JP4702026B2 - 画像形成装置、及び画像形成装置の制御方法 - Google Patents

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Description

本発明は、ウオームアップが必要な後処理装置が接続された画像形成装置と、その制御方法に関する。
近年、製本処理をする後処理装置を接続して簡易製本を行う画像形成装置が多用されるようになった。
このような目的に使用される画像形成装置は、一般に、高速、高能力のものが用いられ、製本処理以外に、オフィスで必要とする他の目的にも有効に活用することができる。従って、製本処理を行う画像形成作業と、製本作業を行わない画像形成作業の二種類の形態の作業が、この画像形成装置を使用して行われる。
高速、高能力の画像形成装置は、通常、複数の画像形成作業内容を予め設定して(ジョブ設定と称す)、設定された複数のジョブを順番に実行させる機能を有する。
このような画像形成装置においては、ある順番のジョブの実行ができなくなった場合、それ以降の順番のジョブが前記ジョブと共に実行を待たされることもある。このような不都合に対応する提案として、後処理装置の動作状況により設定されたジョブの実行順序を決定する提案もある(例えば、特許文献1、2参照。)。即ち、後処理装置の各処理モジュール、例えば穿孔手段、シフト手段、折り手段、綴じ手段等が使用可能状態であるか否かを確認して、使用可能な処理モジュールのみで処理可能なジョブを次に実行するジョブとして設定することにより、設定された複数のジョブの全処理時間の遅れを防止するものである。
しかしながら、ウオームアップを必要とする後処理装置が接続された画像形成装置においては、画像形成装置のウオームアップ時間(例えば5分)と、後処理装置のウオームアップ時間(例えば15分)との間に大きな差があることから、長い方のウオームアップ時間が完了するまで、ジョブを開始することができないという問題もある。
特開平10−42080号公報(第1−2頁) 特開2004−179788号公報(第1頁)
本発明は、上述したような状況に鑑みてなされたもので、その目的は、ウオームアップを必要とする後処理装置が接続された画像形成装置であって、ジョブの内容、及び実行時間と、ウオームアップ完了時間とを基にジョブの実行順序を決定することによって、設定されたジョブの全処理時間を短縮する画像形成装置、及び画像形成装置の制御方法の提供にある。
前記課題は、以下に記載する発明により達成される。
1.ウオームアップを必要とする後処理装置が接続された画像形成装置であって、
複数のジョブを設定する入力操作手段と、
設定された複数のジョブの中の、ウオームアップを必要とする後処理を施さないジョブの処理時間を算出する第1の算出手段と、
前記後処理装置のウオームアップ完了時間を算出する第2の算出手段と、
前記後処理装置のウオームアップ完了前に、前記ジョブの処理時間、及び前記後処理装置のウオームアップ完了時間を基にして、前記入力操作手段により設定された複数のジョブの中に、ウオームアップを必要とする後処理を施さないジョブであって、処理時間が、前記後処理装置のウオームアップ完了時間を超えないと判定されるジョブがあった場合、当該ジョブを後処理を施すジョブよりも優先して実行するようにジョブの実行順序を決定するジョブ順序決定手段と
を有することを特徴とする画像形成装置。
2.前記ジョブ順序決定手段は、
設定されたジョブの中に、ウオームアップを必要とする後処理を施さないジョブであって、処理時間が前記後処理装置のウオームアップ完了時間に所定の係数を乗じた値よりも小さいと判定されるジョブがあった場合、前記ジョブを後処理を施すジョブよりも優先して実行するようにジョブの実行順序を決定することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
3.ウオームアップを必要とする後処理装置が接続された画像形成装置の制御方法であって、複数のジョブを入力操作手段により設定し、
設定された複数のジョブの中の、ウオームアップを必要とする後処理を施さないジョブの処理時間と、
前記後処理装置のウオームアップ完了時間とを算出して、
