JP4202897B2 - ディスク再生装置 - Google Patents

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本発明は、車載用のオーディオ機器として利用されるMD(ミニディスク)などを再生するディスク再生装置に関し、特にディスクの音声情報を再生するために、ディスクをセット(載置)するターンテーブルとピックアップとの相対的な位置決めをおこなうことのできるディスク再生装置に関する。
近年では、自動車に備えるオーディオ機器としてMD(ミニディスク)に記録された音楽を再生することのできる車載用のMD再生装置が広く普及している。このMD再生装置は、MDディスクのディスク面に記録された情報をピックアップの対物レンズを介して読み取ることにより音声情報として再生するものである。概略的には、ピックアップによりレーザビームを対物レンズを介してディスクの記録面に照射し、このディスクから反射された反射光をRF信号として取得し、このRF信号をアナログ信号に変換することで、ディスクに記録された音声情報を読み取るようにしている。
このようなMD再生装置は、ディスクの記録面に形成されたトラックの正確な位置(レーザビームの焦点)にレーザビームを照射するために、対物レンズの光軸がディスクの記録面に対して垂直となるように調整されている。また、レーザビームの焦点が正しい位置を照射しているかは、レーザビームの焦点が正しい位置からどのくらいズレているかを検出するとともに、そのズレを3つのスポットを利用して補正をおこなう3ビーム方式(トラッキング制御方式)が採用されている。
具体的には、対物レンズ(光軸)の移動軌跡とディスクの中心部との位置が一致するように予め調整をおこない、3点のスポット部がピックアップの移動方向に移動した際に、各スポットのピッチ間隔とディスクに形成されたトラックのピッチ間隔との間でズレ(E−F位相差)が発生しないように、対物レンズの光軸による移動軌跡がターンテーブルのほぼ中心となるような調整がおこなわれている。
以下、図4を参照して、従来によるターンテーブルの位置決め調整の概略を説明する。図4は、従来におけるMD再生装置10の平面図(裏面)を示しており、同図に示すように、スピンドルモータ40には取り付け板41が固着されており、この取り付け板41をシャーシ20(基体)に対して複数本(図4では、3本)の取り付けネジ70により締結することにより、ターンテーブル30をシャーシ20の所定位置に固定している。そして、従来では、ターンテーブル30のタンジェンシャル方向(図4の上下方向)とラジアル方向(図4の左右方向)に対する調整は、取り付け板41に形成されている3個のネジ孔42(図2参照)のガタ(0.25mm程度の逃げ幅)を利用しておこなわれている。
すなわち、MDを載置(セット)した状態で高速回転するターンテーブル30は、スピンドルモータ40の回転軸45に固定されているため(図2参照)、シャーシ20に対するスピンドルモータ40の取り付け位置によりピックアップ60との間で相対的な読み取り位置が変化する。このため、MD再生装置10の組み立て時には、E−F位相差をRD調整により調整することがおこなわれている。RD調整とは、ピックアップ60から供給されるE出力およびF出力を、ほぼ0度となるようにする調整である。
すなわち、E−F位相差は、ターンテーブル30とピックアップ50との位置関係により発生する。このため、従来では、E−F位相差を調整するためにターンテーブル30を回転させているスピンドルモータ40の取り付け板41の取り付け位置をラジアル方向およびタンジェンシャル方向に移動させる微調整をおこなっている。
実際には、MD再生装置10を構成する主な部品(ターンテーブル30、スピンドルモータ40、スピンドルモータ40の取り付け板41、ピックアップ50)を製造工場で組み付ける際には、専用の治具を使用し、E−F位相差を合わせるRD調整をおこなっている。この治具によるRD調整は、3本の取り付けネジ70により取り付け板41の固定をおこなう前の位置調整であり、具体的には、治具をセットした後、レーザビームによるディスク面からの反射光を電気的に計測し、その差分(光量の差分)をズレ量(E−F位相差)として読み取り、このE−F位相差をほぼ0度とする調整である。実際には、E−F位相差をほぼ0度となるまで、ネジ孔42(図2参照)によるガタを利用してタンジェンシャル方向とラジアル方向との調整をおこない、取り付けネジ70による締結をおこなっている。なお、調整に際して使用される治具は、通常の取り付け部の位置決めをおこなう際に使用される治具であるため、詳細な説明は省略する。
