JP2006172606A - 光ディスク装置 - Google Patents

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Abstract

【目的】 光ピックアップのディスク半径方向への移動にステッピングモータを使用する光ディスク装置において、ステッピングモータのマイクロステップ駆動時に、各マイクロステップ毎の回転角のリニアリティを向上させ、モータの特性や送り機構の機械特性のばらつきや経時変化に対応可能な光ディスク装置を提案する。
【構成】 光ディスクを装着してサーボを掛けた状態(再生又は記録時)において、ステッピングモータをマイクロステップ駆動し、光ディスク上の再生又は記録している位置に追従して光ピックアップを光ディスクの半径方向へ徐々に移動する。そのとき、ステッピングモータの1マイクロステップ送りを行ってから次の1マイクロステップ送りを行うまでの間隔時間を記録する動作を繰り返し、その各間隔時間の情報に基づいてステッピングモータの駆動電流波形を補正し、ステッピングモータ回転のリニアリティを改善する。
【選択図】 図1

Description

この発明は、CD−Rディスク、CD−RWディスク、DVD−Rディスク、DVD−RWディスク、DVD+Rディスク、DVD+RWディスク、DVD−RAMディスク等の記録媒体に対して情報の記録又は再生を行う光ディスクドライブ等の光ディスク装置に関する。
近年の光ディスクにおける記録密度の向上に伴い、光ディスクの半径方向への光ピックアップの移動にも高い精度が要求されるようになった。
そのため、従来は光ピックアップ送りの動力源としてDCモータが利用されることが多かったが、近年では光ピックアップ送りの動力源としてステッピングモータを用い、そのステッピングモータをマイクロステップ駆動することにより、光ピックアップを細かい分解能で移動させることが可能になっている。
しかし、マイクロステップ駆動は、駆動電流波形(電気角)の位相によって発生トルクやデテントトルクが異なり、1マイクロステップ一回あたりの回転角は駆動電流波形周期に伴って周期的に変化するので、光ピックアップの移動量のリニアリティ(直線性)が悪化するという問題がある。
ステッピングモータが1−2相励磁の駆動の場合において、図12に示すような駆動電流波形(マイクロステップ)情報をステッピングモータに入力する。
そのとき、理想的なリニアリティを持つならば、光ピックアップの移動量は、図13に示すように直線になる。
しかし、現実には上述した理由によってステッピングモータのマイクロステップ駆動時のリニアリティが悪化するので、光ピックアップの移動量は、図13に示すように曲線になり、1マイクロステップ毎の移動量は、図14に示すように大きくばらついてしまう。
従来、上述のような問題を解決するものとして、光ディスクを装置に装着し、その光ディスクを回転させずにフォーカスサーボを掛けた状態で、所定のマイクロステップ駆動電流波形によってマイクロステップ送りを行い、1マイクロステップ毎のトラッククロス数をカウントし、そのトラッククロス数(1マイクロステップ毎の光ピックアップの移動量に比例した値)に基づいてマイクロステップ駆動電流波形を補正する光ディスク装置(例えば、特許文献1,非特許文献1参照)があった。
特開平2003−187471号公報
しかしながら、従来の光ディスク装置では、光ディスクを回転させてしまうとディスクの偏心成分があるため、各1マイクロステップ毎のトラッククロス信号を正確にカウントすることができないので、光ディスクが停止している場合にのみ駆動電流波形の補正作業を行うことができる。つまり、光ディスクの記録や再生動作時には駆動電流波形の補正を行うことができないという問題があった。
また、光ディスクのマウント動作に入る前に駆動電流波形の補正処理を行う場合、光ディスク装着からマウント終了までの時間が増加することになるという問題があった。
さらに、光ディスクが装着される前に擬似光ディスクを用いて駆動電流波形補正を行う場合では、マウント時間の増加は回避できるが、光ディスク装置のコストアップ要因になるという問題があった。
この発明は上記の点に鑑みてなされたものであり、光ディスクに対する情報の記録中又は再生中でも高精度の光ピックアップ送りをできるようにすることを目的とする。
この発明は上記の目的を達成するため、以下の光ディスク装置を提供する。
