JP2007238104A - 複合スパウト及び複合スパウトを形成する射出成形装置 - Google Patents

複合スパウト及び複合スパウトを形成する射出成形装置 Download PDF

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Abstract

【課題】コアーに装着されたスリーブが射出成形時にずれることなく、スリーブの端面がスパウト本体内に露出しない複合スパウトを提供すること。
【解決手段】機能性樹脂層が中間層として配設されているスリーブ10を中子として射出成形型のコアーに被嵌した状態でスパウト本体2を射出成形することによって、スパウト本体2の内周面にスリーブ10が実質上その内周面のみを露呈させている。スパウト本体2の内周面の片端部は、周方向の少なくとも一部において、スリーブ10の一端側10eの内周縁に合致或いはこれより半径方向内側からスパウト本体2の片端に向かって半径方向外方に傾斜する傾斜面8aを形成している。
【選択図】図1

Description

本発明は、製造時に機能性樹脂をそなえたスリーブが射出成形時にずれることなく、スリーブの端面が空気中に露出しないようにスパウト本体に装着できる複合スパウト及び複合スパウトを形成する射出成形装置に関する。
近年、高機能食品等を充填し、注出具(以下スパウトという)から注出するスパウト付きパウチや紙容器等の容器において、酸素による内容物の変質やフレーバー性の低下を防止するため、パウチ、紙容器等の容器本体のみならず、スパウトに対しても酸素透過量がきわめて少ないことが求められている。そのため、スパウトに対してスパウトの内壁にガスバリアー性又は酸素吸収性に優れた遮断体としてのスリーブが装着されている複合スパウト(図1参照)がある。
図6は、その複合スパウトに装着されるスリーブ10を示し、スリーブ10は、複合スパウト1のスパウト本体2の内側にインサート成形によって装着されているスリーブ10は、多層からなり、機能性樹脂層10aを間にして内側に内層10bを配設し外側に外層10cを配設し、これらは機能性樹脂層10aと内層10bとの間及び機能性樹脂層10aと外層10cとの間に接着剤層10dを介在させて接着されている。
図7は、スリーブ10を備えたスパウトの射出成形装置による成形方法を示す。
図7のAに示すように、スパウトは雄型21と雌型31とによって成形され、雄型21には、基端側から先端側まで同一径で形成された円柱形状のコアー22が設けられ、コアー22の周囲にはスリーブ10が装着されている。雌型31は左右に開く分割型であり、内周面の形状がスパウトの外周面に対応する形状に形成される。
図7のBに示すように、一方の雌右型31bには図示しない射出成形機より溶融樹脂が射出されるゲート33が接続されている。
こうした構成により、雄型21のコアー22を雌型31に差し込んで金型を閉じ、図7のCに示すように、ゲート33からキャビティ32内へ溶融樹脂が射出されることによって、複合スパウト1のスパウト本体2となる部分が形成され、スパウト本体2の内側にスリーブ10が備えられた複合スパウト1が形成される(特許文献1)。
しかしながら、このようなコアー22の基端側から先端側まで、コアー22の横断面が同一径である場合は、図7のDに示すように、射出成形機から射出される樹脂の流動圧によって、スリーブ10がコアー22をガイド材として、コアー22の軸方向基端側へずれてしまうことがある。このように、スリーブ10がコアー22の基端部までずれたような場合は、スリーブ10の端面が複合スパウト1の内部で露出してしまうこともある。
この防止策として、図8に示すような複合スパウト1の製造方法がある。
