JP3964279B2 - 光ディスク装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、光ピックアップを用いてCD(Compact Disc)、MD(Mini Disc) 、DVD(Digital Video Disc)等のディスクからデータを読み出す光ディスク装置に関し、特に、光ピックアップをディスクの半径方向に移動させる送り制御を行う機能を備えた光ディスク装置において、光ピックアップをディスク上の目的のアドレス領域まで高速に移動させるのに有用な技術に関する。
【0002】
なお、以下の記述において、ディスクの半径方向における「光ピックアップの送り制御」を「フィード移動制御」ともいう。
【0003】
【従来の技術】
CD、MD、DVD等には、音楽や映像等のデータが、ディスク表面に凹状に形成された極めて小さいピット又はグルーブ(溝)によりスパイラル状又は同心円状に記録されている。CDプレーヤ、MDプレーヤ等の光ディスク装置では、光ピックアップの発光素子(典型的には、半導体レーザ)から出射された光の焦点をディスクの信号面(再生用の場合は「ピット面」、録音用の場合は「グルーブ面」)に合わせてピット列又はグルーブ(以下、「トラック」という。)を追跡し、その信号面からの反射光を光ピックアップの受光素子(典型的には、PINフォトダイオード)で検出してデータの読み取りを行うようになっている。
【0004】
かかる光ディスク装置において用いられる光ピックアップの形態としては、例えば図1に示すようなものがある。図中、(a)はディスクリートタイプの素子により構成された光学系(バルク光学系)を用いた光ピックアップ、(b)は1チップの形態で集積化した素子により構成された光学系(ユニット光学系)を用いたピックアップの構成をそれぞれ示している。
【0005】
図1(a)に例示するバルク光学系を用いた光ピックアップにおいては、半導体レーザ1から出射されたレーザ光は、矢印で示すようにそのまま回折格子2を通過し、ビームスプリッタ3により反射されて対物レンズ4の方向に指向され、対物レンズ4を通してディスク10の信号面に結像され、その信号面で反射された光が再び対物レンズ4を通過し、ビームスプリッタ3を通して屈折された後、フォトダイオード5で検出され、その検出された光の強度に応じて電気信号が出力される。同様に、図1(b)に例示するユニット光学系を用いた光ピックアップにおいても、ユニットS内の半導体レーザ6から出射されたレーザ光は、矢印で示すようにホログラム素子7の回折格子面から入射してそのまま素子内を通過し、対物レンズ8を通してディスク10の信号面に結像され、その信号面で反射された光が再び対物レンズ8を通過し、ホログラム素子7のホログラム面で屈折されて素子内を通過した後、半導体レーザ6の近傍に配置されたフォトダイオード9で検出され、その検出された光の強度に応じて電気信号が出力される。
【0006】
一方、光ディスク装置においてディスクの信号面は、ディスク回転時の面振れにより常に変位しており、またトラックについても、ディスク回転時の芯振れにより常に変位している。このため、CDプレーヤ等の光ディスク装置には、光ピックアップからのレーザ光の焦点が常に信号面に合った状態を維持しながらレーザ光がトラックを追跡できるようにするために、フォーカスサーボ、トラッキングサーボ、ピックアップ送りサーボ等を含むピックアップサーボが装備されている。この場合、ディスクに記録された信号を誤りなく読み取るためには、ピックアップサーボのサーボ特性を最適な状態に調整しておく必要がある。
【0007】
ピックアップサーボを構成する回路にはアナログ系のものとデジタル系のものとがあるが、アナログ系のサーボ回路では、製品出荷前にサーボ特性を最適な状態に調整しても、その後の使用による経年変化や温度変化等による環境の変化により光ピックアップの光学特性やアクチュエータ特性、回路係数等が変化して、サーボ特性が悪い方向に変わってしまう場合が往々にある。このため、近年のCDプレーヤ等の光ディスク装置においては、ピックアップサーボをデジタル化したものが主流となっている。また、電源が投入されたときやディスクが装填されたときにピックアップサーボをデジタル的に自動調整する機能を備えた光ディスク装置も製品化されている。
【0008】