(1)光ディスクを回転させる回転手段と、その回転手段によって上記光ディスクを回転させながら上記光ディスクの記録面に光ビームの光スポットを照射することによって情報を記録又は再生する光ピックアップと、上記光スポットの照射位置を移動させるために予め設定された駆動電流波形情報に基づいてステッピングモータをマイクロステップ駆動させて上記光ピックアップを上記光ディスクの半径方向に1マイクロステップづつ移動させる光ピックアップ送り手段と、その光ピックアップ送り手段によって上記光ディスクに対する情報の記録中又は再生中の前記マイクロステップ駆動時に、上記駆動電流波形情報を補正する駆動電流波形情報補正手段を備えた光ディスク装置。
(2)上記(1)の光ディスク装置において、上記駆動電流波形情報補正手段を、上記光ピックアップ送り手段によって上記光ディスクに対する情報の記録又は再生中の上記マイクロステップ駆動時に、上記光ピックアップを上記光ディスクの半径方向に1マイクロステップ送りしてから次の1マイクロステップ送りをするまでの間隔時間を記録し、その記録した間隔時間の情報に基づいて上記駆動電流波形情報を補正する手段にした光ディスク装置。
(3)上記(1)又は(2)の光ディスク装置において、上記駆動電流波形情報補正手段に、上記回転手段によって上記光ディスクを回転速度一定で記録中又は再生中に上記間隔時間を記録させる手段を設けた光ディスク装置。
(4)上記(2)又は(3)の光ディスク装置において、上記駆動電流波形情報補正手段を、上記光ピックアップ送り手段によって上記光ディスクに対する情報の記録又は再生中の上記マイクロステップ駆動時に、上記光ピックアップを上記光ディスクの半径方向に1マイクロステップ送りしてから次の1マイクロステップ送りをするまでの間隔時間を上記駆動電流波形情報の1周期(電気角0°から360°)に亘って記録し、その記録した各間隔時間の情報に基づいて上記駆動電流波形情報を補正する手段にした光ディスク装置。
(5)上記(2)又は(3)の光ディスク装置において、上記駆動電流波形情報補正手段を、上記光ピックアップ送り手段によって上記光ディスクに対する情報の記録又は再生中の上記マイクロステップ駆動時に、上記光ピックアップを上記光ディスクの半径方向に1マイクロステップ送りしてから次の1マイクロステップ送りをするまでの間隔時間を上記ステッピングモータの回転軸の1回転に亘って記録し、その記録した各間隔時間の情報に基づいて上記駆動電流波形情報を補正する手段にした光ディスク装置。
(6)上記(2)又は(3)の光ディスク装置において、上記駆動電流波形情報補正手段を、上記光ピックアップ送り手段によって上記光ディスクに対する情報の記録又は再生中の上記マイクロステップ駆動時に、上記光ピックアップを上記光ディスクの半径方向に1マイクロステップ送りしてから次の1マイクロステップ送りをするまでの間隔時間を上記光ピックアップの実可動範囲全てに亘って記録し、その記録した各間隔時間の情報に基づいて上記駆動電流波形情報を補正する手段にした光ディスク装置。
(7)上記(1)〜(6)のいずれかの光ディスク装置において、上記駆動電流波形情報補正手段によって補正された補正後駆動電流波形情報を記憶する補正後駆動電流波形情報記憶手段と、上記駆動電流波形情報補正手段によって駆動電流波形情報の補正後は、上記補正後駆動電流波形情報記憶手段に記憶した補正後駆動電流波形情報に基づいて上記ステッピングモータのマイクロステップ送りを行う手段を設けた光ディスク装置。
(8)上記(7)の光ディスク装置において、上記補正後駆動電流波形情報記憶手段を、不揮発メモリにした光ディスク装置。
この発明による光ディスク装置は、モータ特性や光ピックアップ送り機構の機械特性のばらつきやステッピングモータの電気角の位相に対する光ピックアップの移動距離のリニアリティ悪化を抑え、光ディスクに対する情報の記録又は再生中でも高精度の光ピックアップ送りが可能になる。また、光ディスクを光ディスク装置に挿入したときに余分な時間や部品を必要としない。
以下、この発明を実施するための最良の形態を図面に基づいて具体的に説明する。
〔実施例1〕
図1は、この発明の実施例1の光ディスク装置の構成を示すブロック図である。
この光ディスク装置は、CD−Rディスク、CD−RWディスク、DVD−Rディスク、DVD−RWディスク、DVD+Rディスク、DVD+RWディスク、DVD−RAMディスク等の光ディスク20を装着し、その光ディスク20を回転させる回転手段に相当するスピンドルモータ1と、スピンドルモータ1によって光ディスク20を回転させながら光ディスク20の記録面に光ビームの光スポットを照射することによって情報を記録又は再生する光ピックアップ2を備えている。
光ピックアップ2は、光ビームを発生させるレーザダイオード(LD)等の光源3と、光源3から発生させた光ビームに基づいて光ディスク20の記録面に光スポットを照射する対物レンズ4と、対物レンズ4を光スポットが光ディスク20上の記録又は再生しているデータアドレスに照射するように移動させる対物レンズ駆動アクチュエータ5等の部分を備えている。
