JP4123481B2 - フォーマッタ駆動クロック生成方法,フォーマッタ駆動クロック生成装置,駆動クロック生成装置,光ディスク原盤露光方法および光ディスク原盤露光装置と光ディスクドライブ装置 - Google Patents

フォーマッタ駆動クロック生成方法,フォーマッタ駆動クロック生成装置,駆動クロック生成装置,光ディスク原盤露光方法および光ディスク原盤露光装置と光ディスクドライブ装置 Download PDF

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Description

本発明は、光ディスク原盤上に露光による情報トラックとして、CAV(Constant Angular Velocity;角速度一定)駆動によるCLV(Constant Linear Velocity;線速度一定)フォーマット形成に係る、フォーマッタ駆動クロックの生成方法,フォーマッタ駆動クロックの生成装置,駆動クロック生成装置,光ディスク原盤露光方法および光ディスク原盤露光装置と光ディスクドライブ装置に関するものである。
近年、高画質動画像の記録、アクセス速度の速い大容量のストレージ媒体として、光ディスク媒体に対する大容量化の要望が高まっている。また大容量化の方法としては、いくつかの方法があり、近接場光を用いて記録再生を行う光ビームスポット,トラックピッチ,ピット長をさらに小さく形成する方法、光ディスク媒体記録層の多層化、記録情報の多値化等の方法が提案、検討されている。
前記した狭トラックピッチ化においては、隣接トラック間クロストークの問題が絶えず付きまとう。そして、トラックを蛇行させてアドレス情報,回転同期情報を形成したCLVフォーマットディスクに関連した、クロストークの低減方法として、例えば特許文献1に記載された発明がある。ここで開示されているように、隣接トラックウォブルのクロストークによる再生ウォブル信号劣化を防ぐ方法として、現トラックウォブルに対する内外隣接トラックウォブルとの位相関係を特定な関係を維持するものとして、得られる再生信号にクロストークの影響の表れないようにするウォブルフォーマットが考案されている。
しかしながら、実際に前記ウォブルフォーマットを正確に光ディスク原盤上に形成しようとすることはそう簡単ではない。通常の「CLV駆動によってCLVウォブルフォーマット露光」を行った場合、露光線速を一定とするためには、露光半径位置が内周から外周へ移動するにつれて光ディスク原盤を載置したターンテーブルの回転数、およびターンテーブルまたは露光光ビームを照射する光学系を搭載した光学移動台の横移動速度を、光ディスク原盤の半径位置に反比例して滑らかに変化(低速化)させる必要がある。
ターンテーブルは高イナーシャを有し、理想的な回転速度に追従させて回転制御し、情報トラック上に形成されるウォブル等に対する有効な隣接トラック間の位相関係を維持できるようなCLV駆動精度を達成することは極めて困難であった(従来のCLVフォーマットディスクでは、ここまでの精度を必要としなかった)。露光ビーム照射位置補正と併用による露光方法も考えられるが、回転位置の高精度な検出器等の導入が必要となり高価となり、また回転数の制限等の別の不具合も発生し実現性に欠ける。
別の形成方法として「CAV駆動でのCLVウォブルフォーマット露光」がある。この場合は、ターンテーブルは一定回転数で回転し、その回転精度は極めて高く得ることができる。隣接トラック間の回転位置精度はウォブル長の数分の1以下の分解能を得るにも十分な精度である。ただし、この場合はCAV駆動により回転する光ディスク原盤上にCLVウォブルフォーマットを形成するために、ウォブルフォーマット信号を生成するフォーマット信号発生装置の基本動作クロックを光ディスク原盤の半径方向の位置に応じて変化させ、このクロックに応じて生成されるウォブル周期長(時間軸)を変化させる必要が生じる。外周へ進むに従いウォブル周期長(時間軸)は短くする。このとき、原盤上に形成されるウォブルの物理長は一定となる。
また、他の例として、CAV駆動方式による駆動の際に、CAVプリフォーマットおよびCLVプリフォーマットのどちらでも光ディスク原盤の回転送りを安定して行うことができると共に、ピット位置精度が高いプリフォーマット入りの光ディスク原盤を得るために、レーザ光源からのレーザ光の変復調を行い、この変調光を対物レンズにより集光して光ディスク原盤に照射することにより原盤表面にピット形成する光ディスク原盤露光方法として、特許文献2には、光ディスク原盤をCAV駆動方式で回転させ、変調信号発生手段で駆動制御されるレーザ光変調手段を用いて、光ディスク原盤上に照射されるレーザ光を変調制御し、この変調されたレーザ光によりCAV駆動方式により回転される光ディスク原盤上にCLVプリフォーマットを形成することが記載されている。
さらに、簡単な構成で加工速度を変化して記録信号精度の高いスタンパの加工を行うため、特許文献3には、スタンパ作成時に、予め信号記憶装置に記憶されるマスタリング用信号を、CPUで部分的に順次読み取りバッファに格納することを繰り返し、一方変調手段はバッファ内の信号を変調後に一定の信号転送速度で連続的に信号補正手段に出力し、そこで補正されて連続的に出力された信号に基づいてカッティングマシンでは実時間でスタンパ加工を行うことが記載されている。
また、CAV駆動による安定した制御で、ガラス原盤上に物理データ長が一定となる情報ピット列を形成するため、レーザ光源より出射されたレーザ光をレーザ変調器で光変調してガラス原盤に照射し、そのガラス原盤をターンテーブルと回転モータで回転、かつ横送りテーブルと送りモータで横移動させて、ガラス原盤に情報ピット列を記録するため、特許文献4には、変調信号制御部が回転信号と送り位置信号を入力し、MPUからの指令に基づいて、変調信号発生部に加えるクロックを生成、また第1および第2の分周器の設定でガラス原盤をCAV駆動させて、ガラス原盤上に物理データ長が一定となる情報ピットを記録することが記載されている。
光学式記録装置において、CLV制御にあっては信号記録時に記録ディスクの回転速度や光学記録系の送り速度を、ディスクの径方向の位置を検出して可変させ、これを一定の回転速度、送り速度として記録精度を向上させるため、記録用レーザ光を変調するEFM変調信号の基準クロックをディスクの内周部では基準クロックより低い周波数で、ディスクの外周部では基準クロックより高い周波数とすることによりディスクの外周方向でのピット長の長さが変化することに着目して、ディスクの回転速度や送り速度を可変して記録したと同じような効果をもたらすシステム構成とすることが特許文献5には記載されている。