このようなデジタル系のサーボ回路を備えた光ディスク装置においてピックアップサーボの自動調整を行う場合、フォーカスサーボ及びトラッキングサーボにより、フォーカスエラーやトラッキングエラー等の各種エラーの検出処理、及びそのエラーをキャンセルするための補正処理(フォーカス/トラッキングのバランス調整、ゲイン調整等)が行われる。このとき、ピックアップ送りサーボにより、光ピックアップをディスクの半径方向に移動させる送り制御(フィード移動制御)も行われる。このピックアップ送りサーボには、フィード移動を行うための機構として、DCモータやステッピングモータ等によるスクリュー送り機構が設けられている。このスクリュー送り機構の制御を含めてピックアップサーボの自動調整に係る処理は、光ディスク装置全体の動作を制御するマイクロコンピュータ(単に「制御マイコン」ともいう。)等によって行われる。
【0009】
従来の光ディスク装置においては、光ピックアップの送り制御(フィード移動制御)は、例えば以下のように行われている。先ず、光ピックアップの出力信号から、制御マイコンにより、ディスク上に書き込まれたアドレス情報(例えば、CDの場合はサブコード、DVDの場合はIDコードなど)を読み込んで光ピックアップの現在位置を検出し、次にこの検出した現在位置から、ディスク上で光ピックアップを次に移動させたいアドレス位置(目的のアドレス領域)までのトラック本数、すなわち、フィード移動させるべき距離を算出し、次にこの算出したフィード移動距離の分だけ光ピックアップを移動させ、更に移動終了後に光ピックアップのセンタ位置でのディスク上のアドレス情報を読み込み、このフィード移動完了後のアドレス情報と目的のアドレス領域のアドレス情報とを比較し、目的のアドレス領域に到達していない場合、再度上記の処理を繰り返し、以降、目的のアドレス領域に到達するまで上記の処理を繰り返す。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
上述したようにピックアップサーボをデジタル的に自動調整する機能を備えた従来の光ディスク装置では、光ピックアップをディスク上の目的のアドレス領域まで移動させる送り制御を行う場合、制御マイコンにより、アドレス情報の読み込み(光ピックアップの現在位置の検出)→フィード移動距離の算出→フィード移動制御→目的のアドレス領域に到達したか否かの判定→「否」の場合に上記の処理の繰り返し、といった一連の処理を行っている。従って、かかる処理回数が多くなると、高速化に悪影響を及ぼすことになる。
【0011】
フィード移動制御において高速化を達成するには、1度に移動させる距離の精度を上げる必要がある。つまり、高速化できるか否かは、送り制御を1回行ったときに光ピックアップを目的のアドレス領域にどれだけ近い位置まで精度良く移動させられるか否かに依存する。そして、このフィード移動に係る距離の精度を上げるためには、以下に説明するように、フィード移動を開始する直前に光ピックアップの対物レンズがそのセンタ位置から左右方向(ディスクに平行な方向)に変位しているシフト量(「レンズの傾き量」ともいう。)を補正する必要がある。このレンズシフト量と光ピックアップの関係について、図2を参照しながら説明する。
【0012】
図2において、(a)及び(b)はそれぞれトラッキングサーボが「オン」状態にあるとき及びトラッキングサーボが「オフ」状態にあるときのディスク10に対する光ピックアップ20及びその対物レンズ21の位置関係を示している。また、22はレンズ21をディスク10の面に平行な方向にシフトさせるためのアクチュエータ(コイル)、LBは光ピックアップ20の発光素子(図示せず)から出射された光、CPは光ピックアップ20(レンズ21)のセンタ位置、dはレンズシフト量を示している。
【0013】
フィード移動(光ピックアップ20の送り処理)を開始する前は、トラッキングサーボは「オン」状態(光ディスク装置がPLAY状態)にあり、光ピックアップ20は、ディスク10上のトラックに沿ったアドレス情報を連続して読み込んでいる。このとき、光ピックアップ20は、所定のフィード移動量(例えば、150μm〜200μm程度)までは微小移動すら行われないように固定化されており、その代わりに、上記所定のフィード移動量の範囲内でレンズ21によるトラック追従(アドレス情報の読み込み)が行われている。ここに、光ピックアップ20を固定化する方法としては、例えば、光ピックアップ20が取り付けられたスレッド(図示せず)自体が動かないようにその駆動モータ(ステッピングモータ等)に一定の励磁をかけて電磁的に固定する方法が用いられる。また、レンズ21によるトラック追従は、アクチュエータ(コイル)22に所要の電流を流すことによって制御される。
【0014】
