JP2007304278A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】待機時にファクシミリ受信の着信などによって定着器を昇温する際に、必要以上の昇温を抑えて電力消費を低減することのできる画像形成装置を提供する。
【解決手段】待機時にファクシミリ受信の着信があると、定着器の昇温を開始し、定着温度が、通常速度で印刷するための規定温度t2より低い低速印刷用の第1温度t1に到達したとき、通信が完了しているか否かを調べる。このとき、既に通信が完了している場合は受信ページ数が少ないので、それ以上の昇温は行なわず、低速印刷モードで印刷する。
【選択図】図4

Description

本発明は、記録紙に画像を定着器で熱定着させる工程を画像形成工程に含む画像形成装置に係わり、特に、定着器での消費電力を低減するための技術に関する。
電子写真プロセスを使用する画像形成装置では、感光体上に静電潜像を形成し、これをトナーで顕在化し、該顕在化されたトナー像を記録紙に転写した後、記録紙上のトナー像を定着器で加圧しながら加熱することで記録紙に定着させてから出力するようになっている。トナー像を記録紙に定着させるために必要な定着器の温度は、定着器を通過する記録紙の搬送速度、すなわち、画像形成速度に依存しており、画像形成速度が高速になるほど、定着器の温度を高めておく必要がある。
一方、定着器を常に高温に維持すると消費電力が嵩むので、待機中などは定着器の温度を下げておき、画像形成を始めるときに定着器を昇温させることが通常行なわれる。
しかし、高速の画像形成に必要な規定温度まで定着器を昇温させるには、数十秒などと比較的長い時間を要するので、定着器が規定温度に達するまで待っていると1枚目の画像形成の開始が遅くなってしまう。
そこで、画像形成速度を変更可能に構成しておき、画像データの準備が整ったとき定着器の温度(定着温度)を検出し、該検出された定着温度に応じた速度で画像形成を開始させ、その後は定着器の昇温に応じて画像形成速度を高めることで、連続画像形成時の高速性と1枚目の早期出力とを両立させるようにしたプリンタ装置が提案されている(たとえば、特許文献1参照。)。
特開2000−137407号公報
上記技術は、画像形成枚数が多い場合には有効であるが、画像形成の開始後も規定温度に達するまで定着器の昇温を続けるので、たとえば、規定温度まで昇温させたが、丁度そのとき最後のページの画像形成が終了した場合や、その後の画像形成枚数が少量の場合には、結果的に規定温度までの昇温が無駄になり、電力が必要以上に消費されてしまうという問題があった。
特に、ファクシミリ受信の場合は、最終的に何ページになるかは、通信が終了するまで分からないので、定着器を高速印刷用の規定温度まで昇温させることが無駄になるケースが生じ易い。
本発明は、上記の問題を解決しようとするものであり、待機状態からファクシミリ受信の着信などを契機に定着器を昇温する場合に、必要以上の昇温を抑えて電力消費を低減することのできる画像形成装置を提供することを目的としている。
かかる目的を達成するための本発明の要旨とするところは、次の各項の発明に存する。
(1)画像形成に際して、定着器を用いて規定温度にて画像を記録紙に熱定着させる工程を含む画像形成装置において、
待機中に、ファクシミリ受信ジョブの着信があったとき、前記定着器の昇温を開始する昇温手段と、
前記定着器の温度が前記規定温度よりも低い第1温度に到達したことを検出する第1検出手段と、
前記ファクシミリ受信ジョブの通信が完了したことを検出する第2検出手段と、
前記第1検出手段と前記第2検出手段の検出結果から、前記定着器の温度が前記第1温度に到達した時点で前記ファクシミリ受信ジョブの通信が完了しているか否かを判断し、完了している場合は、前記規定温度で画像形成する場合よりも低速の画像形成速度にて前記ファクシミリ受信ジョブの画像形成を開始させる制御手段と
を有する
ことを特徴とする画像形成装置。
上記発明では、規定温度は、たとえば、通常速度で画像形成するための定着温度であり、第1温度は、ウォームアップ時間が規定温度まで昇温する場合に比べて短く、画像形成速度が通常速度より遅い低速用の定着温度である。待機中、定着器は、たとえば、非通電で加熱されない状態になっており、待機中にファクシミリ受信ジョブの着信があると定着器の昇温を開始する。そして、定着器が規定温度より低い第1温度に到達した時点でファクシミリ受信ジョブの通信が完了している場合は、規定温度で画像形成する場合よりも低速の画像形成速度、すなわち、第1温度で画像形成可能な低速度にてファクシミリ受信ジョブの画像形成を開始させる。
定着器が第1温度まで昇温した時点で既に通信が完了している場合は、該ファクシミリ受信ジョブでの受信枚数が少ないと想定される。そこで、第1温度で画像形成可能な低速で画像形成することにより、規定温度まで定着器を昇温させてから通常速度で画像形成する場合に比べて、早期に画像形成を開始できると共に、全ページの画像形成を完了するまでの消費電力を低減することができる。
通信の完了の意味は、最終ページの画像データの受信が終了していればよく、回線切断までを含む必要はない。また、待機中とは、定着器の温度が第1温度より低くされている状態、すなわち定着器に関しての待機中であればよく、画像形成装置全体が待機状態になっていなくてもよい。
(2)前記定着器の温度が前記第1温度に到達した時点で前記ファクシミリ受信ジョブの通信が完了している場合は、前記第1温度を超える前記定着器の昇温を中止する
ことを特徴とする(1)に記載の画像形成装置。
上記発明では、低速で画像形成する場合には定着器の昇温を中止し、第1温度で画像形成する。
(3)前記第1検出手段により前記定着器の温度が前記第1温度に到達したことが検出された時点で前記ファクシミリ受信ジョブ以外のジョブの有無を検出する第3検出手段と、
前記第3検出手段で検出された前記ジョブと前記ファクシミリ受信ジョブとの画像形成優先度を判別する第1判別手段と
をさらに備え、
前記制御手段は、前記第1判別手段の判別結果に応じて、前記ジョブと前記ファクシミリ受信ジョブとの画像形成を制御する
ことを特徴とする(1)または(2)に記載の画像形成装置。
