JP2000158721A - 画像出力処理装置 - Google Patents

画像出力処理装置

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JP2000158721A
JP2000158721A JP10334526A JP33452698A JP2000158721A JP 2000158721 A JP2000158721 A JP 2000158721A JP 10334526 A JP10334526 A JP 10334526A JP 33452698 A JP33452698 A JP 33452698A JP 2000158721 A JP2000158721 A JP 2000158721A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電源投入時などのウォームアップ中に、画像
データを停滞させることなく効率よく画像を出力するこ
とのできる画像出力処理装置を提供する。 【解決手段】 電源投入時などのウォームアップ中にお
いて、画像ステーションPaないしPdや定着装置21
7等、常時変化する装置の状況を状態管理部10・11
で監視し、そのときの装置の状態と送られてきた印字ジ
ョブのデータの特徴とから印字出力するジョブの順位を
制御部13で決定して出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、外部機器から送ら
れてくる画像データを記録再現する、例えばプリンタ、
デジタル複合機などの画像出力処理装置に関し、特に複
数の画像データに基づいて記録再現する装置に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】複数のデータ処理装置がネットワーク接
続された環境下で、それぞれの処理装置において処理さ
れたデータをプリントアウトする場合、プリンタ装置で
は、効率よい出力を行うために、画像データに管理情報
を付加してハードディスクなどの蓄積装置に一旦記憶さ
せてジョブ管理すると共に、所定の優先順位に基づい
て、蓄積装置に蓄積されている印字情報の出力処理順位
を確定する。
【0003】優先順位の確定方法としては、例えば、特
開平6−4241号公報に画像データ量により印刷する
ジョブの順位を決定する方法や、特開平8−25836
5号公報に画像データの量と種類とから画像データを出
力するために必要な時間を推定する方法等が開示されて
いる。
【0004】また、画像を記録再現する装置として、カ
ラー画像をプリントアウトするカラープリンタが商品化
され、プリンタ市場においても著しい伸びを示してい
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このような中で、例え
ば電子写真プロセスを搭載したカラープリンタあるいは
カラー複合機においては、転写材上に転写されるトナー
の特性や転写されるトナーの量が、白黒画像またはカラ
ー画像を記録再現する際においてそれぞれ異なる。その
ため、白黒画像またはカラー画像のそれぞれの記録再現
時において、画像が記録再現できる状態に装置を導くた
めには、画像を記録再現するプロセスの条件や、転写材
に定着する際の定着条件など、様々な装置内部の状況を
管理する必要がある。
【0006】通常、カラープリンタ、カラー複合機にお
いては、カラー画像を確実に定着して定着性、発色性を
向上させるために、定着温度が通常の白黒画像の定着温
度よりも高く設定されている。しかしながら、従来の装
置では、電源の投入後、ウォームアップが完了し、全て
の画像に対して記録再現が可能な状態に装置が達するま
で、外部から送られてくる画像データを処理せずに待機
していた。そのため、朝の電源投入直後等には、装置内
において全ての状態が記録可能状態に達するまで印字出
力が出来ないといった問題がある。
【0007】さらに、近年のプリンタ、デジタル複合機
においては、データに応じて変調されたレーザ光を走査
することにより画像を記録再現するタイプの記録装置が
主流となってきている。このタイプの記録装置であれ
ば、レーザ光を偏向する多面鏡の回転数を切り換えるこ
とにより再現される画像の解像度が変更できたり、記録
速度を切り換えて画像の再現性や、記録処理能力を変更
させることが可能である。
【0008】このような中で、印字しようとする画像の
特徴(解像度、カラー画像か白黒画像か、高画質モード
など)に応じてただ記録装置側を切り換えるだけでは、
前述した定着装置の温度を画像の特徴に応じて切り換え
て出力処理するものと何ら変わりもなく、同様の問題を
かかえている。
【0009】そこで本発明は、例えば電源投入時などの
ウォームアップ中に、常時変化する装置の状況を監視し
ておき、そのときの装置の状態と送られてきた印字ジョ
ブのデータの特徴から印字出力するジョブの順位を決定
して出力することで、画像データを停滞させることなく
効率よく画像を出力することのできる画像出力処理装置
を提供することを目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1の画像出力処理
装置は、上記の課題を解決するために、画像入力手段に
より入力された画像データを、画像蓄積手段にジョブ単
位で蓄積し、該画像蓄積手段に蓄積された画像データを
画像形成手段によって記録用紙上に画像形成した後、こ
れを出力する画像出力処理装置において、画像出力処理
装置のウォームアップ中における上記画像形成手段の状
態を管理する状態管理手段と、上記状態管理手段によっ
て管理される画像形成手段の状態と、上記画像蓄積手段
に蓄積されている画像データの内容とに応じて画像デー
タの出力処理順位を確定する処理順位確定手段とを備え
ていることを特徴としている。
【0011】請求項2の画像出力処理装置は、請求項1
の構成に加えて、上記画像形成手段は、白黒画像につい
ての画像記録を行う第1の画像記録部と、カラー画像に
ついての画像記録を行う第2の画像記録部とを含み、上
記状態管理手段は、上記第1および第2の画像記録部の
状態をそれぞれ管理する画像記録条件管理部を含み、上
記処理順位確定手段は、上記画像記録条件管理部によっ
て管理される第1および第2の画像記録部の状態と、上
記画像蓄積手段に蓄積されている画像データの内容とに
応じて、画像データの出力処理順位を確定することを特
徴としている。
【0012】請求項3の画像出力処理装置は、請求項1
の構成に加えて、上記状態管理手段は、上記画像形成手
段の定着部における定着条件を管理する定着条件管理部
を含み、上記処理順位確定手段は、上記定着条件管理部
によって管理される定着部の定着条件と、上記画像蓄積
手段に蓄積されている画像データの内容とに応じて、画
像データの出力処理順位を確定することを特徴としてい
る。
【0013】上記の請求項1ないし3の構成によれば、
画像出力処理装置のウォームアップ中において、画像形
成手段の状態は状態管理手段によって管理されている。
このため、上記画像形成手段が複数の異なる動作環境の