前記後処理装置のウオームアップ完了前に、前記ジョブの処理時間、及び前記後処理装置のウオームアップ完了時間を基にして、前記入力操作手段により設定された複数のジョブの中に、ウオームアップを必要とする後処理を施さないジョブであって、処理時間が、前記後処理装置のウオームアップ完了時間を超えないと判定されるジョブがあった場合、前記ジョブを後処理を施すジョブよりも優先して実行するようにジョブの実行順序を決定することを特徴とする画像形成装置の制御方法。
4.設定されたジョブの中に、ウオームアップを必要とする後処理を施さないジョブであって、処理時間が前記後処理装置のウオームアップ完了時間に所定の係数を乗じた値よりも小さいと判定されるジョブがあった場合、前記ジョブを後処理を施すジョブよりも優先して実行するようにジョブの実行順序を決定することを特徴とする請求項3に記載の画像形成装置の制御方法
本発明により、後処理装置がウオームアップ状態にある時には、後処理装置による後処理を必要とせず、且つ、ウオームアップ完了までに処理可能なジョブが優先されて実行されるので、画像形成作業の待ち時間が少なくなり、また、画像形成装置が効率的に稼働することになり、設定された複数のジョブの全処理時間が短縮される。
次に、製本機能を有する後処理装置が接続された画像形成装置の本発明による実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1は画像形成装置A、自動原稿送り装置F、後処理装置Bから成る画像形成システムの全体構成図である。
自動原稿送り装置Fは、原稿載置台11に載置された原稿を1枚ずつ原稿搬送手段に送り出し、原稿排紙台12に排出する。原稿画像は、画像形成装置の画像読取り手段2の画像読取り位置であるスリット13にて読み取りがなされる。
原稿画像の両面を読み取る場合には、一対の反転可能なローラを有する原稿反転手段14によって、第1面が読み取られた原稿を表裏反転して、再度、原稿搬送手段に送り出して第2面の読み取りを行わせる。
画像形成装置Aは、画像読取り手段2、画像書き込み手段3、画像形成手段4、入力操作手段5、給紙手段6、排紙再給紙手段7、定着手段8、制御手段C1等から構成される。
画像読取り手段2は、原稿画像を読み取って画像データを得るための手段であり、スリット13の位置にて、ランプにより光照射された原稿画像を第1ミラーユニット23と、第2ミラーユニット24と、結像レンズ25とによりライン状のCCDである撮像素子26に結像させている。撮像素子26から出力された信号は、制御手段C1の画像処理部においてA/D変換され、シェーディング補正、画像圧縮等の処理がなされてメモリM1に画像データとして保存される。
画像書き込み手段3は、メモリM1から呼び出されて所定の画像処理が施された画像データに基づき、レーザビームとポリゴンミラーとにより、帯電手段42によって一様帯電されて回転している感光体41の表面を走査して、感光体41の周面上に原稿画像に対応した静電潜像を形成する。
前記静電潜像は、画像形成手段4の現像手段44により反転現像されて、トナー画像が感光体41上に形成される。
トナー画像形成のタイミングに対応して、複数の給紙トレイTR1〜3を有する給紙手段6からは、用紙Pが給送され、搬送ローラとガイド部材により搬送され、タイミングローラ69によって感光体41上に形成された前記トナー画像との位置合わせのための同期が取られて転写領域に送り出される。
転写領域において、感光体41の表面に形成されたトナー画像は、転写手段45により反対極性に帯電された用紙Pに転写される。
トナー画像を担持した用紙Pは、分離除電手段46の作用により、感光体41の表面から分離し、定着手段8に送られる。
定着手段8において、トナー画像を担持した前記用紙Pは、加熱ローラと加圧ローラにより加熱加圧を受けながら搬送され、トナー画像が用紙Pに定着されて、排出ローラ73によって後処理装置Bに送出される。
なお、送出される用紙Pの先端は排出ローラの下流に設けた排紙センサにて検知され、検知信号を受けた制御手段C1は、送出される用紙Pに施す後処理情報(頁情報)を第2の制御手段C2に送る。