この種のディスクに対するタンジェンシャル方向の調整については、従来技術として、磁気ディスクの対向面に、リング状の凸部を形成し、この凸部と駆動ピンを設けたアームとの当接により、ラジアル方向への移動を規制した磁気ディスク駆動装置について記載されている(特許文献1参照)。
特開2001−148144号公報
しかしながら、上述した従来技術におけるディスク再生装置の場合、以下のような問題がある。すなわち、上述したように、従来では、E−F位相差を調整するために、ターンテーブル30の位置決め調整は、3本の取り付けネジ70による、ネジ孔42のガタを利用して、このターンテーブル30のラジアル方向およびタンジェンシャル方向の位置調整をおこなっている。ところが、この位置決め調整の場合、ラジアル方向およびタンジェンシャル方向に対する位置調整は、相互の移動方向により相対的に変化する。
すなわち、E−F位相差を調整するため、ターンテーブルのタンジェンシャル方向の位置調整を実施すると、ターンテーブルのラジアル方向の位置精度にバラツキが生じ、これにより、ディスクの内周および外周位置とピックアップの内周および外周位置にそれぞれ相対的な位置ズレが発生し、ズレの程度により音声情報の再生ができなくなるという問題が生じる。
そこで、この発明は、上述した従来技術による問題点を解消するためになされたものであり、ターンテーブルに対するタンジェンシャル方向の位置調整を実施しても、ラジアル方向の位置精度を高精度に確保することができるディスク再生装置を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するため、請求項1の発明に係るディスク再生装置は、基体と、ターンテーブルと、ディスクに記録された情報を読み取るピックアップと、前記ターンテーブルに回転軸が固定される駆動モータと、前記駆動モータと前記基体とを固定する取り付け部材とを備え、前記基体には、少なくとも2つの基準軸が固設され、前記取り付け部材には、前記基準軸が嵌入された状態で、前記ピックアップの移動方向に対して垂直なタンジェンシャル方向のみに移動可能なように形性された少なくとも2つの通孔が設けられ、前記2つの通孔のうち、一方の通孔の長さ寸法は、他方の通孔の長さ寸法よりも短く設定されるとともに、一方の通孔は、前記タンジェンシャル方向に対する位置決め用として、他方の通孔は、前記タンジェンシャル方向に対する逃げ孔用として機能し、前記取り付け部材は、前記2つの通孔に前記2つの基準軸をそれぞれ嵌入した状態で、短く設定された通孔の長さの範囲でタンジェンシャル方向に移動して、前記タンジェンシャル方向に対する位置決めを行いつつ、長く設定された通孔を当該位置決めの逃げ孔用として用いることにより、前記基体に対して位置決めされることを特徴とする。
この請求項1の発明によれば、ディスク再生装置は、基体と、ターンテーブルと、ディスクに記録された情報を読み取るピックアップと、ターンテーブルに回転軸が固定される駆動モータと、駆動モータと前記基体とを固定する取り付け部材とを備え、基体には、少なくとも2つの基準軸が固設され、取り付け部材には、基準軸が嵌入された状態で、ピックアップの移動方向に対して垂直なタンジェンシャル方向のみに移動可能なように形成された少なくとも2つの通孔が設けられるので、2つの通孔と基準軸との係合により、ターンテーブルに対するラジアル方向への位置ズレ(移動)を規制することができる。
また、請求項2に係るディスク再生装置は、請求項1に記載の発明において、前記通孔の幅寸法は、前記基準軸の幅寸法とほぼ同一の寸法に選定されていることを特徴とする。
この請求項の発明によれば、取り付け部材に形成される2つの通孔のうち、一方の寸法が短く設定された通孔は、タンジェンシャル方向に対する位置決め用として、他方の寸法が長く設定された通孔は、タンジェンシャル方向に対する逃げ孔用として使用する。
