JP3693813B2 - 光ディスク原盤露光装置におけるスピンドルモータ又はスライダのclv駆動精度評価方法及び装置並びに駆動制御方法並びに光ディスク原盤露光装置 - Google Patents

光ディスク原盤露光装置におけるスピンドルモータ又はスライダのclv駆動精度評価方法及び装置並びに駆動制御方法並びに光ディスク原盤露光装置 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、CLVフォーマットの光ディスク原盤露光装置におけるスピンドルモータ又はスライダのCLV駆動精度評価方法、駆動制御方法及びその装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、光ディスク原盤等のディスクを回転させる場合には、角速度を一定に保持させつつ回転させる、いわゆるCAV(Constant Anguler Velocity)方式と、回転における線速度を半径方向の位置によらず一定に保持させつつ回転させる、いわゆるCLV(Constant Linear Velocity) 方式とがある。
【0003】
この内、CLV方式を用いたディスクにおいては、ディスク外周部になる程、回転数が減少することとなるので、単位時間毎に区切られた記録情報を順次記録していく場合を考えると、CAV方式に比べて記録可能な情報量が多くなり、長時間記録が可能になるという利点がある。このようなことから、ディスクの有効利用により大容量化を図る上で有利なCLV方式が多用されている。
【0004】
ところで、近年、大容量の光ディスク媒体として、DVD(Digital Versatile Disk)‐ROM(Read Only Memory),DVD‐R(Recordable),DVD‐RW(Rewritable)(=DVD‐RAM)等が注目されている。この種のDVD系に関するDVD規格においては、トラックピッチ;0.74μm、最小ピット長;0.4μmの如く規定されており、現行のCD規格におけるトラックピッチ;1.6μm、最小ピット長;0.87μmに比べ、約半分の微小構造のプリフォーマットを光ディスク原盤上に形成しなければならなくなっている。記憶容量の増大化への要求により、今後益々、狭ピッチ化、小ピット化が求められ、より高精度、高品質な光ディスクカッティングマシン(光ディスク原盤露光装置)が必要になってきている。
【0005】
このような状況の下、CLVフォーマットの光ディスク原盤、特に、両面同時記録再生可能な光ディスク原盤のカッティングに際し、光ディスクカッティングマシンでは、スピンドルモータ及びスライダに関してより高精度なCLV駆動制御が要求される。特に、CLVフォーマットの光ディスクカッティングマシンにおいては、カッティング位置(露光位置)の半径位置によらず、光ディスク原盤に対するカッティング線速度を一定に保つ必要があるので、そのスピンドルモータの回転数及びスライダの移動速度は、図15に示すように、半径位置rの変化に反比例して連続的に減少するように制御しなくてはならない。
【0006】
このような制御を実現するための従来例として、特公平6−36272号公報や特開平8−235769号公報に示されるものがある。
【0007】
前者の特公平6−36272号公報によれば、光ピックアップの存在する半径位置に対応する値を有する半径信号に反比例して出力周波数を変化させる可変周波数発生器から得られるパルス列を用いて、スピンドルモータの軸上に取付けられた回転パルス発生器(エンコーダ)から得られる回転パルスの1周期を一定値で計数し、その誤差を速度へフィードバックさせることにより、任意トラック上での線速度が一定となるように制御することで、スピンドルモータのCLV駆動制御を実現している。
【0008】
後者の特開平8−235769号公報によれば、半径方向の位置に対応した理想的なスピンドルモータの回転数変化に対して、実際の回転数が予め設定された誤差範囲内とするために、半径方向の位置に対して一定の変化率で回転数を変化させたり、回転数が一定の変化率で変化する区間と一定の回転数で回転させる区間(CAV区間)とを交互に存在させて理想的な半径位置と回転数との関係に近付ける制御方法が示されている。
【0009】
また、実際の光ディスクカッティングマシンとしては、図16に示すようなものもある。図16は従来の光ディスクカッティングマシンの基本構成を示すもので、カッティング対象となるフォトレジストが塗布されたガラス原盤1はスピンドルモータ2により回転駆動されるターンテーブル3上に吸着保持される。このようなガラス原盤1を露光するためのレーザ光を出射するKrレーザ等のレーザ光源4が設けられ、このレーザ光源4から出射されたレーザ光を整形し、かつ、ガラス原盤1上に常に微小な露光スポットとして集光照射させる集光光学系を含む光ピックアップ5が設けられている。この光ピックアップ5中にはレーザ光の微小な露光スポットなるビームウエスト位置をガラス原盤1のフォトレジスト層位置に保つようフォーカス制御するフォーカスアクチュエータ6及びそのサーボ制御系が含まれている。また、この光ピックアップ5における光路中には、レーザ光源4からのレーザ光をフォーマッタ(露光信号発生装置)7からのフォーマット信号Fout に基づいてオン・オフさせる光変調器8が設けられている。フォーマッタ7はガラス原盤1上にプリエンボスピットやグルーブを形成するためのフォーマット信号Fout を、基本クロック発生器9からの基本クロックFclk にに対応させて出力する。光ピックアップ5はガラス原盤1の半径方向にスライド自在に設けられており、この光ピックアップ5を半径方向にスライド移動させるエアスライダ(スライダ)10が設けられている。
【0010】
一方、スピンドルモータ2の軸上にはその回転に応じたパルス列をスピンドルエンコーダパルスSPenc として出力するスピンドルエンコーダ11が取付けられている。同様に、スライダ10に対しては、このスライダ10の位置を通じてガラス原盤1上の露光スポットの半径方向の位置に応じたパルス列をリニアエンコーダパルスSLenc として出力するリニアエンコーダ12が設けられている。また、駆動系全体を制御する駆動系コントローラ13からの回転指令に基づきスピンドルモータ2の回転動作を制御し駆動させるための制御回路14及びドライバ15が設けられている。制御回路14にはスピンドルエンコーダ11からのスピンドルエンコーダパルスSPenc がフィードバックされており、スピンドルモータ2の回転動作をフィードバック制御する回転制御ループ16が形成されている。同様に、駆動系コントローラ13からの移動指令に基づきスライダ10の移動動作を制御し駆動させるための制御回路17及びドライバ18が設けられている。制御回路17にはリニアエンコーダ12からのリニアエンコーダパルスSLenc がフィードバックされており、スライダ10の移動動作をフィードバック制御する移動制御ループ19が形成されている。駆動系コントローラ13からフォーマッタ7へ与えられる信号Fgoはフォーマッタスタート信号である。なお、リニアエンコーダの値をプリセットするための絶対位置を検出するためのセンサは省略してある。また、光ディスクカッティングマシンは、現実には、各種ディスクフォーマットに対応して、2ビーム露光、露光ビームの蛇行(ウォブリング)等の設定が必要になるが、それらに要する各種露光光学系等は、ここでは直接関係しないので、省略してある。
【0011】
このような光ディスクカッティングマシンにおけるスピンドルモータ2のCLV駆動は、以下のように行われる。まず、駆動系コントローラ13はリニアエンコーダ12から現在の露光スポットの半径位置rを読み取る。次に、露光線速V1の指定に従いV1=r・ω=一定なる関係を満足するようにスピンドルモータ2の回転数ωを制御する。スライダ10のCLV駆動については、同様に、半径位置rの値からV1=Vs・r・2π/P=一定なる関係を満足するように移動速度Vsを制御する方法(Pはスパイラルピッチ)、或いは、スピンドルモータ2の1回転中にスパイラルピッチP分だけスライダ10を移動させるような制御を行う方法等がある。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】
特公平6−36272号公報に示される方法においては、CLV駆動の基準としているパルス列は、半径位置を検出する手段(ポテンショメータ)と可変周波数発生手段とにより生成されている。よって、このようなパルス列中には、半径位置の検出誤差や発生周波数の設定誤差が含まれることになる。この方法により、従来のCD規格対応等のCLV駆動制御に要求される精度は達成し得るとしても、DVD規格対応等の、より高精度なCLV駆動制御を実現する上では、これらの誤差も無視することはできず、排除する必要がある。
【0013】
また、一般に回転パルス発生器(エンコーダ)は、周知の如く、多数のスリットが放射状に等間隔で形成されたスリット円盤をスピンドル軸上に取付け、スリットを挾んで光源と光ディテクタとを対向配置させ、スピンドル軸の回転に伴う光の入射・遮光によって回転パルスを得るものである。この場合、スリットが正確に放射状に等間隔で配設されていたとしても、スピンドル軸へのスリット円盤の取付け偏心により、得られる回転パルス列には、図17に誇張して示すように見掛け上の速度変動Δωが観察されてしまう。このような回転パルス列をそのまま回転駆動制御のためにフィードバックさせて使用すると、却って、制御精度を低下させてしまうことになる。
