JPWO2019053918A1 - 燃料蒸発ガス排出抑制装置 - Google Patents

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Abstract

第1の開閉部及び第2の開閉部を閉じ、第3の開閉部を開き、第4の開閉部を閉じ、圧力発生部を作動させた状態で第1の所定期間が経過した際のキャニスタの圧力である第1の圧力と、第1の所定期間経過以降に第3の開閉部を閉じた状態で第2の所定期間が経過した際の前記キャニスタ内の圧力である第2の圧力と、に基づいて燃料蒸発ガス排出抑制装置における蒸発ガスのリークの有無を判定するリーク判定部を有する構成とする。

Description

本発明は、燃料タンク内の燃料蒸発ガスをエンジンの吸気系に導入して大気中への排出を抑制する燃料蒸発ガス排出抑制装置に関し、特に、燃料蒸発ガスのリーク(漏れ)を検出する技術に関する。
燃料タンク内に生じた燃料蒸発ガスは大気汚染の原因となることから、エンジンを搭載した車両には、一般的に、燃料蒸発ガスの大気中への排出を抑制するための燃料蒸発ガス処理装置が搭載されている。燃料蒸発ガス処理装置は、例えば、燃料タンクとエンジンの吸気系とをキャニスタを備えたパージ管路で接続し、燃料タンク内で発生した燃料蒸発ガスをキャニスタ内の活性炭に一旦吸着させると共に、エンジンの吸気負圧に応じて活性炭で吸着した燃料をエンジンの吸気系に導入して新気と共に燃焼させるものである。
また近年は、例えば、プラグインハイブリッド自動車(PHEV)や、ハイブリッド自動車(HEV)等のように、エンジンと共に走行用のモータを備えた車両が実用化されている。このような走行用モータを備えた車両では、エンジンが停止している期間、つまりキャニスタからエンジンの吸気系に燃料を導入できない期間が比較的長く継続する場合がある。
このため、燃料タンクとキャニスタとの間に密閉弁を設け、エンジンが停止している期間はこの密閉弁を閉状態とする、いわゆる密閉式の燃料蒸発ガス排出抑制装置が開発されている。さらに密閉式の燃料蒸発ガス排出抑制装置には、例えば、キャニスタの入口付近に開閉弁を設け、この開閉弁を閉状態とすると、燃料蒸発ガスがキャニスタに導入されることなくエンジンの吸気系に直接導入されるようにしたものがある。
ところで、このような燃料蒸発ガスの排出抑制装置において何らかのトラブルにより燃料蒸発ガスのリークが生じると大気汚染に直結する。このため、米国等では燃料蒸発ガスのリークを検出することが法規上義務付けられている。特に、米国の法規制では、このような燃料蒸発ガスのリークを検出する自己故障診断(OBD:On Board Diagnosis)を行い、リークを検出した場合には、例えば、警告ランプを点灯させること等によって運転者に報知することが義務付けられている。勿論、密閉式の燃料蒸発ガスの排出抑制装置においても、同様に、リークの検出を行うことが要求される。
このような要求に対し、例えば、キャニスタ及びパージ通路を含むキャニスタ空間を閉鎖させた状態で、キャニスタ空間の内圧を変化させ、その際のキャニスタ空間の内圧変化に基づいて、キャニスタ空間の漏れ診断(リークの有無の検出)を行うようにしたものがある(特許文献1参照)。
特許第3849584号公報
