JP2007242184A - 光ディスク原盤露光装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】光ディスク原盤の溝間隔を高精度に露光する。
【解決手段】移動ステージ5に移動自在に支承された回転テーブル3に光ディスク原盤2を載置し、光ディスク原盤2に露光ビーム1を照射し、光ディスク原盤2に所定の情報をスパイラル状に記録する光ディスク原盤露光装置において、移動ステージ5の移動位置を検出して移動位置信号を出力するリニアエンコーダ15と、回転テーブル3の回転角度を検出し回転角度位置信号を出力するロータリエンコーダ15と、移動位置信号と回転角度位置信号とから隣接するトラック間の溝間隔の偏差量を算出するトラック溝間隔偏差算出装置21と、装置21からの偏差量に基づいて光ディスク原盤2に照射される露光ビーム1の照射位置を調整する偏向器12とを備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、光ディスク原盤露光装置に係り、特に光ディスク原盤の溝間隔を高精度で露光する光ディスク原盤露光装置の改良に関するものである。
従来の光ディスク原盤露光装置として、特許文献1に記載のものがある。これは、光ディスク原盤の溝間隔を高精度で露光する露光装置及び位置制御方法の改良に関し、ディスク原盤の表面に形成したレジスト膜に一定の間隔で渦巻き線の溝を高精度で露光することを目的とし、微小移動手段を介して装置本体に固定されている光を照射するヘッドと、ディスク原盤を支持するターンテーブルが搭載されている移動ステージとを有し、この移動ステージは、装置本体に固定されている移動手段によってこのターンテーブルの直径方向に移動され、この微小移動手段により、この移動ステージの移動位置に対してこのヘッドの位置が補正されるように構成したものである。
ところで、近年、光ディスクの大容量化に伴いスパイラル状の隣接するトラックの溝間隔が非常に狭くなってきている。トラックの溝間隔はCDが1.6μm、DVDが0.74μm、次世代光ディスク(Blu-ray Disc)が0.32μm、次次世代となると0.1μmに近づいてくる。従って、トラック一周における隣接トラックの溝間隔(隣接トラック溝間隔)の高精度化が必要になる。許容される隣接トラック溝間隔の変動はCDで±30nm、DVDで±10nm、次世代ディスク以上では±10nm以下となっている。
ここで、大容量光ディスクおけるトラック溝間隔変動の原因として、次のようなことがあげられる。その一つとして、スパイラル状のトラック溝を作製する光ディスク原盤露光装置は、回転テーブルとそのテーブルを移動させる移動ステージを有しており、回転テーブルに搭載された光ディス原盤は、回転テーブル中心に対して数十μm程度偏心しており、回転テーブルの回転時に遠心力が発生し、回転部に振れ回り振動を発生する。この振れ回り振動が移動ステージに伝搬し、移動ステージの移動ムラとなってあらわれる。また、移動ステージのサーボ制御においてもサーボ偏差があり若干の移動ムラが存在している。またさらに、以上のようなnmオーダの高精密位置決めでは、これらの装置に外部から入ってくる外乱振動も移動ステージの移動ムラとなってあらわれる。
これらの課題を解決するため、従来は、特許文献2に記載の光ディスク原盤露光装置が提案されている。この光ディスク原盤露光装置にあっては、微小移動手段を介して装置本体に固定されている光を照射するヘッドと、ディスク原盤を支持するターンテーブルが搭載されている移動ステージを、装置本体に固定されている移動手段によってターンテーブルの直径方向に移動し、この移動ステージの移動位置に対して、光を照射するヘッドの位置を微小移動手段により補正して、隣接するトラックの溝間隔を高精度に露光しようとしている。