図8のAに示すように、雌型31は変更することなく、雄型21のコアー22の基端側に、ほぼスリーブ10の厚さにほぼ等しくコアー22の軸方向に直交する段差部29を、コアー22の基端側に形成(図8矢視Q参照)し、スリーブ10の一端側を段差部29に当接させている。この段差部29を形成する部位と複合スパウト1内にスリーブ10が配設される位置を互いに一致させるようにする。
こうした構成により、図8のBに示すように、雄型21のコアー22を雌型31側に前進移動させて雄雌型21,31を閉じ、図8のCに示すように、ゲート33から溶融樹脂が射出され、複合スパウト1が形成される。溶融樹脂が雌型31内のキャビティ32内に射出されるときは、スリーブ10が溶融樹脂の流動圧を受けても段差部29がスリーブ10のコアー22の軸方向への移動を規制する。
特開2001−213455号公報
しかしながら、図8のAに示すように、雄型21のコアー22に段差部29を形成して、スリーブ10の移動を規制すると、スリーブ10の一端側端面10gに溶融樹脂が回りこまず、複合スパウト1の内部空間に露出した状態で装着される(図8矢視R参照)。この結果、スリーブ10の端面10gが露出することになり、内容物を充填した際に、スリーブ10を構成する機能性樹脂層10aから機能性樹脂が溶出し、衛生上、或いは内容物のフレーバー低下、変化といった問題を招く。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであって、コアーに装着されたスリーブが射出成形時にずれることなく、スリーブの端面がスパウト本体内に露出しない複合スパウト及び複合スパウトを形成する射出成形装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の複合スパウトは、機能性樹脂層が中間層として配設されている筒状スリーブを中子として射出成形型のコアー部材に被嵌した状態でスパウト本体を射出成形することによって、該スパウト本体の内周面に該筒状スリーブが実質上その内周面のみを露呈させて埋設された形態に成形された複合スパウトにして、該スパウト本体の該内周面の片端部は、周方向の少なくとも一部において、該筒状スリーブの片端の内周縁に合致或いはこれより半径方向内側から該スパウト本体の片端に向かって半径方向外方に傾斜する傾斜面を形成した。
上記複合スパウトは、該スパウト本体の該片端部は該スパウトの排出端部を構成することが好ましい。
また、上記複合スパウトは、該スパウト本体の該内周面の該片端部は周方向全体に渡って該傾斜面とすることが好ましい。
さらに、上記複合スパウトは、該スパウト本体の該内周面の該片端部は周方向に間隔をおいて複数個の部位において該傾斜面とすることができる。
上記目的を達成するために本発明の射出成形機は、機能性樹脂層が中間層として配設されている筒状スリーブが中子として被嵌されるコアー部材と、該コアー部材及びこれに被嵌された該筒状スリーブを囲繞する雌型部材とを具備する、スパウト本体の内周面に該筒状スリーブが実質上その内周面のみを露呈させて埋設された状態に複合スパウトを形成するための射出成形装置において、該コアー部材は、周方向の少なくとも一部において、該コアー部材に被嵌された該筒状スリーブの片端の内周縁に合致或いはこれより半径方向内側から該スパウト本体成形キャビティの片端に向かって半径方向外側に延びる傾斜面を有するようにした。
本発明の複合スパウトは、機能性樹脂層が中間層として配設されている筒状スリーブを中子として射出成形型のコアー部材に被嵌した状態でスパウト本体を射出成形することによって、該スパウト本体の内周面に該筒状スリーブが実質上その内周面のみを露呈させて埋設された形態に成形された複合スパウトにして、該スパウト本体の該内周面の片端部は、周方向の少なくとも一部において、該筒状スリーブの片端の内周縁に合致或いはこれより半径方向内側から該スパウト本体の片端に向かって半径方向外方に傾斜する傾斜面であるので、射出成形時にコアー部材に被嵌したスリーブが、コアーの軸方向へ移動するのを規制できる。
