JP2010042736A - 自動二輪車 - Google Patents
自動二輪車 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2010042736A JP2010042736A JP2008207286A JP2008207286A JP2010042736A JP 2010042736 A JP2010042736 A JP 2010042736A JP 2008207286 A JP2008207286 A JP 2008207286A JP 2008207286 A JP2008207286 A JP 2008207286A JP 2010042736 A JP2010042736 A JP 2010042736A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- swing arm
- drive shaft
- shaft
- rear wheel
- pivot shaft
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Landscapes
- Axle Suspensions And Sidecars For Cycles (AREA)
Abstract
【解決手段】自動二輪車10は、車体フレーム11にピボット軸27を介して揺動自在に設けられるスイングアーム28と、このスイングアーム28に軸支されるドライブシャフト32とを備えており、ドライブシャフトの中心軸32Jは、ピボット軸27と後輪車軸40とを結ぶ線28Cの下側に配置され、スイングアーム28は、ドライブシャフト32を囲うように設けられている。
【選択図】図3
Description
スイングアームには、前部に、仕切部材が設けられているので、ピボット軸の周辺の剛性を高めることができる。加えて、スイングアームの捩り中心を、高さ方向でピボット軸寄りに近づけることができる。スイングアームの捩り中心が、ピボット軸寄りに近づけられれば、スイングアームの重量増加が抑えられ、適切な捩り特性が得られる。
車体フレーム11は、ヘッドパイプ12と、このヘッドパイプ12から後方に延出されエンジン13を支持するメインフレーム14と、このメインフレーム14の後端上部から後方に延ばし乗員シート15を支持し、バッテリ16などの電装部品などを取り付け、且つ、リヤフェンダ17を含む車体後部18を支持するリヤフレーム19と、からなる。
なお、メインフレーム14には、このメインフレーム14の後端部に設けられスイングアーム28を支持するピボットプレート22を含む。
排気装置33は、各シリンダ35、35、36、36から延びている排気管41a〜41dと、これらの排気管41a〜41dが集合され排気ガスの浄化を行う触媒管45と、この触媒管45から延びている全体集合管46と、この全体集合管46に連結される消音器47と、から構成されている。
カウル部70には、ヘッドパイプ12から延ばし後述するカウルステー71を介して車体フレーム11の前方を覆うフロントカウル部72と、このフロントカウル部72に連続して設け車両の側方を覆うサイドカウル部73と、エンジン13の下方に設けるアンダカウル74と、が備えられており、風よけや車両の外観性を高めることなどを目的とする。
なお、スイングアーム28には、内部にドライブシャフト32が配置されている。
車両としての自動二輪車10は、ピボットプレート22に設けられるピボット軸27と、このピボット軸27に揺動自在に設けられるスイングアーム28と、このスイングアーム28の後部に後輪車軸40を介して回転可能に軸支される後輪31と、スイングアーム28と車体フレーム11との間に介在されるリヤクッション29(リヤクッションユニット29)とを備える。
スイングアーム28は、中空部28eを有し、前部28aに、仕切部材134で仕切られた上部空間28euと下部空間28ebとを有し、この下部空間28ebに、ドライブシャフト32が設けられている。
加えて、リヤブレーキキャリパ62(リヤデイスクブレーキキャリパ62)に連結されるブレーキホース139は、ギヤボックスカバー126で被われている。
ブレーキホース139をギヤボックスカバー126で覆い、ブレーキホース139が側方から見えなくなるようにしたので、リヤブレーキキャリパ62回りの外観性を一層高めることができる。
ブレーキホース139をギヤボックスカバー126で覆い、ブレーキホース139が見えなくなるようにしたので、リヤブレーキキャリパ62回りの外観性を一層高めることができる。
本実施例において、スイングアーム28、ドライブシャフト32および後輪駆動機構110は、後輪31の左側に配置されているが、後輪31の右側に配置することは差し支えない。
図において、スイングアームの中空部28eを構成する上部空間28euと下部空間28cbとの間には、ウイングアーム28を鋳造する際に、上下の砂型を接続する接続部材としての円柱が通る穴186が形成されている。165はスイングアーム28の下面28uに開けた締結穴158にカバー部材137を締結する締結ボルトである。
図8はピボット軸の位置に対するスイングアームの捩り中心の位置によってコーナリング特性が変化することを説明する図であり、後輪を後方から見たものである。