特許文献1に記載の装置では、燃料タンクをキャニスタから切り離した状態で、キャニスタ空間におけるリークの有無を判定することができる。しかしながら、上記装置では、燃料タンク以外、つまりキャニスタ空間での燃料蒸発ガスのリークは検出できるものの、キャニスタ空間のリーク箇所を特定することは難しいという問題がある。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、燃料蒸発ガスのリークの有無を判定できると共にリーク箇所を特定し易くした燃料蒸発ガス排出抑制装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決する本発明の一つの態様は、車両のエンジンの吸気通路とキャニスタとを連通する第1の連通路と、前記第1の連通路に有する分岐部から分岐して燃料タンクに連通する第2の連通路と、前記キャニスタと外気とを連通する第3の連通路と、前記吸気通路と前記分岐部との間の前記第1の連通路に設けられて、前記吸気通路への連通を開閉する第1の開閉部と、前記第2の連通路に設けられて、前記燃料タンクへの連通を開閉する第2の開閉部と、前記分岐部と前記キャニスタとの間の前記第1の連通路に設けられて、前記キャニスタへの連通を開閉する第3の開閉部と、前記第3の連通路に設けられて外気への連通を開閉する第4の開閉部と、前記第3の連通路に配置されて前記キャニスタに圧力を生じさせる圧力発生部と、前記キャニスタの圧力を検出するキャニスタ圧力検出部と、前記第1の開閉部、前記第2の開閉部、前記第3の開閉部、及び、前記第4の開閉部の開閉を制御する制御部と、を備えた燃料蒸発ガス排出抑制装置であって、前記制御部が、前記第1の開閉部及び第2の開閉部を閉じ、前記第3の開閉部を開き、前記第4の開閉部を閉じ、前記圧力発生部を作動させた状態で第1の所定期間が経過した際の前記キャニスタの圧力である第1の圧力と、前記第1の所定期間経過以降に前記第3の開閉部を閉じた状態で第2の所定期間が経過した際の前記キャニスタ内の圧力である第2の圧力と、に基づいて前記燃料蒸発ガス排出抑制装置における蒸発ガスのリークの有無を判定するリーク判定部、を有することを特徴とする燃料蒸発ガス排出抑制装置にある。
ここで、前記リーク判定部は、前記キャニスタの初期圧力と前記第1の圧力との差分である第1の圧力変化量と、前記初期圧力と前記第2の圧力との差分である第2の圧力変化量と、に基づいて前記燃料蒸発ガスのリークの有無を判定することが好ましい。
また前記リーク判定部は、前記第2の圧力変化量の前記第1の圧力変化量に対する比率が、予め設定された判定閾値以上であることを条件に、前記第1の開閉部、前記第2の開閉部、及び、前記第3の開閉部で閉ざされた連通路の閉空間において前記燃料蒸発ガスのリーク有りと判定することが好ましい。
また前記リーク判定部は、前記第2の圧力変化量の前記第1の圧力変化量に対する比率が、前記判定閾値よりも小さいことを条件に、前記連通路の閉空間において前記燃料蒸発ガスのリークなしと判定し、さらに、前記初期圧力と前記第2の圧力を検出後に検出される前記キャニスタの基準圧力との差分である第3の圧力変化量に基づいて、前記キャニスタでの前記燃料蒸発ガスのリークの有無を判定することが好ましい。
また前記リーク判定部は、前記第2の圧力変化量が前記第3の圧力変化量以下である場合に、前記キャニスタにおいて前記燃料蒸発ガスのリーク有りと判定することが好ましい。
なお前記基準圧力とは、具体的には、前記第2の所定期間経過以降に前記第3の開閉部及び前記第4の開閉部を開いた状態での前記キャニスタ内の圧力である。
かかる本発明の燃料蒸発ガス排出抑制装置によれば、燃料蒸発ガス排出抑制装置における燃料蒸発ガスのリークの有無を適切に判定できると共に、リーク箇所を特定し易くなる。
本発明の一実施形態に係る燃料蒸発ガス排出抑制装置の概略構成を示す図である。 エバポレーティブリークチェックモジュールの概略構成を示す図である。 リーク判定における各弁の作動状態等を示すタイミングチャートである。 リーク判定における各弁の作動状態等を示すタイミングチャートである。 リーク判定における各弁の作動状態等を示すタイミングチャートである。
以下、本発明の一実施形態について図面を参照して詳細に説明する。