また、用紙Pを表裏反転して後処理装置Bに送出する場合には、切換ガイド72により、用紙Pを排紙再給紙手段7に導き、用紙Pをスイッチバックさせて排出ローラ73に送る。
さらに、用紙Pの両面に画像形成をする場合には、第1面の定着を終えた用紙Pを、切換ガイド72により排紙再給紙手段7に導き、反転部75にて反転させた後、給紙のための搬送路に送り出し、第2面の画像形成に供する。
一方、用紙Pへのトナー画像の転写を終えた感光体41の表面は、クリーニング手段47により残留トナーが除去されて次なる画像形成に向けての準備がなされる。
入力操作手段5は、タッチパネルを用いた公知の手段で、ユーザは、タッチパネルの所定の箇所に触れることにより、ジョブの設定をはじめ、各種指示情報の入力を行うことができる。
画像形成装置Aの排紙部側に接続されている後処理装置Bは、糊付け製本装置と称される公知の製本装置である。
図2は後処理装置Bの概念を示す正面断面図、図3は側断面図、図4は上断面図、図5は立体図である。
後処理装置Bは、最上段の直接排紙手段10、その下方の水平搬送手段20A、方向変換搬送手段30A、用紙収納部40A、排出手段50A、第1給紙手段(表表紙紙給紙手段)70A、第2給紙手段(裏表紙給紙手段)70Bを備えた用紙搬送装置、及び第1糊吐出手段80A、糊供給装置89から構成されている。
受入部11に導入された用紙Pは、切り換え板12により、上部の直接排紙手段10と水平搬送手段20Aとの何れかに送られる。
直接排紙手段10に導入された用紙Pは、上方に搬送され、搬送ローラ13、14に挟持されて排出ローラ15により固定排紙皿16上に排出される。
シフト処理又はノンソート大量排紙の搬送モードに設定されると、切り替え板12は直接排紙手段10の搬送路を閉鎖し、水平搬送手段20Aの搬送路を開放し用紙Sの通過を可能にする。水平搬送手段20Aに導入された用紙Pは、搬送ローラ21、22、23、24に挟持されて搬送され、糊塗布処理を行わない用紙Pは図示しないシフト手段を経て用紙排出ローラ26により挟持されて、上部排出口27から昇降排紙皿63上に排出される。昇降排紙皿63上には、例えば、最大3000枚の大量の用紙Pを積載する事が可能である。
糊付け製本処理を行うジョブが設定されていると、画像形成装置Aから排出される用紙Pは、搬送ローラ21〜24により挟持されて搬送される。用紙Pの先端部が位置決め部材25に当接すると、用紙Pの搬送方向の曲がりが修正される。その後、搬送ローラ21〜24の各上ローラが用紙面から上方に待避して圧接が解除される。
次に、用紙Pは、搬送ローラ31,32に挟持されて、90度偏向された方向に搬送される(図3の矢示方向Y1)。用紙Pは引き続き搬送ローラ33,34により挟持されてUターン搬送され用紙収納部40Aに送り込まれる。
糊吐出手段80Aは、搬送ローラ31〜34により搬送される用紙Pの一方の側縁部に線状又は破線状に糊を吐出して、用紙Pの上面に糊塗布部Nを形成する。図6は、糊塗布部Nの例を示す図である。
1枚目の用紙Pは、糊塗布処理を行わず、方向変換搬送手段30Aの搬送ローラ33,34により挟持、搬送されて第4搬送路Y2に送られ、用紙載置台41上に載置される。後続の2枚目以降の糊塗布処理された用紙Sは、搬送ローラ33、34によって挟持、搬送されて先行の用紙上に積載され、用紙束Paが作られる。
用紙束Paに、用紙束Paと同サイズの表紙用紙(表表紙又は裏表紙)を貼着する場合には、後処理装置B下部に配置された第1給紙手段70A又は第2給紙手段70Bから表紙用紙を供給する。第1給紙手段70Aの給紙カセット71A、又は第2給紙手段70Bの給紙カセット71Bに収容された表紙用紙Ka、Kbは、給紙部72A又は給紙部72Bにより給紙され、搬送ローラ73,74を通過し、水平搬送手段20Aにより搬送された後、第1糊吐出手段80Aにより糊塗布部Nが形成され、方向変換搬送手段30Aを経て、用紙収納部40Aに送り込まれ、用紙束Paの最上面に貼着される。
なお、本発明の実施の形態で使用される糊は、水性のエマルジョン糊、例えば酢酸ビニル樹脂系エマルジョン糊で、粘度は常温で750〜1500mPa・sである。この水溶性の糊により接着された用紙束Paは、再生紙として再利用可能である。