上記発明では、ファクシミリ受信ジョブの着信を契機に昇温を開始した定着器の温度が低速用の第1温度に達する以前に新規にジョブが投入されている場合は、ファクシミリ受信ジョブと新規ジョブとの画像形成優先度を判別し、該優先度の高低に基づいて、新規ジョブとファクシミリ受信ジョブとの画像形成を制御する。
画像形成優先度とは、ジョブの緊急度、重要度など他のジョブと比較される項目と、当該ジョブ自体が通常速度での印刷を要するか低速印刷でもかまわないかなど、当該ジョブ単独で定まる要素も含む。
たとえば、新規ジョブの優先度がファクシミリ受信ジョブの優先度以下の場合は、ファクシミリ受信ジョブの画像形成を低速で実行した後、新規ジョブの画像形成を、同じく低速で実行するようにされる。
(4)前記制御手段は、前記第1判別手段の判別結果に応じて、前記ジョブと前記ファクシミリ受信ジョブとの実行順序および画像形成速度を決定する
ことを特徴とする(3)に記載の画像形成装置。
上記発明では、画像形成優先度に基づき、新たなジョブとファクシミリ受信ジョブとの実行順序や画像形成速度を制御する。通常速度で画像形成する場合は、定着器を規定温度までさらに昇温してから画像形成を開始することになる。
(5)前記第1判別手段は、前記第3検出手段で検出された前記ジョブの属性を加味して画像形成優先度を判別する
ことを特徴とする(3)または(4)に記載の画像形成装置。
ジョブの属性には、当該ジョブの画像形成枚数や画像サイズ(用紙サイズ)など、当該ジョブの所要時間の長短に関連する属性や重要度、緊急度、通常速度での印刷の要否を直接示す指定情報などが含まれる。たとえば、印刷の所要時間が長いほど優先度を高くするとよい。
(6)前記制御手段は、前記第1判別手段によって前記ファクシミリ受信ジョブよりも画像形成優先度の高いジョブがあると判別された場合は、前記定着器の温度が前記第1温度に到達した時点で前記ファクシミリ受信ジョブの通信が完了している場合でも前記低速の画像形成速度による前記ファクシミリ受信ジョブの画像形成を開始させることなく前記定着器の昇温を継続し、前記定着器が前記規定温度に達した時に前記画像形成優先度の高いジョブの画像形成を開始させる
ことを特徴とする(3)乃至(5)のいずれか1つに記載の画像形成装置。
上記発明では、定着器の温度が低速用の第1温度に達したタイミングで、既にファクシミリ受信ジョブの通信は完了しているが、該ファクシミリ受信ジョブよりも画像形成優先度が高く通常速度で画像形成する必要のあるジョブが新規に投入されている場合は、定着器の昇温を規定温度に達するまで継続し、規定温度に到達してから新規ジョブを通常速度で画像形成し、その後、
ファクシミリ受信ジョブを通常速度で画像形成する。
(7)前記ファクシミリ受信ジョブの画像形成が前記低速の画像形成速度で実行されている間に、前記ファクシミリ受信ジョブ以外のジョブの有無を検出する第4検出手段と、
前記第4検出手段で前記ファクシミリ受信ジョブ以外のジョブが検出された場合に、該検出されたジョブと前記ファクシミリ受信ジョブとの画像形成優先度を判別する第2判別手段と
をさらに備え、
前記制御手段は、前記第2判別手段の判別結果に応じて、前記ジョブと前記ファクシミリ受信ジョブとの画像形成を制御する
ことを特徴とする(1)または(2)に記載の画像形成装置。
上記発明では、定着器の温度が低速用の第1温度に達した時点で既にファクシミリ受信ジョブの通信が完了したことによりファクシミリ受信ジョブの画像形成を低速で開始した後、該低速での画像形成中に新規ジョブが投入されるか否かを検出する。新規ジョブが投入された場合は、ファクシミリ受信ジョブと新規ジョブとの画像形成優先度を判別し、該優先度の高低に基づいて、新規ジョブに係わる画像形成とファクシミリ受信ジョブに係わる画像形成とを制御する。画像形成優先度とは、ジョブの緊急度、重要度など他のジョブと比較される項目と、当該ジョブ自体が通常速度での印刷を要するか低速印刷でもかまわないかなど、当該ジョブ単独で定まる要素も含む。
(8)前記制御手段は、前記第2判別手段の判別結果に応じて、前記ジョブと前記ファクシミリ受信ジョブとの実行順序および画像形成速度を決定する
ことを特徴とする請求項(7)に記載の画像形成装置。
上記発明では、画像形成優先度に基づき、新たなジョブとファクシミリ受信ジョブとの今後の実行順序や画像形成速度を制御する。通常速度に変更して画像形成する場合は、定着器を規定温度までさらに昇温してから画像形成を開始することになる。
(9)前記第2判別手段は、前記第4検出手段で検出された前記ジョブの属性を加味して画像形成優先度を判別する
ことを特徴とする(7)または(8)に記載の画像形成装置。
ジョブの属性には、当該ジョブの画像形成枚数や画像サイズ(用紙サイズ)など、当該ジョブの所要時間の長短に関連する属性や重要度、緊急度、通常速度での印刷の要否を直接示す指定情報などが含まれる。たとえば、印刷の所要時間が長いほど優先度を高くするとよい。
(10)前記制御手段は、前記第2判別手段によって前記ファクシミリ受信ジョブより画像形成優先度の高いジョブがあると判別された場合は、前記ファクシミリ受信ジョブの画像形成を中断し、前記定着器の昇温を再開させ、前記定着器が前記規定温度に達した時に前記画像形成優先度の高いジョブの画像形成を開始させる
ことを特徴とする(7)乃至(9)のいずれか1つに記載の画像形成装置。
上記発明では、ファクシミリ受信ジョブの画像形成を低速で開始した後、該画像形成中に新規ジョブが投入され、この新規ジョブの画像形成に係わる優先度がファクシミリ受信ジョブの優先度より高い場合は、ファクシミリ受信ジョブに係わる画像形成を、たとえばページの区切りで中断して定着器の昇温を再開し、定着器が規定温度に達したら新規ジョブを通常速度で画像形成し、その後、ファクシミリ受信ジョブの画像形成を通常速度で再開させる。
(11)前記ファクシミリ受信ジョブと前記ファクシミリ受信ジョブ以外のジョブとの画像形成優先度の高低に関するユーザ指定を受け付ける指示手段をさらに有する
ことを特徴とする(3)乃至(10)のいずれか(1)つに記載の画像形成装置。
上記発明では、新規ジョブとファクシミリ受信ジョブのいずれを優先的に実行させるかをユーザ指定することができる。
(12)前記ファクシミリ受信ジョブは、G3ファクシミリ通信によるものである
ことを特徴とする(1)乃至(11)のいずれか(1)つに記載の画像形成装置。
G3ファクシミリ通信は、画像データの伝送速度が比較的遅いので、定着器が第1温度に到達した時点で既に通信が完了している場合には受信ページ数が充分少なく、低速での画像形成に適している。