そして、具体的には図18に示すように、エンコーダ103へ供給される駆動クロックが、連続した露光半径位置の位置情報が演算回路101に入力されて演算され、PLL回路102を経て得られている。ガラス原盤の回転系と集光光学機構の光学送り系を一定速度で駆動させ、記録信号変化用のエンコーダ103のクロックを記録位置に比例させた可変クロック信号とすることによって、CLV制御による固定基準クロックでエンコードしたEFM変調信号で記録するのと同じ効果を得る。
さらに、光ディスク原盤露光装置における、スピンドルおよびリニアモータの理想的な、かつ局所的な偏差の少ない高精度なCLV駆動指令パルスの生成によるCLV駆動制御方法、またトラック毎の演算誤差に伴う累積的誤差を発生させずに、より理想に近い高精度なCLV駆動指令パルス生成を可能にするCLVディスクフォーマット、さらにディスク上の各アクセス単位の円周方向の配置およびトラック番号が理想的なCLVディスクフォーマットの記録媒体を提供するために、光ディスク原盤露光装置は、スピンドル1回転毎に、スパイラルの開始半径位置、トラック数およびスパイラルトラックピッチにより定まる理想的トラック長に比例した数の基本クロックのパルス列を分周して生成したスピンドル回転指令パルス列およびスライダ移動指令パルス列によりスピンドルモータおよびスライダの駆動を制御することが特許文献6に記載されている。
特開2000−163809号公報 特開平5−234152号公報 特開平6−89468号公報 特開平8−203133号公報 特開平9−17115号公報 特開2001−143376号公報
前述の「CAV駆動によるCLVフォーマット露光」については、従来の技術においても述べた通りいくつかの方法が提案されている。しかしながら、これらの提案されている方法において、例えば、特許文献2の記載では、具体的な実現方法として、半径位置情報を用いて、かつ電圧制御発振器を介してクロックが生成されており、位置情報精度、アナログ的な不確定さが含まれてしまい十分な精度が保証できない。また、特許文献3において、段落番号[0033]〜[0038]に記載されるように、単位時間あたりのデータ長の値を用いて補正を行っており、この特許文献3のクロック生成においても、電圧制御発振器を介して生成がされており、アナログ的な不確定さが含まれ十分な精度が保証できない。
さらに、特許文献4におけるクロック生成は、ターンテーブルの回転数の積算値、半径位置、CAV駆動時間、あるいは線速に比例して変化する基準クロックを持って、フォーマッタ駆動クロックを生成することが記述されているが、いずれも、これらの情報を取得し、その情報に基づきクロックを生成するものであり、また、具体的構成は電圧制御発振器を介した回路構成となっており、アナログ的な不確定さが含まれ十分な精度が保証できず、特に、位置情報を使用する際には、得られるクロックは、その精度にも依存することから、位置情報のフィードバックによる時間的な遅れも発生する。
このように前述した従来例のいずれの場合においても、厳密に正確なCLVフォーマットを形成する方法/構成としては不充分であるという問題があった。
本発明は、前記従来技術の問題を解決することに指向するものであり、CAV駆動中の半径位置情報を逐次用いてクロックを生成する従来の方法ではなく、ターンテーブルの回転角速度ω0、CLV駆動開始半径R0、トラックピッチPから、演算によって、CLVフォーマットを実現するためのフォーマッタ駆動クロック発生時間を、厳密かつ正確に求めてフォーマッタ駆動クロックとし、これを用いる露光によって情報トラックを形成し光ディスク原盤と情報記録媒体を得ることができる、フォーマッタ駆動クロック生成方法,フォーマッタ駆動クロック生成装置,駆動クロック生成装置,光ディスク原盤露光方法および光ディスク原盤露光装置と光ディスクドライブ装置を提供することを目的とする。
この目的を達成するために、請求項1に記載のフォーマッタ駆動クロック生成方法は、光ディスク原盤露光装置において、CAV駆動される光ディスク原盤上にCLVフォーマットからなる等ピッチスパイラル状の情報トラックを形成するためのフォーマッタ駆動クロック生成方法であって、形成される等ピッチスパイラル状の情報トラックで構成されるCLVフォーマットの任意の回転角毎に、回転角中に含まれるフォーマッタ駆動クロックの数が一定の整数個ずつ増加するように構成されたCLVフォーマット形成において、任意の回転角に対応したフォーマッタ駆動クロック毎に、周期端数累積レジスタ、あるいは周期差端数累積レジスタの値を初期設定することを特徴とし、この方法によって、平均化を行う時間を誤差が周期差設定の分解能以下になる範囲に設定されクロック発生周期差は平均化を行わない場合と同じに結果を得ることができる。
請求項に記載のフォーマッタ駆動クロック生成装置は、光ディスク原盤露光装置において、CAV駆動される光ディスク原盤上にCLVフォーマットからなる等ピッチスパイラル状の情報トラックを形成するためのフォーマッタ駆動クロック生成装置であって、
形成される等ピッチスパイラル状の情報トラックで構成されるCLVフォーマットの任意の回転角毎に、回転角中に含まれるフォーマッタ駆動クロックの数が一定の整数個ずつ増加するように構成されたCLVフォーマット形成において、任意の回転角に対応したフォーマッタ駆動クロック毎に、周期端数累積レジスタ、あるいは周期差端数累積レジスタの値を初期設定する手段を備えたことを特徴とし、この装置によって、平均化を行う時間を誤差が周期差設定の分解能以下になる範囲に設定されクロック発生周期差は平均化を行わない場合と同じに結果を得ることができる。
請求項に記載の駆動クロック生成装置は、請求項記載のフォーマッタ駆動クロック生成装置と、光ディスク原盤を載置し回転駆動手段により回転するターンテーブルと、光ディスク原盤に情報トラックを形成するため情報記録信号に基づいて記録用光ビームの収束照射手段と、ターンテーブルまたは収束照射手段のいずれか一方を光ディスク原盤平面と平行方向に移動させる横送り駆動手段と、回転駆動手段,横送り駆動手段を制御する駆動制御手段とを有し、駆動制御手段により光ディスク原盤上に各種フォーマットからなる情報トラックを形成する光ディスク原盤露光装置の駆動クロック生成装置であって、ターンテーブル回転駆動クロックと横送り駆動クロックとフォーマッタ駆動クロックに用いる同一の基準クロック発生手段と、CLV駆動状態のCLVフォーマット形成およびCAV駆動状態のCLVフォーマット形成に用いるフォーマッタ駆動クロックのクロック切換手段を備えたことを特徴とし、この装置によって、CLV駆動によるCLVフォーマット形成、またはCAV駆動によるCLVフォーマット形成にも対応可能であり、情報トラックの形成中にて、形成領域によってCAVまたはCLVの駆動方法を切り換えることができる。
