JP2007203850A - 後輪構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】バンク角に変動を生ずることなく後輪の脱着を容易に行うことができる後輪構造を提供する。
【解決手段】後輪22を挟んで左右一対設けられたスイングアーム20,21と、一方のスイングアーム20に沿って後輪22に駆動力を伝達する駆動力伝達装置19,25,48と、後輪22の軸上に設けられるスペーサ52と、を備え、駆動力伝達装置19,25,48と反対側のスイングアーム21の外側にマフラ38が配置され、スペーサ52を駆動力伝達装置19,25,48側のスイングアーム20と後輪22との間に設けた後輪構造。
【選択図】図2

Description

本発明は、二輪車の後輪構造に関し、特にシャフトドライブ式の二輪車における後輪を脱着するのに好適な後輪構造に関する。
従来の後輪構造の一例として、後輪の支軸と同軸にスペーサが設けられ、このスペーサを取り外すことで後輪用ハブを一方側に寄せてから、後輪用ハブをアームから取り外すようにしたものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特許第3162322号公報
ところが、上記特許文献1では、以下の問題点がある。
マフラが幅方向でスペーサと同一の側に配置される場合、スペーサの幅寸法の分だけアームが幅方向外方にオフセットする。そのため、マフラが外方へ移動して設置されることとなってバンク角が浅くなる虞がある。
本発明の目的は上記課題を解消することに係り、バンク角に変動を生ずることなく後輪の脱着を容易に行うことができる後輪構造を提供することである。
上記目的を達成するために、請求項1記載の発明は、後輪を挟んで左右一対設けられたスイングアームと、一方の前記スイングアームに沿って前記後輪に駆動力を伝達する駆動力伝達装置と、前記後輪の軸上に設けられるスペーサと、を備えた後輪構造であって、
前記駆動力伝達装置と反対側の前記スイングアームの外側にマフラが配置され、前記スペーサは、前記駆動力伝達装置側の前記スイングアームと前記後輪との間に設けたことを特徴とする。
請求項2記載の発明は、請求項1記載の発明に加えて、前記スペーサに交差するとともに、前記スイングアームと前記駆動力伝達装置を覆うケースとを連結する連結部材を備え、 前記スペーサは、前記スイングアームと前記駆動力伝達装置との間に設けられるとともに、前記ケースに前記連結部材にて共締めしたことを特徴とする。
請求項3記載の発明は、請求項1または2記載の発明に加えて、前記スイングアームは、前記スペーサをガイドするガイド部材を一体に形成したことを特徴とする。
請求項4記載の発明は、請求項1乃至請求項3のいずれか記載の発明に加えて、前記駆動力伝達装置は、ドライブシャフトを用いたシャフトドライブ装置であり、前記ドライブシャフトは、前部に自在継手を設けるとともに、後部に球面スプラインを設けたことを特徴とする。
請求項1記載の後輪構造によれば、スペーサが駆動力伝達装置側のスイングアームと後輪との間に設けられることで、駆動力伝達装置と反対側のスイングアームの外側に配置されるマフラと同一の側に設置されない。これにより、マフラ側のスイングアームの幅方向の突出量が大きくならない。従って、マフラの幅方向の突出量を抑制することで、結果として、バンク角が狭くならずに、所定の角度を確保することができる。
請求項2記載の後輪構造によれば、連結部材がスペーサに交差してスイングアームと駆動力伝達装置を覆うケースに連結され、スペーサがスイングアームと駆動力伝達装置との間に設けられてケースに連結部材にて共締めされる。これにより、スイングアームとケースとの結合を維持したままでスペーサを脱着することができるので、後輪の脱着作業時に、ケースを車体に保持したままで作業を行えるために、駆動力伝達装置を取り外すことなく、作業性の向上を図ることができる。
請求項3記載の後輪構造によれば、スペーサは、脱着時にスイングアームに形成されたガイド部材によって誘導されるために、スペーサの挿脱をスムースに行うことができる。
請求項4記載の後輪構造によれば、後輪の脱着時に駆動力伝達装置をずらすに際し、ドライブシャフトのエンジン側が自在継手で連結されていて、ドライドシャフトの後輪側が球面スプラインで連結されているために、軸方向の平行移動を容易に行うことができる。
以下、本発明に係る後輪構造の好適な実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。