(13)画像形成に際して、定着器を用いて規定温度にて画像を記録紙に熱定着させる工程を含む画像形成装置において、
待機中に、ジョブが発生したとき、前記定着器の昇温を開始する昇温手段と、
前記定着器の温度が前記規定温度よりも低い第1温度に到達したことを検出する第1検出手段と、
前記ジョブの画像形成枚数を判別する判別手段と、
前記第1検出手段により前記定着器が前記第1温度に到達したことが検出された時点で、前記判別手段の判別結果に応じて、前記規定温度で画像形成する場合よりも低速の画像形成速度にて前記ジョブの画像形成を開始させるか否かを決定する制御手段と
を有する
ことを特徴とする画像形成装置。
上記発明では、ジョブの投入や着信などによってジョブが発生したとき定着器の昇温を開始し、定着器が第1温度まで昇温した時点で、このジョブに係わる画像形成枚数を判別し、該判別結果に応じて、規定温度で画像形成する場合よりも低速の画像形成速度にてこのジョブの画像形成を開始させるか否かを制御する。たとえば、画像形成枚数が所定ページ数未満の場合は、低速での画像形成を開始させ、画像形成枚数が一定枚数以上の場合あるいは画像形成枚数が未確定の場合などは低速での画像形成を開始させないように制御する。ジョブは、ファクシミリ受信ジョブに限定されず、たとえば、PC(Personal Computer)からプリントデータを受信して行なう印刷ジョブや、原稿画像を読み取ってその複製を作成するコピージョブなどでもかまわない。なお、待機中とは、定着器の温度が第1温度より低くされている状態、すなわち定着器に関しての待機中であればよく、画像形成装置全体が待機状態になっていなくてもよい。
(14)画像形成に際して、定着器を用いて規定温度にて画像を記録紙に熱定着させる工程を含む画像形成装置において、
待機中に、ジョブが発生したとき、前記定着器の昇温を開始する昇温手段と、
前記定着器の温度が前記規定温度よりも低い第1温度に到達したことを検出する第1検出手段と、
前記ジョブの画像形成枚数を判別する判別手段と、
前記第1検出手段により前記定着器が前記第1温度に到達したことが検出された時点で、前記判別手段の判別結果に応じて、前記定着器の温度が前記第1温度に到達した以降も前記昇温手段にて昇温を行うか否か決定する制御手段と
を有する
ことを特徴とする画像形成装置。
待機中の着信を契機に定着器の昇温を開始し、定着器が規定温度より低い第1温度に達した時点でファクシミリ受信ジョブの通信が完了しているときは、受信ページ数が少ないと想定し、低速にて画像形成を開始するようにしたものでは、規定温度まで定着器を昇温させてから画像形成する場合に比べて、早期に画像形成を開始できると共に、全ページの画像形成を完了するまでに消費される電力が低減される。
また、定着器が第1温度まで昇温した時点でジョブの画像形成枚数を判別し、該判別結果に応じて低速にて画像形成を開始させるか否かを制御するものでは、画像形成枚数が少ないと判別された場合に低速にて画像形成を開始するようにすれば、規定温度まで定着器を昇温させてから画像形成する場合に比べて、早期に画像形成を開始できると共に、全ページの画像形成を完了するまでに消費される電力が低減される。
以下、図面に基づき本発明の実施の形態を説明する。
図1は、本発明の実施の形態に係わる画像形成装置10の概略構成を示している。画像形成装置10は、原稿のコピー機能、プリンタ機能、ファクシミリ機能など多様な機能を備えたデジタル複合機として構成されている。
画像形成装置10は、CPU(Central Processing Unit)11と、ROM(Read Only Memory)12と、RAM(Random Access Memory)13と、スキャナ部14と、プリンタ部30と、操作表示部15と、画像処理部16と、通信制御部17と、NCU(Network Control Unit)18と、ネットワーク通信部19とをバス21に接続して構成される。
CPU11は、当該画像形成装置10の動作を統括制御する機能を果たす。ROM12は、各種プログラムが予め記憶された読み出し専用のメモリである。RAM13は、CPU11がROM12に格納されたプログラムを実行する際に各種のデータを一時格納するためのワークメモリや画像データを記憶するための画像メモリとして使用される。
スキャナ部14は、原稿画像を光学的に読み取って対応する画像データを出力する。スキャナ部14は、ラインイメージセンサなどで構成される。
プリンタ部30は、画像データに応じた画像を記録紙上に形成する機能を果たす。プリンタ部30は、電子写真プロセスを使用した、所謂、レーザープリンタとして構成されており、図2に示すように、記録紙Pの搬送装置31と、感光体32と、帯電装置33と、レーザーユニット34と、現像装置35と、転写分離装置36と、クリーニング装置37と、定着器38とを有している。
感光体32は、表面に静電潜像が形成される円筒形状をなした静電潜像担持体であり、画像形成時には、図示省略の駆動部によって一定方向(図中の矢印A方向)に回転される。感光体32は近接配置された帯電装置33のコロナ放電によって一様に帯電された後、レーザーユニット34から照射される、画像データに応じてON/OFFされるレーザー光34aに走査されて表面に静電潜像が形成される。
その後、感光体32の表面の静電潜像は現像装置35によってトナー像として顕在化され、該トナー像は、転写分離装置36が近接対向配置された箇所Bで記録紙Pに転写される。トナー像が転写された記録紙Pは感光体32から分離された後、定着器38を通って排紙される。記録紙Pが定着器38を通過するときに加圧・加熱されてトナー像が記録紙Pに固着される。定着器38には、その温度を検知するための温度センサ39が設けてある。
図1に戻って説明を続ける。操作表示部15は、液晶ディスプレイなどの表示装置と、液晶ディスプレイの画面上に敷設されたタッチパネルや操作スイッチなどで構成されており、設定画面、操作画面などユーザインターフェイス用の各種画面を表示したり、ユーザから各種の操作を受け付けたりする機能を果たす。また、操作表示部15は、プリンタ部30での画像形成に係わる各ジョブの優先度の指定をユーザから受け付ける指示手段15aとしての機能を果たす。
画像処理部16は、画像データに拡大、縮小、回転、圧縮・伸張などの各種の処理を施す機能を果たす。