【0014】
特開平8−235769号公報に示される方法でも、CLV駆動の回転数制御は、半径位置を基準として、この値から、或る一定変化率の回転数パターン等の発生・切換えを行っており、よりCLV回転精度を上げようとすれば、同様に、半径位置を検出するリニアスケール(リニアエンコーダ)の高精度化、切換え点の多点化を図る必要がある。
【0015】
図16に示したような光ディスクカッテングマシンにおけるCLV駆動方法においても、露光スポットの半径位置情報の誤差或いは変動は、スピンドルモータ2の回転制御に直接影響してしまい、CLVフォーマットの各セクタの正確な配置については制御しきれない状況にある。
【0016】
さらには、何れの制御方式にしても、高精度なCLV駆動制御を実現するためには、高精度なCLV駆動精度の評価が実現できなければならないが、従来のCLV駆動精度の評価は、
A.露光スポットの半径位置に対するスピンドルモータの回転速度の測定と、スピンドルモータの1回転毎の露光スポット位置の測定とによるピッチ測定による評価
B.CLV駆動開始時からの経過時間に対するスピンドルモータの回転数及びスライダの移動距離の測定或いはスピンドルモータの総回転回数及び露光スポット半径位置の測定による評価
C.CLVフォーマットの最終セクタ或いは任意セクタの或る半径位置を光学顕微鏡等を用いて測長し、計算によって求める値と比較することによる評価(CLV露光終了後の評価)
のような方法によるものであり、露光スポットの半径位置、回転速度或いは移動速度等の測定には、各測定器の分解能、測定の時間差等により、真の値に対して常に誤差を伴い正確なデータを得ることができない。このような評価レベルであっても、従来のCD規格レベルであれば、CLVフォーマットに対して或る線速範囲内で露光されていれば問題なしとされ、セクタの配置までは問題とされず、この程度の評価で十分であるが、理想的なCLV駆動の下に露光されたCLVフォーマットの各セクタ間の位置関係まで問題にしようとすると、従来のCLV駆動精度評価法では不十分である。
【0017】
そこで、本発明は、理想的なスピンドルモータのCLV駆動によって得られるCLVフォーマットの各セクタ間の位置関係をリアルタイムで高精度に評価し得る光ディスク原盤露光装置におけるスピンドルモータのCLV駆動精度評価方法及びその装置を提供することを目的とする。
【0018】
また、本発明は、リニアエンコーダの分解能を上げることなく、高精度にスライダのCLV駆動を評価し得る光ディスク原盤露光装置におけるスライダのCLV駆動精度評価方法及びその装置を提供することを目的とする。
【0019】
本発明は、高精度なスピンドルモータのCLV駆動精度の評価結果に基づきスピンドルモータのCLV駆動をフィードバック制御することで、より高精度にスピンドルモータを回転駆動させることができ、CLVフォーマットの各セクタの円周方向の各配置を理想的なものとし、両面同時記録再生可能なCLVディスクのマスタリングも可能となる光ディスク原盤露光装置におけるスピンドルモータのCLV駆動制御方法及びその装置を提供することを目的とする。
【0020】
本発明は、高精度なスライダのCLV駆動精度の評価結果に基づきスライダのCLV駆動をフィードバック制御することで、より高精度にスライダを移動させることができ、リニアエンコーダの分解能を超えた精度のスパイラルピッチを得ることができる光ディスク原盤露光装置におけるスライダのCLV駆動制御方法及びその装置を提供することを目的とする。
【0021】
本発明は、CLV駆動動作が有効に機能しない、目標回転数或いは目標移動速度でのスムーズな立上げ動作、立下げ動作或いはCAV駆動動作をも併せて行わせ得る光ディスク原盤露光装置におけるスピンドルモータ又はスライダのCLV駆動制御方法及びその装置を提供することを目的とする。
【0022】
さらに、本発明は、スピンドルエンコーダから得られるパルス列信号に関して生じ得る取付け偏心に伴う見掛け上の変動を排除することができ、安定したスピンドルモータの回転制御を実現し得る光ディスク原盤露光装置におけるスピンドルモータのCLV駆動精度評価方法、駆動制御方法及びその装置を提供することを目的とする。
【0023】
【課題を解決するための手段】
本発明は、何れも、フォトレジストが塗布されたガラス原盤を露光するレーザ光を出射するレーザ光源と、基本クロックに対応させて前記ガラス原盤を露光する露光信号を発生する露光信号発生装置と、前記露光信号に基づき前記レーザ光源から出射されたレーザ光をオン・オフさせる光変調器と、この光変調器によりオン・オフされたレーザ光を前記ガラス原盤上に露光スポットとして集光照射させる集光光学系を含む光ピックアップと、回転自在に保持された前記ガラス原盤を回転駆動するスピンドルモータと、前記光ピックアップを前記ガラス原盤の半径方向に移動させるスライダと、前記スピンドルモータの回転に応じたパルスを出力するスピンドルエンコーダと、前記ガラス原盤上における前記露光スポットの位置に応じたパルスを出力するリニアエンコーダと、回転指令及び前記スピンドルエンコーダのパルス出力に基づき前記スピンドルモータの回転をフィードバック制御する回転制御ループと、移動指令及び前記リニアエンコーダのパルス出力に基づき前記スライダの移動をフィードバック制御する移動制御ループとを備え、前記スピンドルモータ及び前記スライダをCLV駆動させるようにした光ディスク原盤露光装置を前提とする。
【0024】
請求項1記載の発明の光ディスク原盤露光装置におけるスピンドルモータのCLV駆動精度評価方法は、スピンドル回転エンコーダにスピンドルモータの等回転角ごとにパルスを出力させ、そのスピンドル回転エンコーダのパルス列出力を用いて或る任意に設定されたスピンドルモータ回転角毎に回転角パルスを出力させるとともに、基本クロック又はその整数倍クロックをカウントパルスとして任意に設定された任意周期長分を連続して繰り返し計数して、計数されたカウントパルス数を回転角パルス毎にラッチし、ラッチされた任意周期長計数値として得られるカウントパルス数である位相データの差である位相差データと当該位相差データと対応する理想的な計算値による位相差データとの比較によりスピンドルモータのCLV駆動誤差を検出し、検出されたCLV駆動誤差を回転制御ループへフィードバックさせるようにした。請求項記載の発明の光ディスク原盤露光装置におけるスピンドルモータのCLV駆動精度評価装置は、スピンドル回転エンコーダにスピンドルモータの等回転角ごとにパルスを出力させ、そのスピンドル回転エンコーダのパルス列出力を入力として或る任意に設定されたスピンドルモータ回転角毎に回転角パルスを出力する任意角パルス生成回路、基本クロック又はその整数倍クロックがカウントパルスとして入力され任意に設定された任意周期長分を連続して繰返し計数する任意周期長カウンタ、及び、この任意周期長カウンタにより計数されたカウントパルス数を回転角パルス毎にラッチするラッチ回路を有する位相データ取込回路と、この位相データ取込回路中のラッチ回路にラッチされた任意周期長計数値として得られるカウントパルス数である位相データの差である位相差データと当該位相差データと対応する理想的な計算値による位相差データとの比較によりスピンドルモータのCLV駆動誤差を検出するCLV駆動精度評価手段と、を備えた。
【0025】
CLV駆動により形成される等ピッチのスパイラルトラックにおいては、隣接トラック間の線路長差は常に一定であり、この関係は、任意回転角で区切ってなる隣接セグメント間の線路長差でも同様に常に一定である。このように隣接セグメント間の線路長差が一定であるので、一定線速でこのトラック線上を移動した場合には、対応する任意周期長カウンタにおける一定位相差の増加となり、セグメント毎に所要時間も一定時間ずつ増加することになる。このような一定時間の増加は、任意周期長カウンタの計数値を位相データとしたとき、一定の割合で位相差が増加することに対応する。このように測定された位相差データと理想的なCLV駆動の計算値として得られた位相差データとの差がスピンドルモータのCLV駆動誤差として評価される。従って、露光信号発生装置用の基本クロック或いはそれ以上の周波数でのパルス数位置誤差としてスピンドルモータのCLV駆動誤差を検出することが可能であり、極めて高精度に評価できる。
【0026】