また、請求項に係るディスク再生装置は、請求項1または2に記載の発明において、前記基準軸は、前記基体を構成する材料と同一の材料により一体成形されていることを特徴とする。
この請求項の発明によれば、取り付け部材に形成される通孔の幅寸法は、基準軸の幅寸法(外径寸法)とほぼ同一の寸法に選定し、この選定された幅寸法となるようにシャーシに形成されている。
この請求項の発明によれば、シャーシから立設された一対の基準軸は、このシャーシを構成する材料と同一の材料により一体成形される。
請求項1に記載の発明によれば、ターンテーブルを高速回転させる駆動モータの取り付け板は、3本のネジによりシャーシに対して固定(締結)されるとともに、シャーシの所定位置には一対の基準ピンが立設され、取り付け部材には2つの通孔が形成され、これら2つの通孔には基準めピンが嵌入されるので、2つの通孔に嵌入される基準決めピンにより、ターンテーブルの組み付け時に、このターンテーブルがラジアル方向に対する位置ズレすることを規制するとともに、タンジェンシャル方向に対する調整を正確且つ、精度良く、安定した状態でおこなうことができるという効果を奏する。この結果、ターンテーブルに対するタンジェンシャル方向の位置調整を実施しても、ラジアル方向の位置精度を高精度に確保することができるという効果を奏する。また、ピックアップによる読み取り精度にバラツキがなくなるため、音楽情報などの再生性能を向上できるという効果を奏する。
また、請求項に記載の発明によれば、取り付け部材に形成される2つの通孔のうち、一方の寸法の短い通孔は、タンジェンシャル方向に対する位置決め用として使用し、他方の寸法の長い通孔は、タンジェンシャル方向に対する逃げ孔用として使用することができるので、ラジアル方向に対する位置ズレを規制するとともに、タンジェンシャル方向に対する位置決め調整を安定した状態で、正確におこなうことができるという効果を奏する。
また、請求項に記載の発明によれば、取り付け部材に形成される通孔の幅寸法は、基準軸の幅寸法(外径寸法)とほぼ同一の寸法に選定し、この選定された幅寸法となるようにシャーシに形成するので、ターンテーブルに対するラジアル方向への移動を確実に規制することができるという効果を奏する。この結果、ターンテーブルの組み付け時に、このターンテーブルに対するラジアル方向およびタンジェンシャル方向の調整を正確且つ容易におこなうことができ、ターンテーブルに対するタンジェンシャル方向の位置調整を実施しても、ラジアル方向の位置精度を高精度に確保することができるという効果を奏する。
また、請求項に記載の発明によれば、シャーシから立設された一対の基準軸は、このシャーシを構成する材料と同一の材料により一体成形するので、シャーシに対する強度を確保できるうえ、シャーシおよび基準ピンの製造を容易におこなうことができるという効果を奏する。
以下に添付図面を参照して、この発明に係るディスク再生装置におけるターンテーブルの位置決め機構の好適な実施例を詳細に説明する。図1は、本発明に係るMD再生装置10を構成する要部を示す平面図を、図2は、図1のA―A断面図をそれぞれ示している。ここで、図2に示す断面図では、シャーシ20(基体)に対して取り付け板41により固定されたスピンドルモータ40の取り付け状態を示している。なお、以下に示す実施例によりこの発明が限定されるものではない。
図1に示すように、MD再生装置10は、ハウジング11内にシャーシ20と、MD(ミニディスク)が載置されるターンテーブル30と、このターンテーブル30を高速回転させるスピンドルモータ40とMDに記録された情報を読み取る(再生する)ピックアップ50とを備えて構成されている。51は、ピックアップ50により照射されたレーザビームを収束させて焦点を生成するための対物レンズである。このピックアップ50は、対物レンズ51以外に、レーザビームを発振するレーザ発信機(LD)、コリメータレンズ、ビームスプリッタ、シリンカドリカルレンズ、フォトディテクタ(PD)などを備えて構成されている。
