JP5054641B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、画像データに基づくトナー像を記録紙に定着させる定着装置用のヒータを備える画像形成装置であって、特に、省エネモードの解除指示があったときに、定着装置がReady状態になるようヒータを制御し、さらに当該画像形成装置のプリントデバイスを含む構成デバイスの初期化動作を適宜実行する画像形成装置に関する。
複写装置やプリンタ等の画像形成装置において、感光体ドラムの表面に静電潜像を生成し、生成された静電潜像をトナーによって可視像化し、さらに可視像化されたトナー像を記録紙に転写し、転写されたトナー像を定着装置を用いて溶融・圧着により記録紙に定着させるものがある。このような画像形成装置では、定着装置内に設けた熱源としてヒータが用いられる。このヒータによる加熱は、省エネモード等の待機時には停止し、或いは定着装置を待機温度(低温)状態になるように制御する。その後、省エネモードの解除指示があったときには、ヒータを再起動し、或いはヒータの動作を切り替え、ヒータによる加熱(ウォームアップ)を開始する。
また、画像形成装置では、省エネモードの解除指示があったときに、上述のようにウォームアップを開始するのと並行して、画像形成装置の構成デバイス(プリントデバイスや画像読取デバイス等)の初期化動作を適宜実行する。そして、ヒータでの加熱により定着装置の温度が所定の温度になりウォームアップが完了し、且つ、上記初期化動作が終了したときに、画像形成装置はReady状態(プリント可能状態)になる。
ユーザの利便性を考慮すれば、省エネモードの解除指示からReady状態になるまでの時間(立ち上げ時間)は短い方が良い。
特許文献1に開示の複写装置では、前回の画像読取部の初期化動作からの経過時間を計測しておき、省エネモードから動作モードへの移行時に、計測した経過時間が所定時間より短ければ、画像読取部の初期化動作を実施しないようにしている。これにより、立ち上げ時間の短縮を図っている。
特開2004−320333号公報
しかしながら、例えば、省エネモードでヒータの電源を切り、その後長時間が経過し定着装置の温度が低くなった場合、立ち上げ時間は、初期化動作に必要な時間よりも、ウォームアップが完了するまでの時間に依存する。そのため、上記のような定着装置の温度が低くなった場合などにおいて、特許文献1に開示の技術では、立ち上げ時間を短くすることができない。
本発明は、上述のような実情を考慮してなされたものであり、省エネモードからの立ち上げ時間を短くすることができる画像形成装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の第1の技術手段は、記録紙上に画像データに基づくトナー像を形成し定着装置で前記トナー像を前記記録紙上に定着させるプリントデバイスを含む画像形成用の処理機能を担う構成デバイスを備え、通常の動作モードから省エネモードに移行可能であり、モードに応じて前記定着装置のヒータを制御する画像形成装置であって、前記構成デバイスのそれぞれに設けられ動作状態に関連して開閉される開閉部材毎に、当該部材の開閉を検出する開閉検出部を備え、前記省エネモードにおいて、前記開閉検出部により前記開閉が検出された場合、前記省エネモードを解除し、前記構成デバイスの一部または全部の初期化動作を実行すると共に、前記省エネモードで制御されていたヒータには通常状態の電力供給を再開し、前記開閉検出部による前記開閉の検出以外の条件で省エネモードを解除する場合、前記構成デバイスの一部または全部の初期化動作を省略し、省略により生じる電力供給の余裕分を割り増しして前記ヒータに供給し、前記定着装置の温度が前記動作モードでの温度に戻るまでの時間を短縮することを特徴としたものである。
第2の技術手段は、第1の技術手段において、前記省エネモードにおいて、前記開閉検出部により前記開閉が検出された場合、前記構成デバイスのうち、少なくとも開閉が検出された開閉部材が設けられた構成デバイスについては初期化を行い、それ以外の前記構成デバイスについてはその一部または全部の初期化動作を省略し、省略により生じる電力供給の余裕分の電力を割り増しして前記ヒータに供給し、前記定着装置の温度が前記動作モードでの温度に戻るまでの時間を短縮することを特徴としたものである。