図1に示すように、本実施形態に係る燃料蒸発ガス排出抑制装置10は、自動車等の車両に搭載され、エンジン100に供給する燃料が貯留される燃料タンク101内に発生する燃料蒸発ガス(ベーパ)が大気中に排出されるのを抑制するための装置である。
燃料蒸発ガス排出抑制装置10は、活性炭が封入されたキャニスタ12を備える。このキャニスタ12と、燃料タンク101と、エンジン100の吸気通路102とは、接続配管13によって接続されている。
詳しくは、接続配管13は、エンジン100の吸気通路102とキャニスタ12とを連通するパージ配管(第1の連通路)14と、パージ配管14に有する分岐部14aから分岐して燃料タンク101に連通するベーパ配管(第2の連通路)16と、キャニスタ12と外気とを連通するベント配管(第3の連通路)24とを、含む。
キャニスタ12は、パージ配管(第1の連通路)14を介してエンジン100の吸気通路102に連通している。また、燃料タンク101は、ベーパ配管(第2の連通路)16を介してパージ配管14の分岐部14aに連通している。ベーパ配管16には、燃料タンク101内の圧力を検出するためのタンク圧力センサ(タンク圧力検出部)17が設けられている。
パージ配管14には、吸気通路102への燃料蒸発ガスの流れ(吸気通路102とキャニスタ12との連通)を開閉するパージ弁(第1の開閉部)18が設けられている。このパージ弁18の開閉状態を適宜切り替えることで、キャニスタ12で吸着された燃料(燃料蒸発ガス)の吸気通路102への供給状態を制御する。パージ弁18は、例えば、電磁ソレノイドで駆動される。このパージ弁18は、いわゆる常時閉タイプの電磁弁であり、電磁ソレノイドに通電していない状態では閉弁し、電磁ソレノイドに通電すると開弁する。
またベーパ配管16、すなわちベーパ配管16がパージ配管14から分岐する分岐部14aよりも燃料タンク101側には、燃料タンク101を密閉するために開閉する密閉弁(第2の開閉部)20が設けられている。さらにパージ配管14の分岐部14aよりもキャニスタ12側には、バイパス弁(第3の開閉部)22が設けられている。なお密閉弁20は、パージ弁18と同様に、いわゆる常時閉タイプの電磁弁であり、バイパス弁22は、パージ弁18と異なり、いわゆる常時開タイプの電磁弁である。
またキャニスタ12にはベント配管(第3の連通路)24が接続され、このベント配管24を介してキャニスタ12が外部に連通している。このベント配管24の途中には、燃料タンク101及びキャニスタ12や、これらに繋がるパージ配管14及びベーパ配管16を含む接続配管13からの燃料蒸発ガスのリークを検出するエバポレーティブリークチェックモジュール(ELCM)26が設けられている。
ELCM26は、図2に示すように、キャニスタ12に連通する第1の流路28と、ベント配管24を介して大気開放される第2の流路30と、第1の流路28と第2の流路30の途中に接続される第3の流路32と、を備える。第1の流路28と、第2の流路30及び第3の流路32との間には、切替弁(第4の開閉部)34が設けられている。
第1の流路28と、第2の流路30又は第3の流路32との接続は、この切替弁34によって切替可能に構成されている。切替弁34は、例えば、電磁ソレノイドに通電されていない状態では第1の流路28と第2の流路30とを連通させ、電磁ソレノイドに通電されると第1の流路28と第3の流路32とを連通させる。
また第3の流路32には、キャニスタ12内に負圧を生じさせる負圧ポンプ36が設けられている。第1の流路28と第3の流路32とは、切替弁34を跨いで設けられる第4の流路38を備える。この第4の流路38には、例えば、0.45mm径の基準オリフィス40が設けられ、この基準オリフィス40よりも第2の流路30側にはキャニスタ12内の圧力を検出するためのキャニスタ圧力センサ(キャニスタ圧力検出部)42が設けられている。なお以下では、このキャニスタ圧力センサ42で検出される圧力を単に「キャニスタ圧力」とも呼ぶ。
