JP2019062405A - 画像形成装置、ジョブ処理方法及びジョブ処理制御プログラム - Google Patents

画像形成装置、ジョブ処理方法及びジョブ処理制御プログラム Download PDF

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【課題】FAX受信印刷ジョブを含む印刷ジョブを適切に処理し、FAX受信印刷ジョブの出力待ち時間を短縮する。【解決手段】FAX受信印刷機能を有する画像形成装置において、印刷ジョブに応じて画像形成を実行する画像形成部と、印刷ジョブの管理を行うジョブ管理部と、を備え、ジョブ管理部は、実行中の印刷ジョブを中断させた場合、実行待ちの印刷ジョブの中にFAX受信印刷ジョブが存在するか否かを判断し、FAX受信印刷ジョブが存在する場合は、中断させた印刷ジョブを再開させる前に、FAX受信印刷ジョブを実行させる制御を行う。【選択図】図3

Description

本発明は、画像形成装置、ジョブ処理方法及びジョブ処理制御プログラムに関し、特に、FAX受信印刷機能を備える画像形成装置、FAX受信印刷ジョブを含む印刷ジョブを処理するジョブ処理方法及びジョブ処理制御プログラムに関する。
MFP(Multi-Functional Peripherals)などの画像形成装置において、登録された印刷ジョブを登録順に実行する制御は広く知られている。また、異常が発生した時に印刷ジョブの実行順を変更する制御も知られている。
このようなジョブ処理に関して、例えば、下記特許文献1には、画像形成のジョブに対応した画像データを記憶し、ジョブごとに前記画像データを用いた画像形成を実行する画像形成装置において、異常の発生により、当該時点において実行されていたジョブの実行が継続できない異常状態となったことを検出する異常検出手段と、前記異常状態が、他の全てのジョブの実行ができない状態であるか、他のジョブの中には実行可能なジョブも存在し得る状態であるかを判定する異常レベル判定手段と、前記異常レベル判定手段により、他のジョブの中には実行可能なジョブも存在し得る状態であると判定された場合に、他の実行可能なジョブの実行を許可すべきタイミングを表す実行許可タイミング情報に基づいて、他の実行可能なジョブの実行を制御するジョブ制御手段とを備える構成が開示されている。
特開2001−096864号公報
大量印刷ジョブを多用するユーザ環境において、FAX受信印刷機能を備えるMFPでは、大量印刷ジョブの実行中にFAX受信を完了した場合、大量印刷ジョブの印刷完了後にFAX受信印刷が開始されるため、FAX受信が完了してからFAX受信印刷が完了するまでのタイムラグが大きくなり、FAX受信印刷ジョブを含む印刷ジョブを適切に処理できない場合が生じる。
特に、PP(Production Print)機では、大量ページの印刷を行うユーザが多く、PP機にFAX受信印刷機能が搭載された場合、大量ページの印刷中はFAX受信印刷ができないため、FAX受信印刷の確認ができるまで長時間待たされてしまい、上記問題が顕著に現れる。
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたものであって、その主たる目的は、FAX受信印刷ジョブを含む印刷ジョブを適切に処理し、FAX受信印刷ジョブの出力待ち時間を短縮することができる画像形成装置、ジョブ処理方法及びジョブ処理制御プログラムを提供することにある。
本発明の一側面は、FAX受信印刷機能を有する画像形成装置であって、印刷ジョブに応じて画像形成を実行する画像形成部と、前記印刷ジョブの管理を行うジョブ管理部と、を備え、前記ジョブ管理部は、実行中の印刷ジョブを中断させた場合、実行待ちの印刷ジョブの中にFAX受信印刷ジョブが存在するか否かを判断し、前記FAX受信印刷ジョブが存在する場合は、前記中断させた印刷ジョブを再開させる前に、前記FAX受信印刷ジョブを実行させることを特徴とする。
本発明の一側面は、FAX受信印刷機能を有し、印刷ジョブに応じて画像形成を実行する画像形成部を備える画像形成装置におけるジョブ処理方法であって、実行中の印刷ジョブを中断させた場合、実行待ちの印刷ジョブの中にFAX受信印刷ジョブが存在するか否かを判断する第1ステップと、実行待ちの印刷ジョブの中に前記FAX受信印刷ジョブが存在する場合、前記中断させた印刷ジョブを再開させる前に、前記FAX受信印刷ジョブを実行させる第2ステップと、を実行することを特徴とする。
本発明の一側面は、FAX受信印刷機能を有し、印刷ジョブに応じて画像形成を実行する画像形成部を備える画像形成装置又は当該画像形成装置を制御する制御装置で動作するジョブ処理制御プログラムであって、前記画像形成装置又は前記制御装置に、実行中の印刷ジョブを中断させた場合、実行待ちの印刷ジョブの中にFAX受信印刷ジョブが存在するか否かを判断する第1ステップ、実行待ちの印刷ジョブの中に前記FAX受信印刷ジョブが存在する場合、前記中断させた印刷ジョブを再開させる前に、前記FAX受信印刷ジョブを実行させる第2ステップ、を実行させることを特徴とする。