請求項3記載の発明の光ディスク原盤露光装置におけるスライダのCLV駆動精度評価方法は、リニアエンコーダにスライダの一定移動長毎にパルスを出力させ、そのリニアエンコーダのパルス列出力を用いて或る任意に設定されたスライダ移動距離毎に移動長パルスを出力させるとともに、基本クロック又はその整数倍クロックをカウントパルスとして任意に設定された任意周期長分を連続して繰り返し計数して、計数されたカウントパルス数を移動長パルス毎にラッチし、ラッチされた任意周期長計数値として得られるカウントパルス数である位相データの差である位相差データと当該位相差データと対応する理想的な計算値による位相差データとの比較により前記スライダのCLV駆動誤差を検出するようにした。請求項記載の発明の光ディスク原盤露光装置におけるスライダのCLV駆動精度評価装置は、リニアエンコーダにスライダの一定移動長毎にパルスを出力させ、そのリニアエンコーダのパルス列出力を入力として或る任意に設定されたスライダ移動距離毎に移動長パルスを出力する任意長パルス生成回路、基本クロック又はその整数倍クロックがカウントパルスとして入力され任意に設定された任意周期長分を連続して繰返し計数する任意周期長カウンタ、及び、この任意周期長カウンタにより計数されたカウントパルス数を前記移動長パルス毎にラッチするラッチ回路を有する位相データ取込回路と、この位相データ取込回路中のラッチ回路にラッチされた任意周期長計数値として得られるカウントパルス数である位相データの差である位相差データと当該位相差データと対応する理想的な計算値による位相差データとの比較によりスライダのCLV駆動誤差を検出するCLV駆動精度評価手段と、を備えた。
【0027】
理想的なCLV駆動が実現されている場合、等ピッチのスパイラルトラックであれば、スピンドルモータの一定の任意回転角に対してはスライダは一定移動長で移動するため、スライダの一定移動長に対してスピンドルモータの一定の回転角が対応することになる。よって、スライダの一定移動長毎に取り込まれる位相データ及び位相差データについても、スピンドルモータの場合と同じ関係が成立し、露光信号発生装置用の基本クロック或いはそれ以上の周波数でのパルス数位置誤差としてスライダのCLV駆動誤差を検出することが可能であり、極めて高精度に評価できる。
【0028】
請求項4記載の発明の光ディスク原盤露光装置におけるスピンドルモータの駆動制御方法は、スピンドル回転エンコーダにスピンドルモータの等回転角ごとにパルスを出力させ、そのスピンドル回転エンコーダのパルス列出力を用いて或る任意に設定されたスピンドルモータ回転角毎に回転角パルスを出力させるとともに、基本クロック又はその整数倍クロックをカウントパルスとして任意に設定された任意周期長分を連続して繰り返し計数して、計数されたカウントパルス数を回転角パルス毎にラッチし、ラッチされた任意周期長計数値として得られるカウントパルス数である位相データの差である位相差データと当該位相差データと対応する理想的な計算値による位相差データとの比較によりスピンドルモータのCLV駆動誤差を検出し、検出されたCLV駆動誤差を前記回転制御ループへフィードバックさせるようにした。請求項10記載の発明の光ディスク原盤露光装置は、スピンドル回転エンコーダにスピンドルモータの等回転角ごとにパルスを出力させ、そのスピンドル回転エンコーダのパルス列出力を入力として或る任意に設定されたスピンドルモータ回転角毎に回転角パルスを出力する任意角パルス生成回路、基本クロック又はその整数倍クロックがカウントパルスとして入力され任意に設定された任意周期長分を連続して繰返し計数する任意周期長カウンタ、及び、この任意周期長カウンタにより計数されたカウントパルス数を回転角パルス毎にラッチするラッチ回路を有する位相データ取込回路を回転制御ループ中に設け、ラッチ回路にラッチされた任意周期長計数値として得られるカウントパルス数である位相データの差である位相差データと当該位相差データと対応する理想的な計算値による位相差データとの比較によりスピンドルモータのCLV駆動誤差を検出し、検出されたCLV駆動誤差を回転制御ループへフィードバックさせるようにした。
【0029】
従って、スピンドルモータのCLV駆動精度評価に準じて露光信号発生装置用の基本クロック或いはそれ以上の周波数でのパルス数位置誤差レベルでスピンドルモータのCLV駆動制御を高精度に行えるため、CLVフォーマットの各セクタを円周方向の理想的な位置に配置させることができ、よって、両面同時記録再生可能なCLVディスクのマスタリングも可能となり、高速データ転送レートを持たせることもできる。
【0030】
請求項2記載の発明は、請求項1記載の光ディスク原盤露光装置におけるスピンドルモータのCLV駆動精度評価方法において、回転角パルスを出力させる任意のスピンドルモータ回転角をスピンドルモータ1回転分とした。請求項記載の発明は、請求項記載の光ディスク原盤露光装置におけるスピンドルモータのCLV駆動精度評価装置において、任意角パルス生成回路から回転角パルスを出力させる任意のスピンドルモータ回転角をスピンドルモータ1回転分とした。請求項5記載の発明は、請求項4記載の光ディスク原盤露光装置におけるスピンドルモータの駆動制御方法において、回転角パルスを出力させる任意のスピンドルモータ回転角をスピンドルモータ1回転分とした。請求項11記載の発明は、請求項10記載の光ディスク原盤露光装置において、任意角パルス生成回路から回転角パルスを出力させる任意のスピンドルモータ回転角をスピンドルモータ1回転分とした。
【0031】
従って、スピンドルモータのCLV駆動精度評価或いはCLV駆動制御に際して、スピンドルエンコーダの取付け偏心に伴う見掛け上の回転変動を排除し、スピンドルモータの回転に同期したCLV駆動誤差に基づいた回転制御となるので、安定したスピンドルモータの回転制御となる。
【0032】
請求項記載の発明の光ディスク原盤露光装置におけるスライダの駆動制御方法は、リニアエンコーダにスライダの一定移動長毎にパルスを出力させ、そのリニアエンコーダのパルス列出力を用いて或る任意に設定されたスライダ移動距離毎に移動長パルスを出力させるとともに、基本クロック又はその整数倍クロックをカウントパルスとして任意に設定された任意周期長分を連続して繰り返し計数して、計数されたカウントパルス数を移動長パルス毎にラッチし、ラッチされた任意周期長計数値として得られるカウントパルス数である位相データの差である位相差データと当該位相差データと対応する理想的な計算値による位相差データとの比較によりスライダのCLV駆動誤差を検出し、検出されたCLV駆動誤差を前記移動制御ループへフィードバックさせるようにした。請求項12記載の発明の光ディスク原盤露光装置は、リニアエンコーダにスライダの一定移動長毎にパルスを出力させ、そのリニアエンコーダのパルス列出力を入力として或る任意に設定されたスライダ移動距離毎に移動長パルスを出力する任意長パルス生成回路、前記基本クロック又はその整数倍クロックがカウントパルスとして入力され任意に設定された任意周期長分を連続して繰返し計数する任意周期長カウンタ、及び、この任意周期長カウンタにより計数されたカウントパルス数を移動長パルス毎にラッチするラッチ回路を有する位相データ取込回路を前記移動制御ループ中に設け、前記ラッチ回路にラッチされた任意周期長計数値として得られるカウントパルス数である位相データの差である位相差データと当該位相差データと対応する理想的な計算値による位相差データとの比較により前記スライダのCLV駆動誤差を検出し、検出されたCLV駆動誤差を前記移動制御ループへフィードバックさせるようにした。
【0033】
従って、スライダのCLV駆動精度評価に準じて露光信号発生装置用の基本クロック或いはそれ以上の周波数でのパルス数位置誤差レベルでスライダのCLV駆動制御を高精度に行えるため、リニアエンコーダの分解能以上に極めて高精度なスパイラルピッチでトラックを形成することができる。
【0035】
従って、基本的な高精度なCLV駆動制御を維持しつつ、スピンドルモータの目標回転数やスライダの目標移動速度への立上げ動作等に関しても支障なく動作させることができる。
【0036】
【発明の実施の形態】
本発明の第一の実施の形態を図1ないし図4に基づいて説明する。図15ないし図17で示した部分と同一部分は同一符号を用いて示し、説明も省略する(以降の各実施の形態でも、順次同様とする)。本実施の形態は、DVD系用の光ディスクカッティングマシンのCLV駆動精度評価系に適用されている。光ディスクカッティングマシン自体の構成及び動作は、図16に示したものと同様であり、このような光ディスクカッティングマシンに対して、図1に示すように、CLV駆動精度評価を行うためのスピンドル位相データ取込回路21とCLV駆動精度評価手段としてのCLV駆動精度評価ユニット22とが付加されている(図中のスライダ位相データ取込回路は次の実施の形態で使用される)。
【0037】
図2に位相データ取込回路としてのスピンドル位相データ取込回路21の構成例を示す。このスピンドル位相データ取込回路21は、任意角パルス生成回路23と任意周期長カウンタ24とラッチ回路25とより構成されている。任意角パルス生成回路23は、スピンドルエンコーダ11から出力されるスピンドルエンコーダパルスSPenc なるパルス列を入力として、或る任意のスピンドルモータ回転角毎に、回転角パルスPθ sをラッチ回路25に対して出力する。任意周期長カウンタ24は、フォーマッタ7を駆動させるための基本クロックFclk (又は、その整数倍クロック)がカウントパルスとして基本クロック発生器9から入力され、任意周期長分を繰返し計数するカウンタ回路である。この任意周期は、CLVフォーマットにおけるセクタ長であってもよく、又は、それ以外の値であってもよい。この任意周期長カウンタ24の計数値は、回転角パルスPθ sによってラッチ回路25にラッチされ、スピンドル用の位相データSPpha としてCLV駆動精度評価ユニット22へ取り込まれる。この“位相データSPpha ”は、任意周期長分の計数を1周期として、読み取られた0から任意周期長カウンタ値までの値(計数値)をこの位相データとしている。このような位相データSPpha がCLV駆動精度評価ユニット22内で処理されて位相差データに変換される。
