JP2014528204A - ブロードキャスト用などの無線周波数トランスミッタ、およびセルラー基地局 - Google Patents

ブロードキャスト用などの無線周波数トランスミッタ、およびセルラー基地局 Download PDF

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Abstract

デジタル・プリディストーション(DPD)回路を使用して、マルチ・ステージまたはマルチ・ブランチの電力増幅器の非線形性の影響を軽減するトランスミッタ。DPD回路は、トランスミッタのRF−出力回路から受信される2つ以上のフィードバック信号を利用して、電力増幅器の個別のステージ/ブランチについて個別にプリディストーションされた信号を生成する。これらの個別にプリディストーションされた信号の使用により、トランスミッタは、比較可能な従来技術のトランスミッタを用いて一般的に達成されるものよりも相互変調歪み積のより効率的な抑制を達成できるようになることが、有利である。

Description

関連出願の相互参照
本出願の主題は、その全体が参照により本明細書に組み込まれている、本出願と同じ日付で出願された「RADIO-FREQUENCY CIRCUIT HAVING A TRANSCOUPLING ELEMENT」という名称のIgor Acimovicによる米国特許出願第13/228063号、代理人整理番号第810317−US−NP号の主題に関連する。
本発明は、電気通信システムのための機器に関し、より詳細には、それだけに限らないが、無線周波数(RF:radio-frequency)トランスミッタおよび電力増幅器と、その中で使用するのに適した受動RF回路とに関する。
本節は、本発明のよりよい理解を促す助けとなり得る態様について述べるものである。したがって、本節において述べることは、この観点から読まれるべきであり、また何が従来技術にあり、または何が従来技術にないかについて認めるものとして理解されるべきでない。
電気通信産業における最近の傾向は、第3世代(3G)セルラー方式システム広帯域符号分割多元接続(WCDMA)や第4世代(4G)セルラー方式システム直交周波数分割多元接続(OFDMA)などの広帯域デジタル変調システムの導入を含んでいる。広帯域デジタル変調システムにおいて使用されるRF電力増幅器は、高速に変化するエンベロープと、高いピーク対平均電力比(PAPR)と、数十メガヘルツとすることができる帯域幅とを有する信号を適切に、また効率的に処理する必要があるので、この傾向は、電力増幅器の仕様に対して計り知れない影響を及ぼしてきている。さらに、コストの理由のために、単一の電力増幅器は、通常、複数の被変調キャリアを増幅するように構成される。
典型的なRF電力増幅器は、本質的に非線形であり、その利得は、出力電力レベルの関数になっている。利得は、通常、出力電力が、増幅器の飽和レベルに近づくときに、減少し、また利得の位相は、能動媒体のタイプに応じて、増大するか、減少するかのいずれかの可能性がある。電力増幅器における振幅および/または位相の歪みは、多くの場合に相互変調歪み(IMD:inter-modulation-distortion)積と称されることもあるスプリアスのスペクトル成分の生成を引き起こす傾向がある。IMD積は、例えば、それらが隣接するRFチャネルの間の干渉のレベルを増大させるので、有害である。
デジタル・プリディストーション(DPD:digital predistortion)回路を使用して、ドハティ(Doherty)電力増幅器やキレイクス(Chireix)電力増幅器など、マルチ・ステージ式またはマルチ・ブランチ式の電力増幅器の非線形性の影響を軽減するトランスミッタについての様々な実施形態が、本明細書において開示されている。DPD回路は、トランスミッタのRF−出力回路から受信される2つ以上のフィードバック信号を利用して(rely on)、電力増幅器の各ステージ/ブランチについてのプリディストーションされた信号を個別に生成する。これらの個別にプリディストーションされた信号の使用により、トランスミッタは、比較可能な従来技術のトランスミッタを用いて一般的に達成されるものに比べて相互変調歪み積のより効率的な抑制を達成できるようになることが、有利である。
一実施形態によれば、第1のプリディストーションされたデジタル信号、およびその第1のプリディストーションされた信号とは異なる、第2のプリディストーションされたデジタル信号を生成するために、デジタル入力信号をプリディストーションするように構成されたデジタル・プリディストーション回路と、第1のプリディストーションされたデジタル信号に基づいて、第1の増幅された信号を生成するように構成された第1の増幅器ブランチと、第2のプリディストーションされたデジタル信号に基づいて、第2の増幅された信号を生成するように構成された第2の増幅器ブランチと、結合された信号を生成するために、第1の増幅された信号と第2の増幅された信号とを結合するように構成された無線周波数(RF)回路とを有する装置が、提供される。RF回路は、さらに、第1の増幅された信号と、第2の増幅された信号と、結合された信号とのうちの少なくとも2つに基づいて、第1のフィードバック信号と、第2のフィードバック信号とを生成するように構成される。デジタル・プリディストーション回路は、第1の増幅器ブランチと、第2の増幅器ブランチとにおける非線形性を打ち消すために、前記第1のフィードバック信号と、前記第2のフィードバック信号とに基づいて、第1のプリディストーションされたデジタル信号と、第2のプリディストーションされたデジタル信号とを生成するように構成される。
別の実施形態によれば、第1のプリディストーションされたデジタル信号、およびその第1のプリディストーションされた信号とは異なる、第2のプリディストーションされたデジタル信号を生成するために、デジタル入力信号をプリディストーションするステップと、第1の増幅器ブランチにおいて、第1のプリディストーションされたデジタル信号に基づいて、第1の増幅された信号を生成するステップと、第2の増幅器ブランチにおいて、第2のプリディストーションされたデジタル信号に基づいて、第2の増幅された信号を生成するステップと、結合された信号を生成するために、無線周波数(RF)回路において、第1の増幅された信号と第2の増幅された信号とを結合するステップと、第1の増幅された信号と、第2の増幅された信号と、結合された信号とのうちの少なくとも2つに基づいて、第1のフィードバック信号と、第2のフィードバック信号とを生成するステップとを有する信号増幅方法が、提供される。プリディストーションするステップは、第1の増幅器ブランチと、第2の増幅器ブランチとにおける非線形性を打ち消すために、前記第1のフィードバック信号と、前記第2のフィードバック信号とに基づいて、第1のプリディストーションされたデジタル信号と、第2のプリディストーションされたデジタル信号とを生成するサブステップを含む。