本発明の画像形成装置、ジョブ処理方法及びジョブ処理制御プログラムによれば、FAX受信印刷ジョブを含む印刷ジョブを適切に処理し、FAX受信印刷ジョブの出力待ち時間を短縮することができる。
その理由は、FAX受信印刷機能を有する画像形成装置において、印刷ジョブに応じて画像形成を実行する画像形成部と、印刷ジョブの管理を行うジョブ管理部と、を備え、ジョブ管理部は、実行中の印刷ジョブを中断させた場合、実行待ちの印刷ジョブの中にFAX受信印刷ジョブが存在するか否かを判断し、FAX受信印刷ジョブが存在する場合は、中断させた印刷ジョブを再開させる前に、FAX受信印刷ジョブを実行させる制御を行うからである。
本発明の一実施例に係る画像形成装置の構成を示す模式図である。 本発明の一実施例に係る画像形成装置の構成を示すブロック図である。 本発明の一実施例に係る画像形成装置のジョブ処理方法(印刷ジョブの実行中に中断理由が発生した場合)を説明する模式図である。 本発明の一実施例に係る画像形成装置のジョブ処理方法(印刷ジョブの実行中に画質調整を実施する場合)を説明する模式図である。 本発明の一実施例に係る画像形成装置の動作を示すフローチャート図である。 本発明の一実施例に係る画像形成装置の動作を示すフローチャート図である。 本発明の一実施例に係る画像形成装置の動作を示すフローチャート図である。 本発明の一実施例に係る画像形成装置の動作を示すフローチャート図である。 従来のジョブ処理方法(少量のPCプリントジョブのケース)を説明する模式図である。 従来のジョブ処理方法(大量のPCプリントジョブのケース)を説明する模式図である。
背景技術で示したように、MFPなどの画像形成装置では、登録された印刷ジョブを登録順に実行する制御は広く知られている。例えば、FAX受信印刷機能を備えるMFPにおいて、図9(a)に示すようなPCプリントジョブ(クライアント装置から送信される印刷データに基づいて印刷を実行する印刷ジョブ)とFAX受信印刷ジョブ(FAX受信データに基づいて印刷を実行する印刷ジョブ)とを登録順に実行する場合、MFPの処理時間は以下の図9(b)に示すようになり、PCプリントジョブの印刷が完了した後に、FAX受信印刷が実行される。このケースでは、少量のPCプリントジョブであるため、FAX受信印刷ジョブはほぼ待ち時間なく出力される。
しかしながら、大量印刷ジョブを多用するユーザ環境では、ユーザによっては半日や丸1日印刷が完了しないような印刷ジョブを投入するケースも多々ある。例えば、図10(a)に示すようなPCプリントジョブとFAX受信印刷ジョブとを登録順に実行する場合、図10(b)に示すように、PCプリントジョブの1部目でFAX受信が完了しても、FAX受信印刷が開始されるのはPCプリントジョブの500部目の印刷が完了した後になる。
このような場合、FAX受信は完了しているが、FAX受信印刷は大幅に(例えば、半日以上)遅れて実行されることになり、ユーザビリティを著しく低下させてしまう恐れがある。更に、日ごとにFAX受信履歴とFAX受信印刷物の管理をしている印刷会社の場合、FAX受信履歴には記録されているが、FAX受信印刷物が確認できないケースが発生するため、クレームの原因となったり失注に繋がったりする恐れがある。
そこで、本発明の一実施の形態では、FAX受信印刷機能を有する画像形成装置において、実行中の印刷ジョブに中断理由(用紙切れ、トナー切れ、定期的な画質調整)が発生した時に、実行中の印刷ジョブを中断させ、FAX受信印刷ジョブを優先して実行するようにする。
具体的には、画像形成装置に印刷ジョブの管理を行うジョブ管理部を設け、ジョブ管理部では、実行中の印刷ジョブを中断させた場合、実行待ちの印刷ジョブの中にFAX受信印刷ジョブが存在するか否かを判断し、FAX受信印刷ジョブが存在する場合は、中断させた印刷ジョブを再開させる前に、FAX受信印刷ジョブを実行させるように制御する。
このような制御を行うことにより、画像形成装置の利用効率の向上を図りつつ、FAX受信が完了してからFAX受信印刷が完了するまでの時間を短縮し、ユーザビリティを向上させることができる。
上記した本発明の一実施の形態についてさらに詳細に説明すべく、本発明の一実施例に係る画像形成装置、ジョブ処理方法及びジョブ処理制御プログラムについて、図1乃至図8を参照して説明する。図1は、本実施例の画像形成装置の構成を示す模式図であり、図2は、本実施例の画像形成装置の構成を示すブロック図である。また、図3及び図4は、本実施例の画像形成装置のジョブ処理方法を説明する模式図であり、図5乃至図8は、本実施例の画像形成装置の動作を示すフローチャート図である。なお、以下の説明において、印刷ジョブには、クライアント装置から送信される印刷データに基づいて印刷を実行するPCプリントジョブ、画像読取部で読み取った画像データに基づいて印刷を実行するコピージョブ、FAX受信データに基づいて印刷を実行するFAX受信印刷ジョブが含まれるものとする。