【0038】
ここで、CLV駆動精度評価ユニット22内での処理に先立ち、CLV駆動におけるトラック線路長関係の特質について説明する。まず、CLV駆動によって形成される等ピッチのスパイラルトラックにおいて、その全トラック線路長Lは、スパイラルトラックの開始半径位置をR0 、線路長を測定しようとしているスパイラルトラックの半径位置をr、トラックピッチをP、トラック数をnとすると、
L=π(r2 −R0 2)/P …………………………(1)
r=R0 +nP (n=1,2,3,…) …………………(2)
なる数式で表される。これらの(1)(2)式から、
L=2nπR0+n2πP (n=1,2,3,…) …………(3)
なる数式に変形できる。
【0039】
また、この(3)式から、各トラックの線路長Ln は、
Ln =2πR0+(2n−1)πP (n=1,2,3,…) ……(4)
で表される。この(4)式から、隣接トラック間の線路長差は、
隣接トラック間の線路長差=2πP=一定 …………………(5)
で表されるように、常に一定であることが分かる。
【0040】
ここに、(2)式は、求めようとするスパイラル軌跡を、トラック単位として(即ち、スパイラルの中心から線路に沿って軌跡の回転角が2π=1回転を1単位として)表現している。その結果、トラック毎に2πPずつトラック線路長が増加していくという結果が得られる。
【0041】
2π=1回転の代わりに、或る任意の角度θc を1単位とすると、(2)式は、 r=R0 +sθc P/(2π)(s=1,2,3,…) …………(6)
で表される。なお、角度θc は2πより大きくても小さくてもよい。また、本発明では、このような角度θc によって切り出されるスパイラルトラック上の線分を“セグメント”と称するものとする(sはセグメント数である)。
【0042】
(1)式と(6)式とによれば、
Figure 0003693813
なる関係が成立する。(8)式から、隣接セグメント間の線路長差は、
隣接セグメント間の線路長差=Pθc2/(2π)=一定 ………(9)
で表されるように、常に一定であることが分かる。
【0043】
本実施の形態及び以降の各実施の形態では、このような隣接間の線路長差が常に一定であるという関係を利用して、高精度なCLV駆動精度の評価ないしは駆動制御を実現するものである。
【0044】
図1に戻り、CLV駆動精度評価ユニット22ではスピンドル位相データ取込回路21から得られる位相データSPpha に基づき位相差データに変換する。この変換処理を含むCLV駆動精度評価処理を図3に示すフローチャートを参照して説明する。ここに、位相差は現セグメント位置での位相と1つ前のセグメント位置での位相との間の距離で表すものとする。従って、位相差のグラフは直線で増加し続けるのではなく、図4に示す場合と同様に、任意周期長カウンタ24のカウンタ長の1/2の位置で折り曲がる。まず、位相データを1つ前のセグメント位置での位相データPb から現セグメント位置での位相データPc に書換えるものとし、この位相データの取込点になった時点で、現セグメント位置での位相データPc をラッチ回路25にラッチする(Pb , c は本実施の形態では、位相データSPpha に相当する)。次いで、|Pc −Pb |min により位相差データを算出する。一方、理想的なCLV駆動時に得られる位相差データΔPt を求める。この理想的な位相差データΔPt と実際に測定された位相差データ|Pc−Pb |min とを比較することで、CLV駆動誤差が求まる。
【0045】
(9)式によれば、隣接セグメント間の線路長差は常に一定であるので、一定線速(CLV駆動)でこの線路上を移動した場合、一定時間、即ち任意周期長カウンタ24における一定位相差の増加となる。例えば、線速をV1 とし、隣接セグメント間の線路長差に伴うセグメント毎に要する所要時間の増加時間をT0 とすると、
T0 =(隣接セグメント間の線路長差)/V1 …………………(10)
となる。これにより、或る時点におけるセグメント所要時間を基準にして、sセグメント先のセグメントにおける所要時間の増加時間Ts は、
Ts =T0 (1+2+3+…………+
=T0 (1+s)s/2 …………………(11)
となる。
【0046】
そこで、隣接セグメント間の所要時間差Td を求めると、
Td =T0 s …………………………………………(12)
となり、セグメント毎に所要時間がT0 ずつ増加していくことが分かる。この一定時間T0 の増加は、任意周期長カウンタ24のカウンタ長データを位相データとしたとき、一定の割合で位相差が増加することに対応する。
【0047】
図4は隣接任意角間の位相差変化(計算値)の様子を示すグラフである。ここで、任意周期長カウンタ24のカウンタ長に相当する光ディスク(ガラス原盤1)上の物理的線路長(この長さは、CLV駆動されるので常に一定)を(9)式の隣接セグメント間の線路長差で割った値を“Ns ”とすると、位相差ΔPt (計算値)はθ c Ns 毎に同じ変化を繰り返す。正確なCLV駆動制御がなされていれば、図1、図2に示した構成及び図3に示したフローチャートに従い求められる位相差データは、各々の線速及び任意周期長カウンタ24のカウンタ長に応じて(9)式から求められる図4のグラフ上に乗る筈である(ただし、横軸方向は測定開始した時点に応じてシフトする)。つまり、図4に示す隣接任意角間の位相差変化のグラフと、実際に測定された位相差データとの差がスピンドルモータ2の駆動精度誤差として評価できる。本実施の形態の方式によれば、評価測定をいつの時点で開始させてもよく、任意のその時点から正確な測定・評価を行うことができる。
【0048】
このように、本実施の形態によれば、スピンドルモータ2の1回転毎にフォーマッタ7用の基本クロックFclk 又はその整数倍なるそれ以上の周波数でのパルス数位置誤差として検出・評価可能であり、スピンドルモータ2のCLV駆動における線速誤差を従来になく高精度に評価することができる。
【0049】
本発明の第二の実施の形態を図1及び図3ないし図6に基づいて説明する。本実施の形態は、光ディスクカッティングマシンのCLV駆動精度評価系に適用されている。光ディスクカッティングマシン自体の構成及び動作は、図16に示したものと同様であり、図1に示すように、CLV駆動精度評価を行うためのスライダ位相データ取込回路26とCLV駆動精度評価手段としてのCLV駆動精度評価ユニット22とが付加されている。
【0050】
図5に位相データ取込回路としてのスライダ位相データ取込回路26の構成例を示す。このスライダ位相データ取込回路26は、任意長パルス生成回路27と任意周期長カウンタ28とラッチ回路29とより構成されている。任意長パルス生成回路27は、スライダ10の移動をモニタするリニアエンコーダ12から出力されるリニアエンコーダパルスSLenc なるパルス列を入力として、或る任意のスライダ移動長毎に、移動長パルスPLsをラッチ回路29に対して出力する。任意周期長カウンタ28は、フォーマッタ7を駆動させるための基本クロックFclk (又は、その整数倍クロック)がカウントパルスとして基本クロック発生器9から入力され、任意周期長分を繰返し計数するカウンタ回路である。この任意周期は、CLVフォーマットにおけるセクタ長であってもよく、又は、それ以外の値であってもよく、さらには、図2中に示した任意周期長カウンタ24の任意周期と同じであっても異なっていてもよい。この任意周期長カウンタ28の計数値は、移動長パルスPLsによってラッチ回路29にラッチされ、スライダ用の位相データSLpha としてCLV駆動精度評価ユニット22へ取り込まれる。
【0051】
ここに、理想的なCLV駆動が実現されているならば、等ピッチのスパイラルトラックを前提としているので、スピンドルモータ2の回転角θspとスライダ10の移動距離Ls との間には、(6)式より、
Ls =θspP/(2π) ……………………………………(13)
が成立する。これにより、スピンドルモータ2の任意の一定回転角θspに対しては、スライダ10は一定移動長Ls で移動することが分かる。図6はこの様子を示すグラフである。
【0052】
即ち、スライダ10の一定移動長Ls に対してスピンドルモータ2の一定回転角θspが対応することになり、スライダ10の一定移動長Ls 毎に位相データ(移動長パルス)PLs及び位相差データについても、前述した第一の実施の形態のスピンドルモータ2系で得られた関係と同じ関係が得られることになる。従って、スライダ10系についても、正確なCLV駆動がなされていれば、図1,図5に示した構成及び図3に示したフローチャートの処理で得られる位相差データは、各々の線速及び任意周期長カウンタ28のカウンタ長に応じた図4のグラフと同様のグラフ線上に乗る筈である(ただし、横軸方向は測定開始した時点に応じてシフトする)。つまり、図4に示す隣接任意角間の位相差変化のグラフと同様なグラフと、実際に測定された位相差データとの差がスライダ10の駆動精度誤差として評価できる。本実施の形態の方式によれば、評価測定をいつの時点で開始させてもよく、任意のその時点から正確な測定・評価を行うことができる。