第3の技術手段は、第1または2の技術手段において、前記構成デバイスは、画像読取デバイス及び/または後処理デバイスを含むことを特徴としたものである。
第3の技術手段は、第1または2の技術手段において、前記プリントデバイスに設けられた開閉部材は画像形成装置本体の筐体に設けられたドアであり、前記画像読取デバイスに設けられた開閉部材は原稿カバーであり、前記後処理デバイスに設けられた開閉部材はフィニッシャドアであることを特徴としたものである。
本発明によれば、画像形成装置の立ち上げ時間を短縮することができる。
図1は、本発明の画像形成装置が適用される複合機の一例を示す外観図である。
本発明の画像形成装置は、図1の複合機1で例示するように、例えば、原稿を読み取る画像読取デバイス(以下、画像読取部)2と、画像データに基づき記録用紙上に画像形成するプリントデバイス(以下、プリント部)3と、画像が形成された記録用紙にステープル処理等の後処理を実行する後処理デバイス(後処理部)4と、を備える。
また、画像読取部2、プリント部3及び後処理部4には、以下の、動作状態に関連して開閉される開閉部材が設けられている。
画像読取部2には、原稿の画像を走査して読み取るためのスキャナユニット2bの上側を覆う原稿カバー2aが開閉部材として設けられており、原稿カバー2aを開けることにより、原稿をセットできる他、原稿読取用のランプ(コピーランプ)やシェーディングシート(白基準シート)等を取り換えることができる。
複合機1の本体を構成するプリント部3には、その上部前面に本体ドア3aが開閉部材として設けられており、本体ドア3aを開けることにより、トナーカートリッジや観光体ドラムを取り換えることができる。
また、後処理部4には、その前面に、フィニッシャドア4aが開閉部材として設けられており、当該ドア4aを開閉することにより、ステープル針の充填等を行うことができる。
図2は、本発明の画像形成装置が適用される複合機の省エネモード時/当該モード解除時の制御に関連する要素を説明するブロック図である。
画像読取部2の画像読取制御部21は、原稿から画像を読み取る処理を実行する図示省略のスキャナ部及び自動原稿搬送装置(ADF)を制御するものである。コピーランプ22は、スキャナ部を構成するものであり、原稿の画像面に光を照射する。この光の反射光がスキャナ部のCCD(Charge Coupled Device)等により電気信号に変換され、この電気信号が、画像データとして画像制御部5へ伝送される。
また、画像読取制御部21は、複合機1の電源が入れられたときや、省エネモードの解除指示があったときに、スキャナ部のコピーランプ22やCCD等を制御して動作させ、画像読取部2の初期化処理(例えば、シェーディング処理)を適宜行う。
プリント部3のプリンタエンジン制御部31は、画像形成動作を制御するものであり、この制御により、プリント部3が、画像読取部2で読み取った原稿の画像データに基づく画像形成を行ったり、後述のNIC52を介して受信したプリント要求(印刷ジョブ)に基づく画像形成を行ったりすることができる。これらの画像形成は、プリンタエンジン制御部31が以下のプロセス装置及び定着装置を制御することにより行われる。
プロセス装置は、画像データに基づくトナー像を記録用紙上に形成するもので、像を担持する感光体ドラム、その感光体ドラムに対し帯電を行う帯電装置、与えられた画像データに基づく静電潜像を感光体ドラム表面に書き込む露光装置、その静電潜像をトナー像として現像する現像装置、感光体ドラム上のトナー像を記録紙に転写する転写装置等を含む。定着装置は、記録紙に転写されたトナー画像を加熱して定着させるもので、ヒータランプ32を備え、通常の動作モードでは、プリンタエンジン制御部31が、定着装置が一定温度になるようにヒータランプ32を制御する。
また、省エネモード時、本例では、後述のようにプリント部3には電源が供給されないので、ヒータランプ32への電力供給は行われないようになっている。
また、プリンタエンジン制御部31は、複合機1の電源が入れられたときや、省エネモードの解除指示があったときに、ヒータランプ32を(再)起動する。そのとき、さらに、上述のプロセス装置を制御して動作させ、プロセスコントロール(品質調整)やトナー補給動作等といったプリント部3(のプロセス装置)の初期化動作を行う。