さらに別の実施形態によれば、第1のプリディストーションされたデジタル信号、およびその第1のプリディストーションされた信号とは異なる、第2のプリディストーションされたデジタル信号を生成するために、デジタル入力信号をプリディストーションするための手段と、第1のプリディストーションされたデジタル信号に基づいて、第1の増幅された信号を生成するように構成された第1の増幅器ブランチと、第2のプリディストーションされたデジタル信号に基づいて、第2の増幅された信号を生成するように構成された第2の増幅器ブランチと、結合された信号を生成するために、第1の増幅された信号と第2の増幅された信号とを結合するための手段と、第1の増幅された信号と、第2の増幅された信号と、結合された信号とのうちの少なくとも2つに基づいて、第1のフィードバック信号と、第2のフィードバック信号とを生成するための手段とを有する装置が、提供される。プリディストーションするための手段は、第1の増幅器ブランチと、第2の増幅器ブランチとにおける非線形性を打ち消すために、前記第1のフィードバック信号と、前記第2のフィードバック信号とに基づいて、第1のプリディストーションされたデジタル信号と、第2のプリディストーションされたデジタル信号とを生成するように構成される。
本発明の様々な実施形態の他の態様、特徴、および利点は、例として、以下の詳細な説明と、添付の図面とから、より十分に明らかになるであろう。
本発明の一実施形態による無線周波数(RF)トランスミッタのブロック図である。 本発明の一実施形態による、図1のRFトランスミッタにおいて使用され得るトランシーバのブロック図である。 本発明の一実施形態による、図1のRFトランスミッタにおいて使用され得るRF回路の回路図である。 本発明の別の実施形態による、図1のRFトランスミッタにおいて使用され得るRF回路の回路図である。 本発明の一実施形態による、図4のRF回路を実施するために使用され得るマイクロストリップ回路の平面図である。 本発明の一実施形態による、2−ステージの増幅器の回路図である。
その意図されたダイナミック・レンジの上で無線周波数(RF)電力増幅器の非線形応答を線形化するために使用され得る一方法は、デジタル・プリディストーション(DPD)である。DPDは、デジタル・ドメインにおいて機能し、またデジタル信号処理技法を使用して、変調と、アップ・コンバージョンと、増幅との前に、ベースバンド信号をプリディストーションする。DPDを用いて、電力増幅器は、入力信号と、出力信号との間の十分に正確な線形関係を維持しながら、実質的にその飽和ポイントまで利用される可能性がある。DPDは、例えば、それが、電力増幅器の電力効率をかなり増大させることができ、また標準的な回路コンポーネントおよび/または安価な回路コンポーネントを使用して実施され得るので、魅力的な技法である。高度の柔軟性は、デジタル信号プロセッサ(DSP:digital signal processors)および/またはフィールド・プログラマブル・ゲート・アレイ(FPGA:field-programmable gate arrays)などのプログラマブル・ハードウェアが、使用される場合に、達成される可能性がある。さらに、DPDは、対応するトランスミッタのコストのかかるアナログ部分(例えば、RF出力回路)の回路図におけるかなりの変更を必要とはせず、またトランスミッタのアナログ・フロント・エンドが、比較的小さなサイズを有しており、またトランスミッタの構成可能なデジタル部分が、アンテナの非常に近くに配置され得る様々な有利な実装形態に適している。
図1は、本発明の一実施形態によるRFトランスミッタ100のブロック図を示すものである。トランスミッタ100は、ドハティ増幅スキームを使用して、デジタル入力信号102をアナログRF出力信号152へと変換する。出力信号152は、出力負荷(例えば、アンテナ)160に対して加えられる。フィードバック・レシーバ(FBR:feedback-receiver)回路120と、DPD回路110とを備えるフィードバック経路により、トランスミッタ100は、デジタル・プリディストーションを入力信号102に対して適用することができるようになり、それによって出力信号152におけるIMD積を抑制する。
トランスミッタ100のドハティ増幅スキームは、図1に示されるように並列に接続された電力増幅器140および140を使用している。増幅器140および140によって生成される出力信号142および142は、それぞれ図3〜4を参照して以下でさらに説明されるようにRF−出力回路150において組み合わされて、出力信号152を生成する。増幅器140は、例えば、クラス−Bまたはクラス−ABの増幅器として動作するように構成されており、また一次ステージまたはキャリア・ステージとも称される。増幅器140は、例えば、クラス−C増幅器として、動作するように構成されており、また補助ステージまたはピーク・ステージとも称される。関連のある増幅器クラスに対応する動作構成についての簡単な説明は、例えば、米国特許第7,498,876号および第7,928,799号の中で見出される可能性があり、これらの特許の両方は、それらの全体において参照により本明細書に組み込まれている。
増幅器140および140の異なる構成に起因して、増幅器140だけが、入力信号102と、それゆえにRF信号132および132とが、小さいときに信号増幅を提供する。増幅器140は、RF信号132が、ある種のしきい値レベルに到達するまで、オフにされたままである。このしきい値レベルの近くでは、増幅器140は、飽和に近く、また増幅器140は、オンになって、増幅器140の飽和に近い動作レジームによって削り取られる傾向のある出力信号部分を供給する。増幅器140および140のこの相補的なアクションにより、トランスミッタ100は、広い範囲の入力信号レベルの場合に、比較的高電力効率を有することができるようになることが、有利である。如何に高い電力効率が増幅器140および140について達成され得るかについてのより詳細な説明が、図3を参照して以下で提供される。
信号142と142とを適切に結合することにより出力信号152を生成することに加えて、RF−出力回路150は、信号142と、142と、152とに基づいてフィードバック信号148〜148を生成し、またこれらのフィードバック信号をFBR回路120に対して供給するように構成される。一実施形態においては、RF−出力回路150によってFBR回路120に対して供給されるフィードバック信号148は、信号142の減衰されたコピーであり、フィードバック信号148は、信号142の減衰されたコピーであり、またフィードバック信号148は、信号152の減衰されたコピーである。様々な代替的な実施形態においては、RF−出力回路150は、フィードバック信号148〜148のうちの2つだけをFBR回路120に対して供給し、かつ/または信号142と、142と、152とのそれぞれの異なる線形結合に基づいて、フィードバック信号148〜148の各々を生成するように構成される可能性がある。
