JP4424301B2 - 光ディスク装置の記録方法および光ディスク装置 - Google Patents

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Description

本発明は、光ディスクに情報の記録を行う光ディスク装置の記録方法および光ディスク装置に関するものである。
光ディスク装置は、各方面への応用と高性能化への開発が活発に行われている。特に最近では、光ディスク装置の高倍速化、軽薄化、軽量化が行われ、光ディスクに対する記録制御も高速制御を要求されるようになってきている。
ここで、光ディスク装置の光ピックアップ制御部の構成について、図6を用いて説明する。
図6は、従来の光ディスク装置における記録パワー制御系のブロック図である。図6において、1は光ディスク、2は光ピックアップ、3は再生信号検出回路、4はスピンドルモータ、5はトラバースメカ、6はレーザ駆動回路、7は記録制御回路、8はサーボ制御回路、9はβ検出回路、10はコントロール回路、11はピックアップモジュールである。
ピックアップモジュール11は、光ディスク1を回転させるスピンドルモータ4と、光ディスク1の情報信号を記録または再生の少なくとも一方を行う光ピックアップ2と、光ピックアップ2が搭載されたキャリッジを光ディスク1の半径方向に移動させるためのトラバースメカ5とによって構成されたものである。
再生信号検出回路3は、光ピックアップ2内部の光センサ(図示せず)からの信号出力を基に、RF信号、フォーカスエラー信号、トラッキングエラー信号などのアナログ信号を生成する。そして、生成されたフォーカスエラー信号とトラッキングエラー信号は、サーボ制御回路8に送られ、RF信号はβ検出回路9と再生信号処理部(図示せず)に送られる。
サーボ制御回路8は、ON/OFF回路、演算回路、フィルタ回路、増幅回路等によって構成され、送られてきたフォーカスエラー信号とトラッキングエラー信号を基に、光ピックアップ2に設けられた対物レンズとキャリッジとの相対的な位置関係を示すレンズ位置信号を生成し、光ピックアップ2に出力する。光ピックアップ2では、その信号を基に光ピックアップ2に備えられた対物レンズより出射される光ビームと光ディスク1の記録面におけるフォーカス制御とトラッキング制御を行う。
β検出回路9は送られてきたRF信号からβ値を算出し、このβ値を用いてコントロール回路10で記録の最適化処理の一つであるOPC(Optimum Power Calibration)と呼ばれる記録パワーの最適化処理が行われ、記録パワーに関する設定値が記録制御回路7に設定される。記録制御回路7は、設定された記録パワーに関する設定値に基づき、レーザ駆動回路6に信号を送り、レーザ駆動回路6は光ピックアップ2から発せられるレーザ光の光量の制御を行う。
フィード部はフィードモータ、ギヤ、スクリューシャフト等から構成され、フィードモータを回転させることによってトラバースメカ5が移動し、その際フィードモータよりフィードモータパルスが周期的に出力されるようになっている。
この分野の先行例として、(特許文献1)等がある。
特開平10−312568号公報
光ディスク1に信号を記録する際には、通常、その記録に先立って、記録性能を上げるためにOPCと呼ばれる記録パワーの最適化処理が行われる。
記録パワーの最適化処理において、算出される記録パワーの最適値は、光ディスク1に設けられている試し書き領域に対して、記録パワーの異なる複数の記録パワーで順番に記録を行い、その記録された記録信号を再生することで算出される。このとき、最適値を求める指標としてβ値を用いる。β値は、RF信号のAC基準電圧に対するプラス側ピークレベルA1とマイナス側ピークレベルA2から、β=(A1+A2)/(A1−A2)で定義され、A1+A2はプラス側の振幅とマイナス側の振幅との差、A1−A2は振幅となる。ところが、何らかの要因で、誤差を含むβ値が存在する場合、誤差を含むβ値の影響を受け、真の最適値が算出されない場合がある。
そこで、誤差を含むβ値が存在する場合、従来の光ディスク装置では以下のような方法によりそのβ値の補正を行っていた。
図7、図8は、従来の光ディスク装置における記録パワーとβ値の関係を示す図であり、横軸は記録パワー、縦軸はβ値である。ここで、図7(a)、図8(a)はRF信号からβ値を算出した直後を示す図であり、図7(b)、図8(b)はそれぞれ図7(a)、図8(a)に示すβ値の一部に補正を加えたものである。図7、図8において、101〜110,114,121〜130,134はβ値である。
