JP2957811B2 - シフトレバー装置 - Google Patents

シフトレバー装置

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JP2957811B2 JP4195464A JP19546492A JP2957811B2 JP 2957811 B2 JP2957811 B2 JP 2957811B2 JP 4195464 A JP4195464 A JP 4195464A JP 19546492 A JP19546492 A JP 19546492A JP 2957811 B2 JP2957811 B2 JP 2957811B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、オートマチックトラン
スミッション(A/T)を搭載したA/T車の走行レン
ジを選択するシフトレバー装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図12は、A/T車の走行レンジを選択
するシフトレバー装置を示す斜視図である。
【0003】シフトレバー装置10は、運転席に隣接し
て設けられたシフトレバー装置本体12を有しており、
シフトレバー装置本体12の上部には、アッパーハウジ
ング14が固定されている。そして、アッパーハウジン
グ14には、シフトレバー16を挿通する長穴14aが
開設されており、シフトレバー16は、シフトレバー装
置本体12により前後方向に移動自在に支持されてい
る。更に、長穴14a内には、シフトレバー16を挿通
する穴18aが穿設されたスライドカバー18が前後方
向へ摺動自在に装着されており、これによりシフトレバ
ー16は、スライドカバー18と共に長穴14aに沿っ
て前後方向に移動し得るようになっている。
【0004】更に、長穴14aの近傍にはシフトレバー
16のドライビングポジション(P、R、N、D、2、
L)を示すポジションインジケータ20が設けられてお
り、ポジションインジケータ20には、夜間においてセ
レクトされたポジションが発光する照明装置62が設け
られている。なお、60はシフトロックを解除する解除
ボタンである。
【0005】図13は、シフトレバー装置10の正面断
面図であり、図14は、シフトレバー装置10の側面断
面図である。
【0006】シフトレバー16は、シフトレバー装置本
体12にほぼ水平に固定された軸22を有しており、軸
22には円筒状のカラー24が回動自在に外嵌されてい
る。そして、カラー24には、ほぼ直角にパイプ26が
溶接等により固定されており、パイプ26内には、下端
をカラー24に固定されたスプリング28によりディテ
ントロッド30がパイプ26内を昇降自在に支持されて
いる。
【0007】更に、ディテントロッド30は、スプリン
グ28の上端に固定された基部30aと、基部30aの
上部に螺合された軸部30bと、上面がほぼ45°に傾
斜した傾斜面30dを有する軸部30bにより摺動自在
に支持されたスリーブ30cとにより構成されており、
スリーブ30cは、パイプ26の上端に固定されたホル
ダ32に下端を固定したスプリング34により上方に付
勢されている。そして、ディテントロッド30の基部3
0aには、パイプ26の開放部分26aにほぼ水平方向
にピン36が圧入されており、ピン36は、その両端が
シフトレバー16が移動する際にシフトレバー装置本体
12に形成されたカム38に沿って移動するようになっ
ており、ピン36の移動によりディテントロッド30が
パイプ26内を昇降するようになっている。
【0008】また、パイプ26には、シフトレバーノブ
40が外嵌されており、シフトレバーノブ40は、ねじ
42によりパイプ26に固定されている。そして、シフ
トレバーノブ40の頭部側面にはセレクトボタン44が
進退自在に装着されており、セレクトボタン44の端部
44aはディテントロッド30のスリーブ30cの傾斜
面30dの接触しており、セレクトボタン44を押圧操
作すると、ディテントロッド30が下降するようになっ
ている。
【0009】更に、シフトレバー装置本体12に形成さ
れたカム38は、図4に示すように、P(パーキング)
位置、R(リバース)位置、N(ニュートラル)位置、
D(ドライブ)位置、2(セカンド)位置、及びL(ロ
ー)位置が形成されており、ディテントロッド30にほ