次いで、移動する加圧手段44は、用紙載置台41上に載置された先行の用紙束Paの糊塗布部N形成面の背面側を加圧して移動し、用紙間の接着を確実にする(図5参照)。用紙Pの先端部は、先端ストッパ45に当接して、先端揃えされる。先端ストッパ45は図示しない駆動手段により移動可能であり、用紙Pのサイズ設定により所定位置に停止する。用紙Pの後端部は、移動可能に駆動される用紙整合押圧手段46により、用紙後端部の整合及び用紙後端上面部の押圧が行われる。用紙Pの両側端部は、幅整合手段47により位置決めされる。なお、用紙Pの先端部、後端部、両側端部の整合、位置決めは、加圧手段44による加圧処理の前に行われる。加圧手段44による用紙Pの加圧処理は、2枚目以降の用紙Pが用紙載置台41上に載置される都度行っても良い。又は、用紙Pが複数枚積載される毎に加圧処理を行ってもよい。
以上の工程により糊付け処理された1冊の用紙束Paが完成する。この後処理装置Bでは、例えば、最大200枚の用紙Pを糊付け処理して製本化する事ができる。
用紙載置台41の用紙積載面の一部には、駆動ローラ51と従動ローラ52に巻回された複数本の排出ベルト53が回動可能に配置されている。
糊付け製本された用紙束Paは、回動される排出ベルト53の排出爪53aにより用紙束Paの後端部を保持されて、用紙載置台41の載置面上を滑走して、用紙束排出ローラ54に挟持されて、下部排出口55から昇降排紙皿63に排出される。この排紙処理に先立って、加圧手段44及び幅整合手段47は図示しない駆動手段により搬送路の上方に退避する。
上述した後処理装置Bには、用紙束Paの表裏面及び背部に表表紙と裏表紙を接着して糊付け製本し、冊子Pbを作製する第2の後処理装置B1(くるみ製本作製装置)が接続される場合、あるいは、その他の機能を有する複数の後処理装置が前後に接続される場合もある。
図7は、画像形成装置Aに、後処理装置B、及び第2の後処理装置B1の二つの後処理装置を接続した画像形成システムの全体構成図である。
また、図8は、くるみ製本された冊子の例を示す図である。
第2の後処理装置B1も、後処理装置Bと同様に公知の装置であることから、説明を省略するが、くるみ製本を行うための糊付け処理に必要な手段を有するものである。
糊付けに使用される糊は、図3に示す糊供給装置89に収容され、糊供給装置89は、糊が一定の粘度になるように所定の温度まで暖め、糊がその粘度を維持するように収容温度を制御する。
このような糊を一定の温度に到達させ、糊付け製本に使用可能とするまでの時間は、後処理装置Bのウオームアップの律速時間となっている。このウオームアップ時間TB(例えば15〜20分)は、画像形成装置Aのウオームアップ時間TA(例えば5分)に比較して長い。
従って、複数のジョブが設定され、第1番目に設定されたジョブが、製本処理を施すジョブであった場合、高速の画像形成装置Aはウオームアップを完了しても、TB−TAの時間、画像形成動作を開始できないという状況が生ずる。高速の画像形成装置Aは、短時間に多量の画像形成処理を行うことができることから、この待ち時間(TB−TA)は、画像形成装置を効率的に使用するという視点から大きな問題となる。
次に、このような問題を解決する画像形成装置、及び画像形成装置の制御方法について述べる。
図9は、後処理装置Bが接続された画像形成装置Aの制御関係を示すブロック図である。
画像形成装置Aの制御手段C1はCPU(CPU1)、メモリM1を始め、図に記されてはいないが演算ユニット、I/Oポート、通信用インターフェイス等を有するコンピュータシステムであり、各手段を駆動するための回路も有している。各手段の制御は、メモリM1に格納してある当該のジョブに対応するプログラムを実行させることによりなされる。
自動原稿送り装置F、後処理装置Bも、制御手段C1に比較して規模は小さいが、CPUを中心とした同様なコンピュータシステムである制御手段C2、C3を備えている。制御手段C1と他の制御手段C2、C3との情報交換は、本例においては通信手段T2、T3を介して行っているが、他の公知の手段を適宜に使用することができる。
また、制御手段C1は通信手段T1を介して、LAN、もしくは公衆回線に接続され、他の情報機器とのデータの交換ができるようになっている。