請求項に記載の光ディスク原盤露光方法は、請求項記載の駆動クロック生成装置と、光ディスク原盤を載置し回転駆動手段により回転するターンテーブルと、光ディスク原盤に情報トラックを形成するため情報記録信号に基づいて記録用光ビームの収束照射手段と、ターンテーブルまたは収束照射手段のいずれか一方を光ディスク原盤平面と平行方向に移動させる横送り駆動手段と、回転駆動手段,横送り駆動手段を制御する駆動制御手段とを有する光ディスク原盤露光装置によって、駆動制御手段の回転駆動手段,横送り駆動手段の制御により、光ディスク原盤上に各種フォーマットからなる情報トラックを形成する光ディスク原盤露光方法であって、CLV駆動状態のCLVフォーマット露光およびCAV駆動状態のCLVフォーマット露光を切り換えてCLVフォーマットの露光を行うことを特徴とし、この方法によって、CLV駆動によるCLVフォーマット露光、またはCAV駆動によるCLVフォーマット露光にも対応可能であり、CLVフォーマットからなる情報トラックの露光中に、露光領域によってCAVまたはCLVの駆動方法を切り換えた露光をすることができる。
請求項に記載の光ディスク原盤露光装置は、請求項記載の駆動クロック生成装置と、光ディスク原盤を載置し回転駆動手段により回転するターンテーブルと、光ディスク原盤に情報トラックを形成するため情報記録信号に基づいて記録用光ビームの収束照射手段と、ターンテーブルまたは収束照射手段のいずれか一方を光ディスク原盤平面と平行方向に移動させる横送り駆動手段と、回転駆動手段,横送り駆動手段を制御する駆動制御手段とを有し、駆動制御手段により光ディスク原盤上に各種フォーマットからなる情報トラックを形成する光ディスク原盤露光装置であって、CLV駆動状態のCLVフォーマット露光およびCAV駆動状態のCLVフォーマット露光の露光切換手段を備え、CLVフォーマットの露光を行うことを特徴とし、この装置によって、CLV駆動、またはCAV駆動によるCLVフォーマット露光を可能とし、情報トラックの露光中に、露光領域によってCAVまたはCLVの駆動方法を切り換えた露光ができる。
請求項に記載の光ディスクドライブ装置は、請求項記載の駆動クロック生成装置と、光ディスク媒体を載置し回転駆動手段により回転するターンテーブルと、光ディスク媒体に情報ビット列を形成するため情報記録信号に基づいて記録用光ビームの収束照射手段と、ターンテーブルまたは収束照射手段のいずれか一方を光ディスク媒体平面と平行方向に移動させる横送り駆動手段と、回転駆動手段,横送り駆動手段を制御する駆動制御手段とを有し、駆動制御手段により光ディスク媒体上に各種フォーマットからなる情報ピット列の情報トラックを形成する光ディスクドライブ装置であって、CLV駆動状態のCLVフォーマット書込みおよびCAV駆動状態のCLVフォーマット書込みの切換手段を備え、CLVフォーマット書込みを行うことを特徴とし、CLV駆動によるCLVフォーマット露光、あるいはCAV駆動によるCLVフォーマット露光のどちらの露光方法にも対応して、CLVフォーマットで形成された情報ピット形成中に、書込み領域によって駆動方法を切り換えた書込みを行うことができる。
以上説明したように、本発明によれば、クロック発生時刻、クロック周期、周期差、およびこれらの平均値を用いた演算により、フォーマッタ駆動クロックを正確に生成して、これを用いる光ディスク原盤露光装置によって、切り換え可能なCLV駆動とCAV駆動によるCLVフォーマットの露光形成と、隣接トラック間に正確な位相関係を有する情報トラックを形成して、情報トラック上の各種情報によるクロストークを抑えた光ディスク原盤と情報記録媒体を得ることができるという効果を奏する。
以下、図面を参照して本発明における実施の形態を詳細に説明する。
図1は本発明の実施の形態における光ディスク原盤露光装置の基本構成を示すブロック図である。図1において、1はフォトレジストを塗布したガラス原盤5を露光するための露光レーザ、2は、露光レーザ1から出射された光ビームを整形し、フォーカスアクチュエータ4へ光ビームを導く露光光学系、3はガラス原盤5上に照射される光ビームの強度を変える光量変調器、6はガラス原盤5上にプリエンボスピットやグルーブを形成する信号を発生させるフォーマット信号発生器16からの信号Foutに基づいて露光レーザ1の光ビームをオン/オフする光変調器、7はターンテーブルTの駆動モータ8に取り付けられて回転に応じパルス列を出力するエンコーダ、9は露光スポットの半径位置を検出するためのリニアエンコーダである。
ガラス原盤5はターンテーブルTに吸着され駆動モータ8にて回転させられて、これと同時に、フォーカスアクチュエータ4はエアスライダモータ10によってガラス原盤5の半径方向に移動させられ、さらに、フォーカスアクチュエータ4は、入射した光ビームを極小スポットに集光させ、絶えず、そのビームウエスト位置をフォトレジスト位置に保つようにフォーカス制御する(フォーカス制御のための光学系等は図示せず)。
また、11はエアスライダモータ10を駆動するためのスライダモータドライバ、12は駆動モータ8を駆動するための駆動モータドライバ、13,14は、コントローラ15によって指示される移動および回転指令に対して、滑らかにそして精度良くスライダおよびターンテーブルを追従させるための制御回路、17は、スライダ,駆動モータドライバ11,12を駆動する横送り,回転駆動制御回路13,14に駆動クロックを発生する横送り,回転駆動クロック生成回路18,19とフォーマット信号発生器16を駆動するための駆動クロックを発生するフォーマッタ駆動クロック生成回路20とに基本クロックを供給する基本クロック発生器である。ここで、リニアスケールの値をプリセットするための絶対位置を検出するためのセンサは省略してある。さらに、光ディスク原盤露光装置は各種ディスクフォーマットに対応して、2ビーム露光、露光ビームの蛇行等々設定が必要になるが、それらに要する各種露光光学系等は、本発明に直接関係しないので省略し、図1の破線で囲んだ部分が駆動クロック生成部にあたる。
次に、本発明の実施の形態1における実施例1について、図1を参照しながら以下に説明する。図1に示すように、光ディスクのガラス原盤5を搭載するターンテーブルTと、これを回転させる駆動モータ8,エンコーダ7等からなる回転駆動手段と、情報トラックとして情報記録信号に基づき、記録用の光ビームを収束照射させる露光光学系2,フォーカスアクチュエータ4等の収束露光手段と、ガラス原盤5を搭載したターンテーブルTをガラス原盤5と平行な平面内で横移動させる横送り駆動する横送り駆動手段(図示せず)、または、前述の記録用の光ビームの収束照射手段をガラス原盤5と平行な平面内で横移動させるエアスライダモータ10,スライダモータドライバ11等の横送り駆動する横送り駆動手段を備え、これら回転駆動手段と横送り駆動手段の制御によって、CAV(角速度一定)駆動して露光する光ディスク原盤露光装置において、光ディスクのガラス原盤5上にCLV駆動によって等ピッチスパイラル状の情報トラックを形成する。