また、光ピックアップ2は、ステッピングモータ6の出力軸であるスクリューシャフト7の回転(図中矢示A)をティース8によって各ガイドシャフト9に沿って光ディスク20の半径方向に移動させるようにしている。各ストッパ10は、ティース8が各ガイドシャフト9を移動(図中矢示B)する際に両端で停止させる部材である。
上記対物レンズ駆動アクチュエータ5によって対物レンズ4を移動させることにより、光源3からの光ビームの光スポットを光ディスク20上の記録又は再生しているデータアドレスに照射するよう移動させるが、対物レンズ駆動アクチュエータ5の可動範囲は小さいため、光スポットの大まかな位置の移動は、ステッピングモータ6によって光ピックアップ2を移動させることによって行う。
次に、この光ディスク装置における光ピックアップ送り手段について説明する。
この光ピックアップ送り手段は、光スポットの照射位置を移動させるために予め設定された駆動電流波形情報に基づいてステッピングモータ6をマイクロステップ駆動させて光ピックアップ2を光ディスク20の半径方向に1マイクロステップづつ移動させる機能である。
光ディスク20に対する情報の記録又は再生時、光ディスク20の記録面に光スポットを照射し、その反射光に基づいてトラックエラー信号検出部11がトラックエラー信号aを生成してトラッキングサーボ部12に出力し、トラッキングサーボ部12はトラックエラー信号aに基づいて制御出力信号bを生成してローパスフィルタ14とアクチュエータ駆動電流供給部13へ出力する。
アクチュエータ駆動電流供給部13は制御出力信号bに基づいて対物レンズ駆動アクチュエータ5を駆動して対物レンズ4を移動させ、その結果、光スポットが光ディスク20に対して情報を記録中又は再生中の記録面上のトラックグルーブに追従する。
一方、ローパスフィルタ14は制御出力信号bを通過して低周波数成分信号cのみを取り出し、その低周波数成分信号cをモータ送り制御部15へ出力する。
モータ送り制御部15は低周波数成分信号cを監視し、予め設定した閾値以上になったらステッピングモータ6を光ディスク20の半径方向に1マイクロステップ分送るように命令するマイクロステップ送り命令信号dを駆動電流波形発生部16へ出力する。
駆動電流波形発生部16は、不揮発性メモリ17に予め設定されて記憶された駆動電流波形情報を読み出し、その駆動電流波形情報に基づいて駆動電流波形を1マイクロステップ分進める駆動電流波形信号eを駆動電流供給部18へ出力する。
駆動電流供給部18は、駆動電流波形信号eに基づいてステッピングモータ駆動電流fをステッピングモータ6に供給し、ステッピングモータ6はステッピングモータ駆動電流fに基づいてスクリューシャフト7を1マイクロステップ分回転させ、光ピックアップ2を矢示B方向に移動させる。
このようにして、上記各部によって光ピックアップ送り手段の機能を果たす。
また、波形補正部19は、上記光ピックアップ送り手段によって光ディスク20に対する情報の記録中又は再生中の前記マイクロステップ駆動時に、駆動電流波形情報を補正する駆動電流波形情報補正手段の機能を果たし、その補正後の駆動電流波形情報である補正後駆動電流波形情報を不揮発性メモリ17に記憶する。
不揮発性メモリ17は、予め設定されて記憶された駆動電流波形情報と補正後駆動電流波形情報とを保存するフラッシュメモリ等の記憶部である。
上記モータ送り制御部15、駆動電流波形発生部16、波形補正部19は、CPU、ROM及びRAM等からなるマイクロコンピュータによって実現される機能である。
この光ディスク装置では、例えば、光ディスク20のトラックピッチは1.6[μm]、上記スピンドルモータ1は、光スポットの照射位置によって光ディスクの回転数を変化させ、光スポットが光ディスクをなぞる速度を一定に保つ線速度一定回転(Constant Linear Velocity:CLV)方式又は光ディスクの回転数を一定に保つ角速度一定回転(Constant Angular Velocity:CAV)方式で回転させる。例えば、24倍速でCAV方式で回転させる。その回転速度が24倍速の場合、スピンドルモータ1の回転数は90[Hz]である。
また、光ピックアップ送り手段に関するものとしては、例えば、スクリューシャフト7のスクリューのピッチが2[mm]、1ステップの回転角=16マイクロステップの回転角の場合、マイクロステップ駆動電流波形の1周期=4ステップであることにより、ステッピングモータ6のスクリューシャフト7の1回転=マイクロステップ駆動電流波形4周期分となり、マイクロステップ送りの間隔(理論値)は2/16/16/(1.6E−3)/90=54.25[ms]となる。