β値を算出するために用いた記録パワーを指標として、算出された複数のβ値を昇順もしくは降順に並べたとき、通常、誤差を含むβ値が存在する場合は、記録パワーに対するβ値の変化が単調減少または単調増加の組み合わせで変化しないので、その誤差を含むβ値は、その前後に算出されたβ値と比較されることで、ある程度特定することが可能である。すなわち、誤差を含むβ値は、その両隣に位置するβ値の間に値が存在しないということである。
ところが、この方法によると、誤差を含むβ値が一つしかない場合でも、誤差を含む可能性があるβ値が常に2つ検出されてしまう。従来はこれを回避するために、誤差を含む可能性があるβ値のうち、任意の一方を補正する処理、例えば最初に検出されたβ値を補正する処理などを行っている。しかしながら、この処理を行うと本来誤差を含んでいないβ値を補正してしまう可能性があり、OPCが正しく動作しない場合があった。
例えば、図7は、誤差を含むβ値がβ値104であり、補正される任意のβ値がβ値104である場合を示したものである。図7(a)において、算出されたβ値101〜β値110の中で、誤差を含む可能性があるβ値として検出されるβ値は、β値104とβ値105となる。このとき、補正されるβ値はβ値104であり、補正後のβ値を図7(b)に示すβ値114とする。この場合、β値101〜β値103,β値114,β値105〜β値110のそれぞれの値は、図7(b)に示すように直線上に並ぶため、誤差を含むβ値を正しく補正できている。
また、例えば、図8は、誤差を含むβ値がβ値125であり、補正される任意のβ値がβ値124である場合を示したものである。図8(a)において、算出されたβ値121〜β値130の中で、誤差を含む可能性があるβ値として検出されるβ値は、β値124とβ値125となる。このとき、補正されるβ値はβ値124であり、補正後のβ値を図8(b)に示すβ値134とする。この場合、β値121〜β値123,β値134,β値125〜β値130のそれぞれの値は、図8(b)に示すように直線上に並ばないため、誤差を含むβ値を正しく補正できていない。
このように、従来の方法によるβ値の補正では、誤差を含むβ値を正しく補正できない場合があった。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、記録の最適化処理を行う際に、補正すべきβ値を正しく把握することができ、記録パワーの最適化処理による最適値の精度向上をすることができる光ディスク装置の記録方法および光ディスク装置を提供することを目的とする。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、レーザ光により光ディスクに情報を記録する光ピックアップと、レーザ光の光量を制御するレーザ駆動部と、光ディスクからの反射光を基にRF信号を生成する再生信号検出部と、RF信号を基にβ値を算出するβ検出部と、レーザ駆動部を複数の駆動値で駆動して複数の記録パワーに基づき複数のβ値を算出し、算出した複数のβ値を比較して記録パワーの最適化処理を行う制御部と、を備え、制御部は、複数のβ値を算出する際に用いた記録パワーを昇順もしくは降順に並べたとき、記録パワーに対応する少なくとも3つのβ値が連続して単調増加または単調減少をするβ値のうち、連続した2つのβ値の差をXと定義し、最初に現れる単調増加または単調減少に反するβ値と、そのβ値に対して2つ隣に位置する単調増加または単調減少をするβ値との差をYと定義し、2番目に現れる単調増加または単調減少に反するβ値と、そのβ値に対して2つ隣に位置する単調増加または単調減少をするβ値との差をZと定義した場合、所定の数式|2X−Y|>|2X−Z|を用いて単調増加または単調減少に反するβ値の中から補正するβ値を決定することを特徴とするものである。
また、複数の記録パワーに基づき複数のβ値を算出し、算出した複数のβ値を比較して記録パワーの最適化処理を行う光ディスク装置の記録方法であって、複数のβ値を算出する際に用いた記録パワーを昇順もしくは降順に並べたとき、記録パワーに対応する少なくとも3つのβ値が連続して単調増加または単調減少をするβ値のうち、連続した2つのβ値の差をXと定義し、最初に現れる単調増加または単調減少に反するβ値と、そのβ値に対して2つ隣に位置する単調増加または単調減少をするβ値との差をYと定義し、2番目に現れる単調増加または単調減少に反するβ値と、そのβ値に対して2つ隣に位置する単調増加または単調減少をするβ値との差をZと定義した場合、第1の数式|2X−Y|>|2X−Z|と、第2の数式3X>Z>Xと、第3の数式3X>Y>Xと、を用いて単調増加または単調減少に反するβ値の値を補正し記録パワーの最適化処理を行うことを特徴とするものである。
