JP2005117599A - 高周波増幅器 - Google Patents

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Abstract

【課題】 本発明は、各増幅器に対して最適な入力を供給するように制御し、各増幅器のバックオフの値に大きな差をつけても安定に動作するとともに、歪を十分抑えた高周波増幅器を提供することを目的とする。
【解決手段】 変調用複素包絡線信号から第1被変調信号を生成する第1変調部3と、その第1被変調信号を増幅するキャリア増幅器5と、変調用複素包絡線信号から第2被変調信号を生成する第2変調部4と、その第2被変調信号を増幅するピーク増幅器6と、キャリア増幅器5および該ピーク増幅器6の出力を合成して合成出力信号を出力する合成回路7と、変調用複素包絡線信号、該キャリア増幅器5および該ピーク増幅器6の出力信号、および該合成出力信号を監視して、第1変調部3および該第2変調部4とキャリア増幅器5およびピーク増幅器6とを制御する制御器12とを有するものである。
【選択図】 図1

Description

本発明は、高周波増幅器に関するものである。
高周波を用いる無線通信では、送信電力増幅器により変調された信号を増幅して,アンテナから送信している。この電力増幅器では、直流から高周波に電力が変換されており、その変換効率が高いものが求められている。従来、定振幅変調に対してはF級、C級、B級など、入出力特性が非線形ではあるが、高効率な増幅器が開発されてきた。しかしながら、近年、無線にはQAM、OFDM、多重化された信号などが利用されるようになり、また、機器の携帯化、基地局の小形化が進められており、入出力特性が線形の高効率増幅器が求められている。
高効率増幅器としてドハティ増幅器が知られている(例えば、非特許文献1、非特許文献2参照)。
W.H.Doherty、「A new high efficiency power amplifier for modulated waves」Proc.IRE、vol.24、no.9、pp.1163−1182、1936 F.Raab他、「Power amplifiers and transmitters for RF and microwave」IEEE Trans.on Microwave Theory and Techniques,vol.50,No.3,pp.814−826,2002(図18)
ドハティ増幅器の基本構成を図8に示す。入力端子1からのRF入力信号をRF入力電力分配器21により、90°の位相差をつけて、キャリア増幅器5とピーク増幅器6にそれぞれ分配し、それら増幅器の出力は、RF電力合成器22により位相を調整して直接結合される。以下ではこのタイプの合成器をドハティ形合成器とよぶ。合成された信号は負荷回路11に出力される。この図では、負荷回路は抵抗50Ωの抵抗で表示されている。キャリア増幅器は、高効率で線形動作するバックオフ領域を入力信号振幅の出現頻度が最も高いレベルに設定されている。より高入力の領域では、キャリア増幅器が飽和し、利得減衰が起きるのでB級などで動作するピーク増幅器で出力を補っている。ピーク増幅器は小信号領域での消費電力は低いので、ドハティ増幅器は広いレンジに渡って高効率となる。
しかしながら、従来のドハティ増幅器では以下のような欠点がある。
(1)それぞれのブランチへの入力電力は等しく配分されるため、キャリア増幅器の飽和レベルを越えてもピーク増幅器が立ち上がるまでさらに入力レベルが増やし続ける。このとき、キャリア増幅器は電力付加効率(PAE)が最も高くなる領域を通り越して使用されるので、全体の効率が低下する。キャリア増幅器とピーク増幅器の飽和レベルの差は、必要となるバックオフ量に依存するため、バックオフを大きく設計しようとするとこの影響は顕著になり、さらに、過入力によるデバイス破壊の可能性もある。
(2)ピーク増幅器に使用する増幅器のAM/AM特性およびAM/PM特性の非線形性が比較的大きい直接結合を行っているので回路の安定設計が難しいなどの問題がある。
(3)電力効率を高くするためには、キャリア増幅器とピーク増幅器への入力配分を最適化しなければならないが、RF回路ではある一定の配分に固定しなければならないので最適化の範囲が限定されていた。
(4)また、非線形特性を用いているので、線形増幅を行うためには歪補償回路をドハティ増幅器に付加することが必要である(非特許文献4参照)。歪補償のダイナミックレンジはかなり広いので、ひとつの補償回路では十分でないという欠点がある。