次に、この光ディスク装置における駆動電流波形情報の補正処理について説明する。
まず、情報の記録中又は再生中の1マイクロステップ送りと次の1マイクロステップ送りの間隔時間の情報に基づいて駆動電流波形情報を補正する場合を説明する。
光ディスク20を装着し、光ディスク20を回転させ、フォーカス及びトラックサーボをかけ、光ディスク20に対する情報の記録又は再生を開始し、情報の記録中又は再生中の状態において徐々に移動してゆく再生又は記録しているアドレスに光スポットを照射することができるように、上記光ピックアップ送り手段よるマイクロステップ駆動により光ピックアップ2を移動する。
波形補正部19は、上記光ピックアップ送り手段によって光ディスク20に対する情報の記録又は再生中のマイクロステップ駆動時に、光ピックアップ2を光ディスク20の半径方向に1マイクロステップ送りしてから次の1マイクロステップ送りをするまでの間隔時間を計測して記録し、その記録した間隔時間の情報に基づいて不揮発性メモリ17に記憶されている駆動電流波形情報を補正し、その補正された補正後駆動電流波形情報を不揮発性メモリ17に記憶し、駆動電流波形発生部16等により、駆動電流波形情報の補正後は、不揮発性メモリ17に記憶した補正後駆動電流波形情報に基づいてステッピングモータ1のマイクロステップ送りを行う。
図2は、図1に示す光ディスク装置における駆動電流波形情報補正処理のフローチャート図である。
この処理は、ステップ(図中「S」で示す)1で光ディスクがスピンドルモータに装着され、ステップ2でフォーカス/トラックサーボを掛けて光ディスクに対してマウント処理を行い、ステップ3で記録又は再生を開始し、ステップ4で光ピックアップ2のマイクロステップ送りも開始し、波形補正部は、カウンタに1マイクロステップ送りと次の1マイクロステップ送りの間の間隔時間の計測回数カウント値(マイクロステップ数)n=n0をセットする。
ステップ5で記録又は再生の動作が終了か否かを判断し、終了なら駆動電流波形情報を補正せずに終了する。
ステップ5で記録又は再生の動作が終了でなく継続中ならば、ステップ6でモータ送り制御部より1マイクロステップ送りの信号が発生するまで待ち、ステップ7で波形補正部は1マイクロステップ送りしてから次の1マイクロステップ送りをするまでのマイクロステップ間隔の間隔時間を計測して記録し、ステップ8で波形補正部は計測回数カウント値を1減算してn=n−1とし、ステップ9で計測回数カウント値nが0になったか否かを判断し、ならなければステップ5へ戻って上述の処理を繰り返し、なったらステップ10へ進む。
このようにして、光ピックアップ2を光ディスク20の半径方向に1マイクロステップ送りしてから次の1マイクロステップ送りをするまでの間隔時間の記録を予め設定した計測回数カウント値の示す回数だけ繰り返す。
ステップ10では波形補正部は上記記録した各間隔時間の情報に基づいて不揮発性メモリに記憶された駆動電流波形情報を補正し、ステップ11で波形補正部は補正後駆動電流波形情報を不揮発性メモリに保存し、この処理を終了する。
以後、不揮発性メモリ17に保存された補正後駆動電流波形を読み出してマイクロステップ駆動を行う。
次に、この光ディスク装置における駆動電流波形情報の他の補正処理を説明する。
光ディスク20のCAV動作における断続的な記録又は再生時、光スポットが照射される位置は光ディスク20の半径方向へ等速で移動する。
よって、光ピックアップ2も、光ディスク20上の光スポットが照射される位置の移動と可能な限り等速で移動することが望ましく、通常、光スポットの照射位置の移動に光ピックアップ2が追従するようにステッピングモータ6のマイクロステップ送りは制御されている。つまり、1マイクロステップの送り量が小さい場合は、次のマイクロステップ送りが行われるまでの間隔時間が短くなり、逆に1マイクロステップ送り量が大きい場合は、次のマイクロステップ送りが行われるまでの間隔時間が長くなる。
そこで、図2に示した処理において、記録された各間隔時間の情報を、擬似的に1マイクロステップ送り毎の光ピックアップ2の移動距離の情報の代わりとして用いて駆動電流波形情報を補正するとよい。
この補正処理は、上記スピンドルモータ1によって光ディスク20を一定回転速度(CAV)で回転駆動中に、波形補正部19によって上述の1マイクロステップ送りが行われてから次の1マイクロステップ送りが行われるまでの間隔時間を記録し、その記録された各間隔時間に基づいて補正を行う。
次に、この光ディスク装置における駆動電流波形情報のまた他の補正処理を説明する。
一般のステッピングモータでは、固定子と回転子の位置関係は電気角360°周期で変化し、その位置関係によってモータの発生トルクやデテントトルクが一定ではない。