上記発明の複合スパウト本体の該内周面の該片端部は周方向全体に渡って該傾斜面であるので、スリーブの端面全体を被覆することができ、内容物を充填した際のスリーブの機能性樹脂層からの機能性樹脂の溶出が防止され、衛生上、或いは内容物のフレーバー低下、変化が確実に防止される。
上記発明の該スパウト本体の該内周面の該片端部は、周方向に間隔をおいて複数個の部位において該傾斜面であるので、最小限の傾斜面を形成することによって、コアー部材に被嵌した筒状スリーブが、射出成形時にコアー部材の軸方向へ移動するのを規制できる。
本発明の射出成形装置は、コアー部材が、周方向の少なくとも一部において、該コアー部材に被嵌された筒状スリーブの片端の内周縁に合致或いはこれより半径方向内側からスパウト本体成形キャビティの片端に向かって半径方向外側に延びる傾斜面を有するので、射出成形時にコアー部材に被嵌したスリーブが、コアーの軸方向へ移動するのを規制できる。
以下、本発明の実施形態における発明の複合スパウト及び複合スパウトを形成する射出成形装置について、図面を参照しながら説明する。
なお、従来例で説明したスリーブ10は、図6に示すように本実施の形態のスリーブ10と同じ構造の接着層を含んで5層からなる多層スリーブ10であるので、その詳細な説明を省略する。また、複合スパウト1は、排出開口6側を先端側とする。
図1は、本発明に係る複合スパウト1の断面図である。図に示すように、複合スパウト1は、スパウト本体2とその内周面に装着されるスリーブ10とから構成されている。スパウト本体2は、内周面側に内容物が流入出し、スパウト本体2とスリーブ10によって形成されるほぼ円柱形状の導管孔3を形成し、導管孔3の上部には内周面側に図示しない封止キャップのシール部が当接する内周シール面5を形成し、その上端部には排出開口6を形成している。
スパウト本体2の外周面側には、排出開口6端側に封止キャップの雌ねじが螺着する雄ねじ7がほぼ螺旋状に形成され、雄ねじ7の下部には封止キャップに設けられるダンパーエビデントの係止部15とこの係止部15と間隔を空けてフランジ16が形成されている。フランジ16は、複合スパウト1の搬送時における把持、支持など機能的な役割を果たす。そして、第2フランジ16の下部にはパウチを取付ける取付部17を形成し、この取付部17によってパウチと複合スパウト1の接続部のシール性が維持される。
スパウト本体2の内孔には、スリーブ10が装着されている。スリーブ10は、軸方向の一端側10eから他端側10fまで同一肉厚であって、スリーブ10の外周面がスパウト本体2の内周面に溶着されている。スパウト本体2の排出開口6端側に位置するスリーブ10の一端側10eには、断面が三角形状で導管孔3の中心側に突出する突部8を導管孔3の周方向へ環状に形成している。
突部8は、導管孔(及びスリーブ10)3の軸方向に対して直角に交差する規制面8aと排出開口6側に向く傾斜面(台形状円錐面若しくはテーパー面)8b、すなわち排出開口6側に向かって広がる傾斜面8bが形成されている。規制面8aとスリーブ10の一端側の端面とは、溶着した状態にあり、導管孔3に対する規制面8aの半径方向における高さと、スリーブ10の肉厚は同じ長さになるように形成している。ただし、規制面8aの高さはスリーブ10の肉厚と同じ長さにする必要はないが、少なくとも図5に示すスリーブ10の中間層である機能性樹脂層10aが規制面8aで被覆されている必要がある。
スリーブ10の他端側10fに位置する複合スパウト1には、導管孔3とスリーブ10の接合面から段状に導管孔3の内方に突出する小径部18を形成し、小径部18とスリーブ10の境界部には導管孔3の軸方向に対して直角に交差する保持面18aを形成している。導管孔3の半径方向に対する保持面18aの高と、スリーブ10の肉厚は同じ長さになるように形成されているが、少なくとも図5に示すスリーブ10の機能性樹脂層10aが保持面18aに被覆されている必要がある。こうして、スパウト本体2の内周面にスリーブ10が装着され、スリーブ10の機能性樹脂層10aが、導管孔3の内部空間に露出しないように構成されている。