いま、CLV駆動によって形成される等ピッチスパイラル状の情報トラックにおいて、CLV駆動開始からの時間tにおけるその全情報トラック長Lは(数1),(数2)から、(数3)のように求まる。
Figure 0004123481
Figure 0004123481
ここで、ターンテーブルTの回転角速度をω0、CLV駆動開始半径をR0、トラックピッチをPとする。
(数2)を(数1)に代入して、
Figure 0004123481
これにより、CLV駆動開始から時間tを求めると、(数4)のようになる。
Figure 0004123481
(数4)は、CAV駆動による等ピッチスパイラル状の情報トラックを形成する際の、形成開始からの形成情報トラック長がLのときの形成開始からの経過時間を表している。
CLVフォーマットにおいては、フォーマットの基本をなす1cb(チャンネルビット)相当長は情報トラック上どこでも一定である。よって、1cb相当長をLcbとすると、(数5)となり、
Figure 0004123481
(数5)を(数4)へ代入し、(数6)となる。
Figure 0004123481
n はLcb相当長進む毎の経過時間を示すことになる。
したがって、tn ごとに発生するクロック列をフォーマッタ駆動クロックとして動作させることにより、CAV駆動されているガラス原盤5上にCLVフォーマットの情報トラックを形成することができる。図2には横軸をLcb×n、縦軸をtn としたとき経過時間tn の変化の様子を模式的に示す。
また、本実施の形態1の実施例2として、m個のLcb相当長の情報トラック間における生成クロックの位置を、その情報トラックの先端時間tと後端時間ta+m 間の時間間隔をmで割った値である平均時間間隔tAVE を用いて、(数7)とし、
Figure 0004123481
とta+m 間の各チャンネルビット位置に対応した近似クロックを生成し、これをフォーマッタ駆動クロックとする。時間t〜ta+m 間のクロック生成の時間tをiの1次式から求めることができ演算が容易となる。図3には横軸にLcb×n、縦軸にtとしたときの近似tを模式的に示す。
図4は、本実施の形態1におけるフォーマッタ駆動クロック生成回路の概略構成を示すブロック図であり、基本クロックをカウントするカウンタ回路21と、本実施の形態1の実施例1あるいは実施例2で説明した方法によって得られるクロック発生位置に相当する位置カウント指定値を保持するレジスタ回路22と、カウンタ回路21のカウント値とレジスタ回路22にセットされた値の一致を検出するカウント値一致検出回路23、および図示しないクロック発生位置データを順次生成する演算回路あるいは演算装置で構成される。
また、図5は、図4と同様に基本クロックを基本クロック周期以下のある時間間隔で連続して遅延させる複数タップを有する遅延回路24が追加されている。そして、図6に示すように、基本クロックのカウント値と各遅延パルスの状態を指定することにより基本クロック以下の分解能でのフォーマッタ駆動クロック(Fclk)発生位置の指定が可能になっている。
なお、図4,図5に示すカウンタ回路21のカウント長は、フォーマッタ駆動クロックを生成する全時間をカウント可能に構成する必要はなく、発生クロック周期の最大長相当以上のカウント長で構成されていれば連続したクロック発生位置の指定ができる。
位置カウント指定値(クロック発生位置に相当するデータ)は、演算回路あるいは演算装置によって絶えず求められ、CAV駆動状態におけるCLVフォーマットを形成するための理想的なクロック生成位置((数7)により求められる)に最も近いクロック位置を値として与えられる。位置カウント指定値は、演算回路あるいは演算装置によって逐次求められても良いが、演算時間が問題になる場合は、予め全データを求めておきROMあるいはRAMに格納しておく等の方法がとられる。または、ハードディスク等の外部記憶装置に全データを格納しておき、フォーマッタ駆動クロック生成回路上のRAMへ順次データを転送する等の方法がとられても良い。
また、フォーマッタ駆動クロック生成において、平均化する対象クロック域を制限することにより、真のクロック発生時間に対する誤差を、時間設定の分解能以下に収める。
理想的なフォーマッタ駆動クロックにおいて、横軸を時間とした場合(CLVでは線速一定なので、情報トラック長に相当する)、その時刻、周期、周期差は非線形に変化する。したがって、平均を求めようとする時間領域の取り方によって、平均値から得られフォーマッタ駆動クロック位置と理想的な位置の誤差が変わる。そこで、その誤差が、設定時間の分解能(基本クロック周期)よりも小さくなるように平均化を行う対象域を決める。
この平均化を行う時間誤差が時間設定の分解能以下になる範囲に設定されるので、得られるクロック発生時間は平均化を行わない場合と同じ結果を得ることができる。
次に、本発明の実施の形態2の実施例1として、実施の形態1の(数7)より、tクロックとtn−1 クロック間の時間間隔つまりクロック周期Tn を求めると(数8)になる。
Figure 0004123481
(数8)を用いて、CAV駆動状態でのCLVフォーマットを形成するためのフォーマッタ駆動クロックの生成を行うことができる。
この(数8)は周期を与えているので、フォーマッタ駆動クロック生成回路としては、カウンタ回路等を用いた一般的な分周回路により構成することができる。また、図7には横軸をLcb×n、縦軸をTとしたときの、クロック周期Tの変化の様子を模式的に示す。
さらに、本実施の形態2の実施例2として、m個のLcb相当長の情報トラック間のクロック生成の位置を、その情報トラックの先端位置のクロック周期Tと後端位置のクロック周期Ta+m 間に含まれるクロックの平均クロック周期TAVE を用いて、(数9)とし、
Figure 0004123481
クロック周期Tとクロック周期Ta+m 間の各チャンネルビット位置に対応した近似クロックを生成し、これをフォーマッタ駆動クロックとする。これにより、周期情報に基づいたクロック生成を行うことができ、カウンタ回路を用いた簡単な分周回路によってフォーマッタ駆動クロック生成回路を構成することができる。図8には横軸をLcb×n、縦軸をTとしたときの、近似クロック周期Tを模式的に示す。