それにより、光ピックアップ2の移動量はうねりを生じる(図14参照)。
そこで、図2に示した処理において、上記マイクロステップ毎の間隔時間の計測を、駆動電流波形情報の1周期、すなわち、ステッピングモータ6の電気角0〜360°に亘って行うことにより、光ピックアップ2の移動量のうねりを補正することができる。
例えば、電気角0〜360°を64マイクロステップに分割する場合は、図2に示した処理において、計測回数カウント値n0=64にすればよい。
この補正処理は、波形補正部19が、上記光ピックアップ送り手段によって光ディスク20に対する情報の記録又は再生中のマイクロステップ駆動時に、光ピックアップ2を光ディスク20の半径方向に1マイクロステップ送りしてから次の1マイクロステップ送りをするまでの間隔時間を駆動電流波形情報の1周期に亘って記録し、その記録した各間隔時間の情報に基づいて記駆動電流波形情報を補正する。
次に、この光ディスク装置における駆動電流波形情報のさらに他の補正処理を説明する。
スクリューシャフト7の歪みやステッピングモータ6の軸受けやスクリューシャフト7とティース8の摩擦の機械的な要因によるリニアリティの悪化は、ステッピングモータ6のスクリューシャフト(回転軸)7の1回転の周期で発生する。
そこで、図2に示した処理において、上記マイクロステップ毎の間隔時間の計測を、ステッピングモータ6の回転軸の1回転に亘って計測することにより、上記のリニアリティの悪化に対応することができる。
例えば、図2に示した処理において、計測回数カウント値n0=16[step/1resolve]×16[micro step/step]=256にすればよい。
この補正処理は、波形補正部19が、上記光ピックアップ送り手段によって光ディスク20に対する情報の記録又は再生中のマイクロステップ駆動時に、光ピックアップ2を光ディスク20の半径方向に1マイクロステップ送りしてから次の1マイクロステップ送りをするまでの間隔時間をステッピングモータ6の回転軸の1回転に亘って記録し、その記録した各間隔時間の情報に基づいて駆動電流波形情報を補正する。
次に、この光ディスク装置における駆動電流波形情報のまたさらに他の補正処理を説明する。
ガイドシャフト9の傷や歪みによるリニアリティの悪化は、図2に示した処理において、上記マイクロステップ毎の間隔時間の計測を、光ピックアップ2の実可動範囲全てに亘って測定することにより、上記のリニアリティの悪化を解消することができる。
例えば、図2に示した処理において、計測回数カウント値n0=35mm/(2mm/256)=4480(実可動範囲:35mmと仮定)にすればよい。
この補正処理は、波形補正部19が、上記光ピックアップ送り手段によって光ディスク20に対する情報の記録又は再生中のマイクロステップ駆動時に、光ピックアップ2を光ディスク20の半径方向に1マイクロステップ送りしてから次の1マイクロステップ送りをするまでの間隔時間を光ピックアップ2の実可動範囲全てに亘って記録し、その記録した各間隔時間の情報に基づいて駆動電流波形情報を補正する。
次に、図1に示した光ディスク装置における駆動電流波形情報の補正処理について詳しく説明する。
図3は、1マイクロステップ送り毎の各電気角と駆動電流波形情報の出力値の一例の一覧表を示す図である。
図15は、CD−ROMディスクをCAV方式の24倍速で回転させて再生し、図3に示す駆動電流波形に基づいてステッピングモータを駆動させたときの各マイクロステップ間の間隔時間及びその累積の実測値のデータの一覧表を示す図である。
図4は、図15に示す各電気角における各マイクロステップ間の間隔時間の累積をプロットした曲線を示す図である。
図5は図3に示す各電気角毎の駆動電流波形情報をプロットした曲線を示す図である。
図6は、補正後駆動電流波形情報をプロットした曲線を示す図である。
図7は、図6に示す補正後駆動電流波形情報による光ピックアップの移動量の各測定値をプロットした曲線を示す図である。
例えば、光ディスク20をCAV方式の24倍速で回転させて再生したとき、予め設定した駆動電流波形情報(sine波を8bitで表したもの)によって光ピックアップ2をマイクロステップ駆動した場合の各マイクロステップ間で計測した間隔時間を記録し、図3に示す一覧表のステップ数(計測回数カウント値)n=0〜16について、横軸に駆動電流波形情報の電気角をとり、縦軸に各間隔時間の累積をとってプロットした曲線が図4に示す曲線である。また、上記ステップ数n=0〜16について、横軸に電気角をとり縦軸に駆動電流波形情報の出力値をプロットした曲線を図5に示す。図4及び図5では、各点を線形補間して結んでいる。