以上の点を考慮して、注意深くRF回路を設計しなければならない(非特許文献3参照)。
M.Iwamoto他、「An extended Doherty amplifier with highefficiency over a wide power range」IEEE Trans.on Microwave Theory and Techniques,vol.49,No.12,pp.2472−2479,2001(図8) Y.Zhao他、「Doherty amplifier with DSP control to improveperformance in CDMA operation」IEEE MTT−S Digest,pp.687−690,2003(図4)
本発明は、このような課題に鑑みてなされたものであり、各増幅器に対して最適な入力を供給するように制御し、各増幅器のバックオフの値に大きな差をつけても安定に動作するとともに、歪を十分抑えた高周波増幅器を提供することを目的とする。
本発明の高周波増幅器は、変調用複素包絡線信号から第1被変調信号を生成する第1変調部と、該第1被変調信号を増幅するキャリア増幅器と、該変調用複素包絡線信号から第2被変調信号を生成する第2変調部と、該第2被変調信号を増幅するピーク増幅器と、該キャリア増幅器および該ピーク増幅器の出力を合成して合成出力信号を出力する合成回路と、該変調用複素包絡線信号、該キャリア増幅器および該ピーク増幅器および該合成出力信号を監視して、第1変調部と該第2変調部およびキャリア増幅器とピーク増幅器とを制御する制御器とを有するものである。
本発明の高周波増幅器によれば、キャリア増幅器とピーク増幅器に適正な入力レベルの信号を信号処理により正確に入力することができるので、安定に動作させ、歪を十分に抑えながら高効率化を達成できる。
以下、本発明を実施するための最良の形態について説明する。
まず、高周波増幅器にかかる第1の発明を実施するための最良の形態について説明する。図1は高周波増幅器の基本構成を示している。データ信号は変調された信号s(t)の複素包絡線を表す変調用複素包絡線信号E(t)に変換される。なお、s(t)=Re{E(t)exp(j2πfc t)}の関係がある。ここで、Re(x)は複素数xの実数成分を表す。fcは搬送波周波数である。第1変調部3は、変調用複素包絡線信号E(t)から高周波の第1被変調信号s1(t)を生成する。その第1被変調信号s1(t)はキャリア増幅器5により増幅されv1(t)となる。同様に、第2変調部4は、変調用複素包絡線信号E(t)から第2被変調信号s2(t)を生成する。その第2被変調信号s2(t)はピーク増幅器6により増幅されv2(t)となる。合成回路7は、キャリア増幅器5および該ピーク増幅器6の出力であるv1(t)とv2(t)を合成して合成出力信号v(t)を出力する。制御器12は、変調用複素包絡線信号E(t)、キャリア増幅器5および該ピーク増幅器6の出力信号v1(t)とv2(t)、および合成出力信号v(t)を監視して、第1変調部3および該第2変調部4とキャリア増幅器5およびピーク増幅器6とを制御する。
各構成要素のうち、高周波回路の設定は、従来のドハティ増幅器の設定と概ね同じである。たとえば、キャリア増幅器は平均電力付近以下の小信号領域で電力効率を高めるように設定する。そのため、キャリア増幅器のバックオフ付近が平均電力付近になるように設定される。一方、ピーク増幅器はそれより大きな大信号領域で動作するように設定する。増幅される信号の分布によって、2つの増幅器のバックオフを設計する。しかしながら、ディジタル変調器が各増幅器に対応して配置されている点が従来の構成とは大きく異なる。各増幅器への入力信号電力は、従来、固定的に配分されいてたが、本発明では、変調器により可変的に配分制御を最適化できる。
以上のことから、本発明を実施するための最良の形態によれば、可変的にキャリア増幅器とピーク増幅器への入力電力を供給できるので、動作の最適化を図ることができる。また、キャリア増幅器へ過大入力が入る心配がないので、小信号用の素子を適用し、設計の自由度が広がる。また、各部を監視し、変調部により適応的に制御を変えることができる。変調部はディジタル信号処理を適用できるので、2つの増幅器を状況の変化に応じて、多様に、高精度に、最適化動作させることができる。
