JP2007160601A - 画像形成システム及び画像形成方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】付属装置において準備時間を必要とするジョブを含む複数ジョブの連続処理中に、準備時間を必要とするジョブの前で中断することにより、生産性が低下するという問題を解決する。
【解決手段】 準備時間を必要とするジョブ以前のジョブの実行中に準備を開始し、複数ジョブを連続実行することを可能にする。
【選択図】図6

Description

本発明は、画像形成システム及び画像形成方法に関し、特に、画像形成装置に付属装置が連結され、ジョブの予約登録が可能な画像形成システムに関する。
画像形成装置に連結される従来の付属装置は、作業指令信号を受信すると直ちに作業開始可能なものであった。しかるに近時、電子写真画像形成装置がPOD(Print、on、Demand)など、軽印刷の分野に利用されるようになってきており、これに伴って、画像形成装置に製本装置を付属装置として連結した画像形成システムが開発されているが(特許文献1)、製本装置では、複数枚の用紙を束ねるのに用いられる糊を溶融するウォームアップのために、作業指令信号を受けてから作業開始可能になるまで、準備時間を必要とする。
複数の画像形成装置が連結された画像形成システムや画像形成装置に後処理装置等の付属装置が連結された画像形成システムにおいて、装置間の通信や各装置におけるジョブの実行状況によっては、個々の装置における作業が中断する事態が生じて、生産性が低下するという問題がある。
通常の電子写真画像形成装置は、その起動から作業開始可能状態に達するまでに、数分程度の待ち時間を要する。従って、親機と子機で構成される画像形成システムにおいては、親機から子機に画像形成指令が出たとき、子機が作業開始可能状態にない場合には、子機において、作業開始可能状態を準備するための準備時間が待ち時間となる。
このような待ち時間による生産性の低下の問題を解決する方法として特許文献2では、装置間で画像データの伝送を行う通信時間を子機の準備時間に利用することが提案されている。
特開2002−370469号公報 特開2004−237468号公報
前記に説明したように、製本装置では、作業指令信号を受けてから作業可能な状態に達するまでに準備時間が必要であり、そのために待ち時間が生ずるという従来の付属装置にはない生産性の低下が問題となる。
複数の画像形成装置が連結された画像形成システムでは、複数の画像形成装置が同時並行して画像形成を実行することが可能であるが、画像形成装置に付属装置が連結された画像形成システムにおける画像形成装置と付属装置との関係は、画像形成装置において画像形成された用紙を付属装置が受け取って後処理を行うというように、並行処理ではなく、順次処理である。
並行処理を行う画像形成システムにおいては、特許文献2のように、通信時間を準備時間に利用することが、準備時間のために生産性が低下するのを防止する手段として有効であるが、順次処理を行う画像形成システムにおいては、通信時間を準備時間に利用しても生産性はほとんど向上しない。
従って、本発明は、後処理装置のように画像形成装置との関係で順次処理を行う付属装置を装備した画像形成システムにおいて、付属装置の準備時間による生産性の低下の問題を解決することを目的とする。
前記目的は下記の発明により達成される。
1.
用紙に画像を形成する画像形成装置、該画像形成装置に連結される付属装置並びに前記画像形成装置及び前記付属装置を制御するジョブ制御手段を有する画像形成システムであって、複数のジョブが登録可能であり、登録されたジョブを連続して実行可能な画等形成システムにおいて、
前記ジョブ制御手段は、前記付属装置のための準備時間が必要な第2ジョブが登録されている場合に、該第2ジョブ以前の第1ジョブが終了するまでに、前記第2ジョブの準備が完了するように、前記第1ジョブの実行中に前記第2ジョブの準備開始指令を出すことを特徴とする画像形成システム。
2.
前記付属装置は、ヒータを有し、前記準備時間は、前記ヒータによるウォームアップ時間であることを特徴とする前記1に記載の画像形成システム。
3.
前記付属装置は前記ヒータにより加熱され溶融し、用紙を束ねる糊を用いる糊付け手段を備える製本装置を有することを特徴とする前記2に記載の画像形成システム。
4.