【0053】
このように、本実施の形態によれば、スライダ10のCLV駆動に関してフォーマッタ7用の基本クロックFclk 又はその整数倍なるそれ以上の周波数でのパルス数位置誤差として検出・評価可能であり、スライダ10のCLV駆動における線速誤差を従来になく高精度に評価することができる。
【0054】
本発明の第三の実施の形態を図7及び図8に基づいて説明する。本実施の形態は、光ディスクカッティングマシンのCLV駆動制御系に適用されている。本実施の形態の光ディスクカッティングマシンでは、例えば、図1及び図2に示したようなスピンドル位相データ取込回路21が付加されて構成されている。ここに、スピンドルエンコーダ11から得られるスピンドルエンコーダパルスSPenc は制御回路14へは入力されず、スピンドル位相データ取込回路21にのみ入力されている。また、スピンドル位相データ取込回路21からの位相データSPpha は駆動系コントローラ13に入力されている。即ち、スピンドル位相データ取込回路21は回転制御ループ16中に組込まれている。
【0055】
駆動系コントローラ13内では、スピンドル位相データ取込回路21から得られる位相データSPpha 等に基づき、図8のフローチャートに示すような制御処理を実行することで、回転制御ループ16を通じてスピンドルモータ2の回転速度に関してCLV駆動制御を高精度に行う。即ち、基本的にはCLV駆動精度評価ユニット22における評価処理と同様であるが、理想的なCLV駆動時に得られる位相差データΔPt と現実の位相差データ|Pc −Pb |min との差が0であれば、理想通りであるのでそのままとなる。そして、図4においてグラフが右上がりである部分では、理想的な位相差データΔPt よりも小さい場合にはスピンドルモータ2の回転速度を上げるように制御回路14に指令を出し、逆に理想的な位相差データΔPt よりも大きい場合にはスピンドルモータ2の回転速度を下げるように制御回路14に指令を出す。図4においてグラフが右下がりである部分では、ΔP t と|P c −P b min との差と、スピンドルモータ2の回転速度の制御との方向性は、上記の場合と逆となる。そして、このようなフィードバック制御を繰返すことで、理想的な位相差データΔPt との差がなくなるように制御する
【0056】
なお、本実施の形態のフィードバック用の回転制御ループ系では、データのサンプリングが離散的となるので、遅れ等を十分に考慮した制御回路14として構成することが望まれる。また、制御の基準となる位相差データの計算については、図8に示すフローチャートを1回まわる毎に計算するようにしてもよく、或いは、予め計算しておいてもよい。この場合の計算の精度は、最近における高性能なCPU等によれば、演算精度に伴う誤差が位相差データに現われないようにすることは容易である。
【0057】
本実施の形態の光ディスクカッティングマシンにより、スピンドルモータ2のCLV駆動制御を適正に行いながらCLVフォーマットのカッティングを行えば、各セクタの円周方向の配置を一律に同一配置とさせることができる。よって、例えば両面同時記録再生可能なCLVフォーマットのディスクのマスタリングが可能となり、高速データ転送レートを有するDVD系の光ディスクを提供できる。即ち、本実施の形態のようなスピンドルモータ2の理想的なCLV駆動制御により、CLVフォーマットのカッティングによって配置される各セクタの角度位置を、異なるスタンパ間でも一致させることができるので、転送レートが向上する両面同時記録再生可能なCLVフォーマットの光ディスクを製造することができる。
【0058】
なお、本実施の形態においては、CLVフォーマット開始時には、スピンドルモータ2の回転に関して、1トラック内に存在するフォーマッタ7用の基本クロックFclk 数が同一となっていることが必要である。このような制御は、目標とする回転数近傍において位相差データが或る値で一定(“或る値”とは、スピンドルモータ2の回転数とカウントパルスの周波数と任意周期長カウンタ24の周期長と任意角の回転角パルスPθ sとにより一意的に決まる値である)となるように制御すること(例えば、CAV回転駆動制御)により実現できる。
【0059】
本発明の第四の実施の形態を図9に基づいて説明する。本実施の形態は、光ディスクカッティングマシンのCLV駆動制御系に適用されている。本実施の形態の光ディスクカッティングマシンでは、例えば、図1及び図5に示したようなスライダ位相データ取込回路26が付加されて構成されている。ここに、リニアエンコーダ12から得られるリニアエンコーダパルスSLenc は制御回路17へは入力されず、駆動系コントローラ13及びスライダ位相データ取込回路26へ入力されている。また、スライダ位相データ取込回路26からの位相データSLpha は駆動系コントローラ13に入力されている。即ち、スライダ位相データ取込回路26は移動制御ループ19中に組込まれている。なお、スピンドル位相データ取込回路21に関しては第三の実施の形態の場合と同様である。
【0060】
駆動系コントローラ13内では、スライダ位相データ取込回路26から得られる位相データSLpha 等に基づき、図8のフローチャートに示したスピンドルモータ2のCLV駆動制御の場合と同様な制御処理を実行することで、移動制御ループ19を通じてスライダ10の移動に関してCLV駆動制御をフィードバック制御により高精度に行う。
【0061】
本実施の形態の光ディスクカッティングマシンにより、スライダ10のCLV駆動制御を適正に行いながらCLVフォーマットのカッティングを行えば、スライダ10のCLV駆動制御を十分な精度で行うことができる。即ち、CLV駆動誤差の分解能は、フォーマッタ7用の基本クロックFclk 或いはその整数倍なる周波数以上で設定可能であり、これはリニアエンコーダ12の分解能を遥かに上回る値となる。逆にいえば、リニアエンコーダ12のエンコードパルス発生位置のばらつきが小さければスライダ移動のCLV駆動精度を、リニアエンコーダ12の分解能は低くても高精度に実現できることを意味する。また、CLVフォーマット開始時の等速移動については、スピンドルモータ2の場合と同様に、目標とする回転数近傍において位相差データが或る値で一定(“或る値”とは、スライダ10の移動速度とカウントパルスの周波数と任意周期長カウンタ24の周期長と任意長の移動長パルスPLsとにより一意的に決まる値である)となるように制御すること(例えば、等速移動駆動)により実現できる。
【0062】
本発明の第五の実施の形態を図10に基づいて説明する。本実施の形態は、スピンドル用の位相データ取込回路21の任意角パルス生成回路23における回転角パルスPθ sを出力させるタイミングをスピンドルモータ2の1回転分(=2π)としたものであり、図10はそのタイミング例を模式的に示すタイムチャートである
本実施の形態によれば、スピンドルエンコーダ11の取付け偏心に伴う見掛け上の回転変動を排除することができ、スピンドルモータ2の回転に同期した誤差データに基づいた回転制御を行うことができ、安定した回転制御となる。
【0063】
なお、本実施の形態は第一、三の何れの実施の形態にも適用できる。また、本実施の形態におけるタイミングに関して、スピンドルエンコーダ11から得られる1周当たり複数個のパルス列を分周して得るようにしてもよく、或いは、1周当たり1パルス出力される原点パルスをそのまま任意角パルスとして利用するようにしてもよい。
【0064】
本発明の第六の実施の形態を図11に基づいて説明する。本実施の形態は、第二又は第四の実施の形態において、スライダ10用の位相パルス取込回路26の任意長パルス生成回路27における任意長パルスPLsの移動長を変えることで、絶えず、スピンドルモータ2の1回転近傍で位相データを取り込むようにしたものである。
【0065】
図11は、任意長パルスPLsをトラックピッチP近傍としたときの位相データの取込タイミング例を模式的に示すタイムチャートである。即ち、リニアエンコーダ12から出力されるリニアエンコーダパルスSLenc なるパルス列の内、最もトラックピッチP位置近くに発生するパルスを移動長パルスPLsとして、位相データの取り込みを行わせる。絶えず長さの変わる移動長パルスPLsの発生は、図5中に示した任意長パルス生成回路27を分周回路で構成し、駆動系コントローラ13からその分周値を移動長パルスPLsの発生毎に設定し直すことにより行われる。駆動系コントローラ13は、現在の分周値、トラックピッチP及びリニアエンコーダパルスSLenc のパルス間最小距離を用いて、正確にトラックピッチP近傍に移動長パルスPLsを発生させることができる。
【0066】