後処理部4の後処理制御部41は、画像が形成され定着された記録紙に対して各種の後処理を施す、以下のシフタやステープラ等を制御する。シフタは、複数の排紙トレイが設けられた可動式トレイ4b(図1参照)を備え、例えば、プリント部3により一まとまりの画像データについて複数部数分の画像形成処理が連続して行われた場合に、それら記録紙を予め定められた規則に従って仕分けする。ステープラは、画像形成後の複数枚の記録紙に対してステープル処理を施す。
また、後処理制御部41は、複合機1の電源が入れられたときや、省エネモードの解除指示があったときに、シフタやステープラ等を制御して、可動式トレイの初期位置への移動動作やステープル針補給動作等の後処理部4の初期化動作を行う。
複合機1は、上述のような画像読取部2、プリント部3及び後処理部4に加えて、画像制御部5、操作パネル6、電源7、電源スイッチ8、リレースイッチ9、原稿カバー開閉検出部23、本体ドア開閉検出部33、フィニッシャドア開閉検出部42等を備える。
画像制御部5は、画像データについて各種画像処理を行い、画像形成に用いる印刷データ(イメージデータや印刷ジョブ等)の生成を行う。この画像制御部5は、上述の画像処理を制御すると共に複合機1全体を制御する全体制御部51と、NIC(Network Interface Card)52を有する。全体制御部51については、さらに後述する。
NIC52は、例えば標準規格IEEE802.3に準拠したLAN等のネットワークを通じて、外部装置との間でデータの送受信を行う通信インターフェースである。このNIC52は、例えば、プリント要求(いわゆる、印刷ジョブ)等の各種のデータ処理要求を外部装置から受信する処理等を行う。
また、操作パネル6は、情報を入力するための操作部と、各種情報を表示する表示部とを有し、操作部が、複合機1を省エネモードに移行させるため/省エネモードを解除するための省エネ(移行/解除)キー61を含むキー群から構成され、表示部が液晶表示装置等から構成される。
電源7は、AC電源をDC電圧に変換して、画像読取部2、プリント部3、後処理部4、画像制御部5、操作パネル6、原稿カバー開閉検出部23、本体ドア開閉検出部33及びフィニッシャドア開閉検出部42に供給する
電源スイッチ8は、手動操作に応じて複合機1の電源供給ラインすなわち電源7をAC電源に導通させるか遮断するかを切り替えるものである。リレースイッチ9は、全体制御部51の制御の下、画像読取部2、プリント部3及び後処理部4を電源7に接続させるか
否かを切り替え、これらに通電するか否かを切り替えるものである。
原稿カバー開閉検出部23、本体ドア開閉検出部33及びフィニッシャドア開閉検出部42は、開閉部材の開閉を検出する開閉検出部であり、原稿カバー開閉検出部23は原稿カバー2aの開閉を、本体ドア開閉検出部33は本体ドア3aの開閉を、フィニッシャドア開閉検出部42はフィニッシャドア4aの開閉を、それぞれ検出する。
全体制御部51についてさらに説明する。全体制御部51は、上述のように画像データについての各種画像処理を制御するものであると共に、操作パネル6、リレースイッチ9、NIC52の各々を制御するものである。全体制御部51は、さらに、画像読取制御部21、プリンタエンジン制御部31及び後処理制御部41各々との間で、それら各制御部が実行するデータ処理に必要な情報や、そのデータ処理によって得られる情報の授受を行い、また、各部にデータ処理以外の動作(初期化動作等)を実行させるために、各部に制御コマンドを送信する。
また、全体制御部51は、複合機1のモード管理も行っており、通常の動作モード時にユーザ操作が一定時間ない場合や省エネキー61が操作された場合等に、複合機1のモードを通常の動作モードから消費電力の少ない省エネモードに移行する。具体的には、リレースイッチ9に制御信号を送信し、当該スイッチ9をOFFにし、画像読取部2、プリント部3及び後処理部4への電力供給を停止し、複合機1のモードを省エネモードにする。