次に、各間隔時間に基づく駆動電力波形情報の補正について説明する。
まず、ステッピングモータ6の粗動時とマイクロステップ時との回転角位置にずれが生じる可能性があるため、ステップ数n=0,16,32,48は固定とする。
ここでは、ステップ数n=1〜15に対する補正について説明する。
まず、ステップ数n=1〜15のそれぞれの値に対して、図4に示す曲線の情報に基づいて間隔時間が54.25*nに対する電気角dnを求める。
次に、図5に示す曲線の情報に基づいて電気角dnに対するA相とB相のそれぞれの駆動電流波形情報の出力値A′nとB′nを求める。このとき、小数点以下は四捨五入する。こうして求められた駆動電流波形情報の出力値A′nとB′nがステップ数nに対する補正後駆動電流波形情報となる。
以下、n=17〜31,33〜47,49〜63についても同様の処理を行い、それぞれ補正後駆動電流波形情報を得る。
上記処理によって補正された補正後駆動電流波形情報に基づくがA相とB相の駆動電流波形の曲線が図6に示すとおりであり、図6に示す駆動電流波形による光ピックアップ2の移動量を測定した結果が図7に実測値で示す曲線である。
このように、図13に示す補正前の駆動電流波形情報に基づく光ピックアップ2の移動量に比べて、図7に示すように、補正後駆動電流波形情報による光ピックアップ2の移動量のリニアリティが改善される。
このようにして、実施例1の光ディスク装置では、モータ特性やトラバースメカの機械特性のバラツキや劣化によるマイクロステップ送りによる光ピックアップの移動量のリニアリティを改善し、高精度の光ピックアップ送りが可能になる。
〔実施例2〕
次に、この発明の実施例2の光ディスク装置について説明する。
図8は、この発明の実施例2の光ディスク装置の構成を示すブロック図であり、図1と共通する部分には同一符号を付している。
この光ディスク装置は、図1に示した光ディスク装置とは、光ピックアップ送り手段の構成が若干異なる。
光ディスク20に対する情報の記録又は再生時、光ディスク20の記録面に光スポットを照射し、その反射光に基づいてレンズポジション信号検出部21がレンズポジション信号gを生成してモータ送り制御部22へ出力する。
モータ送り制御部22はレンズポジション信号gを監視し、予め設定した閾値以上になったらステッピングモータ6を光ディスク20の半径方向に1マイクロステップ分送るように命令するマイクロステップ送り命令信号dを駆動電流波形発生部16へ出力する。
駆動電流波形発生部16は、不揮発性メモリ17に予め設定されて記憶された駆動電流波形情報を読み出し、その駆動電流波形情報に基づいて駆動電流波形を1マイクロステップ分進める駆動電流波形信号eを駆動電流供給部18へ出力する。
駆動電流供給部18は、駆動電流波形信号eに基づいてステッピングモータ駆動電流fをステッピングモータ6に供給し、ステッピングモータ6はステッピングモータ駆動電流fに基づいてスクリューシャフト7を1マイクロステップ分回転させ、光ピックアップ2を矢示B方向に移動させる。
このようにして、上記各部によって光ピックアップ送り手段の機能を果たす。
上記モータ送り制御部22、駆動電流波形発生部16、波形補正部19は、CPU、ROM及びRAM等からなるマイクロコンピュータによって実現される機能である。
図9は、図8に示す光ディスク装置における駆動電流波形情報補正処理のフローチャート図である。
この処理は、ステップ(図中「S」で示す)21で光ディスクがスピンドルモータに装着され、ステップ22でフォーカス/トラックサーボを掛けて光ディスクに対してマウント処理を行い、ステップ23で記録又は再生を開始し、ステップ24で光ピックアップ2のマイクロステップ送りも開始し、波形補正部は、カウンタに1マイクロステップ送りと次の1マイクロステップ送りの間の間隔時間の計測回数カウント値(マイクロステップ数)n=n0をセットする。
ステップ25で記録又は再生の動作が終了か否かを判断し、終了なら駆動電流波形情報を補正せずに終了する。
ステップ25で記録又は再生の動作が終了でなく継続中ならば、ステップ26でモータ送り制御部より1マイクロステップ送りの信号が発生するまで待ち、ステップ27で波形補正部は1マイクロステップ送りしてから次の1マイクロステップ送りをするまでのマイクロステップ間隔の間隔時間を計測して記録し、ステップ28で波形補正部は計測回数カウント値を1減算してn=n−1とし、ステップ29で計測回数カウント値nが0になったか否かを判断し、ならなければステップ25へ戻って上述の処理を繰り返し、なったらステップ30へ進む。
このようにして、光ピックアップ2を光ディスク20の半径方向に1マイクロステップ送りしてから次の1マイクロステップ送りをするまでの間隔時間の記録を予め設定した計測回数カウント値の示す回数だけ繰り返す。
