JP5099337B2 - 画像形成装置 - Google Patents
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Description
以上のように、従来の画像形成装置では、割り込み処理に際し、一時停止するジョブと優先されるジョブの排紙が混ざらないようにするため、もしくは優先するジョブの動作の制限を緩和するために一時停止するタイミングを制御している。
例えば、画像形成を行った記録媒体にくるみ綴じを行うジョブを優先的に出力するような場合、現ジョブを停止して直ちにジョブの準備にかかっても、くるみ綴じ機では糊を溶かすためにヒータが十分に昇温するまで準備時間が必要であり、画像形成装置は停止したままで時間が経過するため稼働効率が悪いという問題がある。
図1は、一実施形態である画像形成装置1の機械的構成を示す図であり、以下に、その説明を行う。
画像形成装置1は、プリンタ、スキャナ、コピア機能を有するデジタル複合機であり、その上部側に、スキャナ部130、原稿を載置するプラテンガラス133、流し込みtype自動原稿給送装置(ADF)135、該流し込みtype自動原稿給送装置(ADF)135から送られる原稿の読み取りを行うADF原稿読み取りスリットガラス136が設けられている。その近傍には、画像形成装置1の情報の表示が可能となったLCD141が本発明の表示部として設けられている。なお、LCD141はタッチパネル式であり、ジョブに対する操作など、各種入力が可能となった操作部140の一部を構成している。
給紙トレイ160または大容量給紙トレイ161から給紙された記録媒体は、搬送部162によって転写位置へと送られ、該転写位置において転写部155によりトナー像が転写される。その後、画像形成がされた記録媒体は、搬送部162により搬送され、定着器156により加熱定着され、後処理装置180へと搬送される。
感光体153は、転写後、クリーニング部157により表面に残留している現像剤が除去され、次の画像形成に備える。
また、貼り付けをした表紙は、折り曲げ加工をすることで、冊子状態にして排出することができる。
画像形成装置1は、主要な構成として、画像制御部110とスキャナ部130と操作部140とプリンタ部150とを有するデジタルコピア部と、LAN50を通して外部装置(例えば端末60、61)との間で入出力される画像データを処理する画像処理手段(プリント&スキャナコントローラ)とを備えている。また、画像形成装置1は、LANインターフェース166を介してLAN50に前記画像制御部110が接続されており、外部の端末60、61からのアクセスが可能になっている。これにより、画像形成装置1のステータスなどの情報を外部から取得したり、画像形成装置の設定などを外部から行ったりすることができる。
先ず、画像形成装置1において画像データを蓄積する手順について説明する。
第1に画像形成装置1において、スキャナ部130で原稿の画像を読み取り画像データを生成する場合、スキャナ部130において原稿からCCD131により原稿の画像を光学的に読み取る。この際には、画像制御CPU112から指令を受けるスキャナ制御部132によってCCD131の動作制御を行う。
CCD131で読み取られた画像は、読取り処理部116でデータ処理がなされ、データ処理された画像データは、圧縮IC117において所定の方法によって圧縮され、DRAM制御IC111を介して圧縮メモリ121に格納される。圧縮メモリ121に格納された画像データは、画像制御CPU112によってジョブとして管理することができる。また、画像制御CPU112を含む設定手段では、ジョブの一部を必要に応じて保留ジョブに移行させて保留状態で管理することができ、保留ジョブをさらに予約ジョブに移行することもできる。
予約ジョブ管理画面143には、図3に示すように、予約ジョブ表示欄143aに予約されたジョブの一覧が実行される順番に並べられている。この予約ジョブ表示欄143aの右側に予約ジョブの設定釦群が設けられており、該設定釦群の中には優先出力釦143bが設けられている。また、ジョブ管理画面143の通知部143cでは、操作者に対し、必要な情報を表示する。
但し、くるみ綴じ機のように、動作開始に準備時間を必要とする付属機器を動作させてジョブを優先出力させる場合、直ちに、ジョブの切り替えを行わず、付属機器の準備が完了することを必要条件にして、ジョブの切り替えを行う。以下に、その手順を説明する。
通常のジョブが出力を開始し、その途中で、上記ジョブ管理画面143を通して操作者によって、くるみ綴じ後処理を必要とするジョブを優先出力する設定がなされると、通常ジョブ実施中に準備完了に時間がかかる優先ジョブを行うことになる。画像制御CPU112では、プリンタ制御部158を通して後処理制御部180aに準備を指示する。準備指示がなされた後処理制御部180aでは、前記糊付けヒータ185aに通電をして、接着剤塗布部185に収容されている糊を加熱軟化させるウオーミングアップを開始する。接着剤塗布部185における温度は温度計などにより測定され、測定結果が後処理制御部180aに送信されている。後処理制御部180aは、測定結果に基づいて準備状態を検知し、これを画像制御CPU112に送信する。接着剤塗布部185が所定の動作温度に達すると、画像制御CPU112では、後処理装置180における準備完了を検知する。
すなわち、画像制御CPU112では、現ジョブを停止させた後、後処理装置180における準備完了を待ち、準備完了がなされると、直ちに、優先出力ジョブを実行する。くるみ綴じを含めたジョブの実行が終了すると、一時停止させていたジョブを再開し、ジョブ完了まで画像形成動作を行わせる。