さらに、他の従来技術として、特許文献3に記載の光ディスク原盤露光装置が提案されている。この光ディスク原盤露光装置では、移動ステージの送り偏差信号を偏差表示器に表示し、回転テーブルの送り方向振動量を計測部で計測して、計測部から出力され偏差表示器の表示に応じて調整された振れ振動信号の周波数及び位相情報に基づいて移動台の受けた送り方向回転振動伝達力を打ち消す方向の駆動信号を加振器制御部から加振器に出力し加振器を加振させて振動を打ち消すものであり、振動源となる回転機構に光ディスク原盤が偏芯して吸着固定された場合に発生する回転時の振れ回り振動の移動台に対する送り方向振動を打ち消すことができ、送り精度を向上させて、露光品質を向上させることができる。
特開平10−293928号公報 特開平10−293928号公報 特開2004−79056号公報
しかしながら、上述した特許文献2の光ディスク原盤露光装置では、通常、光ディスク原盤が、外径に対して数十μm程度偏心しており、数十μm程度の偏重心でターンテーブル上に搭載されているため、回転時に働く遠心力により、回転部が振れ回り振動を発生する。したがって、ターンテーブル側面のレーザー照射位置が回転角とともに変化し、正確な送り方向の差分を計測することができず、この不正確な計測信号に基づいて微小移動手段を動作させると、正確な補正動作を行うことができないだけでなく、逆にトラック溝間隔変動が発生して露光品質を悪化させるおそれがあった。
また、上述した特許文献3の光ディスク原盤露光装置では、回転時の振れ回り振動の移動台に対する送り方向振動を打ち消すのみであり、その他の送り方向振動については打ち消すことができず、しかも、打ち消す量を定量的に算出できないという問題があった。
そこで、請求項1の発明は、隣接トラック溝間隔に変動があっても隣接トラック溝間隔の偏差を算出することにより、その変動を打ち消すように露光ビームの照射位置を調整して隣接トラック溝間隔の変動を除去することを目的としている。
請求項2の発明は、トラック全周に渡り精密にトラック溝間隔の変動量を算出して隣接トラック溝間隔の変動を除去することを目的としている。
請求項3の発明の目的は、隣接トラック溝間隔の変動の中心値を所定置にして隣接トラック溝間隔算出結果と比較し、トラック溝間隔偏差出力の精度を高めて隣接トラック溝間隔の変動を除去することを目的としている。
請求項4の発明の目的は、隣接トラック溝間隔に変動があっても隣接トラック溝間隔偏差量に応じて、その変動を打ち消すように露光ビームの照射位置を制御して隣接トラック溝間隔変動を除去することを目的としている。
上記課題を解決するために、請求項1の発明は、移動ステージに移動自在に支承された回転テーブルに光ディスク原盤を載置し、該光ディスク原盤に露光ビームを照射し、前記光ディスク原盤に所定の情報をスパイラル状に記録する光ディスク原盤露光装置において、前記移動ステージの移動位置を検出してその移動位置に応じた移動位置信号を出力する移動位置検出手段と、前記回転テーブルの回転角度を検出し回転角度位置に応じた回転角度位置信号を出力する回転角度位置検出手段と、前記移動位置信号と前記回転角度位置信号とからスパイラル状に記録されるトラックにおける隣接するトラック間の溝間隔の偏差量を算出する隣接トラック溝間隔偏差算出手段と、該隣接トラック溝間隔偏差算出手段からの偏差量に基づいて前記光ディスク原盤に照射される露光ビームの照射位置を調整する露光ビーム照射位置調整手段とを備えたことを特徴とする。
請求項2の発明は、請求項1の光ディスク原盤露光装置において、前記隣接トラック溝間隔偏差算出手段は、前記移動位置信号と前記回転角度位置信号を入力し前記回転角度位置信号の回転角度位置毎に移動ステージの移動位置を記憶する移動位置記憶手段と、現トラックにおける移動ステージの移動位置と前トラックの移動ステージの移動位置と回転テーブルの回転角度位置から回転テーブルの回転角度位置毎に隣接トラック溝間隔を算出する隣接トラック溝間隔算出手段と、該隣接トラック溝間隔算出手段が算出した隣接トラック溝間隔と所定値を比較してその偏差を算出して出力するトラック溝間隔偏差出力手段とから構成されたことを特徴とする。