本実施例の画像形成装置10は、FAX受信印刷機能を備えるMFPなどであり、図1及び図2(a)に示すように、制御部11、記憶部15、表示操作部16、画像処理部17、ネットワークI/F部18、FAX送受信部19、画像読取部20、給紙部21、画像形成部22、後処理部23などで構成される。
制御部11は、CPU(Central Processing Unit)12とROM(Read Only Memory)13やRAM(Random Access Memory)14などのメモリとで構成され、CPU12は、ROM13や記憶部15に記憶した制御プログラム(後述するジョブ処理制御プログラムを含む。)をRAM14に展開して実行することにより、画像形成装置10全体の動作を制御する。
記憶部15は、HDD(Hard Disk Drive)やSSD(Solid State Drive)などで構成され、CPU12が各部を制御するためのプログラム、自装置の処理機能に関する情報、印刷ジョブなどを記憶する。また、記憶部15は、印刷管理キュー、印刷実行キュー、印刷保留キューを備えており、これらのキューに印刷ジョブを登録したり削除したりすることにより、ジョブ処理を制御することが可能となる。
表示操作部16は、LCD(Liquid Crystal Display)や有機EL(Electro Luminescence)ディスプレイなどの表示部上に透明電極が格子状に配置された感圧式や静電容量式の操作部(タッチセンサ)を設けたタッチパネルなどであり、PCプリントジョブやコピージョブ、FAX受信印刷ジョブの処理に関する各種画面を表示し、各種操作を可能にする。また、表示操作部16は、必要に応じて、中断させたPCプリントジョブが再開可能になり、かつ、実行待ちの印刷ジョブの中に次のFAX受信印刷ジョブが存在する場合、次のFAX受信印刷ジョブを実行させるか、中断させたPCプリントジョブを再開させるか、をユーザに選択させるユーザ選択画面を表示する。
画像処理部17は、図示しないクライアント装置などから受信したPCプリントジョブ(PJL(Printer Job Language)やPS(PostScript)、PCL(Printer Control Language)等のページ記述言語で記述されたPDL(Page Description Language)データ、または、PDF(Portable Document Format)データなど)を解析し、PCプリントジョブに含まれる原稿の各ページをラスタライズして画像データを生成し、必要に応じて画像処理(色調整、濃度調整、サイズ調整などの処理)やスクリーニングを行う。
ネットワークI/F部18は、NIC(Network Interface Card)やモデムなどで構成され、イーサネット(登録商標)、トークンリング、FDDI(Fiber-Distributed Data Interface)等の規格により定められるLAN(Local Area Network)やWAN(Wide Area Network)等の通信ネットワークを介して、図示しないクライアント装置などから印刷ジョブを受信可能にする。
FAX送受信部19は、ITU−T(International Telecommunication Union-Telecommunication)勧告T.30で規定される、PhaseA〜Eの5つのフェーズのFAX通信制御シーケンスに従い、公衆回線網(PSNT:Public Switched Telephone Networks)を介して、相手方のFAX通信装置とのFAX通信を行う。
画像読取部(スキャナ)20は、原稿台上に載置された原稿から画像データを光学的に読み取る部分であり、原稿を走査する光源と、原稿で反射された光を電気信号に変換するCCD(Charge Coupled Devices)等のイメージセンサと、電気信号をA/D変換するA/D変換器等により構成される。
給紙部21は、用紙を格納し、格納した用紙を画像形成部22へ送り出す。この給紙部21には、格納する用紙の残数や用紙切れを検出する検出部が設けられており、PCプリントジョブやコピージョブで指定された用紙の用紙切れを検出したら、後述するジョブ管理部11aに用紙切れを通知する。
画像形成部22は、電子写真方式や静電記録方式等の作像プロセスを利用した画像形成に必要な構成要素で構成される。例えば、感光体ドラム、転写ローラ、定着器、各種搬送ベルトなどで構成され、画像処理部17が生成した画像データやFAX送受信部19が受信したFAX受信データに基づき、給紙部21から搬送される用紙に画像を形成して、後処理部23に送り出す。この画像形成部22には、トナーの残量やトナー切れを検出する検出部が設けられており、PCプリントジョブやコピージョブの処理に使用するトナー(特に、カラートナー)のトナー切れを検出したら、ジョブ管理部11aにトナー切れを通知する。