もと動作することが可能な場合には、上記状態管理手段
によって先に動作可能となる環境が判断され、この環境
のもとで画像を出力処理が可能となるジョブから優先的
に、順次出力処理されることとなり、ジョブを停滞させ
ることなく効率よく出力処理することができる。
【0014】特に、上記請求項2の構成によれば、上記
画像記録条件管理部が、白黒画像についての画像記録を
行う第1の画像記録部とカラー画像についての画像記録
を行う第2の画像記録部との状態をそれぞれ管理するこ
とにより、第1の画像記録部と第2の画像記録部とのう
ち、先に動作可能となった画像記録部において出力処理
されるジョブから優先的に、順次出力処理されることと
なり、ジョブを停滞させることなく効率よく出力処理す
ることができる。
【0015】さらに、上記請求項3の構成によれば、上
記定着条件管理部が、定着部における定着温度を管理す
ることにより、要求される定着温度がそれぞれ異なる白
黒画像とカラー画像とのうち、先に定着可能となるジョ
ブから優先的に、順次出力処理されることとなり、ジョ
ブを停滞させることなく効率よく出力処理することがで
きる。
【0016】請求項4の画像出力処理装置は、上記の課
題を解決するために、画像入力手段により入力された画
像データを、画像蓄積手段にジョブ単位で蓄積し、該画
像蓄積手段に蓄積された画像データを画像形成手段によ
って記録用紙上に画像形成した後、これを出力する画像
出力処理装置において、上記画像形成手段は、第1の画
像形成モードと、前記第1の画像形成モードとは異なる
第2の画像形成モードとにおいて画像形成が可能であ
り、さらに、画像出力処理装置のウォームアップ時に、
上記画像蓄積手段に蓄積されている画像データの状況に
応じて、上記画像形成手段のモードを第1または第2の
画像形成モードに移行させて画像データの出力処理を行
うように上記画像形成手段を制御する制御手段を備えて
いることを特徴としている。
【0017】上記の構成によれば、画像出力処理装置の
ウォームアップ時に、上記画像蓄積手段に蓄積されて待
機しているジョブの内容に応じて、上記制御手段が上記
画像形成手段のモードを第1または第2の画像形成モー
ドに移行させる。このため、画像出力処理装置が、最初
に出力処理されるべきジョブに対応した画像形成モード
のレベルまで達した時点で上記ジョブが出力処理される
こととなり、最終的なレベルに達するまで出力処理でき
ないといった問題もなく、結果としてジョブを停滞させ
ることなく効率よく出力処理させることができる。
【0018】請求項5の画像出力処理装置は、請求項4
の構成に加えて、上記制御手段は、上記画像蓄積手段に
ジョブが蓄積されている場合、そのジョブの中でも先行
するジョブの内容に応じて画像形成モードを確定し、画
像形成手段の定着部における定着温度が、確定された画
像形成モードに応じた定着温度となるように上記画像形
成手段を制御することを特徴としている。
【0019】上記の構成によれば、画像出力処理装置の
ウォームアップ時に、上記画像蓄積手段に蓄積されて待
機しているジョブがあれば、その先行するジョブ、すな
わち、先頭にあるジョブを最初に出力処理するジョブと
して、そのジョブ内容に応じて画像形成モードを確定す
る。これにより、上記定着温度が、先行ジョブに対応し
た画像形成モードのレベルまで達した時点で上記ジョブ
が出力処理されることとなり、ジョブを停滞させること
なく効率よく出力処理させることができる。
【0020】請求項6の画像出力処理装置は、請求項4
の構成に加えて、上記制御手段は、上記画像蓄積手段に
カラー画像に関するジョブが蓄積されている場合、画像
形成手段の定着部における定着温度が、カラー画像の記
録時における画像形成モードに応じた定着温度となるよ
うに上記画像形成手段を制御することを特徴としてい
る。
【0021】上記の構成によれば、上記制御手段は、画
像出力処理装置のウォームアップ時に、上記画像蓄積手
段にカラー画像に関するジョブが蓄積されている場合に
は、そのカラー画像に関するジョブを最初に出力処理す
るジョブとして、そのジョブ内容に応じて画像形成モー
ドを確定する。
【0022】この場合、通常、カラー画像を定着する温
度は白黒画像を定着する温度よりも高いため、これによ
り、このカラー画像の定着の際に定着温度が多少低下し
ても、白黒画像を定着するにあたって問題ない程度の定
着温度が補償される。したがって、カラー画像の定着に
引き続いて白黒画像を定着させることが可能となり、複
数の印刷ジョブを効率よく出力処理することができる。
【0023】請求項7の画像出力処理装置は、請求項4
の構成に加えて、上記制御手段は、上記画像蓄積手段に
ジョブが蓄積されている場合、そのジョブの中でも先行
するジョブの内容に応じて画像形成モードを確定し、画
像形成手段の画像記録部における多面鏡の回転数が、確
定された画像形成モードに応じた回転数となるように上
記画像形成手段を制御することを特徴としている。
【0024】上記の構成によれば、画像出力処理装置の
ウォームアップ時に、上記画像蓄積手段に蓄積されて待
機しているジョブがあれば、その先行するジョブ、すな
わち、先頭にあるジョブを最初に出力処理するジョブと
して、そのジョブ内容に応じて画像形成モードを確定す
る。これにより、上記多面鏡の回転数が、先行ジョブに
対応した画像形成モードのレベルまで達した時点で上記
ジョブが出力処理されることとなり、ジョブを停滞させ
ることなく効率よく出力処理させることができる。
【0025】請求項8の画像出力処理装置は、請求項4
の構成に加えて、上記制御手段は、上記画像蓄積手段に
低速記録で画像が形成されるジョブが蓄積されている場
合、画像形成手段の画像記録部における多面鏡の回転数
が、低速記録時の画像形成モードに応じた回転数となる
ように上記画像形成手段を制御することを特徴としてい
る。
【0026】上記の構成によれば、上記制御手段は、画
像出力処理装置のウォームアップ時に、上記画像蓄積手
段に低速記録で画像が形成されるジョブが蓄積されてい
る場合には、そのジョブを最初に出力処理するジョブと
して、そのジョブ内容に応じて画像形成モードを確定す
る。
【0027】この場合、通常、上記多面鏡の回転数を低
速記録時の回転数から高速記録時の回転数に切り替える
のに要する時間の方が、この逆の場合の時間よりも短い
ため、低速記録で画像が形成されるジョブを高速記録で
画像が形成されるジョブよりも先に処理することによ
り、複数の印刷ジョブを効率よく出力処理することがで
きる。
【0028】
【発明の実施の形態】本発明の実施の一形態について図
1ないし図10に基づいて説明すれば、以下の通りであ
る。
【0029】本実施の形態に係る画像出力処理装置とし
てのデジタルカラー複写機は、図2に示すように、複写
機本体1の上面には、原稿台111および操作パネル
(図示せず)が設けられ、複写機本体1の内部には、画
像読み取り部110および画像形成部210(画像形成
手段)が設けられている。
【0030】原稿台111の上面には、原稿台111に