図9は、本実施の形態2におけるフォーマッタ駆動クロック生成回路の概略構成を示すブロック図である。図9において、図示しない演算回路あるいは演算装置より、生成したいフォーマッタ駆動クロック(Fclk)の周期データ(実数値)が周期データ処理回路25に与えられる。周期データ処理回路は、周期データを整数部と小数部に分け、それぞれ周期生成回路26および周期端数累積レジスタ27にセットする。周期生成回路26は、周期生成データ(整数部)に従って基本クロック相当の指定数個後にパルスを出力する。周期生成データ(小数部)は、周期端数累積レジスタ27に一旦保存され、次のフォーマッタ駆動クロック(Fclk)生成のための周期データ(実数値)と加算され、再び周期生成のためのデータ処理が施される。
ここで、周期データは、1パルス毎に生成する場合は1パルス毎に、平均値で生成する場合は平均区間毎に周期データが更新される。また、周期生成回路26は基本クロックの分周回路あるいは、シフトレジスタを用いたパラレル/シリアル変換回路等を用いて構成される。
周期データは、円周率および平方根を求める演算を含み、いくら有効桁を増やしたとしてもその結果には、誤差を含まざるを得ない(有限桁の演算装置を用いて演算する限り真に正しい値を得ることはできず、誤差を含む)。したがって、このような状況では、本来、端数の累積値が0にならなければならないはずのところが0にならないことも起こり得る。本来0になるべき周期端数累積レジスタを強制的に0にセットし誤差がこれ以降の演算に伝播しないようにする。
また、1回の光ディスク原盤露光装置の露光時間におけるフォーマッタ駆動クロックの数は膨大であり、誤差の累積が、周期設定の分解能(図9では、基本クロック周期)を超えることのないように十分な有効桁を確保して周期データが計算され、周期データ処理回路25および周期端数累積レジスタ27も十分な有効桁を確保した処理が実現できるよう構成される。
例えば、等ピッチスパイラルで形成される情報トラックからなるCLVフォーマットにおいては、スパイラル中心から情報トラックに沿ってある任意の回転角(θラジアン)毎の情報トラック長は、θ2×(トラックピッチ)/(2π)長ずつ伸びる(内周から外周へ情報トラックをたどった場合)。2π(トラック1周)の場合2π(トラックピッチ)長になる。例えば、θ=2πとし、トラック毎の情報トラック長の増分「2π(トラックピッチ)長」の整数分の1がフォーマッタ駆動クロック1周期長分(線速一定なので、時間と情報トラック上の線分長は同じ)に等しく設定される場合、トラック毎に誤差なく正確にフォーマッタ駆動クロック位置が決定される。
CLV駆動によって形成される等ピッチスパイラルのトラックにおいて、その全トラック長Lは(数10)、全トラック長Lを測定のスパイラル半径位置rは(数11)で表される。
Figure 0004123481
Figure 0004123481
0はスパイラルの開始半径位置、rはトラック長を測定しようとしているスパイラル半径位置、Pはスパイラルトラックピッチ、nはトラック数を表す。
(数10),(数11)から(数12)が導かれ、
Figure 0004123481
また、(数12)から各トラックのトラック長Lは、(数13)のように表される。
Figure 0004123481
(数13)から、隣接トラック間のトラック長差は、以下の(数14)に示すように一定であることがわかる。
Figure 0004123481
また、(数11)は、求めようとするスパイラル軌跡を、トラックを単位として、すなわち、スパイラルの中心から線路に沿って軌跡の回転角が2πを1単位として表現している。その結果、トラック毎に、2πPずつトラックのトラック長が増加していくという結果を得た。
2πの代わりに、ある任意な角θcを1単位とすると、(数11)は以下の(数15)のようになる(ここで、角θcは2πより小さくても大きくても良い。また、角θcによって切り出されるスパイラル状線路の線分をセグメントと呼ぶこととする)。
Figure 0004123481
sはセグメント数を表す。(数10)と(数15)から、全トラック長Lは(数16)、各セグメントのトラック長Lsは(数17)となり、
Figure 0004123481
Figure 0004123481
(数17)から、隣接セグメントのトラック長差は、以下の(数18)に示すように一定であることがわかる。
Figure 0004123481
前述したように周期データには、すでに誤差が含まれている(元々、πを含んだ演算であること、平方根を求める等の演算は有限の有効桁の演算装置によって求められることから)ので、本来、真に0にならなければならないはずが完全に0の値とならない(周期端数累積レジスタ)ことになる。図9に記載の周期端数累積レジスタにリセット入力信号を付加し、同一の初期設定(プリセット)値をトラック毎に強制的にセットする。これにより演算によって生成する誤差を解消し誤差の伝播を防ぐ。
これによって、平均化を行う時間を誤差が周期差設定の分解能以下になる範囲に設定されるので、得られるクロック発生周期差は平均化を行わない場合と同じ結果を得ることができる。
次に、本発明の実施の形態3の実施例1として、実施の形態2の(数8)より、クロック周期Tとクロック周期Tn−1 間のクロック周期差ΔTを求めると(数19)のようになる。
Figure 0004123481
この(数19)を用いて、クロック周期Tを表すと(数20)のようになる。
Figure 0004123481
ここで、Tは、CLVフォーマットの情報トラックを形成開始時における最初のクロック周期である。図10には横軸をLcb×n、縦軸をTとしたときの、クロック周期差ΔTの変化の様子を模式的に示す。
さらに、本実施の形態3の実施例2として、m個のチャンネルビット相当長の情報トラック間のクロック生成の位置を、その情報トラックの最初のクロック周期の差分をΔT、m個目のクロック周期の差分をΔTa+m とし、この間のクロック周期の差分の平均差分値ΔTAVE を用いて、(数21)とし、
Figure 0004123481
クロック周期Ta とクロック周期Ta+m 間の各チャンネルビット位置に対応した近似クロックを生成し、これをフォーマッタ駆動クロックとする。
クロック周期T〜Ta+m 間の生成クロック周期Tn+k をkの1次式から求めることができ演算が容易となる。また、実施の形態2の実施例2における近似方法に比べ精度を向上させることができる。図11に横軸Lcb×n、縦軸Tとしたときの、近似クロック周期Tを模式的に示す。
図12は、本実施の形態3におけるフォーマッタ駆動クロック生成回路の概略構成を示すブロック図である。図12において、図示しない演算回路あるいは演算装置より、生成したいフォーマッタ駆動クロック(Fclk)の周期基本データ(整数部)と周期基本データ(小数部)および、周期差データ(実数値)が周期差データ処理回路28に与えられる。周期差データ処理回路28は、周期基本データ(小数部)と周期差データ(実数値)を加算し、整数部と小数部に分け、それぞれ周期データ生成回路29および周期差端数累積レジスタ30にセットする。