本発明は上記構成により、所定の数式|2X−Y|>|2X−Z|を用いて単調増加または単調減少に反するβ値の中から補正するβ値を決定することによって、誤差を含むβ値の検出を正しく行うことが可能となる。
そのため、記録パワーの最適化処理を行う際に、補正すべきβ値を正しく把握することができ、記録パワーの最適化処理による最適値の精度向上をすることができる光ディスク装置の記録方法および光ディスク装置を実現することができる。
請求項記載の発明は、レーザ光により光ディスクに情報を記録する光ピックアップと、レーザ光の光量を制御するレーザ駆動部と、光ディスクからの反射光を基にRF信号を生成する再生信号検出部と、RF信号を基にβ値を算出するβ検出部と、レーザ駆動部を複数の駆動値で駆動して複数の記録パワーに基づき複数のβ値を算出し、算出した複数のβ値を比較して記録パワーの最適化処理を行う制御部と、を備え、制御部は、複数のβ値を算出する際に用いた記録パワーを昇順もしくは降順に並べたとき、記録パワーに対応する少なくとも3つのβ値が連続して単調増加または単調減少をするβ値のうち、連続した2つのβ値の差をXと定義し、最初に現れる単調増加または単調減少に反するβ値と、そのβ値に対して2つ隣に位置する単調増加または単調減少をするβ値との差をYと定義し、2番目に現れる単調増加または単調減少に反するβ値と、そのβ値に対して2つ隣に位置する単調増加または単調減少をするβ値との差をZと定義した場合、所定の数式|2X−Y|>|2X−Z|を用いて単調増加または単調減少に反するβ値の中から補正するβ値を決定することを特徴とするものである。これにより、誤差を含むβ値の検出を正しく行うことが可能となる。そのため、記録パワーの最適化処理を行う際に、補正すべきβ値を正しく把握することができ、記録パワーの最適化処理による最適値の精度向上をすることができる光ディスク装置を実現することができる。
請求項記載の発明は、制御部が、所定の数式を満足し、かつ3X>Z>Xを満足する場合、最初に現れる単調増加または単調減少に反するβ値の値を補正することを特徴とするものである。これにより、誤差を含む可能性があるβ値の中から、誤差を含むβ値を容易に決定することができる。
請求項記載の発明は、制御部が、所定の数式を満足せず、かつ3X>Y>Xを満足する場合、2番目に現れる単調増加または単調減少に反するβ値の値を補正することを特徴とするものである。これにより、誤差を含む可能性があるβ値の中から、誤差を含むβ値を容易に決定することができる。
請求項記載の発明は、複数の記録パワーに基づき複数のβ値を算出し、算出した複数のβ値を比較して記録パワーの最適化処理を行う光ディスク装置の記録方法であって、複数のβ値を算出する際に用いた記録パワーを昇順もしくは降順に並べたとき、記録パワーに対応する少なくとも3つのβ値が連続して単調増加または単調減少をするβ値のうち、連続した2つのβ値の差をXと定義し、最初に現れる単調増加または単調減少に反するβ値と、そのβ値に対して2つ隣に位置する単調増加または単調減少をするβ値との差をYと定義し、2番目に現れる単調増加または単調減少に反するβ値と、そのβ値に対して2つ隣に位置する単調増加または単調減少をするβ値との差をZと定義した場合、第1の数式|2X−Y|>|2X−Z|と、第2の数式3X>Z>Xと、第3の数式3X>Y>Xと、を用いて単調増加または単調減少に反するβ値の値を補正し記録パワーの最適化処理を行うことを特徴とするものである。これにより、誤差を含むβ値の検出をより確実に行うことができる。そのため、記録パワーの最適化処理を行う際に、補正すべきβ値を正しく把握することができ、記録パワーの最適化処理による最適値の精度向上をすることができる光ディスク装置の記録方法を実現することができる。
(実施の形態1)
以下、本発明の一実施の形態について,図面を参照しながら説明する。
ここで、本発明の一実施の形態における光ディスク装置の記録パワー制御系について、図1を用いて説明する。
図1は、本発明の一実施の形態における光ディスク装置の記録パワー制御系のブロック図である。図1において、1は光ディスク、2は光ピックアップ、3は再生信号検出回路、4はスピンドルモータ、5はトラバースメカ、6はレーザ駆動回路、7は記録制御回路、8はサーボ制御回路、9はβ検出回路、10はコントロール回路、11はピックアップモジュールである。
ピックアップモジュール11は、光ディスク1を回転させるスピンドルモータ4と、光ディスク1の情報信号を記録または再生の少なくとも一方を行う光ピックアップ2と、光ピックアップ2が搭載されたキャリッジを光ディスク1の半径方向に移動させるためのトラバースメカ5とによって構成されたものである。