請求項3の発明は、請求項2の光ディスク原盤露光装置において、前記トラック溝間隔偏差出力手段における所定値は、現トラックにおける移動ステージの移動位置と前トラックの移動ステージの移動位置とを回転テーブルの同一回転角度位置毎に逐次比較しその差を蓄積し、その蓄積データの平均値から得られる平均溝間隔としたことを特徴とする。
請求項4の発明は、サーボ制御装置により直線方向に駆動される移動ステージに支承された回転テーブルに光ディスク原盤を載置し、該光ディスク原盤に露光ビームを照射し、前記光ディスク原盤に所定の情報をスパイラル状に記録する光ディスク原盤露光装置において、前記サーボ制御装置から得られるサーボ偏差信号と回転テーブルから得られる回転角度位置信号を入力して回転角度位置毎に移動ステージのサーボ偏差値を記憶するサーボ偏差記憶手段と、該サーボ偏差記憶手段に記憶されている現トラックにおける移動ステージのサーボ偏差値と前トラックの移動ステージのサーボ偏差値と回転テーブルの回転角度位置から隣接するトラック間の溝間隔の偏差量を算出する隣接トラック溝間隔偏差算出手段と、該隣接トラック溝間隔偏差算出手段からの偏差量に基づいて前記光ディスク原盤に照射される露光ビームの照射位置を調整する露光ビーム照射位置調整手段とを備えたことを特徴とする。
請求項1の発明は、移動ステージに移動自在に支承された回転テーブルに光ディスク原盤を載置し、該光ディスク原盤に露光ビームを照射し、前記光ディスク原盤に所定の情報をスパイラル状に記録する光ディスク原盤露光装置において、前記移動ステージの移動位置を検出してその移動位置に応じた移動位置信号を出力する移動位置検出手段と、前記回転テーブルの回転角度を検出し回転角度位置に応じた回転角度位置信号を出力する回転角度位置検出手段と、前記移動位置信号と前記回転角度位置信号とからスパイラル状に記録されるトラックにおける隣接するトラック間の溝間隔の偏差量を算出する隣接トラック溝間隔偏差算出手段と、該隣接トラック溝間隔偏差算出手段からの偏差量に基づいて前記光ディスク原盤に照射される露光ビームの照射位置を調整する露光ビーム照射位置調整手段とを備えたことにより、移動ステージが回転テーブルの回転振れによる変動や、基台の振動および移動ステージサーボ制御異常で変動し、トラック溝間隔が狭く又は広くなっても、その変動を検出して変動をキャンセルする方向に偏向器を制御して露光ビームを移動させるので、トラック全周に渡り隣接トラック溝間隔が安定した光ディスク原盤が作製できる。
請求項2の発明は、請求項1の光ディスク原盤露光装置において、前記隣接トラック溝間隔偏差算出手段が、前記移動位置信号と前記回転角度位置信号を入力し前記回転角度位置信号の回転角度位置毎に移動ステージの移動位置を記憶する移動位置記憶手段と、現トラックにおける移動ステージの移動位置と前トラックの移動ステージの移動位置と回転テーブルの回転角度位置から回転テーブルの回転角度位置毎に隣接トラック溝間隔を算出する隣接トラック溝間隔算出手段と、該隣接トラック溝間隔算出手段が算出した隣接トラック溝間隔と所定値を比較してその偏差を算出して出力するトラック溝間隔偏差出力手段とから構成されたことにより、トラック全周に渡り精密にトラック溝間隔変動量が算出されて、より高精度に光ディスク原盤が作製できる。
請求項3の発明は、請求項2の光ディスク原盤露光装置において、前記トラック溝間隔偏差出力手段における所定値が、現トラックにおける移動ステージの移動位置と前トラックの移動ステージの移動位置とを回転テーブルの同一回転角度位置毎に逐次比較しその差を蓄積し、その蓄積データの平均値から得られる平均溝間隔としたことにより、トラック全周に渡り精密にトラック溝間隔変動量が算出されて、より高精度に光ディスク原盤が作製できる。