一実施形態においては、FBR回路120は、各々が、フィードバック信号148〜148のうちの対応する1つを処理するように構成された3つのフィードバック・レシーバ(図1には明示的に示されていない)を備える。フィードバック・レシーバによって実行される典型的な処理は、対応するフィードバック信号148をベースバンド信号へとダウン・コンバートすること、およびアナログ・デジタル変換を結果として生じるアナログ・ベースバンド信号に対して適用して、対応するデジタル・フィードバック信号118を生成することを含む。FBR回路120によって生成されるデジタル・フィードバック信号118〜118は、それぞれアナログ・フィードバック信号148〜148に対応する。
一般に、電力増幅器140や140などの電力増幅器の利得、効率、およびAM−PM(振幅変調対位相変調)特性(例えば、信号振幅の関数としての挿入位相変化)は、すべて、出力電力と負荷インピーダンスとの両方の関数である。典型的な従来技術のDPDスキームにおいては、ドハティ電力増幅器のキャリア・ステージとピーク・ステージとについての個別の刺激(入力信号)は、DPD回路によって生成される単一のプリディストーションされたデジタル信号に基づいて生成されるRF信号を分割するように構成された3−dBの電力スプリッタを用いて生成される。これは、キャリア・ステージとピーク・ステージとに加えられる刺激が、互いに固定された位相関係を有することを意味している。しかしながら、既に上記で示されるように、ドハティ電力増幅器のキャリア・ステージとピーク・ステージとは、異なるレジームで動作するように構成されており、これは、それらの出力信号が、それらの間で位相ミスマッチを一般的に有するようにさせる。さらに、この位相ミスマッチは、出力電力レベルにおける変動のおかげで時間とともに変化する。不都合なことに、この従来技術のDPDスキームは、位相ミスマッチを等しくすることができず、また大部分は、IMD積の抑制のための振幅のプリディストーションに依存する。
従来技術における、これら、および他の関連のある問題は、複数のデジタル・フィードバック信号に、例えば、信号118〜118のうちの2つまたは3つの信号に基づいて、それぞれ、増幅器140および140についての個々にプリディストーションされたデジタル信号112および112を生成するようにDPD回路110を構成することにより、トランスミッタ100において対処される。これらのフィードバック信号は、DPD回路が、増幅器140および140について、振幅プリディストーションと位相等化との両方を実施することを可能にする十分な情報を提供する。出力信号142と142との間の比較的小さな位相ミスマッチに部分的に起因して、トランスミッタ100は、比較可能な従来技術のトランスミッタよりも、その出力信号(すなわち、信号152)においてIMD積をよりよく抑制することができる。
一構成においては、DPD回路110は、デジタル・フィードバック信号118〜118を使用して、入力信号102を適応的にプリディストーションして、個別にプリディストーションされたデジタル信号112および112を生成する。プリディストーションされたデジタル信号112は、トランスミッタ130に適用され、ここで、それは先ず対応するアナログ信号(図1には明示的に示されてはいない)へと変換される。次いで、トランスミッタ130は、ベースバンドからこのアナログ信号をアップ・コンバートして、RF信号132を生成する。プリディストーションされたデジタル信号112は、同様に、トランスミッタ130において処理されて、RF信号132を生成する。上記で既に示されるように、RF信号132および132は、それぞれ増幅器140および140に加えられる入力信号(刺激)である。
DPD回路110は、第1の非線形関数を入力信号102に適用することによりプリディストーションされたデジタル信号112を生成するように構成され、そこでは、第1の非線形関数は、増幅器140(例えば、その中の圧縮振幅歪み)の圧縮する非線形性のおおよその逆数である拡大する非線形性を生成する。DPD回路110は、さらに、第2の非線形関数を入力信号102に対して適用することによりプリディストーションされたデジタル信号112を生成するように構成され、そこでは、第2の非線形関数は、増幅器140の非線形性のおおよその逆数である非線形性を生成する。上記で既に示されるように、第1の非線形関数と、第2の非線形関数とは、通常、増幅器140と140との異なる動作構成に起因して互いに異なっている。
様々な代替的な構成においては、DPD回路110は、同様に他のタイプの第1および/または第2の非線形関数を入力信号102に対して適用して、プリディストーションされたデジタル信号112および112を生成することができる。一般に、第1および第2の非線形関数は、DPD回路110と、トランスミッタ130および130と、増幅器140および140と、RF−出力回路150とを備える順方向信号経路が、実質的に線形の信号転送特性を示すようにさせる相互に関連した方法で構築される。実質的に線形の信号転送特性により、デジタル・プリディストーションを用いて、出力信号152と、入力信号102との間の関係が、一定の利得によって、例えば、トランスミッタ100の意図されたダイナミック・レンジの内部の入力(または出力)信号レベルに依存しない複素数または実数の利得値によって、よく近似され得ることが、意味される。代表的なDPD回路と、DPD回路110を実施するために使用され得るアルゴリズムとについての説明は、例えば、米国特許第7,957,707号と、第7,904,033号と、第7,822,146号と、第7,782,979号と、第7,729,446号と、第7,606,324号と、第7,583,754号と、7,471,739号との中で見出される可能性があり、これらの米国特許のすべては、それらの全体が、参照により本明細書に組み込まれている。