つぎに、高周波増幅器にかかる第2の発明を実施するための最良の形態について説明する。図2は、第1および第2変調部の内部構成を示したものである。入力端子は後述するモニタ端子16に接続されている。歪補償器19と直交変調器20が従属に接続されており、その出力は、キャリア増幅器またはピーク増幅器に接続されている。歪補償器は、制御器12からの制御端子17または18からの制御信号により制御される。
具体的には、変調用複素包絡線信号E(t)を信号レベルに応じて第1変調部であればE1(t)また第2変調部であればE2(t)に変換する。この変換は2つの変換から成る。第1の変換は、キャリア増幅器への電力配分とピーク増幅器への電力配分を決定するためのものである。第2の変換は増幅器の非線形歪をおさえるためのプリディストーション処理である。これらの処理はすべてベースバンドでディジタル信号処理により行うことができるので、性能を最適化することができる。
図3にプリディストーションの原理図を示す。出力電力P1を得たいときに、線形であれば、増幅器入力としてレベルP2の信号を入力とすればよいが、実際には非線形のため図のようにP3の入力が必要である。プリディストーション処理ではこのP3に相当するE1(t)またはE2(t)に変換する。なお、実際には、非線形特性のために位相が変化する場合もあるので、その場合には位相のプレディストーション処理も行う。また、同図のP4のような出力を出そうとすると、この付近の出力変化に対する入力の変化が大きいので誤差が増え、制御が不正確になる。そのため、このような領域は避ける必要がある。しかしながら、P1を余り低くすると電力効率が悪くなるのでバランスを考えて設定する。
以上のことから、本発明によれば電力配分を最適に行うことができる。また、各増幅器に対応して歪補償を最適化して行うことができる。処理はすべてベースバンドでディジタル信号処理により行うことができるので、精度良く行うことができる。また、ディジタル処理により精度の良い補償が可能となり、P1を可能な限り大きくすることができ、電力効率を改善できる。
つぎに、高周波増幅器にかかる第3および第4の発明を実施するための最良の形態について説明する。図4は、合成回路を示す。
第3の発明では合成回路に同図(a)のような同相合成回路が用いられる。この回路は配置が対称になるので、一般に2つの回路のバランスがよく、広帯域に安定した合成特性が得られる。また、多少のアンバランスは、変調部で容易にディジタル信号処理により補償することができる。
第4の発明では合成回路に同図(b)のようなドハティ形合成回路が用いられる。この場合、λ/4線路が非対称に入るので、第2変調部において90°の位相補償が必要である。これは歪補償部でも直交変調部でも容易に行うことができる。この回路では、λ/4線路が非対称に入るので、広帯域に安定性を保つことが難しい。しかしながら、λ/4線路がインバータとして、インピーダンスを変換し、高効率動作に適した動作をすることが知られている(非特許文献2、3)。
以上のことから、位相を同相合成することが容易であり、RF回路の精度が多少悪くてもディジタル信号処理で容易に補正することができる。
つぎに、高周波増幅器にかかる第5の発明を実施するための最良の形態について説明する。図5は、RF入力とする場合の構成を示す。図1と似ているが、図1はデータ入力であり、図5はRF入力である。図5においてRF入力端子23からIQ検波器24に増幅したいRF信号が入力される。これをIQ検波器に入れると、RF入力信号の複素包絡線が抽出される。以降は既に述べた図1の増幅器の動作と同じである。ただし、IQ検波器24と第1および第2変調部における基準搬送波位相は一致していなければならないので、局部発振器には同一のものを使用する。また、局部発振器から各部までの線路長による位相差は各変調部において補償する。
以上のことから、RF信号であっても、一旦はそれをIQ検波器により精度よくベースバンドに変換することができるので、容易にRF入力の増幅器を形成することができる。
つぎに、高周波増幅器にかかる第6の発明を実施するための最良の形態について説明する。本発明は制御器の動作に関するものである。図6は制御した結果を示している。
小信号出力時には、ピーク増幅器の出力を0とし、また合成出力信号をキャリア増幅器のみから供給するように第1変調部からの被変調信号を制御する。大信号出力時には、第1被変調信号のレベルを一定に保ち、また合成出力信号が所望の信号となるように、第2被変調信号を制御する。通常のドハティ増幅器では、ピーク電力増幅器の小信号時の出力をバイアス設定だけで、抑圧しているので、精度が悪い。また、大信号出力時においてもキャリア増幅器への入力が不必要に増加し、過入力によるデバイス破壊の可能性もある.