請求項4の発明は、サーボ制御装置により直線方向に駆動される移動ステージに支承された回転テーブルに光ディスク原盤を載置し、該光ディスク原盤に露光ビームを照射し、前記光ディスク原盤に所定の情報をスパイラル状に記録する光ディスク原盤露光装置において、前記サーボ制御装置から得られるサーボ偏差信号と回転テーブルから得られる回転角度位置信号を入力して回転角度位置毎に移動ステージのサーボ偏差値を記憶するサーボ偏差記憶手段と、該サーボ偏差記憶手段に記憶されている現トラックにおける移動ステージのサーボ偏差値と前トラックの移動ステージのサーボ偏差値と回転テーブルの回転角度位置から隣接するトラック間の溝間隔の偏差量を算出する隣接トラック溝間隔偏差算出手段と、該隣接トラック溝間隔偏差算出手段からの偏差量に基づいて前記光ディスク原盤に照射される露光ビームの照射位置を調整する露光ビーム照射位置調整手段とを備えたことにより、移動ステージが回転テーブルの回転振れによる変動や、基台の振動および移動ステージサーボ制御異常で変動し、トラック溝間隔が狭く又は広くなっても、その変動を検出して変動をキャンセルする方向に偏向器を制御して露光ビームを移動させるので、トラック全周に渡り隣接トラック溝間隔が安定した光ディスク原盤が作製できる。
以下、図に基づいて本発明の実施形態を説明する。図1は請求項1、2および3の発明に係る光ディスク原盤露光装置の実施形態を示す全体構成図である。露光ビーム1が照射される光ディスク原盤2は回転テーブル3に搭載されており、回転テーブル3はスピンドルモータ4により回転駆動される。スピンドルモータ4は移動ステージ5に搭載されており、移動ステージ5はスライドモータ6により駆動され、図1上で、左右方向に移動する。スピンドルモータ4はスピンドルモータ制御装置7により制御され、スライドモータ6はスライドモータ制御装置8により制御される。スピンドルモータ4には、ロータリエンコーダ14が付設され、移動ステージ5には、リニアエンコーダ15が付設されている。
露光源9より出射されたレーザーからなる露光ビーム1はミラー11で反射され偏向器12で所定角度に偏向され対物レンズ13に入射し、対物レンズ13により極微小な露光ビーム1に絞られ光ディスク原盤2に照射される。このような構成の装置において、スピンドルモータ制御装置7とスライドモータ制御装置8が連動して制御することにより、光ディスク原盤2にはスパイラル状のトラック溝が露光される。なお、図1では、露光源9としてレーザーを用いているが、露光源として電子銃を用いた電子カラムから照射される電子ビームを用いてもよい。
リニアエンコーダ15は、装置全体を支える基台(図示せず)に固定されており、移動ステージ5の移動位置に応じて移動位置信号を発生して、トラック溝間隔偏差算出装置21内のカウンター23へ送出する。具体的には、リニアエンコーダ15から移動ステージ5の移動速度に応じた電気信号パルス列が発生する。このリニアエンコーダ15が、移動位置検出手段を構成する。ロータリエンコーダ14は、スピンドルモータ4の回転角度位置信号を発生して、トラック溝間隔偏差算出装置21内のCPU22へ送出する。具体的には、ロータリエンコーダ14からスピンドルモータ4の回転角速度に応じた電気信号パルス列が発生する。このロータリエンコーダ14が、回転角度位置検出手段を構成する。