複合機1の省エネモードでは、上述のように、画像読取部2等への電力供給を停止するが、当該モードであっても、画像制御部5及び操作パネル6への電力供給を続ける。これにより、省エネモード中に、省エネキー61が操作されたり、NIC52を介してプリント要求を受信したりした場合に、つまり、外部から省エネモードの解除信号の入力があった場合に、全体制御部51の制御によりリレースイッチ9をONにし、画像読取部2等への電力供給を再開できる。
さらに、複合機1の省エネモードでは、原稿カバー開閉検出部23、本体ドア開閉検出部33及びフィニッシャドア開閉検出部42にも通電を継続する。これにより、省エネモード中に、これら開閉検出部23,33,42で開閉部材の状態を監視し、当該部材の開閉を検出することができる。複合機1では、上記開閉検出部23,33,42で開閉が検出された場合も、省エネモードを解除する。すなわち、複合機1では、各開閉検出部での検出信号についても、省エネモードの解除信号として扱い、全体制御部51が、当該信号が入力された場合に、リレースイッチ9をONにし、画像読取部2等への電力供給を再開する。
このように、複合機1は、省エネモードの解除信号を全体制御部51に入力する解除信号入力部として、開閉部材の検出部(原稿カバー開閉検出部23、本体ドア開閉検出部33及びフィニッシャドア開閉検出部42)を備え、さらに、この検出部とは別の解除信号入力部(NIC52及び操作パネル6)を備える。また、省エネモード時は、これら解除信号入力部(NIC52、操作パネル6、原稿カバー開閉検出部23、本体ドア開閉検出部33及びフィニッシャドア開閉検出部42)と、全体制御部51と、に電源を供給する。
そして、省エネモードの解除信号の入力があると、ヒータランプ32に電力供給を開始するが、そのとき、開閉部材の検出部が上記解除信号の入力源である場合は、ユーザにより何らかの作業がなされ複合機1の状態が省エネモード移行前と異なる状態にあるものとして、例えば、複合機1の画像形成用の処理機能を担う構成デバイス(プリント部3、画像読取部2及び後処理部4)の全てについて初期化動作を行う。一方、開閉部材の検出部ではないもの(操作パネル6やNIC52)が上記解除信号の入力源である場合は、複合機1の状態が省エネモード移行前と同じ状態にあるものとして、例えば、複合機1の構成デバイスの全てについて初期化動作を省略し、省略した(構成デバイスの)初期化動作に割り当てていた電力についてもヒータランプ32に割り当てて、ヒータランプ32への電力供給を開始する。これにより、省エネキー61の入力やプリント要求の受信により省エネモードから復帰する場合、ヒータランプ32で温める定着装置が所定の温度になるまでの時間を短くすることができる。
図3は、本発明の効果について説明する図である。
複合機1の合計消費電力が例えば1500Wであれば、電源部7の許容供給電力の上限は1500Wであり、省エネモードから復帰するときも複合機1の各部に割り当てる電力の合計値もこの値を超えてはならない。
省エネモードの解除時に、複合機1の構成デバイスの全てについて初期化動作を行う通常解除の時は、プリント部3(のプロセス装置)の初期化動作に200W、画像読取部2の初期化動作に100W、後処理部4の初期化に100Wをそれぞれ割り当て、装置全体の制御を担う画像制御部5に100Wを割り当てているので、ヒータランプ32に割り当てることのできる電力は1000Wである。
一方、省エネモードの解除時に、複合機1の構成デバイスの全てについて初期化動作を省略する省略解除の時は、初期化動作に電力を割り当てなくてよく、画像制御部に100Wを割り当てるだけでよいので、ヒータランプ32に1400Wの電力を割り当てることができる。したがって、定着装置が所定の温度になるまでの時間を短くすることができる。
図4及び図5は、図1及び図2の複合機の動作、特に、省エネモードの解除時の動作を説明するフローチャートである。
複合機1では、ユーザ操作により電源スイッチ8がONされる(ステップS1)と、電源7を介して画像制御部5や操作パネル6等に電力が供給される。
その後、画像制御部5の全体制御部51が、リレースイッチ9をONにし、各構成デバイスへ電力を供給させ、構成デバイスの各制御部(画像読取制御部21、プリンタエンジン制御部31及び後処理制御部41)と通信し(ステップS2)、制御コマンドを送信する。そして、プリンタエンジン制御部31にヒータランプ32による定着装置のウォームアップを開始させると共に、各制御部21,31,41に各構成デバイスの初期化動作の動作を実行させる(ステップS3)。定着装置が所定の温度になり、且つ、初期化動作が全て終了すると、Ready状態になる(ステップS4)。
複合機1は、Ready状態の場合、前回、印刷処理動作等をしてからの時間を計測すると共に、省エネキー61の押下の有無を監視しており、全体制御部51が計測時間や上記キー61の押下の有無に基づき、省エネモードに移行するか否か判定する(ステップS5)。
省エネモードに移行すると判定しなかった場合(NOの場合)は、ステップS5へ戻り、移行すると判定した場合(YESの場合)は、リレースイッチ9に制御信号を送信し当該スイッチ9をOFFにし、構成デバイス(画像読取部2、プリント部3及び後処理部4)への電力供給を停止し、複合機1の動作モードを省エネモードとする(ステップS6)。省エネモードでも、上述のように、画像制御部5と、操作パネル6と、各開閉検出部23,33,42とには、電力を供給している。
省エネモード中は、ステップS7〜9の判定を繰り返し、省エネモードの解除信号の入力を待つ。
ステップS7では、開閉検出部23,33,42のいずれかで、開閉が検出されたか否か判定し、開閉が検出されない場合(NOの場合)は、ステップS7に戻り、検出された場合(YESの場合)は、後述のステップS10へ進む。
ステップS8では、省エネキー61の押下が検出されたか否か判定し、押下が検出されない場合(NOの場合)は、ステップS8に戻り、検出された場合(YESの場合)は、後述のステップS14へ進む。
ステップS9では、NIC52を介してプリント要求等のネットワークコマンドが入力されたか否か判定し、入力されていない場合(NOの場合)は、ステップS9に戻り、入力された場合(YESの場合)は、ステップS14へ進む。
開閉検出部23,33,42のいずれかで開閉が検出され、ステップS10に進むと、全体制御部51が、リレースイッチ9に制御信号を送信し当該スイッチ9をONにし、構成デバイスへの電力供給を再開し、省エネモードを解除する。そして、構成デバイスの各制御部(画像読取制御部21、プリンタエンジン制御部31及び後処理制御部41)と通信し(ステップS11)、制御コマンドを送信する。そして、プリンタエンジン制御部31にヒータランプ32による定着装置のウォームアップを開始させると共に、各制御部21,31,41に各構成デバイスの初期化動作を実行させる(ステップS12)。定着装置が所定の温度になり、且つ、初期化動作が全て終了すると、Ready状態になる(ステップS13)。
一方、省エネキー61の押下が検出されたり、NIC52を介してプリント要求等のネットワークコマンドが入力されたりして、ステップS14に進むと、全体制御部51が、リレースイッチ9に制御信号を送信し当該スイッチ9をONにし、構成デバイスへの電力供給を再開し、省エネモードを解除する。そして、構成デバイスの各制御部21,31,41と通信し(ステップS15)、各デバイスの初期化動作を省略するよう制御コマンドを送信する。上記の制御コマンドを受けた画像読取制御部21及び後処理制御部41は、それぞれ画像読取部2の初期化動作及び後処理部4の初期化動作を省略する。一方、上記の制御コマンドを受けたプリンタエンジン制御部31は、プリント部3の初期化動作を省略すると共に、初期化動作を省略した分の電源7の余裕電力分をヒータランプ32に割り増しして電力供給することを開始する。定着装置が所定の温度になると、Ready状態になる(ステップS13)。なお、ヒータランプ32への電力供給の可変方法には、供給電流の位相制御等が適用できる。
以上では、本発明について、プリント部の他に画像読取部及び後処理部も備える構成を例として説明したが、本発明は、画像読取部及び/または後処理装置を備えない画像形成装置にも適用することができるが、初期化動作の対象の構成部分が多い複合機(画像読取装置及び後処理装置も備える複合機)に特に有用である。