ぼ水平に固定されているピン36がカム38に沿って移
動し得るようになっている。
【0010】次に動作について説明する。
【0011】運転者は、自動車のエンジンを始動する前
にシフトレバー16が例えばD位置に位置している場
合、ディテントロッド30にほぼ水平に固定されている
ピン36は、図4に示すように、D位置に位置してお
り、シフトレバー16をN位置に移動し(図5参照)、
イグニッションキーをオンして自動車のエンジンを始動
させる。しかし、2位置からL位置へシフトレバー16
を移動させる場合(図6参照)、カム38のL位置は、
2位置より一段下がった位置に位置しているため、ピン
36がカム38により係止され、そのままではシフトレ
バー16を移動できない。
【0012】そこで、セレクトボタン44を押圧操作す
ると、セレクトボタン44の端部44aはディテントロ
ッド30のスリーブ30cの傾斜面30d沿って移動す
なわちセレクトボタン44の押圧操作によりディテント
ロッド30は下降し、ピン36はカム38から離間する
(図7参照)。そして、セレクトボタン44を押圧操作
した状態でシフトレバー16をL位置へ向けて移動する
と、ピン36はL位置へ移動する(図8参照)。この
際、スプリング28により付勢力はスリーブ30cを介
してセレクトボタン44に作用しないが、スプリング3
4によりスリーブ30cはセレクトボタン44へ付勢さ
れ、セレクトボタン44がガタつくことはない。
【0013】また、シフトレバー16をN位置からP位
置へ移動する場合、図9に示すように、R位置において
ピン36がカム38により係止するため、前述同様にセ
レクトボタン44を押圧操作することによりディテント
ロッド30を下降させ(図10参照)、ピン36をカム
38から離間させた状態で、シフトレバー16をP位置
へ向けて移動すると、ピン36はP位置へ移動する(図
11参照)。この際、スプリング28により付勢力はス
リーブ30cを介してセレクトボタン44に作用しない
が、スプリング34によりスリーブ30cはセレクトボ
タン44へ付勢され、セレクトボタン44がガタつくこ
とはない。
【0014】また、図15に示すように、スプリング3
4の代わりに、シフトレバーノブ40のセレクトボタン
44を収納する部分に、ボタンリターンスプリング46
を配置し、ボタンリターンスプリング46によりセレク
トボタン44を常に外側へ付勢するシフトレバー装置1
0も案出されている。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】従来のシフトレバー装
置は、以上のように、スプリング34によりスリーブ3
0cをセレクトボタン44へ付勢、またはボタンリター
ンスプリング46によりセレクトボタン44を常に外側
へ付勢して、セレクトボタン44がガタつくことを防止
しているので、構造が複雑になると共に部品点数が増加
するという問題点があり、またセレクトボタン44をス
プリングの付勢力により停止位置に戻す場合、シフトレ
バー16がR位置、またはL位置から他の位置に移動す
ると、スリーブ30cの移動距離が大きいため、セレク
トボタン44とスリーブ30cとの接触部分で音が発生
し、不快であるという問題点があった。更に、シフトレ
バー16をR位置、L位置に位置させた場合、ディテン
トロッド30は既に下方に移動した位置に位置している
ので、セレクトボタン44のストロークに遊びが生じる
という問題点があった。
【0016】本発明は、上記のような課題を解消するた
めになされたものであって、セレクトボタンを戻すため
のスプリングを必要とせず、構造を簡略化して部品点数
を低減できると共に、シフトレバーをR位置、またはL
位置から他の位置に移動する際、セレクトボタンとスリ
ーブとの接触部分で音が発生しないシフトレバー装置を
提供することを目的とするものである。
【0017】
【課題を解決するための手段】前述の課題を解決するた
めに、本発明にかかるシフトレバー装置は、装置本体に
対して回動可能に支持されたシフトレバーの回動位置に
よって走行レンジを選択するシフトレバー装置であっ
て、前記シフトレバーの頭部側面に配置され、当該シフ
トレバーの回動範囲の規制を解除するセレクトボタン
と、前記セレクトボタンの操作力を、シフトレバーの回
動範囲を規制する装置本体に形成されたカムに係合する