しかし、画像形成装置では、通常は、優先ジョブの出力指示を受け手から、通常ジョブの部区切りまでに要する時間(1)よりも優先ジョブが使用する機器の準備完了時間(3)の方が長いので、ジョブの一時停止完了から優先ジョブが出力するまでの時間(2)は画像形成装置が動作しない空白時間になってしまい、装置の稼働効率が悪くなっている。
この動作においても、通常ジョブ実施中に準備完了に時間がかかる優先ジョブを行う。
通常のジョブ出力開始後、ジョブ管理画面143を通して、くるみ綴じ後処理を必要とするジョブを優先出力する設定がなされると、通常ジョブに対しては部数区切りまでと優先ジョブで使用する機器の準備が完了後に一時停止を行う制御が働くとともに、優先ジョブで使用する機器に対して準備を指示する。
該停止管理処理では、先ず、現ジョブにおける全給紙枚数を完了したか否かを判断する(ステップs1)。全給紙枚数を完了した場合(ステップs1、YES)、給紙停止処理(ステップs2)を行い、現ジョブの実行を中断または完了する。また、全給紙枚数を完了していない場合(ステップs1、NO)、給紙枚数が部数の区切りであるか否かの判定がなされる(ステップs3)。給紙枚数が部数区切りでない場合(ステップs3、NO)、給紙停止管理処理を終了する。給紙枚数が部数区切りの場合(ステップs3、YES)、上記した優先ジョブ出力の指示があるか否かの判定がなされる(ステップs4)。優先ジョブ出力の指示がなされてない場合(ステップs4、NO)、給紙停止管理処理を終了する。優先ジョブ出力の指示がされている場合(ステップs4、YES)、上記後処理装置の準備が完了して優先ジョブが出力可能な状態であるか否かの判定がなされる(ステップs5)。ここで、上記準備が完了していないと(ステップs5、NO)、給紙停止管理処理を終了し、現ジョブの実行を継続する。一方、後処理装置の準備が完了していると、給紙停止処理を行う。
この手順では、画像形成装置は、現ジョブを中断させるまでの区切り時間(1)は、優先ジョブの出力指示を受けてから、通常ジョブの部区切りと優先ジョブが使用する機器の準備完了時間のAND条件が満たされる時間であり、これにより画像形成装置が動作しない空白時間をなくして画像形成装置の稼働効率低下を回避することができる。
すなわち、優先ジョブで使用する機器の準備完了で、通常ジョブの部数区切り迄の出力を実施済みであるため、通常ジョブの一時停止完了後は即座に優先ジョブの出力動作に移行できる。本発明は、優先するジョブの出力が可能になるまでは、出力中のジョブを継続させ、優先するジョブの出力が可能になるのを待ってから出力中ジョブの一時停止を実施するので、従来に比べ、画像形成装置の稼働空白時間が無くなっておりその分は通常ジョブの出力に使われるため、通常ジョブの終了時間が早くなる。
また、この実施形態では、付属機器の準備完了を待って、さらに画像形成に関する他の条件(部数の区切りなど)を満たすことで、ジョブの切り替えを行っているが、上記画像形成に関する条件を設定することなく付属機器の準備完了を待って、直ちに通常ジョブを中断して優先ジョブを実行させることも可能である。
通常ジョブは、原稿枚数100枚、設定部数20部、排紙モード:ステープルモードに設定されている。
一方、優先ジョブは、原稿枚数100枚、設定部10部、排紙モード:くるみ製本に設定されている。
画像形成装置における前提条件は以下の通りとする。
複写速度は1分間に100枚(上記設定では1部作成に1分要する)とする。
くるみ製本機は準備にウォームアップ時間が5分要する。
優先ジョブは10部分の10分かけて終了し、その後通常JOBの16部目の最初のページより再スタートとなる。その後5分かけて残りの5部を出力しJOB終了となる。
112 画像制御CPU
113 不揮発メモリ
130 スキャナ部
140 操作部
150 プリンタ部
180 後処理装置
185a ヒータ
Claims (6)
- ジョブの実行により画像データに基づいて記録媒体に画像形成を行う画像形成部と、前記ジョブの管理と前記画像形成部の動作の制御を行う制御部と、一時的な動作が可能で動作開始時に準備において糊付けヒータのウォーミングアップがなされる準備時間を要する付属のくるみ綴じ機とを備え、前記制御部は、現ジョブ実行中に現ジョブを一時停止させて優先度の高い他のジョブを優先的に実施可能なモードを有し、該モードにおいて、優先的に実施される他のジョブが前記くるみ綴じ機の動作を伴う場合、該くるみ綴じ機の前記準備が完了したことを必要条件にして実行中の現ジョブを一時停止させることを特徴とする画像形成装置。
- 優先的に実施される前記他のジョブが前記準備の完了を待った状態であることを表示する表示部を備えることを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
- 前記制御部は、前記くるみ綴じ機の準備状態の検知が可能であることを特徴とする請求項1または2に記載の画像形成装置。
- 前記制御部は、前記モードにおいて、現ジョブを一時停止させる条件として、前記くるみ綴じ機の準備完了の他に、現ジョブに関する他の条件が設定されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の画像形成装置。
- 前記他の条件が、画像形成された記録媒体がページまたは部数の区切りに達っしたことであることを特徴とする請求項4記載の画像形成装置。
- 前記他の条件が、画像形成された記録媒体が後処理のまとまりに達っしたことであることを特徴とする請求項4記載の画像形成装置。
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