従って、本実施の形態によれば、スライダ10のCLV制御等に際して、スピンドルモータ2の回転に同期した見掛け上の変動を排除した評価ないしは駆動制御を行えるので、スライダ10のより安定したCLV制御が可能となる。
【0067】
本発明の第七の実施の形態を図12及び図13に基づいて説明する。本実施の形態は、第五又は第六の実施の形態において、その位相データの取込点をスピンドルモータ2の1回転内で複数点設けるようにしたものである。図12はスピンドル用の位相データ取込回路21の任意角パルス生成回路23における任意角パルスPθ s=2πの発生タイミング例を示す。この場合、前述した実施の形態との違いは、スピンドルモータ2の1回転中に複数の位相取込点が有る点である。例えば、位相取込点P0 ,P1 ,P2 は各々スピンドルモータ2の1回転の或る角度位置に固定され、位相差データの生成はP00とP01、P10とP11、P20とP21から、というようにスピンドルモータ2の回転に伴う変動の影響を受けにくい同一回転位置からの位相データを用いて行われる。このような位相差データを用いることにより、より詳細なCLV駆動精度の評価やCLV駆動制御を実現できる。
【0068】
図13はスピンドル用を例に採り、本実施の形態を実現するための回路構成例を説明する。即ち、位相データ取込回路21中の任意角パルス生成回路23に代えて、複数の任意角パルスP0 ,P1 ,P2 を生成する複数任意角パルス生成回路30が用いられている。また、ラッチ回路としては各々の任意角パルスに対応させたラッチ回路25a,25b,25cが設けられている。ラッチ回路25aは任意角パルスP0 用とされ、P0 用位相データを駆動系コントローラ13或いはCLV駆動精度評価ユニット22に出力し、ラッチ回路25bは任意角パルスP1 用とされ、P1 用位相データを駆動系コントローラ13或いはCLV駆動精度評価ユニット22に出力し、ラッチ回路25cは任意角パルスP2 用とされ、P2 用位相データを駆動系コントローラ13或いはCLV駆動精度評価ユニット22に出力するように構成されている。もっとも、これらのラッチ回路25a,25b,25cに関し、回路構成自体は1つのラッチ回路構成としてもよい。また、このような構成及び作用は、スライダ10用の位相データ取込回路26についても全く同様に適用し得るのはもちろんである。
【0069】
本発明の第八の実施の形態を図14に基づいて説明する。本実施の形態は、例えば前述した第三又は第四の実施の形態における駆動開始時等の改良を図ったものである。即ち、第三又は第四の実施の形態に示したようなCLV駆動制御は、CLV駆動動作に対しては有効に機能するが、CLV駆動開始時のスピンドルモータ2の回転数やスライダ10の移動速度を立上げることについては有効に機能しない。これは、図18に示すCLV駆動時のスピンドルモータ2の回転数と位相差との関係からも分かる。即ち、位相データ取込回路21における任意周期長カウンタ24のカウンタ長はフォーマッタ7用の基本クロックFclk でセクタ長相当に設定される。このとき、位相差は回転数の変化に伴い同じ変化を繰返す。従って、このような状態では、或る位相差Pa を設定してもこれに相当する回転数はNa ,Nb ,Nc ,…で示すように複数個存在することになり、特定できない。この結果、スピンドルモータ2に関しては正常な立上げ動作(CAV駆動動作)を実現できず、スライダ10に関しては正常な立ち上げ動作(等速移動動作)を実現できない。
【0070】
そこで、本実施の形態では、例えば第三又は第四の実施の形態に示したハードウェア構成のまま、任意周期長カウンタ24又は28のカウント周期を可変とし、このカウント長を適宜設定することで、スピンドルモータ2やスライダ10の立上げ動作、立下げ動作、CAV駆動動作或いは等速移動動作(CLV駆動動作)を実現するようにしたものである。図14に本実施の形態の方式によるスピンドルモータ2の回転数と位相差との関係を示す。ここでは、図14との比較上、横軸を半径方向の位置rとしてCLV駆動時の関係として示してある(これは、スライダ10の移動速度と位相差との関係についても同様である)。このような関係は、任意周期長カウンタ24又は28のカウント周期を大きく設定することによって、ハードウェア構成の変更なしに実現できる。従って、このカウント長を適宜設定し直すことにより、スピンドルモータ2やスライダ10の立上げ動作、立下げ動作、CAV駆動動作或いは等速移動動作(CLV駆動動作)を実現できる。
【0071】
本発明の第九の実施の形態を説明する。本実施の形態も第八の実施の形態と同じ目的のためのものであるが、ここでは、任意周期長カウンタ24又は28に対する入力側(前段側)にカウントパルスFclk を分周する分周回路(図示せず)を介在させ、この分周回路の分周数の設定を変えて周波数を変えることで、図14に示した場合と同様なスピンドルモータ2の回転数と位相差との関係(スライダ10についても同様)が得られるようにしたものである。
【0072】
従って、この分周回路の分周数を適宜設定し直すことにより、スピンドルモータ2やスライダ10の立上げ動作、立下げ動作、CAV駆動動作或いは等速移動動作(CLV駆動動作)を実現できる。
【0073】
【発明の効果】
請求項1及び記載の発明の光ディスク原盤露光装置におけるスピンドルモータのCLV駆動精度評価方法及びその装置によれば、露光信号発生装置用の基本クロック或いはそれ以上の周波数でのパルス数位置誤差としてスピンドルモータのCLV駆動誤差を検出することが可能であり、理想的なスピンドルモータのCLV駆動によって得られるCLVフォーマットの各セクタ間の位置関係をリアルタイムで高精度に評価することができる。
【0074】
請求項3及び記載の発明の光ディスク原盤露光装置におけるスライダのCLV駆動精度評価方法及びその装置によれば、スライダの一定移動長に対してスピンドルモータの一定の回転角が対応することを利用することで、スライダの一定移動長毎に取り込まれる位相データ及び位相差データについても、スピンドルモータの場合と同じ関係が成立することから、露光信号発生装置用の基本クロック或いはそれ以上の周波数でのパルス数位置誤差としてスライダのCLV駆動誤差を検出することができ、極めて高精度に評価することができる。
【0075】
請求項4及び10記載の発明の光ディスク原盤露光装置におけるスピンドルモータの駆動制御方法及びその装置によれば、スピンドルモータの高精度なCLV駆動精度評価に準じて露光信号発生装置用の基本クロック或いはそれ以上の周波数でのパルス数位置誤差レベルでスピンドルモータのCLV駆動制御を高精度に行えるため、CLVフォーマットの各セクタを円周方向の理想的な位置に配置させることができ、よって、両面同時記録再生可能なCLVディスクのマスタリングも可能となり、高速データ転送レートを持たせることもできる。
【0076】
請求項2,,5及び11記載の発明によれば、上記各請求項記載の発明におけるスピンドルモータのCLV駆動精度評価或いはCLV駆動制御に際して、スピンドルエンコーダの取付け偏心に伴う見掛け上の回転変動を排除することができ、よって、スピンドルモータの回転に同期したCLV駆動誤差に基づいた回転制御となるので、安定したスピンドルモータの回転制御を行える。
【0077】
請求項及び12記載の発明の光ディスク原盤露光装置におけるスライダの駆動制御方法及びその装置によれば、スライダの高精度なCLV駆動精度評価に準じて露光信号発生装置用の基本クロック或いはそれ以上の周波数でのパルス数位置誤差レベルでスライダのCLV駆動制御を高精度に行えるため、リニアエンコーダの分解能以上に極めて高精度なスパイラルピッチでトラックを形成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一及び第二の実施の形態のCLV駆動精度評価系を含む光ディスクカッティングマシン構成を示すブロック構成図である。
【図2】スピンドル用の位相データ取込回路を示すブロック図である。
【図3】CLV駆動精度評価処理を示すフローチャートである。
【図4】隣接任意角間の位相差の変化(計算値)の様子を示すグラフである。
【図5】本発明の第二の実施の形態におけるスライダ用の位相データ取込回路を示すブロック図である。
【図6】位相データの取込タイミング例を示すタイムチャートである。
【図7】本発明の第三の実施の形態のCLV駆動制御系を含む光ディスクカッティングマシン構成を示すブロック構成図である。
【図8】そのCLV駆動制御処理を示すフローチャートである。
【図9】本発明の第四の実施の形態のCLV駆動制御系を含む光ディスクカッティングマシン構成を示すブロック構成図である。
【図10】本発明の第五の実施の形態の位相データの取込タイミング例を示すタイムチャートである。
【図11】本発明の第六の実施の形態の位相データの取込タイミング例を示すタイムチャートである。
【図12】本発明の第七の実施の形態の位相データの取込タイミング例を示すタイムチャートである。
【図13】その位相データ取込回路を示すブロック図である。
【図14】本発明の第八の実施の形態のCLV駆動時のスピンドル回転数と位相差との関係を示すグラフである。
【図15】一般的なCLV駆動特性を示すグラフである。
【図16】従来の光ディスクカッティングマシン構成を示すブロック構成図である。