さらに、周期データ生成回路29では、周期基本データ(整数部)と周期差生成データ(整数部)から周期生成データ(整数部)を生成出力し、周期生成回路26は、周期生成データ(整数部)に従って基本クロック相当の指定数個後にパルスを出力する。また、周期差生成データ(小数部)は、周期差端数累積レジスタ30に一旦保存され、次のフォーマッタ駆動クロック(Fclk)生成のための周期差データ(実数値)、および周期基本データ(小数部)と加算され、再び周期生成のためのデータ処理が施される。
ここで、周期基本データ(整数部、小数部)は固定、周期差データ(実数値)は、1パルス毎に生成する場合は1パルス毎に、平均値で生成する場合は平均区間毎に周期差データが更新される。また、周期生成回路26は基本クロックの分周回路あるいは、シフトレジスタを用いたパラレル/シリアル変換回路等を用いて構成される。
周期差データは、円周率および平方根を求める演算を含み、その結果には、誤差を含まざるを得ない(有限桁の演算装置を用いて演算する限り真に正しい値を得ることはできず、誤差を含む)。したがって、このような状況では、本来、端数の累積値が0にならなければならないはずのところが0にならないことも起こり得る。ここでは、本来0になるべき周期差端数累積レジスタを強制的に0にセットし誤差がこれ以降の演算に伝播しないようにする。
また、1回の光ディスク原盤露光装置の露光時間におけるフォーマッタ駆動クロックの数は膨大であり、誤差の累積が、周期設定の分解能(図12では、基本クロック周期)を超えることのないように十分な有効桁を確保して周期差データが計算され、周期差データ処理回路28、周期データ生成回路29および周期差端数累積レジスタ30も十分な有効桁を確保した処理が実現できるよう構成される。
実施の形態2の図9で説明したのと同様に、周期差データには、すでに誤差が含められている(元々、πを含んだ演算であること、平方根を求める等の演算は有限の有効桁の演算装置によって求められることから)ので、本来、真に0にならなければならないはずのところが完全に0の値を持たない(周期差端数累積レジスタ)ことになる。図12に記載の周期差端数累積レジスタにリセット入力信号を付加し、同一の初期設定(プリセット)値をトラック毎に強制的にセットする。これにより演算によって生成する誤差を解消し誤差の伝播を防ぐ。
これによって、平均化を行う時間を誤差が周期差設定の分解能以下になる範囲に設定されるので、得られるクロック発生周期差は平均化を行わない場合と同じ結果を得ることができる。
次に、本発明の実施の形態4として、前記実施の形態1〜3におけるフォーマッタ駆動クロックの生成する区間を光ディスクのトラック毎とした場合の動作について図13を参照しながら説明する。
ここで、実施の形態2において説明した近似クロック周期からフォーマッタ駆動クロックを生成する場合を例に示す。ここでトラックとは、等ピッチスパイラル状に形成された情報トラックの回転角2π相当をいう。光ディスクの内周から外周へ向けてトラック長は「2×π×トラックピッチ長」ずつ長くなっていく。
トラックの開始あるいは終了位置では、正確に理想的なCLVフォーマットと一致する情報トラックが形成される。近似区間内では設定周期の誤差分だけ理想的なCLVフォーマットにおける情報の配置と誤差を持って形成されるが、隣接トラック間の位相関係は明らかな誤差範囲の中で全トラックにおいて保証される。
また、近似範囲は、トラック毎に限られるものではなくトラックよりも小さな範囲としても良い。一般に情報トラックは、セクターの連なり、複数のセクターで構成されるブロックの連なりで構成されている。これらは、トラック長より短く、これらセクター毎、あるいはブロック毎の近似データの更新が行われても、隣接トラック間の位相関係を維持したまま形成できる。またこの場合は、光ディスクにおける記録あるいは再生がセクターあるいはブロックを単位として行われることを考えると、記録再生中のセクターあるいはブロック中の記録再生クロックが一定となっていることから記録再生特性の安定性にとって望ましい結果も与える。
また、図14は本実施の形態5における駆動クロック生成装置の概略構成を示すブロック図である。図14に示すように、同一の基本クロック発生器17を用いフォーマッタ駆動クロック(Fclk)、ターンテーブル回転駆動クロック(Tclk)、横送り駆動クロック(Sclk)をそれぞれ生成する、フォーマッタ駆動クロック生成回路20、回転駆動クロック生成回路19、横送り駆動クロック生成回路18から構成される。また、フォーマッタ駆動クロック生成回路20は、CLV駆動によるCLVフォーマット形成時のフォーマッタ駆動クロック(Fa;一定)と前記実施の形態1〜3に記載の方法によって生成されるCAV駆動状態におけるCLVフォーマッタ駆動クロック(Fn;nはトラック番号)が生成可能に構成され、CAV駆動とCLV駆動をクロック切換手段(図示せず)によって切り換え可能としている。
図15(a),(b)はCAV駆動状態およびCLV駆動状態におけるCLVフォーマット形成時の各駆動クロックの様子をトラック毎に近似した動作例を示す図である。図15(a),(b)において、nはトラック毎に値を変える変数、aは定数、NFn,NTa,NSaは1トラック形成時の各駆動クロックの生成個数を表す。
図15(a)は、CAV駆動状態におけるCLVフォーマット形成時の各駆動クロックの生成の様子を示している。CAV駆動されターンテーブルの回転と横送りは一定速度(一定周波数:Ta、Saに相当)で駆動される。トラックあたりのクロック数(NTa、NSa)は変わらない。フォーマッタ駆動クロックの周波数Fnはトラック毎に変化し、トラックあたりのフォーマッタ駆動クロック数を、正確に「2×π×トラックピッチ長」に比例して増加させている(情報トラックを光ディスクの内周から外周へ形成時)。
また、図15(b)はCLV駆動によるCLVフォーマット形成時の各駆動クロック生成の従来の様子を示す図である。ターンテーブル回転と横送りは線速一定となるようCLV駆動されるため、トラック毎のトラック周期とそれぞれの周波数(Tn、Sn)は変化する。ただし、トラックあたりのクロック数(NTa、NSa)は変わらない。フォーマッタ駆動クロックの周波数Faは一定で、トラックあたりのフォーマッタ駆動クロック数は、トラック毎に、正確に「2×π×トラックピッチ長」に比例して増加している(情報トラックを光ディスクの内周から外周へ形成時)。このような、CLV駆動によるCLVフォーマット形成に関する駆動クロックの生成方法は、特許文献6に開示されている。