側面部172の前端を構成する走行風取入部177には、ギヤボックスカバー126をスイングアーム28の下面に取り付けるギヤボックスカバー取付リブ181が内側に延び、このギヤボックスカバー取付リブ181には、下取付穴182が開けられている。
このリブ181は、ギヤボックス124への取付機能を有する。この取付機能の他、ギヤボックスカバー126を補強する機能を有するので、ギヤボックスカバー126の剛性を高めることができる。ギヤボックスカバー126の剛性が高められれば、導風部176が風圧などによって、振動したり変形したりする心配はない。ギヤボックスカバー126に変形などが生じ難くなれば、走行風取入部177を大きく確保することができる。
この他、上面部171の樹脂ヒンジ部168の内側には、別の取付穴184が開けられており、この別の取付穴184を、ギヤボックス124を含む固定側に開けた穴に位置あわせを行い、締結部材で固定側に締結するようにした。
図3に戻って、本発明に係る自動二輪車10では、ドライブシャフトの中心軸32Jは、車体を側方から見たときに、ピボット軸27と後輪のアクスル軸40とを結ぶ線の下側に配置され、スイングアーム28は、ドライブシャフト32を囲うように設けられている。
このようなギヤボックスカバー126であれば、車両の後部の外観性を高めるとともに、リヤブレーキキャリパ62を効果的に冷却することが可能となる。
Claims (3)
- 車体フレームと、この車体フレームに懸架されるエンジンと、前記車体フレームの後部に設けたピボット軸と、このピボット軸から後方に延設され後輪を揺動自在に支持するスイングアームと、前記エンジンと前記後輪の間に設け前記エンジンから前記後輪へ駆動力を伝達するドライブシャフトと、を備える自動二輪車において、
前記ドライブシャフトの中心軸は、車体を側方から見たときに、前記ピボット軸と前記後輪のアクスル軸とを結ぶ線の下側に配置され、
前記スイングアームは、前記ドライブシャフトを囲うように設けられていることを特徴とする自動二輪車。 - 前記スイングアームは、前部に、仕切部材で仕切られた上部空間と下部空間とを有し、この下部空間に、前記ドライブシャフトが設けられていることを特徴とする請求項1記載の自動二輪車。
- 前記スイングアームは、前端の下部に切欠部が設けられ、この切欠部は、カバー部材で塞がれ、このカバー部材で前記ドライブシャフトの前部を覆うようにしたことを特徴とする請求項2記載の自動二輪車。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008207286A JP5174578B2 (ja) | 2008-08-11 | 2008-08-11 | 自動二輪車 |
PCT/JP2009/058815 WO2010018701A1 (ja) | 2008-08-11 | 2009-05-12 | 自動二輪車 |
US13/000,879 US8297398B2 (en) | 2008-08-11 | 2009-05-12 | Two-wheeled motor vehicle |
EP09806597.2A EP2325076B1 (en) | 2008-08-11 | 2009-05-12 | Two-wheeled motor vehicle |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008207286A JP5174578B2 (ja) | 2008-08-11 | 2008-08-11 | 自動二輪車 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2010042736A true JP2010042736A (ja) | 2010-02-25 |
JP5174578B2 JP5174578B2 (ja) | 2013-04-03 |
Family
ID=42014484
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2008207286A Expired - Fee Related JP5174578B2 (ja) | 2008-08-11 | 2008-08-11 | 自動二輪車 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5174578B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016113090A (ja) * | 2014-12-17 | 2016-06-23 | 川崎重工業株式会社 | 鞍乗型車両及びリアサスペンション |
WO2019064698A1 (ja) * | 2017-09-28 | 2019-04-04 | 本田技研工業株式会社 | 鞍乗型車両のブレーキ配管構造 |
CN113459746A (zh) * | 2021-07-13 | 2021-10-01 | 上海崟冠智能科技有限公司 | 一种车辆纵摆臂 |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005524569A (ja) * | 2002-05-03 | 2005-08-18 | モト グッツィ ソシエタ ペル アチオニ | 変速カルダン軸を有する自動二輪車の後車軸 |
JP2007091123A (ja) * | 2005-09-29 | 2007-04-12 | Honda Motor Co Ltd | 自動二輪車 |