NCU18は公衆回線PSTN(Public Switched Telephone Network)と接続するための制御回路であり、ファクシミリ受信などの着信を検知する着信検知部18aを有している。
通信制御部17は、NCU18を使用して外部装置とファクシミリ通信を行なうための制御機能を果たす。通信制御部17は、ITU−T(International Telecommunication Union-Telecommunication sector)の勧告T.30に準拠したG3方式のファクシミリ通信に対応している。
ネットワーク通信部19は、LAN(Local Area Network)などのネットワークを介してパーソナルピュータなどの外部装置とデータを送受信する機能を果たす。外部装置からのプリント指示や印刷データの受信などもネットワーク通信部19を通じて行なわれる。さらに、電子メールの添付ファイルとして画像データが送受信される、ITU−Tの勧告T.37やT.38に準拠したファクシミリ通信が可能に構成されてもよい。
CPU11は、ROM12に格納されている所定のプログラムを実行することで、制御手段11aと、第1検出手段11b、第2検出手段11c、第3検出手段11d、第4検出手段11e、第1判別手段11f、第2判別手段11gとしての機能を果たす。なお、各手段11a〜11gの機能は、画像形成装置10の動作を説明する中で順次説明する。
次に、画像形成装置10における画像形成(以下、印刷とも呼ぶ。)動作について説明する。
画像形成装置10のプリンタ部30は、印刷モードとして、画像形成速度(印刷速度)が通常速度の通常印刷モードと、画像形成速度が通常印刷モードに比べて低い低速印刷モードとを備えている。
図3は、通常印刷モードと低速印刷モードとの特性を対比したものである。通常印刷モードの印刷速度は毎分24枚であり、該速度で印刷するときに必要な定着器38の温度(定着温度)は190℃であり、待機状態からの190℃まで定着器38を昇温するために必要なウォームアップ時間は40秒である。
一方、低速印刷モードの印刷速度は毎分12枚であり、該速度で印刷するときに必要な定着器38の温度(定着温度)は130℃であり、待機状態からの130℃まで定着器38を昇温するために必要なウォームアップ時間は20秒である。通常印刷モードで印刷するために必要な定着温度t2を規定温度、低速印刷モードで印刷するために必要な定着温度t1を第1温度とする。
なお、画像形成装置10は、ユーザ操作のない状態やジョブを実行しない状態が一定以上継続した時は、最小限の部分を残して各部を電源オフまたは省電力モードに切り替えた待機モード(待機状態)となり、消費電力を抑えるようになっている。待機モード中は、定着器38の定着温度は第1温度であるt1より充分低いt0(待機温度)にされる。待機モード中、定着器38への通電を完全に停止するように構成してもよい。
待機温度t0から低速印刷モードで印刷可能な第1温度t1まで定着器38を昇温する動作を第1ウォームアップWu1、第1温度t1から高速印刷モードで印刷可能な規定温度t2まで定着器38を昇温する動作を第2ウォームアップWu2とする。
図4は、第1ウォームアップWu1と第2ウォームアップWu2との関係をグラフ化して表したものである。待機時には定着器38は待機温度t0になっており、時刻S1にファクシミリ受信ジョブの着信などがあると、定着器38の昇温が開始され、時刻S2には第1温度t1まで昇温されて第1ウォームアップWu1が完了する。低速印刷モードで印刷する場合には第1ウォームアップWu1の完了した時刻S2から印刷動作を開始することができる。時刻S1から時刻S2までの時間が低速印刷モードで印刷するために必要なウォームアップ時間WUT1になる。
一方、通常印刷モードで印刷するためにはさらに第2ウォームアップWu2を行なう必要があり、第1ウォームアップWu1の後、連続して定着器38を昇温した場合、時刻S3に規定温度t2に到達し、第2ウォームアップWu2が完了する。時刻S1から時刻S3までの時間が通常印刷モードで印刷するために必要なウォームアップ時間WUT2になる。
以下、待機時にファクシミリ受信ジョブに係わる着信を受けた場合の動作について説明する。画像形成装置10は、着信検知部18aにより回線からの着信を検出すると、該着信の検出と同時に定着器38の昇温を開始して第1ウォームアップWu1を行なう。CPU11の第1検出手段11bは、温度センサ39からのセンサ情報を監視して定着器38の温度が第1温度t1に到達したことを検出する機能を果たす。定着器38の温度が第1温度t1に到達したことが検知されるとCPU11は第1ウォームアップWu1を終了させる。
CPU11の第2検出手段11cは第1ウォームアップWu1の終了タイミングで、ファクシミリ受信ジョブの通信が終了しているか否かを検出し、制御手段11aは、第1ウォームアップWu1の終了タイミングで通信中であるか否かにより、印刷モードを通常印刷モードにするか低速印刷モードにするかを制御する。
以下、第1ウォームアップWu1の終了時にファクシミリ受信ジョブに係わる通信が既に終了している場合の制御について説明する。まず、ファクシミリ受信ジョブ以外の新規ジョブが発生しない場合について示す。
第1ウォームアップWu1の終了時にファクシミリ受信ジョブに係わる通信が既に終了し、かつファクシミリ受信ジョブ以外の新規ジョブがない場合は、印刷モードを低速印刷モードに設定し、それ以上、定着器38の昇温を行なわず、ただちに印刷を開始する。このケースでは通信が既に終了しているので、該通信による総印刷ページ数が明らかになっている。一方、第1ウォームアップWu1終了時点でファクシミリ受信ジョブに係わる通信が完了している点に鑑みれば、受信ページ数(総印刷ページ数)の最大は、通信を開始して20秒間(ウォームアップ時間WUT1)で受信できる最大枚数となる。
G3ファクシミリ通信の場合、画像データの受信を開始する前の各種手順(フェーズA、B)に5秒程度かかるので、この時間をウォームアップ時間WUT1から差し引いた15秒間が画像データの受信に費やすことが可能な時間になる。最も早い通信速度においても1ページの伝送には2.5秒程度を要するので、15秒の間には最大で6枚しか受信できないことになる。つまり、第1ウォームアップWu1が終了した時点でファクシミリ受信ジョブの通信が完了している場合には、そのファクシミリ受信ジョブでの印刷枚数が最大で6枚になる。