このようなELCM26を構成する負圧ポンプ(圧力発生部)36や切替弁34、上述したパージ弁18、密閉弁20及びバイパス弁22は、ECU(制御部)50からの制御信号に基づいて制御されている。なお制御部50は、パージ弁18、密閉弁20、バイパス弁22ごとに備えていてもよい。
またECU50は、リーク判定部51を備えている。リーク判定部51は、キャニスタ12及び接続配管13における燃料蒸発ガスのリーク判定を実行する。具体的には、負圧ポンプ36を作動させてキャニスタ12内を減圧した状態で、密閉弁20を閉状態から開状態に切り替え、その際のキャニスタ12の圧力変化に基づいて、キャニスタ12及び接続配管13におけるリークの有無やリーク箇所の判定を行う。なお、リーク判定が行われるキャニスタ12とは、バイパス弁22で閉ざされたキャニスタ12の閉空間であり、リーク判定が行われる接続配管13とはパージ弁18、密閉弁20、及び、バイパス弁22で閉ざされた連通路(パージ配管14及びベーパ配管16)の閉空間をいう。
なおリーク判定部51によって燃料蒸発ガスのリーク有りと判定された場合には、例えば、運転席に設けられたリーク表示用の警告灯を点灯させる等、運転者への警告を行うようになっている。
以下、図3〜図5を参照して、リーク判定部51によるリーク判定の手順について説明する。なお図3〜図5は、リーク判定における各弁及び負圧ポンプの作動状態、キャニスタ圧力等を時系列で示すタイミングチャートである。
リーク判定部51がリーク判定を開始すると、図3〜図5に示すように、まずはキャニスタ12内の圧力を初期値(例えば、大気圧)P0とした後、まずは時刻t1でパージ弁18及び密閉弁20を閉じ、バイパス弁22を開き、切替弁34を閉じた状態とし、この状態で負圧ポンプ36を作動させる。実際には、パージ弁18及び密閉弁20は作動させることなく、常時開タイプの電磁弁である切替弁34を作動させて開状態から閉状態に切替えると共に、負圧ポンプ36を作動させる。
これにより、キャニスタ12及び接続配管13内(パージ弁18及び密閉弁20よりもキャニスタ12側の空間内)には、負圧が発生する。そして、キャニスタ圧力Pcの変化をキャニスタ圧力センサ42によって検出する。
このとき、キャニスタ12及び接続配管13に、外部に繋がるリーク穴が存在しておらず、燃料蒸発ガスのリークがない場合、キャニスタ12及び接続配管13内の圧力(キャニスタ圧力センサ42で検出されるキャニスタ圧力Pc)は、図3に示すように、初期値(大気圧)P0から最低値である第1の値P1まで減少する。つまり時刻t2におけるキャニスタ圧力Pcである第1の圧力Pc1は、第1の値P1となる。
一方、キャニスタ12又は接続配管13にリーク穴が存在している場合には、キャニスタ圧力Pcは、第1の値P1まで減少することはなく、例えば、図4及び図5に示すように、第2の値P2(>P1)までしか減少しない。つまり時刻t2におけるキャニスタ圧力Pcである第1の圧力Pc1は、第2の値P2となる。
その後、時刻t2にてバイパス弁22を開状態から閉状態に切替える。すなわち予め設定された第1の所定期間(t1−t2)が経過してキャニスタ圧力Pcの変動(減少)が落ち着いたタイミングで、バイパス弁22を作動させて開状態から閉状態に切替える。この状態で、時刻t3まで負圧ポンプ36の作動を継続してキャニスタ12内を減圧させる。そして、キャニスタ圧力Pcの変動をキャニスタ圧力センサ42によって検出する。
このとき、キャニスタ12にリーク穴が存在しておらず燃料蒸発ガスのリークが発生していない場合、キャニスタ12内の圧力(キャニスタ圧力Pc)は、第1の値P1まで減少する。つまり時刻t3におけるキャニスタ圧力Pcである第2の圧力Pc2は、第1の値P1となる。