また、ピックアップ50は、シャーシ20の内側およびピックアップ移動部60に備えた移動レール61により支持されている。ピックアップ50は、ピックアップ移動部60の作動により、ターンテーブル30のラジアル方向(図1の左方向)に移動することにより、MD(ディスク)に記録された情報を読み取ることができる。このピックアップ移動部60による作動は、トラッキングモータ或いはリニアモータの駆動およびサーボシステムにより制御されている。
上述のように構成されるディスク再生装置10において、MDは、図1のP方向から挿入することにより、ターンテーブル30に載置(セット)されるとともに、このターンテーブル30に載置された状態でスピンドルモータ40の駆動により回転する。一方、ピックアップ50は、ピックアップ移動部61の作動により、図1のラジアル方向(図1の左側)に移動するとともに、MD(ディスク)に記録された記録情報の読み取りをおこなう。
ここで、本発明の特徴は、スピンドルモータ40の取り付け時にラジアル方向に対する位置ズレを規制することにより、ターンテーブル30の組み付け時に、タンジェンシャル方向に対するRD調整を精度良くおこなうことにある。このため、スピンドルモータ40をシャーシ20に固定する取り付け板41には、通孔48、49を形成するとともに、この通孔48、49は、シャーシ20の所定位置に固設した一対の基準ピン21、21が嵌入自在となっている。
これにより、ターンテーブル30の組み付け時に、ラジアル方向に対する位置ズレを通孔48、49に嵌入された基準ピン21により規制することができる。そして、このラジアル方向に対する規制によりタンジェンシャル方向に対する調整を容易且つ精度良くおこなえるようにしている。
以下、図1、2を参照して本実施例に係るターンテーブルの位置決め機構の詳細を説明する。すなわち、図1、2に示すように、ターンテーブル30を回転させるスピンドルモータ40の下面部(図2の上面)には、このスピンドルモータ40をシャーシ20に固定するための取り付け板41が固着されており、この取り付け板41はシャーシ20に対して複数本(図1では、3本)の取り付けネジ70により締結されている。
また、このスピンドルモータ40の駆動シャフト45の上端部には、ターンテーブル30の中心部が圧入固定されており、これにより、ターンテーブル30は、スピンドルモータ40の駆動により高速に回転自在となっている。
また、図2に示すように、取り付け板41の所定位置(図3の3箇所位置)には、3箇所の円通孔42が形成され、3本の取り付けネジ70は、この取り付け板41の円通孔42を通じて、シャーシ20に形成されたネジ孔25に螺合し、締結することにより、スピンドルモータ40をシャーシ20の所定位置に固定(締結)することができる。
一方、シャーシ20の所定位置(図2の2箇所位置)には一対の基準ピン21が立設されており、この基準ピン21は、スピンドルモータ40の取付け時に、これら一対の基準ピン21は、一対の通孔48、49にそれぞれ嵌入可能となっている。そして、一対の通孔48、49に嵌入された基準ピン21により、ターンテーブル30の位置決め調整時に、ラジアル方向に対するズレを規制するようにしている。
ここで、本例では、シャーシ20の所定位置から立設される一対の基準ピン21は、単独(別体)で、シャーシ20に固設するのではなく、このシャーシ20を構成する材料と同一の材料(例えば、樹脂製材料)により一体成形するようにしてもよい、この場合、基準ピン21はシャーシ20との一体成形により強度を確保できるうえ、シャーシ20に立設する基準ピン21の製造を容易におこなうことができる。
以下、さらに、本発明の特徴部分の詳細について、図3を参照して説明する。すなわち、図3に詳示するように、取り付け板41の(図3の2箇所位置)には、一対の通孔48、49が形成されている。これら通孔48、49の形状は、取り付け板41をタンジェンシャル方向(図3の上下方向)に移動可能となるように、横長に形成されている。
これら、一対の通孔48、49のうち、一方の通孔48の長さ寸法aは、他方の通孔49の長さ寸法bよりも小さく(短く)なるように設定されている。これによって、一方の通孔48は、ターンテーブル30の位置決めの際に、タンジェンシャル方向に対する位置決め用として、他方の通孔49は、ターンテーブル30を移動するタンジェンシャル方向に対する逃げ孔用として使用する機能させることができる。