ここで、前述の図4あるいは図5に示したようなフォーマッタ駆動クロック生成回路に対して、駆動状態(CLV駆動あるいはCAV駆動)を変えた位置カウント指定値(分周を用いたクロック生成回路では、分周値)を生成しレジスタ22に入力することにより、例えば、図16に示すようなRAM等の記憶手段にクロックデータを格納した駆動クロック生成データ回路を用意することにより、CLVフォーマット形成動作中に駆動状態をCAV駆動状態からCLV駆動状態、あるいはCLV駆動状態からCAV駆動状態へと変化させたCLVフォーマット形成動作が可能となる。
次に、本発明の実施の形態6における実施例1として、光ディスク原盤露光装置において情報トラックの露光処理について説明する。図1に示す光ディスク原盤露光装置において、CAV駆動によるCLVフォーマット露光、CLV駆動によるCLVフォーマット露光、あるいは混在した露光が行われる。図17には、CAV駆動によるCLVフォーマット露光とCLV駆動によるCLVフォーマット露光を混在させて処理を行う場合の露光例を示す。この例では、CLV駆動による急激なターンテーブル回転数の変化に伴う機械振動の発生を避けるために光ディスク内周部分をCAV駆動、また、露光時間の短縮を図るために外周部分をCAV駆動としている。
高速なCAV駆動によって露光を行うことが露光時間は最短となるが、外周部における露光線速増加に伴う露光光強度の不足という不具合が発生するので、露光切換手段によって搭載されたレーザの出力、あるいは装置自体の機械的剛性等を考慮し適宜、駆動条件を設定する。
そして、図1に示す破線で囲んだ部分の駆動クロック生成部によって、横送り制御回路13、回転駆動制御回路14、フォーマット信号発生器16に対し、CAV駆動によるCLVフォーマット形成のための横送り駆動クロック、ターンテーブル回転駆動クロック、およびフォーマッタ駆動クロックの生成、あるいはCLV駆動によるCLVフォーマット形成のための横送り駆動クロック、ターンテーブル回転駆動クロック、およびフォーマッタ駆動クロックの生成が連続して行われる。同時に、フォーマット信号発生器16の出力による露光光ビームの蛇行あるいはオン/オフにより情報トラックの形成、光量変調器3による一定形状溝を得るための露光量変調が行われ(CLV駆動時は、ある一定値で良いが、CAV駆動時は露光半径位置によって変調する必要がある)、CLVフォーマットを形成したガラス原盤5の最適な露光が行われる。
本実施の形態6の実施例2として、特に、図示しないが、実施の形態5において説明した駆動クロック生成装置を搭載し、CLV駆動によるCLVフォーマット露光、あるいはCAV駆動によるCLVフォーマット露光のどちらの露光方法にも対応可能な光ディスクドライブ装置であって、CLVフォーマットでなる情報ピット形成中に、書込み領域によって駆動方法を切え換えた書込みを行う。
本実施例2の光ディスクドライブ装置は、駆動クロック生成装置と、光ディスク媒体を載置し回転駆動手段により回転するターンテーブル、光ディスク媒体に情報ピット列を形成する情報記録信号に基づく記録用光ビームの集束照射手段、この集束照射手段を光ディスク媒体平面と平行移動させる横送り手段、回転駆動手段,横送り駆動手段を制御する駆動制御手段から構成されている。
駆動制御手段により光ディスク媒体上に情報ピット列の情報トラックの書込みを行う。情報の書込みにあたっては、CLV駆動状態でCLVフォーマットの書込みを行っても良いし、あるいはCAV駆動状態でCLVフォーマット書込みに切り換えてCLVフォーマット書込みを行わせることもできる。
また、光ディスクドライブ装置では、CAV駆動によるCLVフォーマット書込みが可能なので、情報トラック上に形成されるウォブル情報あるいはピット情報等の隣接トラック間の位相関係を理想的なCLVフォーマットと同等に形成された光ディスク媒体を提供できる。
さらに、CAV駆動によるCLVフォーマット書込みとCLV駆動によるCLVフォーマット書込みを切り換えて書込み可能であるので、情報トラックの形成領域に応じてCLVフォーマット形成方法を切り換えた光ディスク媒体への書込み動作が可能となり、内周から外周へ向かって、等トラックピッチのスパイラル状情報トラックで形成されたCLVフォーマットの書込みにおいて、書込み時間の短縮(内周;CLV駆動、外周;CAV駆動)や、ターンテーブルの急激な回転数変化に伴う機械振動の低減、あるいはCAV駆動で書込みする際の外周部露光での書込みレーザ照射のパワー不足を解消(内周;CAV駆動、外周;CLV駆動)することが可能となる。
本発明の実施の形態7として、実施の形態1〜6で説明した光ディスク原盤露光装置によって、CAV駆動状態でガラス原盤上にCLVフォーマットを形成することができ、隣接トラック上の各種情報の位相関係が、明白な関係で形成/維持された光ディスク原盤を得ることができ、さらに、これにより作成された記録媒体は情報トラック上に形成される各種情報の隣接トラック間の位相関係と、CLVフォーマットにおける隣接トラック間の位相関係とが同等に形成され、再生時において隣接トラック間によるクロストークを極めて小さくした情報記録媒体である光ディスク媒体を得ることができる。
本発明に係るフォーマッタ駆動クロック生成方法,フォーマッタ駆動クロック生成装置,駆動クロック生成装置,光ディスク原盤露光方法および光ディスク原盤露光装置と光ディスクドライブ装置は、クロック発生時刻、クロック周期、周期差、およびこれらの平均値を用いた演算により、フォーマッタ駆動クロックを正確に生成して、これを用いることによって、切り換え可能なCLV駆動とCAV駆動によるCLVフォーマットの露光形成と、隣接トラック間に正確な位相関係を有する情報トラックを形成して、情報トラック上の各種情報によるクロストークを抑え、光ディスク原盤上に露光による情報トラックとしてCAV駆動によるCLVフォーマット形成等に有用である。
本発明の実施の形態における光ディスク原盤露光装置の基本構成を示すブロック図 本発明の実施の形態1における経過時間tn の変化の様子を模式的に示す図 本発明の実施の形態1における近似tn を模式的に示す図 本発明の実施の形態1におけるフォーマッタ駆動クロック生成回路の概略構成を示すブロック図 本発明の実施の形態1における他のフォーマッタ駆動クロック生成回路の概略構成を示すブロック図 本発明の実施の形態1における基本クロックのカウント値と各遅延パルスの状態指定により基本クロック以下の分解能で遅延されるフォーマッタ駆動クロックのタイミングチャート 本発明の実施の形態2におけるクロック周期Tn の変化の様子を模式的に示す図 本発明の実施の形態2における近似クロック周期Tn を模式的に示す図 本発明の実施の形態2におけるフォーマッタ駆動クロック生成回路の概略構成を示すブロック図 本発明の実施の形態3におけるクロック周期Tn の変化の様子を模式的に示す図 本発明の実施の形態3における近似クロック周期Tn を模式的に示す図 本発明の実施の形態3におけるフォーマッタ駆動クロック生成回路の概略構成を示すブロック図 本発明の実施の形態4におけるフォーマッタ駆動クロックの生成区間を光ディスクのトラック毎とした場合の近似クロック周期Tn を模式的に示す図 本発明の実施の形態5における駆動クロック生成装置の概略構成を示すブロック図 本発明の実施の形態5における(a)はCAV駆動状態、(b)はCLV駆動状態におけるCLVフォーマット形成時の各駆動クロックの様子をトラック毎に近似した動作例を示す図 本発明の実施の形態5におけるRAM等の記憶手段にクロックデータを格納した駆動クロック生成データ回路例を示す図 本発明の実施の形態6におけるCAV駆動によるCLVフォーマット露光とCLV駆動によるCLVフォーマット露光を混在させて処理するクロックの変化を示す図 従来のCAV駆動によるCLVフォーマットを形成するクロック生成回路を示すブロック図