例えば、時刻t2にてキャニスタ圧力Pc(第1の圧力Pc1)が第1の値P1に達している場合には、図3に示すように、時刻t2以降もキャニスタ圧力Pcは第1の値P1に維持され、時刻t3にて検出されるキャニスタ圧力Pc(第2の圧力Pc2)も第1の値P1となる。一方、時刻t2にてキャニスタ圧力Pc(第1の圧力Pc1)が第2の値P2であった場合(第1の値P1に達していない場合)、図4に示すように、時刻t2以降でキャニスタ圧力Pcが第1の値P1まで減少する。したがって時刻t3にて検出されるキャニスタ圧力Pc(第2の圧力Pc2)は第1の値P1となる。
また接続配管13にリーク穴は存在しておらずキャニスタ12にリーク穴が存在している場合、キャニスタ圧力Pcは、時刻t2の時点の圧力のまま維持される。例えば、図5に示すように、時刻t2にて検出されるキャニスタ圧力Pc(第1の圧力Pc1)が第2の値P2であれば、時刻t2以降も第2の値P2のまま維持される。つまり時刻t3にて検出されるキャニスタ圧力Pc(第2の圧力Pc2)も第2の値P2となる。
なお、キャニスタ12と接続配管13との両方にリーク穴が存在している場合、図示は省略するが、キャニスタ圧力Pcは、第1の値P1までは低下しないものの、段階的に変動する。例えば、時刻t2にて検出されるキャニスタ圧力Pc(第1の圧力Pc1)が第2の値P2である場合、時刻t3で検出されるキャニスタ圧力Pc(第2の圧力Pc2)は、第1の値P1よりも大きく且つ第2の値P2よりも小さい第3の値となる。
その後、時刻t3にてバイパス弁22及び切替弁34の作動を停止して閉状態から開状態に切替える。すなわち、時刻t2から予め設定された第2の所定期間(t2−t3)が経過し、キャニスタ圧力Pcの変動(減少)が落ち着いたタイミングで、バイパス弁22及び切替弁34を閉状態から開状態に切替える。
この状態でも、負圧ポンプ36の作動は継続する。これにより、キャニスタ圧力Pcの基準圧力Pbが検出される。例えば、時刻t3で、バイパス弁22及び切替弁34を閉状態から開状態に切替えられると、第3の流路32の負圧ポンプ36と基準オリフィス40との間の空間32a(図2(a)参照)のみに負圧が生じる。その後、キャニスタ圧力Pcの変動が落ち着いたタイミング(例えば、時刻t4)で、この空間32aの圧力がキャニスタ圧力Pcの基準圧力Pbとして検出される。
ここで、時刻t3にて検出されるキャニスタ圧力Pc(第2の圧力Pc2)が基準圧力Pbよりも低い場合、時刻t3以降でキャニスタ圧力Pcは上昇することになる(図3参照)。なお時刻t3にてキャニスタ圧力Pc(第2の圧力Pc2)が基準圧力Pbよりも低くなるのは、キャニスタ12にリーク穴が存在しないか、リーク穴が存在してもその径(開口面積)が基準オリフィス40よりも小さい場合である。
一方、時刻t3にて検出されるキャニスタ圧力Pc(第2の圧力Pc2)が基準圧力Pbよりも高い場合(例えば、図5参照)、キャニスタ圧力Pcは、時刻t3以降でさらに減少することになる。なお時刻t3の時点でキャニスタ圧力Pc(第2の圧力Pc2)が基準圧力Pbよりも高くなるのは、キャニスタ12にリーク穴が存在し、且つリーク穴の径が基準オリフィス40よりも大きい場合である。
そして、リーク判定部51は、このように変動するキャニスタ圧力Pcに基づいて、キャニスタ12及び接続配管13におけるリークの有無を判定する。本実施形態では、リーク判定部51は、時刻t3のタイミングで接続配管13のリークの有無を判定し、時刻t4のタイミングでキャニスタ12のリークの有無を判定している。
具体的には、リーク判定部51は、時刻t2におけるキャニスタ圧力Pcである第1の圧力Pc1と、時刻t3におけるキャニスタ圧力Pcである第2の圧力Pc2と、に基づいて燃料蒸発ガスのリークの有無を判定する。