本発明のターンテーブル30の位置決め調整は、以下の手順でおこなわれる。すなわち、先ず、従来と同様に、3本の取り付けネジ70を、取り付け板41の円通孔42に挿通させるとともに、ネジ孔25に螺合させ、仮り止めをおこなう。この時、基準ピン21を取り付け板41の通孔48、49にそれぞれ嵌入させる。次いで、治具を使用し、取付け板41の固定位置によるターンテーブル30の位置決めをおこなう。なお、実際には、ラジアル方向に対する位置は、通孔48、49に嵌入された基準ピン21により規制されているため、3本の取り付けネジ70による締結位置(調整)に基づいて、タンジェンシャル方向に対する位置調整を正確におこなうことができる。
以上説明したように、本発明のディスク再生装置では、取り付け板41には横長の一対の通孔48、49が形成され、これら通孔48、49にはシャーシ20に固設された基準ピン21が嵌入され、この基準ピン21と通孔48、49との係合により、ターンテーブル30の組み付け時に、ラジアル方向に対する位置ズレ(移動)を規制するので、タンジェンシャル方向に対する調整を正確に、且つ、精度良くおこなうことができるうえ、ターンテーブルに対するタンジェンシャル方向の位置調整を実施しても、ラジアル方向の位置精度を高精度に確保することができる。
なお、前述した実施例1では、本発明のディスク再生装置をMD用のMD再生装置に適用するものとしているが、本発明は、MD用のMD再生装置だけではなく、CD(CompactDisc)或いは、DVD(DigitalVideoDisc)をディスクとする各再生機のターンテーブルの位置決め機構として適用することができる。
以上のように、本発明のディスク再生装置は、車載用のオーディオ装置として自動車に搭載されるMD再生装置のターンテーブルの位置決め機構に適している。
本実施例に係るターンテーブルの位置決め機構が適用されるMD再生装置の要部を示す概略構成図である。 図1のA―A断面図である。 図1に示したターンテーブルの位置決め機構の詳細を示す拡大図である。 従来のMD再生装置の要部を示す概略構成図である。
符号の説明
10 MD再生装置
11 ハウジング
20 シャーシ
21 基準軸
25 ネジ孔
30 ターンテーブル
40 スピンドルモータ
41 取り付け板
42 円通孔
45 駆動シャフト
48、49 通孔
50 ピックアップ
51 対物レンズ
60 ピックアップ移動部
61 移動レール
70 取り付けネジ

Claims (3)

  1. 基体と、ターンテーブルと、ディスクに記録された情報を読み取るピックアップと、前記ターンテーブルに回転軸が固定される駆動モータと、前記駆動モータと前記基体とを固定する取り付け部材とを備え、
    前記基体には、少なくとも2つの基準軸が固設され、
    前記取り付け部材には、前記基準軸が嵌入された状態で、前記ピックアップの移動方向に対して垂直なタンジェンシャル方向のみに移動可能なように形性された少なくとも2つの通孔が設けられ、
    前記2つの通孔のうち、一方の通孔の長さ寸法は、他方の通孔の長さ寸法よりも短く設定されるとともに、一方の通孔は、前記タンジェンシャル方向に対する位置決め用として、他方の通孔は、前記タンジェンシャル方向に対する逃げ孔用として機能し、
    前記取り付け部材は、前記2つの通孔に前記2つの基準軸をそれぞれ嵌入した状態で、短く設定された通孔の長さの範囲でタンジェンシャル方向に移動して、前記タンジェンシャル方向に対する位置決めを行いつつ、長く設定された通孔を当該位置決めの逃げ孔用として用いることにより、前記基体に対して位置決めされることを特徴とするディスク再生装置。
  2. 前記通孔の幅寸法は、前記基準軸の幅寸法とほぼ同一の寸法に選定されていることを特徴とする請求項1に記載のディスク再生装置。
  3. 前記基準軸は、前記基体を構成する材料と同一の材料により一体成形されていることを特徴とする請求項1または2に記載のディスク再生装置。
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