以上のことから、本発明によれば、ピーク電力増幅器の動作開始点、大信号出力時のキャリア増幅器の入力制御を精度よく行えるので、動作の安定性、制御性が増大する。
つぎに、高周波増幅器にかかる第7の発明を実施するための最良の形態について説明する。本発明は制御器の動作に関するものである。図7は制御した結果を示している。
小信号出力時には、ピーク増幅器の出力を0とし、また合成出力信号をキャリア増幅器のみから供給するように第1変調部からの被変調信号を制御する。中信号出力時には、第1変調部における前置歪補償器の状態をそのままに保存させ、ピーク増幅器の出力停止制御を解除して、合成出力信号が所望の信号となるように、第1被変調信号を補うように第2被変調信号を制御する。大信号出力時には、第1被変調信号のレベルを一定に保ち、また合成出力信号が所望の信号となるように、第2被変調信号を制御する。
前発明では、2段階の制御であったが、このように3段階の制御を導入することにより、制御はより容易になる。図6では、小信号動作から大信号動作に切り替わるときにピーク増幅器の出力が突然増加する。しかしながら、制御精度が低いとその制御は困難な場合がある。本発明の場合には図7のようになり、ピーク増幅器は中信号出力時から制御するので制御が簡易になる。ただし、あまり、レベルの低いところでピーク増幅器を動作させると電力効率が低下するので、バランスを考えて設定する必要がある。
つぎに、高周波増幅器にかかる第8の発明を実施するための最良の形態について説明する。本発明は制御器の動作に関するものである。
制御器により、図1に示したキャリア電力信号モニタ13、ピーク電力信号モニタ14、合成出力モニタ15、複素包絡線出力端子16を用いて、キャリア増幅器およびピーク増幅器の各入力レベルに対応した出力電力、バイアス電流、前記合成出力電力を観測し、また、その観測結果から、それらの関係を推定する。制御器は、第1変調部制御端子17、第2変調部制御端子18を用いて、変調を制御して最適制御を行う。制御器からの制御を適切に行うためには、2つの増幅器の状態、回路のバランス、不完全性を考慮しなければならない。これらは、上記モニタの結果をもとに推定される。そのためには、素子のモデルがあると効率的に精度のよい推定が可能になる。モデルについては、たとえば、非特許文献5があり、モニタの観測値をもとに最小2乗法でパラメータを推定できる。なお、図1の増幅器出力側の3個のモニタには冗長性があるので、どれか1つは省略可能である。
飯塚文隆、荻野剛士、鈴木 博、府川和彦、「ドレイン電流の入力電力依存性を考慮した移動通信用高効率電力増幅器モデル」 電子情報通信学会技術報告MW2003−88、2003年7月
以上のことから、本発明によれば、素子の状態、回路の不完全性を個々に観測して対応できるので、個々の素子のばらつき、経年変化、発熱による変化に対応でき、増幅器を精度よく動作させることができる。
なお、上述した各発明を実施するための最良の形態に限らず、本発明の要旨を逸脱することなくその他種々の構成を採り得ることはもちろんである。
本増幅器は、電力効率が極めて高いので、一般に伝送システムの省エネルギー対策となる。特に、無線では、限られた電力源を利用することが多いので有効である。たとえば、携帯電話、無線LANにおける基地局の送信機あるいは移動機の送信機に利用すると大きな効果が得られる。
本発明による高周波増幅器の基本構成を示す図である。 変調部の内部構成例を示す図である。 前置歪補償の動作を説明する図である。 合成回路の内部構成例を示す図である。(a)はウィルキンソン形合成回路、(b)はドハティ形合成回路を示す図である。 RF入力とした基本構成を示す図である. 本発明における電力配分の第1の例を示す図である。 本発明における電力配分の第2の例を示す図である。 従来のドハティ形増幅器の構成を示す図である。