つまり、フィード移動を開始する前(トラッキングサーボが「オン」状態にあるとき)のレンズ21は、図2(a)に破線で示すように、元のセンタ位置CPからディスク10の外周方向にレンズシフト量dだけ変位した状態にある。
【0015】
従来の技術では、この変位した状態にあるときに読み込んだアドレス情報を、フィード移動距離の算出の基準としている。
【0016】
すなわち、この状態でフィード移動の要求が発生すると、制御マイコンは、レンズ21の変位したセンタ位置でのディスク10上のアドレス情報を読み込み、この読み込んだアドレス情報を光ピックアップ20の現在位置として検出し、この検出した位置情報に基づいて目的のアドレス領域までのフィード移動距離を算出する。
【0017】
このとき、制御マイコンは、トラッキングサーボを「オン」状態から「オフ」とし、アクチュエータ(コイル)22を制御してレンズ21を元のセンタ位置CPに復帰させると共に、上記のレンズシフト量dの誤差分を含んだ状態で算出したフィード移動距離に基づいて光ピックアップ20の送り処理(フィード移動)を開始する。そして、図2(b)に破線で示すように、レンズ21を元のセンタ位置CPに戻した状態で光ピックアップ20の外周方向への送り処理(フィード移動)が行われる。このフィード移動が終了した時、トラッキングサーボを「オフ」状態から「オン」とする。
【0018】
このように従来の技術では、フィード移動を開始する時点で、レンズ21自体はそのセンタ位置CPに戻されているが、光ピックアップ20の送り処理は、トラッキングサーボが「オン」状態にあった時(図2(a))のレンズシフト量dの誤差分を含んだ状態で算出したフィード移動距離に基づいて行われるようになっている。このため、フィード移動の終了時点で、光ピックアップ20のセンタ位置CPでのアドレスは、そのレンズシフト量dに応じた分だけディスク10上の目的のアドレス位置からずれることになる。
【0019】
つまり、フィード移動を開始する直前のレンズシフト量dがフィード移動距離の誤差となって現れるといった課題があった。因みに、(光ディスクのデータ記憶容量にも依るが)シフト量dが150μm程度で、トラック本数に換算して200本程度の誤差が生じる。このような誤差(レンズシフト量)があると、フィード移動に係る距離の精度が低下し、ひいては、フィード移動制御の高速化が損なわれることになる。
【0020】
本発明は、上述した従来技術における課題に鑑み創作されたもので、フィード移動(光ピックアップの送り)を開始する直前のレンズシフト量を補正し、ひいてはディスク上の目的のアドレス領域へのフィード移動に係る距離の精度の向上及び高速化を図ることができる光ディスク装置を提供することを目的とする。
【0021】
【課題を解決するための手段】
上述した従来技術の課題を解決するため、本発明によれば、ディスクの信号面に光を結像させるレンズを有し、該信号面からの反射光の強度に応じた電気信号を出力する光ピックアップと、前記レンズを透過した光を前記ディスク上のトラックに追従させるための制御を行う第1のサーボ手段と、前記光ピックアップを前記ディスクの半径方向に移動させるための送り制御を行う第2のサーボ手段と、前記第1及び第2のサーボ手段を制御する制御手段とを具備し、該制御手段は、前記第2のサーボ手段による前記光ピックアップの送り移動が終了した時に、該光ピックアップのセンタ位置での前記ディスク上のアドレス情報を取得し、前記第1のサーボ手段がオンしている状態で前記第2のサーボ手段から前記光ピックアップの送り要求があったときに、前記取得したアドレス情報に基づき、前記ディスク上の目的のアドレス領域までの前記光ピックアップの送り距離を算出することを特徴とする光ディスク装置が提供される。
【0025】
本発明に係る光ディスク装置によれば、フィード移動(光ピックアップの送り移動)が終了した時点では光ピックアップのレンズがそのセンタ位置にあることに着目し、その時点で取得したアドレス情報を、次にフィード移動の要求があった時に、フィード移動距離の算出に利用している。言い換えると、フィード移動の要求があった時に、その時のディスク上のアドレス情報(レンズシフト量に応じた誤差分を含んでいるアドレス情報)を利用していない。
【0026】
従って、フィード移動直前に発生しているレンズシフト量に相当する誤差分を補正した状態で算出したフィード移動距離に基づいて光ピックアップの送り制御(フィード移動制御)を行うことができるので、フィード移動に係る距離の精度の向上及び高速化を図ることが可能となる。
【0027】
【発明の実施の形態】
図3は本発明の一実施形態に係る光ディスク装置の構成を一部模式的に示したものである。
【0028】