後処理部23は、画像形成部22から搬送される用紙に対して、制御部11からの指示に従って、パンチ、ステープル、折り、断裁、製本、糊による貼り付けなどのユーザが希望するフィニッシング処理を加えて出力する。
また、上記制御部11は、図2(b)に示すように、ジョブ管理部11a、選択部11bなどとしても機能する。
ジョブ管理部11aは、画像形成装置10が実行する印刷ジョブを管理し、印刷ジョブを印刷管理キューに登録し、印刷ジョブの処理を開始する際に当該印刷ジョブを印刷実行キューに登録し、印刷ジョブの処理を保留する際に当該印刷ジョブを印刷保留キューに登録する。そして、印刷管理キューに登録された印刷ジョブを順番に取り出し、印刷実行キューに移して印刷ジョブを実行させる。
その際、ジョブ管理部11aは、印刷ジョブ(PCプリントジョブ又はコピージョブ)の実行中に、中断理由(印刷ジョブで使用する用紙の用紙切れやカラートナーのトナー切れなど消耗品の不足、画像形成部22における画質調整の実行)が発生したかを判断し、中断理由が発生した場合は、実行中の印刷ジョブを中断させると共に、実行待ちの印刷ジョブの中にFAX受信印刷ジョブが存在するか否かを判断し、FAX受信印刷ジョブが存在する場合は、中断させた印刷ジョブを再開させる前に、FAX受信印刷ジョブを実行させる。その際、中断理由が画質調整の場合は、FAX受信印刷ジョブを実行させた後に、画質調整を実行させる。また、ジョブ管理部11aは、FAX受信印刷ジョブを実行させる場合、当該FAX受信印刷ジョブに連続して、FAX受信履歴印刷ジョブを実行させたり、実行待ちの印刷ジョブ中にFAX受信印刷ジョブが複数存在する場合、複数のFAX受信印刷ジョブを実行させてから、中断させた印刷ジョブを再開させたりする。
選択部11bは、中断させた印刷ジョブの中断理由が解消して再開可能となり、かつ、実行待ちの印刷ジョブの中に次のFAX受信印刷ジョブが存在する場合、次のFAX受信印刷ジョブを実行させるか、中断させた印刷ジョブを再開させるか、をユーザに選択させるユーザ選択画面を表示操作部16に表示させる。
上記ジョブ管理部11a、選択部11bはハードウェアとして構成してもよいし、制御部11をジョブ管理部11a、選択部11bとして機能させるジョブ処理制御プログラムとして構成し、当該ジョブ処理制御プログラムをCPU12に実行させるようにしてもよい。
なお、図1及び図2は、本実施例の画像形成装置10の一例であり、本実施例のジョブ処理制御が実行可能な限りにおいて、その構成や制御は適宜変更可能である。
例えば、本実施例では、画像形成装置10に画像読取部20や後処理部23を設けたが、これらは省略することができる。また、本実施例では、画像処理部17が印刷ジョブに含まれる原稿の各ページをラスタライズして画像データを生成したが、画像形成装置10とは別にRIP(Raster Image Processor)コントローラを設け、RIPコントローラがラスタライズを行って画像データを生成し、画像形成装置10がRIPコントローラから画像データを受信する構成としてもよい。
また、本実施例では、制御部11をジョブ管理部11a、選択部11bとして機能させる構成としたが、画像形成装置10を制御する制御装置(コントローラ)を設け、制御装置(コントローラ)の制御部をジョブ管理部、選択部として機能させる(制御装置(コントローラ)の制御部を構成するCPUにジョブ処理制御ブログラムを実行させる)ようにしてもよい。
次に、本実施例の画像形成装置10におけるジョブ処理方法について、図3及び図4を参照して説明する。
図3は、PCプリントジョブの実行中に中断理由(PCプリントジョブ1で使用する用紙の用紙切れ、又は、PCプリントジョブ1がカラー印刷の場合のカラートナー切れ)が発生した場合のジョブ処理方法を示している。図3(a)の実行ジョブ中断前のテーブルに示すように、PCプリントジョブ1、PCプリントジョブ2、コピージョブ、FAX受信印刷ジョブ1、FAX受信印刷ジョブ2の順番で印刷ジョブが投入された場合は、図3(b)に示すように、画像形成装置10は、最初に投入されたPCプリントジョブ1の1部目の印刷を実行する。このPCプリントジョブ1の2部目の印刷中に上述した中断理由が発生し、この中断理由が発生する前に、FAX受信印刷ジョブ1及びFAX受信印刷ジョブ2のFAX受信が完了している場合を考える。
この場合、従来は、図3(a)の実行ジョブ中断前のテーブルに示す実行ジョブ順序に従って印刷ジョブが実行されるため、中断理由が解消するまで全ての印刷ジョブの処理を中断する。そして、中断理由が解消した後に、PCプリントジョブ1から処理を再開するため、FAX受信印刷ジョブ1及びFAX受信印刷ジョブ2のFAX受信が完了しており、FAX受信印刷ジョブで指定された用紙やトナーがあったとしても、FAX受信印刷を行うことができない。