なお、以上では、各開閉検出部23,33,42ではない解除信号入力部(NIC52または操作パネル6)が解除信号を入力した場合に、全ての構成デバイスについて、その初期化動作を省略するようにしていたが、一部の構成デバイスについて、その初期化動作を省略し、当該デバイスの初期化動作に割り当てていた電力もヒータランプ32へ供給する電力として割り当てるようにしてもよい。
また、電源7の余裕電力の全部を割り増ししてヒータランプ32へ供給していたが、上記余裕電力の一部を割り増しして供給するようにしてもよい。
また、以上では、開閉検出部23,33,42のいずれかが解除信号を入力した場合に、全ての構成デバイスについて、その初期化動作を実行するようにしていた。しかし、解除信号を入力した開閉検出部が開閉を検出した開閉部材に対応する構成デバイスについては、初期化動作を実行し、それ以外の構成デバイスの一部または全部については、状態が変わっていないものとし、その初期化動作を省略し、当該デバイスの初期化動作に割り当てていた電力もヒータランプ32へ供給する電力として割り当てるようにしてもよい。
なお、この場合は、いずれの開閉検出部が解除信号を入力したかを判別可能に、全体制御部51と各開閉検出部を接続する必要があり、また、ヒータランプ32に割り増しして与えることのできる余裕電力の情報をプリンタエンジン制御部31に送信する必要がある。
なお、上述の例では、省エネモードではヒータランプに通電しない構成であったが、省エネモードで定着装置を低温状態にするようにヒータランプを制御する構成にも適用できる。
以上述べたように省エネモード時に画像読取部、プリント部及び後処理部への電源供給を停止する構成において、省エネモード時に各開閉部材の開閉を検知し、検知結果に基づき、再度各部の初期化動作を実施するか否かを決定することにより、初期化動作未実施で余剰した電力を定着ヒータに与えることができ、立ち上げ時間を短縮することが可能となる。
図6は、図1の複合機の内部構成例を示す断面図である。複合機1は、図6に示すように、画像読取部2、プリント部3、後処理部4から構成されている。
画像読取部2は、スキャナユニット2bと、スキャナユニット2bの原稿載置台71上へ自動的に原稿を供給するための自動原稿搬送装置(ADF)72と、から構成されている。スキャナユニット2bは、原稿載置台71上に載置された原稿の画像を走査して読み取り、ADF72は、原稿トレイ上にセットされた原稿を1枚ずつ自動的に原稿載置台71上へ送給するものであり、スキャナユニット2bを覆う原稿カバーでもある。
スキャナユニット2bは、原稿面上を露光するランプリフレクタアセンブリと、原稿からの反射光像を電気的画像信号に変換する光電変換素子(CCD)73に導くための第1反射ミラーを搭載した第1走査ユニット74と、第2,第3反射ミラーを搭載した第2走査ユニット75と、反射光像をCCD73上に結像するための光学レンズ体76とから構成される。第1走査ユニット74は原稿載置台71に沿って左から右へ一定速度Vで走行し、第2走査ユニット75はV/2の速度で同一方向に走行するように走査制御される。
これにより、画像読取部2では、ADF72とスキャナユニット3bの関連した動作によって、原稿載置台71上に読み取るべき原稿を順次載置させながら、原稿載置台71の下面に沿ってスキャナユニット2bを移動させて、原稿載置台71上に載置された原稿の画像を1ライン毎に順次CCD73に結像させて、原稿画像を読み取る。
原稿画像をスキャナユニット2bで読み取ることにより得られた画像データは、各種処理が施された後、図示しないメモリに一旦記憶され、出力指示に応じてメモリから画像データをプリント部3に出力して、感光体ドラム79上に可視画像として再現した後、用紙上に画像を転写してトナー像を形成する。
このプリント部3は、レーザ書き込みユニット(LSU)78及び画像を形成するための(電子写真)プロセス部77を備えている。LSU78は、メモリから読み出した画像データまたはパーソナルコンピュータ等の外部機器から転送されてきた画像データに応じてレーザ光を出射する半導体レーザ、レーザ光を等角速度偏向するポリゴンミラー、等角速度偏向されたレーザ光がプロセス部77の感光体ドラム79上を等速度で走査するように補正するf−θレンズ等を有している。
プロセス部77は、感光体ドラム79の周囲に帯電装置80、現像装置81、転写装置82、剥離装置83、クリーニング装置84、除電装置を配置して構成される。プロセス部77の感光体ドラム79の下流側には定着装置85が配置される。
プリント部3の下部には、第1〜3カセット86〜88及び手差しトレイ89を有している。第1カセット86は、第1のトレイ及び第2のトレイを収容するタンデムトレイで、両トレイを装置本体から同時に引き出し可能となっている。第2カセット87,第3カセット88は、それぞれ第3のトレイ、第4のトレイを収容する。つまり、3つのカセット(86〜88)に4つのトレイが収容されている。給紙搬送部90,91は、各カセット86〜88や手差しトレイ89から感光体ドラム79と転写装置82との間の転写位置に用紙を搬送するために、給紙ローラ、搬送ローラ、レジストローラを備えている。
第1〜3カセット86〜88内の4つのトレイには、用紙がサイズ毎に積載されて収容されており、使用者が所望するサイズの用紙が収容されているカセットあるいはトレイを選択すると、そのトレイ内の用紙束の上から1枚ずつ送り出され、給紙搬送部90,91の搬送経路を経由して順次プロセス部77へ向けて搬送される。
定着装置85より用紙搬送方向下流側には、用紙排出路92が設けられており、この用紙排出路92は後処理部4の排紙搬送路93と、両面複写のための再給紙搬送部94とに分岐している。
プリント部3において、メモリから読み出された画像データは、LSU78によってレーザ光線を走査させることにより感光体ドラム79の表面上に静電潜像として形成され、現像装置81のトナーにより可視像化されたトナー像は第1カセット86等から搬送された用紙の表面上に転写装置82により静電転写され、定着装置85によって定着される。
トナー像が定着された用紙は定着装置85から後処理部4へ送られ、あるいは両面複写のための再給紙搬送部94へと選択的に搬送される。後処理部4に送られた用紙は、必要に応じてソートあるいはステープル処理等の所定の処理が施され、第1排出トレイ95または第2排出トレイ96にスタックされる。また、両面複写の再給紙搬送部94に送られた用紙は、ここで反転され再びプロセス部77に搬送されて、用紙の裏面にトナー像が形成され、定着後排出される。
後処理部4は、複合機1における左側に配置されており、第1排出トレイ95と第2排出トレイ96が備えられている。第2排出トレイ96は、プリント部3から排出されたトナー像が定着された(画像が形成された)用紙を、後処理部4の側面上部に設けられた受け取り排紙搬送路93によって受け取り、用紙がそのままの状態で排出される排出部である。第1排出トレイ95は、ステープル,パンチ等選択的に装着される後処理手段97により後処理が成された用紙が排出される排出部である。後処理部4において、画像の形成された用紙は、使用者によって選択された第1排出トレイ95または第2排出トレイ96から排出されるよう構成されている。
複合機1は両面印刷に対応しており、そのための構成について以下に説明する。
画像が記録された用紙は、定着装置85を経て搬送ローラ98によりさらに上方搬送され、切換えゲート99を通過する。そして、用紙の排出トレイがプリント部3の外装に備えられた積載トレイ100に設定されている場合は、反転ローラ101により積載トレイ100に排出される。一方、両面画像形成や後処理が指定されている場合には、一旦反転ローラ101により積載トレイ100に向けて用紙を排出する。なお、この場合には、用紙を完全に排出せず、用紙を挟持させたまま反転ローラ101を逆転させる。そして、上記用紙を逆方向、つまり両面画像形成や後処理のために選択的に装着されている再給紙搬送部94や後処理部4の装着されている方向に、反転搬送する。
このとき、切換えゲート99は、図の実線の状態(上向き)から破線の状態(下向き)に切換えられる。両面画像形成を行なう場合は、反転搬送された用紙は、別の切換えゲート102が上向き(破線)の状態で、再給紙搬送部94を通り、再びプリント部3に供給される。一方、後処理が成される場合は、再給紙搬送部94から別の切換えゲート102が下向き(実線)の状態で、後処理部4に搬送され、後処理が成されるようになっている。