前記糊の温度を検知する温度センサを有し、前記ジョブ制御手段は、前記温度センサの検知温度に基づいて、前記糊の温度管理を行うことを特徴とする前記3に記載の画像形成システム。
5.
前記製本装置は、前記糊を塗布可能な溶融温度に維持するウォームアップ済み状態と、該溶融温度よりも低い温度に維持するローパワー状態とに設定可能であり、前記ジョブ制御手段は、前記ロ−パワー状態から前記ウォームアップ済み状態に移行するのに必要なウォームアップ時間と前記第1ジョブが終了するまでの残り時間とを比較し、比較結果に基づいて、前記準備開始指令を出すタイミングを決定することを特徴とする前記3又は前記4に記載の画像形成システム。
6.
前記ジョブ制御手段は、前記第1ジョブの処理所要時間と前記ウォームアップ時間とを比較し、比較結果に基づいて、前記ウォームアップ済み状態の解除の可否を判断することを特徴とする前記5に記載の画像形成システム。
7.
複数の登録ジョブを連続して実行する画像形成方法において、
前記複数の登録ジョブの中に、後処理のための準備時間を必要とする第2ジョブが含まれている場合に、前記第2ジョブ以前の第1ジョブの処理完了までの所要時間と前記準備時間とを比較し、比較結果に基づいて、前記第2ジョブの準備を開始することを特徴とする画像形成方法。
8.
前記第2ジョブは糊付けにより用紙を束ねる製本処理であり、前記準備時間は、糊を溶融温度にまで加熱するウォームアップ時間であることを特徴とする前記7に記載の画像形成方法。
9.
後処理装置がウォームアップ済み状態にあるときに、前記第1ジョブの全所要時間と前記準備時間とを比較し、比較結果に基づいて、前記ウォームアップ済み状態の解除の可否を判断することを特徴とする前記7又は前記8に記載の画像形成方法。
本発明により、準備時間を必要とする第2ジョブ以前の第1ジョブの実行中に、第2ジョブの準備が開始されるので、第1ジョブから第2ジョブへと処理を連続して実行することが可能となり、複数のジョブを処理する場合の生産性が向上する。
以下に、図示の実施の形態により本発明を説明するが、本発明は該実施の形態に限られない。
[画像形成システム]
図1は画像形成装置A及び付属装置の一例である後処理装置としての製本装置Bで構成される本発明の実施の形態に係る画像形成システムを示す図である。
画像形成装置Aの画像形成部A1は、回転する感光体1の周囲に、帯電手段2、像露光手段(書き込み手段)3、現像手段4、転写手段5A、除電手段5B、分離爪5C、及びクリーニング手段6を有し、帯電手段2によって感光体1の表面に一様帯電を行った後に、像露光手段3のレーザビームによって原稿から読み取られた画像データに基づく露光走査を行って潜像を形成し、該潜像を現像手段4により反転現像して感光体1の表面にトナー像を形成する。
一方、用紙収納手段7Aから給紙された用紙Sは転写位置へと送られる。転写位置において転写手段5Aにより前記トナー像が用紙S上に転写される。その後に、用紙Sは除電手段5Bにより裏面の電荷が消去され、分離爪5Cにより感光体1から分離され、中間搬送部7Bにより搬送され、引き続き定着手段8により加熱定着され、排紙ローラ7Cにより排出される。
用紙Sの両面に画像形成を行う場合には、定着手段8により定着処理を受けた用紙Sを、搬送路切り替え板7Dにより通常の排紙通路から分岐し、反転搬送7Eにおいてスイッチバックして表裏反転した後、再度転写位置に搬送され、転写・定着後に排紙ローラ7Cにより装置外に排出される。排紙ローラ7Cから排出された用紙Sは、製本装置Bの受入部11に送り込まれる。
感光体1の画像処理後の表面は、分離爪5Cの下流においてクリーニング手段6により表面に残留している現像剤が除去され、次の画像形成に備える。
画像形成部A1の上部には、原稿移動型読み取り方式の自動原稿送り装置を備えた画像読み取り装置A2が設置されている。
[製本装置]
製本装置Bは、最上段の固定排紙皿10、その下方の水平搬送手段20、方向変換搬送手段30、用紙収納部40、排出手段50、排紙部60、表表紙給紙手段70A、裏表紙給紙手段70Bから成る用紙搬送装置、糊付け手段80及び糊供給手段81から構成されている。
