JP5054641B2 - 画像形成装置 - Google Patents
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Description
特許文献1に開示の複写装置では、前回の画像読取部の初期化動作からの経過時間を計測しておき、省エネモードから動作モードへの移行時に、計測した経過時間が所定時間より短ければ、画像読取部の初期化動作を実施しないようにしている。これにより、立ち上げ時間の短縮を図っている。
本発明の画像形成装置は、図1の複合機1で例示するように、例えば、原稿を読み取る画像読取デバイス(以下、画像読取部)2と、画像データに基づき記録用紙上に画像形成するプリントデバイス(以下、プリント部)3と、画像が形成された記録用紙にステープル処理等の後処理を実行する後処理デバイス(後処理部)4と、を備える。
画像読取部2には、原稿の画像を走査して読み取るためのスキャナユニット2bの上側を覆う原稿カバー2aが開閉部材として設けられており、原稿カバー2aを開けることにより、原稿をセットできる他、原稿読取用のランプ(コピーランプ)やシェーディングシート(白基準シート)等を取り換えることができる。
複合機1の本体を構成するプリント部3には、その上部前面に本体ドア3aが開閉部材として設けられており、本体ドア3aを開けることにより、トナーカートリッジや観光体ドラムを取り換えることができる。
また、後処理部4には、その前面に、フィニッシャドア4aが開閉部材として設けられており、当該ドア4aを開閉することにより、ステープル針の充填等を行うことができる。
画像読取部2の画像読取制御部21は、原稿から画像を読み取る処理を実行する図示省略のスキャナ部及び自動原稿搬送装置(ADF)を制御するものである。コピーランプ22は、スキャナ部を構成するものであり、原稿の画像面に光を照射する。この光の反射光がスキャナ部のCCD(Charge Coupled Device)等により電気信号に変換され、この電気信号が、画像データとして画像制御部5へ伝送される。
また、画像読取制御部21は、複合機1の電源が入れられたときや、省エネモードの解除指示があったときに、スキャナ部のコピーランプ22やCCD等を制御して動作させ、画像読取部2の初期化処理(例えば、シェーディング処理)を適宜行う。
また、省エネモード時、本例では、後述のようにプリント部3には電源が供給されないので、ヒータランプ32への電力供給は行われないようになっている。
また、後処理制御部41は、複合機1の電源が入れられたときや、省エネモードの解除指示があったときに、シフタやステープラ等を制御して、可動式トレイの初期位置への移動動作やステープル針補給動作等の後処理部4の初期化動作を行う。
NIC52は、例えば標準規格IEEE802.3に準拠したLAN等のネットワークを通じて、外部装置との間でデータの送受信を行う通信インターフェースである。このNIC52は、例えば、プリント要求(いわゆる、印刷ジョブ)等の各種のデータ処理要求を外部装置から受信する処理等を行う。
電源スイッチ8は、手動操作に応じて複合機1の電源供給ラインすなわち電源7をAC電源に導通させるか遮断するかを切り替えるものである。リレースイッチ9は、全体制御部51の制御の下、画像読取部2、プリント部3及び後処理部4を電源7に接続させるか
否かを切り替え、これらに通電するか否かを切り替えるものである。
複合機1の合計消費電力が例えば1500Wであれば、電源部7の許容供給電力の上限は1500Wであり、省エネモードから復帰するときも複合機1の各部に割り当てる電力の合計値もこの値を超えてはならない。
省エネモードの解除時に、複合機1の構成デバイスの全てについて初期化動作を行う通常解除の時は、プリント部3(のプロセス装置)の初期化動作に200W、画像読取部2の初期化動作に100W、後処理部4の初期化に100Wをそれぞれ割り当て、装置全体の制御を担う画像制御部5に100Wを割り当てているので、ヒータランプ32に割り当てることのできる電力は1000Wである。
一方、省エネモードの解除時に、複合機1の構成デバイスの全てについて初期化動作を省略する省略解除の時は、初期化動作に電力を割り当てなくてよく、画像制御部に100Wを割り当てるだけでよいので、ヒータランプ32に1400Wの電力を割り当てることができる。したがって、定着装置が所定の温度になるまでの時間を短くすることができる。
複合機1では、ユーザ操作により電源スイッチ8がONされる(ステップS1)と、電源7を介して画像制御部5や操作パネル6等に電力が供給される。
その後、画像制御部5の全体制御部51が、リレースイッチ9をONにし、各構成デバイスへ電力を供給させ、構成デバイスの各制御部(画像読取制御部21、プリンタエンジン制御部31及び後処理制御部41)と通信し(ステップS2)、制御コマンドを送信する。そして、プリンタエンジン制御部31にヒータランプ32による定着装置のウォームアップを開始させると共に、各制御部21,31,41に各構成デバイスの初期化動作の動作を実行させる(ステップS3)。定着装置が所定の温度になり、且つ、初期化動作が全て終了すると、Ready状態になる(ステップS4)。
省エネモードに移行すると判定しなかった場合(NOの場合)は、ステップS5へ戻り、移行すると判定した場合(YESの場合)は、リレースイッチ9に制御信号を送信し当該スイッチ9をOFFにし、構成デバイス(画像読取部2、プリント部3及び後処理部4)への電力供給を停止し、複合機1の動作モードを省エネモードとする(ステップS6)。省エネモードでも、上述のように、画像制御部5と、操作パネル6と、各開閉検出部23,33,42とには、電力を供給している。