再生信号検出回路3は、光ピックアップ2内部の光センサ(図示せず)からの信号出力を基に、RF信号、フォーカスエラー信号、トラッキングエラー信号などのアナログ信号を生成する。そして、生成されたフォーカスエラー信号とトラッキングエラー信号は、サーボ制御回路8に送られ、RF信号はβ検出回路9と再生信号処理部(図示せず)に送られる。
サーボ制御回路8は、ON/OFF回路、演算回路、フィルタ回路、増幅回路等によって構成され、送られてきたフォーカスエラー信号とトラッキングエラー信号を基に、光ピックアップ2に設けられた対物レンズとキャリッジとの相対的な位置関係を示すレンズ位置信号を生成し、光ピックアップ2に出力する。光ピックアップ2では、その信号を基に光ピックアップ2に備えられた対物レンズより出射される光ビームと光ディスク1の記録面におけるフォーカス制御とトラッキング制御を行う。
β検出回路9は送られてきたRF信号からβ値を算出し、このβ値を用いてコントロール回路10でOPC(Optimum Power Calibration)と呼ばれる記録パワーの最適化処理が行われ、記録パワーに関する設定値が記録制御回路7に設定される。記録制御回路7は、設定された記録パワーに関する設定値に基づき、レーザ駆動回路6に信号を送り、レーザ駆動回路6は光ピックアップ2から発せられるレーザ光の光量の制御を行う。
フィード部はフィードモータ、ギヤ、スクリューシャフト等から構成され、フィードモータを回転させることによってトラバースメカ5が移動し、その際フィードモータよりフィードモータパルスが周期的に出力されるようになっている。
コントロール回路10は本発明の制御部を構成し、再生信号検出回路3、レーザ駆動回路6、記録制御回路7、サーボ制御回路8、β検出回路9の各部から送られる信号が入力され、これらの信号の演算処理等を行い、この演算処理の結果(信号)を各部に送出し、各部にて駆動、処理を実行させ、各部の制御を行うものである。なお、詳細な説明や図示は省略するが、コントロール回路10は、少なくとも、演算機能を備えたCPU、MPU等の演算処理装置や、ROM、RAM等の記憶装置を備える。
ここで、本発明における光ディスク装置の信号の流れについて説明する。
本発明の光ディスク装置の記録時における信号の流れは、コントロール回路10の記録指令に基づき、記録制御回路7、レーザ駆動回路6を介して光ピックアップ2を動作させ、光ディスク1に情報の記録を行う。また、本発明の光ディスク装置の再生時における信号の流れは、光ディスク1に記録された情報を光ピックアップ2で読み取り、再生信号検出回路3、β検出回路9を介して、コントロール回路10が情報の入手を行う。そのため、記録と再生を繰り返し行うことで記録パワーの最適化処理を行う本発明の光ディスク装置では、上述の信号の流れが繰り返し行われることで記録パワーの最適化処理が行われる。
次に、本発明の一実施の形態における光ディスク装置の記録パワーの最適化処理について説明する。
図2は、本発明の一実施の形態における光ディスク装置の記録パワーの最適化処理を示すフローチャートである。
光ディスク1が光ディスク装置に装着されると、スピンドルモータ4を回転させ、光ピックアップ2のレーザを発光させ、フォーカスサーボ、トラッキングサーボをかけ、OPCと呼ばれる記録パワーの最適化処理を開始する(S1)。
記録パワーの最適化処理は、まず、コントロール回路10が、記録パワーが異なる10種類の設定値を記録制御回路7に設定する。記録制御回路7は、設定された10種類の設定値に基づき、レーザ駆動回路6,光ピックアップ2を介して、光ディスク1の試し書き領域に一定量の記録を順次行う(S2)。
次に、コントロール回路10は、光ディスク1の試し書き領域に記録された10種類の記録を順次再生し、光ピックアップ2から得られる反射光を基に再生信号検出回路3でRF信号を生成し、β検出回路9で生成されたRF信号を基にβ値の算出を行う(S3)。
算出された10種類のβ値はコントロール回路10に送られ、β値を算出するために用いた記録パワーを指標として、算出された複数のβ値を予め準備されたテーブルに昇順もしくは降順に並べられる。本実施の形態においては、光ディスク1の試し書き領域に一定量の記録を順次行う際に、記録パワーを昇順もしくは降順に段階的に変化させたため、β値を算出するために用いた記録パワーを指標として、算出された複数のβ値を昇順もしくは降順に並べ替える処理を省略することができる。