処理無しのモードでは、用紙Sは固定排紙皿10又は排紙部60の昇降排紙皿61に排出される。
製本モードにおいては、用紙Sは水平搬送手段20から方向変換搬送手段30へと搬送され、図2に示すように、方向変換搬送手段30により、装置の前面壁に沿って下方に方向転換した後に、用紙収納部40に収納される。用紙収納部40において、本を形成する枚数の用紙Sが集積される。
また、表表紙供給手段70A、裏表紙供給手段70Bから表紙用紙Kが供給されて、水平搬送手段2及び方向変換搬送手段30で搬送されて用紙収納部40に収納される。
用紙Sには、用紙収納部40に収納される毎に塗布手段80によりその縁部に糊が塗布され、用紙収納部40上で複数枚の用紙Sが束ねられる。
束ねられた用紙S・表紙Kは排紙部60の昇降排紙皿61に排出される、
[データ処理・制御]
図3は画像データ処理等のデータ処理と制御を行うデータ処理。制御系のブロック図である。
スキャナ部120は、原稿を読み取るCCD121及びスキャナ制御部122を有し、画像データを生成する。
ADF制御部130は、原稿搬送装置における原稿搬送制御を行う。
操作部140は表示を行うLCD141及びLCDの出力制御とキーボード、タッチパネルからの入力制御とを行う操作部制御部142を有する。
状態管理部100は、スキャナ部120からの画像データを処理する読取処理部101、スキャナ部120、ADF制御部13、操作部140を制御する画像制御CPU102、画像データの書込・読み出し制御を行うDRAM制御IC、プログラムメモリ104、システムメモリ105、不揮発メモリ106、書込処理部108、圧縮・伸張IC109及びインターフェース110を有する。
プリンター部150は感光体を露光するレーザダイオード151及び露光、現像等の画像形成制御を行うプリンター制御部152を有する。
原稿読取によりスキャナ部120が生成した画像データ又はインターフェース110を介して外部から受信した画像データは、圧縮・伸張ICにより圧縮されて、画像メモリ107に格納される。
画像形成においては、画像メモリ107から読み出された画像データは、圧縮・伸張ICで伸張された後に、書込制御部108で処理されて、レーザダイオード151を駆動して、用紙に画像が形成される。
製本装置Bは後処理制御部201、ヒータ202及び糊の温度を検知する温度センサ203を有する。ヒータ202及び温度センサ203は図1における糊供給装置81に設けられ、
図1、3に示す画像形成システムは各種のモードで作動するものであり、製本モードでは、画像形成装置Aにおいて用紙Sに画像を形成した後に、画像形成した用紙Sを1枚ずつ製本装置Bに送り込み、製本装置Bにおいて用紙Sを束ねて製本を行う。また、必要に応じて、用紙Sに表紙Kを付加して製本を行う。
画像形成装置Aは複数のジョブを予約登録し、登録時に設定された設定順に登録ジョブを連続処理する機能を有する。このようなジョブの予約は、システムメモリ105に記憶される。
図4は操作部の設定画面を示す。
図4の画面を用いて、プリント条件を設定し、原稿を読み込み、登録することにより、ジョブが予約される。ジョブは、図4(a)「空きJOB」タグ301を押す操作で予約登録される。
表1はジョブデータを示す。
ページデータを伴った画像データがシステムメモリ105及び画像メモリ107に記憶され、ジョブ制御手段としての画像制御CPU102は、表1に示す各種の条件項目を参照してジョブを実行する。表1中に斜線で示すように、ジョブデータには、製本の項目があり、製本モードにおいては、製本「ある」が登録される。なお、製本モードは図4(b)における「製本」釦302を押し、「OK」釦303を押すことにより設定される。
[製本に関連したジョブ制御]
糊供給手段81(図1に示す)には、ホットメルト接着剤からなる糊が収容されており、加熱により溶融した糊を用いて記録紙の束の背に糊を塗布することにより、複数枚の記録紙が綴じ処理される。
製本装置Bは糊供給手段81中の糊を電源オフ時の常温状態と、溶融状態のウォームアップ済み状態と、ローパワー状態とに設定され得る。