ピンに、バネによる付勢力に抗して伝達するディテント
ロッドとを有している。そして、前記セレクトボタンは
柱形状であって、当該セレクトボタンの長手方向に直交
する方向に設けられ、当該セレクトボタンの軸方向に長
略長方形断面の穴と、前記穴を横切って設けられた係
合軸とを有している。さらに、前記ディテントロッド
は、前記穴に進入し、前記係合軸に接触する傾斜面と前
記係合軸を前記傾斜面との間に挟持する挟持部材とが形
成され、セレクトボタンの操作力をほぼ直角方向に変換
する、少なくとも前記穴に進入する部分は、この穴に嵌
合する略長方形断面のスリーブと、前記ピンが固定され
た基部と、前記スリーブと基部を接続する軸部とを有し
ている。
【0018】
【作用】上述構成に基づき、本発明におけるシフトレバ
ー装置は、セレクトボタンを押圧操作すると、セレクト
ボタンに設けられたほぼ水平な軸をスリーブの傾斜面と
スリーブの上部に設けられた前記傾斜面とほぼ平行に所
定間隔を隔てて設けられた挟持部材とにより挟持し、セ
レクトボタンがガタつかないようにする。また、セレク
トボタンに設けられた略長方形断面の穴に、略長方形断
面を有するスリーブが挿入されていることにより、ディ
テントロッドのその軸回りに回転が抑制される。よっ
て、スリーブとセレクトボタンがこじれることがなくな
めらかな操作感覚が確保される。これにより、セレク
トボタンを戻すためのスプリングを必要とせず、構造を
簡略化して部品点数を低減し得ると共に、シフトレバー
をR位置、またはL位置から他の位置に移動する際、セ
レクトボタンとスリーブとの接触部分で音が発生せず、
セレクトボタンのストロークに遊びが生じることもな
い。
【0019】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図を用いて説明す
る。
【0020】図1は、本発明に係るシフトレバー装置を
示す正面断面図であり、図2は、本発明に係るシフトレ
バー装置を示す組み付け図である。
【0021】シフトレバー16は、シフトレバー装置本
体12にほぼ水平に固定された円筒状の軸48を有して
おり、軸48には円筒状のカラー24が回動自在に外嵌
されている。そして、カラー24には、ほぼ直角にパイ
プ26が溶接等により固定されており、パイプ26内に
は、下端をカラー24に固定されたスプリング28によ
りディテントロッド30がパイプ26内を昇降自在に支
持されている。
【0022】更に、ディテントロッド50は、スプリン
グ28の上端に固定された基部50aと、基部50aの
上部に螺合された軸部50bと、上面がほぼ45°に傾
斜した傾斜面50dを有しセレクトボタン52の操作力
をほぼ直角方向に変換する軸部50bに固定されたスリ
ーブ50cとにより構成されており、基部50a、軸部
50b及びスリーブ50cは一体形成されている。そし
て、ディテントロッド50の軸部50bには、座屈を防
止するための膨出部50eが一体に形成されており、膨
出部50eはパイプ26の内面に接触した状態で摺動す
るようになっている。また、ディテントロッド50の基
部50aには、パイプ26の開放部分26aにほぼ水平
方向にピン36が圧入により固定されており、ピン36
は、その両端がシフトレバー16が移動する際にシフト
レバー装置本体12に形成されたカム38に沿って移動
するようになっており、ピン36の移動によりディテン
トロッド50がパイプ26内を昇降するようになってい
る。
【0023】また、パイプ26には、シフトレバーノブ
40が外嵌されており、シフトレバーノブ40は、ねじ
42によりパイプ26に固定されている。そして、シフ
トレバーノブ40の頭部の側面にはセレクトボタン52
が進退自在に装着されている。
【0024】更に、セレクトボタン52には、スリーブ
50cの傾斜面50dと接触する係合軸54がほぼ水平
に設けられており、またスリーブ50cには、セレクト
ボタン52が押圧操作された状態において係合軸54を
スリーブ50cの傾斜面50dと共に挟持する傾斜面と
ほぼ平行に所定間隔を隔てて挟持部材56がスリーブ5
0cの上部に設けられており、挟持部材56は、セレク
トボタン52に穿設された穴52a(図3参照)に挿入
されている。穴52aは、図に示されるように断面形状
がほぼ長方形をしており、この穴52aに挿入されるス
リーブ50cの先端部分も同様に断面形状がほぼ長方形