コントロール回路10では、記録パワーの変化に対するβ値の単調増加性または単調減少性の確認が行われる(S4)。ここで、記録パワーの変化に対して単調増加または単調減少に反するβ値が3つ以上発生した場合には(S5)、ステップ2(S2)の動作に戻り、以降単調増加または単調減少に反するβ値が2つになるまでステップ2(S2)〜ステップ5(S5)の動作を繰り返す。また、記録パワーの変化に対して単調増加または単調減少に反するβ値が2つの場合には(S5)、ステップ6(S6)以降に進む。ステップ6(S6)以降では、誤差を含むβ値の特定と誤差を含むβ値の補正を行う。また、記録パワーの変化に対して単調増加または単調減少に反するβ値が1つ以下の場合には(S5)、ステップ13(S13)に進み、そのまま近似線と目標βにより最適記録パワーを決定する。
誤差を含むβ値の特定では、まず、β値を算出するために用いた記録パワーを指標として、算出された複数のβ値を昇順もしくは降順に並べたとき、少なくとも3つのβ値が連続して単調増加または単調減少をするβ値のうち連続した2つのβ値の差をXと定義する(S6)。また、最初に現れる単調増加または単調減少に反するβ値と、そのβ値に対して2つ隣に位置する単調増加または単調減少をするβ値との差をYと定義する(S6)。さらに、2番目に現れる単調増加または単調減少に反するβ値と、そのβ値に対して2つ隣に位置する単調増加または単調減少をするβ値との差をZと定義する(S6)。その後、Y=Zであるかの確認を行う(S7)。ここで、Y=Zでなければステップ8(S8)以降へ進み、Y=Zであればステップ2(S2)へ戻り、Y=Zでなくなるまでステップ2(S2)〜ステップ7(S7)の動作を繰り返す。
次に、ステップ6(S6)で定義した値を使用した所定の数式を用いて場合分けを行う(S8)。ここで用いられる所定の数式は、|2X−Y|>|2X−Z|であり、数式|2X−Y|>|2X−Z|を満足する場合にはステップ9(S9)に進み、数式|2X−Y|>|2X−Z|を満足しない場合にはステップ11(S11)に進む。ここで用いられる所定の数式が、数式|2X−Y|>|2X−Z|であることによって、誤差を含むβ値の検出をより確実に行うことができる。
数式|2X−Y|>|2X−Z|を満足してステップ9(S9)へ進むと、ステップ6(S6)で定義した値を使用した所定の数式を用いて場合分けを行う。ここで用いられる所定の数式は3X>Z>Xであり、数式3X>Z>Xを満足する場合、最初に現れる単調増加または単調減少に反するβ値の補正を行う(S10)。ここでのβ値の補正は、最初に現れる単調増加または単調減少に反するβ値が、そのβ値の両隣のβ値を平均した平均値に置き換えられる。ここで用いられる所定の数式が、3X>Z>Xであることによって誤差を含むβ値の検出をより確実に行うことができる。
また、数式|2X−Y|>|2X−Z|を満足せずにステップ11(S11)に進むと、ステップ6(S6)で定義した値を使用した所定の数式を用いて場合分けを行う。ここで用いられる所定の数式は3X>Y>Xであり、数式3X>Y>Xを満足する場合、2番目に現れる単調増加または単調減少に反するβ値の補正を行う(S12)。ここでのβ値の補正は、2番目に現れる単調増加または単調減少に反するβ値が、そのβ値の両隣のβ値を平均した平均値に置き換えられる。ここで用いられる所定の数式が、3X>Y>Xであることによって誤差を含むβ値の検出をより確実に行うことができる。
ステップ9(S9)において数式3X>Z>Xを満足しない場合、もしくはステップ11(S11)において数式3X>Y>Xを満足しない場合には、いずれの場合にもステップ2(S2)の動作に戻り、以降単調増加または単調減少に反するβ値が2つになり、かつ数式3X>Z>Xもしくは数式3X>Y>Xを満足するまで、ステップ2(S2)〜ステップ9(S9)またはステップ2(S2)〜ステップ11(S11)の動作を繰り返す。
ステップ10(S10)またはステップ12(S12)で、単調増加または単調減少に反するβ値の補正を行うと、補正されたβ値を含むβ値により算出される近似線と目標とするβ値を基に記録パワーの決定を行う(S13)。
なお、本実施の形態においては、コントロール回路10により記録パワーの最適化処理のために設定される設定値を10種類としたが、設定される設定値は10種類に限定されるものではなく、9種類や11種類になっても良い。設定される設定値が多くなれば記録パワーの最適化処理による最適値の精度が上がり、設定される設定値が少なくなれば記録パワーの最適化処理による最適値の精度が下がる。