図示の光ディスク装置50において、30は再生すべき音楽などのデータが記録されたディスク(本実施形態では、CD)、31はディスク30が載置されるターンテーブルを示す。ディスク30は、ローディング部(図示せず)により装填され、ターンテーブル31と押え板(図示せず)とに挟まれてチャッキングされる。32はディスク30を載置したターンテーブル31を一定の線速度で回転させるスピンドルモータ、33はディスク30にレーザ光を照射して、その反射光によりディスク30に記録されたデータを読み出す光ピックアップ、34は光ピックアップ33が取り付けられたスレッド(図示せず)をディスク30の半径方向に移動させる送りモータ(例えば、ステッピングモータ、DCモータ等)を示す。
【0029】
光ピックアップ33からは、レーザ光のメインスポットから得られる4つの電流信号(A信号、B信号、C信号及びD信号)とサイドスポットから得られる2つの電流信号(E信号及びF信号)とが出力される。光ピックアップ33の形態としては、例えば、図1(b)に示したようなユニット光学系を用いた光ピックアップを用いることができる。この光ピックアップ33は、特に図示はしていないが、ピックアップ内の対物レンズをディスク30の面に平行な方向にシフトさせるためのアクチュエータ(図2に示したアクチュエータ(コイル)22と同等のもの)を有している。トラッキングサーボが「オン」状態のときに、このアクチュエータに適当なバイアス電圧を印加する(正確には、アクチュエータコイルに所要の電流を流す)ことで、対物レンズをディスク30の面に平行な方向にシフトさせるようになっている。
【0030】
35は光ピックアップ33から出力された電流信号を電圧に変換して可変増幅する高周波(RF)アンプを示し、このRFアンプ35は、RF信号及びEFM(Eight to Fourteen Modulation)信号を出力すると共に、A/B/C/D信号に基づいてフォーカスエラー信号を生成し、またE/F信号に基づいてトラッキングエラー信号を生成し、これら生成した各エラー信号を出力する。
【0031】
また、36は後述するシステムコントローラ32によって制御されるサーボプロセッサを示し、その機能ブロックとしてフォーカスサーボ制御部36a、トラッキングサーボ制御部36b、ピックアップ送り(フィード移動)サーボ制御部36c及びスピンドルサーボ制御部36dを有している。このサーボプロセッサ36は、RFアンプ35から出力されたフォーカスエラー信号及びトラッキングエラー信号に基づいて、各サーボ制御部36a〜36dによりそれぞれフォーカス制御信号、トラッキング制御信号、フィード移動用制御信号及び回転制御信号を生成し、これら生成した各制御信号を出力する機能を有している。また、サーボプロセッサ36は、RFアンプ35が行う可変増幅動作に係るゲインを調整する機能も有している。
【0032】
また、37a,37b,37c及び37dはそれぞれサーボプロセッサ36から出力された各制御信号に応答して動作するサーボドライバを示す。すなわち、サーボドライバ37aは、フォーカス制御信号に基づいて、光ピックアップ33からのレーザ光の焦点がディスク30の信号面に合うように光ピックアップ33のフォーカスアクチュエータ(図示せず)を駆動制御し、サーボドライバ37bは、トラッキング制御信号に基づいて、レーザ光がディスク30のトラックを追跡できるように光ピックアップ33のトラッキングアクチュエータ(図示せず)を駆動制御し、サーボドライバ37cは、フィード移動用制御信号に基づいて送りモータ34を駆動制御し、サーボドライバ37dは、回転制御信号に基づいてスピンドルモータ32を駆動制御する。
【0033】
また、38は後述するシステムコントローラ42によって制御されるデジタル信号処理回路を示し、DSP(デジタルシグナルプロセッサ)により構成され、その機能ブロックとしてアドレスデコード部38a及び同期信号発生部38bを有している。アドレスデコード部38aは、RFアンプ35から出力されたRF信号からプリグループの蛇行(ウォブリング)によって記録されたアドレスデータを復調し、一方、同期信号発生部38bは、RFアンプ35から出力された信号に基づいて、サーボプロセッサ36の各サーボ制御部36a〜36dがそれぞれ制御信号を生成するタイミングをとるための同期信号を発生する。デジタル信号処理回路38は、アドレスデコード部38aにおいて復調されたアドレスデータをシステムコントローラ42に転送すると共に、RFアンプ35から出力されたEFM信号を復調し、圧縮データとして出力する。
【0034】