本実施形態では、リーク判定部51は、まず、キャニスタ圧力Pcの初期圧力(大気圧)P0と第1の圧力Pc1との差分(減圧量)である第1の圧力変化量ΔPc1と、初期圧力P0と第2の圧力Pc2との差分(減圧量)である第2の圧力変化量ΔPc2と、に基づいて、接続配管13にリーク穴が存在するか否かを判定する。
上述したように接続配管13にリーク穴が存在するか否かによって、時刻t1−t3間におけるキャニスタ圧力Pcの減少量である第1の圧力変化量ΔPc1及び第2の圧力変化量ΔPc2が変動する。そこでリーク判定部51は、このキャニスタ圧力Pcの減少量である第1の圧力変化量ΔPc1及び第2の圧力変化量ΔPc2に基づいて接続配管13にリーク穴が存在するか否かを判定している。
詳しくは、リーク判定部51は、第2の圧力変化量ΔP2の第1の圧力変化量ΔP1に対する比率(ΔPc2/ΔPc1)が、予め設定された判定閾値Pa(>1)以上である場合に、接続配管13にリーク穴が存在すると判定し、運転者への警告を行う。
例えば、図4に示すように、時刻t2におけるキャニスタ圧力Pc(第1の圧力Pc1)が第2の値P2である場合に、その後、キャニスタ圧力Pcが減少し、時刻t3におけるキャニスタ圧力Pc(第2の圧力Pc2)が第1の値P1となると、リーク判定部51は、接続配管13にリーク穴が存在すると判定する。
一方で、リーク判定部51は、第2の圧力変化量ΔPc2の第1の圧力変化量ΔPc1に対する比率(ΔPc2/ΔPc1)が、予め設定された判定閾値Pa(>1)よりも小さい場合には、接続配管(第1〜第3の連通路)13には燃料蒸発ガスのリークなし(リーク穴は存在しない)と判定し、次いでキャニスタ12における燃料蒸発ガスのリークの有無を判定する。
第2の圧力変化量ΔPc2の第1の圧力変化量ΔPc1に対する比率(ΔPc2/ΔPc1)が、判定閾値Paよりも小さい状況としては、例えば、図4に示すように、時刻t2−t3間でキャニスタ圧力Pcが第1の値P1に維持されている場合の他、図5に示すように、キャニスタ圧力Pcが第2の値P2に維持されている場合もある。このため、リーク判定部51は、次いで、キャニスタ12における燃料蒸発ガスのリークの有無を判定する。
本実施形態では、リーク判定部51は、キャニスタ圧力Pcの基準圧力Pbに基づいて、キャニスタ12におけるリークの有無を判定する。具体的には、リーク判定部51は、時刻t3で検出される第2の圧力変化量ΔPc2が、キャニスタ12の初期圧力(大気圧)P0と基準圧力Pbとの差分である第3の圧力変化量ΔPc3以下の場合に、キャニスタ12におけるリーク有りと判定し、運転者への警告を行う。言い換えれば、リーク判定部51は、基準圧力Pbが、時刻t3におけるキャニスタ圧力Pc(第2の圧力Pc2)以下である場合には、キャニスタ12におけるリーク有りと判定し、運転者への警告を行う。
一方で、リーク判定部51は、時刻t3で検出される第2の圧力変化量ΔPc2が、キャニスタ12の初期圧力(大気圧)P0と基準圧力Pbとの差分である第3の圧力変化量ΔPc3よりも大きい場合には、キャニスタ12におけるリークなしと判定する。言い換えれば、基準圧力Pbが、時刻t3におけるキャニスタ圧力Pc(第2の圧力Pc2)よりも高い場合には、リーク判定部51は、キャニスタ12におけるリークなしと判定する。つまりリーク判定部51は、キャニスタ12にリーク穴が存在しないか、リーク穴が存在してもその径が基準オリフィス40よりも小さい場合には、キャニスタ12におけるリークなしと判定する。
このように本発明では、リーク判定部51がリーク判定を実行して、キャニスタ12及び接続配管13における燃料蒸発ガスのリークの有無を判定するようにした。これにより、燃料蒸発ガスのリークの有無を適切に判定することができると共に、リーク箇所もある程度特定することが可能となる。