スパウト本体2を構成する樹脂としては、熱可塑性樹脂であるオレフィン系樹脂、例えば低密度ポリエチレン(LDPE)、中密度ポリエチレン(MDPE)、高密度ポリエチレン(HLDE)、線状低密度ポリエチレン(LLDPE)、線状超低密度ポリエチレン(LVLDPE)等のポリエチレン(PE)、ポリプロピレン(PP)、エチレン−プロピレン共重合体、ポリブデン−1、エチレン−ブテン−1共重合体、プロピレン−ブテン−1共重合体、エチレン−プロピレン−ブテン−1共重合体、エチレン−酢酸ビニル共重合体(EVA)、イオン架橋オレフィン共重合体(アイオノマー)、或いはこれらのブレンド物が採用できる。また、熱可塑性ポリエステル樹脂全般についても用いることができ、エチレンテレフタレート系熱可塑性ポリエステル(PET)、ポリブチレンテレフタレート(PBT)、ポリエチレンナフタレート(PEN)等の他のポリエステル、或いはこれらとポリカーボネートやポリアリレート等とのブレンド物も採用できる。
スリーブ10の機能性樹脂層10aは、用途に応じて、例えばガスバリアー性樹脂、酸素吸収性樹脂、または水分遮断性樹脂等の所定の機能を有する樹脂が使用される。なお、ガスバリアー性樹脂としては、例えば酸素バリアー層として用いる場合の好適な例としては、ビニルアルコール単位の含有量が40〜85モル%、特に55〜80モル%、ケン化度が96モル%以上、特に99モル%以上のエチレン−ビニルアルコール共重合体が挙げられる。また、他の酸素ガスバリアー性樹脂としては、ナイロン樹脂、特に、ナイロン6、ナイロン8、ナイロン11、ナイロン6,6、ナイロン6,10、ナイロン10,6、ナイロン6/6,6共重合体等の脂肪族ナイロン、ポリメタキシリレンアジパミド等の部分芳香属ナイロン、さらにはポリグリコール酸樹脂が挙げられる。そして、これらの酸素ガスバリアー性は、内容物の保存性及び保香性の点から、酸素透過係数が5.5×10―12cc・cm/cm・sec・cmHg(23℃、0%RH)以下であることが好ましい。
他方、前記機能性樹脂層10aを酸素吸収性樹脂層とする場合は、前記ガスバリアー性樹脂層に酸素吸収性を付加しても良く、前記ガスバリアー性樹脂層の樹脂自体が酸素吸収性を有する構成としても良い。このような樹脂としては、例えば樹脂の酸化反応を利用したものが挙げられ、酸化性の材料、例えばポリブタジエン、ポリイソプレン、ポリプロピレン、エチレン・酸化炭素重合体、ナイロン−6、ナイロン−12、メタキシリレンジアミン(MX)ナイロンのようなポリアミド類に、酸化触媒としてコバルト、ロジウム、銅等の遷移金属を含む有機酸塩類や、ペンゾフェン、アセトフェン、クロロケトン類のような光増感剤を加えたものが使用できる。これらの酸素吸収材料を使用した場合は、紫外線、電子線のような高エネルギー線を照射することによって、一層の効果を発現させることもできる。
また、前記ガスバリアー性樹脂層の樹脂に酸化可能な有機成分を含有させて、ガスバリアー性樹脂層の酸化劣化によるガスバリアー性の低下を生じることなく酸素吸収性を発現しても良い。このような酸化有機成分としては、ポリエンから誘導されるポリエン重合体が好ましく、カルボン酸基、カルボン酸無水物基、水酸基が導入されていることが好ましい。これらの官能基としては、アクリル酸、メタクリル酸、マレイン酸、不飽和カルボン酸、無水マレイン酸、不飽和カルボン酸の無水物等が挙げられ、遷移金属触媒としてはコバルトが好ましい。