なお、図3の例では図示の簡単化のためにデータの書き込み系を省略しているが、実際には、データの書き込み時に当該データに応じた磁界を発生する記録ヘッドがディスク30の表面近傍に配置されており、さらに、この記録ヘッドにデータを供給するヘッドドライバ等の回路が適宜配置されている。従って、ディスク30へのデータの書き込み時には、デジタル信号処理回路38は、後述するメモリコントローラ40から供給される圧縮データをEFM変調してヘッドドライバに出力する。
【0035】
また、39は圧縮データを所定時間分記憶するのに用いられるDRAM等のメモリ、40は後述するシステムコントローラ42によって制御されるメモリコントローラを示し、その機能ブロックとしてデータ圧縮/伸長部40aを有している。メモリコントローラ40は、システムコントローラ42との間で所定の通信を行いながら、再生時には、デジタル信号処理回路38から出力された圧縮データをメモリ39に間欠的かつ高速に書き込む一方で、メモリ39から連続的かつ通常速度で圧縮データを読み出し、この読み出した圧縮データをデータ圧縮/伸長部40aにより伸長して音楽データ等に変換した後、外部に出力する。また、メモリコントローラ40は、記録時には上記とは逆に、外部から入力した音楽データ等をデータ圧縮/伸長部40aにより圧縮して圧縮データとした後、この圧縮データをメモリ39に連続的かつ通常速度で書き込む一方で、メモリ39から間欠的かつ高速に圧縮データを読み出し、この読み出した圧縮データをデジタル信号処理回路38に出力する。
【0036】
再生時にメモリコントローラ40から出力されたデジタルオーディオ信号は、そのままの形でデジタルオーディオ系に供給されたり、あるいは、D/A変換器41を介してアナログオーディオ信号に変換された後、アナログオーディオ系に供給される。
【0037】
また、42はマイクロコンピュータにより構成されたシステムコントローラを示し、所定のプログラムに従ってサーボプロセッサ36、デジタル信号処理回路38及びメモリコントローラ40を制御するものである。このシステムコントローラ42は、後述するように、サーボプロセッサ36及びデジタル信号処理回路38と協働して、光ピックアップの送り(フィード移動)制御に係るレンズシフト量の補正処理等を行う。
【0038】
システムコントローラ42には、DRAM等のメモリ43、EEPROM等のメモリ44、操作部45及び表示部46が接続されている。メモリ43は、送りモータ34によってフィード移動が行われた直後の光ピックアップ33のセンタ位置でのディスク30上のアドレス(データ)を一時記憶しておくためのものである。このアドレス(データ)は、フィード移動直後に光ピックアップ33によって検出されたディスク30のアドレス(データ)であって、RFアンプ35及びデジタル信号処理回路38を介してシステムコントローラ42により取得されたものである。
【0039】
また、メモリ44は、製品出荷時に予め測定しておいた回路オフセットのデータ等を記憶しておくためのものである。操作部45は、電源のオン/オフ、再生や録音、編集、イジェクト等の操作を行うためのものであり、そのための操作キーとして、再生動作を行わせるためのPLAYキー、記録動作を行わせるためのRECキー、次曲をサーチするための次曲シークキー、前曲をサーチするための前曲シークキー、記録/再生動作を停止させるためのSTOPキー等の各種操作キーが設けられている。表示部46は、例えばLCD等により構成され、トラックナンバー、演奏経過時間等を表示するためのものである。
【0040】
以上の構成において、トラッキングサーボ制御部36b及びサーボドライバ37bは「第1のサーボ手段」に、ピックアップ送りサーボ制御部36c及びサーボドライバ37cは「第2のサーボ手段」に、アドレスデコード部38aは「アドレス検出手段」に、システムコントローラ42は「制御手段」に、メモリ43は「メモリ手段」に、それぞれ対応する。
【0041】
以下、本実施形態の光ディスク装置50においてシステムコントローラ42がサーボプロセッサ36及びデジタル信号処理回路38と協働して行う光ピックアップ33の送り制御(フィード移動制御)に係る処理について、その処理フローの一例を示す図4を参照しながら説明する。
【0042】
図4はフィード移動制御に係る処理のうちフィード移動距離の算出処理の一例を示したものである。
【0043】
先ず、光ディスク装置50は、その初期状態において、トラッキングサーボが「オン」状態(図2(a)参照)にあるものとする。
【0044】