また、本実施の形態においては、光ディスク1の試し書き領域で記録パワーの最適化処理が行われるものとしたが、これに限定されるものではない。光ディスク1の試し書き領域で記録パワーの最適化処理が行われることによって、使用者の指示により記録が行われるユーザデータ記録領域に不安定な記録品質のデータを書き込まなくて良い。
次に、図2に示す、ステップ6(S6)〜ステップ10(S10)、またはステップ6(S6)〜ステップ12(S12)に基づく、誤差を含むβ値を検出する動作の詳細について、図3〜図5を用いて詳細に説明する。
図3〜図5は、本発明の一実施の形態における記録パワーとβ値の関係を示す図であり、横軸は記録パワー、縦軸はβ値である。図3〜図5において、101〜110,114,121〜130,135,141〜150はβ値である。
誤差を含むβ値が現れる形態は、図3〜図5に示す3つの形態である。以下、この3つの形態において、誤差を含むβ値を検出する動作の詳細について順に説明する。
図3は、誤差を含むβ値がβ値104である場合を示したものである。図3に示す形態において、まず、ステップ6(S6)で誤差を含むβ値の特定を行う。
誤差を含むβ値の特定では、まず、β値を算出するために用いた記録パワーを指標として、算出された複数のβ値を昇順もしくは降順に並べたとき、少なくとも3つのβ値が連続して単調増加または単調減少をするβ値のうち連続した2つのβ値の差をXと定義する(S6)。ここでは、2つのβ値をβ値102とβ値103として、その2つのβ値の差をXと定義する。
また、最初に現れる単調増加または単調減少に反するβ値と、そのβ値に対して2つ隣に位置する単調増加または単調減少をするβ値との差をYと定義する(S6)。ここでは、最初に現れる単調増加または単調減少に反するβ値をβ値104、そのβ値104に対して2つ隣に位置する単調増加または単調減少をするβ値をβ値102として、その2つのβ値の差をYと定義する。
さらに、2番目に現れる単調増加または単調減少に反するβ値と、そのβ値に対して2つ隣に位置する単調増加または単調減少をするβ値との差をZと定義する(S6)。ここでは、2番目に現れる単調増加または単調減少に反するβ値をβ値105、そのβ値105に対して2つ隣に位置する単調増加または単調減少するβ値をβ値103として、その2つのβ値の差をZと定義する。
その後、Y=Zであるかの確認を行う(S7)。図3に示す形態ではY=Zでないため、ステップ8(S8)に進む。
次に、ステップ8(S8)では、ステップ6(S6)で定義した値を使用した所定の数式|2X−Y|>|2X−Z|を用いて場合分けを行う。図3に示す形態では、Z=2X,Y>2Xであり、数式|2X−Y|>|2X−Z|を満足するため、ステップ9(S9)に進む。
ステップ9(S9)では、数式3X>Z>Xで場合分けを行う。図3に示す形態では、Z=2Xであり、数式3X>Z>Xを満足するため、以降ステップ10(S10),ステップ13(S13)の順に進む。
このように、誤差を含むβ値としてβ値104を検出することが可能であり、そのβ値104をβ値114に補正することができる。また、数式|2X−Y|>|2X−Z|を満足し、かつ数式3X>Z>Xを満足する場合、最初に現れる単調増加または単調減少に反するβ値の値を補正することによって、誤差を含む可能性があるβ値の中から、誤差を含むβ値を容易に決定することができる。
図4は、誤差を含むβ値がβ値125である場合を示したものである。図4に示す形態において、まず、ステップ6(S6)で誤差を含むβ値の特定を行う。
誤差を含むβ値の特定では、まず、β値を算出するために用いた記録パワーを指標として、算出された複数のβ値を昇順もしくは降順に並べたとき、少なくとも3つのβ値が連続して単調増加または単調減少をするβ値のうち連続した2つのβ値の差をXと定義する(S6)。ここでは、2つのβ値をβ値122とβ値123として、その2つのβ値の差をXと定義する。
また、最初に現れる単調増加または単調減少に反するβ値と、そのβ値に対して2つ隣に位置する単調増加または単調減少をするβ値との差をYと定義する(S6)。ここでは、最初に現れる単調増加または単調減少に反するβ値をβ値124、そのβ値124に対して2つ隣に位置する単調増加または単調減少するβ値をβ値122として、その2つのβ値の差をYと定義する。
さらに、2番目に現れる単調増加または単調減少に反するβ値と、そのβ値に対して2つ隣に位置する単調増加または単調減少をするβ値との差をZと定義する(S6)。ここでは、2番目に現れる単調増加または単調減少に反するβ値をβ値125、そのβ値に対して2つ隣に位置する単調増加または単調減少をするβ値をβ値123として、その2つのβ値の差をZと定義する。
