JP2007170221A - 蒸発燃料処理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】パージする蒸発燃料の濃度を安定化させると共に、騒音の発生を抑制する蒸発燃料処理装置を提供する。
【解決手段】蒸発燃料処理装置2は、燃料タンク4において発生した蒸発燃料を内燃機関6の吸気系8へ導いてパージさせるパージ通路31と、パージ通路31に設けられて通路容積を拡大する容積室34と、容積室34に収容され、パージ通路31に流体流れを生じさせるポンプ40とを備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、燃料タンクにおいて発生した蒸発燃料を処理する蒸発燃料処理装置に関する。
従来、燃料タンクで発生した蒸発燃料を内燃機関の吸気系へ導くパージ通路にポンプによって流体流れを生じさせ、蒸発燃料を強制的にパージさせる蒸発燃料処理装置が知られている(例えば特許文献1参照)。このような蒸発燃料処理装置では、蒸発燃料のパージ濃度が変動することにより内燃機関の空燃比制御が複雑になる事態を回避するために、パージ濃度を安定化させることが望ましい。
また、燃料タンクで発生した蒸発燃料が流れる蒸発燃料通路に内燃機関の吸気負圧によって流体流れを生じさせつつ、蒸発燃料通路での蒸発燃料濃度に相関した流量等の物理量を検出し、その検出結果から蒸発燃料濃度を算出する蒸発燃料処理装置が知られている(例えば特許文献2参照)。このような蒸発燃料処理装置では、迅速な濃度測定を実現するために、蒸発燃料通路における蒸発燃料濃度を安定化させることが望ましい。
特開2002−332921号公報 特開平5−18326号公報
しかしながら、パージ通路がキャニスタを介して燃料タンクと連通する特許文献1に開示の装置では、キャニスタから脱離してパージ通路へ流れる蒸発燃料の濃度がキャニスタにおける残存燃料吸着量に応じて時間変化するため、パージ濃度の安定化が難しい。さらに、特許文献1に開示の装置のようにポンプを剥き出しに配置すると、ポンプの作動音が騒音の要因となってしまう。
また、蒸発燃料通路がキャニスタを介して燃料タンクと連通する特許文献2に開示の装置では、キャニスタから脱離して蒸発燃料通路へ流れる蒸発燃料の濃度がキャニスタにおける蒸発燃料の残存吸着量に応じて時間変化するため、濃度測定に時間がかかる。しかも、特許文献2に開示の装置では、吸気負圧の脈動によって検出流量が変動し易いので、このことによっても濃度測定を迅速に行うことが困難となっている。
本発明は、上述した問題に鑑みてなされたものであって、その目的は、処理する蒸発燃料の濃度を安定化させると共に、騒音の発生を抑制する蒸発燃料処理装置を提供することにある。
また、他の目的は、内燃機関の空燃比制御を容易にする蒸発燃料処理装置を提供することにある。
さらに他の目的は、処理する蒸発燃料についての濃度測定時間を短縮する蒸発燃料処理装置を提供することにある。
請求項1に記載の発明によると、蒸発燃料を内燃機関の吸気系へ導いてパージさせるパージ通路に容積室が設けられて通路容積を拡大する。これにより、蒸発燃料はパージ通路の容積室より上流側から容積室へ流入することで拡散するため、当該蒸発燃料の濃度は希釈される。故に、パージ通路の容積室より上流側で蒸発燃料濃度が時間変化したとしても、容積室では蒸発燃料濃度の時間変化が平均化されるため、パージ通路の容積室より下流側では蒸発燃料濃度が安定化する。しかも、パージ通路に流体流れを生じさせるポンプによれば、容積室へ流入する蒸発燃料流れを強制的に生じさせて蒸発燃料濃度の安定化を促進することができると共に、当該安定化した濃度の蒸発燃料を強制的にパージさせることができる。加えて、ポンプは容積室に収容されるので、ポンプの作動音を容積室の形成壁によって遮断することができる。
このような請求項1に記載の発明によれば、パージ通路から吸気系へのパージ濃度を安定化させて内燃機関の空燃比制御を容易にしつつ、騒音の発生を抑制することができる。
請求項2に記載の発明によると、燃料タンク及びパージ通路に連通するキャニスタは、燃料タンクにおいて発生した蒸発燃料をパージ通路側へ脱離可能に吸着する吸着材を有する。このような構成のキャニスタによれば、パージ通路側へ脱離する蒸発燃料の濃度が吸着材における残存燃料吸着量に応じて時間変化したとしても、当該時間変化の平均化作用が容積室によって発揮されるので、キャニスタ本来の機能を損なうことなくパージ濃度を安定化させることができる。
請求項3に記載の発明によると、吸気系への蒸発燃料のパージを制御するパージ制御弁が容積室に収容されるので、パージ制御弁の作動音を容積室の形成壁によって遮断して騒音の発生を抑制することができる。
請求項4に記載の発明によると、パージ制御弁の流体入口は容積室の内部に開口するので、パージ制御弁の作動によって弁内部に生じる圧力脈動は流入口を通じて容積室の内部へ伝播した後、容積室の内部において減衰する。したがって、容積室の形成壁等が圧力脈動によって振動することに起因する騒音の発生を抑制することができる。
請求項5に記載の発明によると、検出通路は容積室に連通するので、容積室の作用によってパージ通路における蒸発燃料濃度のみならず、検出通路における蒸発燃料濃度も安定化する。故に、検出通路での蒸発燃料濃度に相関する物理量を短時間で検出して、当該検出物理量に基づく濃度算出値を速やかに得ることができる。
このような請求項5に記載の発明によれば、内燃機関の空燃比制御の容易化と、蒸発燃料濃度の測定時間の短縮とを共通の容積室を用いて実現することができるので、費用対効果が高くなる。
請求項6に記載の発明によると、検出通路は容積室より下流側においてパージ通路に連通するので、容積室の作用によってパージ通路における蒸発燃料濃度のみならず、検出通路における蒸発燃料濃度も安定化する。したがって、検出通路での蒸発燃料濃度に相関する物理量を短時間で検出して、当該検出物理量に基づく濃度算出値を速やかに得ることができる。
このような請求項6に記載の発明によれば、内燃機関の空燃比制御の容易化と、蒸発燃料濃度の測定時間の短縮とを共通の容積室を用いて実現することができるので、費用対効果が高くなる。
尚、請求項5,6に記載の発明の検出手段により検出される物理量は、検出通路における蒸発燃料濃度が変化するとき当該変化を反映する物理量であればよく、例えば請求項7に記載の発明のような検出通路の圧力の他、検出通路における流体流量であってもよいし、検出通路における流体密度であってもよい。
請求項8に記載の発明によると、燃料タンクにおいて発生した蒸発燃料が流れる蒸発燃料通路に容積室が設けられて通路容積を拡大する。これにより、蒸発燃料は蒸発燃料通路の容積室より上流側から容積室へ流入することで拡散するため、当該蒸発燃料の濃度は希釈される。故に、蒸発燃料通路の容積室より上流側で蒸発燃料濃度が時間変化したとしても、容積室では蒸発燃料濃度の時間変化が平均化されるため、蒸発燃料通路の容積室より下流側では蒸発燃料濃度が安定化する。しかも、蒸発燃料通路に流体流れを生じさせるポンプによれば、容積室へ流入する蒸発燃料流れを強制的に生じさせて蒸発燃料濃度の安定化を促進することができる。したがって、蒸発燃料通路の容積室より下流側での蒸発燃料濃度に相関する物理量を短時間で検出して、当該検出物理量に基づく濃度算出値を速やかに得ることができる。加えて、ポンプは容積室に収容されるので、ポンプの作動音を容積室の形成壁によって遮断することができる。
このような請求項8に記載の発明によれば、蒸発燃料濃度の測定時間を短縮しつつ、騒音の発生を抑制することができる。
尚、請求項8に記載の発明の検出手段により検出される物理量は、蒸発燃料通路における蒸発燃料濃度が変化するとき当該変化を反映する物理量であればよく、例えば請求項9に記載の発明のような蒸発燃料通路における圧力の他、蒸発燃料通路における流体流量であってもよいし、蒸発燃料通路における流体密度であってもよい。
請求項10に記載の発明によると、燃料タンク及び蒸発燃料通路に連通するキャニスタは、燃料タンクにおいて発生した蒸発燃料を蒸発燃料通路側へ脱離可能に吸着する吸着材を有する。このような構成のキャニスタによれば、蒸発燃料通路側へ脱離する蒸発燃料の濃度が吸着材における残存燃料吸着量に応じて時間変化したとしても、当該時間変化の平均化作用が容積室によって発揮されるので、キャニスタ本来の機能を損なうことなく蒸発燃料濃度を安定化させることができる。
請求項11に記載の発明によると、上記検出手段としての第一検出手段に加え、ポンプの作動状態下、蒸発燃料通路での流体流れに相関する物理量を検出する第二検出手段が設けられ、当該第二検出手段により検出された物理量に基づいて判定手段が燃料タンクからの蒸発燃料漏れを判定する。これにより、蒸発燃料濃度測定と蒸発燃料漏れ判定とを共通のポンプを用いて行うことができるのみならず、それら測定と判定との双方においてポンプの作動音に起因する騒音の発生を抑制することができる。
尚、請求項11に記載の発明の第二検出手段により検出される物理量は、蒸発燃料通路における流体流れが変化するとき当該変化を反映する物理量であればよく、例えば請求項12に記載の発明のような蒸発燃料通路の圧力の他、蒸発燃料通路における流体流量であってもよいし、蒸発燃料通路における流体密度であってもよい。
また、請求項11に記載の発明の第一検出手段と第二検出手段とは、例えば互いに同じセンサによって実現されてもよいし、互いに異なるセンサによって実現されてもよい。
請求項13に記載の発明によると、ポンプの吐出口は容積室の内部に開口するので、当該吐出口から容積室内部へ向かう流れによって容積室での蒸発燃料濃度の希釈が促進される。さらに、ポンプの作動によってポンプ内部に生じる圧力脈動はポンプの吐出口を通じて容積室の内部へ伝播した後、容積室の内部において減衰するので、容積室の形成壁等が圧力脈動によって振動することに起因する騒音の発生を抑制することができる。
以下、本発明の複数の実施形態を図面に基づいて説明する。尚、各実施形態において対応する構成要素には同一の符号を付すことにより、重複する説明を省略する。
(第一実施形態)
図1は、本発明の第一実施形態による蒸発燃料処理装置2を示している。蒸発燃料処理装置2は、燃料タンク4において発生した蒸発燃料を処理して内燃機関6へ供給するものであり、キャニスタ10、大気開放制御系20、パージ系30、ポンプ40、検出系50及び電子制御ユニット(ECU)60を備えている。
キャニスタ10は、その内部を隔壁によって仕切られることで二つの吸着部12,13を形成している。各吸着部12,13には、活性炭、シリカゲル等からなる吸着材14,15が充填されている。各吸着部12,13は空気層16を通じて互いに連通している。メイン吸着部12において吸着材14を挟んで空気層16とは反対側は、タンク通路17を通じて燃料タンク4と連通していると共に、パージ系30のパージ通路31と連通している。これにより、燃料タンク4において発生した蒸発燃料はタンク通路17を経由してメイン吸着部12へ流入し、吸着材14によりパージ通路31側へ脱離可能に吸着される。サブ吸着部13において吸着材15を挟んで空気層16とは反対側は、大気開放制御系20の第一大気通路21と連通している。尚、本実施形態においてサブ吸着部13の吸着材15は二つに分割されて互いに空気層を挟んで配置されているが、吸着材15は三つ以上に分割されていてもよいし、分割されていなくてもよい。また、メイン吸着部12の吸着材14は複数に分割されていてもよい。
大気開放制御系20は、第一大気通路21、大気開放制御弁22等から構成されている。第一大気通路21においてキャニスタ10とは反対側端は大気開放されており、この通路21の中途部に大気開放制御弁22が設けられている。大気開放制御弁22は電気駆動式の二方弁からなり、第一大気通路21を開閉する。したがって、図1に示す大気開放制御弁22の開状態では、第一大気通路21を通じてキャニスタ10の内部が大気開放され、また図2に示す大気開放制御弁22の閉状態では、キャニスタ10の内部が大気に対して遮断される。
パージ系30は、図1に示すパージ通路31、第二大気通路32、第一切換弁33、容積室34、パージ制御弁35等から構成されている。
パージ通路31においてキャニスタ10とは反対側端は内燃機関6の吸気通路8に連通し、このパージ通路31の中途部に第一切換弁33及び容積室34が設けられている。これによりパージ通路31は、キャニスタ10と第一切換弁33との間の第一通路部31a、第一切換弁33と容積室34との間の第二通路部31b、容積室34と吸気通路8との間の第三通路部31cに分けられている。第二大気通路32の一端は第一大気通路21における大気開放制御弁22とキャニスタ10との間に連通し、第二大気通路32の他端は第一切換弁33に接続されている。第一切換弁33は電磁駆動式の三方弁からなり、第二通路部31bと連通させる通路を第一通路部31aと第二大気通路32との間で切り換える。したがって、図1に示すように第一通路部31aを第二通路部31bと連通させる第一切換弁33の第一状態では、キャニスタ10から脱離した蒸発燃料が第一及び第二通路部31a,31bを順次経由して容積室34へ流入可能となる。また一方、図2に示すように第二大気通路32を第二通路部31bと連通させる第一切換弁33の第二状態では、第一大気通路21、第二大気通路32並びに第二通路部31bを通じて容積室34の内部が大気開放可能となる。
容積室34は、図1に示すようにパージ通路31の第二及び第三通路部31b,31cより大きな断面積をもって形成されることにより、それら通路部31b,31cに対して拡大された通路容積を確保している。容積室34には、電磁駆動式の二方弁からなるパージ制御弁35が収容されている。パージ制御弁35の流体入口36は容積室34の内部に開口し、パージ制御弁35の流体出口37は第三通路部31cに連通している。図1に示すパージ制御弁35の開状態では、容積室34が第三通路部31cを通じて吸気通路8に連通する。また一方、図2に示すパージ制御弁35の閉状態では、容積室34と吸気通路8との連通が遮断される。
ポンプ40は電動式であり、図1に示すように容積室34に収容されている。ポンプ40の吸入口41は第二通路部31bに連通し、ポンプ40の吐出口42はパージ制御弁35の流体入口36と向き合わない形態で容積室34の内部に開口している。ポンプ40は第二通路部31bから流体を吸入し、当該吸入流体を加圧して容積室34の内部へ吐出する。
検出系50は、検出通路51、リターン通路52、第三大気通路53、第二切換弁54、絞り55、開閉制御弁56、第一及び第二導圧通路57,58、圧力センサ59等から構成されている。
検出通路51の一端は容積室34に連通し、検出通路51の他端は第二切換弁54に接続されている。リターン通路52の一端はキャニスタ10の空気層16に連通し、リターン通路52の他端は第二切換弁54に接続されている。第三大気通路53の一端は大気開放されており、第三大気通路53の他端は第二切換弁54に接続されている。第二切換弁54は電磁駆動式の三方弁からなり、検出通路51と連通させる通路をリターン通路52と第三大気通路53との間で切り換える。したがって、図1に示すようにリターン通路52を検出通路51と連通させる第二切換弁54の第一状態では、後述する濃度測定処理により検出通路51へ流入した蒸発燃料をリターン通路52を経由してキャニスタ10へとリターン可能となる。また一方、図2に示すように第三大気通路53を検出通路51と連通させる第二切換弁54の第二状態では、検出通路51が大気開放される。
絞り55は、図1に示すように検出通路51の中途部に設けられ、検出通路51に対して断面積を絞っている。開閉制御弁56は電磁駆動式の二方弁からなり、検出通路51において絞り55と第二切換弁54との間に設けられている。第一導圧通路57は、検出通路51における容積室34と絞り55との間に連通している。第二導圧通路58は、検出通路51における開閉制御弁56と第二切換弁54との間に連通している。圧力センサ59は本実施形態では差圧センサからなり、各導圧通路57,58の検出通路51とは反対側端に接続されている。圧力センサ59は、第一導圧通路57を通じて受ける圧力と、第二導圧通路58を通じて受ける圧力との間の差圧を検出する。したがって、図1に示す開閉制御弁56の開状態且つ第二切換弁54の第一状態では、流体が絞り55を通過するときの絞り55両端間の差圧が圧力センサ59によって検出される。また一方、図2に示す開閉制御弁56の閉状態且つ第二切換弁54の第二状態では、検出通路51の絞り55より容積室34側での圧力と大気圧との間の差圧が圧力センサ59によって検出される。
ECU60は、CPU及びメモリを有するマイクロコンピュータを主体に構成されており、図1に示すように弁22,33,35,54,56とポンプ40と圧力センサ59とに電気接続されている。ECU60は、例えば圧力センサ59の検出結果、内燃機関6の冷却水温度、車両の作動油温度、内燃機関6の回転数、車両のアクセル開度、イグニションスイッチのオンオフ状態等に基づいて、弁22,33,35,54,56とポンプ40とを制御する。尚、本実施形態のECU60は、内燃機関6の空燃比制御等の制御機能も備えている。
次に、蒸発燃料処理装置2の濃度測定処理について図3のフローチャートに基づき説明する。
濃度測定処理は、内燃機関6の始動後に濃度測定条件が成立すると、開始する。尚、濃度測定条件の成立とは、内燃機関6の冷却水温度、車両の作動油温度、内燃機関6の回転数等、車両状態を表す物理量が所定の領域にあることを意味する。また、濃度測定処理の開始時には、パージ制御弁35が閉状態、第一及び第二切換弁33,54が第二状態、大気開放制御弁22及び開閉制御弁56が開状態、ポンプ40が停止状態にあるものとする。
濃度測定処理のステップS11(以下、「ステップS」を「S」と略記する)においてECU60は、図4に示すように各弁22,33,35,54,56を処理開始時の状態に保持したまま、ポンプ40を起動してその回転数を一定値に制御する。これにより、図5に示すように空気が第一大気通路21から第二大気通路32及びパージ通路31の第二通路部31bを経由してポンプ40へ吸入され、さらにポンプ40から容積室34の内部へ吐出されて検出通路51へ流入する。その結果、絞り55両端間の差圧が所定値にまで変化するため、S11では、圧力センサ59による検出差圧の安定値を差圧ΔPAirとしてECU60のメモリに記憶する。尚、本実施形態では、キャニスタ10、タンク通路17及び燃料タンク4を通じた圧損が第一大気通路21での圧損より大きいことにより、キャニスタ10から第一大気通路21への燃料脱離が防止されている。
続くS12においてECU60は、図4に示すように弁22,35,56及びポンプ40をS11の実行時の状態に保持したまま、第一及び第二切換弁33,54を第一状態へ切り換える。これにより、図6に示すようにキャニスタ10からの脱離燃料及び燃料タンク4からの蒸発燃料がパージ通路31の第一及び第二通路部31a,31bを経由してポンプ40へ吸入され、さらにポンプ40から容積室34の内部へ吐出されて検出通路51へ流入する。その結果、絞り55両端間の差圧が検出通路51における蒸発燃料濃度に応じた値にまで変化するため、S12では、圧力センサ59による検出差圧の安定値を差圧ΔPGasとしてECU60のメモリに記憶する。
続くS13においてECU60は、ポンプ40を停止させる。この後、S14においてECU60は、S11,S12でメモリに記憶した差圧ΔPAir,ΔPGasを読み出し、それらの値に基づいて検出通路51における蒸発燃料濃度を算出する。尚、この算出された蒸発燃料濃度DはECU60のメモリに記憶され、後述するパージ処理において利用される。