最初のステップS11では、システムコントローラ(制御マイコン)42により、サーボプロセッサ36のピックアップ送りサーボ制御部36cからフィード移動の要求があった(YES)か否(NO)かを判定する。そして、判定結果がNOの場合にはステップS12に進み、判定結果がYESの場合にはステップS13に進む。
【0045】
ステップS12では、フィード移動要求が無いため、光ディスク装置50はその初期状態(この場合、トラッキングサーボの「オン」状態)を維持し、光ピックアップ33のレンズによるトラック追従を行っている(図2(a)参照)。つまり、光ピックアップ33から出力された信号の検出に基づいてデータ再生処理を行っている。この後、ステップS11に戻って上記の処理を繰り返す。
【0046】
一方、ステップS13では、サーボプロセッサ36からのフィード移動要求に応答してシステムコントローラ42が、光ピックアップ33のレンズの変位したセンタ位置でのディスク30上のアドレス情報(図2(a)の例では、レンズ21の元のセンタ位置CPから距離dだけ変位した位置のディスク10上のアドレス情報)を取得し、レンズの変位によって生じたレンズシフト量(図2(a)のレンズシフト量d)に応じた信号レベルを取り込む。
【0047】
アドレス情報の取得は、光ピックアップ33から出力された信号から、RFアンプ35及びデジタル信号処理回路38のアドレスデコード部38aを介して行われる。一方、レンズシフト量に応じた信号レベルは、光ピックアップ33から出力された信号から、RFアンプ35及びトラッキングサーボ制御部36bを介してシステムコントローラ42のA/Dポートに、A/D変換された電圧値の形態で取り込まれる。
【0048】
次のステップS14では、システムコントローラ42により、ステップS13で取得したアドレス情報を光ピックアップ33の現在位置として検出し、この検出した現在位置(アドレス情報)から、ディスク30上で光ピックアップ33を移動させたい目的のアドレス領域までの仮のフィード移動距離(要求距離)を算出する。この算出した仮のフィード移動距離(要求距離)には、フィード移動直前の光ピックアップ33のレンズのセンタ位置からの変位量(すなわち、レンズシフト量に応じた誤差分)が含まれている。
【0049】
次のステップS15では、システムコントローラ42により、ステップS13で取り込んだ信号レベル(A/Dポートの電圧レベル)を距離に換算し、レンズシフト量に応じた補正距離を算出する。
【0050】
例えば、光ピックアップ33のレンズシフト機構(アクチュエータ等)が、印加電圧が0.1V増減する毎に当該レンズをディスク30の外周方向又は内周方向に15μmずつ送り移動するように適応されている場合、システムコントローラ42のA/Dポートに取り込んだ電圧レベルが0.8Vであれば、光ピックアップ33のレンズは外周方向に120μmシフトしていることになり、補正距離として120μmを算出する。
【0051】
最後のステップS16では、システムコントローラ42により、ステップS14で算出した要求距離(レンズシフト量に応じた誤差分を含んだもの)に、ステップS15で算出した補正距離を加算(+)又は減算(−)して、光ピックアップ33を目的のアドレス領域まで移動させるべき本来のフィード移動距離を算出する。
【0052】
この場合、レンズシフトの方向と要求されているフィード移動の方向とが同じ方向(例えば、共に外周方向)であれば補正距離を加算(+)し、互いに異なる方向(例えば、レンズシフトが外周方向で、フィード移動が内周方向)であれば補正距離を減算(−)する。
【0053】
そして、本処理フローは「エンド」となる。この後、図示はしていないが、トラッキングサーボを「オン」状態から「オフ」とし、算出したフィード移動距離に基づいて光ピックアップ33の送り制御を行う(フィード移動開始)。
【0054】
以上説明したように、本実施形態に係る光ディスク装置50によれば、一例として図4の処理フローに示したように、フィード移動を開始する直前に、レンズシフト量の誤差分を補正する処理を行い(ステップS16)、この誤差分をキャンセルした状態で算出したフィード移動距離に基づいて光ピックアップ33の送り制御(フィード移動制御)を行っている。
【0055】
これによって、ディスク30上の目的のアドレス領域への光ピックアップ33の送り処理(フィード移動)に係る距離の精度を高めることができ、ひいては、フィード移動制御の高速化を図ることが可能となる。
【0056】
上述した実施形態(図4の処理フロー)では、フィード移動を開始する直前にレンズシフト量を補正してフィード移動距離を算出する場合を例にとって説明したが、フィード移動に係る距離の精度の向上及び高速化を図るための手法はこれに限定されないことはもちろんである。