符号の説明
1 露光レーザ
2 露光光学系
3 光量変調器
4 フォーカスアクチュエータ
5 ガラス原盤
6,104 光変調器
7,103 エンコーダ
8 駆動モータ
9 リニアエンコーダ
10 エアスライダモータ
11 スライダモータドライバ
12 駆動モータドライバ
13 横送り制御回路
14 回転駆動制御回路
15 コントローラ
16 フォーマット信号発生器
17 基本クロック発生器
18 横送り駆動クロック生成回路
19 回転駆動クロック生成回路
20 フォーマッタ駆動クロック生成回路
21 カウンタ回路
22 レジスタ回路
23 カウント値一致検出回路
24 遅延回路
25 周期データ処理回路
26 周期生成回路
27 周期端数累積レジスタ
28 周期差データ処理回路
29 周期データ生成回路
30 周期差端数累積レジスタ

Claims (6)

  1. 光ディスク原盤露光装置において、CAV駆動される光ディスク原盤上にCLVフォーマットからなる等ピッチスパイラル状の情報トラックを形成するためのフォーマッタ駆動クロック生成方法であって、
    形成される前記等ピッチスパイラル状の情報トラックで構成されるCLVフォーマットの任意の回転角毎に、前記回転角中に含まれるフォーマッタ駆動クロックの数が一定の整数個ずつ増加するように構成されたCLVフォーマット形成において、前記任意の回転角に対応したフォーマッタ駆動クロック毎に、周期端数累積レジスタ、あるいは周期差端数累積レジスタの値を初期設定することを特徴とするフォーマッタ駆動クロック生成方法。
  2. 光ディスク原盤露光装置において、CAV駆動される光ディスク原盤上にCLVフォーマットからなる等ピッチスパイラル状の情報トラックを形成するためのフォーマッタ駆動クロック生成装置であって、
    形成される前記等ピッチスパイラル状の情報トラックで構成されるCLVフォーマットの任意の回転角毎に、前記回転角中に含まれるフォーマッタ駆動クロックの数が一定の整数個ずつ増加するように構成されたCLVフォーマット形成において、前記任意の回転角に対応したフォーマッタ駆動クロック毎に、周期端数累積レジスタ、あるいは周期差端数累積レジスタの値を初期設定する手段を備えたことを特徴とするフォーマッタ駆動クロック生成装置
  3. 請求項2記載のフォーマッタ駆動クロック生成装置と、光ディスク原盤を載置し回転駆動手段により回転するターンテーブルと、前記光ディスク原盤に情報トラックを形成するため情報記録信号に基づいて記録用光ビームの収束照射手段と、前記ターンテーブルまたは前記収束照射手段のいずれか一方を前記光ディスク原盤平面と平行方向に移動させる横送り駆動手段と、前記回転駆動手段,前記横送り駆動手段を制御する駆動制御手段とを有し、前記駆動制御手段により前記光ディスク原盤上に各種フォーマットからなる情報トラックを形成する光ディスク原盤露光装置の駆動クロック生成装置であって、
    ターンテーブル回転駆動クロックと横送り駆動クロックとフォーマッタ駆動クロックに用いる同一の基準クロック発生手段と、CLV駆動状態のCLVフォーマット形成およびCAV駆動状態のCLVフォーマット形成に用いるフォーマッタ駆動クロックのクロック切換手段を備えたことを特徴とする駆動クロック生成装置
  4. 請求項3記載の駆動クロック生成装置と、光ディスク原盤を載置し回転駆動手段により回転するターンテーブルと、前記光ディスク原盤に情報トラックを形成するため情報記録信号に基づいて記録用光ビームの収束照射手段と、前記ターンテーブルまたは前記収束照射手段のいずれか一方を前記光ディスク原盤平面と平行方向に移動させる横送り駆動手段と、前記回転駆動手段,前記横送り駆動手段を制御する駆動制御手段とを有する光ディスク原盤露光装置によって、前記駆動制御手段の前記回転駆動手段,前記横送り駆動手段の制御により、前記光ディスク原盤上に各種フォーマットからなる情報トラックを形成する光ディスク原盤露光方法であって、
    CLV駆動状態のCLVフォーマット露光およびCAV駆動状態のCLVフォーマット露光を切り換えてCLVフォーマットの露光を行うことを特徴とする光ディスク原盤露光方法
  5. 請求項3記載の駆動クロック生成装置と、光ディスク原盤を載置し回転駆動手段により回転するターンテーブルと、前記光ディスク原盤に情報トラックを形成するため情報記録信号に基づいて記録用光ビームの収束照射手段と、前記ターンテーブルまたは前記収束照射手段のいずれか一方を前記光ディスク原盤平面と平行方向に移動させる横送り駆動手段と、前記回転駆動手段,前記横送り駆動手段を制御する駆動制御手段とを有し、前記駆動制御手段により前記光ディスク原盤上に各種フォーマットからなる情報トラックを形成する光ディスク原盤露光装置であって、
    CLV駆動状態のCLVフォーマット露光およびCAV駆動状態のCLVフォーマット露光の露光切換手段を備え、CLVフォーマットの露光を行うことを特徴とする光ディスク原盤露光装置
  6. 請求項3記載の駆動クロック生成装置と、光ディスク媒体を載置し回転駆動手段により回転するターンテーブルと、前記光ディスク媒体に情報ビット列を形成するため情報記録信号に基づいて記録用光ビームの収束照射手段と、前記ターンテーブルまたは前記収束照射手段のいずれか一方を前記光ディスク媒体平面と平行方向に移動させる横送り駆動手段と、前記回転駆動手段,前記横送り駆動手段を制御する駆動制御手段とを有し、前記駆動制御手段により前記光ディスク媒体上に各種フォーマットからなる前記情報ビット列の情報トラックを形成する光ディスクドライブ装置であって、
    CLV駆動状態のCLVフォーマット書込みおよびCAV駆動状態のCLVフォーマット書込みの切換手段を備え、CLVフォーマット書込みを行うことを特徴とする光ディスクドライブ装置
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