対して開閉可能な状態で支持され、かつ原稿台111の
上面に対して所定の位置関係を有する自動原稿送り装置
112が装着されている。
【0031】上記自動原稿送り装置112は、両面原稿
に対応した両面自動原稿送り装置(RADF;Recircu1
ating Automatic Document Feeder )であって、原稿の
一方の面が原稿台111の所定位置において画像読み取
り部110に対向するよう原稿を搬送する一方、この一
方の面についての画像読み取りが終了した後に、他方の
面が原稿台111の所定位置において画像読み取り部1
10に対向するよう原稿を反転して原稿台111に向け
て搬送する。そして、1枚の原稿について両面の画像読
み取りが終了した後に、この原稿を排出し、次の原稿に
ついての両面搬送動作を実行する。以上の原稿の搬送お
よび表裏反転の動作は、デジタルカラー複写機全体の動
作に関連して制御される。
【0032】画像読み取り部110は、自動原稿送り装
置112により原稿台111上に搬送されてきた原稿の
画像を読み取るために、原稿台111の下方に配置され
ている。画像読み取り部110は、該原稿台111の下
面に沿って平行に往復移動する原稿走査体として第1の
走査ユニット113および第2の走査ユニット114
と、光学レンズ115と、光電変換素子であるCCDラ
インセンサ116とを有している。
【0033】第1の走査ユニット114は、原稿画像表
面を露光する露光ランプと、原稿からの反射光像を所定
の方向に向かって偏向する第1ミラーとを有し、原稿台
111の下面に対して一定の距離を保ちながら所定の走
査速度で平行に往復移動する。第2の走査ユニット11
4は、第1の走査ユニット113の第1ミラーにより偏
向された原稿からの反射光像を、さらに所定の方向に向
かって偏向する第2および第3ミラーを有し、第1の走
査ユニット113と一定の速度関係を保って平行に往復
移動する。
【0034】光学レンズ115は、第2の走査ユニット
の第3ミラーにより偏向された原稿からの反射光像を縮
小し、縮小された光像をCCDラインセンサ116上の
所定位置に結像させる。
【0035】CCDラインセンサ116は、結像された
光像を順次光電変換して電気信号として出力するもので
あり、白黒画像あるいはカラー画像を読み取り、R
(赤)、G(緑)、B(青)の各色成分に色分解したラ
インデータを出力することのできる3ラインのカラーC
CDである。このCCDラインセンサ116により電気
信号に変換された原稿画像情報は、さらに、図示しない
画像処理部に転送されて所定の画像データ処理が施され
る。
【0036】次に、画像形成部210の構成、および画
像形成部210に係わる各部の構成について説明する。
【0037】画像形成部210の下方には、用紙トレイ
内に積載収容されている用紙(記録媒体)Pを1枚ずつ
分離して画像形成部210に向かって供給する給紙機構
211が設けられている。そして1枚ずつ分離供給され
た用紙Pは、画像形成部210の手前に配置された一対
のレジストローラ212によりタイミングが制御されて
画像形成部210に搬送される。
【0038】画像形成部210の下方には、転写搬送ベ
ルト機構213が配置されている。転写搬送ベルト機構
213は、駆動ローラ214と従動ローラ215との間
に略平行に伸びるように張架された転写搬送ベルト21
6に用紙Pを静電吸着させて搬送する構成となってい
る。
【0039】さらに、用紙搬送経路における転写搬送ベ
ルト機構213の下流側には、用紙P上に転写形成され
たトナー像を用紙P上に定着させるための定着装置(定
着部)217が配置されている。この定着装置217の
一対の定着ローラ間のニップを通過した用紙Pは、搬送
方向切り換えゲート218を経て、排出ローラ219に
より複写機本体1の外壁に取り付けられている排紙トレ
イ220上に排出される。
【0040】切り換えゲート218は、定着後の用紙P
を、複写機本体1外の排紙トレイ220上へ排出する
か、または、再び画像形成部210に向かって再供給す
るために用紙搬送経路を選択的に切り換えるものであ
る。切り換えゲート218により再び画像形成部210
に向かって搬送方向を切り換えられた用紙Pは、スイッ
チバック搬送経路221を介して表裏反転された後、画
像形成部210へと再度供給される。
【0041】また、画像形成部210における転写搬送
ベルト216の上方には、転写搬送ベルト216に近接
して、第1の画像形成ステーションPa、第2の画像形
成ステーションPb、第3の画像形成ステーションP
c、および第4の画像形成ステーションPdが、用紙搬
送経路の上流側から順に並設されている。
【0042】転写搬送ベルト216は、駆動ローラ21
4によって、図2において矢印Zで示す方向に摩擦駆動
され、前述したように給紙機構211を通じて給送され
る用紙Pを把持し、用紙Pを画像形成ステーションPa
ないしPdへと順次搬送する。
【0043】各画像形成ステーションPa・Pb・Pc
・Pdは、実質的に同一の構成を有しているものであ
り、図2に示す矢印F方向に回転駆動される感光体ドラ
ム222a・222b・222c、および222dをそ
れぞれ含んでいる。各感光体ドラム222aないし22
2dの周辺には、感光体ドラム222aないし222d
をそれぞれ一様に帯電する帯電器と、感光体ドラム22
2aないし222d上に形成された静電潜像をそれぞれ
現像する現像装置と、現像された感光体ドラム222a
ないし222d上のトナー像を用紙Pへ転写する転写用
放電器と、感光体ドラム222aないし222d上に残
留するトナーを除去するクリーニング装置とが、感光体
ドラム222aないし222dのそれぞれにおいて、回
転方向に沿って順次配置されている。
【0044】また、各感光体ドラム222aないし22
2dの上方には、レーザビームスキャナユニット(以
下、LSU)223a・223b・223c・223d
がそれぞれ設けられている。LSU223aないし22
3dは、画像データに応じて変調されたドット光を発す
る半導体レーザ素子(図示せず)と、半導体レーザ素子
からのレーザビームを主走査方向に偏向させるためのポ
リゴンミラー(偏向装置)240a・240b・240
c・240dと、ポリゴンミラー240aないし240
dにより偏向されたレーザビームを感光体ドラム222
aないし222d表面に結像させるためのf−θレンズ
やミラー等から構成されている。
【0045】LSU223aにはカラー原稿画像の黒色
成分像に対応する画素信号が、LSU223bにはカラ
ー原稿画像のシアン色成分像に対応する画素信号が、L
SU223cにはカラー原稿画像のマゼンタ色成分像に
対応する画素信号が、そして、LSU223dにはカラ
ー原稿画像のイエロー色成分像に対応する画素信号がそ
れぞれ入力される。
【0046】これにより色変換された原稿画像情報に対
応する静電潜像が各感光体ドラム222a〜222d上
に形成される。そして、画像ステーションPaの現像装
置には黒色のトナーが、画像ステーションPbの現像装
置にはシアン色のトナーが、画像ステーションPcの現