図2は、本発明の一実施形態による、トランスミッタ100(図1)の中で使用され得るトランシーバ200のブロック図を示すものである。図2に示されるDPD回路110は、トランシーバ200の一部分ではないことに注意すべきである。デジタル・アナログ変換器(DAC:digital-to-analog converters)234と、I−Q変調器236とを使用して、トランスミッタ130またはトランスミッタ130を実施することができる。アナログ・デジタル変換器(ADC:analog-to-digital converters)224と、I−Q復調器226とを使用して、FBR回路120の一部分を実施することができる。トランシーバ200はまた、局部発振器(キャリア−周波数)信号246をI−Q変調器236およびI−Q復調器226に対して供給するように構成された局部発振器(LO)ソース244を有する。代表的な一実施形態においては、トランスミッタ100は、トランシーバ200の複数の例を有することができる。
動作中に、I−Q復調器226は、LO信号246とフィードバック信号148を混合することにより、従来の方法でフィードバック信号148を復調する。I−Q復調器226によって生成される、結果として生じるベースバンド信号225は、2つの成分、すなわち、同相成分225と、直角位相成分225とを有する。信号225および225は、ADC 224によってデジタル形式に変換されるアナログ信号である。結果として生ずるデジタル信号IfbおよびQfbは、デジタル信号118〜118のうちの対応する1つについての成分である(同様に、図1を参照)。
DPD回路110は、デジタル信号IfbおよびQfbを使用して、トランスミッタ100(図1)の順方向信号経路における歪みの量を決定する。例えば、デジタル信号IfbおよびQfbを経由してDPD回路110によって受信されるシンボルは、他の1つまたは複数のデジタル信号118を経由してDPD回路によって受信される1つまたは複数の対応するシンボルと結合される(例えば、対応するシンボルと加算され、かつ/または対応するシンボルから差し引かれる)こともある(図1を参照)。次いで、DPD回路110は、入力信号102を経由して受信される対応する元のコンステレーション・シンボルを使用して、順方向信号経路によって与えられる歪みを打ち消す(例えば、キャンセルし、またはかなり低減させる)ために元のI成分およびQ成分に対して適用される必要があるプリディストーションの量を決定する。プリディストーションの決定された量は、任意の適切な方法で、第1の部分と、第2の部分とに分割される可能性がある。第1の非線形関数の形式における第1の部分は、入力信号102に対して適用されて、プリディストーションされたデジタル信号112を生成するが、第2の非線形関数の形式における第2の部分は、同様に、入力信号102に対して適用されて、プリディストーションされたデジタル信号112を生成する。信号102および118と同様に、信号112は、2つの成分、すなわち、Ipdとラベル付けされた同相成分と、Qpdとラベル付けされた直角位相成分とを有するように示される。図2は、プリディストーションされたデジタル信号112および112のうちの一方だけの生成を示すことに注意すべきである。これらの信号のうちの他方の信号は、同様にして生成される可能性がある。
プリディストーションされたデジタル信号112の成分IpdおよびQpdは、DAC 234において、それぞれアナログ信号235および235へと変換される。次いで、I−Q変調器236は、アナログ信号235および235を使用して、LO信号246を変調する。結果として生ずる変調されたキャリア信号は、RF信号132である(同様に、図1を参照)。上記で既に示されているように、I−Q変調器236によって生成される信号132は、信号132および132のうちの一方とすることができる(図1を参照)。これらの信号のうちの他方の信号も、同様に生成される可能性がある。
図3は、本発明の一実施形態による、RF−出力回路150(図1)として使用され得るRF回路300の回路図を示すものである。RF回路300は、トランスカプラ310と、インピーダンス変換器320と、方向性カプラ330と、AからFとラベル付けされた6つの端子とを備える。図3に示されるインピーダンスは、例示的なものであり、また外部端子の各々が、50−オーム配線、ドライバ、負荷、またはターミネータに接続されるように意図された一実装形態に対応する。当業者なら、図3に示される様々なインピーダンス値をどのように変更して、RF回路300を50オームとは異なるインピーダンス値にマッチさせるべきかを理解するであろう。
代表的な構成においては、端子A〜Fは、以下のように接続されることもある。端子Aは、フィードバック信号148を搬送するように構成される(図1および2を参照)。端子Bは、フィードバック信号148を搬送するように構成される(図1および2を参照)。端子Cは、増幅された信号142を受信するように構成される(図1を参照)。端子Dは、増幅された信号142を受信するように構成される(図1を参照)。端子Eは、フィードバック信号148を搬送するように構成される(図1および2を参照)。端末Fは、出力信号152を負荷160に加えるように構成される。
この代表的な構成は、いくつかの代替的な構成を生成するように修正されることもある。例えば、3つの異なる代替的な構成が、端子A、B、またはEの接続を上記に示されるものから50−オームのターミネータに変更することにより、得られることもある。これらの3つの代替的な構成の各々においては、RF回路300は、フィードバック信号148〜148のうちの2つだけを提供することになる。
トランスカプラ310は、ブランチ314を通して伝搬するRF信号が、ブランチ312へと電磁気的に結合するために、互いに十分に近く位置している2つの並列なブランチ312および314を有する4端子のデバイスである。ブランチ314は、端子CとDとの間に配置された4分の1波長インピーダンス・インバータを備える。ブランチ312と314との間の信号カップリングは、比較的に弱く、例えば、約−30dBであり、これは、ブランチ314における4分の1波長インピーダンス・インバータのオペレーションに対するブランチ312の最小限の影響を保証する。
動作中に、ブランチ314の4分の1波長インピーダンス・インバータを使用して、例えば、以下のような、キャリア・ステージ140についての能動負荷変調を実施することができる(同様に、図1を参照)。
低い入力信号レベルにおいて、ピーク・ステージ140は、オフ状態にあるが、キャリア・ステージ140は、制御された電流源としての機能を果たす。ピーク・ステージ140は、(理想的には)無限大のインピーダンスを見ており、またブランチ314のインピーダンス・インバータは、キャリア・ステージ140が、50−オームのインピーダンス負荷よりも高いものを見るようにさせる。より高いインピーダンス負荷は、キャリア・ステージ140が、その出力電流がその公称最大値の約2分の1に到達するにすぎないときに、飽和の近くに到達するようにさせる。キャリア・ステージ140が、飽和に近づくときに、それは、ほとんど最大電力効率で動作することが、有利である。