そこで、本実施例では、PCプリントジョブ1の印刷中に中断理由が発生した場合、図3(a)の実行ジョブ中断後のテーブルに示すように、実行ジョブの順序をFAX受信印刷ジョブ1、FAX受信印刷ジョブ2、PCプリントジョブ1、PCプリントジョブ2、コピージョブの順番に変更する。そして、PCプリントジョブ2の2部目の印刷を中断させ、FAX受信印刷ジョブ1、FAX受信印刷ジョブ2のFAX受信印刷を行い、このFAX受信印刷後に、中断理由が解消していれば、PCプリントジョブ1の2部目の途中から印刷を再開し、その後、PCプリントジョブ2、コピージョブの順番で印刷ジョブを実行する。
このように、PCプリントジョブの処理中に中断理由が発生した場合に、FAX受信印刷ジョブを優先的に実行することにより、FAX受信が完了してからFAX受信印刷が完了するまでの時間を短縮することができる。なお、ここでは、PCプリントジョブ1の印刷中に中断理由が発生する場合を例示したが、PCプリントジョブ2やコピージョブの印刷中に中断理由が発生した場合も、同様にジョブ処理を制御することができる。
図4は、PCプリントジョブの実行中に中断理由が発生(画質調整のタイミングが到来)した場合のジョブ処理方法を示している。図4(a)の画質調整タイミング前のテーブルに示すように、PCプリントジョブ、FAX受信印刷ジョブの順番で印刷ジョブが投入された場合は、図4(b)に示すように、最初に投入されたPCプリントジョブの1部目の印刷を実行する。
そして、1000枚毎に画質調整命令が出力される場合、従来は、PCプリントジョブの1部目の1000枚の印刷が終了した後に画質調整が実施され、画質調整後にPCプリントジョブの2部目の1000枚の印刷が実行されるため、FAX受信印刷ジョブのFAX受信が完了していても、PCプリントジョブの印刷が完了するまでは、FAX受信印刷を行うことができない。
そこで、本実施例では、PCプリントジョブの1部目の印刷が終了し、画質調整によりPCプリントジョブを中断する場合、FAX受信印刷ジョブの印刷を行ってから、画質調整を行うようにする。具体的には、画像調整動作の規定枚数までPCプリントジョブの印刷を行う(図4(b)の1参照)。次に、PCプリントジョブの印刷を中断し、FAX受信印刷ジョブの印刷を行う(図4(b)の2参照)。次に、画像調整動作を実施し(図4(b)の3参照)、PCプリントジョブの印刷を再開する(図4(b)の4参照)。
このように、PCプリントジョブの処理中に画質調整を実施する場合に、画質調整前にFAX受信印刷ジョブを実行することにより、FAX受信が完了してからFAX受信印刷が完了するまでの時間を短縮することができる。なお、ここでは、PCプリントジョブの1部目の1000枚印刷後、FAX受信印刷ジョブの3枚の印刷を行ってから画質調整を行った(すなわち、画質調整の規定枚数を超えてFAX受信印刷ジョブの印刷を行った)が、FAX受信印刷はモノクロで印刷され、かつ、高精細な画質は求められないため、画質調整の規定枚数を超えてFAX受信印刷ジョブの印刷を行っても問題は生じない。また、ここでは、PCプリントジョブの1部目の印刷後に画質調整を行う場合を例示したが、2000枚毎に画質調整命令が出力される場合は、PCプリントジョブの2部目の印刷後にFAX受信印刷ジョブを実行すればよい。また、ここでは、部の区切りで画質調整を行う場合を例示したが、部の途中で画質調整を行う場合も、同様にジョブ処理を制御することができる。
以下、本実施例の画像形成装置10の動作について説明する。CPU12は、ジョブ処理制御プログラムをRAM14に展開して実行することにより、図5乃至図8のフローチャート図に示す各ステップの処理を実行する。なお、図5乃至図8は一連の処理を示しており、作図の都合上、分図したものである。
まず、図5に示すように、制御部11(ジョブ管理部11a)は、印刷ジョブの登録要求を監視し(S101)、印刷ジョブの登録要求があったら(S101のYes)、その印刷ジョブを印刷管理キューの最後に登録する(S102)。
次に、制御部11(ジョブ管理部11a)は、画像形成装置10の状態が中断中であるかを判断し(S103)、中断中でない場合は(S103のNo)、画像形成装置10の状態が印刷中であるかを判断する(S104)。画像形成装置10の状態が中断中の場合は(S103のYes)、図6の(A)に遷移する。
画像形成装置10の状態が印刷中の場合は(S104のYes)、S107に遷移し、画像形成装置10の状態が印刷中でない場合は(S104のNo)、画像形成装置10の状態は待機中であるため、制御部11(ジョブ管理部11a)は、印刷実行キューに印刷ジョブを登録し(S105)、印刷実行キューの印刷ジョブを1ページずつ印刷する(S106)。