図1乃至図5は本発明の一実施の形態を示すもので、図1は本発明に係る後輪構造を搭載した自動二輪車の左側面図、図2は図1に示した自動二輪車の後輪廻りの要部平面図、図3は図1に示した自動二輪車のスペーサ廻りの要部左側面図、図4は図1に示した自動二輪車の後軸廻りの水平断面図、図5は図4の後輪脱着時の水平断面図である。なお、説明中の、前、後、右、左は、自動二輪車に乗車するライダーから見た方向を言う。
図1に示すように、自動二輪車10は、フレーム11と、フレーム11の前端部に有するヘッドパイプ12に回動自在に取付けられたフロントフォーク13と、フロントフォーク13の上部に結合されたハンドル14と、フロントフォーク13の下部に回転自在に取付けられた前輪15と、フレーム11の前下部に取付けられたエンジン17とトランスミッション18と駆動力伝達装置19とからなるパワーユニット16と、フレーム11の後下部に揺動自在に取付けられた左右一対の左,右スイングアーム(右スイングアーム21は図2参照)20,21と、左,右スイングアーム20,21の後端に回転自在に取付けられた後輪22と、フレーム11の後部上部に延びるシートレール23を介して取付けられたタンデムシート24と、から主として構成されている。この自動二輪車10は、パワーユニット16の駆動力伝達装置19に内蔵されたドライブシャフト(図2参照)25を介して伝達された動力でもって後輪22を駆動するようにしたシャフトドライブ式の車両である。
また、自動二輪車10は、フレーム11の前部下方にラジエータ26を備え、フレーム11の前部にヘッドライト27と左右一対のフロントターンシグナルランプ28とを備える。そして、後部に、ストップランプ29と左右一対のリアターンシグナルランプ30とを備える。
フレーム11は、例えば鉄製のパイプにより略逆U字形状に形成され、ヘッドパイプ12から後下方へ向けて左右一対で延びるメインフレーム31と、ヘッドパイプ12から下方へ左右一対で延びるロアフレーム32と、を備える。
ハンドル14には、右方側に不図示のスロットルと同じく不図示のフロントブレーキレバーとが取り付けられているとともに、左方側にクラッチレバー33が取り付けられている。
パワーユニット16は、エンジン17がV型ツイン水冷4ストロークOHCであって、クランクケース34内にトランスミッション18を内蔵しており、フレーム11のメインフレーム31とロアフレーム32との間の菱型空間内に固定されている。パワーユニット16の上部には、フューエルタンク35が取付けられており、このフューエルタンク35の前部上方に不図示のフューエルゲージとスピードメータとが取り付けられている。エンジン17は、クランクケース34の上方にシリンダ36が取り付けられており、これらシリンダ36の不図示の吸気ポートに不図示の電子式燃料供給装置が接続され、不図示の排気ポートに接続された2本のエキゾーストパイプ37がエンジン17の右下部および右側部を通って2本の主マフラ38に接続されている。
フロントフォーク13には、コイルばねとダンパとからなるフロントサスペンション39が内蔵されているとともに、前輪15に固定されたフロントディスクロータ40に制動力を与えるフロントキャリパ41が組み付けられており、前輪15の上部にフロントフェンダ42が取付けられている。
左,右スイングアーム20,21は、メインフレーム31の後部で前端がピボット軸43に揺動自在に結合されており、メインフレーム31との間に掛け渡された、コイルばねとダンパとからなる不図示のリアサスペンションによって緩衝される。後輪22には、前輪15と同様にしてリアディスクロータ44とリアキャリパ45とが取り付けられている。
図2に示すように、左,右スイングアーム20,21は、前端部が一体結合されている。左スイングアーム20は、筒形状に形成されており、内部にドライブシャフト25を収容している。ドライブシャフト25は、前端部が自在継手46を介してトランスミッション18に結合され、後端部が球面スプライン47を介してファイナルドライブユニット48に結合されている。また、左スイングアーム20は、後端部に連結部材49を一体結合しており、この連結部材49が後輪シャフト50を回転自在に支持する。そして、連結部材49には、ファイナルドライブユニット48のケース51との間にスペーサ52が組み込まれており、後輪シャフト50の近傍で2本のボルト53がスペーサ52を通じてケース51にねじ込まれ、後輪シャフト50から離れた位置で同じく2本のボルト54がスペーサ52を通じてケース51に共締めでねじ込まれている。
右スイングアーム21は、板形状に形成されており、後端部が後輪シャフト50を回転自在に支持する。この右スイングアーム21は、後輪22との間に、後輪シャフト50が挿通されたリアキャリパ45のブラケット55を挟んで組み付けられている。ブラケット55は、不図示の係止部で右スイングアーム21に固定されている。後輪シャフト50は、右スイングアーム21の主マフラ38側にナット56がねじ込まれている。