ステップ30では波形補正部は上記記録した各間隔時間の情報に基づいて不揮発性メモリに記憶された駆動電流波形情報を補正し、ステップ31で波形補正部は補正後駆動電流波形情報を不揮発性メモリに保存し、ステップ24へ戻って上述の処理を繰り返す。
次に、図8に示した光ディスク装置における駆動電流波形情報の補正処理について詳しく説明する。
図10は、補正後駆動電流波形情報をプロットした曲線を示す図である。
図11は、図10に示す補正後駆動電流波形情報による光ピックアップの移動量の各測定値をプロットした曲線を示す図である。
例えば、駆動電流波形情報の1周期64マイクロステップのステップ数n=0〜63とし、各ステップにおける駆動電流波形情報のA相とB相の出力値をそれぞれAn,Bnとし、計測した間隔時間の値をtnとする。
また、x回補正された補正後駆動電流波形情報の出力値をそれぞれAnx,Bnxとし、tl<54.25[ms]<thである適当なtl,thに対して、以下の補正処理を行う。その演算処理における端数は四捨五入し、粗動時と回転角度を合わせるためにステップ数n=0,16,32,48においてAnx,Bnxは固定とする。
・ステップ数n=1〜15
(数1)
tn<tl
Anx=Anx−1+(An+1x−1−Anx−1)/η
Bnx=Bnx−1+(Bn+1x−1−Bnx−1)/η
(数2)
th<tn
Anx=Anx−1−(Anx−1−An−1x−1)/η
Bnx=Bnx−1−(Bnx−1−Bn−1x−1)/η
・ステップ数n=17〜31
(数3)
tn<tl
Anx=Anx−1−(Anx−1−An+1x−1)/η
Bnx=Bnx−1+(Bn+1x−1−Bnx−1)/η
(数4)
th<tn
Anx=Anx−1+(An−1x−1−Anx−1)/η
Bnx=Bnx−1−(Bnx−1−Bn−1x−1)/η
・ステップ数n=33〜47
(数5)
tn<tl
Anx=Anx−1−(Anx−1−An+1x−1)/η
Bnx=Bnx−1−(Bnx−1−Bn+1x−1)/η
(数6)
th<tn
Anx=Anx−1+(An−1x−1−Anx−1)/η
Bnx=Bnx−1+(Bn−1x−1−Bnx−1)/η
・ステップ数n=49〜63
(数7)
tn<tl
Anx=Anx−1+(An+1x−1−Anx−1)/η
Bnx=Bnx−1−(Bnx−1−Bn+1x−1)/η
(数8)
th<tn
Anx=Anx−1−(Anx−1−An−1x−1)/η
Bnx=Bnx−1+(Bn−1x−1−Bnx−1)/η
以上の補正処理を、η=4,tl=5,th=10として図3及び図4に示したデータに基づいてx=20回繰り返した結果が図10と図11にそれぞれ示した曲線であり、図13に示す補正前の駆動電流波形情報に基づく光ピックアップ2の移動量に比べて、リニアリティの改善される。
このようにして、実施例2の光ディスク装置でも、モータ特性やトラバースメカの機械特性のバラツキや劣化によるマイクロステップ送りによる光ピックアップの移動量のリニアリティを改善し、高精度の光ピックアップ送りが可能となる。
この発明による光ディスク装置は、デスクトップパソコン,ノートブックパソコン等のパーソナルコンピュータに外付け又は内蔵された装置においても適用することができる。
この発明の実施例1の光ディスク装置の構成を示すブロック図である。 図1に示す光ディスク装置における駆動電流波形情報補正処理のフローチャート図である。 1マイクロステップ送り毎の各電気角と駆動電流波形情報の出力値の一例の一覧表を示す図である。 図15に示す各電気角における各マイクロステップ間の間隔時間の累積をプロットした曲線を示す図である。 図3に示す各電気角毎の駆動電流波形情報をプロットした曲線を示す図である。 補正後駆動電流波形情報をプロットした曲線を示す図である。 図6に示す補正後駆動電流波形情報による光ピックアップの移動量の各測定値をプロットした曲線を示す図である。 この発明の実施例2の光ディスク装置の構成を示すブロック図である。 図8に示す光ディスク装置における駆動電流波形情報補正処理のフローチャート図である。 補正後駆動電流波形情報をプロットした曲線を示す図である。 図10に示す補正後駆動電流波形情報による光ピックアップの移動量の各測定値をプロットした曲線を示す図である。 1−2相励磁駆動のマイクロステップ駆動の駆動電流波形を示す図である。 マイクロステップ時のステップ数−光ピックアップの移動量(移動距離)の曲線を示す図である。 1マイクロステップ毎の光ピックアップの移動量の変化を示す図である。 CD−ROMディスクをCAV方式の24倍速で回転させて再生し、図3に示す駆動電流波形に基づいてステッピングモータを駆動させたときの各マイクロステップ間の間隔時間及びその累積の実測値のデータの一覧表を示す図である。