像装置にはマゼンタ色のトナーが、画像ステーションP
dの現像装置にはイエロー色のトナーがそれぞれ収容さ
れており、感光体ドラム222a〜222d上の静電潜
像は、これら各色のトナーにより現像される。これによ
り、画像形成部210にて色変換された原稿画像情報が
各色のトナー像として再現される。
【0047】また、第1の画像形成ステーションPaと
給紙機構211との間には、ブラシからなる用紙吸着用
帯電器224が設けられており、この吸着用帯電器22
4は転写搬送ベルト216の表面を帯電させる。これに
より、給紙機構211から供給された用紙Pは、転写搬
送ベルト216上に確実に吸着させた状態で第1の画像
形成ステーションPaから第4の画像形成ステーション
Pdの間をずれることなく搬送される。
【0048】一方、第4の画像形成ステーションPdと
定着装置217との間には、駆動ローラ214のほぼ真
上部に除電用放電器225が設けられている。この除電
用放電器225には、搬送ベルト216に静電吸着され
ている用紙Pを転写搬送ベルト216から分離するため
の交流電流が印加されている。
【0049】上記構成のデジタルカラー複写機において
は、用紙Pとしてカットシート状の紙が使用される。こ
の用紙Pは、給紙カセットから送り出されて給紙機構2
11の給紙搬送経路のガイド内に供給されると、その用
紙Pの先端部分がセンサ(図示せず)にて検知され、こ
のセンサから出力される検知信号に基づいて一対のレジ
ストローラ212により一旦停止される。
【0050】そして、用紙Pは各画像形成ステーション
PaないしPdとタイミングをとって図2の矢印Z方向
に回転している転写搬送ベルト216上に送られる。こ
のとき転写搬送ベルト216には前述したように吸着用
帯電器224により所定の帯電が施されているので、用
紙Pは、各画像形成ステーションPaないしPdを通過
する間、安定して搬送供給される。
【0051】各画像形成ステーションPaないしPdに
おいては、各色のトナー像が、それぞれ形成され、転写
搬送ベルト216により静電吸着されて搬送される用紙
Pの支持面上で重ね合わされる。第4の画像形成ステー
ションPdによる画像の転写が完了すると、用紙Pは、
その先端部分から順次、除電用放電器225により転写
搬送ベルト216上から剥離され、定着装置217へと
導かれる。最後に、トナー画像が定着された用紙Pは、
用紙排出口(図示せず)から排紙トレイ220上へと排
出される。
【0052】なお、上述の説明では光書き込みユニット
としてLSU223aないし223dを用い、レーザビ
ームを走査して露光することにより感光体ドラム222
aないし222dへの光書き込みを行なっているが、こ
れらのレーザビームスキャナユニットの代わりに、発光
ダイオードアレイと結像レンズアレイからなる書き込み
光学系(LEDヘッド)を用いてもよい。LEDヘッド
は、レーザビームスキャナーユニットに比べ、サイズも
小さく、また可動部分がなく無音であるため、複数個の
光書き込みユニットを必要とするタンデム方式のデジタ
ルカラー複写機等の画像形成装置では、好適に用いるこ
とができる。
【0053】本実施の形態に係るデジタルカラー複写機
は、電源投入直後の画像データ出力が効率よく行えるよ
うに出力管理を行うものである。そのため、上記デジタ
ルカラー複写機は、図1に示す第1の状態管理部(画像
記録状態管理部)10と第2の状態管理部(定着条件管
理部)11と、さらに図3に示す第3の状態管理部12
とを含んでいる。
【0054】上記第1ないし第3の状態管理部によって
管理されている各部の状態は制御部13に送られ、該制
御部13は、この結果に基づいて、画像データの出力順
序を決定したり、画像記録部や上記第1ないし第3の状
態管理部を通じて画像記録部や定着装置の状態を制御す
る。すなわち、上記制御部13は、特許請求の範囲に記
載の処理順位確定手段、および制御手段に相当する。
【0055】上記第1の状態管理部10は、白黒画像を
記録再現するための第1の画像記録部(ここでは、図2
における第1の画像ステーションPaが、上記第1の画
像記録部に相当する)と、カラー画像を記録再現するた
めの第2の画像記録部(ここでは、図2における第1な
いし第4の画像ステーションPa〜Pdが、上記第2の
画像記録部に相当する)とにおける画像形成プロセスの
状況を管理する。
【0056】画像形成プロセスの管理としては、具体的
には以下のような動作が行われる。すなわち、感光体上
に再現される画像の濃度が安定して再現できるか否かを
確認するために、例えば、感光体上にテストパターンを
形成して、そのときの濃度をセンサ(SE1a・SE1
b・SE1c・SE1d)で確認する。また、各記録部
における現像ホッパ内のトナー残量の情報はそれぞれセ
ンサ(SE2a・SE2b・SE2c・SE2d)で確
認され、現像装置内における現像剤中のトナー濃度はそ
れぞれセンサ(SE3a・SE3b・SE3c・SE3
d)で確認される。上記第1の状態管理部10は、これ
らのセンサの検知結果に基づいて、各記録部における画
像形成状態が一定レベルに達しているか否かを管理する
一方で、所定の状態でもって各記録部において画像が再
現できるように、各記録部の帯電、露光、現像、転写の
少なくとも1つの出力を調整する。
【0057】第2の状態管理部11は、白黒画像もしく
はカラー画像が記録された転写材に対して、トナー像を
定着するための定着部の状態を管理する。定着部の管理
としては、例えば、現在の定着温度をセンサ(SE4)
から得られる検出データをもとに管理し、電源投入時、
あるいは定期点検、節電モードなどの解除時(画像形成
が可能な状態に復帰させている時)にカラー画像が定着
出来る温度まで上昇しているか否か、あるいは定着ロー
ラ表面温度がどのレベルまで達しているかを直に検出す
る。上記第2の状態管理部11は、この検出結果に基づ
いて、定着部の定着ローラが所定の設定温度に達するま
で、加熱ヒータヘの電力供給を調整する。
【0058】また、上記各画像記録部の上方には画像デ
ータに応じて変調されたレーザ光を走査させることによ
り画像を記録するためのレーザ記録ユニットが配置され
ている(このとき、白黒画像記録速度>カラー画像記録
速度となっている)。このレーザ記録ユニットの中には
レーザ光を主走査方向に偏向させるための多面鏡が配置
されており、第3の状態管理部12は、レーザ記録ユニ
ットの中に配置されレーザ光を主走査方向に偏向させる
ための多面鏡を、モードに応じた所定の回転数となるよ
うに管理する。すなわち、上記第3の状態管理部12
は、各レーザ記録ユニットにおいて、多面鏡を回転させ
るDCモータの回転状況を監視しながら記録再現される
画像に応じて所定の回転数となるように切り換え制御を
行う。
【0059】本実施の形態に係る複写機1は、上記第1
ないし第3の状態管理部12による上述の管理下のもと
で、白黒画像のデータおよびカラー画像のデータのそれ
ぞれについて、上記第1および第2の記録部が変調され
たレーザ光を走査記録することができる状態にあるの