次に、制御部11(ジョブ管理部11a)は、全ページの印刷が完了したかを判断し(S107)、全ページの印刷が完了していない場合は(S107のNo)、印刷が中断したか(中断理由が発生したか)を判断する(S108)。印刷が中断していない場合は(S108のNo)、S106に戻って次のページを印刷し、印刷が中断した場合は(S108のYes)、画像形成装置の状態を中断中にして(S109)、図6の(A)に遷移する。
一方、全ページの印刷が完了した場合は(S107のYes)、制御部11(ジョブ管理部11a)は、印刷実行キューから印刷ジョブを削除し(S110)、印刷管理キューに登録された印刷ジョブがあるかを判断する(S111)。印刷管理キューに登録された印刷ジョブがある場合は(S111のYes)、S105に戻って、印刷実行キューにその印刷ジョブを登録して同様の処理を繰り返し、印刷管理キューに登録された印刷ジョブがない場合は(S111のNo)、一連のジョブ処理を終了する。
S103で画像形成装置の状態が中断中の場合、又は、S109で画像形成装置の状態を中断中にした後、図6に示すように、制御部11(ジョブ管理部11a)は、中断理由が画質調整であるかを判断し(S112)、中断理由が画質調整の場合は(S112のYes)、画質調整状態を有効にする(S113)。次に、制御部11(ジョブ管理部11a)は、印刷実行キューに登録されているジョブはFAX受信印刷ジョブであるかを判断し(S114)、FAX受信印刷ジョブの場合は(S114のYes)、図7の(B)に遷移して、FAX受信印刷ジョブを実行する。
一方、FAX受信印刷ジョブでない場合は(S114のNo)、制御部11(ジョブ管理部11a)は、印刷管理キューにFAX受信印刷ジョブがあるかを判断する(S115)。印刷管理キューにFAX受信印刷ジョブがある場合は(S115のYes)、制御部11(ジョブ管理部11a)は、印刷実行キューの登録ジョブ(中断した印刷ジョブ)を印刷保留キューに移動し(S117)、印刷管理キューのFAX受信印刷ジョブを印刷実行キューに移動した後(S118)、図7の(B)に遷移して、FAX受信印刷ジョブを実行する。その際、印刷管理キューに複数のFAX受信印刷ジョブがある場合は、S118では、複数のFAX受信印刷ジョブを印刷実行キューに移動してもよい。
また、印刷管理キューにFAX受信印刷ジョブがない場合は(S115のNo)、制御部11(ジョブ管理部11a)は、画質調整状態が有効であるかを判断し(S116)、画質調整状態が有効であれば(S116のYes)、図8の(C)に遷移して、画質調整を実行し、画質調整状態が有効でなければ(S116のNo)、図5の(E)に遷移して、S106以降の処理を行う。
図7の(B)では、制御部11(ジョブ管理部11a)は、印刷実行キューのFAX受信印刷ジョブを1ページずつ印刷し(S119)、全ページの印刷が完了したかを判断する(S120)。全ページの印刷が完了していない場合は(S120のNo)、S119に戻って次のページを印刷し、全ページの印刷が完了した場合は(S120のYes)、制御部11(ジョブ管理部11a)は、必要に応じて、FAX受信履歴印刷ジョブを実行(FAX受信履歴レポートを印刷)する(S121)。
次に、制御部11(ジョブ管理部11a)は、印刷保留キューに印刷ジョブが存在するかを判断し(S122)、印刷保留キューに印刷ジョブが存在する場合は(S122のYes)、印刷保留キューの印刷ジョブは印刷可能か(すなわち、中断理由は解消したか)を判断する(S123)。
印刷保留キューに印刷ジョブが存在しない場合(S122のNo)、又は、印刷保留キューの印刷ジョブが印刷可能でない場合は(S123のNo)、制御部11(ジョブ管理部11a)は、画質調整状態は有効かを判断し(S128)、画質調整状態が有効な場合は(S128のYes)、図8の(C)に遷移して、画質調整を実行し、画質調整状態が有効でない場合は(S128のNo)、図5の(D)に遷移し、印刷実行キューから印刷ジョブを削除する(S110)。
印刷保留キューの印刷ジョブが印刷可能な場合は(S123のYes)、制御部11(ジョブ管理部11a)は、印刷管理キューにFAX受信印刷ジョブがあるかを判断し(S124)、印刷管理キューにFAX受信印刷ジョブがない場合は(S124のNo)、印刷保留キューの登録ジョブ(中断した印刷ジョブ)を印刷実行キューに移動し(S129)、S128に遷移して、画質調整状態は有効であるかを判断する。
一方、印刷管理キューにFAX受信印刷ジョブがある場合は(S124のYes)、制御部11(選択部11b)は、必要に応じて、ユーザ選択画面を表示操作部16に表示させ(S125)、ユーザに、次のFAX受信印刷ジョブを実行するか、印刷保留キューの印刷ジョブを実行するかを選択させる。
ユーザが印刷保留キューの印刷ジョブを選択した場合は(S126のYes)、制御部11(ジョブ管理部11a)は、印刷保留キューの登録ジョブ(中断した印刷ジョブ)を印刷実行キューに移動し(S129)、S128に遷移して、画質調整状態は有効であるかを判断する。