トラック溝間隔偏差算出装置21は、CPU22を中心に、カウンター23、D/A変換器24、メモリー25,26等から構成されている。CPU22は、移動ステージ5についての移動位置信号と、スピンドルモータ4についての回転角度位置信号とから隣接トラック溝間隔偏差を算出し、偏向器12に出力する。このトラック溝間隔偏差算出装置21が、隣接トラック溝間隔偏差算出手段を構成する。これらの構成により、光ディスク原盤露光装置の運転中に、移動ステージ5が回転テーブル3の回転振れによる変動や、基台の振動、および移動ステージ5へのサーボ制御異常で変動し、トラック溝間隔が狭く又は広くなると、トラック溝間隔変動算出装置21が、移動位置信号と回転角度位置信号からそれを検出して、変動をキャンセルする方向に偏向器12を制御してトラック溝間隔が所定値内に入るように露光ビーム1を移動する。この偏向器12が、露光ビーム照射位置調整手段を構成する。
次に、請求項2および請求項3の発明に係る光ディスク原盤露光装置の実施形態について説明する。図1のトラック溝間隔偏差算出装置21において、カウンター23は、移動ステージ5の移動速度に応じた電気信号パルス列をカウントする機能を持っている。CPU22は、スピンドルモータ4の回転角速度に応じた電気信号パルス列を割り込み信号として受け付ける。割り込み信号は回転テーブル3の角度位置も示しているので、CPU22は、割り込み信号が入力される毎に、移動ステージ5の移動位置を示すカウンター値を取り込み、回転テーブル3の回転角度位置と共にメモリー25に記憶する。これらの処理が移動位置記憶手段の処理に相当する。
ここで、ロータリエンコーダ14の1回転あたりに発生する電気信号パルス数を1000個とすると、移動ステージ5の移動方向を基準に、回転角度0.36度ごとに1パルスが発生して、1回転で1000個のデータが記憶される。これらのデータをDAT[N、Am](Nはトラック数、Amは回転角度数で1〜1000、角度位置は0.36×Amとなる)とする。その結果、1トラック前のデータはDAT[N−1、Am]としてメモリー25に保存されていることになる。CPU22は隣接トラック溝間隔をDAT[N、Am]−DAT[N−1、Am]で演算し、結果をPT[N、Am](Amは1〜1000)としてメモリー25に保存する。これらの処理が、隣接トラック溝間隔算出手段の処理に相当する。
PT[N、Am]は1回転のトラック溝間隔データを示しており、ここでPTAVE[N]=(PT[N、1]+PT[N、2]+・・・・・+PT[N、1000])/1000を演算すると、PTAVE[N]は隣接トラック溝間隔変動の平均値となる。この平均値が、請求項3の発明における平均値すなわち所定値となる。この値もメモリー25に保存される。ここでERR[N、Am]=PT[N、Am]−PTAVE[N−1]を演算すると、ERR[N、Am]は隣接トラック溝間隔変動の偏差のデジタルデータであり、D/A変換器24でデジタル−アナログ変換して、偏向器12へ送出することで、トラック1周に渡るトラック溝間隔偏差アナログ信号が得られる。これらの処理が、トラック溝間隔偏差出力手段の処理を構成する。
図2は、上述した隣接トラック溝間隔を求める方法を示した説明図である。A点から出発してB点までの2トラック分を示す。トラック(N−1)とトラック(N)が隣接トラック溝間隔であり、角度0.36×Amにおけるステージ位置データは、DAT[N−1、Am]とDAT[N、Am]でありメモリー25に保存されている。隣接トラック溝間隔はPT[N、Am]=DAT[N、Am]−DAT[N−1、Am]となる。
次に、請求項4の発明に係る光ディスク原盤露光装置の実施形態について説明する。図3は請求項4の発明に係る光ディスク原盤露光装置の実施形態を示す全体構成図である。露光ビーム1が照射される光ディスク原盤2は回転テーブル3に搭載されており、回転テーブル3はスピンドルモータ4により回転駆動される。スピンドルモータ4は移動ステージ5に搭載されており、移動ステージ5はスライドモータ6により駆動され、図3上で、左右方向に移動する。スピンドルモータ4はスピンドルモータ制御装置7により制御され、スライドモータ6はスライドモータ制御装置8により制御される。スピンドルモータ4には、ロータリエンコーダ14が付設されている。