JP2008162502A (ja) * | 2006-12-28 | 2008-07-17 | Honda Motor Co Ltd | シャフト駆動車両及びそのスイングアーム構造 |
-
2008
- 2008-08-11 JP JP2008207286A patent/JP5174578B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005524569A (ja) * | 2002-05-03 | 2005-08-18 | モト グッツィ ソシエタ ペル アチオニ | 変速カルダン軸を有する自動二輪車の後車軸 |
JP2007091123A (ja) * | 2005-09-29 | 2007-04-12 | Honda Motor Co Ltd | 自動二輪車 |
JP2008162502A (ja) * | 2006-12-28 | 2008-07-17 | Honda Motor Co Ltd | シャフト駆動車両及びそのスイングアーム構造 |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016113090A (ja) * | 2014-12-17 | 2016-06-23 | 川崎重工業株式会社 | 鞍乗型車両及びリアサスペンション |
WO2019064698A1 (ja) * | 2017-09-28 | 2019-04-04 | 本田技研工業株式会社 | 鞍乗型車両のブレーキ配管構造 |
JPWO2019064698A1 (ja) * | 2017-09-28 | 2020-10-08 | 本田技研工業株式会社 | 鞍乗型車両のブレーキ配管構造 |
CN113459746A (zh) * | 2021-07-13 | 2021-10-01 | 上海崟冠智能科技有限公司 | 一种车辆纵摆臂 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP5174578B2 (ja) | 2013-04-03 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6225401B2 (ja) | 鞍乗り型車両 | |
US7740100B2 (en) | Cover structure for buggy vehicle | |
JP4607745B2 (ja) | 自動二輪車のエンジン支持構造 | |
JP7367748B2 (ja) | 自動二輪車の車体構造 | |
JP6238952B2 (ja) | 鞍乗り型車両のライセンスプレート支持構造 | |
US7584814B2 (en) | Motorcycle | |
WO2010018701A1 (ja) | 自動二輪車 | |
JP2005082040A (ja) | スイングアーム式懸架装置 | |
JP5118575B2 (ja) | 自動二輪車 | |
JP5174578B2 (ja) | 自動二輪車 | |
JP2013103523A (ja) | 自動二輪車 | |
JP4773220B2 (ja) | 後輪構造 | |
JP5091797B2 (ja) | 自動二輪車の後部構造 | |
JP2019116263A (ja) | 鞍乗型車両 | |
JP2657661B2 (ja) | 自動二輪車の車体下部構造 | |
JP5438352B2 (ja) | 鞍乗り型車両のステアリングダンパ装置 | |
JPH038290B2 (ja) | ||
JP2009101924A (ja) | 自動二輪車 | |
CA2691500C (en) | Steering damper device for saddle-riding type vehicle | |
JP2020157844A (ja) | 自動二輪車の後輪制動装置 | |
JP2899046B2 (ja) | 自動二輪車の車体構造 | |
JP2006347196A (ja) | 鞍乗り型車両におけるカバー構造 | |
JP2007314101A (ja) | 自動二輪車 | |
JP5208558B2 (ja) | 小型車両の操向装置 | |
JP5086749B2 (ja) | 自動二輪車のスプロケットガード構造 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20101126 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20120911 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20121030 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20121112 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20121225 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20121228 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5174578 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |