JP2007315327A - 蒸発燃料処理装置 - Google Patents

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良晴 斉藤
Kazuyuki Yada
和之 矢田
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Abstract

【課題】この発明は、蒸発燃料処理装置に関し、キャニスタ内部の吸着材をより有効に活用することを目的とする。
【解決手段】吸着材12を内部に備えるキャニスタ10に、ベーパ流入孔30と、大気孔34と、負圧導入孔32とを設ける。ベーパ流入孔30は管路40を介して燃料タンクに連通する。負圧導入孔32と管路42とが、大気孔34と管路44とが連通する。管路42と管路44はバルブ50を介して管路46に連通する。管路46は大気に連通する。大気孔34付近に、温度センサ54を設ける。パージの非実行中に、温度センサ54で蒸発燃料の吸着が確認されるまで管路44と管路46を連通させる。温度センサ54で蒸発燃料の吸着の発生が検知されたら、管路42と管路46を連通させて、管路44と管路46を遮断する。
【選択図】図1

Description

この発明は、蒸発燃料処理装置に関し、特に、車両への搭載に好適な蒸発燃料処理装置に関する。
従来、特開2004−68782号公報に開示されているように、燃料タンクなどで発生する蒸発燃料が外部へ放出されるのを抑制する蒸発燃料処理装置が知られている。この蒸発燃料処理装置の系内には、蒸発燃料を吸着するキャニスタが備えられる。キャニスタは、燃料タンクなどで発生した蒸発燃料が流入するベーパ流入孔と、大気に連通する大気孔とを備えている。そして、キャニスタ内部には、所定量の蒸発燃料を吸着しうる吸着材が備えられる。
ベーパ流入孔から蒸発燃料を含むガスが流入し、大気孔側へと流れる過程で、蒸発燃料がキャニスタ内部の吸着材に吸着される。その結果、大気孔から流出するガスから蒸発燃料が除去され、蒸発燃料の漏れが防止される。吸着が進むにつれ、吸着材において蒸発燃料が吸着した領域(以下、単に吸着した領域と称す)が拡大する。
吸着した領域が大気孔直近の位置まで達した後に、更に蒸発燃料が流入すると、蒸発燃料が大気孔から外部へと漏れ出すこととなる(この現象は、破過と称される)。上記従来のシステムにおいては、このような蒸発燃料の漏れの発生に対処するために、キャニスタを含む系内の圧力を負圧に保つこととしている。
特開2004−68782号公報
ところで、上記説明したキャニスタの吸着材の内部において、ベーパ流入孔と大気孔との間でガスが流通し易い位置では、蒸発燃料が吸着された領域の拡大が進みやすい。これに対し、ガスが優先的に流れない位置では、比較的、当該領域の拡大が進みにくい。
従って、ガスが優先的に流れない位置では、他の位置で吸着された蒸発燃料が拡散してくるものの、吸着量が相対的に少なくなりやすい。これに起因して、吸着材に未だ蒸発燃料を吸着可能である部分が残っているにも係らず、蒸発燃料が吸着した領域が大気孔直近まで達することがある。このような場合、吸着材の一部が蒸発燃料の吸着に十分に活用されておらず、キャニスタの有効利用の観点から好ましくない。
この発明は、上述のような課題を解決するためになされたもので、キャニスタ内部の吸着材をより有効に活用することができる蒸発燃料処理装置を提供することを目的とする。
第1の発明は、上記の目的を達成するため、蒸発燃料処理装置であって、
蒸発燃料を吸着する吸着材を内部に備えるキャニスタと、
前記キャニスタに備えられ燃料タンクに連通するベーパ流入孔と、
前記キャニスタに備えられ該キャニスタのパージ実行中に大気に開放される大気孔と、
前記キャニスタに備えられ内燃機関の吸気系に連通する負圧導入孔と、
蒸発燃料の吸着が前記吸着材の前記大気孔近傍まで達したことを検知する大気孔側吸着検知手段と、
前記大気孔が大気に開放されて前記負圧導入孔が大気から遮断される第一状態と、該大気孔が大気から遮断され該負圧導入孔が大気に開放される第二状態とをそれぞれ実現する開閉機構と、
前記キャニスタのパージ非実行中に、前記大気孔側吸着検知手段により前記検知がなされるまで前記開閉機構を前記第一状態とし、該検知がなされたら該開閉機構を前記第二状態とする開閉制御手段と、
を有する。
また、第2の発明は、第1の発明において、
前記大気孔側吸着検知手段は、前記吸着材の前記大気孔近傍位置に備えられ該位置に蒸発燃料の吸着が生じたか否かを検知する大気孔側吸着センサを含み、
前記開閉制御手段は、前記キャニスタのパージ非実行中に、該大気孔側吸着センサが該位置における蒸発燃料の吸着が生じたことを検知するまで前記開閉機構を前記第一状態とし、該判別がなされたら該開閉機構を前記第二状態とする。
また、第3の発明は、第1の発明または第2の発明において、
前記開閉機構は前記大気孔と前記負圧導入孔とを共に大気から遮断状態とする第三状態を更に実現し、
蒸発燃料の吸着が前記吸着材の前記負圧導入孔近傍まで達したことを検知する負圧導入孔側吸着検知手段を有し、
前記開閉制御手段は、前記キャニスタのパージ非実行中に、前記開閉機構が前記第一状態から前記第二状態にされた後に前記負圧導入孔側吸着検知手段により前記検知がなされたら、該開閉機構を第三状態とする。
また、第4の発明は、第3の発明において、
前記負圧導入孔側吸着検知手段は、前記吸着材の前記負圧導入孔近傍位置に備えられ該位置に蒸発燃料の吸着が生じたか否かを検知する負圧導入孔側吸着センサを含み、
前記開閉制御手段は、前記キャニスタのパージ非実行中に、前記開閉機構が前記第一状態から前記第二状態にされた後に該負圧導入孔側吸着センサが該位置における蒸発燃料の吸着を検知したら、該開閉機構を第三状態とする。
また、第5の発明は、第3の発明または第4の発明において、
前記キャニスタと、前記ベーパ流入孔に連通するベーパ流入系と、前記負圧導入孔に連通する負圧導入系とを含む系の内部の圧力を検知する圧力検知手段を有し、
前記圧力検知手段により検知された圧力が前記系の許容圧力値以下か否かを判定する圧力判定手段を有し、
前記開閉制御手段は、前記キャニスタのパージ非実行中に、前記開閉機構が前記第三状態とされた後に前記圧力判定手段が前記圧力検知手段により検知された圧力が前記系の許容圧力値以下でないと判定したら、前記大気孔と前記負圧導入孔の少なくとも一方が大気に開放された状態を実現するように前記開閉機構を制御する。
第1の発明によれば、キャニスタのパージ非実行中に、吸着材における蒸発燃料が吸着された領域が大気孔近傍へと拡大するまでは、大気孔側において優先的に吸着を行う。そして、当該領域が大気孔近傍まで達したら、負圧導入孔側において優先的に吸着を行うこととする。このようにすることで、吸着材をより満遍なく利用して蒸発燃料の吸着を行うことができる。
第2の発明によれば、大気孔側吸着検知手段として、吸着材の大気孔近傍の位置で蒸発燃料の吸着が生じたか否かを判別する大気孔側吸着センサを用いる。これにより、大気孔から蒸発燃料が漏れることを確実に防止できる。
第3の発明によれば、キャニスタのパージ非実行中に蒸発燃料が吸着された領域が大気孔近傍まで拡大した後で、さらにこの領域が負圧導入孔近傍まで拡大した場合に、大気孔および負圧導入孔が、大気に対してともに遮断状態とされる。これにより、キャニスタをできるだけ有効に活用しつつ、キャニスタから蒸発燃料が大気に漏れることを確実に防止することができる。
第4の発明によれば、負圧導入孔側吸着検知手段として、吸着材の負圧導入孔近傍の位置で蒸発燃料の吸着が生じたか否かを判別する負圧導入孔側吸着センサを用いる。これにより、負圧導入孔から蒸発燃料が漏れることを確実に防止できる。
第5の発明によれば、大気孔側および負圧導入孔側の双方まで蒸発燃料の吸着が拡大した状態で、大気孔および負圧導入孔が大気に対してともに遮断状態とされた後、キャニスタを含む系内の圧力が検知される。
そして、系内の圧力が許容圧力値以下か否かが判定され、この判定に基づいて、系内の圧力が過大となるのを避けるために、大気孔または負圧導入孔の少なくとも一方を大気に対して連通状態とする。これにより、系内の圧力が緩和される。よって、キャニスタの有効利用と蒸発燃料の漏れ防止を達成しつつ、系の安全を確保することができる。
実施の形態1.
以下、図面を用いて、実施の形態1の蒸発燃料処理装置について説明する。実施の形態1の蒸発燃料処理装置は、蒸発燃料の発生源である燃料タンクや、当該燃料を使用する内燃機関などと共に利用される。これらの構成要素によって形成される系に関しては、多くの文献が開示されているため、以下の説明では、主に実施の形態1の特徴部分について述べる。
[実施の形態1の蒸発燃料処理装置の構成]
(実施の形態1の蒸発燃料処理装置が備えるキャニスタとその近傍の構造)
図1は、実施の形態1の蒸発燃料処理装置が備えるキャニスタ10と、その近傍の構造を示す図である。キャニスタ10には、その内部空間を紙面の左方と右方に仕切る仕切り板11が設けられる。仕切り板11は、その紙面下方位置において、左右の空間のガス流通を局所的に可能とする。
左方と右方の空間には、活性炭を材料とする吸着材12がそれぞれ充填される。吸着材12は、底板13によって紙面下方側から支持される。底板13は、キャニスタ10の内周面から若干の隙間を生じるように取り付けられ、この隙間には緩衝用のスプリング(図示せず)が備えられる。底板13は通気性を有しており、吸着材12から隙間へとガスが流れうる構造となっている。なお、紙面右側の吸着材12には、吸着材の固定等の目的から不織布18が挿入されている。
キャニスタ10の紙面上方側には、ベーパ流入孔30、負圧導入孔32、大気孔34がそれぞれ設けられる。ベーパ流入孔30には、燃料タンクに連通する管路40が接続されている。負圧導入孔32には、管路42が接続されている。管路42は二股の構造であり、二股の管路の一方は、紙面上方においてパージ弁(図示せず)を介して内燃機関の吸気系(図示せず)に連通している。また、二股の管路の他方は、バルブ50に接続される。
大気孔34には、管路44が接続されている。管路42と同様に、管路44もバルブ50に接続されている。バルブ50には、更に、一端が大気に開放された管路46が接続している。このように、バルブ50には、管路40、42、44の三つの管路が接続される。
バルブ50は、管路42、44、46の三つの管路の連通状態を切り替える機能を備える。具体的には、バルブ50は、管路44と管路46が連通して管路42と管路46が遮断される状態(第一状態)と、管路44と管路46が遮断されて管路42と管路46が連通する状態(第二状態)とをそれぞれ実現する。
キャニスタ10内部の大気孔34近傍の位置では、吸着材12に温度センサ54が備えられる。この温度センサ54により、当該位置における吸着材12の温度を検知することができる。
温度センサ54とバルブ50は、ECU(Electronic Control Unit)52に接続されている。ECU52は、温度センサ54が検知した温度測定値を取得し、この温度測定値に基づいて、バルブ50の開閉制御、すなわち管路の連通状態の制御を行う。
キャニスタ10内部には、ベーパ流入孔30と負圧導入孔32との間を仕切るように、仕切り板24が設けられる。仕切り板24によって、ベーパ流入孔30から流入するガスが、紙面下方側へと優先的に流れる。結果、負圧導入孔32側へのガスの流通が抑制されることとなる。実施の形態1では、仕切り板24によってガス流通が遮られる負圧導入孔32下方側の領域を、バッファ層56と呼称する。
[実施の形態1の蒸発燃料処理装置の動作]
実施の形態1の蒸発燃料処理装置の動作について、図2乃至図3を用いて説明する。以下の説明は、実施の形態1が行う特徴的動作であり、パージの非実行中に行われる。図中に示した符号において、図1と同じ符号を用いたものは、図1と同一の構造を示すものとする。
(大気孔が大気に連通する状態の動作)
図2は、実施の形態1の蒸発燃料処理装置の動作を説明する図である。蒸発燃料の吸着開始時には、パージ弁が閉じられ、管路44と管路46が連通状態とされ、管路42と管路46が遮断されている(第一状態)。このような状態で、蒸発燃料と空気の混合ガスが、ベーパ流入口30からキャニスタ10内部へ流入する(図2中の実線矢印)。
流入したガスは、仕切り版24によって流通方向を制限される。その結果、ガスは吸着材12内部を紙面下方側へ流れ、バッファ層56へのガス流通が抑制される。その後、ガスは、主として、キャニスタ10の紙面下方位置で、底板13、仕切り板11を順次通過して紙面左方の空間から紙面右方の空間へと移動する(図2中の紙面下方の実線矢印)。
キャニスタ10の紙面右方の空間へ至ったガスは、紙面上方側へ流れ、大気孔34側へ至る。その後、ガスは、管路44、管路46を通って大気へと放出される(図2中の一点鎖線矢印)。ガスがこの流路を流通する過程で、ガスに含まれる蒸発燃料が吸着材に吸着し、大気孔34に至るまでに蒸発燃料が除去されることとなる。以下の説明では、このようなベーパ流入孔30から大気孔34側への一連のガス流路を、B流路と称す。
蒸発燃料の吸着は、ベーパ流入口30側の吸着材から行われる。そして、蒸発燃料が吸着した領域が、ガスの流通経路(B流路)に沿って、徐々に大気孔34側へと拡大する。バッファ層56側ではガス流通が少なく、他の位置で吸着された蒸発燃料が拡散してくるものの、吸着量が少なくなる。
大気孔34近傍には、温度センサ54が配置されている。蒸発燃料が吸着材に吸着する際には、発熱を伴う。従って、当該位置での吸着の前後において、温度センサ54で測定される温度が上昇する。この温度上昇に基づいて、温度センサ54の位置で蒸発燃料の吸着が発生したか否かを判別することができる。これにより、蒸発燃料が吸着した領域が、温度センサ54の位置まで拡大したことを検知することができる。
吸着された領域が大気孔34直下まで拡大した後、更に蒸発燃料が流入すると、蒸発燃料が大気孔から外部へと漏れ出してしまう。これを避けるために、温度センサ54の位置まで蒸発燃料の吸着が進んだと判定されたら、ECU52がバルブ50の開閉状態の切り替えを行う。
(負圧導入孔が大気に連通する状態の動作)
図3は、バルブ50の切り替えが行われた後の、蒸発燃料の吸着時の動作を説明する図である。バルブ50の切替によって、管路44と管路46が遮断状態とされ、管路42と管路46が連通状態とされている(第二状態)。
このような状態では、大気孔34は大気から遮断され、その代わりに、負圧導入孔32が大気へと連通することとなる。よって、キャニスタ10内のガスは、ベーパ流入孔30→吸着材12→バッファ層56→負圧導入孔32の経路を辿って流れるようになる(図3中の破線矢印)。以下の説明では、このガス流路をA流路と称す。
前述したように、バッファ層56は蒸発燃料の吸着量が少ない領域であり、大気孔34側での吸着が飽和しても、バッファ層56ではまだ吸着を行うことができる。したがって、ガスの流れをA流路に切り替えることにより、バッファ層56において蒸発燃料の吸着をさらに行うことができる。このようにすることで、キャニスタ10内の吸着材12を無駄なく利用することができる。
[実施の形態1の蒸発燃料処理装置が行う具体的処理]
以下、図4を参照して、実施の形態1の蒸発燃料処理装置が行う具体的処理を説明する。図4は、ECU52が行う具体的処理を示すフローチャートである。この処理は、蒸発燃料が蒸発燃料処理装置に流入する状況下で、ECU52によって実行されるものとする。図4の処理開始前の初期状態では、バルブ50がB流路に設定されている。具体的には、ECU52により、管路44と管路46が連通状態とされ、管路42と管路46が遮断されるように、バルブ50の設定がなされている。そして、B流路において優先的に、蒸発燃料の吸着が行われる状態となっている。
図4の処理においては、先ず、パージ条件がonかoffかが判別される(ステップ102)。具体的には、内燃機関の状態が確認され、キャニスタ10のパージが実行可能な状態であるか否かが判別される。
パージ条件がonであると判別された場合には、キャニスタ10がパージ可能であると判断される。そして、バルブ50がB流路に設定された状態で、今回のルーチンが終了する(ステップ104)。
パージ条件がoffであると判別された場合には、キャニスタ10のパージが行われることなく、キャニスタ10において蒸発燃料の吸着が行われる。具体的には、燃料タンクで発生した蒸発燃料がベーパ流入孔30から流入し、この蒸発燃料が吸着材12に吸着する。そして、吸着材12における蒸発燃料の吸着した領域が、ベーパ流入口30側からB流路に沿って徐々に拡大する。
続いて、温度センサのセンシングが行われる(ステップ106)。具体的には、ECU52が、大気孔34近傍に配置されている温度センサ54が検知した温度の値を取得する。ECU52が温度センサ54の測定値を取得したら、温度上昇が検知されたか否かが判別される(ステップ108)。
具体的には、ECU52が所定時間間隔でサンプリングしたいくつかの温度測定値を基に、当該位置の温度上昇率が算出される。ECU52は、算出された温度上昇率を、予め実験などに基づいて定められた蒸発燃料吸着時の温度上昇率(判定値)と比較する。測定値と判定値との比較を行うことにより、温度センサ54の位置(大気孔34近傍)において、蒸発燃料の吸着が発生したか否かを検知することができる。
測定値が判定値と一致しない場合には、温度センサ54の位置まで蒸発燃料の吸着が未だ達していないと判断され、温度センサのセンシング(ステップ106)へ戻る。このような処理においては、ECU52で算出された温度上昇率が判定値と一致するまで、バルブがB流路に設定され、引き続き蒸発燃料の吸着が行われる。
温度上昇検知(ステップ108)において、測定値と判定値が一致したら、温度センサ54の位置まで蒸発燃料の吸着が達したと判断され、バルブがA流路に切り替えられる(ステップ110)。具体的には、ECU52によりバルブ50が制御される。その結果、管路44と管路46が遮断状態とされ、管路42と管路46が連通状態とされる。バルブがA流路に切り替えられることで、蒸発燃料の吸着がA流路において優先的に行われることとなる。このような状態で、今回のルーチンが終了する。
上述したように、B流路において蒸発燃料の吸着が行われているときには、バッファ層56では、比較的、蒸発燃料の吸着が少なくなりやすい。それに対し、A流路で吸着が行われているときには、ガスがバッファ層56を積極的に流通するので、バッファ層56での吸着が優先的に行われる。
以上の処理によれば、まずB流路で優先的に吸着を行い、B流路における吸着が飽和に達した後に、さらに、B流路使用時には吸着量が少なくなりやすいバッファ層56をも吸着に利用することができる。よって、キャニスタ10内の吸着材を無駄なく利用することができ、キャニスタ10による蒸発燃料の吸着を効果的に行うことができる。
また、温度センサ54が大気孔34近傍に備えられることにより、大気孔34から蒸発燃料が漏れることを確実に防止し、同時に、B流路において蒸発燃料をできるだけ吸着させることができる。
なお、上述した実施の形態1においては、キャニスタ10が、前記第1の発明における「キャニスタ」に相当する。また、ベーパ流入孔30が前記第1の発明における「ベーパ流入孔」に、大気孔34が「大気孔」に、負圧導入孔32が「負圧導入孔」にそれぞれ相当する。また、温度センサ54、ステップ106ステップ108の処理が、前記第1の発明における「大気孔側吸着検知手段」に相当する。また、温度センサ54が、前記第2の発明の「大気孔側吸着センサ」に相当する。また、バルブ50が前記第1の発明の「開閉機構」に相当する。
また、管路44と管路46が連通状態とされ管路42と管路46が遮断される状態、即ちB流路を利用している状態が、前記第1の発明における「第一状態」に相当する。また、管路44と管路46が遮断され管路42と管路46が連通状態となる状態、即ちA流路を利用している状態が、前記第1の発明における「第二状態」に相当する。
また、ECU52が、前記第1の発明の「開閉制御手段」に相当する。また、前述した具体的処理におけるステップ106およびステップ108およびステップ110が、前記第1の発明における「開閉制御手段」が実行する処理に相当する。
また、実施の形態1では、温度センサ54およびECU52を用いて、蒸発燃料の吸着が大気孔34近傍に達したことを検知した。しかし、本発明はこれに限られるものではない。例えば、大気孔34近傍に濃度センサを設け、当該位置に吸着された蒸発燃料の濃度を検知することにより、蒸発燃料の吸着が大気孔34近傍に達したことを検知することができる。その他の種々の方法を用いて、大気孔34の近傍まで蒸発燃料の吸着が拡大したか否かを判別し、B流路からA流路へと切り替えるべき時期を判断してもよい。
実施の形態2.
以下、図面を用いて、実施の形態2の蒸発燃料処理装置について説明する。以下の説明では、実施の形態2の蒸発燃料処理装置の特徴部分について主に説明する。また、実施の形態1と同一の構造、処理に関しては、同一の符号を付し、その説明を省略する。
[実施の形態2の蒸発燃料処理装置の構成]
図5は、実施の形態2の蒸発燃料処理装置が備えるキャニスタ210と、その近傍の構造を示す図である。キャニスタ210は、バッファ層56の負圧導入孔32近傍に、温度センサ212を備える。
温度センサ212は、前述した温度センサ54と同様の機能を有する温度センサとすることができる。温度センサ212はECU52と接続しており、ECU52は温度センサ212が検知した温度情報を取得することができる。また、実施の形態2では、バルブ50が、管路42と管路44が共に管路46から遮断される状態(第三状態)を更に実現しうるものとする。
このように、実施の形態2は、キャニスタ210が温度センサ212を備える点、およびバルブ50が全管路を遮断状態としうる点において、実施の形態1と相違する。
[実施の形態2の蒸発燃料処理装置の動作]
実施の形態2は、前述した実施の形態1と同様に、B流路とA流路との切り替えによって、キャニスタ210の内部を有効に利用する機能を有している。このB流路からA流路への切り替えは、実施の形態1と同様に行うことができるため、その説明を省略する。
実施の形態2において、B流路からA流路への切り替えが行われた後は、バッファ層56において蒸発燃料の吸着が優先的に行われる。吸着が進むと、バッファ層56における蒸発燃料が吸着した領域が、負圧導入孔32側へと順次拡大する。
実施の形態2は、バッファ層56に温度センサ212を備える。従って、実施の形態1で温度センサ54を用いたのと同様に、温度センサ212の測定温度に基づいた温度上昇率の判定により、温度センサ212の位置まで吸着領域の拡大が至ったか否かを判断することができる。
温度センサ212位置まで蒸発燃料の吸着が進んだら、バッファ層56での蒸発燃料の吸着が飽和に達した(若しくは、達する直前である)と判断することができる。実施の形態2では、この判断がなされたら、管路42、44を共に管路46から遮断する(第三状態)。
負圧導入孔32近傍での吸着が飽和に至った状態で、更に蒸発燃料が流入すると、蒸発燃料が大気へ放出されてしまう。実施の形態2では、このような事態が生ずる前に、管路42と管路44を、共に管路46から遮断することとする。その結果、A流路、B流路がともに閉鎖され、更なる蒸発燃料の流入があったとしても、蒸発燃料の大気への放出を防止することができる。
[実施の形態2の蒸発燃料処理装置が行う具体的処理]
図6は、実施の形態2において、主にECU52が行う具体的処理を示すフローチャートである。この処理は、実施の形態1と同様に、蒸発燃料が蒸発燃料処理装置に流入する状況下で、ECU52によって実行されるものとする。
図6の処理において図4と同一符号で示したステップは、実施の形態1と同一の処理を行うステップである。従って、これらのステップについては、その説明を省略する。
実施の形態2では、図6のフローチャートにおいて、バルブのA流路への切り替え(ステップ110)が行われた後、バッファ温度がOKか否かが判別される(ステップ250)。具体的には、バッファ層56に備えられた温度センサ212による測定値に基づいて、ECU52が温度センサ212の位置における温度上昇率を算出する。そして、算出された値を、予め実験などにより求められた蒸発燃料の吸着前後の温度上昇率(判定値)と比較する。
比較された値が一致しない場合には、温度センサ212の位置まで蒸発燃料の吸着が未だ達していないと判断され、所定時間間隔を置いて、繰り返しステップ250の処理が実行される。ステップ250が繰り返されている間、蒸発燃料の吸着が引き続き進行し、負圧導入孔32側へ、蒸発燃料が吸着された領域が徐々に拡大する。
バッファ温度の判定(ステップ250)において、測定値と判定値が一致したら、温度センサ212の位置まで蒸発燃料の吸着が達したと判断される。この場合、バルブが閉に切り替えられる(ステップ252)。具体的には、ECU52が、管路42と管路44が共に管路46から遮断されるように、バルブ50を制御する。その後、今回のルーチンが終了する。
このように、実施の形態2では、ステップ110の処理の後、バッファ温度判定(ステップ250)およびバルブ閉切替(ステップ252)の処理が追加されている点で、実施の形態1と相違する。
以上の処理によれば、B流路側での吸着が飽和に至った(近づいた)後にA流路側の吸着が行われ、更にA流路側の吸着が飽和に至ったら(近づいたら)A流路とB流路が共に閉鎖される。このようにすることで、実施の形態1同様にキャニスタをできるだけ有効に活用しつつ、キャニスタから蒸発燃料が大気に漏れることを確実に防止することができる。
なお、上述した実施の形態2においては、キャニスタ210が、前記第3の発明における「キャニスタ」に、温度センサ212およびステップ250の処理が、「負圧導入孔側吸着検知手段」にそれぞれ相当する。また、温度センサ212が、前記第4の発明の「負圧導入孔側吸着センサ」に相当する。また、管路42、44が共に管路46から遮断される状態、即ちA流路とB流路が共に閉鎖される状態が、前記第3の発明における「第三状態」に相当する。また、実施の形態2の具体的処理における、ステップ250とステップ252が、前記第3の発明において「開閉制御手段」が実行する処理に相当する。
実施の形態3.
[実施の形態3の蒸発燃料処理装置およびそれが利用される系の構成]
以下、図面を用いて、実施の形態3の蒸発燃料処理装置について説明する。図7は、実施の形態3の蒸発燃料処理装置が備えるキャニスタ310と、その近傍の構造を示す図である。実施の形態3のキャニスタ310は、圧力センサ320を備える点で、実施の形態2のキャニスタ210に相違する。実施の形態2と同様の要素については、図7中で同じ符号を用いてその説明を省略する。
前述したように、実施の形態1および実施の形態2の蒸発燃料処理装置は、燃料タンクや内燃機関などと共に利用される。実施の形態3も同様に、それらの要素と共に系を構成する。
図示しない燃料タンクは、管路40を介して、実施の形態3の蒸発燃料処理装置におけるキャニスタ310のベーパ流入口30に連通する。以下、ベーパ流入口30から燃料タンクへと連通する系を、ベーパ流入系と称す。
図示しない内燃機関の吸気系は、管路42を介して、実施の形態3のキャニスタ310の負圧導入孔32に連通する。以下、負圧導入孔32から内燃機関の吸気系に連通する系を、負圧導入系と称す。
実施の形態3では、キャニスタ310が圧力センサ320を備える。圧力センサ320は、キャニスタ310を含む蒸発燃料処理装置、およびそれに連通するベーパ流入系、負圧導入系を含んだ系全体の内部の圧力を検知する。この圧力センサ320とECU52は接続されており、ECU52は検知された圧力の値を取得することができる。
[実施の形態3の蒸発燃料処理装置の動作]
実施の形態3では、実施の形態2と同じく、蒸発燃料の吸着の進行に対応して、A流路とB流路の切替および閉鎖が行われる。A流路、B流路が共に閉鎖された状態(第三状態)では、燃料タンクからガスが流入するのに対し、キャニスタからガスが流出しうる経路が存在しない。従って、ガスの流入が続くと、それに伴ってキャニスタ320を含む系の内圧が徐々に増加する。
前述した系の内圧の増加が著しいと、燃料タンク、蒸発燃料処理装置、内燃機関の負圧系、およびそれらを連通させる管路の内圧が過大となる可能性がある。実施の形態3では、このような場合に備え、測定された圧力値が系の許容しうる範囲にある間は、A流路とB流路を共に閉鎖した状態(第三状態)とする。そして、必要に応じてA流路またはB流路の少なくとも一方を通ってガスが流出しうる状態(第一状態または第二状態の少なくとも一方)とし、圧力が過大となることを避けるようにする。
このようにすることで、測定された圧力値が過大となる前に系内のガスを外部へと放出し、圧力を低下させることができる。従って、系の圧力が過大となるのを回避し、系の安全を確保することができる。
[実施の形態3の蒸発燃料処理装置が行う具体的処理]
図8は、実施の形態3において、ECU52が行う具体的処理を示すフローチャートである。この処理は、実施の形態2と同様に、蒸発燃料が蒸発燃料処理装置に流入する状況下で、ECU52によって実行されるものとする。
図8の処理において図6と同一符号で示したステップは、実施の形態1と同一の処理を行うステップである。従って、これらのステップについては、その説明を省略する。
実施の形態3では、図8のフローチャートにおいてバルブを閉に切り替える処理(ステップ252)が行われた後、系の圧力がOKか否かが判別される(ステップ300)。具体的には、ECU52が圧力センサ320から圧力値を取得し、予め実験などにより求めた系の許容圧力値(許容値)と比較する。
測定された圧力値が許容値に達しないと判別された場合には、系の圧力は未だ許容しうる範囲にあると判断することができる。従って、バルブ50は、管路42、44が共に管路46から遮断されている状態に保持される。
測定圧力値が許容値に達したと判別された場合には、更なる系の圧力の増大を回避するために、ECU52が、管路42と管路44のいずれか一方が管路46に連通するように、バルブ50を制御する(ステップ302)。その結果、A流路またはB流路のいずれか一方を辿ってガスが流れ、系内の圧力が緩和される。その後、今回のルーチンが終了する。
以上の処理によれば、系が許容しうる圧力の範囲内で、蒸発燃料を含むガスを系内に留めておくことができる。このため、実施の形態1同様にキャニスタをできるだけ有効に活用しつつ、系の圧力が安全な範囲内で、実施の形態2同様に蒸発燃料の大気への放出を確実に防止することができる。
なお、上述した実施の形態3におけるベーパ流入系が、前記第5の発明における「ベーパ流入系」に、負圧導入系が「負圧導入系」にそれぞれ相当する。また、実施の形態3における圧力センサ320が、前記第5の発明における「圧力検知手段」に相当する。
また、実施の形態3の具体的処理における、ステップ300およびステップ302の処理においてなされる圧力値の判定が、前記第5の発明における「圧力判定手段」に相当する。また、ステップ300およびステップ302の処理においてなされるバルブ50に関する制御が、前記第5の発明で「開閉制御手段」が実行する制御に相当する。
本発明の実施の形態1の蒸発燃料処理装置を説明する図である。 実施の形態1の蒸発燃料処理装置の動作を説明する図である。 実施の形態1の蒸発燃料処理装置の動作を説明する図である。 実施の形態1で行われる処理のフローチャートである。 本発明の実施の形態2の蒸発燃料処理装置を説明する図である。 実施の形態2で行われる処理のフローチャートである。 本発明の実施の形態3の蒸発燃料処理装置を説明する図である。 実施の形態3で行われる処理のフローチャートである。
符号の説明
10、210、310 キャニスタ
12 吸着材
24 仕切り板
30 ベーパ流入口
32 負圧導入孔
34 大気孔
40、42、44、46 管路
50 バルブ
52 ECU
54、212 温度センサ
56 バッファ層
320 圧力センサ

Claims (5)

  1. 蒸発燃料を吸着する吸着材を内部に備えるキャニスタと、
    前記キャニスタに備えられ燃料タンクに連通するベーパ流入孔と、
    前記キャニスタに備えられ該キャニスタのパージ実行中に大気に開放される大気孔と、
    前記キャニスタに備えられ内燃機関の吸気系に連通する負圧導入孔と、
    蒸発燃料の吸着が前記吸着材の前記大気孔近傍まで達したことを検知する大気孔側吸着検知手段と、
    前記大気孔が大気に開放されて前記負圧導入孔が大気から遮断される第一状態と、該大気孔が大気から遮断され該負圧導入孔が大気に開放される第二状態とをそれぞれ実現する開閉機構と、
    前記キャニスタのパージ非実行中に、前記大気孔側吸着検知手段により前記検知がなされるまで前記開閉機構を前記第一状態とし、該検知がなされたら該開閉機構を前記第二状態とする開閉制御手段と、
    を有する蒸発燃料処理装置。
  2. 前記大気孔側吸着検知手段は、前記吸着材の前記大気孔近傍位置に備えられ該位置に蒸発燃料の吸着が生じたか否かを検知する大気孔側吸着センサを含み、
    前記開閉制御手段は、前記キャニスタのパージ非実行中に、該大気孔側吸着センサが該位置における蒸発燃料の吸着が生じたことを検知するまで前記開閉機構を前記第一状態とし、該判別がなされたら該開閉機構を前記第二状態とする請求項1に記載の蒸発燃料処理装置。
  3. 前記開閉機構は前記大気孔と前記負圧導入孔とを共に大気から遮断状態とする第三状態を更に実現し、
    蒸発燃料の吸着が前記吸着材の前記負圧導入孔近傍まで達したことを検知する負圧導入孔側吸着検知手段を有し、
    前記開閉制御手段は、前記キャニスタのパージ非実行中に、前記開閉機構が前記第一状態から前記第二状態にされた後に前記負圧導入孔側吸着検知手段により前記検知がなされたら、該開閉機構を第三状態とする請求項1または2のいずれか1項に記載の蒸発燃料処理装置。
  4. 前記負圧導入孔側吸着検知手段は、前記吸着材の前記負圧導入孔近傍位置に備えられ該位置に蒸発燃料の吸着が生じたか否かを検知する負圧導入孔側吸着センサを含み、
    前記開閉制御手段は、前記キャニスタのパージ非実行中に、前記開閉機構が前記第一状態から前記第二状態にされた後に該負圧導入孔側吸着センサが該位置における蒸発燃料の吸着を検知したら、該開閉機構を第三状態とする請求項3に記載の蒸発燃料処理装置。
  5. 前記キャニスタと、前記ベーパ流入孔に連通するベーパ流入系と、前記負圧導入孔に連通する負圧導入系とを含む系の内部の圧力を検知する圧力検知手段を有し、
    前記圧力検知手段により検知された圧力が前記系の許容圧力値以下か否かを判定する圧力判定手段を有し、
    前記開閉制御手段は、前記キャニスタのパージ非実行中に、前記開閉機構が前記第三状態とされた後に前記圧力判定手段が前記圧力検知手段により検知された圧力が前記系の許容圧力値以下でないと判定したら、前記大気孔と前記負圧導入孔の少なくとも一方が大気に開放された状態を実現するように前記開閉機構を制御する請求項3または4のいずれか1項に記載の蒸発燃料処理装置。
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