である。したがって、ディテントロッドの軸回りの回転
が抑制される。そして、セレクトボタン52の係合軸5
4とスリーブ50cに形成された傾斜面50dとが接触
しており、セレクトボタン52を押圧操作すると、ディ
テントロッド50が下降するようになっている。
【0025】また、セレクトボタン52の両側には、図
3に示すように、水平方向の位置決めを行うためのガイ
ド溝52bが刻設されており、ガイド溝52bは、シフ
トレバーノブ40に設けられた案内レール40aに嵌合
されている。
【0026】また、シフトレバー装置本体12に形成さ
れたカム38は、図4に示すように、P(パーキング)
位置、R(リバース)位置、N(ニュートラル)位置、
D(ドライブ)位置、2(セカンド)位置、及びL(ロ
ー)位置が形成されており、ディテントロッド50にほ
ぼ水平に固定されているピン36がカム38に沿って移
動し得るようになっている。
【0027】次に動作について説明する。
【0028】運転者は、自動車のエンジンを始動する前
にシフトレバー16が例えばD位置に位置している場
合、ディテントロッド50にほぼ水平に固定されている
ピン36は、図4に示すように、D位置に位置してお
り、シフトレバー16をN位置に移動し(図5参照)、
イグニッションキーをオンして自動車のエンジンを始動
させる。しかし、2位置からL位置へシフトレバー16
を移動させる場合(図6参照)、カム38のL位置は、
2位置より一段下がった位置に位置しているため、ピン
36がカム38により係止され、そのままではシフトレ
バー16を移動できない。
【0029】そこで、セレクトボタン52を押圧操作す
ると、スリーブ50cの傾斜面50dはセレクトボタン
52の操作力をほぼ直角方向に変換すなわちセレクトボ
タン52の押圧操作によりディテントロッド50は下降
し、ピン36はカム38から離間する(図7参照)。そ
して、セレクトボタン52を押圧操作した状態でシフト
レバー16をL位置へ向けて移動すると、ピン36はL
位置へ移動する(図8参照)。この際、スプリング28
による付勢力はスリーブ50cを介してセレクトボタン
52にほとんど作用しないが、セレクトボタン52の
軸54は、図1に鎖線で示すように、スリーブ50c
の傾斜面50dと挟持部材56とにより挟持され、セレ
クトボタン52がガタつくことはない。なお、セレクト
ボタン52の非操作状態では、係合軸54はスプリング
28より付勢されるスリーブ50に押圧され、ガタつく
ことはない。
【0030】また、シフトレバー16をN位置からP位
置へ移動する場合、図9に示すように、R位置において
ピン36がカム38により係止するため、前述同様にセ
レクトボタン52を押圧操作することによりディテント
ロッド50を下降させ、ピン36をカム38から離間さ
せた状態で(図10参照)、シフトレバー16をP位置
へ向けて移動すると、ピン36はP位置へ移動する(図
11参照)。この際、スプリング28により付勢力はス
リーブ50cを介してセレクトボタン52に作用しない
が、セレクトボタン52の係合軸54は、図1に鎖線で
示すように、スリーブ50cの傾斜面50dと挟持部材
56とにより挟持され、セレクトボタン52がガタつく
ことはない。また、ディテントロッド50の各部が一体
に成形され、スリーブ50cとセレクトボタン52が常
に係合状態にあり、ディテントロッド50の上下の動き
とセレクトボタン52の進退動作が常に関連しているの
で付勢力を与えるスプリングをひとつのみとすることが
できる。
【0031】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
セレクトボタンを押圧操作すると、セレクトボタンに設
けられたほぼ水平な軸をスリーブの傾斜面とスリーブの
上部に傾斜面とほぼ平行に所定間隔を隔てて配置された
挟持部材とにより挟持するように構成し、またセレクト
ボタンに設けられた断面略長方形の穴と、スリーブの前
記穴に進入する部分を断面略長方形に形成したので、
レクトボタンを戻すためのスプリングを必要とせず、構
造を簡略化して部品点数を低減することができ、更に、
シフトレバーをR位置、またはL位置から他の位置に移
動する際、セレクトボタンとスリーブとの接触部分で音
が発生することを防止できる。また、セレクトボタンの