また、前記ガスバリアー性樹脂層を構成する樹脂に酸素吸収剤を配合しても良く、このような酸素吸収剤としては、還元性を有する金属粉、例えば、還元性鉄粉、還元性亜鉛、還元性錫粉、金属低位酸化物、還元性金属化合物の一種又は二種以上を組み合わせたものを主成分としたものが挙げられる。これらは必要に応じて、アルカリ金属、アルカリ土類金属の水酸化物、炭酸塩、亜硫酸塩、有機酸塩、ハロゲン化物、さらに活性炭、活性アルミナのような助剤とも組み合わせて使用することができる。或いは、多価フェノールを骨格内に有する高分子化合物、例えば、多価フェノール含有フェノール・アルデヒド樹脂等が挙げられる。
さらに、機能性樹脂層10aを水分遮断性樹脂層とする場合は、水分遮断性樹脂としては、環状オレフィン系共重合体、オレフィンと環状オレフィンとの非晶質乃至低結晶性共重合体(COC)が使用できる。前記のガスバリアー性樹脂、酸素吸収性樹脂等には、充填剤、着色剤、耐熱安定剤、耐候安定剤、酸化防止剤、老化防止剤、光安定剤、紫外線吸収剤、帯電防止剤、金属石鹸やワックス等の滑剤、改質剤を配合できる。
スリーブ10の内層10b及び外層10cの材料としては、例えば、スパウト本体2と同じ熱可塑性樹脂であるオレフィン系樹脂が用いることができ、スリーブ10と前記スパウト本体2との熱融着性の点から、少なくとも前記内層10bは、スパウト本体2のオレフィン系樹脂よりも低融点のオレフィン系樹脂を用いるのが好ましい。
次に、複合スパウト1を成形する射出成形金型について説明する。
図2は、射出成形金型の雄型21を示し、雄型21の基台23には円柱形状のコアー22が形成されている。コアー22は、コアー22の基台23側の基端側に位置する大径部22aと、コアー22の先端側に位置する小径部22bと、大径部22aと小径部22bとの間に形成された台形円錐状の傾斜面22cとで構成されている。傾斜面22cは、コアー22の先端側に向かって半径方向内側に延びるように傾斜させている。
本実施形態では、傾斜面22cのコアー22の半径方向に対する高さは、スリーブ10の肉厚に等しく、大径部22aの外径はスリーブ10の外径に等しく、小径部22bの外径はスリーブ10の内径と等しくなるように形成している。ただし、スリーブ10の内周面をスリーブの軸方向へ延長した延長線上の位置に傾斜面22cがあればよい。
コアー22の小径部22bの軸方向長さは、スリーブ10の軸方向長さよりも長く形成されている。
図3のAは、雌型31を示し、雌型31は左右に分割できるよう左雌型31aと右雌型31bとで形成され、雌型31の内部にはキャビティ32が形成され、雌型31の内周面の形状は、スパウト本体2の外周形状と同一形状に形成されている。一方の右雌型31bには、キャビティ32に向けて図示しない射出成形機の射出口と連通するゲート33が設けられている。上述した雄型21は、雌型31のキャビティ32に対してコアー22を上下方向へ出し入れできるように進退移動が可能に構成されている。
次に、複合スパウト1の成形工程について説明する。
複合スパウト1は、射出成形機と成型金型を有する射出成形装置によって成形される。
図2に示すように、雄型21のコアー22にスリーブ10を装着し、スリーブ10の一端側10eが傾斜面22cの麓に当接するまで差し込む。したがって、傾斜面22cは、スリーブ10の位置決めとしての役割を果たす。そして、図3のAに示すように、コアー22にスリーブ10を差し込んだ状態で、コアー22を雌型31のキャビティ32に差し込んで、図3のBに示すように雄雌金型21,31を閉じる。
次いで、図3のCに示すように、ゲート33から射出成形機で撹拌溶融された樹脂をキャビティ32に射出する。スリーブ10は、溶融樹脂の流動圧を受け、コアー22の基端側の大径部22a側に移動しようとする負荷が加わるが、コアー22の傾斜面22cによって移動が規制される。したがって、スリーブ10は径方向へ広がることなく、傾斜面22cを遡って移動しない程度の硬さを必要とする。また、傾斜面22cはスリーブ10の位置を規制するので、スリーブ10がスパウト本体2の正規の位置に配置されるように、傾斜面22cをコアー22に形成する必要がある。