入力信号レベルが、ピーク・ステージ140をオンにするのに十分に高くなるとすぐに、ピーク・ステージは、追加の電流を端子Dに対して加え始める。ピーク・ステージ140は、今や制御された電流源としての機能を果たし、またキャリア・ステージ140は、制御された電圧源としての機能を果たす。ピーク・ステージ140によって端子Dに対して加えられた追加の電流は、ブランチ314の4分の1波長インピーダンス・インバータによって見られる出力インピーダンスにおける増大を引き起こす。4分の1波長インピーダンス・インバータの入力インピーダンスと、出力インピーダンスとは、双対物として互いに関係づけられるので、出力インピーダンスにおける増大は、入力インピーダンスにおける対応する減少を引き起こす。ブランチ314の4分の1波長インピーダンス・インバータの入力インピーダンスは、キャリア・ステージ140によって見られる負荷であることに注意すべきである。キャリア・ステージ140の負荷が、減少するにつれて、キャリア・ステージの出力電流は、増大し、出力電圧は、飽和レベルの近くにあるままである。
入力信号レベルが、さらに増大するにつれて、ブランチ314の4分の1波長インピーダンス・インバータの出力インピーダンスは、増大し続け、またキャリア・ステージ140の有効負荷は、減少し続ける。このようにして、ブランチ314のインピーダンス・インバータにより、ピーク・ステージ140は、高い入力信号レベルの間に、キャリア・ステージ140の負荷を変調することができるようになる。負荷変調は、次には、有利な高電力効率によって特徴づけられるレジームにおいて動作するキャリア・ステージ140を保持する。
インピーダンス変成器320は、4分の1波長の長さであり、また約35オームのインピーダンスを有する、ある長さの伝送線路を備える。(望ましい動作周波数範囲を有するデバイスでは、4分の1波長の長さは、一般的にその動作範囲の中心周波数に対応することに注意すべきである。)インピーダンス変成器320は、方向性カプラ330によって50オームで終端されるので、それは、25オームの入力インピーダンスを端子Dに提示する。後者のインピーダンスは、端子Dと並列に接続される2本の50−オームの伝送線路の出力インピーダンスにマッチする。
方向性カプラ330は、ブランチ332および334を備える。ブランチ334は、固定された50−オームの終端をインピーダンス変成器320に対して提示するように動作する。ブランチ332と334との間の信号カップリングは、比較的に弱く、例えば、約−30dBである。端子Gは、50−オームのターミネータ340に接続される。端子Eは、インピーダンス変成器304により、端子Hにおいて提示されるRF信号の減衰されたコピーを出力する。
RF回路300の、それぞれ端子A、B、およびEにおいて収集されるフィードバック信号S、S、およびSを使用して、例えば、式(1)〜(3)に基づいて、ステージ140および140の有効な転送関数TおよびTを直接に測定することができる。
Figure 2014528204
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式中で、aは、ブランチ312と314との間の信号カップリング強度を表す定数であり、cは、ブランチ332と334との間の信号カップリング強度を表す定数であり、またpおよびpは、それぞれプリディストーションされた信号112および112を表す。測定は、オンラインで、または適切なオフラインの較正プロシージャを使用して、行われることもある。原理的に、式(1)〜(3)のうちの任意の2つは、カップリング強度が、知られていることを仮定すると、転送関数TおよびTの決定のために十分である。すべての3つの式の使用は、カップリング強度の比率(a/c)の決定を可能にし、またしたがって、2つのカップリング強度のうちの一方だけが知られているときに、使用される可能性がある。ステージ140および140の個別の転送関数が、決定された後に、それらの逆数は、振幅のプリディストーションと、位相の等化とのために、比較的直接的な方法で使用される可能性がある。
図4は、本発明の別の実施形態による、RF−出力回路150(図1)として使用され得るRF回路400の回路図を示すものである。その意図された関数の観点から、RF回路400は、一般的に、RF回路300(図3)に類似している。それゆえに、端子A〜Fの、上記で説明された接続は、RF回路300に対するのと同様に、RF回路400に対しても適用される。しかしながら、RF回路300と400との間の1つの違いは、後者が、インピーダンス変成器320と、方向性カプラ330との両方(図3を参照)の上記で説明された関数に類似している関数を実行するトランスカプラ450を使用していることである。
トランスカプラ450の使用は、1つまたは複数の以下の利益/利点を提供することができる。すなわち、
(1)RF回路400を使用したトランスミッタ(例えば、トランスミッタ100、図1)は、例えば、トランスカプラ450が、インピーダンス変成器320と、方向性カプラ330とから成るシリーズよりも低い挿入損失を有するので、比較的高い電力効率を有することができ、
(2)RF回路400は、トランスカプラ450が、プリント回路基板(PCB:printed circuit board)の上の比較的小さな面積を占めるので、比較的小さなサイズを有することができ、また
(3)トランスカプラ450の比較的小さなサイズと、対応する電力増幅器の改善された電力効率とを活用して、ユニット当たりの製造コストおよび動作コストを低減させることができる。
図3および4の中のトランスカプラ310および450の説明から明らかなように、トランスカプラは、それぞれ主要ブランチと補助ブランチと称される可能性がある2つのブランチを有する回路要素である。主要ブランチは、キャリア波長の約4分の1の長さを有しており、またブランチの第1の端部において第1のインピーダンスを提示するインピーダンス・インバータとして動作するように構成されており、前記第1のインピーダンスは、ブランチの第2の端部においてブランチに対して提示される第2のインピーダンスの逆数に比例している。第2のインピーダンスが、固定されたインピーダンスである場合、そのときには第1のブランチは、4分の1波長インピーダンス変成器として動作する。ブランチ314および454は、それぞれ、トランスカプラ310および450における主要ブランチである。補助ブランチは、主要ブランチに電磁気的に結合されており、また主要ブランチからの信号の減衰されたコピーを受信する信号カプラとして動作するように構成される。ブランチ312および452は、それぞれトランスカプラ310および450における補助ブランチである。