か、また、上記定着部が転写されたトナー像を定着可能
な状態にあるのかを判別する。
【0060】通常、黒トナーを転写材上に定着する時の
定着温度は、カラー画像を転写材上に定着する時の温度
よりも低く、カラー画像を定着させるか白黒画像を定着
させるかによって、定着部における定着温度が切り換え
られる。すなわち、電源投入から画像出力可能な状態に
マシンを導くということは、カラー画像もしくは白黒画
像を定着可能な状態にすることである。通常、電源が投
入された段階でどの状態までマシンを導くかは、予め標
準モードとして何れか一方のモードが設定されているか
によるものであり、標準モードが白黒モードであれば、
白黒画像の出力が可能な状態まで導かれ、標準モードが
カラーモードであれば、カラー画像の出力が可能な状態
まで導かれる。
【0061】また、レーザ記録ユニットにおいても、先
にも述べたようにカラー画像と白黒画像を記録する速度
がそれぞれ異なるので、電源投入時に装置が白黒および
カラーのどちらのモードで立ち上がるように設定されて
いるかに応じて、設定されているモードにあった回転数
となるように第3の状態管理部12により管理される。
【0062】図4は、図2に示すカラーデジタル複写機
に接続される情報処理機器を図示したものであり、ネッ
トワーク接続環境下において、デジタルカラー複写機1
に対してパソコン(PC1・PC2・PC3)と、ビデ
オ(VCR)と、デジタルカメラ(DC)とが接続され
ている。もちろん、これら以外にも、デジタル画像デー
タとして処理することが可能な種々の外部処理機器が接
続可能である。なお、上記カラーデジタル複写機は、こ
れらの情報処理機器から送信される画像データを受信す
るために通信部(画像入力手段)を有している。
【0063】上記デジタルカラー複写機1は、これらネ
ットワーク接続された各種機器から送られてくる画像デ
ータをジョブ単位でハードディスクなどの蓄積装置(画
像蓄積手段)14に一旦蓄積させ、このときのデジタル
カラー複写機1の状況、およびジョブの内容を確認した
上で、印字出力処理可能なジョブ情報を読み出しながら
優先的に印字出力する。
【0064】本実施の形態における印字ジョブの印刷順
序確定方法について、以下に具体例を挙げながら詳細に
説明する。
【0065】〔実施例1〕上述したように、白黒画像を
定着する時の温度はカラー画像を定着する時の温度より
も低い。したがって通常は、電源投入直後のウォームア
ップ時には、定着部において、定着ローラの表面温度を
カラー画像の定着も可能となる所定の温度まで上昇させ
た後、画像の印字出力を開始する。
【0066】しかしながら、本実施例1の動作では、上
記ウォームアップ中において、定着部がカラー画像を定
着可能な温度には達しなくとも白黒画像を定着可能な温
度に到達した時点で白黒画像についての印字要求が出さ
れていれば、この白黒画像を先に印字出力することによ
ってウォームアップ中における印字処理の効率化を図る
ことができる。
【0067】図5に上記動作のフローチャートを示す。
【0068】まず、装置の電源が投入されると(S
1)、装置自身に異常がないか確認される(トラブルチ
ェック:S2)。このトラブルチェックにて、装置が動
作不可能(搬送路中に紙が残っている、機構の一部が破
損している等)であると判断されれば(S3でNO)、
その異常(トラブル)に対して処置を施すようにメッセ
ージ表示され(S4)、このトラブルが解除されれば
(S5でYES)、リセット(S6)の後、通常のルー
チン(S7以降)へ移行する。
【0069】上記S3のステップで装置の異常が確認さ
れなかった場合、若しくは、異常が確認されたがその後
の処理によって該トラブルが解除された場合には、S7
において定着部のウォームアップが開始される。このと
き、定着ローラの到達目標温度の設定温度は、カラー画
像の定着が可能となる温度であるとする。
【0070】そして、上記ウォームアップ中に、白黒画
像についての印字ジョブが受け付けられると(S8でY
ES)、定着部において該白黒画像についての処理が可
能であるか否かが判断される(S9)。ここで、上記白
黒画像についての印字が可能であると判断されれば、該
白黒画像についての印字処理が実行される(S10)。
【0071】上記白黒画像についての印字出力が終了す
ると(S11でYES)、最終的な状態までウォームア
ップが完了しているか否かが確認され(S12)、完了
していればウォームアップ後の通常のプリントジョブ出
力処理に移り(S13)、完了していなければウォーム
アップの完了まで上記S8〜S11のステップが繰り返
される。
【0072】上記動作をより具体的な例を挙げて説明す
る。例えば、ウォームアップ中において、図6のジョブ
リストに示すような印字指示があった場合、カラー画像
からなるジョブ1、およびカラー画像と白黒画像が混在
するジョブ2は待機させておき、白黒画像の定着が可能
になった時点で白黒画像のみからなるジョブ3を優先的
に出力処理する。そして、ウォームアップが完了してカ
ラー画像の出力が可能となった時点で、ジョブ1および
ジョブ2の印字処理を続けて行う。
【0073】尚、本実施例に係る複写機の動作では、定
着温度に応じて、ウォームアップ中の出力ジョブ順位を
管理しているが、本発明はこれに限定されるものではな
く、例えば、画像記録部の状態に応じて出力ジョブ順位
を管理することもできる。即ち、白黒画像を記録再現す
る第1の画像ステーションPaにおいて現像剤の濃度も
安定して画像形成条件が最適な状態にあるのに対して、
カラー画像を記録再現する第2ないし第4の画像ステー
ションPb〜Pdの少なくとも1つにおいて、現像剤の
濃度が不安定で調整を行っている状態において、図6の
ジョブリストにあるような印字指示があった場合には、
カラー画像からなるジョブ1、およびカラー画像と白黒
画像が混在するジョブ2は待機させておき、白黒画像の
みからなるジョブ3が優先的に出力処理されるようにす
ればよい。
【0074】さらに、各記録部の状態と定着部の状態の
組み合わせ、さらにはその他マシンの状態に合わせてジ
ョブ出力を管理することも可能である。
【0075】〔実施例2〕上記実施例1では、先に印字
可能な状態に到達する画像について、優先的に印字出力
することによってウォームアップ中の印字出力の効率化
を図る例について説明した。これに対し、本実施例2で
は、ウォームアップ中に印字要求の出されたジョブの内
容に応じて、複写機の状態、特に、定着部における定着
温度を制御することにより効率化を図ることを目的とし
た例について説明する。
【0076】複写機の電源投入直後においては、該複写
機は、予め設定された標準モードに適応した状態に導か
れる。ここでは、標準モードが白黒モードである場合を
例示する。しかしながら、本実施例2では、ウォームア
ップ中に印字要求の出された画像データの内容を確認
し、その先頭にあるジョブの画像データに応じてモード
の変更がなされる。
【0077】例えば、装置のウォームアップ時におい
て、図6に示すような3つのジョブが既に送られてきて