以上の濃度測定処理では、そのS12において蒸発燃料がパージ通路31の第二通路部31bからポンプ40を経由して、容積拡大された容積室34へと流入する。これにより蒸発燃料は容積室34の内部で拡散することになるため、当該蒸発燃料の濃度は希釈される。故に、容積室34より上流側の第二通路部31bにおける蒸発燃料濃度がキャニスタ10の残存燃料吸着量や燃料タンク4の内部における蒸発燃料量等に応じて時間変化したとしても、容積室34では蒸発燃料濃度の時間変化が平均化されるため、容積室34より下流側の検出通路51では蒸発燃料濃度が安定化する。しかも、容積室34へ流入する蒸発燃料流れはポンプ40によって強制的に生ぜしめられるので、蒸発燃料濃度の安定化が促進される。こうした蒸発燃料濃度の安定化作用は、蒸発燃料濃度に相関する差圧ΔPGasをS12において短時間にて検出することを可能にするので、濃度測定処理にかかる時間の短縮化を図ることができる。
また、濃度測定処理のS11,S12において作動するポンプ40は容積室34の内部に収容されているので、ポンプ40の作動音を容積室34の形成壁によって遮断することができる。さらに、ポンプ40の吐出口42は容積室34の内部に開口しているので、作動中のポンプ40の内部に生じる圧力脈動を容積室34の内部で減衰させて、当該圧力脈動が容積室34やパージ通路31の形成壁、キャニスタ10の振動要因となる事態を回避することができる。
このような作動音の遮断作用並びに圧力脈動の減衰作用によれば、騒音の発生を抑制することが可能になる。
次に、蒸発燃料処理装置2のパージ処理について図7のフローチャートに基づき説明する。
パージ処理は、濃度測定処理後における内燃機関6の運転中にパージ開始条件が成立すると、開始する。尚、パージ開始条件の成立とは、内燃機関6の冷却水温度、内燃機関6の回転数、車両の作動油温度等、車両状態を表す物理量が上記濃度測定条件とは異なる領域にあることを意味する。また、パージ処理の開始時には、パージ制御弁35が閉状態、第一及び第二切換弁33,54が第一状態、大気開放制御弁22及び開閉制御弁56が開状態、ポンプ40が停止状態にあるものとする。
パージ制御制御のS21においてECU60は、直前の濃度測定処理のS14でメモリに記憶した蒸発燃料濃度Dをメモリから読み出し、当該濃度Dに基づいてパージ制御弁35の開度を決定する。
続くS22においてECU60は、図4に示すように弁22,33,54を処理開始時の状態に保持したまま、S21で決定した開度にてパージ制御弁35を開くと共に、開閉制御弁56を閉じる。さらにS22においてECU60は、ポンプ40を起動してその回転数を一定値に制御する。これにより、図8に示すようにキャニスタ10からの脱離燃料及び燃料タンク4からの蒸発燃料がパージ通路31の第一及び第二通路部31a,31bを経由してポンプ40へ吸入され、さらにポンプ40から容積室34の内部へ吐出される。その結果、蒸発燃料が容積室34からパージ通路31の第三通路部31cを経由して吸気通路8へと強制パージされる。このときパージ制御弁35の開度によってパージの流量又は圧力が制御される。
そして、強制パージ中にパージ停止条件が成立すると、S23においてECU60は、パージ制御弁35を閉じると共に、ポンプ40を停止させる。尚、ここでパージ停止条件の成立とは、例えば内燃機関6の回転数、車両のアクセル開度等、車両の状態を表す物理量が上記濃度測定条件及び上記パージ開始条件とは異なる領域にあることを意味する。
以上のパージ処理では、そのS22において蒸発燃料がパージ通路31の第二通路部31bからポンプ40を経由して、容積拡大された容積室34へと流入するので、濃度測定処理の場合と同様に蒸発燃料濃度が容積室34内部で希釈される。故に、容積室34より上流側の第二通路部31bにおいて蒸発燃料濃度が時間変化したとしても、容積室34では蒸発燃料濃度の時間変化が平均化されるため、容積室34より下流側となるパージ通路31の第三通路部31cでは蒸発燃料濃度が安定化する。しかも、容積室34へ流入する蒸発燃料流れはポンプ40によって強制的に生ぜしめられるので、蒸発燃料濃度の安定化が促進される。こうした蒸発燃料濃度の安定化は吸気通路8へのパージ濃度の安定化に繋がるので、ECU60による内燃機関6の空燃比制御を容易にすることができる。
また、パージ処理のS22,S23において開閉作動するパージ制御弁35及びS22において作動するポンプ40は容積室34の内部に収容されているので、それらパージ制御弁35やポンプ40の作動音を容積室34の形成壁によって遮断することができる。さらに、パージ制御弁35の流体入口36は容積室34の内部に開口しているので、開閉作動によってパージ制御弁35の内部に生じる圧力脈動を容積室34の内部で減衰させて、当該圧力脈動が容積室34やパージ通路31の形成壁、キャニスタ10の振動要因となる事態を回避することができる。またさらに、ポンプ40の吐出口42は容積室34の内部に開口しているので、濃度測定処理の場合と同様にポンプ40内部に発生する圧力脈動を減衰して、当該圧力脈動が振動要因となる事態を回避することができる。