以上本発明の一実施形態について説明したが、本発明は上述の実施形態に限定されるものではない。本発明は、その趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更が可能なものである。
例えば、上述の実施形態では、圧力発生部として、キャニスタに負圧を発生させる負圧ポンプを備える構成を例示したが、圧力発生部としてキャニスタを加圧する(正圧を発生させる)加圧ポンプを備えるようにしてもよい。すなわち、キャニスタ圧力を正圧としてリーク判定を実行することもできる。
また上述の実施形態では、第2の圧力変化量の第1の圧力変化量に対する比率に基づいてリークの有無を判定するようにしたが、本発明に係るリーク判定は、キャニスタ圧力である第1の圧力及び第2の圧力に基づいて判定すればよい。例えば、第1の圧力変化量と第2の圧力変化量の偏差に基づいてリーク判定を行うこともできる。
10 燃料蒸発ガス排出抑制装置
12 キャニスタ
13 接続配管
14 パージ配管(第1の連通路)
14a 分岐部
16 ベーパ配管(第2の連通路)
17 タンク圧力センサ(タンク圧力検出部)
18 パージ弁(第1の開閉部)
20 密閉弁(第2の開閉部)
22 バイパス弁(第3の開閉部)
24 ベント配管(第3の連通路)
26 エバポレーティブリークチェックモジュール(ELCM)
28 第1の流路
30 第2の流路
32 第3の流路
32a 空間
34 切替弁(第4の開閉部)
36 負圧ポンプ(圧力発生部)
38 第4の流路
40 基準オリフィス
42 キャニスタ圧力センサ(キャニスタ圧力検出部)
50 ECU(制御部)
51 リーク判定部
100 エンジン
101 燃料タンク
102 吸気通路
【0003】
とを連通する第3の連通路と、前記吸気通路と前記分岐部との間の前記第1の連通路に設けられて、前記吸気通路への連通を開閉する第1の開閉部と、前記第2の連通路に設けられて、前記燃料タンクへの連通を開閉する第2の開閉部と、前記分岐部と前記キャニスタとの間の前記第1の連通路に設けられて、前記キャニスタへの連通を開閉する第3の開閉部と、前記第3の連通路に設けられて外気への連通を開閉する第4の開閉部と、前記第3の連通路に配置されて前記キャニスタに圧力を生じさせる圧力発生部と、前記キャニスタの圧力を検出するキャニスタ圧力検出部と、前記第1の開閉部、前記第2の開閉部、前記第3の開閉部、及び、前記第4の開閉部の開閉を制御する制御部と、を備えた燃料蒸発ガス排出抑制装置であって、前記制御部が、前記第1の開閉部及び第2の開閉部を閉じ、前記第3の開閉部を開き、前記第4の開閉部を閉じ、前記圧力発生部を作動させた状態で第1の所定期間が経過した際の前記キャニスタの圧力である第1の圧力と、前記第1の所定期間経過以降に前記第3の開閉部を閉じた状態で第2の所定期間が経過した際の前記キャニスタ内の圧力である第2の圧力とを検出した後に、前記第1の圧力に基づく値と前記第2の圧力に基づく値とを比較して前記燃料蒸発ガス排出抑制装置における蒸発ガスのリークの有無を判定するリーク判定部、を有することを特徴とする燃料蒸発ガス排出抑制装置にある。
[0011]
ここで、前記リーク判定部は、前記キャニスタの初期圧力と前記第1の圧力との差分である第1の圧力変化量と、前記初期圧力と前記第2の圧力との差分である第2の圧力変化量と、に基づいて前記燃料蒸発ガスのリークの有無を判定することが好ましい。
[0012]
また前記リーク判定部は、前記第2の圧力変化量の前記第1の圧力変化量に対する比率が、予め設定された判定閾値以上であることを条件に、前記第1の開閉部、前記第2の開閉部、及び、前記第3の開閉部で閉ざされた連通路の閉空間において前記燃料蒸発ガスのリーク有りと判定することが好ましい。
[0013]
また前記リーク判定部は、前記第2の圧力変化量の前記第1の圧力変化量に対する比率が、前記判定閾値よりも小さいことを条件に、前記連通路の閉