また、後処理部4は、第1排出トレイ95を昇降させるための駆動用ローラ(モータ)やベルトなどで構成されるトレイ昇降手段103と、第2排出トレイ96を昇降させるための同様なトレイ昇降手段104を備える。
本発明の画像形成装置が適用される複合機の一例を示す外観図である。 本発明の画像形成装置が適用される複合機の一例を説明するブロック図である。 本発明の効果について説明する図である。 図1及び図2の複合機の動作、特に、省エネモードの解除時の動作を説明するフローチャートである。 図1及び図2の複合機の動作、特に、省エネモードの解除時の動作を説明するフローチャートである。 図1及び図2の複合機の内部構成例を示す断面図である。
符号の説明
1…複合機、2…画像読取部、2a…原稿カバー、2b…スキャナユニット、3…プリント部、3a…本体ドア、3b…スキャナユニット、4…後処理部、4a…フィニッシャドア、4b…可動式トレイ、5…画像制御部、6…操作パネル、7…電源、8…電源スイッチ、9…リレースイッチ、21…画像読取制御部、22…コピーランプ、23…原稿カバー開閉検出部、31…プリンタエンジン制御部、32…ヒータランプ、33…本体ドア開閉検出部、41…後処理制御部、42…フィニッシャドア開閉検出部、51…全体制御部、52…NIC、61…省エネキー、71…原稿載置台、72…ADF、73…CCD、74,75…第1,2走査ユニット、76…光学レンズ体、77…(電子写真)プロセス部、78…LSU、79…感光体ドラム、80…帯電装置、81…現像装置、82…転写装置、83…剥離装置、84…クリーニング装置、85…定着装置、86〜88…第1〜第3カセット、89…手差しトレイ、90,91…給紙搬送部、92…用紙排出路、93…排紙搬送路、94…再給紙搬送部、95,96…第1,2排出トレイ、97…後処理手段、98…搬送ローラ、99…ゲート、100…積載トレイ、101…反転ローラ、102…ゲート、103,104…第1,2トレイ昇降手段。

Claims (4)

  1. 記録紙上に画像データに基づくトナー像を形成し定着装置で前記トナー像を前記記録紙上に定着させるプリントデバイスを含む画像形成用の処理機能を担う構成デバイスを備え、通常の動作モードから省エネモードに移行可能であり、モードに応じて前記定着装置のヒータを制御する画像形成装置であって、
    前記構成デバイスのそれぞれに設けられ動作状態に関連して開閉される開閉部材毎に、当該部材の開閉を検出する開閉検出部を備え、
    前記省エネモードにおいて、前記開閉検出部により前記開閉が検出された場合、前記省エネモードを解除し、前記構成デバイスの一部または全部の初期化動作を実行すると共に、前記省エネモードで制御されていたヒータには通常状態の電力供給を再開し、
    前記開閉検出部による前記開閉の検出以外の条件で省エネモードを解除する場合、前記構成デバイスの一部または全部の初期化動作を省略し、省略により生じる電力供給の余裕分を割り増しして前記ヒータに供給し、前記定着装置の温度が前記動作モードでの温度に戻るまでの時間を短縮することを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記省エネモードにおいて、前記開閉検出部により前記開閉が検出された場合、前記構成デバイスのうち、少なくとも開閉が検出された開閉部材が設けられた構成デバイスについては初期化を行い、それ以外の前記構成デバイスについてはその一部または全部の初期化動作を省略し、省略により生じる電力供給の余裕分の電力を割り増しして前記ヒータに供給し、前記定着装置の温度が前記動作モードでの温度に戻るまでの時間を短縮することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記構成デバイスは、画像読取デバイス及び/または後処理デバイスを含むことを特徴とする請求項1または2に記載の画像形成装置。
  4. 前記プリントデバイスに設けられた開閉部材は画像形成装置本体の筐体に設けられたドアであり、前記画像読取デバイスに設けられた開閉部材は原稿カバーであり、前記後処理デバイスに設けられた開閉部材はフィニッシャドアであることを特徴とする請求項3に記載の画像形成装置。
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