このような作動音の遮断作用並びに圧力脈動の減衰作用によれば、騒音の発生を抑制することが可能になる。
次に、蒸発燃料処理装置2の漏れ検査処理について図9のフローチャートに基づき説明する。
漏れ検査処理は、内燃機関6の停止後に開始される。尚、漏れ検査処理の開始時には、パージ制御弁35が閉状態、第一及び第二切換弁33,54が第一状態、大気開放制御弁22及び開閉制御弁56が開状態、ポンプ40が停止状態にあるものとする。
漏れ検査処理のS31においてECU60は、図4に示すように弁35,56を処理開始時の状態に保持したまま、第一及び第二切換弁33,54を第二状態へ切り換えると共に、大気開放制御弁22を閉じる。さらにS31においてECU60は、ポンプ40を起動してその回転数を一定値に制御する。これにより、図10に示すように燃料タンク4からの蒸発燃料がキャニスタ10へ導入されつつ、キャニスタ10からの脱離燃料が第一及び第二大気通路21,32並びにパージ通路31の第二通路部31bを経由してポンプ40へ吸入される。そして、ポンプ40へ吸入された蒸発燃料は容積室34の内部へと吐出され、当該容積室34から検出通路51へ流入する。その結果、絞り55両端間の差圧が絞り55の断面積に応じた値にまで変化するため、S31では、圧力センサ59による検出差圧の安定値を基準圧PRefとしてECU60のメモリに記憶する。
基準圧PRefの検出が完了すると、S32においてECU60は、図4に示すように弁22,33,35,54及びポンプ40をS31の実行時の状態に保持したまま、開閉制御弁56を閉じる。これにより、図11に示すように燃料タンク4からの蒸発燃料がキャニスタ10へ導入されつつ、キャニスタ10からの脱離燃料が第一及び第二大気通路21,32並びにパージ通路31の第二通路部31bを経由してポンプ40へ吸入される。そして、ポンプ40へ吸入された蒸発燃料は容積室34の内部へと吐出され、当該容積室34から検出通路51へ流入する。その結果、検出通路51の絞り55より容積室34側における圧力と大気圧との間の差圧は、燃料タンク4やキャニスタ10等における開口面積に応じて変化する。そこでS32では、圧力センサ59による検出差圧と、S31でECU60のメモリに記憶した基準圧PRefとを比較することにより、燃料タンク4やキャニスタ10等の開口からの蒸発燃料漏れを判定する。
蒸発燃料漏れの判定が完了すると、S33においてECU60はポンプ40を停止させる。
以上の漏れ検査処理のS31,S32では、容積室34の内部においてポンプ40が作動するので、ポンプ40の作動音を容積室34の形成壁によって遮断することができる。さらに、ポンプ40の吐出口42は容積室34の内部に開口しているので、濃度測定処理の場合と同様にポンプ40内部に発生する圧力脈動を減衰して、当該圧力脈動が振動要因となる事態を回避することができる。
このような作動音の遮断作用並びに圧力脈動の減衰作用によれば、騒音の発生を抑制することが可能になる。
尚、以上説明した第一実施形態では、パージ通路31の第一及び第二通路部31a,31b並びに検出通路51が共同して特許請求の範囲に記載の「蒸発燃料通路」を構成し、圧力センサ59が特許請求の範囲に記載の「検出手段」、「第一検出手段」及び「第二検出手段」に相当し、ECU60が特許請求の範囲に記載の「算出手段」及び「判定手段」に相当する。
(第二実施形態)
図12に示すように第二実施形態は、第一実施形態の変形例である。
具体的に第二実施形態の蒸発燃料処理装置100では、パージ通路31において容積室34より下流側に位置する第三通路部31cに検出通路110が連通し、またパージ制御弁120が容積室34の外部となる第三通路部31cに設けられている。
このような第二実施形態では、第一実施形態に準ずる濃度測定処理、パージ処理及び漏れ検査処理が実施される。故に、各処理の実施に際しては、ポンプ40の作動に起因する騒音の発生を抑制することができる。
また、第二実施形態によると、パージ通路31においてパージ制御弁120が容積室34を挟んでキャニスタ10とは反対側に位置する形となる。故に、開閉作動によってパージ制御弁120の内部に生じる圧力脈動はキャニスタ10へ伝播する前に容積室34の内部で減衰されるので、当該圧力脈動がキャニスタ10の振動要因となる事態を回避することができる。
尚、以上説明した第二実施形態では、パージ通路31の各通路部31a,31b,31c並びに検出通路110が共同して特許請求の範囲に記載の「蒸発燃料通路」を構成している。
(第三実施形態)
図13に示すように第三実施形態は、第二実施形態の変形例である。
具体的に第三実施形態の蒸発燃料処理装置150では、パージ通路31の第二通路部31bと第三通路部31cとが互いに直接連通し、それら通路部31b,31cの境界部分に検出通路160が連通している。さらに、この検出通路160においてパージ通路31と第一導圧通路57との間には、ポンプ170を収容する容積室180が設けられている。容積室180は、図13に示すように検出通路160より大きな断面積をもって形成されることにより、当該検出通路160に対して拡大された通路容積を確保している。ポンプ170の吸入口171は検出通路160の容積室180よりパージ通路31側部分に連通し、ポンプ170の吐出口172は検出通路160の容積室180より第一導圧通路57側部分と向き合わない形態で容積室180の内部に開口している。ポンプ170は検出通路160の容積室180よりパージ通路31側部分からの流体を吸入し、当該吸入流体を加圧して容積室180の内部へ吐出する。
このような第三実施形態では、第一実施形態に準ずる濃度測定処理及び漏れ検査処理が実施される一方、第一実施形態とは異なるパージ処理が実施される。即ち、図14に示す第三実施形態のパージ処理において第一実施形態のS22に代わるS52では、ECU60がポンプ170を起動することなく、停止状態のまま保持する。これにより、吸気通路8の吸気負圧がパージ通路31を通じてキャニスタ10に作用するため、キャニスタ10からの脱離燃料及び燃料タンク4からの蒸発燃料がパージ通路31を経由して吸気通路8へパージされる。そして、パージ中にパージ停止条件が成立すると、第一実施形態のS23に代わるS53において、ECU60がパージ制御弁120を閉じる。尚、第三実施形態のパージ処理においてS51は、第一実施形態のS21に準ずる内容である。
以上説明した第三実施形態によると、第一実施形態に準ずる濃度測定処理が実施されるので、その処理時間を短縮することができる。また、そうした濃度測定処理や第一実施形態に準ずる漏れ検査処理の実施に際しては、ポンプ170の作動に起因する騒音の発生を抑制することができる。
(第四実施形態)
図15に示すように第四実施形態は、第一実施形態の変形例である。
具体的に第四実施形態の蒸発燃料処理装置200には、第二大気通路32と第一切換弁33と検出系50とが設けられていない。このような第四実施形態では、第一実施形態に準ずるパージ処理が実施されることで、パージ濃度の安定化が図られて内燃機関6の空燃比制御が容易になる。また、そうしたパージ処理の実施に際しては、パージ制御弁35及びポンプ40の作動に起因する騒音の発生を抑制することができる。
以上、本発明の複数の実施形態について説明したが、本発明はそれらの実施形態に限定して解釈されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲内において種々の実施形態に適用可能である。
例えば上述の第一実施形態から第四実施形態では、第一導圧通路57を設けないで、第二導圧通路58を通じて受ける圧力を検出する絶対圧センサを圧力センサ59として用いてもよい。また、第一実施形態から第四実施形態では、第一導圧通路57を設けないで、第二導圧通路58を通じて受ける圧力の大気圧に対する相対圧を検出する相対圧センサを圧力センサ59として用いてもよい。さらにまた、第一実施形態から第四実施形態では、第一導圧通路57を通じて受ける圧力を検出する絶対圧センサと、第二導圧通路58を通じて受ける圧力を検出する絶対圧センサとを圧力センサ59の代わりに用いて、それら絶対圧センサの検出圧力間の差圧をECU60により算出してもよい。
さらに、上述の第一実施形態から第四実施形態では、パージ通路31を直接燃料タンク4に連通させてもよい。
またさらに、上述の第一実施形態及び第四実施形態では、第二実施形態に準じてパージ制御弁35を、容積室34の外部となるパージ通路31の第三通路部31cに設けてもよい。
加えて、上述の第一実施形態、第二実施形態及び第四実施形態では、パージ処理においてポンプ40の回転数を制御することによりパージの流量又は圧力を制御するようにしてもよい。
本発明の第一実施形態による蒸発燃料処理装置を示す構成図である。 各弁の図1とは異なる作動状態を示す図である。 図1の蒸発燃料処理装置の濃度測定処理を示すフローチャートである。 図1の蒸発燃料処理装置の作動を説明するための模式図である。 図3の濃度測定処理を説明するための模式図である。 図3の濃度測定処理を説明するための模式図である。 図1の蒸発燃料処理装置のパージ処理を示すフローチャートである。 図7のパージ処理を説明するための模式図である。 図1の蒸発燃料処理装置の漏れ検査処理を示すフローチャートである。 図9の漏れ検査処理を説明するための模式図である。 図9の漏れ検査処理を説明するための模式図である。 本発明の第一実施形態による蒸発燃料処理装置を示す構成図である。 本発明の第三実施形態による蒸発燃料処理装置を示す構成図である。 図13の蒸発燃料処理装置のパージ処理を示すフローチャートである。 本発明の第四実施形態による蒸発燃料処理装置を示す構成図である。
符号の説明
2,100,150,200 蒸発燃料処理装置、4 燃料タンク、6 内燃機関、8 吸気通路、10 キャニスタ、17 タンク通路、20 大気開放制御系、21 第一大気通路、22 大気開放制御弁、30 パージ系、31 パージ通路、31a 第一通路部(蒸発燃料通路)、31b 第二通路部(蒸発燃料通路)、31c 第三通路部(蒸発燃料通路)、32 第二大気通路、33 第一切換弁、34,180 容積室、35,120 パージ制御弁、36 流体入口、37 流体出口、40,170 ポンプ、41,171 吸入口、42,172 吐出口、50 検出系、51,110,160 検出通路(蒸発燃料通路)、52 リターン通路、53 第三大気通路、54 第二切換弁、55 絞り、56 開閉制御弁、57 第一導圧通路、58 第二導圧通路、59 圧力センサ(検出手段)、60 ECU(算出手段、判定手段)

Claims (13)

  1. 燃料タンクにおいて発生した蒸発燃料を内燃機関の吸気系へ導いてパージさせるパージ通路と、
    前記パージ通路に設けられて通路容積を拡大する容積室と、
    前記容積室に収容され、前記パージ通路に流体流れを生じさせるポンプと、
    を備えることを特徴とする蒸発燃料処理装置。
  2. 前記燃料タンク及び前記パージ通路に連通するキャニスタであって、前記燃料タンクにおいて発生した蒸発燃料を前記パージ通路側へ脱離可能に吸着する吸着材を有するキャニスタを備えることを特徴とする請求項1に記載の蒸発燃料処理装置。
  3. 前記容積室に収容され、前記吸気系への蒸発燃料のパージを制御するパージ制御弁を備えることを特徴とする請求項1又は2に記載の蒸発燃料処理装置。
  4. 前記パージ制御弁の流体入口は前記容積室の内部に開口することを特徴とする請求項3に記載の蒸発燃料処理装置。
  5. 前記容積室に連通する検出通路と、
    前記検出通路における蒸発燃料濃度に相関する物理量を検出する検出手段と、
    前記検出手段により検出された物理量に基づいて前記パージ通路における蒸発燃料濃度を算出する算出手段と、
    を備えることを特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載の蒸発燃料処理装置。
  6. 前記容積室より下流側において前記パージ通路に連通する検出通路と、
    前記検出通路における蒸発燃料濃度に相関する物理量を検出する検出手段と、
    前記検出手段により検出された物理量に基づいて前記パージ通路における蒸発燃料濃度を算出する算出手段と、
    を備えることを特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載の蒸発燃料処理装置。
  7. 前記検出手段により検出される物理量は、前記検出通路の圧力であることを特徴とする請求項5又は6に記載の蒸発燃料処理装置。
  8. 燃料タンクにおいて発生した蒸発燃料が流れる蒸発燃料通路と、
    前記蒸発燃料通路に設けられて通路容積を拡大する容積室と、
    前記容積室に収容され、前記蒸発燃料通路に流体流れを生じさせるポンプと、
    前記蒸発燃料通路の前記容積室より下流側における蒸発燃料濃度に相関する物理量を検出する検出手段と、
    前記検出手段により検出された物理量に基づいて前記蒸発燃料通路における蒸発燃料濃度を算出する算出手段と、
    を備えることを特徴とする蒸発燃料処理装置。
  9. 前記検出手段により検出される物理量は、前記蒸発燃料通路の圧力であることを特徴とする請求項8に記載の蒸発燃料処理装置。
  10. 前記燃料タンク及び前記蒸発燃料通路に連通するキャニスタであって、前記燃料タンクにおいて発生した蒸発燃料を前記蒸発燃料通路側へ脱離可能に吸着する吸着材を有するキャニスタを備えることを特徴とする請求項8又は9に記載の蒸発燃料処理装置。
  11. 前記検出手段としての第一検出手段と、
    前記ポンプの作動状態下、前記蒸発燃料通路における流体流れに相関する物理量を検出する第二検出手段と、
    前記第二検出手段により検出された物理量に基づいて前記燃料タンクからの蒸発燃料漏れを判定する判定手段と、
    を備えることを特徴とする請求項8から10のいずれか一項に記載の蒸発燃料処理装置。
  12. 前記第二検出手段により検出される物理量は、前記蒸発燃料通路における圧力であることを特徴とする請求項11に記載の蒸発燃料処理装置。
  13. 前記ポンプの吐出口は前記容積室の内部に開口することを特徴とする請求項1から12のいずれか一項に記載の蒸発燃料処理装置。



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