露光源9より出射されたレーザーからなる露光ビーム1はミラー11で反射され、偏向器12で所定角度に偏向されて対物レンズ13に入射し、対物レンズ13で極微小な露光ビーム1に絞られ光ディスク原盤2に照射される。このような構成の装置において、スピンドルモータ制御装置7とスライドモータ制御装置8が連動して制御されることにより、光ディスク原盤2にはスパイラル状のトラック溝が露光される。なお、図3では、露光源9としてレーザーを用いているが、露光源として電子銃を用いた電子カラムから照射される電子ビームを用いてもよい。
スライドモータ制御装置8は移動ステージ5の位置をサーボ制御により制御して、そのサーボ偏差信号を出力する。具体的には、移動ステージ5の目標位置に対する偏差量としてのアナログ信号が出力される。ロータリエンコーダ14はスピンドルモータ4の回転角度位置信号を発生する。具体的には、スピンドルモータ4の回転角速度に応じた電気信号パルス列を発生する。トラック溝間隔偏差算出装置31は、CPU32を中心に、A/D変換器33、D/A変換器34、メモリー35,36等から構成されている。
CPU32は、入力された移動ステージ5のサーボ偏差信号とスピンドルモータ4の回転角度位置信号とから得られるデータを、メモリー35に記憶する。これらの処理がサーボ偏差記憶手段の処理を構成する。次いで、CPU32は、メモリー35に記憶されたデータから隣接トラック溝間隔偏差を算出し、偏向器12に出力する。これらの処理が隣接トラック溝間隔偏差算出手段の処理に相当する。これらの構成により、光ディスク原盤露光装置の運転中に、移動ステージ5が回転テーブル3の回転振れによる変動や、基台の振動、および移動ステージ5へのサーボ制御異常で変動し、トラック溝間隔が狭く又は広くなると、トラック溝間隔変動算出装置31が、サーボ偏差信号と回転角度位置信号からそれを検出して、変動をキャンセルする方向に偏向器12を制御してトラック溝間隔が所定値内に入るように露光ビーム1を移動する。この偏向器12が、露光ビーム照射位置調整手段を構成する。
次に、図3中のトラック溝間隔偏差算出装置31について詳しく説明する。A/D変換器33はサーボ偏差信号をデジタルデータに変換する。CPU32はスピンドルモータ4の回転角速度に応じた電気信号パルス列を割り込み信号として受け付ける。割り込み信号は回転テーブル3の角度位置も示しているので、CPU32は割り込み毎に移動ステージ5のサーボ偏差のデータ値を取り込み、回転テーブル3の回転角度位置と共にメモリー35に記憶させる。これらの処理が、サーボ偏差記憶手段の処理に相当する。ここで、ロータリエンコーダ14の1回転あたりに発生する電気信号パルス数を1000個とすると、移動ステージ5の移動方向を基準に回転角度0.36度ごとに1回転で1000個のデータが記憶される。
これらのデータをDAT[N、Am](Nはトラック数、Amは回転角度数で1〜1000、角度位置は0.36×Amとなる)とする。その結果、1トラック前のデータはDAT[N−1、Am]としてメモリー35に保存されていることになる。CPU32は隣接トラック溝間隔偏差をDAT[N、Am]−DAT[N−1、Am]で演算し、結果をERR[N、Am](Amは1〜1000)としてメモリー35に保存する。ERR[N、Am]は隣接トラック溝間隔偏差のデジタルデータであり、D/A変換器34でデジタル−アナログ変換することで、トラック1周に渡るトラック溝間隔偏差アナログ信号が得られる。これらの処理が、トラック溝間隔偏差出力手段の処理に相当する。
本発明は、光ディスク原盤露光装置以外には、精密加工を行う工作機械の位置制御に利用することも可能である。
請求項1、2および3の発明の実施形態を示す全体構成図である。 図1における隣接トラック溝間隔を求める方法を示した説明図である。 請求項4の発明の実施形態を示す全体構成図である。