Claims (6)

  1. 車両のエンジンの吸気通路とキャニスタとを連通する第1の連通路と、
    前記第1の連通路に有する分岐部から分岐して燃料タンクに連通する第2の連通路と、
    前記キャニスタと外気とを連通する第3の連通路と、
    前記吸気通路と前記分岐部との間の前記第1の連通路に設けられて、前記吸気通路への連通を開閉する第1の開閉部と、
    前記第2の連通路に設けられて、前記燃料タンクへの連通を開閉する第2の開閉部と、
    前記分岐部と前記キャニスタとの間の前記第1の連通路に設けられて、前記キャニスタへの連通を開閉する第3の開閉部と、
    前記第3の連通路に設けられて外気への連通を開閉する第4の開閉部と、
    前記第3の連通路に配置されて前記キャニスタに圧力を生じさせる圧力発生部と、
    前記キャニスタの圧力を検出するキャニスタ圧力検出部と、
    前記第1の開閉部、前記第2の開閉部、前記第3の開閉部、及び、前記第4の開閉部の開閉を制御する制御部と、を備えた燃料蒸発ガス排出抑制装置であって、
    前記制御部が、
    前記第1の開閉部及び第2の開閉部を閉じ、前記第3の開閉部を開き、前記第4の開閉部を閉じ、前記圧力発生部を作動させた状態で第1の所定期間が経過した際の前記キャニスタの圧力である第1の圧力と、前記第1の所定期間経過以降に前記第3の開閉部を閉じた状態で第2の所定期間が経過した際の前記キャニスタ内の圧力である第2の圧力と、に基づいて前記燃料蒸発ガス排出抑制装置における蒸発ガスのリークの有無を判定するリーク判定部、を有する
    ことを特徴とする燃料蒸発ガス排出抑制装置。
  2. 請求項1に記載の燃料蒸発ガス排出抑制装置であって、
    前記リーク判定部は、前記キャニスタの初期圧力と前記第1の圧力との差分である第1の圧力変化量と、前記初期圧力と前記第2の圧力との差分である第2の圧力変化量と、に基づいて前記燃料蒸発ガスのリークの有無を判定する
    ことを特徴とする燃料蒸発ガス排出抑制装置。
  3. 請求項2に記載の燃料蒸発ガス排出抑制装置であって、
    前記リーク判定部は、前記第2の圧力変化量の前記第1の圧力変化量に対する比率が、予め設定された判定閾値以上であることを条件に、前記第1の開閉部、前記第2の開閉部、及び、前記第3の開閉部で閉ざされた連通路の閉空間において前記燃料蒸発ガスのリーク有りと判定する
    ことを特徴とする燃料蒸発ガス排出抑制装置。
  4. 請求項3に記載の燃料蒸発ガス排出抑制装置であって、
    前記リーク判定部は、前記第2の圧力変化量の前記第1の圧力変化量に対する比率が、前記判定閾値よりも小さいことを条件に、前記連通路の閉空間において前記燃料蒸発ガスのリークなしと判定し、
    さらに、前記初期圧力と前記第2の圧力を検出後に検出される前記キャニスタの基準圧力との差分である第3の圧力変化量に基づいて、前記キャニスタでの前記燃料蒸発ガスのリークの有無を判定する
    ことを特徴とする燃料蒸発ガス排出抑制装置。
  5. 請求項4に記載の燃料蒸発ガス排出抑制装置であって、
    前記リーク判定部は、前記第2の圧力変化量が前記第3の圧力変化量以下である場合に、前記キャニスタにおいて前記燃料蒸発ガスのリーク有りと判定する
    ことを特徴とする燃料蒸発ガス排出抑制装置。
  6. 請求項4または5に記載の燃料蒸発ガス排出抑制装置であって、
    前記基準圧力は、前記第2の所定期間経過以降に前記第3の開閉部及び前記第4の開閉部を開いた状態での前記キャニスタ内の圧力である
    ことを特徴とする燃料蒸発ガス排出抑制装置。
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