ストロークに遊びが生じることを防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るシフトレバー装置を示す正面断面
図である。
【図2】本発明に係るシフトレバー装置を示す示す組み
付け図である。
【図3】本発明に係るシフトレバー装置のセレクトボタ
ンを示す平面断面図である。
【図4】本発明の動作を説明するための図である。
【図5】本発明の動作を説明するための図である。
【図6】本発明の動作を説明するための図である。
【図7】本発明の動作を説明するための図である。
【図8】本発明の動作を説明するための図である。
【図9】本発明の動作を説明するための図である。
【図10】本発明の動作を説明するための図である。
【図11】本発明の動作を説明するための図である。
【図12】一般的なシフトレバー装置を示す斜視図であ
る。
【図13】従来のシフトレバー装置を示す正面断面図で
ある。
【図14】従来のシフトレバー装置を示す側面断面図で
ある。
【図15】従来のシフトレバー装置を示す正面断面図で
ある。
【符号の説明】
10 シフトレバー装置 12 シフトレバー装置本体 16 シフトレバー 26 パイプ 40 シフトレバーノブ 50 ディテントロッド 50c スリーブ 52 セレクトボタン 54 係合軸 56 挟持部材

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 装置本体に対して回動可能に支持された
    シフトレバーの回動位置によって走行レンジを選択する
    シフトレバー装置において、 前記シフトレバーの頭部側面に配置され、当該シフトレ
    バーの回動範囲の規制を解除するセレクトボタンと、 前記セレクトボタンの操作力を、シフトレバーの回動範
    囲を規制する装置本体に形成されたカムに係合するピン
    に、バネによる付勢力に抗して伝達するディテントロッ
    ドと、 を有し、 前記セレクトボタンは柱形状であって、当該セレクトボ
    タンの軸方向に直交する方向に設けられ、当該セレクト
    ボタンの軸方向に長い略長方形断面の穴と、前記穴を横
    切って設けられた係合軸とを有し、 前記ディテントロッドは、前記穴に進入し、前記係合軸
    に接触する傾斜面と前記係合軸を前記傾斜面との間に挟
    持する挟持部材とが形成され、セレクトボタンの操作力
    をほぼ直角方向に変換する、少なくとも前記穴に進入す
    る部分は、この穴に嵌合する略長方形断面のスリーブ
    と、前記ピンが固定された基部と、前記スリーブと基部
    を接続する軸部とを有している、 ことを特徴とするシフトレバー装置。
  2. 【請求項2】 装置本体に対して回動可能に支持され、
    頭部に握り部となるシフトレバーノブを有するシフトレ
    バーの回動位置によって走行レンジを選択するシフトレ
    バー装置において、 前記シフトレバーノブに配置され、当該シフトレバーの
    回動範囲の規制を解除するセレクトボタンと、前記シフトレバーノブに設けられたシフトレバー軸方向
    の軸穴に少なくとも一部が挿入されており、 前記セレク
    トボタンの操作力を、シフトレバーの回動範囲を規制す
    る装置本体に形成されたカムに係合するピンに、バネに
    よる付勢力に抗して伝達するディテントロッドと、 を有し、 前記セレクトボタンは柱形状であって、当該セレクトボ
    タンの長手方向に直交する方向に設けられた略長方形断
    面の穴と、当該セレクトボタンに設けられた穴を横切っ
    て設けられた係合軸とを有し、 前記ディテントロッドは、前記セレクトボタンに設けら
    れた穴に進入し、前記係合軸に接触する傾斜面と前記係
    合軸を前記傾斜面との間に挟持する挟持部材とが形成さ
    れ、セレクトボタンの操作力をほぼ直角方向に変換す
    る、少なくとも前記セレクトボタンに設けられた穴に進
    入する部分は略長方形断面のスリーブと、前記ピンが固
    定された基部と、前記スリーブと基部を接続する軸部
    と、を有し、前記スリーブと基部と軸部が一体に形成さ
    、前記スリーブの断面形状は、前記シフトレバーに設
    けられた軸穴に挿入可能な寸法である、 ことを特徴とするシフトレバー装置。
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