図3に示すように、スペーサ52は、アルミニウム合金又は鉄等の可撓性のある材料を素材として略V字形の板形状に形成されており、基端部に工具を差し込むための引き抜き孔57を有し、この引き抜き孔57の近傍に横U字形状にして後輪シャフト50に外嵌されるシャフト支持部58を有する。また、スペーサ52は、中央部に一対のボルト支持部59を有し、先端部に一対のボルト孔60を有する。ここで、連結部材49の後輪22側である裏面には、矩形の突起形状をなすガイド部材61が一体に突出形成されている。
なお、別形態のスペーサ72として、図6に示すように、引き抜き孔57及びシャフト支持部58は上記スペーサ52と同じ構成で、図中左側端部に一対のボルト支持部80を有し、中央部に一対のボルト孔79を配置することも可能である。
スペーサ52は、後輪脱着作業の前に後輪シャフト50から抜き出され、それらの作業の終了後に後輪シャフト50に再び挿着される。スペーサ52は、後輪シャフト50から抜き出される際に、ケース51にねじ込まれている2本のボルト54を取り外してから、2本のボルト53及びナット56を緩め、さらに引き抜き孔57に工具を差し込んで後方に向けて引っ張ることで、2本のボルト53と後輪シャフト50とから抜き出すことができる。その際、一対のボルト支持部59及びシャフト支持部58にスペーサ52の着脱方向に対応させた切り欠き58a,59aを設けたため、スペーサ52はボルト53及び後輪シャフト50が連結部材49及びケース51に支持された状態で抜き出すことができる。
これとは異なり、スペーサ52は、挿着に際して、引き抜き孔57に工具を差し込んで、シャフト支持部58を後輪シャフト50に外装させながら押し込んでいくと、このシャフト支持部58の切り欠き58aがガイド部材61に誘導されて水平方向に進行していくために正規位置に組み付けられる。そして、一対のボルト支持部59の切り欠き59aを通じて2本のボルト53がケース51にそれぞれねじ込まれ、一対のボルト孔60を通じて2本のボルト54がケース51にそれぞれねじ込まれることで組み終わる。
図4に示すように、ファイナルドライブユニット48は、ケース51内の入力側において、球面スプライン47を介してドライブシャフト25に結合された入力側かさ歯車62と、後輪ホイール63に固定されたダンパ機構64と、このダンパ機構64に固定されたフランジ65と、後輪シャフト50に挿通されていてフランジ65にスプライン結合されたインナー部材66と、ケース51内の出力側においてインナー部材66に固定されていて入力側かさ歯車62に噛合されている出力側かさ歯車67と、からなる。
次に、図4を含め、図5を参照して後輪22の脱着手順について説明する。
先ず、主マフラ38側である車体右側において後輪シャフト50のナット56を緩めて後輪シャフト50から取り外し、2本のボルト53をケース51との連結を維持できる程度に緩め、2本のボルト54を取り外してから、反主マフラ38側である車体左側においてスペーサ52を引き抜く。このとき、後輪シャフト50は、車体左側から、連結部材49とケース51とインナー部材66とフランジ65と後輪ホイール63とリアキャリパ45のブラケット55と右スイングアーム21とをそれぞれ貫通している。
ナット56を取り外した後に、スペーサ52を引き抜くことで、連結部材49とケース51との間に後輪シャフト50の軸方向に空間が生ずる。そして、その空間を用いてケース51を連結部材49側にスライド移動させる。ケース51は、ボルト66aでケースカバー51aで連結され、インナー部材66は、ベアリングαを介してケースカバー51aに支持される。そして、ケース及びインナー部材66は後輪シャフト50が貫通されているために、後輪シャフト50の軸方向へ移動される。これにより、インナー部材66とフランジ65とのスプライン嵌合が外れる。このとき、ケース51が連結部材49側に移動する際に、ドライブシャフト25の前端部が自在継手46を介してトランスミッション18に結合され、後端部が球面スプライン47を介してファイナルドライブユニット48に結合されているために、ドライブシャフト25は、ケース51の平行移動を許容してケース51をスムーズに軸方向へ移動させることができる。
ケース51が後輪ホイール63から連結部材49側にずらされた後、後輪シャフト50を連結部材49側に後輪ホイール63まで引き抜き移動させていき、リアキャリパ45のブラケット55を後輪シャフト50から取り外す。これにより、後輪ホイール63と右スイングアーム21との間に後輪シャフト50の軸方向に空間が生ずる。そして、その空間を用いて後輪ホイール63を右スイングアーム21側にスライド移動させる。後輪ホイール63は、後輪シャフト50が貫通されているために、後輪シャフト50の軸方向へ移動される。そして、後輪シャフト50がインナー部材66まで引き抜き移動されることで、連結部材49側に移動したファイナルドライブユニット48と、右スイングアーム21との間の大きな空間内に後輪22が配置され、この後輪22が車体から取り外される。