図5は、本発明の一実施形態による、RF回路400(図4)を実施するために使用され得るマイクロストリップ回路500の平面図を示すものである。回路500は、誘電体基板の反対(例えば、上部および底部)側に取り付けられた誘電体基板502と、2つの導電層とを備える。パターン化された上部層だけが、図5において提供される図面の中では目に見える。このパターン化された層の様々なマイクロストリップ形状は、回路500の回路要素を規定している。底部層(一般的には、「グラウンド・プレーン(ground plane)」と称される)は、図5において提供される図面の中では目に見えない。代表的な一実施形態においては、グラウンド・プレーンは、パターン化されず、また銅などの金属の連続層を備える。
回路500は、AからGとラベル付けされた7つの端子を有する。図4および5において同じ文字によってラベル付けされた端子は、機能的に類似している。それゆえに、回路500の端子は、例えば、既に図3および4を参照して上記で説明されているように、外部回路に電気的に接続される可能性がある。
マイクロストリップ512および514は、トランスカプラ310(図3および4を参照)に類似しているトランスカプラ510を実施するために使用される。マイクロストリップ514は、4分の1波長の長さである。マイクロストリップ512は、2つの互いにかみ合わされたくし状部を使用して、マイクロストリップ514に電磁気的に結合される。くし状部のうちの一方は、マイクロストリップ512に電気的に接続され、また2本のフィンガ516を有するように図5の中に例証的に示されている。他方のくし状部は、マイクロストリップ514に電気的に接続され、また4本のフィンガ518を有するように図5の中に例証的に示されている。2つの、角を斜め形状に継いだ屈曲部(mitred bends)508は、マイクロストリップ512を端子AおよびBに電気的に接続するために使用される。
マイクロストリップ552および554は、トランスカプラ450(図4を参照)に類似しているトランスカプラ550を実施するために使用される。マイクロストリップ554は、4分の1波長の長さである。マイクロストリップ552は、2つの互いにかみ合わされたくし状部を使用してマイクロストリップ554に電磁気的に結合される。くし状部のうちの一方は、マイクロストリップ552のある側に取り付けられ、また2本のフィンガ556を有するように図5の中に例証的に示されている。他方のくし状部は、マイクロストリップ554のある側に取り付けられ、また4本のフィンガ558を有するように図5の中に例証的に示されている。角を斜め形状に継いだ屈曲部508は、マイクロストリップ552を端子Eに電気的に接続するために使用される。マイクロストリップ516および562は、マイクロストリップ554の両端をそれぞれ端子DおよびFに電気的に接続するために使用される。
回路500はまた、図5に示されるように、トランスカプラ550に接続されているオプションの分路されたスタブ560を有する。スタブ560は、マイクロストリップ566と、そのマイクロストリップの遠位端部に位置している分路564とを使用して実施される。マイクロストリップ566は、4分の1波長の長さである。分路564は、マイクロストリップ566の遠位端部をグラウンド・プレーンに電気的に接続する誘電体基板502の中の1つまたは複数の電気的な導電バイアを備えており、それによってスタブ560を短絡している。スタブ560の1つの機能は、トランスカプラがスタブなしに有することになるインピーダンスに比べてトランスカプラ550の有効なインピーダンスを変更することである。変更されたインピーダンスは、実質的にゼロにされ、また公称のキャリア周波数の周りの関連のあるスペクトル範囲内で非常に弱い周波数依存性を有する虚数部を有することが、有利である。
マイクロストリップ506、512、514、552、および562の各々は、第1の指定された幅を有しており、またマイクロストリップ554および566の各々は、第1のものよりも大きい第2の指定された幅を有することに注意すべきである。代表的な一実施形態においては、第1の幅と、第2の幅とは、選択され、その結果、(i)マイクロストリップ506、512、514、552、および562によって代表されるRF−伝送線路の各々は、50オームのインピーダンスを有しており、また(ii)マイクロストリップ554および566によって代表されるRF−伝送線路の各々は、35オームのインピーダンスを有する。当業者なら、どのようにしてマイクロストリップのこれら2つの組についての他のそれぞれの幅を選択して、他のインピーダンス値を得るべきかを理解するであろう。
図6は、本発明の一実施形態による2−ステージ/ブランチの増幅器回路600の回路図を示すものである。回路600を使用して、例えば、キレイクス増幅スキームを実施することができる。対応するトランスミッタの回路図は、例えば、トランスミッタ100(図1)における増幅器140および140と、RF−出力回路150とを回路600によって置き換えることにより、得ることができる。より詳細には、回路600の中の信号/線632、632、648、648、および652は、トランスミッタ100の中のそれぞれ信号/線132、132、148、148、および152に対応する。
回路600のキレイクス増幅スキームは、図6に示されるように、並列に接続された電力増幅器640および640を使用する。増幅器640および640によってそれぞれ生成される出力信号642および642は、出力マッチング回路644および644と、トランスカプラ650および650とを備えるRF−出力回路660の中で結合される。増幅器640および640は、お互いの複素共役であり、一定のエンベロープを有する信号642および642を生成するように構成される。RF−出力回路660が、位相変調された信号642および642を結合した後に、その回路の出力端子Dは、対応する振幅変調された信号652を有する。
RF−出力回路300および400(図3および4)と同様に、RF−出力回路660は、負荷インピーダンス変調を使用して、増幅器ステージについて比較的高い電力効率を達成する。トランスカプラ650は、負荷インピーダンスを反転させるように構成されており、この負荷インピーダンスは、次いで出力マッチング回路644によって変換され、また増幅器640に対して提示される。トランスカプラ650は、同様に負荷インピーダンスを反転させるように構成されており、この負荷インピーダンスは、次いで出力マッチング回路644によって変換され、また増幅器640に対して提示される。