常温状態では、ヒータ202の電源がオフしていることは勿論であるが、ローパワー状態においては、常温より高いが、ウォームアップ済み状態よりは低い温度に維持するように糊を加熱する。また、ウォームアップ済み状態では、糊を溶融させ塗布可能にするように、ヒータ202に電力供給される。
ローパワー状態とウォームアップ済み状態とに糊温度を維持する制御は糊供給手段81に設けられた温度センサ203の検知温度に基づいて、後処理制御部201が行う。
製本装置Bをローパワー状態とウォームアップ済み状態とに制御する温度制御を図5のフローチャートを用いて説明する。
STEP1において、製本中か否かが判断され、製本中でないときは、ローパワー状態にあるか否かが判断される(STEP2)。
ローパワー状態にあるときは、(STEP2のyes)、状態管理部100からのウォームアップ要求の有無がチェックされ(STEP3)、ウォームアップ要求があったときは、ウォームアップを開始する(STEP4)。
STEP2の判断において、ローパワー状態にないときは(STEP2のno)、状態管理部100からローパワーへの移行要求の有無がチェックされる(STEP5)。
STEP5において、ローパワー移行要求があったときは、ローパワーに移行する(STEP6)。
STEP5において、ローパワー要求がないときは、製本完了後所定時間Tkが完了したときに(STEP7のyes)、ローパワー状態に移行する(STEP6)。
Dで示すステータス、即ち、STEP4、6及び7の後のステータスでは、糊供給手段81は、ロ−パワーとウォームアップ済みとの間の温度にあるが、この状態には、ローパワー状態からウォームアップ済み状態への移行途中、即ち、ウォームアップ中と、ウォームアップ状態からローパワー状態に移行する冷却中とがある。
STEP10において、ローパワー状態からウォームアップが完了したか否かが判断され、ウォームアップが完了したら、ウォームアップ完了を状態管理部100に通知する(STEP11)。
一方、ローパワーからウォームアップが完了したのではなく(STEP10のno)、且つ、ウォームアップ済みからローパワーに移行しているときは(STEP12のyes)、ローパワー状態を画像形成装置本体に通知する。
ローパワーからウォームアップが完了したのではなく(STEP10のno)、且つ、ウォームアップ済みからローパワーに移行したのでもないとき(STEP12のno)はそのまま終了する。
ローパワーからウォームアップが完了したのではなく(STEP10のno)、且つ、ウォームアップ済みからローパワーに移行したのでもないとき(STEP12のno)とは、ローパワーからウォームアップを開始し、ウォームアップが完了していない状態である。
図5の温度制御は定期的に実行されるので、製本装置Bの状態、具体的には、糊供給手段81中の糊の温度は常に画像制御CPU102により管理されている。
電源オンで待機状態においては、消費電力の抑制と糊中の成分の蒸発を避けるために、製本装置Bはローパワー状態に設定される。ローパワー状態では、糊は、例えば、80℃程度の温度に設定され、比較的短時間でウォームアップすることが可能である。
ウォームアップ済み状態では、糊は溶融し塗布可能な温度、例えば、150℃程度に加熱されている。常温からウォームアップ済み状態まで、又はローパワー状態からウォームアップ済み状態にまで糊温度を上げるには、1乃至数分程度の時間が必要である。
このために、製本処理を含むジョブを実行する場合に、ジョブ実行指令信号により、画像形成装置Aは直ちに画像形成するが、製本装置Bはウォームアップしておらず、ウォームアップ時間が必要なために、画像形成システム全体としては待ち時間が必要になる。
従って、予約ジョブを連続して処理する画像形成装置においては、予約ジョブ中に製本処理を含むジョブが含まれている場合、製本ジョブの前でシステムの作動が停止することになり、生産性が低下する。
本発明においては、ジョブ実行指令信号を受けてから後処理装置が作動可能となる準備時間に基づいて、画像形成装置Aから製本装置Bに送る作動指令信号の時間を決定し、作動指令信号を出すことにより、画像形成装置Aにおけるジョブの終了前、即ち、ジョブ実行中に予め製本装置Bを作動可能な状態にしている。