【図17】スピンドルエンコーダの取付け偏心に伴う見掛け上の回転速度変動を示すグラフである。
【図18】CLV駆動時のスピンドル回転数と位相差との関係を示すグラフである。
【符号の説明】
1 ガラス原盤
2 スピンドルモータ
4 レーザ光源
5 光ピックアップ
7 露光信号発生装置
8 光変調器
10 スライダ
11 スピンドルエンコーダ
12 リニアエンコーダ
16 回転制御ループ
19 移動制御ループ
21 位相データ取込回路
22 CLV駆動精度評価手段
23 任意角パルス生成回路
24 任意周期長カウンタ
25 ラッチ回路
26 位相データ取込回路
27 任意長パルス生成回路
28 任意周期長カウンタ
29 ラッチ回路

Claims (12)

  1. フォトレジストが塗布されたガラス原盤を露光するレーザ光を出射するレーザ光源と、連続一定周期のパルス列で構成される基本クロックに対応させて前記ガラス原盤を露光する露光信号を発生する露光信号発生装置と、前記露光信号に基づき前記レーザ光源から出射されたレーザ光をオン・オフさせる光変調器と、この光変調器によりオン・オフされたレーザ光を前記ガラス原盤上に露光スポットとして集光照射させる集光光学系を含む光ピックアップと、回転自在に保持された前記ガラス原盤を回転駆動するスピンドルモータと、前記光ピックアップを前記ガラス原盤の半径方向に移動させるスライダと、前記スピンドルモータの回転に応じ等回転角ごとにパルスを出力するスピンドル回転エンコーダと、前記ガラス原盤上における前記露光スポットの位置に応じたパルスを出力するリニアエンコーダと、回転指令及び前記スピンドル回転エンコーダのパルス出力に基づき前記スピンドルモータの回転をフィードバック制御する回転制御ループと、移動指令及び前記リニアエンコーダのパルス出力に基づき前記スライダの移動をフィードバック制御する移動制御ループとを備え、前記スピンドルモータ及び前記スライダをCLV駆動させるようにした光ディスク原盤露光装置において、
    前記スピンドル回転エンコーダのパルス列出力を用いて或る任意に設定されたスピンドルモータ回転角毎に回転角パルスを出力させるとともに、前記基本クロック又はその整数倍クロックをカウントパルスとして任意に設定された任意周期長分を連続して繰り返し計数して、計数されたカウントパルス数を前記回転角パルス毎にラッチし、ラッチされた任意周期長計数値として得られるカウントパルス数である位相データの差である位相差データと当該位相差データと対応する理想的な計算値による位相差データとの比較により前記スピンドルモータのCLV駆動誤差を検出するようにしたことを特徴とする光ディスク原盤露光装置におけるスピンドルモータのCLV駆動精度評価方法。
  2. 前記回転角パルスを出力させる任意のスピンドルモータ回転角をスピンドルモータ1回転分としたことを特徴とする請求項1記載の光ディスク原盤露光装置におけるスピンドルモータのCLV駆動精度評価方法。
  3. フォトレジストが塗布されたガラス原盤を露光するレーザ光を出射するレーザ光源と、連続一定周期のパルス列で構成される基本クロックに対応させて前記ガラス原盤を露光する露光信号を発生する露光信号発生装置と、前記露光信号に基づき前記レーザ光源から出射されたレーザ光をオン・オフさせる光変調器と、この光変調器によりオン・オフされたレーザ光を前記ガラス原盤上に露光スポットとして集光照射させる集光光学系を含む光ピックアップと、回転自在に保持された前記ガラス原盤を回転駆動するスピンドルモータと、前記光ピックアップを前記ガラス原盤の半径方向に移動させるスライダと、前記スピンドルモータの回転に応じたパルスを出力するスピンドル回転エンコーダと、前記ガラス原盤上における前記露光スポットの位置に応じ前記スライダの一定移動長毎にパルスを出力するリニアエンコーダと、回転指令及び前記スピンドル回転エンコーダのパルス出力に基づき前記スピンドルモータの回転をフィードバック制御する回転制御ループと、移動指令及び前記リニアエンコーダのパルス出力に基づき前記スライダの移動をフィードバック制御する移動制御ループとを備え、前記スピンドルモータ及び前記スライダをCLV駆動させるようにした光ディスク原盤露光装置において、
    前記リニアエンコーダのパルス列出力を用いて或る任意に設定されたスライダ移動距離毎に移動長パルスを出力させるとともに、前記基本クロック又はその整数倍クロックをカウントパルスとして任意に設定された任意周期長分を連続して繰り返し計数して、計数されたカウントパルス数を前記移動長パルス毎にラッチし、ラッチされた任意周期長計数値として得られるカウントパルス数である位相データの差である位相差データと当該位相差データと対応する理想的な計算値による位相差データとの比較により前記スライダのCLV駆動誤差を検出するようにしたことを特徴とする光ディスク原盤露光装置におけるスライダのCLV駆動精度評価方法。
  4. フォトレジストが塗布されたガラス原盤を露光するレーザ光を出射するレーザ光源と、連続一定周期のパルス列で構成される基本クロックに対応させて前記ガラス原盤を露光する露光信号を発生する露光信号発生装置と、前記露光信号に基づき前記レーザ光源から出射されたレーザ光をオン・オフさせる光変調器と、この光変調器によりオン・オフされたレーザ光を前記ガラス原盤上に露光スポットとして集光照射させる集光光学系を含む光ピックアップと、回転自在に保持された前記ガラス原盤を回転駆動するスピンドルモータと、前記光ピックアップを前記ガラス原盤の半径方向に移動させるスライダと、前記スピンドルモータの回転に応じ等回転角ごとにパルスを出力するスピンドル回転エンコーダと、前記ガラス原盤上における前記露光スポットの位置に応じたパルスを出力するリニアエンコーダと、回転指令及び前記スピンドル回転エンコーダのパルス出力に基づき前記スピンドルモータの回転をフィードバック制御する回転制御ループと、移動指令及び前記リニアエンコーダのパルス出力に基づき前記スライダの移動をフィードバック制御する移動制御ループとを備え、前記スピンドルモータ及び前記スライダをCLV駆動させるようにした光ディスク原盤露光装置において、
    前記スピンドル回転エンコーダのパルス列出力を用いて或る任意に設定されたスピンドルモータ回転角毎に回転角パルスを出力させるとともに、前記基本クロック又はその整数倍クロックをカウントパルスとして任意に設定された任意周期長分を連続して繰り返し計数して、計数されたカウントパルス数を前記回転角パルス毎にラッチし、ラッチされた任意周期長計数値として得られるカウントパルス数である位相データの差である位相差データと当該位相差データと対応する理想的な計算値による位相差データとの比較により前記スピンドルモータのCLV駆動誤差を検出し、検出されたCLV駆動誤差を前記回転制御ループへフィードバックさせるようにしたことを特徴とする光ディスク原盤露光装置におけるスピンドルモータの駆動制御方法。
  5. 前記回転角パルスを出力させる任意のスピンドルモータ回転角をスピンドルモータ1回転分としたことを特徴とする請求項4記載の光ディスク原盤露光装置におけるスピンドルモータの駆動制御方法。
  6. フォトレジストが塗布されたガラス原盤を露光するレーザ光を出射するレーザ光源と、連続一定周期のパルス列で構成される基本クロックに対応させて前記ガラス原盤を露光する露光信号を発生する露光信号発生装置と、前記露光信号に基づき前記レーザ光源から出射されたレーザ光をオン・オフさせる光変調器と、この光変調器によりオン・オフされたレーザ光を前記ガラス原盤上に露光スポットとして集光照射させる集光光学系を含む光ピックアップと、回転自在に保持された前記ガラス原盤を回転駆動するスピンドルモータと、前記光ピックアップを前記ガラス原盤の半径方向に移動させるスライダと、前記スピンドルモータの回転に応じたパルスを出力するスピンドル回転エンコーダと、前記ガラス原盤上における前記露光スポットの位置に応じ前記スライダの一定移動長毎にパルスを出力するリニアエンコーダと、回転指令及び前記スピンドル回転エンコーダのパルス出力に基づき前記スピンドルモータの回転をフィードバック制御する回転制御ループと、移動指令及び前記リニアエンコーダのパルス出力に基づき前記スライダの移動をフィードバック制御する移動制御ループとを備え、前記スピンドルモータ及び前記スライダをCLV駆動させるようにした光ディスク原盤露光装置において、
    前記リニアエンコーダのパルス列出力を用いて或る任意に設定されたスライダ移動距離毎に移動長パルスを出力させるとともに、前記基本クロック又はその整数倍クロックをカウントパルスとして任意に設定された任意周期長分を連続して繰り返し計数して、計数されたカウントパルス数を前記移動長パルス毎にラッチし、ラッチされた任意周期長計数値として得られるカウントパルス数である位相データの差である位相差データと当該位相差データと対応する理想的な計算値による位相差データとの比較により前記スライダのCLV駆動誤差を検出し、検出されたCLV駆動誤差を前記移動制御ループへフィードバックさせるようにしたことを特徴とする光ディスク原盤露光装置におけるスライダの駆動制御方法。