おれば、この場合、印字要求の出されている画像リスト
の先頭のジョブ1がカラー画像からなるジョブであるの
で、標準モードとして白黒モードが設定されていても、
カラー画像形成モードとして画像形成可能な状態までウ
ォームアップを行うように制御する。
【0078】そして、カラー画像が記録再現可能な状態
に達すると第1のジョブが実行される。
【0079】〔実施例3〕本実施例3の動作では、実施
例2と同様に、複写機の電源投入直後においては、該複
写機は、予め設定された標準モードに適応した状態に導
かれる。しかしながら、本実施例3では、ウォームアッ
プ中に印字要求の出された画像データについて、カラー
画像に関するものがあれば、そのカラー画像についての
ジョブを優先的に出力処理する。つまり、装置のウォー
ムアップ時において、図6に示すような3つのジョブが
すでに送られてきている場合、その3つのジョブの中で
もカラー画像に関するジョブが先行して処理されるよう
に処理順序を確定する。これは、以下の理由による。
【0080】すなわち、カラートナー画像を定着可能と
なる温度は白黒トナー画像を定着可能となる温度よりも
高く、かつ、トナー画像の定着により定着部における定
着温度(定着ローラのローラ温度)が低下する。このた
め、例えば図7(a)に示すように、白黒トナー画像を
定着可能となる温度T1 に達した時点で白黒画像の定着
を行い、その後、カラー画像の定着を行おうとすると、
定着温度をカラートナー画像を定着可能となる温度T2
まで再び上昇させる必要がある。これに対し、図7
(b)に示すように、先にカラートナー画像を定着する
温度T2 までウォームアップさせた後にカラートナー画
像の定着を行った場合には、カラートナー画像の定着に
よって定着温度に多少の温度低下があったとしても、そ
の温度がT1よりも高ければ、カラー画像と白黒画像の
ジョブを停滞させることなく連続して出力することがで
き、結果として効率よく出力処理が行える。
【0081】以下に、本実施例3に係る動作を図8のフ
ローチャートを参照して説明する。尚、上記図8のフロ
ーにおいて、S21ないしS26のステップは、上記実
施例1における図5のS1ないしS6のステップと同様
であるのでその説明は省略する。
【0082】上記S21ないしS26のステップにおい
て、S23のステップで装置の異常が確認されなかった
場合、若しくは、異常が確認されたがその後の処理によ
って該トラブルが解除された場合には、S27において
定着部のウォームアップが開始される。この時、定着部
における目標温度は制御温度Aに設定される。尚、上記
制御温度Aは、設定モードにおける定着温度であり、こ
こでは標準モードを白黒モードとするため、上記制御温
度Aは白黒画像の定着が可能となる温度であるとする。
【0083】そして、上記ウォームアップ中に、プリン
トジョブの受け付けがあった場合(S28でYES)に
は、受け付けられたプリントジョブの中にカラー画像に
関するジョブがあるか否かが判断される(S29)。こ
こで、カラー画像についてのジョブがあれば、カラー画
像の定着が可能となるように定着部の目標温度が制御温
度Bに変更される(S30)。尚、上記制御温度Bはカ
ラー画像の定着が可能となる温度である。また、上記S
29においてカラー画像に関するジョブが無ければ、制
御温度Aに保たれる。
【0084】その後、定着温度が設定温度に到達してい
るか否か(即ち、ウォームアップが完了しているか否
か)が確認され(S31でYES)、到達していればプ
リントジョブの出力が開始される(S32)。また、上
記S30において定着温度が設定温度に到達していなけ
ればウォームアップの完了まで上記S28〜S31のス
テップが繰り返される。
【0085】〔実施例4〕本実施例4では、ウォームア
ップ中に印字要求の出されたジョブの内容に応じて、複
写機の状態、特に、画像記録部におけるポリゴンミラー
の回転数を制御することにより効率化を図ることを目的
とした例について説明する。
【0086】本実施例4の動作では、実施例2および3
と同様に、複写機の電源投入直後においては、該複写機
は、予め設定された標準モードに適応した状態に導かれ
る。そして、本実施例4では、ウォームアップ中に印字
要求の出された画像データについて、高速記録モードま
たは低速記録モードについての判定を行い、その判定結
果に基づいてポリゴンミラーの回転数を制御する。
【0087】例えば、装置のウォームアップ時におい
て、図6に示すような3つのジョブがすでに送られてき
ている場合、3つのジョブの内容を確認して高速記録モ
ードと低速記録モードとに分類する。尚、一般的には、
白黒画像記録モードおよび高解像度記録モードは高速記
録モードであり、カラー画像記録モードおよび低解像度
記録モードは低速記録モードである。また、本実施例4
における標準モードは、白黒モードに設定されているも
のとする。
【0088】本実施例4では、ウォームアップ中に印字
要求の出された画像データについて、高速記録モードに
関するジョブがあれば、そのジョブを優先的に出力処理
する。つまり、装置のウォームアップ時において、図6
に示すような3つのジョブがすでに送られてきている場
合、その3つのジョブの中でも高速記録モードに関する
ジョブが先行して処理されるように処理順序を確定す
る。これは、以下の理由による。
【0089】すなわち、高速記録モードと低速記録モー
ドとでは、それぞれ要求されるポリゴンミラーの回転数
が異なり、高速記録モード時では、上記ポリゴンミラー
のより早い回転が求められる。また、高速記録モードと
低速記録モードとの間でモードの切り替えが行われる場
合には、ポリゴンミラーの回転数も変化させる必要があ
るが、この時、高速回転から低速回転に切り替える時に
要する時間の方が、低速回転から高速回転に切り替える
時に要する時間よりも長くなる。
【0090】このため、例えば、図9(b)に示すよう
に、ポリゴンミラーが高速回転された状態で白黒画像の
出力を行い、その後、上記ポリゴンミラーを低速回転に
切り替えてカラー画像の出力を行うよりも、図9(a)
に示すように、先にカラー画像の出力を行ってから、続
いて白黒画像の出力を行う方が、ポリゴンミラーの回転
数の切り替えに要する時間が短くてすみ、結果として効
率よく出力処理が行える。
【0091】以下に、本実施例4に係る動作を図10の
フローチャートを参照して説明する。尚、上記図10の
フローにおいて、S41ないしS46のステップは、上
記実施例1における図5のS1ないしS6のステップと
同様であるのでその説明は省略する。
【0092】上記S41ないしS46のステップにおい
て、S43のステップで装置の異常が確認されなかった
場合、若しくは、異常が確認されたがその後の処理によ
って該トラブルが解除された場合には、S47において
装置のウォームアップが開始される。この時、画像記録
部において、ポリゴンミラーの回転数は、標準モードで
ある白黒モードに併せて、高速回転時の回転数Aに設定
される。
【0093】そして、上記ウォームアップ中に、プリン
トジョブの受け付けがあった場合(S48でYES)に