射出成形機によって、雌型31と雄型21のコアー22との間に溶融樹脂が充填されることによってスパウト本体2が形成される。スリーブ10の一端側とコアー22に形成した傾斜面22cとの間には、三角形状の隙間が形成され、その隙間に溶融樹脂が充填されることによってスパウト本体2の突部8が形成される。突部8はスリーブ10の一端側10eの端面と当接する部分が規制面8aとなり、突部8がコアー22の傾斜面22cと当接する面が傾斜面8bとなって形成される(図3矢視Y及びZ参照)。スリーブ10の他端側10fでは、その端面が溶融樹脂に被覆されて、保持面18aが形成される。こうして、スリーブ10の一端側10e及び他端側10fの端面がスパウト本体2に被覆される。スパウト本体2は、成形時に溶融状態でスリーブ10に接触することによって、スパウト本体2とスリーブ10との密着性及び接着性を高める。
溶融樹脂が冷却されて固化されることによって、複合スパウト1が形成される。固化したスパウト本体2は、雌型31を開くことによって、複合スパウト1を取り出すことができる。スリーブ10は、スリーブ10とコアー22の小径部22bとの間には隙間を形成しないので、これらの間に溶融樹脂は入り込まず、複合スパウト1の内周面に、スリーブ10の内周面を露出させている。
このように、本実施の形態では、射出成形時に溶融樹脂の流動圧によって、スリーブ10がコアー22の軸方向に移動することなく、スパウト本体2の成形後は、スリーブ10の両端面を露出させることのない複合スパウト1の成形が可能になる。よって、複合スパウト1の完成後は、スリーブ10の機能性樹脂層10aからの機能性樹脂が溶出されることを防止できる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明の技術的思想に基づいて、勿論、本発明は種々の変形又は変更が可能である。
上記実施の形態で説明した図1に示す複合スパウト1は、雄型21のコアー22にコアー22の大径部22aから小径部22b側に半径方向内側に延びる傾斜面22cを形成することによって、突部8を導管孔3の内周壁に連続させて環状に形成した。突部8の形状については、連続的に形成することなく、間隔を空けることによって、傾斜面とリブとによって形成してもよい。
図4は、そのようなリブを形成した複合スパウト1を示す。図に示すように、スパウト本体2の内周面の周方向に間隔をおいて、複数個の傾斜面8cを形成している。傾斜面8c,8cの間には導管孔3の内方へ突出するリブ8dを形成している。成形するにあたってコアー22のみ形状を変更し、スリーブ10と雌型31は、上記実施の形態と同じものを用いることができる。
リブ8dを形成するには、図2のコアー22に対して、傾斜面22aのある部分と傾斜面22aを省略した部分を、コアー22の周方向へ所定幅にて互い違いに形成すればよい。成形時において、傾斜面を省略した部分に溶融樹脂が充填されて、図5に示すリブ8dが形成される。傾斜面8c及びリブ8dは、スリーブ10の一端側の端面の全体を被覆し、機能性樹脂層10aからの機能性樹脂が溶出されないようにしている。射出成形時では、スリーブ10が傾斜面8cによって、コアー22に対する軸方向への移動が規制される。
また、図1に示す複合スパウト1は、コアー22の基端側に位置する大径部22a側に、複合スパウト1の排出開口6を形成し、コアー22の先端側に位置する小径部22b側にパウチの取付部17を形成した。この複合スパウト1の向きについては、大径部22a側に、パウチの取付部17を配置し、コアー22の小径部22b側に、排出開口6を形成してもよい。