図6のフローチャートによりこのような製本装置Bに対する制御を説明する。図6の制御は、ジョブ制御手段としての画像制御CPU102により行われる。
STEP21の判断において、ジョブ(画像形成装置におけるジョブ)実行中であるときは(STEP21のyes)、複数の登録されている予約ジョブ中に製本処理を含むジョブ(第2ジョブ)があるか否かを判断する(STEP22)。製本処理を含むジョブとは、記録紙に画像を形成し、画像形成した記録紙の複数枚束ねて製本するジョブであり、以下において、製本ジョブと言う。
製本ジョブがないときは(STEP22のno)、ジョブ処理を続行して終了する(STEP28)。
予約ジョブ中に製本ジョブがあるときは、後処理装置がローパワー状態か否かを判断する(STEP23)。
後処理装置は製本の用いられる糊(ホットメルト接着剤)を前記に説明したように、使用可能な溶融状態に保持するウォームアップ済み状態と、低消費電力状態であるローパワー状態とに設定される。ローパワー状態においては、糊を溶融温度には加熱しないが、比較的短時間内に溶融状態に移行出来る程度の温度に保持される。例えば、ウォームアップ済み状態では、糊を150℃に保持し、ローパワー状態で80℃に保持する。
後処理装置がローパワーでないときは(STEP23のno)、後処理装置の準備作業、即ち、ウォームアップが不要であるので、ジョブ処理を続行して終了する(STEP28)。
後処理装置がローパワーのときは(STEP23のyes)、製本ジョブの以前のジョブ(第1ジョブ)が完了するまでの、時間Trを計算し(STEP24)、更に、後処理装置のウォームアップに要する時間Twを計算する(STEP25)。ウォームアップに要する時間は、製本装置中の糊を溶融温度にまで加熱する時間であり、温度センサ203により検知された糊の温度(実際には、糊供給手段81近傍の温度)に基づいて決定される。
STEP26において、Tw≧Trを判断し、noのときは、後続ジョブを実行して終了する(STEP28)。yesのときは、製本装置Bにウォームアップ開始を要求し(STEP27)、更に後続ジョブを実行して終了する(STEP28)。図6の制御は定期的に繰り返し実行されるので、STEP27、28により、製本ジョブの以前のジョブの完了までの残り時間Trが後処理装置のウォームアップ時間Twよりも短くなった時点で、後処理装置のウォームアップが開始される。従って、製本ジョブにおける、製本工程が、画像形成工程を中断することなく、連続した画像形成工程の中で行うことが可能となる。
なお、STEP21の判断において、ジョブ実行中でないときは、登録された予約ジョブの有無が判断される(STEP31)。登録ジョブがないときは終了するが(STEP31のno)、登録ジョブがあるときは(STEP31のyes)、登録ジョブ中に製本ジョブがあるか否かを判断する(STEP32)。
製本ジョブがあるときは(STEP32のyes)、後処理装置がローパワー中か否かを判断する(STEP33)。ローパワー中でないとき、即ち、後処理装置が作動可能な状態にあるときは、ジョブの実行を開始し(STEP35)、ローパワー中のときは、後処理装置にウォームアップを要求する(STEP34)。
STEP34、35の後に終了する。
STEP32の判断において、登録ジョブが製本ジョブでないときは(STEP32のno)、後処理装置がローパワー中か否かを判断する(STEP36)。
ローパワー中のときは(STEP36のyes)は終了するが、ローパワーでないときは、残っているジョブの終了時間Trを計算する(STEP37)。
STEP37における時間Trの計算では、残っているジョブ中に製本ジョブが含まれていないときは、全ジョブの処理が完了するまでの時間が計算され、製本ジョブが含まれているときには、製本ジョブの直前までのジョブが完了するまでの時間が計算される。
次に、STEP38において、ジョブ完了までの時間Trと後処理装置をローパワー状態に移行させるのに必要な時間Tiとが比較される。