は、受け付けられたプリントジョブの中に高速記録モー
ドに関するジョブ、ここでは、カラー画像に関するジョ
ブがあるか否かが判断される(S49)。ここで、カラ
ー画像についてのジョブがあれば、カラー画像の画像記
録が可能となるように画像記録部におけるポリゴンミラ
ーの回転数が、低速回転時の回転数Bに変更される(S
50)。上記S49においてカラー画像に関するジョブ
が無ければ、ポリゴンミラーの回転は回転数Aに保たれ
る。
【0094】その後、上記ポリゴンミラーの回転数が設
定されている回転数に到達しているか否か(即ち、ウォ
ームアップが完了しているか否か)が確認され(S51
でYES)、到達していればプリントジョブの出力が開
始される(S52)。また、上記S50においてポリゴ
ンミラーの回転数が設定されている回転数に到達してい
なければウォームアップの完了まで上記S48〜S51
のステップが繰り返される。
【0095】なお、上述の説明では、白黒画像とカラー
画像に応じてポリゴンミラーの回転数を切り換えている
が、高解像度画像を記録するモードと低解像度画像を記
録するモードとによりポリゴンミラーの回転数を切り換
えるようにすることも可能である。
【0096】
【発明の効果】請求項1の発明の画像出力処理装置は、
以上のように、画像出力処理装置のウォームアップ中に
おける上記画像形成手段の状態を管理する状態管理手段
と、上記状態管理手段によって管理される画像形成手段
の状態と、上記画像蓄積手段に蓄積されている画像デー
タの内容とに応じて画像データの出力処理順位を確定す
る処理順位確定手段とを備えている構成である。
【0097】請求項2の発明の画像出力処理装置は、以
上のように、請求項1の構成に加えて、上記画像形成手
段は、白黒画像についての画像記録を行う第1の画像記
録部と、カラー画像についての画像記録を行う第2の画
像記録部とを含み、上記状態管理手段は、上記第1およ
び第2の画像記録部の状態をそれぞれ管理する画像記録
条件管理部を含み、上記処理順位確定手段は、上記画像
記録条件管理部によって管理される第1および第2の画
像記録部の状態と、上記画像蓄積手段に蓄積されている
画像データの内容とに応じて、画像データの出力処理順
位を確定する構成である。
【0098】請求項3の発明の画像出力処理装置は、以
上のように、請求項1の構成に加えて、上記状態管理手
段は、上記画像形成手段の定着部における定着条件を管
理する定着条件管理部を含み、上記処理順位確定手段
は、上記定着条件管理部によって管理される定着部の定
着条件と、上記画像蓄積手段に蓄積されている画像デー
タの内容とに応じて、画像データの出力処理順位を確定
する構成である。
【0099】それゆえ、上記の請求項1ないし3の画像
出力処理装置は、そのウォームアップ中において、上記
画像形成手段が複数の異なる動作環境のもと動作するこ
とが可能な場合には、上記状態管理手段によって先に動
作可能となる環境が判断され、この環境のもとで画像を
出力処理が可能となるジョブから優先的に、順次出力処
理されることとなり、ジョブを停滞させることなく効率
よく出力処理することができるという効果を奏する。
【0100】請求項4の発明の画像出力処理装置は、以
上のように、上記画像形成手段は、第1の画像形成モー
ドと、前記第1の画像形成モードとは異なる第2の画像
形成モードとにおいて画像形成が可能であり、さらに、
画像出力処理装置のウォームアップ時に、上記画像蓄積
手段に蓄積されている画像データの状況に応じて、上記
画像形成手段のモードを第1または第2の画像形成モー
ドに移行させて画像データの出力処理を行うように上記
画像形成手段を制御する制御手段を備えている構成であ
る。
【0101】それゆえ、画像出力処理装置のウォームア
ップ時に、画像出力処理装置が、最初に出力処理される
べきジョブに対応した画像形成モードのレベルまで達し
た時点で上記ジョブが出力処理されることとなり、最終
的なレベルに達するまで出力処理できないといった問題
もなく、結果としてジョブを停滞させることなく効率よ
く出力処理させることができるという効果を奏する。
【0102】請求項5の発明の画像出力処理装置は、以
上のように、請求項4の構成に加えて、上記制御手段
は、上記画像蓄積手段にジョブが蓄積されている場合、
そのジョブの中でも先行するジョブの内容に応じて画像
形成モードを確定し、画像形成手段の定着部における定
着温度が、確定された画像形成モードに応じた定着温度
となるように上記画像形成手段を制御する構成である。
【0103】それゆえ、請求項4の構成による効果に加
えて、上記定着温度が、先行ジョブに対応した画像形成
モードのレベルまで達した時点で上記ジョブが出力処理
されることとなり、ジョブを停滞させることなく効率よ
く出力処理させることができるという効果を奏する。
【0104】請求項6の発明の画像出力処理装置は、以
上のように、請求項4の構成に加えて、上記制御手段
は、上記画像蓄積手段にカラー画像に関するジョブが蓄
積されている場合、画像形成手段の定着部における定着
温度が、カラー画像の記録時における画像形成モードに
応じた定着温度となるように上記画像形成手段を制御す
る構成である。
【0105】それゆえ、請求項4の構成による効果に加
えて、カラー画像の定着の際に定着温度が多少低下して
も、白黒画像を定着するにあたって問題ない程度の定着
温度が補償され、カラー画像の定着に引き続いて白黒画
像を定着させることが可能となり、複数の印刷ジョブを
効率よく出力処理することができるという効果を奏す
る。
【0106】請求項7の発明の画像出力処理装置は、以
上のように、請求項4の構成に加えて、上記制御手段
は、上記画像蓄積手段にジョブが蓄積されている場合、
そのジョブの中でも先行するジョブの内容に応じて画像
形成モードを確定し、画像形成手段の画像記録部におけ
る多面鏡の回転数が、確定された画像形成モードに応じ
た回転数となるように上記画像形成手段を制御する構成
である。
【0107】それゆえ、請求項4の構成による効果に加
えて、上記多面鏡の回転数が、先行ジョブに対応した画
像形成モードのレベルまで達した時点で上記ジョブが出
力処理されることとなり、ジョブを停滞させることなく
効率よく出力処理させることができるという効果を奏す
る。
【0108】請求項8の発明の画像出力処理装置は、以
上のように、請求項4の構成に加えて、上記制御手段
は、上記画像蓄積手段に低速記録で画像が形成されるジ
ョブが蓄積されている場合、画像形成手段の画像記録部
における多面鏡の回転数が、低速記録時の画像形成モー
ドに応じた回転数となるように上記画像形成手段を制御
する構成である。
【0109】それゆえ、請求項4の構成による効果に加
えて、上記多面鏡の回転数を低速記録時の回転数から高
速記録時の回転数に切り替えるのに要する時間の方が、
この逆の場合の時間よりも短いため、低速記録で画像が
形成されるジョブを高速記録で画像が形成されるジョブ
よりも先に処理することにより、複数の印刷ジョブを効
