿ち、更に、ロックピン30を下方、即ち、その保合
部31をカム溝側に押圧するように付勢するバネ片44
を形成する。
又板バネ部40の支持孔42側端縁は上方に折曲してロ
ックピンの受部45とする。
この板バネ部に形成した受部45は第4図に示すように
フレーム10の支承溝13に連設した切欠部14の端縁
幅方向を下方に折曲して受部19とし、前記板バネの受
部45と代用することも可能である。
50は端子基板でこの基板50には端子板51が植設さ
れている。
22は既述のようにスライダー20の取付凹溝23に取
付けられる可動接片である。
本考案に係るブツシュ−スイッチの組立の一例を示すと
、前もってロックピン30の支軸部32を支持孔42に
取付けた板バネ部40を、そのガイド溝41,41を下
向きに位置して、板バネ部40の取付孔43に、フレー
ム10の天板11下面に設けた位置規制片12を嵌合し
てフレーム内長手方向に取付は固装し、然る後に、前も
って可動接片22とスプノング25と係止片26とをそ
れぞれ取付けたスライダー20をそのバート状カム溝2
1がロックピン30の保合部31と係合するように上記
フレーム10にその下部開口部より組み入れ、この組み
込みにより、ロックピン30の支軸部32の上部、すな
わち折曲部33及び尾部34はフレーム10の支承溝1
3及び切欠部14に支承され、このフレーム10の支承
部と上記板バネ部の支持部とによりロックピンは二点で
支持されることになる。
また前述バネ25の一端は係止片26に他端はフレーム
10の端部に形成されたガイド片16を介してフレーム
端面に当接され、スライダーを常に復帰位置に付勢して
いる。
更に、フレーム10の下部開口部に前もって端子板51
を植設固装した端子基板50を、その端子頭部が上記ス
ライダー10に取付けた可動接片22に挟持されるよう
に係合してフレーム10に取付け、該フレーム10に設
けられている取付片18をかしめて組立てるものである
次に本考案ブツシュ−スイッチにおけるロック機構の作
用を説明すると、スライダーを押ボタン29を介して押
圧すると、該スライダーはフレーム奥部に進入する。
この前進過程において、ロックピン30はカム溝21に
より、前述二点の支持部を支点として移動しスライダー
は進入端に達し、ここにおいて、ロックピン30とカム
溝21との関係によりスライダーがロックされ、この過
程においてスイッチの切換え動作が完了する。
次に上記ロック状態においてスライダーを、更に、前進
方向に押圧すると、ロックピンとカムとの関係により、
上記ロックが解除されて、スプリングにより、スライダ
ーは原位置に戻り、全てが旧位に復帰し、次回の操作に
備える。
本考案は以上の構成からなり、スイッチ切換時における
切換動作が円滑且つ確実である。
具体的には、ロックピンが二点で支持されているから、
バート状カム溝面での移動に際してロックピン先端が常
に直立して移動し、傾動する恐れがなく、従って、ロッ
クピンの係合部はカムの側壁に当るような事はない。
この結果、 ■ 切換動作が円滑且つ確実で ■ ロック及びロックの解除が正確な ■ 切換操作時のフィーリングが良く、又ロックピンの
尾部がフレームの天板と同一平面に位置するためフレー
ム内にロックピンを収容した従来品と比較して小型化が
可能となる等、優れた効果を有するものである。
【図面の簡単な説明】 第1図は、本考案に係るブツシュ−スイッチの分解斜視
図(スライダーの突条28を一部切欠いたもの)、第2
図はフレームの天板を切欠いた平面図、第3図は第2図
III −III線断面図、第4図はフレーム支承部の
他の実施例を示す斜視図である。 則・・・・・・フレーム、11・・・・・・天板、13
・・・・・・支承溝、14・・・・・・切欠部、15・
・・・・・抜は止め防止片、16・・・・・・ガイド片
、四・・・・・・スライダー、21・・・・・・カム溝
、22・・・・・・可動接片、23・・・・・・凹部、
24・・・・・・押ボタン軸、25・・・・・・スプリ
ング、26・・・・・・係止片、27・・・・・・取付
溝、28・・・・・・突条、30・・・・・・ロックピ
ン、31・・・・・・係合部、32・・・・・・支軸部
、33・・・・・・折曲部、34・・・・・・尾部、4
0・・・・・・板バネ部、41・・・・・・ガイド枠、
42・・・・・・支持孔、44・・・・・・バネ片、4
5・・・・・・受部、50・・・・・・端子基板、51
・・・・・・端子板。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. フレーム内に摺動可能に設けたスライダーのカム溝にロ
    ックピンの一端を係合し、該ロックピンの他端を、フレ
    ーム内に取付けた板バネ部の支持孔に貫通すると共に、
    前記ロックピンの他端を折曲して形成した折曲部をフレ
    ームの支承溝に位置せしめ、さらに前記折曲部の先端部
    をフレームに形成した切欠部に保合自在に設けたことを
    特徴とするブツシュ−スイッチにおけるロック機構。
JP10490479U 1979-07-31 1979-07-31 プツシユ−スイツチにおけるロツク機構 Expired JPS594517Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10490479U JPS594517Y2 (ja) 1979-07-31 1979-07-31 プツシユ−スイツチにおけるロツク機構

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10490479U JPS594517Y2 (ja) 1979-07-31 1979-07-31 プツシユ−スイツチにおけるロツク機構

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5622730U JPS5622730U (ja) 1981-02-28
JPS594517Y2 true JPS594517Y2 (ja) 1984-02-09

Family

ID=29337579

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10490479U Expired JPS594517Y2 (ja) 1979-07-31 1979-07-31 プツシユ−スイツチにおけるロツク機構

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Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS604213U (ja) * 1983-06-21 1985-01-12 ワイケイケイ株式会社 スライドフアスナ−用スライダ−

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5622730U (ja) 1981-02-28

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