  7. フォトレジストが塗布されたガラス原盤を露光するレーザ光を出射するレーザ光源と、連続一定周期のパルス列で構成される基本クロックに対応させて前記ガラス原盤を露光する露光信号を発生する露光信号発生装置と、前記露光信号に基づき前記レーザ光源から出射されたレーザ光をオン・オフさせる光変調器と、この光変調器によりオン・オフされたレーザ光を前記ガラス原盤上に露光スポットとして集光照射させる集光光学系を含む光ピックアップと、回転自在に保持された前記ガラス原盤を回転駆動するスピンドルモータと、前記光ピックアップを前記ガラス原盤の半径方向に移動させるスライダと、前記スピンドルモータの回転に応じ等回転角ごとにパルスを出力するスピンドル回転エンコーダと、前記ガラス原盤上における前記露光スポットの位置に応じたパルスを出力するリニアエンコーダと、回転指令及び前記スピンドル回転エンコーダのパルス出力に基づき前記スピンドルモータの回転をフィードバック制御する回転制御ループと、移動指令及び前記リニアエンコーダのパルス出力に基づき前記スライダの移動をフィードバック制御する移動制御ループとを備え、前記スピンドルモータ及び前記スライダをCLV駆動させるようにした光ディスク原盤露光装置において、
    前記スピンドル回転エンコーダのパルス列出力を入力として或る任意に設定されたスピンドルモータ回転角毎に回転角パルスを出力する任意角パルス生成回路、前記基本クロック又はその整数倍クロックがカウントパルスとして入力され任意に設定された任意周期長分を連続して繰返し計数する任意周期長カウンタ、及び、この任意周期長カウンタにより計数されたカウントパルス数を回転角パルス毎にラッチするラッチ回路を有する位相データ取込回路と、
    この位相データ取込回路中の前記ラッチ回路にラッチされた任意周期長計数値として得られるカウントパルス数である位相データの差である位相差データと当該位相差データと対応する理想的な計算値による位相差データとの比較により前記スピンドルモータのCLV駆動誤差を検出するCLV駆動精度評価手段と、
    を備えたことを特徴とする光ディスク原盤露光装置におけるスピンドルモータのCLV駆動精度評価装置。
  8. 前記任意角パルス生成回路から前記回転角パルスを出力させる任意のスピンドルモータ回転角をスピンドルモータ1回転分としたことを特徴とする請求項記載の光ディスク原盤露光装置におけるスピンドルモータのCLV駆動精度評価装置。
  9. フォトレジストが塗布されたガラス原盤を露光するレーザ光を出射するレーザ光源と、連続一定周期のパルス列で構成される基本クロックに対応させて前記ガラス原盤を露光する露光信号を発生する露光信号発生装置と、前記露光信号に基づき前記レーザ光源から出射されたレーザ光をオン・オフさせる光変調器と、この光変調器によりオン・オフされたレーザ光を前記ガラス原盤上に露光スポットとして集光照射させる集光光学系を含む光ピックアップと、回転自在に保持された前記ガラス原盤を回転駆動するスピンドルモータと、前記光ピックアップを前記ガラス原盤の半径方向に移動させるスライダと、前記スピンドルモータの回転に応じたパルスを出力するスピンドル回転エンコーダと、前記ガラス原盤上における前記露光スポットの位置に応じ前記スライダの一定移動長毎にパルスを出力するリニアエンコーダと、回転指令及び前記スピンドル回転エンコーダのパルス出力に基づき前記スピンドルモータの回転をフィードバック制御する回転制御ループと、移動指令及び前記リニアエンコーダのパルス出力に基づき前記スライダの移動をフィードバック制御する移動制御ループとを備え、前記スピンドルモータ及び前記スライダをCLV駆動させるようにした光ディスク原盤露光装置において、
    前記リニアエンコーダのパルス列出力を入力として或る任意に設定されたスライダ移動距離毎に移動長パルスを出力する任意長パルス生成回路、前記基本クロック又はその整数倍クロックがカウントパルスとして入力され任意に設定された任意周期長分を連続して繰返し計数する任意周期長カウンタ、及び、この任意周期長カウンタにより計数されたカウントパルス数を前記移動長パルス毎にラッチするラッチ回路を有する位相データ取込回路と、
    この位相データ取込回路中の前記ラッチ回路にラッチされた任意周期長計数値として得られるカウントパルス数である位相データの差である位相差データと当該位相差データと対応する理想的な計算値による位相差データとの比較により前記スライダのCLV駆動誤差を検出するCLV駆動精度評価手段と、
    を備えたことを特徴とする光ディスク原盤露光装置におけるスライダのCLV駆動精度評価装置。
  10. フォトレジストが塗布されたガラス原盤を露光するレーザ光を出射するレーザ光源と、連続一定周期のパルス列で構成される基本クロックに対応させて前記ガラス原盤を露光する露光信号を発生する露光信号発生装置と、前記露光信号に基づき前記レーザ光源から出射されたレーザ光をオン・オフさせる光変調器と、この光変調器によりオン・オフされたレーザ光を前記ガラス原盤上に露光スポットとして集光照射させる集光光学系を含む光ピックアップと、回転自在に保持された前記ガラス原盤を回転駆動するスピンドルモータと、前記光ピックアップを前記ガラス原盤の半径方向に移動させるスライダと、前記スピンドルモータの回転に応じ等回転角ごとにパルスを出力するスピンドル回転エンコーダと、前記ガラス原盤上における前記露光スポットの位置に応じたパルスを出力するリニアエンコーダと、回転指令及び前記スピンドル回転エンコーダのパルス出力に基づき前記スピンドルモータの回転をフィードバック制御する回転制御ループと、移動指令及び前記リニアエンコーダのパルス出力に基づき前記スライダの移動をフィードバック制御する移動制御ループとを備え、前記スピンドルモータ及び前記スライダをCLV駆動させるようにした光ディスク原盤露光装置において、
    前記スピンドル回転エンコーダのパルス列出力を入力として或る任意に設定されたスピンドルモータ回転角毎に回転角パルスを出力する任意角パルス生成回路、前記基本クロック又はその整数倍クロックがカウントパルスとして入力され任意に設定された任意周期長分を連続して繰返し計数する任意周期長カウンタ、及び、この任意周期長カウンタにより計数されたカウントパルス数を回転角パルス毎にラッチするラッチ回路を有する位相データ取込回路を前記回転制御ループ中に設け、前記ラッチ回路にラッチされた任意周期長計数値として得られるカウントパルス数である位相データの差である位相差データと当該位相差データと対応する理想的な計算値による位相差データとの比較により前記スピンドルモータのCLV駆動誤差を検出し、検出されたCLV駆動誤差を前記回転制御ループへフィードバックさせるようにしたことを特徴とする光ディスク原盤露光装置。
  11. 前記任意角パルス生成回路から前記回転角パルスを出力させる任意のスピンドルモータ回転角をスピンドルモータ1回転分としたことを特徴とする請求項10記載の光ディスク原盤露光装置。
  12. フォトレジストが塗布されたガラス原盤を露光するレーザ光を出射するレーザ光源と、連続一定周期のパルス列で構成される基本クロックに対応させて前記ガラス原盤を露光する露光信号を発生する露光信号発生装置と、前記露光信号に基づき前記レーザ光源から出射されたレーザ光をオン・オフさせる光変調器と、この光変調器によりオン・オフされたレーザ光を前記ガラス原盤上に露光スポットとして集光照射させる集光光学系を含む光ピックアップと、回転自在に保持された前記ガラス原盤を回転駆動するスピンドルモータと、前記光ピックアップを前記ガラス原盤の半径方向に移動させるスライダと、前記スピンドルモータの回転に応じたパルスを出力するスピンドル回転エンコーダと、前記ガラス原盤上における前記露光スポットの位置に応じ前記スライダの一定移動長毎にパルスを出力するリニアエンコーダと、回転指令及び前記スピンドル回転エンコーダのパルス出力に基づき前記スピンドルモータの回転をフィードバック制御する回転制御ループと、移動指令及び前記リニアエンコーダのパルス出力に基づき前記スライダの移動をフィードバック制御する移動制御ループとを備え、前記スピンドルモータ及び前記スライダをCLV駆動させるようにした光ディスク原盤露光装置において、
    前記リニアエンコーダのパルス列出力を入力として或る任意に設定されたスライダ移動距離毎に移動長パルスを出力する任意長パルス生成回路、前記基本クロック又はその整数倍クロックがカウントパルスとして入力され任意に設定された任意周期長分を連続して繰返し計数する任意周期長カウンタ、及び、この任意周期長カウンタにより計数されたカウントパルス数を前記移動長パルス毎にラッチするラッチ回路を有する位相データ取込回路を前記移動制御ループ中に設け、前記ラッチ回路にラッチされた任意周期長計数値として得られるカウントパルス数である位相データの差である位相差データと当該位相差データと対応する理想的な計算値による位相差データとの比較により前記スライダのCLV駆動誤差を検出し、検出されたCLV駆動誤差を前記移動制御ループへフィードバックさせるようにしたことを特徴とする光ディスク原盤露光装置。
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