このような場合、通常印刷モードで印刷すると、さらに第2ウォームアップWu2を行なうのでウォームアップの完了までに40秒を要し、その後、毎分24枚の印刷速度で6枚印刷するのに15秒かかるため、全ページの印刷が完了するまでには、着信から55秒を要する。一方、低速印刷モードで印刷すると、第1ウォームアップWu1の完了までに20秒を要し、その後、毎分12枚の印刷速度で6枚印刷するのに30秒かかるので、全ページの印刷完了まで要する時間は着信から50秒になる。
このように、第1ウォームアップWu1の終了時に既に通信が終了している場合に低速印刷モードで印刷すると、通常印刷モードで印刷する場合に比べて、印刷完了までの所要時間が短縮される。また、時間短縮に加えて定着器38を通常印刷モードの規定温度であるt2まで昇温しなくて済むので、印刷完了までに要する消費電力についても、通常印刷モードで印刷する場合に比べて低減することができる。
図5は、通信と印刷動作との関係を表わしたタイムチャート50である。同図では、時刻S1に着信があり、時刻S2に第1ウォームアップWu1が終了して通信の完了がチェックされる。そのまま第2ウォームアップWu2を継続した場合には時刻S3に第2ウォームアップWu2が完了している。
図5の判断パターン(0a)は、第1ウォームアップWu1の終了時に既にファクシミリ受信ジョブの通信が終了し、かつファクシミリ受信ジョブ以外の新規ジョブがない場合の動作の一例を示している。ファクシミリ受信ジョブの通信51は、前処理と2ページ分の画像データの受信で構成され、第1ウォームアップWu1の終了前に既に完了している。画像形成装置10は第1ウォームアップWu1が終了した時点(時刻S2)で通信51が完了しているか否かをチェックし、通信51が完了しているので、その直後から低速印刷モードで2ページ分の印刷処理52を行なっている。
次に、ファクシミリ受信ジョブの着信から印刷が完了するまでの間に、新規にジョブが投入される場合について説明する。新規ジョブの投入タイミングは、第1ウォームアップWu1の終了前と、第1ウォームアップWu1の終了後低速印刷モードでの印刷中とがある。
まず、低速印刷モードで印刷するための第1ウォームアップWu1の終了タイミングまでに新規ジョブが投入される場合について説明する。
CPU11の第3検出手段11dは、定着器38の温度が第1温度t1に到達したことが第1検出手段11bによって検出された時点で、受信中のファクシミリジョブ以外のジョブ(新規ジョブ)の有無を検出する機能を果たす。第1判別手段11fは、第3検出手段11dで検出された新規ジョブと着信のあったファクシミリ受信ジョブとの画像形成優先度を判別し、制御手段11aは、第1判別手段11fの判別結果に応じて、新規ジョブとファクシミリ受信ジョブとの画像形成の実行順序や画像形成速度(印刷モード)などを決定する。
ここでは、画像形成優先度を、ファクシミリ受信ジョブと新規ジョブとの出力優先度(たとえば、重要度や緊急度などに基づく優先度)の高低や、新規ジョブが通常印刷モードでの高速な連続印刷を要するジョブか否かなどの要素にて判別し、制御手段11aは、該判別結果に基づいて、ジョブの実行順序や印刷モードを決定するようになっている。
画像形成優先度(特に、通常印刷モードでの印刷の必要性など)はジョブの属性に基づいて判断される。たとえば、当該ジョブの画像形成枚数(ページ数)や画像サイズ(用紙サイズ)などから当該ジョブを印刷する際の処理量(または処理時間)を判断し、処理量が一定以上の場合、通常印刷モードでの高速な連続印刷が必要なジョブであると判断する。以下、画像形成優先度に基づいて判別される各ケースについて説明する。
(1a)新規ジョブの出力優先度が高く、かつ通常印刷モードでの高速な連続印刷が必要な場合。 対応する動作例を図5(1a)に示す。この場合は、第1ウォームアップWu1終了後、印刷モードを通常印刷モードへ設定し、第2ウォームアップWu2を開始して定着器38をさらに昇温する。定着器38の温度が通常印刷モードでの印刷に必要な規定温度t2に達した時点(時刻S3)で、新規ジョブの印刷53をファクシミリ受信ジョブの印刷54に先行して開始する。新規ジョブの印刷53が終了した後、ファクシミリ受信ジョブの印刷54は通常印刷モードで実行される。このような新規ジョブの例としては、通常の複数枚コピーや優先度が高く設定されているプリントジョブなどがある。
(1b)新規ジョブの出力優先度が高く、かつ通常印刷モードでの高速な連続印刷が不要な場合。 対応する動作例を図5(1b)に示す。この場合は、第1ウォームアップWu1終了後、第2ウォームアップWu2は行なわず、印刷モードを低速印刷モードへ設定し、ファクシミリ受信ジョブの印刷56に先行して、優先度の高い新規ジョブに係わる印刷55を低速印刷モードで実行する。新規ジョブの印刷55が終了した後、ファクシミリ受信ジョブの印刷56は低速印刷モードで実行される。このような新規ジョブの例としては、1、2枚の少数コピーやプラテンガラスに載置された本などの原稿を1枚ずつ読み取ってコピーする単葉コピーなどのジョブがある。
(1c)新規ジョブの出力優先度が低く、かつ通常印刷モードでの高速な連続印刷が不要な場合。 対応する動作例を図5(1c)に示す。この場合は、第1ウォームアップWu1終了後、第2ウォームアップWu2は行なわず、印刷モードを低速印刷モードへ設定し、ファクシミリ受信ジョブに係わる印刷57を低速印刷モードで実行する。新規ジョブの印刷58は、ファクシミリ受信ジョブの印刷57が終了した後、低速印刷モードで実行される。このような新規ジョブの例としては、優先度が低く設定されているプリントジョブや併設されている回線より着信した別のファクシミリ受信ジョブなどがある。
次に、低速印刷モードでの印刷中に新規ジョブが投入された場合について説明する。
CPU11の第4検出手段11eは、ファクシミリ受信ジョブの印刷が低速印刷モードで実行されている間に、該ファクシミリ受信ジョブ以外の新規ジョブの有無を検出する機能を果たす。第2判別手段11gは、第4検出手段11eで検出された新規ジョブと第2検出手段11cで検出されたファクシミリ受信ジョブとの画像形成優先度を判別し、制御手段11aは、第2判別手段11gの判別結果に応じて、新規ジョブとファクシミリ受信ジョブとの実行順序や画像形成速度などを制御する。