位相変調された信号642および642を振幅変調された信号652へと適切に変換するためには、回路600の中の2つの増幅器ブランチの間の規定の複素共役−位相関係からの逸脱は、可能な限り小さくする必要がある。回路600は、トランスミッタ100のDPD回路110に類似している可能性がある適切なDPD回路とともに使用するためにフィードバック信号648および648を提供することにより、この結果を達成することを助ける。トランスカプラ650は、フィードバック信号648を生成するように構成される。トランスカプラ650は、同様に、フィードバック信号648を生成するように構成される。これらのフィードバック信号に基づいて、対応するDPD回路は、信号632および632をプリディストーションして、端子Dにおいて比較的正確な位相共役を達成することができる。
一般に、トランスカプラ450、550、および650に類似しているトランスカップリング要素は、増幅する要素の2つ以上のブランチからのRF−出力信号を結合し、またフィードバック−ベースのデジタル・プリディストーションを使用して、電力増幅器の全般的な転送特性を線形化するように、例えば、その出力信号におけるIMD積を抑制するように構成された、任意のマルチ・ステージの、またはマルチ・ブランチの電力増幅器回路の中で使用される可能性がある。上記で説明されたドハティ増幅スキームと、キレイクス増幅スキームとは、そのようなマルチ・ステージの電力増幅器回路のまさに2つの代表的な例である。本明細書において提供される説明から、当業者なら、様々な他の回路において、従来のRF−回路要素の代わりにトランスカップリング要素を使用することができるであろう。そのような使用についての可能性のある利益/利点は、既に図4を参照して上記で示されている。
本明細書において使用されるように、用語「無線周波数」(RF)は、約3kHzから300GHzの範囲内の発振のレートのことを意味している。この周波数は、電磁波または回路の中の交流電流の周波数とすることができる。この用語は、ワイヤレス通信システムの中で使用される周波数を含むように解釈されるべきである。
本発明は、実例となる実施形態を参照して説明されてきているが、この説明は、限定的な意味で解釈されることを意図してはいない。
RF回路400(図4)は、マイクロストリップ技術を使用して実施されているように説明されてきているが、それは、任意の他の適切な技術を、例えば、同軸ケーブル技術または(ストリップライン、スロットライン、プレーナ導波路などの)プレーナ技術を使用して実施される可能性もある。本明細書において開示される他のRF回路も、同様に、これらの技術を使用して実施される可能性がある。
特許請求の範囲において使用されるように、用語「ストリップ」は、対応するプレーナ回路またはプリント回路基板のパターン化された層における、マイクロストリップやストリップラインなど、どのような導電ストリップも対象として含むように解釈されるべきである。
一実施形態においては、トランスカプラ550(図5)は、方向性カプラ510とは異なる1つまたは複数の回路要素と組み合わせて使用されることもある。例えば、マイクロストリップ506および514に接続される代わりに、トランスカプラ550のマイクロストリップ554は、マイクロストリップ554の幅、およびマイクロストリップ562の幅とは異なる幅を有するマイクロストリップに対してその(図5において見られるような)左の端部に接続されることもある。
本発明の関連する当業者にとって明らかである、説明された実施形態の様々な修正形態、ならびに本発明の他の実施形態は、添付の特許請求の範囲において表されるように、本発明の原理と範囲との内部にあるものと見なされる。
本発明は、単一の集積回路の上の可能性のある実装形態を含めて、回路ベースのプロセスとして実施されることもある。
その他の方法で明示的に述べられていない限り、各数値および範囲は、まるで単語「約(about)」または「おおよそ(approximately)」が、値または範囲の値に先行しているかのように、近似的であるように解釈されるべきである。
特許請求の範囲における図面番号および/または図面参照ラベルの使用は、特許請求の範囲の主題の1つまたは複数の可能性のある実施形態を識別して、特許請求の範囲の解釈を容易にすることを意図している。そのような使用は、必ずしもこれらの請求項の範囲を対応する図面の中に示される実施形態だけに限定するように解釈されるべきではない。
以下の方法請求項における要素は、もしあれば、対応するラベリングを有する特定のシーケンスの中で列挙されるが、請求項の列挙が、それ以外の方法で、これらの要素のうちの一部または全部を実施するための特定のシーケンスを暗示していない限り、これらの要素は、必ずしもその特定のシーケンスにおいて実施されることだけに限定されることを意図しているとは限らない。
本明細書における「一実施形態」または「ある実施形態」に対する言及は、その実施形態に関連して説明される特定の機能、構造、または特徴が、本発明の少なくとも1つの実施形態の中に含まれる可能性があることを意味している。明細書の中の様々な場所における熟語「一実施形態において」の出現は、必ずしもすべてが同じ実施形態に対して言及しているとは限らず、また別個のまたは代替的な実施形態が、必ずしも他の実施形態について相互に排他的であるとも限らない。同じことが、用語「実装形態」に対しても当てはまる。
詳細な説明全体を通して、縮尺比に従って拡大縮小されることにならない、図面は、例証的なものにすぎず、また本発明を限定するのでなく、説明するために使用される。高さ、長さ、幅、上部、底部などの用語の使用は、厳密に言えば本発明の説明を容易にするためであり、また本発明を特定の方向だけに限定することを意図してはいない。例えば、高さは、垂直に上る限定だけを意味してはおらず、ただし図面に示されるように3次元構造の3つの次元のうちの1つを識別するために使用される。そのような「高さ」は、マイクロストリップが、水平である場合に垂直になるが、マイクロストリップが、垂直である場合には水平になるなどである。
またこの説明の目的のために、用語「結合する」、「結合している」、「結合される」、「接続する」、「接続している」、または「接続される」は、エネルギーが、2つ以上の要素の間で転送されるように許可され、また必要とはされないが1つまたは複数の追加の要素の介在が企図される、当技術分野において知られており、または後から開発される任意の方法のことを意味している。逆に、用語「直接に結合される」、「直接に接続される」などは、そのような追加の要素がないことを暗示している。
本発明は、他の特定の装置および/または方法の形で実施される可能性がある。説明された実施形態は、すべての点で、例示的なものにすぎず、また限定的でないものとして考えられるべきである。とりわけ、本発明の範囲は、本明細書における説明および図面によるのでなく、添付の特許請求の範囲によって示される。特許請求の範囲の均等物の意味と範囲とに含まれるすべての変更は、それらの範囲内に包含されるべきである。