その後、Y=Zであるかの確認を行う(S7)。図4に示す形態ではY=Zでないため、ステップ8(S8)に進む。
次に、ステップ8(S8)では、ステップ6(S6)で定義した値を使用した所定の数式|2X−Y|>|2X−Z|を用いて場合分けを行う。図4に示す形態では、Y=2Xであり、数式|2X−Y|>|2X−Z|を満足するため、ステップ11(S11)に進む。
ステップ11(S11)では、数式3X>Y>Xで場合分けを行う。図4に示す形態では、Y=2Xであり、数式3X>Y>Xを満足するため、以降ステップ12(S12),ステップ13(S13)の順に進む。
このように、誤差を含むβ値としてβ値125を検出することが可能であり、そのβ値125をβ値135に補正することができる。また、数式|2X−Y|>|2X−Z|を満足せず、かつ数式3X>Z>Xを満足する場合、2番目に現れる単調増加または単調減少に反するβ値の値を補正することによって、誤差を含む可能性があるβ値の中から、誤差を含むβ値を容易に決定することができる。
図5は、誤差を含むβ値が2つあり、そのβ値がβ値144、β値145である場合を示したものである。図5に示す形態において、まず、ステップ6(S6)で誤差を含むβ値の特定を行う。
誤差を含むβ値の特定では、まず、β値を算出するために用いた記録パワーを指標として、算出された複数のβ値を昇順もしくは降順に並べたとき、少なくとも3つのβ値が連続して単調増加または単調減少をするβ値のうち連続した2つのβ値の差をXと定義する(S6)。ここでは、2つのβ値をβ値142とβ値143として、その2つのβ値の差をXと定義する。
また、最初に現れる単調増加または単調減少に反するβ値と、そのβ値に対して2つ隣に位置する単調増加または単調減少をするβ値との差をYと定義する(S6)。ここでは、最初に現れる単調増加または単調減少に反するβ値をβ値144、そのβ値144に対して2つ隣に位置する単調増加または単調減少するβ値をβ値142として、その2つのβ値の差をYと定義する。
さらに、2番目に現れる単調増加または単調減少に反するβ値と、そのβ値に対して2つ隣に位置する単調増加または単調減少をするβ値との差をZと定義する(S6)。ここでは、2番目に現れる単調増加または単調減少に反するβ値をβ値145、そのβ値に対して2つ隣に位置する単調増加または単調減少をするβ値をβ値143として、その2つのβ値の差をZと定義する。
その後、Y=Zであるかの確認を行う(S7)。図5に示す形態ではY=Zでないため、ステップ8(S8)に進む。
次に、ステップ8(S8)では、ステップ6(S6)で定義した値を使用した所定の数式|2X−Y|>|2X−Z|を用いて場合分けを行う。図5に示す形態では、YとZの値によって、数式|2X−Y|>|2X−Z|を満足する場合と満足しない場合が発生する。
数式|2X−Y|>|2X−Z|を満足して、ステップ9(S9)に進んだ場合には、数式3X>Z>Xで場合分けを行う。ここでの場合分けは、数式|2X−Y|>|2X−Z|で補正すべきβ値を検出できない形態を取り除くものである。図5に示す形態は、数式3X>Z>Xを満足しない場合、つまり数式|2X−Y|>|2X−Z|で補正すべきβ値を検出できない形態であるため、ステップ2(S2)の動作に戻り、以降単調増加または単調減少に反するβ値が2つになり、かつ数式3X>Z>Xもしくは数式3X>Y>Xを満足するまで、ステップ2(S2)〜ステップ9(S9)またはステップ2(S2)〜ステップ11(S11)の動作を繰り返す。
一方、数式|2X−Y|>|2X−Z|を満足せずに、ステップ11(S11)に進んだ場合には、数式3X>Y>Xで場合分けを行う。ここでの場合分けは、数式|2X−Y|>|2X−Z|で補正すべきβ値を検出できない形態を取り除くものである。図5に示す形態は、数式3X>Y>Xを満足しない場合、つまり数式|2X−Y|>|2X−Z|で補正すべきβ値を検出できない形態であるため、ステップ2(S2)の動作に戻り、以降単調増加性または単調減少性に反するβ値が2つになり、かつ数式3X>Z>Xもしくは数式3X>Y>Xを満足するまで、ステップ2(S2)〜ステップ9(S9)またはステップ2(S2)〜ステップ11(S11)の動作を繰り返す。
このように、誤差を含むβ値を数式|2X−Y|>|2X−Z|で検出できない場合には、補正すべきβ値が検出可能になるまでステップ2(S2)〜ステップ9(S9)またはステップ2(S2)〜ステップ11(S11)の動作を繰り返す。
以上の内容により、記録パワーの最適化処理を行う際に、複数の記録パワーに基づき複数のβ値が算出され、算出されたβ値のうちの少なくとも一部が、所定の数式に基づき比較されることによって、誤差を含むβ値の検出を正しく行うことが可能となる。