画像形成優先度の判別は、受信中に新規ジョブが投入された場合と同様である。以下、画像形成優先度に基づいて判別される各ケースについて説明する。
(2a)新規ジョブの出力優先度が高く、かつ通常印刷モードでの高速な連続印刷が必要な場合。 対応する動作例を図5(2a)に示す。この場合は、実行中のファクシミリ受信ジョブに係わる印刷61aを中断し、印刷モードを通常印刷モードに設定し、第2ウォームアップWu2を開始して再び定着器38を昇温する。定着器38の温度が通常印刷モードでの印刷に必要な規定温度t2に達したに時点(時刻S4)で、新規ジョブの印刷62を通常印刷モードで実行する。新規ジョブの印刷62が終了した後、中断していたファクシミリ受信ジョブの印刷の続き61bを通常印刷モードで再開する。
(2b)新規ジョブの出力優先度が高く、かつ通常印刷モードでの高速な連続印刷が不要な場合。 対応する動作例を図5(2b)に示す。この場合は、実行中のファクシミリ受信ジョブに係わる印刷63aを中断し、新規ジョブの印刷64を低速印刷モードで実行し、該新規ジョブの印刷64が終了した後、中断していたファクシミリ受信ジョブの印刷の続き63bを低速印刷モードで再開する。
(2c)新規ジョブの出力優先度が低く、かつ通常印刷モードでの高速な連続印刷が不要な場合。 対応する動作例を図5(2c)に示す。この場合は、実行中のファクシミリ受信ジョブに係わる印刷65を低速印刷モードで続行し、ファクシミリ受信ジョブの印刷65が終了した後、新規ジョブの印刷66を低速印刷モードで実行する。
このように、印刷を必要とする各ジョブのジョブ属性に基づいて印刷処理量を判断し、印刷処理量が所定の量以上であれば、定着器38の温度が低速印刷モードで印刷可能な第1温度t1に達した以降も昇温を行ない、第1温度t1よりも高い温度(例えばt2)を規定温度とする通常印刷モードで印刷を行なわせる。一方、印刷処理量が所定の量未満であれば、定着器38の温度が低速印刷モードで印刷可能な第1温度t1に達した時点で昇温を中止し、低速印刷モードで印刷を行なわせるようにするものである。
なお、上記(1a)〜(1c)、(2a)〜(2c)の各場合において、ユーザは画像形成優先度あるいはジョブの実行順序や印刷モードを操作表示部15の指示手段15aから選択あるいは指定することができる。たとえば、新規ジョブをファクシミリ受信ジョブに先行して実行させることや、新規ジョブを印刷する場合の印刷モードを通常印刷モードにするか低速印刷モードにするかなどをユーザが直接指定できるようになっている。これらがユーザ指定された場合は、該指定に従ってファクシミリ受信ジョブと新規ジョブに関する実行順序や印刷モードが制御される。
次に、上記の印刷動作を行なわせるための処理フローを図6に基づいて説明する。
待機時にファクシミリ受信の着信があると(ステップS101)、第1ウォームアップWu1を開始し(ステップS102)、定着器38の温度が第1温度t1に到達すると(ステップS103;Y)、第1ウォームアップWu1を終了(定着器38の昇温中止)させ(ステップS104)、ファクシミリ受信中か否かを調べる(ステップS105)、ファクシミリ受信中(通信中)の場合は(ステップS105;Y)、続けて第2ウォームアップWu2を実行し、定着器38の温度が規定温度t2に到達したら昇温を中止し、通常印刷モードで印刷を行なうべくステップS127へ進む(ステップS106)。
第1ウォームアップWu1の終了タイミングでファクシミリ受信が完了している場合は(ステップS105;N)、ファクシミリ受信以外の新規ジョブが発生しているか否かを検査し(ステップS107)、新規ジョブがなければ(ステップS107;N)、印刷モードを低速印刷モードに設定し(ステップS113)、ファクシミリ受信ジョブに係わる印刷を低速印刷モードで開始する(ステップS114)。
受信中に新規ジョブが発生していれば(ステップS107;Y)、該新規ジョブの画像形成優先度がファクシミリ受信ジョブの画像形成優先度より高いか否かを判断し(ステップS108)、新規ジョブの画像形成優先度が高くない場合は(ステップS108;N)、該新規ジョブの実行を保留にして待機させた後(ステップS109)、印刷モードを低速印刷モードに設定し(ステップS113)、ファクシミリ受信ジョブに係わる印刷を低速印刷モードで開始する(ステップS114)。
新規ジョブの画像形成優先度が高い場合は(ステップS108;Y)、たとえば、印刷処理量に基づいて、該新規ジョブが通常印刷モードでの高速な連続印刷の必要なジョブか否かを判断し(ステップS110)、通常印刷モードでの印刷を要しない場合は(ステップS110;N)、印刷モードを低速印刷モードに設定し(ステップS111)、該新規ジョブを低速印刷モードで印刷した後(ステップS112)、ファクシミリ受信ジョブに係わる印刷を低速印刷モードで開始する(ステップS114)。
受信中に生じた新規ジョブが通常印刷モードでの印刷を要する場合は(ステップS110;Y)、印刷モードを通常印刷モードに設定し(ステップS127)、第2ウォームアップWu2を開始して定着器38を昇温する(ステップS128)。定着器38の温度が規定温度t2に到達すると(ステップS129;Y)、第2ウォームアップWu2を終了させ(ステップS130)、新規ジョブに係わる印刷を通常印刷モードで行なう(ステップS131)。さらに、ファクシミリ受信ジョブに係わる印刷を通常印刷モードで実行した後(ステップS132)、待機モードへ移行して(ステップS133)処理を終了する(エンド)。
ステップS114においてファクシミリ受信ジョブに係わる印刷を低速印刷モードで開始した場合には、該ファクシミリ受信ジョブに係わる印刷が終了するまで新規ジョブの投入有無をチェックし(ステップS115;N、ステップS116)、印刷終了前に新規ジョブが投入された場合は(ステップS116;Y)、該新規ジョブの画像形成優先度がファクシミリ受信ジョブの画像形成優先度より高いか否かを判断する(ステップS117)。新規ジョブの画像形成優先度がファクシミリ受信ジョブの画像形成優先度より高い場合は(ステップS117;Y)、例えば、印刷処理量に基づいて、該新規ジョブが通常印刷モードでの高速な連続印刷の必要なジョブか否かをさらに判断する(ステップS118)。該判断は、印刷枚数やユーザ指定などに基づいて行なう。