なお、本発明の実施の形態の説明に重要でないと思われるブロックについては、図中の記載を省略している。
図10は、画像形成装置A、及び後処理装置Bに電源が投入され、ウオームアップが開始された後の、ジョブの実行順序を決定する流れを示すフローチャートである。
プログラムであるジョブ順序決定手段M13が実行されると、先ず、画像形成装置のウオームアップ状態が確認される(ステップS1)、もし、ウオームアップが完了していたならば(ステップS1:Y)、後処理装置のウオームアップ状態が確認される(ステップS2)。後処理装置のウオームアップも完了していた場合には(ステップS2:Y)、設定したジョブを実行順に並べたテーブルである登録ジョブテーブルM10を参照して(ステップS31)、もし、登録されているジョブがあれば(ステップS31:Y)、順番の先頭にあるジョブを実行し(ステップS32)、登録されているジョブが無ければ(ステップS31:N)、このルーチンから出る。
ステップS2にて、後処理装置のウオームアップが完了していなかった場合には(ステップS2:N)、登録ジョブテーブルM10に登録されたジョブがあるか否かが判定される(ステップS3)。もし、登録されているジョブが無ければ(ステップS3:N)、後処理装置のウオームアップ状態の確認(ステップS2)に戻り、登録されたジョブがあった場合には(ステップS3:Y)、すでに登録され、後処理装置のウオームアップ完了を必要としないジョブが実行中であるか否かが判定される(ステップS4)。実行中であれば(ステップS4:Y)、ステップ2に戻り、実行中でなければ(ステップS4:N)、登録ジョブテーブルM10の先頭に登録されているジョブが、後処理装置のウオームアップ完了を待って用紙Pに後処理を施すジョブであるか否かが判定される(ステップS5)。
もし、登録ジョブテーブルM10の先頭に登録されているジョブが、後処理装置のウオームアップを必要とする後処理を施さないジョブであった場合には(ステップS5:N)、該ジョブは直ちに実行に移される。
もし、登録ジョブテーブルM10の先頭に登録されているジョブがウオームアップを必要とする後処理を施すジョブであった場合には(ステップS5:Y)、登録ジョブテーブルM10中に、ウオームアップを必要としない後処理を施すジョブ、言い換えると、ウオームアップを必要とする後処理を施さないジョブが登録されているか否かが判定され(ステップS6)、登録ジョブテーブルM10中に、ウオームアップを必要とする後処理を施さないジョブが登録されていないならば(ステップS6:N)、ステップ2に戻り、登録されていたならば(ステップS6:Y)、後処理装置のウオームアップ完了時間WTを算出する処理ルーチンである第2の算出手段M12によりウオームアップ完了時間WT、及び、ウオームアップを必要とする後処理を施さないジョブの処理時間PTを算出する処理ルーチンである第1の算出手段M11によりジョブの処理時間PTが算出される(ステップS7、S8)。
算出された、後処理装置のウオームアップ完了時間WTと後処理を施さないジョブの処理時間PTが、もし、PT≦WTでなかったならば(ステップS9:N)、即ち、後処理を施さないジョブの処理を後処理装置のウオームアップ完了までに終えることができないと判定されたときには、ウオームアップ完了を待って後処理を施す処理を実行するためにステップ2に戻る。もし、PT≦WTであった場合(ステップS9:Y)、即ち、後処理を施さないジョブの処理を後処理装置のウオームアップ完了までに終えることができると判定されたときには、該後処理を施さないジョブを登録ジョブテーブルM10の先頭に配置する(ステップS10)。次いで、先頭の該ジョブを実行に移し(ステップS11)、ルーチンから出る。
なお、ステップS8における、後処理を施さないジョブの処理時間の算定は、登録ジョブテーブルM10に登録されている全ての後処理を施さないジョブについて行われ、PT≦WTの条件を満たすジョブであり、登録ジョブテーブルM10に登録されている順位が上にあるジョブが、ステップS10にて登録ジョブテーブルM10の先頭に配置される。