以上説明した後輪構造では、スペーサ52が駆動力伝達装置19側の左スイングアーム20と後輪22との間に設けられることで、駆動力伝達装置19と反対側の右スイングアーム21の外側に配置される主マフラ38と同一の側に設置されない。これにより、主マフラ38側の右スイングアーム21の幅方向の突出量が大きくならない。よって、主マフラ38の幅方向の突出量を抑制することで、バンク角が狭くならずに、所定の角度を確保することができる。
また、上記後輪構造では、連結部材49がスペーサ52に交差して左スイングアーム20とケース51に連結され、スペーサ52が左スイングアーム20とケース51との間に設けられて、左スイングアーム20とケース51とを連結部材49にて共締めさた状態で着脱可能とするための切り欠き58a,59aが設けられている。これにより、左スイングアーム20とケース51との結合を維持したままでスペーサ52を脱着することができるので、後輪22の脱着作業時に、ケース51を車体に保持したままで作業を行えるために、ファイナルドライブユニット48を取り外すことなく、作業性の向上を図ることができる。
また、上記後輪構造では、スペーサ52は、脱着時に左スイングアーム20に形成されたガイド部材61によって誘導されるために、スペーサ52の挿脱をスムーズに行うことができる。
また、上記後輪構造では、後輪22の脱着時にファイナルドライブユニット48をずらすに際し、ドライブシャフト25のエンジン17側が自在継手46で連結されており、ドライドシャフト25の後輪22側が球面スプライン47で連結されているために、ファイナルドライブユニット48の軸方向の平行移動を容易に行うことができる。
本発明に係る後輪構造を搭載した自動二輪車の左側面図である。 図1に示した自動二輪車の後輪廻りの要部平面図である。 図1に示した自動二輪車のスペーサ廻りの要部左側面図である。 図1に示した自動二輪車の後軸廻りの水平断面図である。 図4の後輪脱着時の水平断面図である。 本発明の別形態のスペーサを示す側面図である。
符号の説明
10 自動二輪車(車両)
19 駆動力伝達装置
20 左スイングアーム(スイングアーム)
21 右スイングアーム(スイングアーム)
22 後輪
25 ドライブシャフト(駆動力伝達装置)
38 主マフラ(マフラ)
46 自在継手
47 球面スプライン
48 ファイナルドライブユニット(駆動力伝達装置)
49 連結部材
50 後輪シャフト(後軸)
51 ケース51
52 スペーサ

Claims (4)

  1. 後輪(22)を挟んで左右一対設けられたスイングアーム(20,21)と、
    一方の前記スイングアーム(20)に沿って前記後輪(22)に駆動力を伝達する駆動力伝達装置(19,25,48)と、
    前記後輪(22)の軸上に設けられるスペーサ(52)と、
    を備えた後輪構造であって、
    前記駆動力伝達装置(19,25,48)と反対側の前記スイングアーム(21)の外側にマフラ(38)が配置され、
    前記スペーサ(52)は、前記駆動力伝達装置(19,25,48)側の前記スイングアーム(20)と前記後輪(22)との間に設けたことを特徴とする後輪構造。
  2. 前記スペーサ(52)に交差するとともに、前記スイングアーム(20)と前記駆動力伝達装置(48)を覆うケース(51)とを連結する連結部材(49)を備え、
    前記スペーサ(52)は、前記スイングアーム(20)と前記ケース(51)との間に設けられるとともに、該スイングアーム(20)と該ケース(51)とを前記連結部材(49)にて共締めした状態で着脱可能とするための切り欠きを設けたことを特徴とする請求項1記載の後輪構造。
  3. 前記スイングアーム(20)は、前記スペーサ(52)をガイドするガイド部材(61)を一体に形成したことを特徴とする請求項1または請求項2記載の後輪構造。
  4. 前記駆動力伝達装置(19,25,48)は、ドライブシャフト(25)を用いたシャフトドライブ装置であり、
    前記ドライブシャフト(25)は、前部に自在継手(46)を設けるとともに、後部に球面スプライン(47)を設けたことを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか記載の後輪構造。
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