通常印刷モードでの印刷が必要な場合は(ステップS118;Y)、ファクシミリ受信ジョブに係わる印刷を中断し(ステップS125)、印刷モードを通常印刷モードに切り替えた後(ステップS126)、新規ジョブを通常モードで印刷し(ステップS128〜131)、該印刷の終了後、中断させていたファクシミリ受信ジョブに係わる印刷を通常印刷モードで再開実行し(ステップS132)、待機モードへ移行して(ステップS133)処理を終了する(エンド)。
通常印刷モードでの印刷を要しない場合は(ステップS118;N)、ファクシミリ受信ジョブの印刷を中断し(ステップS119)、新規ジョブの印刷を実行し(ステップS120)、その後、ファクシミリ受信ジョブの印刷を再開させた後(ステップS121)、ステップS115に戻る。
一方、新規ジョブの画像形成優先度がファクシミリ受信ジョブの画像形成優先度より高くない場合は(ステップS117;N)、該新規ジョブの実行を保留し待機させた後(ステップS122)、ステップS115に戻る。
ファクシミリ受信ジョブに係わる印刷が終了すると(ステップS115;Y)、待機中にされている新規ジョブの有無を確認し(ステップS123)、待機中の新規ジョブがあれば(ステップS123;Y)、その新規ジョブの印刷を実行して(ステップS124)処理を終了し(エンド)、待機中の新規ジョブがなければ(ステップS123;N)、そのまま処理を終了する(エンド)。
以上、本発明の実施の形態を図面によって説明してきたが、具体的な構成は実施の形態に示したものに限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲における変更や追加があっても本発明に含まれる。
たとえば、実施の形態では、第1ウォームアップWu1が終了したタイミングでファクシミリ受信ジョブの通信が完了しているか否かを調べるようにしたが、ファクシミリ受信ジョブの通信完了を検知した後、第1ウォームアップWu1の終了を監視し、第1ウォームアップWu1が終了した時点で低速印刷モードにて印刷するか否かを判断するようにしてもよく、要するに第1ウォームアップWu1が終了した時点で、ファクシミリ受信ジョブの通信が完了しているか否かが判断されればよい。
実施の形態では、待機中にファクシミリ受信ジョブが発生する場合を例に説明したが、待機中に発生するジョブは、画像形成を伴うものであれば、プリントジョブでもかまわない。この場合、ファクシミリ受信の場合と同様に、第1ウォームアップWu1の終了時点でプリントジョブに係わるプリントデータの受信が終了している場合は低速印刷モードで印刷するように構成してもよいが、プリントジョブの場合、第1ウォームアップWu1が終了するまでに相当のページ数のデータを受信している場合もある。そこで第1ウォームアップWu1の終了時点でプリントジョブでの画像形成枚数(印刷処理量)を判断し、該印刷処理量に応じて、プリントジョブを低速印刷モードで印刷するか否かを判断するようにしてもよい。また、印刷処理量に応じて、第1ウォームアップWu1の後に、さらに昇温を行なうか否かを判断するようにしてもよい。
より詳細には、第1ウォームアップWu1の終了時点でプリントデータの受信が完了してページ数が判明している場合や第1ウォームアップWu1の終了時点ではプリントデータの受信中であるがプリントデータのヘッダ情報などで既にページ数が判明している場合は、該ページ数の大小に基づいて低速印刷モードで印刷するか否か、もしくは、第1ウォームアップWu1以降も昇温を継続するか否かを判断する。また、第1ウォームアップWu1の終了時点でまだプリントデータの受信が完了していない場合は、既に受信済みのプリントデータのページ数を調べ、このページ数が所定枚数以上の場合は、低速印刷モードでの印刷を行なわないようにする、もしくは、第1ウォームアップWu1の終了後も昇温を継続する。また、第1ウォームアップWu1の終了時点でまだプリントデータの受信が未完了でしかもページ数が一切不明な場合は、低速印刷モードでの印刷を行なわないようにする、もしくは、第1ウォームアップWu1の終了後も昇温を継続するなどの制御を行なうとよい。
要するに、印刷処理量が所定量未満であることが判明した場合に、低速印刷モードでの印刷を行なうようにする、もしくは、低速印刷モードで印刷可能な第1温度t1に達したら昇温を終了するようにすればよい。印刷モードの決定や、低速印刷モードで印刷可能な第1温度t1以降に昇温するか否かの決定は、第1温度t1に達した(=第1ウォームアップWu1が終了した)タイミングが好ましい。なお、コピージョブなどについても同様である。
画像形成装置10は、デジタル複合機でなくてもよく、定着器で画像を熱定着させる構成のプリンタ部を備えた装置であればよい。
本発明の実施の形態に係わる画像形成装置の構成を示すブロック図である。 本発明の実施の形態に係わる画像形成装置が有するプリンタ部の概略構成を示す説明図である。 通常印刷モードと低速印刷モードとの特性を対比して一覧で表した説明図である。 第1ウォームアップと第2ウォームアップとの関係をグラフ化して表した説明図である。 通信と印刷動作との関係をタイムチャートで表わした説明図である。 本発明の実施の形態に係わる画像形成装置が待機時にファクシミリ受信の着信を受けた場合の動作を示す流れ図である。
符号の説明
t0…待機温度
t1…第1温度
t2…規定温度
Wu1…第1ウォームアップ
Wu2…第2ウォームアップ
WUT1…第1ウォームアップに要するウォームアップ時間
WUT2…第2ウォームアップに要するウォームアップ時間
10…画像形成装置
11…CPU
11a…制御手段
11b…第1検出手段
11c…第2検出手段
11d…第3検出手段
11e…第4検出手段
11f…第1判別手段
11g…第2判別手段
12…ROM
13…RAM
14…スキャナ部
15…操作表示部
15a…指示手段
16…画像処理部
17…通信制御部
18…NCU
18a…着信検知部
19…ネットワーク通信部
21…バス
30…プリンタ部
31…搬送装置
32…感光体
33…帯電装置
34…レーザーユニット
35…現像装置
36…転写分離装置
37…クリーニング装置
38…定着器
39…温度センサ
50…タイムチャート

Claims (14)

  1. 画像形成に際して、定着器を用いて規定温度にて画像を記録紙に熱定着させる工程を含む画像形成装置において、