前記に説明したように、ウォームアップ済み状態ととローパワー状態とがあるが、これらの状態において、製本装置の糊供給手段81はそれぞれの最適温度に温度調節されるが、ウォームアップ済み状態からローパワー状態に移行するための時間Tiは、製本装置をウォームアップ済み状態の温度調節からローパワー状態の温度調節に切り替え可能になるまでの時間である。
Tr≧Tiのとき(STEP38のyes)、即ち、残ったジョブの処理時間がローパワー移行時間以上である場合に、ローパワーに移行する要求が出される(STEP39)。STEP39の処理によって、製本用の糊を不必要に高温状態に維持することが回避されるので、ホットメルト接着剤成分の蒸発や電力の浪費が避けられる。
Tr≧Tiでないとき(STEP38のno)は、ジョブを実行して終了する。
(1)比較例1
次のジョブ1とジョブ2を連続実行する例である。
・ジョブ1:A4サイズ、片面100枚2部、後処理なし
・ジョブ2:A4サイズ、片面100枚1部、製本処理
・ローパワー状態での糊温度:80℃
・ウォームアップ済み状態での糊温度150℃
・画像形成には、用紙1枚当たり0.6秒を要する
・製本処理には、20秒を要する
・糊温度を1℃上昇させるための所要時間:1秒
前記の装置条件の下にジョブ1,2を実行した時の所要時間は図7(a)に示すとおりである。
ジョブ1の所要時間=0.6×200=120秒=2分
ジョブ2の所要時間=画像形成所要時間0.6×100+製本装置のウォームアップ時間1×(150−80)+製本所要時間20
所要時間の合計は270秒、4分30秒であった。
(2)実施例1
比較例1と同様のジョブ1(A4サイズ、片面100枚2部、後処理なし)及びジョブ2(A4サイズ、片面100枚1部、製本処理)を比較例1と同様の装置条件で実行した。
所要時間を図7(b)に示す。
ジョブ1の所要時間=0.6×200=120秒=2分
ジョブ2の所要時間=画像形成所要時間0.6×100+製本所要時間20
所要時間の合計は200秒、3分20秒であった。
(3)比較例2
・ジョブ1:A4サイズ、片面100枚2部、製本処理
・ジョブ2:A4サイズ、片面100枚6部、後処理無し
・ジョブ4:A4サイズ、片面100枚6部、後処理無し
・ジョブ4:A4サイズ、片面100枚1部、製本処理
装置条件は比較例1、実施例2と同様である。
ジョブ1における製本では、製本装置がウォームアップ済み状態にあるので、ウォームアップ時間がなく、直ちに製本処理が可能である。
また、ジョブ1の終了後に、製本装置はウォームアップ済み状態からローパワー状態に移行するが、移行時間が10分である。しかるに、ジョブ2、3の処理に720秒=12分を要するので、ジョブ3が終了し、ジョブ4が開始する時点では製本装置はローパワー状態に移行している。
ジョブ1の商用時間=0,6×200+20=140秒
ジョブ2の所要時間=0.6×600=360秒
ジョブ3の所要時間=0.6×600=360秒
ジョブ4の所要時間=0.6×100+20=80秒
ジョブ1〜4の実行のみに要する時間はこのようになるが、ジョブ3の終了時点では、製本装置がローパワー状態にあるために、ローパワー状態から、ウォームアップ済み状態に移行させるためのウォームアップ時間がジョブ3とジョブ4との間に介在する。このために、ジョブ3とジョブ4との間で、システムの作動が中断する。
また、製本装置は、製本処理終了後10分間経過した時点でウォームアップ済み状態からローパワー状態に自動的に移行する省電設計となっているものとする。ジョブ2、3の所要時間12分であるので、ジョブ3の終了2分前に、ウォーム済み状態からローパワー状態に移行する。
(4)実施例2
比較例と同じく次の4個のジョブを実行した。
・ジョブ1:A4サイズ、片面100枚2部、製本処理
・ジョブ2:A4サイズ、片面100枚6部、後処理無し
・ジョブ4:A4サイズ、片面100枚6部、後処理無し
・ジョブ4:A4サイズ、片面100枚1部、製本処理
4個のジョブの所要時間は次のようになる。
ジョブ1の商用時間=0,6×200+20=140秒
ジョブ2の所要時間=0.6×600=360秒
ジョブ3の所要時間=0.6×600=360秒
ジョブ4の所要時間=0.6×100+20=80秒