ステップS7では、開閉検出部23,33,42のいずれかで、開閉が検出されたか否か判定し、開閉が検出されない場合(NOの場合)は、ステップS7に戻り、検出された場合(YESの場合)は、後述のステップS10へ進む。
ステップS8では、省エネキー61の押下が検出されたか否か判定し、押下が検出されない場合(NOの場合)は、ステップS8に戻り、検出された場合(YESの場合)は、後述のステップS14へ進む。
ステップS9では、NIC52を介してプリント要求等のネットワークコマンドが入力されたか否か判定し、入力されていない場合(NOの場合)は、ステップS9に戻り、入力された場合(YESの場合)は、ステップS14へ進む。
また、電源7の余裕電力の全部を割り増ししてヒータランプ32へ供給していたが、上記余裕電力の一部を割り増しして供給するようにしてもよい。
なお、この場合は、いずれの開閉検出部が解除信号を入力したかを判別可能に、全体制御部51と各開閉検出部を接続する必要があり、また、ヒータランプ32に割り増しして与えることのできる余裕電力の情報をプリンタエンジン制御部31に送信する必要がある。
画像読取部2は、スキャナユニット2bと、スキャナユニット2bの原稿載置台71上へ自動的に原稿を供給するための自動原稿搬送装置(ADF)72と、から構成されている。スキャナユニット2bは、原稿載置台71上に載置された原稿の画像を走査して読み取り、ADF72は、原稿トレイ上にセットされた原稿を1枚ずつ自動的に原稿載置台71上へ送給するものであり、スキャナユニット2bを覆う原稿カバーでもある。
原稿画像をスキャナユニット2bで読み取ることにより得られた画像データは、各種処理が施された後、図示しないメモリに一旦記憶され、出力指示に応じてメモリから画像データをプリント部3に出力して、感光体ドラム79上に可視画像として再現した後、用紙上に画像を転写してトナー像を形成する。
プリント部3の下部には、第1〜3カセット86〜88及び手差しトレイ89を有している。第1カセット86は、第1のトレイ及び第2のトレイを収容するタンデムトレイで、両トレイを装置本体から同時に引き出し可能となっている。第2カセット87,第3カセット88は、それぞれ第3のトレイ、第4のトレイを収容する。つまり、3つのカセット(86〜88)に4つのトレイが収容されている。給紙搬送部90,91は、各カセット86〜88や手差しトレイ89から感光体ドラム79と転写装置82との間の転写位置に用紙を搬送するために、給紙ローラ、搬送ローラ、レジストローラを備えている。
画像が記録された用紙は、定着装置85を経て搬送ローラ98によりさらに上方搬送され、切換えゲート99を通過する。そして、用紙の排出トレイがプリント部3の外装に備えられた積載トレイ100に設定されている場合は、反転ローラ101により積載トレイ100に排出される。一方、両面画像形成や後処理が指定されている場合には、一旦反転ローラ101により積載トレイ100に向けて用紙を排出する。なお、この場合には、用紙を完全に排出せず、用紙を挟持させたまま反転ローラ101を逆転させる。そして、上記用紙を逆方向、つまり両面画像形成や後処理のために選択的に装着されている再給紙搬送部94や後処理部4の装着されている方向に、反転搬送する。
また、後処理部4は、第1排出トレイ95を昇降させるための駆動用ローラ(モータ)やベルトなどで構成されるトレイ昇降手段103と、第2排出トレイ96を昇降させるための同様なトレイ昇降手段104を備える。
Claims (4)
- 記録紙上に画像データに基づくトナー像を形成し定着装置で前記トナー像を前記記録紙上に定着させるプリントデバイスを含む画像形成用の処理機能を担う構成デバイスを備え、通常の動作モードから省エネモードに移行可能であり、モードに応じて前記定着装置のヒータを制御する画像形成装置であって、
前記構成デバイスのそれぞれに設けられ動作状態に関連して開閉される開閉部材毎に、当該部材の開閉を検出する開閉検出部を備え、
前記省エネモードにおいて、前記開閉検出部により前記開閉が検出された場合、前記省エネモードを解除し、前記構成デバイスの一部または全部の初期化動作を実行すると共に、前記省エネモードで制御されていたヒータには通常状態の電力供給を再開し、
前記開閉検出部による前記開閉の検出以外の条件で省エネモードを解除する場合、前記構成デバイスの一部または全部の初期化動作を省略し、省略により生じる電力供給の余裕分を割り増しして前記ヒータに供給し、前記定着装置の温度が前記動作モードでの温度に戻るまでの時間を短縮することを特徴とする画像形成装置。 - 前記省エネモードにおいて、前記開閉検出部により前記開閉が検出された場合、前記構成デバイスのうち、少なくとも開閉が検出された開閉部材が設けられた構成デバイスについては初期化を行い、それ以外の前記構成デバイスについてはその一部または全部の初期化動作を省略し、省略により生じる電力供給の余裕分の電力を割り増しして前記ヒータに供給し、前記定着装置の温度が前記動作モードでの温度に戻るまでの時間を短縮することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
- 前記構成デバイスは、画像読取デバイス及び/または後処理デバイスを含むことを特徴とする請求項1または2に記載の画像形成装置。
- 前記プリントデバイスに設けられた開閉部材は画像形成装置本体の筐体に設けられたドアであり、前記画像読取デバイスに設けられた開閉部材は原稿カバーであり、前記後処理デバイスに設けられた開閉部材はフィニッシャドアであることを特徴とする請求項3に記載の画像形成装置。
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