    待機中に、ファクシミリ受信ジョブの着信があったとき、前記定着器の昇温を開始する昇温手段と、
    前記定着器の温度が前記規定温度よりも低い第1温度に到達したことを検出する第1検出手段と、
    前記ファクシミリ受信ジョブの通信が完了したことを検出する第2検出手段と、
    前記第1検出手段と前記第2検出手段の検出結果から、前記定着器の温度が前記第1温度に到達した時点で前記ファクシミリ受信ジョブの通信が完了しているか否かを判断し、完了している場合は、前記規定温度で画像形成する場合よりも低速の画像形成速度にて前記ファクシミリ受信ジョブの画像形成を開始させる制御手段と
    を有する
    ことを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記定着器の温度が前記第1温度に到達した時点で前記ファクシミリ受信ジョブの通信が完了している場合は、前記第1温度を超える前記定着器の昇温を中止する
    ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記第1検出手段により前記定着器の温度が前記第1温度に到達したことが検出された時点で前記ファクシミリ受信ジョブ以外のジョブの有無を検出する第3検出手段と、
    前記第3検出手段で検出された前記ジョブと前記ファクシミリ受信ジョブとの画像形成優先度を判別する第1判別手段と
    をさらに備え、
    前記制御手段は、前記第1判別手段の判別結果に応じて、前記ジョブと前記ファクシミリ受信ジョブとの画像形成を制御する
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の画像形成装置。
  4. 前記制御手段は、前記第1判別手段の判別結果に応じて、前記ジョブと前記ファクシミリ受信ジョブとの実行順序および画像形成速度を決定する
    ことを特徴とする請求項3に記載の画像形成装置。
  5. 前記第1判別手段は、前記第3検出手段で検出された前記ジョブの属性を加味して画像形成優先度を判別する
    ことを特徴とする請求項3または4に記載の画像形成装置。
  6. 前記制御手段は、前記第1判別手段によって前記ファクシミリ受信ジョブよりも画像形成優先度の高いジョブがあると判別された場合は、前記定着器の温度が前記第1温度に到達した時点で前記ファクシミリ受信ジョブの通信が完了している場合でも前記低速の画像形成速度による前記ファクシミリ受信ジョブの画像形成を開始させることなく前記定着器の昇温を継続し、前記定着器が前記規定温度に達した時に前記画像形成優先度の高いジョブの画像形成を開始させる
    ことを特徴とする請求項3乃至5のいずれか1つに記載の画像形成装置。
  7. 前記ファクシミリ受信ジョブの画像形成が前記低速の画像形成速度で実行されている間に、前記ファクシミリ受信ジョブ以外のジョブの有無を検出する第4検出手段と、
    前記第4検出手段で前記ファクシミリ受信ジョブ以外のジョブが検出された場合に、該検出されたジョブと前記ファクシミリ受信ジョブとの画像形成優先度を判別する第2判別手段と
    をさらに備え、
    前記制御手段は、前記第2判別手段の判別結果に応じて、前記ジョブと前記ファクシミリ受信ジョブとの画像形成を制御する
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の画像形成装置。
  8. 前記制御手段は、前記第2判別手段の判別結果に応じて、前記ジョブと前記ファクシミリ受信ジョブとの実行順序および画像形成速度を決定する
    ことを特徴とする請求項7に記載の画像形成装置。
  9. 前記第2判別手段は、前記第4検出手段で検出された前記ジョブの属性を加味して画像形成優先度を判別する
    ことを特徴とする請求項7または8に記載の画像形成装置。
  10. 前記制御手段は、前記第2判別手段によって前記ファクシミリ受信ジョブより画像形成優先度の高いジョブがあると判別された場合は、前記ファクシミリ受信ジョブの画像形成を中断し、前記定着器の昇温を再開させ、前記定着器が前記規定温度に達した時に前記画像形成優先度の高いジョブの画像形成を開始させる
    ことを特徴とする請求項7乃至9のいずれか1つに記載の画像形成装置。
  11. 前記ファクシミリ受信ジョブと前記ファクシミリ受信ジョブ以外のジョブとの画像形成優先度の高低に関するユーザ指定を受け付ける指示手段をさらに有する
    ことを特徴とする請求項3乃至10のいずれか1つに記載の画像形成装置。
  12. 前記ファクシミリ受信ジョブは、G3ファクシミリ通信によるものである
    ことを特徴とする請求項1乃至11のいずれか1つに記載の画像形成装置。
  13. 画像形成に際して、定着器を用いて規定温度にて画像を記録紙に熱定着させる工程を含む画像形成装置において、
    待機中に、ジョブが発生したとき、前記定着器の昇温を開始する昇温手段と、
    前記定着器の温度が前記規定温度よりも低い第1温度に到達したことを検出する第1検出手段と、
    前記ジョブの画像形成枚数を判別する判別手段と、
    前記第1検出手段により前記定着器が前記第1温度に到達したことが検出された時点で、前記判別手段の判別結果に応じて、前記規定温度で画像形成する場合よりも低速の画像形成速度にて前記ジョブの画像形成を開始させるか否かを決定する制御手段と
    を有する
    ことを特徴とする画像形成装置。
  14. 画像形成に際して、定着器を用いて規定温度にて画像を記録紙に熱定着させる工程を含む画像形成装置において、
    待機中に、ジョブが発生したとき、前記定着器の昇温を開始する昇温手段と、
    前記定着器の温度が前記規定温度よりも低い第1温度に到達したことを検出する第1検出手段と、
    前記ジョブの画像形成枚数を判別する判別手段と、
    前記第1検出手段により前記定着器が前記第1温度に到達したことが検出された時点で、前記判別手段の判別結果に応じて、前記定着器の温度が前記第1温度に到達した以降も前記昇温手段にて昇温を行なうか否か決定する制御手段と
    を有する
    ことを特徴とする画像形成装置。
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