符号の説明
1 露光ビーム
2 光ディスク原盤
3 回転テーブル
4 スピンドルモータ
5 移動ステージ
6 スライドモータ
7 スピンドルモータ制御装置
8 スライドモータ制御装置
9 露光源
11 ミラー
12 偏向器
13 対物レンズ
14 ロータリエンコーダ
15 リニアエンコーダ
21 トラック溝間隔偏差算出装置
22 CPU
23 カウンター
24 D/A変換器
25,26 メモリー
31 トラック溝間隔偏差算出装置
32 CPU
33 A/D変換器
34 D/A変換器
35,36 メモリー

Claims (4)

  1. 移動ステージに移動自在に支承された回転テーブルに光ディスク原盤を載置し、該光ディスク原盤に露光ビームを照射し、前記光ディスク原盤に所定の情報をスパイラル状に記録する光ディスク原盤露光装置において、
    前記移動ステージの移動位置を検出してその移動位置に応じた移動位置信号を出力する移動位置検出手段と、
    前記回転テーブルの回転角度を検出し回転角度位置に応じた回転角度位置信号を出力する回転角度位置検出手段と、
    前記移動位置信号と前記回転角度位置信号とからスパイラル状に記録されるトラックにおける隣接するトラック間の溝間隔の偏差量を算出する隣接トラック溝間隔偏差算出手段と、
    該隣接トラック溝間隔偏差算出手段からの偏差量に基づいて前記光ディスク原盤に照射される露光ビームの照射位置を調整する露光ビーム照射位置調整手段と、
    を備えたことを特徴とする光ディスク原盤露光装置。
  2. 請求項1に記載の光ディスク原盤露光装置において、
    前記隣接トラック溝間隔偏差算出手段は、
    前記移動位置信号と前記回転角度位置信号を入力し前記回転角度位置信号の回転角度位置毎に移動ステージの移動位置を記憶する移動位置記憶手段と、
    現トラックにおける移動ステージの移動位置と前トラックの移動ステージの移動位置と回転テーブルの回転角度位置から回転テーブルの回転角度位置毎に隣接トラック溝間隔を算出する隣接トラック溝間隔算出手段と、
    該隣接トラック溝間隔算出手段が算出した隣接トラック溝間隔と所定値を比較してその偏差を算出して出力するトラック溝間隔偏差出力手段と、
    から構成されたことを特徴とする光ディスク原盤露光装置。
  3. 請求項2に記載の光ディスク原盤露光装置において、
    前記トラック溝間隔偏差出力手段における所定値は、現トラックにおける移動ステージの移動位置と前トラックの移動ステージの移動位置とを回転テーブルの同一回転角度位置毎に逐次比較しその差を蓄積し、その蓄積データの平均値から得られる平均溝間隔としたことを特徴とする光ディスク原盤露光装置。
  4. サーボ制御装置により直線方向に駆動される移動ステージに支承された回転テーブルに光ディスク原盤を載置し、該光ディスク原盤に露光ビームを照射し、前記光ディスク原盤に所定の情報をスパイラル状に記録する光ディスク原盤露光装置において、
    前記サーボ制御装置から得られるサーボ偏差信号と回転テーブルから得られる回転角度位置信号を入力して回転角度位置毎に移動ステージのサーボ偏差値を記憶するサーボ偏差記憶手段と、
    該サーボ偏差記憶手段に記憶されている現トラックにおける移動ステージのサーボ偏差値と前トラックの移動ステージのサーボ偏差値と回転テーブルの回転角度位置から隣接するトラック間の溝間隔の偏差量を算出する隣接トラック溝間隔偏差算出手段と、
    該隣接トラック溝間隔偏差算出手段からの偏差量に基づいて前記光ディスク原盤に照射される露光ビームの照射位置を調整する露光ビーム照射位置調整手段と、
    を備えたことを特徴とする光ディスク原盤露光装置。
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