ユーザが印刷保留キューの印刷ジョブを選択しなかった場合は(S126のNo)、制御部11(ジョブ管理部11a)は、印刷管理キューのFAX受信印刷ジョブを印刷実行キューに移動し(S127)、S119に戻ってFAX受信印刷ジョブの印刷を実行する。
画質調整状態が有効の場合(S116のYes、又は、S128のYes)、図8に示すように、制御部11(ジョブ管理部11a)は、画質調整を実行し(S130)、画質調整が完了したら画質調整状態を無効にし(S131)、図5のS110に遷移して、印刷実行キューから印刷ジョブを削除する。
このように、実行中の印刷ジョブに中断理由が発生した場合、実行中の印刷ジョブを中断させ、実行待ちの印刷ジョブの中にFAX受信印刷ジョブが存在するか否かを判断し、FAX受信印刷ジョブが存在する場合は、中断させた印刷ジョブを再開させる前に、FAX受信印刷ジョブを実行させることにより、FAX受信印刷ジョブを含む印刷ジョブを適切に処理して、FAX受信印刷ジョブの出力待ち時間を短縮することができる。
また、印刷ジョブ中にFAX受信印刷ジョブが複数存在する場合、複数のFAX受信印刷ジョブを実行させてから、中断させた印刷ジョブを再開させたり、FAX受信印刷ジョブに続けて、FAX受信履歴印刷ジョブを実行させたり、中断させた印刷ジョブが再開可能になった場合に、次のFAX受信印刷ジョブを実行させるか中断させた印刷ジョブを再開させるかをユーザに選択させたりすることにより、FAX受信印刷ジョブを含む印刷ジョブを適切に処理することができる。
なお、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない限りにおいて、その構成や制御は適宜変更可能である。
例えば、上記実施例では、PCプリントジョブの実行中に中断理由が発生した場合について記載したが、FAX受信印刷ジョブ以外の任意ジョブの実行中に中断理由が発生した場合に対して、本発明のジョブ処理方法を同様に適用することができる。
また、上記実施例では、中断理由として、印刷ジョブで使用する用紙の用紙切れ、印刷ジョブで使用するカラートナーのトナー切れ、画質調整を例示したが、当該印刷ジョブを中断させる必要があり、かつ、FAX受信印刷ジョブが実行できる任意の理由に対して、本発明のジョブ処理方法を同様に適用することができる。
本発明は、FAX受信印刷機能を備える画像形成装置、FAX受信印刷ジョブを含む印刷ジョブを処理するジョブ処理方法、ジョブ処理制御プログラム及び当該ジョブ処理制御プログラムを記録した記録媒体に利用可能である。
10 画像形成装置
11 制御部
11a ジョブ管理部
11b 選択部
12 CPU
13 ROM
14 RAM
15 記憶部
16 表示操作部
17 画像処理部
18 ネットワークI/F部
19 FAX送受信部
20 画像読取部
21 給紙部
22 画像形成部
23 後処理部

Claims (18)

  1. FAX受信印刷機能を有する画像形成装置であって、
    印刷ジョブに応じて画像形成を実行する画像形成部と、
    前記印刷ジョブの管理を行うジョブ管理部と、を備え、
    前記ジョブ管理部は、実行中の印刷ジョブを中断させた場合、実行待ちの印刷ジョブの中にFAX受信印刷ジョブが存在するか否かを判断し、前記FAX受信印刷ジョブが存在する場合は、前記中断させた印刷ジョブを再開させる前に、前記FAX受信印刷ジョブを実行させる、
    ことを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記ジョブ管理部は、前記画像形成部において画質調整が実行される場合に、前記実行中の印刷ジョブを中断させ、前記FAX受信印刷ジョブを実行させた後に、前記画質調整を実行させる、
    ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記ジョブ管理部は、前記実行中の印刷ジョブに使用する消耗品が不足する場合に、前記実行中の印刷ジョブを中断させる、
    ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  4. 前記ジョブ管理部は、前記FAX受信印刷ジョブを実行させる場合、当該FAX受信印刷ジョブに連続して、FAX受信履歴印刷ジョブを実行させる、
    ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一に記載の画像形成装置。
  5. 前記ジョブ管理部は、前記実行待ちの印刷ジョブの中に前記FAX受信印刷ジョブが複数存在する場合、前記複数のFAX受信印刷ジョブを実行させた後に、前記中断させた印刷ジョブを再開させる、
    ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一に記載の画像形成装置。