そのため、記録パワーの最適化処理を行う際に、補正すべきβ値を正しく把握することができ、記録パワーの最適化処理による最適値の精度向上をすることができる光ディスク装置の記録方法および光ディスク装置を実現することができる。
本発明は、記録パワーの最適化処理を行う際に、誤差を含むβ値の検出を正しく行うことが可能となり、記録パワーの最適化処理による最適値の精度向上ができるため、光ディスクに情報の記録を行う光ディスク装置の記録方法および光ディスク装置などに適応可能である。
本発明の一実施の形態における光ディスク装置の記録パワー制御系のブロック図 本発明の一実施の形態における光ディスク装置の記録パワーの最適化処理を示すフローチャート 本発明の一実施の形態における記録パワーとβ値の関係を示す図 本発明の一実施の形態における記録パワーとβ値の関係を示す図 本発明の一実施の形態における記録パワーとβ値の関係を示す図 従来の光ディスク装置における記録パワー制御系のブロック図 従来の光ディスク装置における記録パワーとβ値の関係を示す図 従来の光ディスク装置における記録パワーとβ値の関係を示す図
符号の説明
1 光ディスク
2 光ピックアップ
3 再生信号検出回路
4 スピンドルモータ
5 トラバースメカ
6 レーザ駆動回路
7 記録制御回路
8 サーボ制御回路
9 β検出回路
10 コントロール回路
11 ピックアップモジュール
101〜110 β値
114 β値
121〜130 β値
134 β値
135 β値
141〜150 β値

Claims (4)

  1. レーザ光により光ディスクに情報を記録する光ピックアップと、
    前記レーザ光の光量を制御するレーザ駆動部と、
    前記光ディスクからの反射光を基にRF信号を生成する再生信号検出部と、
    前記RF信号を基にβ値を算出するβ検出部と、
    前記レーザ駆動部を複数の駆動値で駆動して複数の記録パワーに基づき複数のβ値を算出し、前記算出した複数のβ値を比較して記録パワーの最適化処理を行う制御部と、を備え、
    前記制御部は、
    前記複数のβ値を算出する際に用いた前記記録パワーを昇順もしくは降順に並べたとき、
    前記記録パワーに対応する少なくとも3つのβ値が連続して単調増加または単調減少をするβ値のうち、連続した2つのβ値の差をXと定義し、
    最初に現れる単調増加または単調減少に反するβ値と、そのβ値に対して2つ隣に位置する単調増加または単調減少をするβ値との差をYと定義し、
    2番目に現れる単調増加または単調減少に反するβ値と、そのβ値に対して2つ隣に位置する単調増加または単調減少をするβ値との差をZと定義した場合、
    所定の数式|2X−Y|>|2X−Z|
    を用いて単調増加または単調減少に反するβ値の中から補正するβ値を決定することを特徴とする光ディスク装置。
  2. 前記制御部は、
    前記所定の数式を満足し、かつ3X>Z>Xを満足する場合、
    前記最初に現れる単調増加または単調減少に反するβ値の値を補正することを特徴とする請求項1記載の光ディスク装置。
  3. 前記制御部は、
    前記所定の数式を満足せず、かつ3X>Y>Xを満足する場合、
    前記2番目に現れる単調増加または単調減少に反するβ値の値を補正することを特徴とする請求項1記載の光ディスク装置。
  4. 複数の記録パワーに基づき複数のβ値を算出し、前記算出した複数のβ値を比較して記録パワーの最適化処理を行う光ディスク装置の記録方法であって、
    前記複数のβ値を算出する際に用いた前記記録パワーを昇順もしくは降順に並べたとき、
    前記記録パワーに対応する少なくとも3つのβ値が連続して単調増加または単調減少をするβ値のうち、連続した2つのβ値の差をXと定義し、
    最初に現れる単調増加または単調減少に反するβ値と、そのβ値に対して2つ隣に位置する単調増加または単調減少をするβ値との差をYと定義し、
    2番目に現れる単調増加または単調減少に反するβ値と、そのβ値に対して2つ隣に位置する単調増加または単調減少をするβ値との差をZと定義した場合、
    第1の数式|2X−Y|>|2X−Z|と、
    第2の数式3X>Z>Xと、
    第3の数式3X>Y>Xと、
    を用いて単調増加または単調減少に反するβ値の値を補正し前記記録パワーの最適化処理を行うことを特徴とする光ディスク装置の記録方法。
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