符号の説明
1:入力端子、2:複素包絡線生成器、3:第1変調部、4:第2変調部、
5:キャリア増幅器、6ピーク増幅器、7:合成器、8:合成器第1入力端子、
9:合成器第2入力端子、10:合成器出力端子、11:負荷回路、12:制御回路、
13:キャリア電力信号モニタ、14:ピーク電力信号モニタ、15:合成出力モニタ、
16:複素包絡線出力端子、17:第1変調部制御端子、18:第2変調部制御端子、
19:前置歪補償器、20:直交変調器、21:RF入力電力分配器、
22:RF電力合成器、23:RF入力端子、24:IQ検波器

Claims (8)

  1. 変調用複素包絡線信号から第1被変調信号を生成する第1変調部と、該第1被変調信号を増幅するキャリア増幅器と、該変調用複素包絡線信号から第2被変調信号を生成する第2変調部と、該第2被変調信号を増幅するピーク増幅器と、該キャリア増幅器および該ピーク増幅器の出力を合成して合成出力信号を出力する合成回路と、該変調用複素包絡線信号、該キャリア増幅器および該ピーク増幅器および該合成出力信号を監視して、第1変調部と該第2変調部およびキャリア増幅器とピーク増幅器とを制御する制御器とを有することを特徴とする高周波増幅器。
  2. 請求項1に記載の前記第1変調部と前記第2変調部の内部構成が、前置歪補償器と直交変調器の従属接続であることを特徴とする請求項1に記載の高周波増幅器。
  3. 請求項1に記載の前記合成回路において、同相合成回路を用いることを特徴とする請求項1に記載の高周波増幅器。
  4. 請求項1に記載の前記合成回路において、ドハティ形合成回路を用いるとともに、前記第2変調部において、該ドハティ形合成回路における位相シフトに対応する位相分を補償することを特徴とする請求項1に記載の高周波増幅器。
  5. 請求項1に記載の前記変調用複素包絡線信号として、被変調信号から抽出された複素包絡線信号を用いることを特徴とする請求項1に記載の高周波増幅器。
  6. 請求項1に記載の前記制御器により、小信号出力時には、前記ピーク増幅器の出力を0とし、また前記合成出力信号を前記キャリア増幅器のみから供給するように第1変調部からの被変調信号を制御し、大信号出力時には、前記第1被変調信号のレベルを一定に保ち、また該合成出力信号が所望の信号となるように、前記第2被変調信号を制御することを特徴とする請求項1に記載の高周波増幅器。
  7. 請求項1に記載の前記制御器により、小信号出力時には、前記ピーク増幅器の出力を0とし、また前記合成出力信号を前記キャリア増幅器のみから供給するように第1変調部からの被変調信号を制御し、中信号出力時には、請求項2に記載の前記第1変調部における前記前置歪補償器の状態をそのままに保存させ、該ピーク増幅器の出力停止制御を解除して、該合成出力信号が所望の信号となるように、該第1被変調信号を補うように前記第2被変調信号を制御し、大信号出力時には、該第1被変調信号のレベルを一定に保ち、また該合成出力信号が所望の信号となるように、該第2被変調信号を制御することを特徴とする請求項1に記載の高周波増幅器。
  8. 請求項1に記載の前記制御器により、前記キャリア増幅器および前記ピーク増幅器の各入力レベルに対応した出力電力、バイアス電流、前記合成出力電力を観測し、また、その観測結果から、それらの関係を推定することを特徴とする請求項1に記載の高周波増幅器。
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