【0057】
通常、光ディスク装置においては、図2に関連して説明したように、フィード移動を終了した時点(トラッキングサーボを「オフ」状態から「オン」とした時点)では、光ピックアップのレンズはそのセンタ位置にある。従って、この状態にあるときに読み込んだアドレス情報は、光ピックアップのセンタ位置でのディスク上のアドレスを指示している。言い換えると、フィード移動直後に読み込んだアドレス情報は、上記のレンズシフト量に応じた誤差分を含んでいない。
【0058】
従って、このフィード移動直後にアドレス情報を取り込んでそれを保存しておき、次にフィード移動の要求があった時に、その時のディスク上のアドレス情報ではなく、上記保存しておいたアドレス情報を利用することで、上述した実施形態(図4の処理フロー)の場合と同様の効果を奏することができる。この場合の処理フローの一例を図5に示す。
【0059】
図5はフィード移動制御に係る処理のうちフィード移動距離の算出処理の他の例を示したものである。
【0060】
先ず、光ディスク装置50は、その初期状態において、トラッキングサーボが「オフ」状態(図2(b)参照)にあるものとする。
【0061】
最初のステップS21では、システムコントローラ(制御マイコン)42からの制御に基づいてサーボプロセッサ36のピックアップ送りサーボ制御部36c及びサーボドライバ37cにより、送りモータ34を介して光ピックアップ33の送り制御(フィード移動)を実行する。そして、フィード移動を終了した時点で、トラッキングサーボを「オフ」状態から「オン」とする。
【0062】
次のステップS22では、システムコントローラ42により、フィード移動を終了した時点のディスク30上のアドレス情報を取得する。アドレス情報の取得は、ステップS13で行った処理と同様にして、光ピックアップ33から出力された信号から、RFアンプ35及びデジタル信号処理回路38のアドレスデコード部38aを介して行われる。
【0063】
この取得したアドレス情報は、上述したように、光ピックアップ33のセンタ位置でのディスク30上のアドレスを指示しており、レンズシフト量に応じた誤差分を含んでいない。
【0064】
次のステップS23では、システムコントローラ42により、前のステップで取得したアドレス情報(光ピックアップ33のセンタ位置を指示するアドレス)をメモリ(DRAM)43に記憶する。
【0065】
この後、例えばPLAY動作が発生せず、ある一定量で光ピックアップ33の位置を保持する「回転ポーズ状態」になっているものとする。回転ポーズ状態とは、トラッキングサーボを「オン」にした後、アドレスが一定量以上経過すると固定トラック数分、内周方向へのバックジャンプを行い、所定のアドレス領域へレンズの傾き(シフト)を戻す動作状態を指す。
【0066】
このような状態で、次のステップS24では、システムコントローラ42により、サーボプロセッサ36のピックアップ送りサーボ制御部36cからフィード移動の要求があった(YES)か否(NO)かを判定する。そして、判定結果がNOの場合にはステップS25に進み、判定結果がYESの場合にはステップS26に進む。
【0067】
ステップS25では、フィード移動要求が無いため、光ディスク装置50はトラッキングサーボの「オン」状態を維持し、光ピックアップ33のレンズによるトラック追従を行っている(図2(a)参照)。この後、ステップS24に戻って上記の処理を繰り返す。
【0068】
最後のステップS26では、サーボプロセッサ36からのフィード移動要求に応答してシステムコントローラ42が、ステップS23でメモリ43に記憶したアドレス情報(光ピックアップ33のセンタ位置を指示するアドレス)に基づいて、このアドレス情報を光ピックアップ33の現在位置として検出し、この検出した現在位置から目的のアドレス領域までのフィード移動距離を算出する。
【0069】
このフィード移動距離は、光ピックアップ33のセンタ位置を基準として算出されているので、フィード移動直前に発生しているレンズシフト量に相当する誤差分を含んでいない。つまり、光ピックアップ33を目的のアドレス領域まで移動させるべき本来のフィード移動距離が算出されたことになる。
【0070】
そして、本処理フローは「エンド」となる。この後、図示はしていないが、トラッキングサーボを「オン」状態から「オフ」とし、算出したフィード移動距離に基づいて光ピックアップ33の送り制御を行う。
【0071】