図6から明らかなように、ジョブ2、3の実行中、これらジョブの残り所要時間Trとウォームアップ時間Twとを比較し、Tw≧Trとなった時点で、ウォームアップを開始しているので、実施例2の場合、ジョブ3とジョブ4との間に中断がなく、ジョブ3からジョブ4へと連続した処理が行われる。
また、ジョブ1の終了時点において、製本処理のないジョブ2、3の所要時間Trとウォームアップ済み状態→ローパワー状態の状態遷移に要する時間Tiとの比較が行われ、ジョブ2、3の所要時間の方が長い場合に、ジョブ1の終了時点で直ちにローパワーへの切り替えが実行される。これによって、ホットメルト接着剤の蒸発が抑制されるとともに、省電力が達成される。
本発明の実施の形態に係る画像形成システムの概略図である。 製本装置の斜視図である。 データ処理、制御系のブロック図である。 操作部の設定画面を示す図である。 製本装置における温度制御のフローチャートである。 本発明の実施の形態における状態制御のフローチャートである。 実施例、比較例におけるジョブ所要時間を示す図である。
符号の説明
102 画像制御CPU
201 後処理装置制御部
202 ヒータ
203 温度センサ

Claims (9)

  1. 用紙に画像を形成する画像形成装置、該画像形成装置に連結される付属装置並びに前記画像形成装置及び前記付属装置を制御するジョブ制御手段を有する画像形成システムであって、複数のジョブが登録可能であり、登録されたジョブを連続して実行可能な画等形成システムにおいて、
    前記ジョブ制御手段は、前記付属装置のための準備時間が必要な第2ジョブが登録されている場合に、該第2ジョブ以前の第1ジョブが終了するまでに、前記第2ジョブの準備が完了するように、前記第1ジョブの実行中に前記第2ジョブの準備開始指令を出すことを特徴とする画像形成システム。
  2. 前記付属装置は、ヒータを有し、前記準備時間は、前記ヒータによるウォームアップ時間であることを特徴とする請求項1に記載の画像形成システム。
  3. 前記付属装置は前記ヒータにより加熱され溶融し、用紙を束ねる糊を用いる糊付け手段を備える製本装置を有することを特徴とする請求項2に記載の画像形成システム。
  4. 前記糊の温度を検知する温度センサを有し、前記ジョブ制御手段は、前記温度センサの検知温度に基づいて、前記糊の温度管理を行うことを特徴とする請求項3に記載の画像形成システム。
  5. 前記製本装置は、前記糊を塗布可能な溶融温度に維持するウォームアップ済み状態と、該溶融温度よりも低い温度に維持するローパワー状態とに設定可能であり、前記ジョブ制御手段は、前記ロ−パワー状態から前記ウォームアップ済み状態に移行するのに必要なウォームアップ時間と前記第1ジョブが終了するまでの残り時間とを比較し、比較結果に基づいて、前記準備開始指令を出すタイミングを決定することを特徴とする請求項3又は請求項4に記載の画像形成システム。
  6. 前記ジョブ制御手段は、前記第1ジョブの処理所要時間と前記ウォームアップ時間とを比較し、比較結果に基づいて、前記ウォームアップ済み状態の解除の可否を判断することを特徴とする請求項5に記載の画像形成システム。
  7. 複数の登録ジョブを連続して実行する画像形成方法において、
    前記複数の登録ジョブの中に、後処理のための準備時間を必要とする第2ジョブが含まれている場合に、前記第2ジョブ以前の第1ジョブの処理完了までの所要時間と前記準備時間とを比較し、比較結果に基づいて、前記第2ジョブの準備を開始することを特徴とする画像形成方法。
  8. 前記第2ジョブは糊付けにより用紙を束ねる製本処理であり、前記準備時間は、糊を溶融温度にまで加熱するウォームアップ時間であることを特徴とする請求項7に記載の画像形成方法。
  9. 後処理装置がウォームアップ済み状態にあるときに、前記第1ジョブの全所要時間と前記準備時間とを比較し、比較結果に基づいて、前記ウォームアップ済み状態の解除の可否を判断することを特徴とする請求項7又は請求項8に記載の画像形成方法。
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