Claims (10)

  1. 第1のプリディストーションされたデジタル信号、および前記第1のプリディストーションされた信号とは異なる、第2のプリディストーションされたデジタル信号を生成するために、デジタル入力信号をプリディストーションするように構成されたデジタル・プリディストーション回路と、
    前記第1のプリディストーションされたデジタル信号に基づいて、第1の増幅された信号を生成するように構成された第1の増幅器ブランチと、
    前記第2のプリディストーションされたデジタル信号に基づいて、第2の増幅された信号を生成するように構成された第2の増幅器ブランチと、
    結合された信号を生成するために、前記第1の増幅された信号と前記第2の増幅された信号とを結合するように構成された無線周波数(RF)回路と
    を備え、
    前記RF回路は、さらに、前記第1の増幅された信号と、前記第2の増幅された信号と、前記結合された信号とのうちの少なくとも2つに基づいて、第1のフィードバック信号と、第2のフィードバック信号とを生成するように構成され、
    前記デジタル・プリディストーション回路は、前記第1の増幅器ブランチと前記第2の増幅器ブランチとにおける非線形性を打ち消すために、前記第1のフィードバック信号と前記第2のフィードバック信号とに基づいて、前記第1のプリディストーションされたデジタル信号と、前記第2のプリディストーションされたデジタル信号とを生成するように構成される、装置。
  2. 前記第1の増幅器ブランチは、
    前記第1のプリディストーションされたデジタル信号を第1のRF信号へと変換するように構成された第1のトランスミッタと、
    前記第1の増幅された信号を生成するために前記第1のRF信号を増幅するように構成された第1の電力増幅器とを備え、
    前記第2の増幅器ブランチは、
    前記第2のプリディストーションされたデジタル信号を第2のRF信号へと変換するように構成された第2のトランスミッタと、
    前記第2の増幅された信号を生成するために前記第2のRF信号を増幅するように構成された第2の電力増幅器と
    を備える、請求項1に記載の装置。
  3. 前記第1の電力増幅器と、前記第2の電力増幅器とは、ドハティ電力増幅器の、それぞれキャリア・ステージと、ピーク・ステージとして動作するように構成される、請求項2に記載の装置。
  4. 前記第1の電力増幅器と、前記第2の電力増幅器とは、キレイクス電力増幅器のそれぞれの位相変調ステージとして動作するように構成される、請求項2に記載の装置。
  5. 前記RF回路は、さらに、第3のフィードバック信号を生成するように構成され、前記第1のフィードバック信号と、前記第2のフィードバック信号と、前記第3のフィードバック信号の各々は、前記第1の増幅された信号と、前記第2の増幅された信号と、前記結合された信号とのうちのそれぞれ1つの減衰されたコピーである、請求項1に記載の装置。
  6. 第1のデジタル・ベースバンド信号を生成するために前記第1のフィードバック信号をダウン・コンバートし、
    第2のデジタル・ベースバンド信号を生成するために前記第2のフィードバック信号をダウン・コンバートし、
    前記デジタル・プリディストーション回路に対して前記第1のデジタル・ベースバンド信号と前記第2のデジタル・ベースバンド信号とを加えるように構成されたフィードバック・レシーバ回路であって、前記デジタル・プリディストーション回路は、前記第1のデジタル・ベースバンド信号と前記第2のデジタル・ベースバンド信号とに基づいて前記第1のプリディストーションされたデジタル信号と、前記第2のプリディストーションされたデジタル信号とを生成するように構成される、フィードバック・レシーバ回路と、
    前記結合された信号に対応する電磁波を放射するように構成されたアンテナとをさらに備える、請求項1に記載の装置。
  7. 前記デジタル・プリディストーション回路は、
    前記第1の増幅器ブランチと前記第2の増幅器ブランチとのうちの少なくとも一方における圧縮振幅歪みと、
    前記第1の増幅器ブランチと前記第2の増幅器ブランチとの間の位相ミスマッチと
    を打ち消すことにより、前記非線形性を打ち消すように構成される、請求項1に記載の装置。
  8. 前記RF回路は、第1の方向性カプラを備え、前記第1の方向性カプラは、
    前記第1の増幅器ブランチの出力ポートと、前記第2の増幅器ブランチの出力ポートとの間に接続された第1のブランチと、
    前記第1のブランチに電磁気的に結合され、第1の端子と第2の端子とを有する第2のブランチと
    を備え、前記第1のフィードバック信号は、前記第1の端子の上に現れる、請求項1に記載の装置。
  9. 前記RF回路は、トランスカプラをさらに備え、前記トランスカプラは、
    前記第1の方向性カプラの前記第1のブランチと直列に接続されたそれぞれの第1のブランチと、
    前記それぞれの第1のブランチに電磁気的に結合され、第3の端子と第4の端子とを有するそれぞれの第2のブランチと
    を備え、前記第2のフィードバック信号は、前記第3の端子の上に現れる、請求項8に記載の装置。
  10. 第1のプリディストーションされたデジタル信号、および前記第1のプリディストーションされた信号とは異なる、第2のプリディストーションされたデジタル信号を生成するために、デジタル入力信号をプリディストーションするステップと、
    第1の増幅器ブランチにおいて、前記第1のプリディストーションされたデジタル信号に基づいて、第1の増幅された信号を生成するステップと、
    第2の増幅器ブランチにおいて、前記第2のプリディストーションされたデジタル信号に基づいて、第2の増幅された信号を生成するステップと、
    結合された信号を生成するために、無線周波数(RF)回路において、前記第1の増幅された信号と前記第2の増幅された信号とを結合するステップと、
    前記第1の増幅された信号と、前記第2の増幅された信号と、前記結合された信号とのうちの少なくとも2つに基づいて、第1のフィードバック信号と、第2のフィードバック信号とを生成するステップと
    を含み、プリディストーションする前記ステップは、前記第1の増幅器ブランチと前記第2の増幅器ブランチとにおける非線形性を打ち消すために、前記第1のフィードバック信号と前記第2のフィードバック信号とに基づいて、前記第1のプリディストーションされたデジタル信号と、前記第2のプリディストーションされたデジタル信号とを生成するステップを含む、信号増幅方法。
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