  6. 前記中断させた印刷ジョブが再開可能になり、かつ、前記実行待ちの印刷ジョブの中に次のFAX受信印刷ジョブが存在する場合、前記次のFAX受信印刷ジョブを実行させるか、前記中断させた印刷ジョブを再開させるか、をユーザに選択させる選択部を更に備える、
    ことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか一に記載の画像形成装置。
  7. FAX受信印刷機能を有し、印刷ジョブに応じて画像形成を実行する画像形成部を備える画像形成装置におけるジョブ処理方法であって、
    実行中の印刷ジョブを中断させた場合、実行待ちの印刷ジョブの中にFAX受信印刷ジョブが存在するか否かを判断する第1ステップと、
    実行待ちの印刷ジョブの中に前記FAX受信印刷ジョブが存在する場合、前記中断させた印刷ジョブを再開させる前に、前記FAX受信印刷ジョブを実行させる第2ステップと、を実行する、
    ことを特徴とするジョブ処理方法。
  8. 前記第1ステップでは、前記画像形成部において画質調整が実行される場合に、前記実行中の印刷ジョブを中断させ、
    前記第2ステップでは、前記FAX受信印刷ジョブを実行させた後に、前記画質調整を実行させる、
    ことを特徴とする請求項7に記載のジョブ処理方法。
  9. 前記第1ステップでは、前記実行中の印刷ジョブに使用する消耗品が不足する場合に、前記実行中の印刷ジョブを中断させる、
    ことを特徴とする請求項7に記載のジョブ処理方法。
  10. 前記第2ステップでは、前記FAX受信印刷ジョブを実行させる場合、当該FAX受信印刷ジョブに連続して、FAX受信履歴印刷ジョブを実行させる、
    ことを特徴とする請求項7乃至9のいずれか一に記載のジョブ処理方法。
  11. 前記第2ステップでは、前記実行待ちの印刷ジョブの中に前記FAX受信印刷ジョブが複数存在する場合、前記複数のFAX受信印刷ジョブを実行させた後に、前記中断させた印刷ジョブを再開させる、
    ことを特徴とする請求項7乃至10のいずれか一に記載のジョブ処理方法。
  12. 前記第2ステップでは、前記中断させた印刷ジョブが再開可能になり、かつ、前記実行待ちの印刷ジョブの中に次のFAX受信印刷ジョブが存在する場合、前記次のFAX受信印刷ジョブを実行させるか、前記中断させた印刷ジョブを再開させるか、をユーザに選択させる、
    ことを特徴とする請求項7乃至11のいずれか一に記載のジョブ処理方法。
  13. FAX受信印刷機能を有し、印刷ジョブに応じて画像形成を実行する画像形成部を備える画像形成装置又は当該画像形成装置を制御する制御装置で動作するジョブ処理制御プログラムであって、
    前記画像形成装置又は前記制御装置に、
    実行中の印刷ジョブを中断させた場合、実行待ちの印刷ジョブの中にFAX受信印刷ジョブが存在するか否かを判断する第1ステップ、
    実行待ちの印刷ジョブの中に前記FAX受信印刷ジョブが存在する場合、前記中断させた印刷ジョブを再開させる前に、前記FAX受信印刷ジョブを実行させる第2ステップ、を実行させる、
    ことを特徴とするジョブ処理制御プログラム。
  14. 前記第1ステップでは、前記画像形成部において画質調整が実行される場合に、前記実行中の印刷ジョブを中断させ、
    前記第2ステップでは、前記FAX受信印刷ジョブを実行させた後に、前記画質調整を実行させる、
    ことを特徴とする請求項13に記載のジョブ処理制御プログラム。
  15. 前記第1ステップでは、前記実行中の印刷ジョブに使用する消耗品が不足する場合に、前記実行中の印刷ジョブを中断させる、
    ことを特徴とする請求項13に記載のジョブ処理制御プログラム。
  16. 前記第2ステップでは、前記FAX受信印刷ジョブを実行させる場合、当該FAX受信印刷ジョブに連続して、FAX受信履歴印刷ジョブを実行させる、
    ことを特徴とする請求項13乃至15のいずれか一に記載のジョブ処理制御プログラム。
  17. 前記第2ステップでは、前記実行待ちの印刷ジョブの中に前記FAX受信印刷ジョブが複数存在する場合、前記複数のFAX受信印刷ジョブを実行させた後に、前記中断させた印刷ジョブを再開させる、
    ことを特徴とする請求項13乃至16のいずれか一に記載のジョブ処理制御プログラム。
  18. 前記第2ステップでは、前記中断させた印刷ジョブが再開可能になり、かつ、前記実行待ちの印刷ジョブの中に次のFAX受信印刷ジョブが存在する場合、前記次のFAX受信印刷ジョブを実行させるか、前記中断させた印刷ジョブを再開させるか、をユーザに選択させる、
    ことを特徴とする請求項13乃至17のいずれか一に記載のジョブ処理制御プログラム。
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