符号の説明
1:スピンドルモータ 2:光ピックアップ 3:光源 4:対物レンズ 5:対物レンズ駆動アクチュエータ 6:ステッピングモータ 7:スクリューシャフト 8:ティース 9:ガイドシャフト 10:ストッパ 11:トラックエラー信号検出部 12:トラッキングサーボ部 13:アクチュエータ駆動電流供給部 14:ローパスフィルタ 15,22:モータ送り制御部 16:駆動電流波形発生部 17:不揮発性メモリ 18:駆動電流供給部 19:波形補正部 20:光ディスク 21:レンズポジション信号検出部 a:トラックエラー信号 b:制御出力信号 c:信号bの低周波数成分信号 d:マイクロステップ送り命令信号 e:駆動電流波形信号 f:ステッピングモータ駆動電流 g:レンズポジション信号

Claims (8)

  1. 光ディスクを回転させる回転手段と、該回転手段によって前記光ディスクを回転させながら前記光ディスクの記録面に光ビームの光スポットを照射することによって情報を記録又は再生する光ピックアップと、前記光スポットの照射位置を移動させるために予め設定された駆動電流波形情報に基づいてステッピングモータをマイクロステップ駆動させて前記光ピックアップを前記光ディスクの半径方向に1マイクロステップづつ移動させる光ピックアップ送り手段と、該光ピックアップ送り手段によって前記マイクロステップ駆動時に、前記駆動電流波形情報を補正する駆動電流波形情報補正手段とを備えたことを特徴とする光ディスク装置。
  2. 前記駆動電流波形情報補正手段は、前記光ピックアップ送り手段によって前記光ディスクに対する情報の記録又は再生中の前記マイクロステップ駆動時に、前記光ピックアップを前記光ディスクの半径方向に1マイクロステップ送りしてから次の1マイクロステップ送りをするまでの間隔時間を記録し、該記録した間隔時間の情報に基づいて前記駆動電流波形情報を補正する手段であることを特徴とする請求項1記載の光ディスク装置。
  3. 前記駆動電流波形情報補正手段に、前記回転手段によって前記光ディスクを回転速度一定で記録中又は再生中に前記間隔時間を記録させる手段を設けたことを特徴とする請求項1又は2記載の光ディスク装置。
  4. 前記駆動電流波形情報補正手段は、前記光ピックアップ送り手段によって前記光ディスクに対する情報の記録又は再生中の前記マイクロステップ駆動時に、前記光ピックアップを前記光ディスクの半径方向に1マイクロステップ送りしてから次の1マイクロステップ送りをするまでの間隔時間を前記駆動電流波形情報の1周期に亘って記録し、該記録した各間隔時間の情報に基づいて前記駆動電流波形情報を補正する手段であることを特徴とする請求項2又は3記載の光ディスク装置。
  5. 前記駆動電流波形情報補正手段は、前記光ピックアップ送り手段によって前記光ディスクに対する情報の記録又は再生中の前記マイクロステップ駆動時に、前記光ピックアップを前記光ディスクの半径方向に1マイクロステップ送りしてから次の1マイクロステップ送りをするまでの間隔時間を前記ステッピングモータの回転軸の1回転に亘って記録し、該記録した各間隔時間の情報に基づいて前記駆動電流波形情報を補正する手段であることを特徴とする請求項2又は3記載の光ディスク装置。
  6. 前記駆動電流波形情報補正手段は、前記光ピックアップ送り手段によって前記光ディスクに対する情報の記録又は再生中の前記マイクロステップ駆動時に、前記光ピックアップを前記光ディスクの半径方向に1マイクロステップ送りしてから次の1マイクロステップ送りをするまでの間隔時間を前記光ピックアップの実可動範囲全てに亘って記録し、該記録した各間隔時間の情報に基づいて前記駆動電流波形情報を補正する手段であることを特徴とする請求項2又は3記載の光ディスク装置。
  7. 前記駆動電流波形情報補正手段によって補正された補正後駆動電流波形情報を記憶する補正後駆動電流波形情報記憶手段と、前記駆動電流波形情報補正手段によって駆動電流波形情報の補正後は、前記補正後駆動電流波形情報記憶手段に記憶した補正後駆動電流波形情報に基づいて前記ステッピングモータのマイクロステップ送りを行う手段を設けたことを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の光ディスク装置。
  8. 前記補正後駆動電流波形情報記憶手段は、不揮発メモリであることを特徴とする請求項7記載の光ディスク装置。
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