このように、図5の処理フローに係る実施形態によれば、フィード移動直後に読み込んだアドレス情報が光ピックアップ33のセンタ位置でのアドレスを指示していることに着目し、その読み込んだアドレス情報を、次にフィード移動の要求があった時に利用して、フィード移動距離の算出を行っている。つまり、フィード移動の要求があった時に、その時のディスク上のアドレス情報(レンズシフト量に応じた誤差分を含んでいるアドレス情報)は一切利用していない。
【0072】
従って、フィード移動直前に発生しているレンズシフト量に相当する誤差分をキャンセルした状態で算出したフィード移動距離に基づいて光ピックアップ33の送り制御(フィード移動制御)を行うことができるので、フィード移動に係る距離の精度を高めることができ、ひいては高速化に寄与することができる。
【0073】
上述した各実施形態では、光ピックアップ33の形態としてユニット光学系を用いたものを例にとって説明したが、使用する光ピックアップの形態はこれに限定されないことはもちろんであり、例えば、図1(a)に示したようなバルク光学系を用いたものであってもよい。
【0074】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明に係る光ディスク装置によれば、光ピックアップの送り(フィード移動)を開始する直前に発生しているレンズシフト量を補正することができ、これによって、ディスク上の目的のアドレス領域へのフィード移動に係る距離の精度を高めることができ、高速化に寄与することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】光ピックアップの構成を模式的に示す図である。
【図2】従来のピックアップサーボに係る問題点を説明するための図である。
【図3】本発明の一実施形態に係る光ディスク装置の構成を一部模式的に示すブロック図である。
【図4】図3の光ディスク装置が行う光ピックアップの送り制御(フィード移動制御)に係る処理の一例を示すフロー図である。
【図5】図3の光ディスク装置が行う光ピックアップの送り制御(フィード移動制御)に係る処理の他の例を示すフロー図である。
【符号の説明】
30…ディスク、
32…スピンドルモータ、
33…光ピックアップ、
34…送りモータ、
35…RFアンプ、
36…サーボプロセッサ、
36a〜36d…サーボ制御部、
37a〜37d…サーボドライバ、
38…デジタル信号処理回路、
38a…アドレスデコード部、
39,43,44…メモリ(DRAM、EEPROM)、
40…メモリコントローラ、
42…システムコントローラ、
45…操作部、
46…表示部、
50…光ディスク装置、
CP…光ピックアップ(レンズ)のセンタ位置、
d…レンズシフト量(誤差)。
Claims (4)
- ディスクの信号面に光を結像させるレンズを有し、該信号面からの反射光の強度に応じた電気信号を出力する光ピックアップと、
前記レンズを透過した光を前記ディスク上のトラックに追従させるための制御を行う第1のサーボ手段と、
前記光ピックアップを前記ディスクの半径方向に移動させるための送り制御を行う第2のサーボ手段と、
前記第1及び第2のサーボ手段を制御する制御手段とを具備し、
該制御手段は、
前記第2のサーボ手段による前記光ピックアップの送り移動が終了した時に、該光ピックアップのセンタ位置での前記ディスク上のアドレス情報を取得し、
前記第1のサーボ手段がオンしている状態で前記第2のサーボ手段から前記光ピックアップの送り要求があったときに、前記取得したアドレス情報に基づき、前記ディスク上の目的のアドレス領域までの前記光ピックアップの送り距離を算出することを特徴とする光ディスク装置。 - 前記制御手段により取得したアドレス情報を記憶するメモリ手段を更に具備することを特徴とする請求項1に記載の光ディスク装置。
- 前記光ピックアップから出力された電気信号から該光ピックアップ又は前記レンズの前記ディスク上のアドレス情報を検出するアドレス検出手段を更に具備することを特徴とする請求項1又は2に記載の光ディスク装置。
- 前記光ピックアップは、前記レンズを前記ディスクの面に平行な方向にシフトさせるアクチュエータを有し、前記第2のサーボ手段がオフ状態にあって前記第1のサーボ手段がオン状態にあるときに、前記アクチュエータがオンされることを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の光ディスク装置。
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