また、ステップS9における判定基準を、PT≦WT(PT−WT≦0)に代えて、PT≦kWTとしても良い。前記kは所定の係数であり、予めメモリM1に設定され、入力操作手段5により値の変更が可能なものである。このようなkを設けることにより、ユーザは後処理装置のウオームアップ完了前に後処理を施さない処理を実行させるか否かの判定基準をユーザの作業実態に合わて設定できることができる。
以上、説明したような画像形成装置、及び画像形成装置の制御方法の実現により、ウオームアップを必要とする後処理装置が接続された画像形成装置において、設定された複数のジョブの実行順序を適切に決定することができる。
画像形成システムの全体構成図である。 後処理装置の概念を示す正面断面図である。 後処理装置の概念を示す側断面図である。 後処理装置の概念を示す上断面図である。 後処理装置の概念を示す立体図である。 糊塗布部の例を示す図である。 画像形成装置に二つの後処理装置を接続したシステムの全体構成図である。 くるみ製本された冊子の例を示す図である。 後処理装置が接続された画像形成装置の制御関係を示すブロック図である。 ジョブの実行順序を決定する流れを示すフローチャートである。
符号の説明
5 入力操作手段
A 画像形成装置
B 後処理装置
B1 第2の後処理装置くるみ製本装置
C1 制御手段(画像形成装置)
M10 登録ジョブテーブル
M11 第1の算出手段
M12 第2の算出手段
M13 ジョブ順序決定手段

Claims (4)

  1. ウオームアップを必要とする後処理装置が接続された画像形成装置であって、
    複数のジョブを設定する入力操作手段と、
    設定された複数のジョブの中の、ウオームアップを必要とする後処理を施さないジョブの処理時間を算出する第1の算出手段と、
    前記後処理装置のウオームアップ完了時間を算出する第2の算出手段と、
    前記後処理装置のウオームアップ完了前に、前記ジョブの処理時間、及び前記後処理装置のウオームアップ完了時間を基にして、前記入力操作手段により設定された複数のジョブの中に、ウオームアップを必要とする後処理を施さないジョブであって、処理時間が、前記後処理装置のウオームアップ完了時間を超えないと判定されるジョブがあった場合、当該ジョブを後処理を施すジョブよりも優先して実行するようにジョブの実行順序を決定するジョブ順序決定手段と
    を有することを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記ジョブ順序決定手段は、
    設定されたジョブの中に、ウオームアップを必要とする後処理を施さないジョブであって、処理時間が前記後処理装置のウオームアップ完了時間に所定の係数を乗じた値よりも小さいと判定されるジョブがあった場合、前記ジョブを後処理を施すジョブよりも優先して実行するようにジョブの実行順序を決定することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. ウオームアップを必要とする後処理装置が接続された画像形成装置の制御方法であって、複数のジョブを入力操作手段により設定し、
    設定された複数のジョブの中の、ウオームアップを必要とする後処理を施さないジョブの処理時間と、
    前記後処理装置のウオームアップ完了時間とを算出して、
    前記後処理装置のウオームアップ完了前に、前記ジョブの処理時間、及び前記後処理装置のウオームアップ完了時間を基にして、前記入力操作手段により設定された複数のジョブの中に、ウオームアップを必要とする後処理を施さないジョブであって、処理時間が、前記後処理装置のウオームアップ完了時間を超えないと判定されるジョブがあった場合、前記ジョブを後処理を施すジョブよりも優先して実行するようにジョブの実行順序を決定することを特徴とする画像形成装置の制御方法。
  4. 設定されたジョブの中に、ウオームアップを必要とする後処理を施さないジョブであって、処理時間が前記後処理装置のウオームアップ完了時間に所定の係数を乗じた値よりも小さいと判定されるジョブがあった場合、前記ジョブを後処理を施すジョブよりも優先して実行するようにジョブの実行順序を決定することを特徴とする請求項3に記載の画像形成装置の制御方法。
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