率よく出力処理することができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示すものであり、カラー
デジタル複写機の各部の状態を管理する状態管理部を示
す説明図である。
【図2】本発明の画像出力処理装置であるカラーデジタ
ル複写機の断面図である。
【図3】カラーデジタル複写機の各部の状態を管理する
状態管理部を示す説明図である。
【図4】上記カラーデジタル複写機に複数の外部機器が
ネットワーク接続された状態を示す説明図である。
【図5】本発明の実施例1に係るカラーデジタル複写機
の動作を示すフローチャートである。
【図6】上記カラーデジタル複写機のウォームアップ中
に受け付けたジョブリストの一例を示す説明図である。
【図7】印字ジョブを実行した際の定着装置の温度変化
を表した説明図であり、図7(a)は白黒画像の印字を
先に行った場合、図7(b)はカラー画像の印字を先に
行った場合を示す。
【図8】本発明の実施例3に係るカラーデジタル複写機
の動作を示すフローチャートである。
【図9】印字ジョブを実行した際のレーザ記録装置にお
ける多面鏡の回転数の変化を表した説明図であり、図9
(a)はカラー画像の印字を先に行った場合、図7
(b)は白黒画像の印字を先に行った場合を示す。
【図10】本発明の実施例4に係るカラーデジタル複写
機の動作を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 カラーデジタル複写機(画像出力処理装置) 10 第1の状態管理部(画像記録条件管理部) 11 第2の状態管理部(定着条件管理部) 12 第3の状態管理部 13 制御部(処理順位確定手段、制御手段) 14 ハードディスク(画像蓄積手段) 210 画像形成部(画像形成手段) 217 定着装置(定着部) Pa 第1の画像ステーション(第1の画像記録部、
第2の画像記録部) Pb 第2の画像ステーション(第2の画像記録部) Pc 第3の画像ステーション(第2の画像記録部) Pd 第4の画像ステーション(第2の画像記録部)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2C061 AP01 AP04 BB10 HH07 HJ06 HK03 HK11 HK20 HN05 HQ06 HQ17 2C087 AB06 BC03 BD01 BD46 DA03 5B021 AA01 AA02 AA05 AA19 CC05 CC07 DD12 LL05 9A001 HH31 JJ35

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】画像入力手段により入力された画像データ
    を、画像蓄積手段にジョブ単位で蓄積し、該画像蓄積手
    段に蓄積された画像データを画像形成手段によって記録
    用紙上に画像形成した後、これを出力する画像出力処理
    装置において、 画像出力処理装置のウォームアップ中における上記画像
    形成手段の状態を管理する状態管理手段と、 上記状態管理手段によって管理される画像形成手段の状
    態と、上記画像蓄積手段に蓄積されている画像データの
    内容とに応じて画像データの出力処理順位を確定する処
    理順位確定手段とを備えていることを特徴とする画像出
    力処理装置。
  2. 【請求項2】上記画像形成手段は、白黒画像についての
    画像記録を行う第1の画像記録部と、カラー画像につい
    ての画像記録を行う第2の画像記録部とを含み、 上記状態管理手段は、上記第1および第2の画像記録部
    の状態をそれぞれ管理する画像記録条件管理部を含み、 上記処理順位確定手段は、上記画像記録条件管理部によ
    って管理される第1および第2の画像記録部の状態と、
    上記画像蓄積手段に蓄積されている画像データの内容と
    に応じて、画像データの出力処理順位を確定することを
    特徴とする請求項1に記載の画像出力処理装置。
  3. 【請求項3】上記状態管理手段は、上記画像形成手段の
    定着部における定着条件を管理する定着条件管理部を含
    み、 上記処理順位確定手段は、上記定着条件管理部によって
    管理される定着部の定着条件と、上記画像蓄積手段に蓄
    積されている画像データの内容とに応じて、画像データ
    の出力処理順位を確定することを特徴とする請求項1に
    記載の画像出力処理装置。
  4. 【請求項4】画像入力手段により入力された画像データ
    を、画像蓄積手段にジョブ単位で蓄積し、該画像蓄積手
    段に蓄積された画像データを画像形成手段によって記録
    用紙上に画像形成した後、これを出力する画像出力処理
    装置において、 上記画像形成手段は、第1の画像形成モードと、前記第
    1の画像形成モードとは異なる第2の画像形成モードと
    において画像形成が可能であり、 さらに、画像出力処理装置のウォームアップ時に、上記
    画像蓄積手段に蓄積されている画像データの状況に応じ
    て、上記画像形成手段のモードを第1または第2の画像
    形成モードに移行させて画像データの出力処理を行うよ
    うに上記画像形成手段を制御する制御手段を備えている
    ことを特徴とする画像出力処理装置。
  5. 【請求項5】上記制御手段は、上記画像蓄積手段にジョ
    ブが蓄積されている場合、そのジョブの中でも先行する
    ジョブの内容に応じて画像形成モードを確定し、画像形
    成手段の定着部における定着温度が、確定された画像形
    成モードに応じた定着温度となるように上記画像形成手
    段を制御することを特徴とする請求項4に記載の画像出
    力処理装置。
  6. 【請求項6】上記制御手段は、上記画像蓄積手段にカラ
    ー画像に関するジョブが蓄積されている場合、画像形成
    手段の定着部における定着温度が、カラー画像の記録時
    における画像形成モードに応じた定着温度となるように
    上記画像形成手段を制御することを特徴とする請求項4
    に記載の画像出力処理装置。
  7. 【請求項7】上記制御手段は、上記画像蓄積手段にジョ
    ブが蓄積されている場合、そのジョブの中でも先行する
    ジョブの内容に応じて画像形成モードを確定し、画像形
    成手段の画像記録部における多面鏡の回転数が、確定さ
    れた画像形成モードに応じた回転数となるように上記画
    像形成手段を制御することを特徴とする請求項4に記載
    の画像出力処理装置。
  8. 【請求項8】上記制御手段は、上記画像蓄積手段に低速
    記録で画像が形成されるジョブが蓄積されている場合、
    画像形成手段の画像記録部における多面鏡の回転数が、
    低速記録時の画像形成モードに応じた回転数となるよう
    に上記画像形成手段を制御することを特徴とする請求項
    4に記載の画像出力処理装置。
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