図5は、そのようなコアー22の大径部22a側に取付部17を形成した複合スパウト1を示す。図5のAに示すように、雄型21のコアー22及びスリーブ10は、上記実施の形態と同じものを使用できる。雌型31の形状についても、実質的に上下を逆にした形状の雌型を使用することで成形が可能である。成形された複合スパウト1は、スパウト本体2に形成された傾斜面8eの位置が、取付部17に形成されていることが上記実施の形態と異なる。
このように構成しても、傾斜面8eは、スリーブ10の端面の全体を被覆し、機能性樹脂層10aからの機能性樹脂が溶出されない。射出成形時では、スリーブ10が傾斜面8eによって、コアー22の軸方向への移動が規制される。
本発明の実施の形態による複合スパウトの断面図である。 図1の複合スパウトを形成する射出成形装置の雄型の断面図である。 図1の複合スパウトの射出成形装置による成形工程を示し、Aは雄型のコアーにスリーブを装着した状態の断面図、Bは雄型と雌型を閉じた状態の断面図、Cはゲートから金型に溶融樹脂を充填した状態の断面図、Dは金型から複合スパウトを取り出した状態の断面図である。 本実施の形態の変形例による複合スパウトの断面図である。 本実施の形態の他の変形例による複合スパウトであり、Aは雄型のコアーにスリーブを装着した状態の断面図、Bは金型から複合スパウトを取り出した状態の断面図である。 本発明及び従来例による複合スパウトのスリーブの斜視図である。 従来の複合スパウトの射出成形装置による成形工程を示し、Aは雄型のコアーにスリーブを装着した状態の断面図、Bは雄型と雌型を閉じた状態の断面図、Cはゲートから金型に溶融樹脂を充填した状態の断面図、Dは複合スパウトをコアーの軸方向へずれた状態の断面図である。 従来の他の複合スパウトの射出成形装置による成形工程を示し、Aは雄型のコアーにスリーブを装着した状態の断面図、Bは雄型と雌型を閉じた状態の断面図、Cはゲートから金型に溶融樹脂を充填した状態の断面図、Dは複合スパウトをコアーの軸方向へずれた状態の断面図である。
符号の説明
1 複合スパウト
2 スパウト本体
8 突部
8b 傾斜面
10 スリーブ
10e 一端側(片端部)
10f 他端側
21 雄型
22 コアー
22a 大径部
22b 小径部
22c 傾斜面
31 雌型

Claims (5)

  1. 機能性樹脂層が中間層として配設されている筒状スリーブをスパウト本体の内周面に該筒状スリーブが実質上その内周面のみを露呈させて埋設された形態に成形された複合スパウトにして、
    該スパウト本体の該内周面の片端部は、周方向の少なくとも一部において、該筒状スリーブの片端の内周縁に合致或いはこれより半径方向内側から該スパウト本体の片端に向かって半径方向外方に傾斜する傾斜面である、ことを特徴とする複合スパウト。
  2. 該スパウト本体の該片端部は該スパウトの排出端部を構成している、請求項1記載の複合スパウト。
  3. 該スパウト本体の該内周面の該片端部は周方向全体に渡って該傾斜面である、請求項1又は2記載の複合スパウト。
  4. 該スパウト本体の該内周面の該片端部は周方向に間隔をおいて複数個の部位において該傾斜面である、請求項1又は2記載の複合スパウト。
  5. 機能性樹脂層が中間層として配設されている筒状スリーブが中子として被嵌されるコアー部材と、該コアー部材及びこれに被嵌された該筒状スリーブを囲繞する雌型部材とを具備する、スパウト本体の内周面に該筒状スリーブが実質上その内周面のみを露呈させて埋設された状態に複合スパウトを形成するための射出成形装置において、
    該コアー部材は、周方向の少なくとも一部において、該コアー部材に被嵌された該筒状スリーブの片端の内周縁に合致或いはこれより半径方向内側から該スパウト本体成形キャビティの片端に向かって半径方向外側に延びる傾斜面を有する、ことを特徴とする射出成形装置。
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