JP2007159728A - スロットマシン用のデータ表示装置、及びこのデータ表示装置を備えたスロットマシン - Google Patents

スロットマシン用のデータ表示装置、及びこのデータ表示装置を備えたスロットマシン Download PDF

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Abstract

【課題】複数の役を同時に内部当選させ得るスロットマシン用のデータ表示装置において、同時当選に対する遊技者の期待感を効果的に煽ることができるように構成したデータ表示装置を提供すること。
【解決手段】スロットマシン1は、特定の小役とボーナス役とを同時に内部当選させ得る内部抽選手段42を備えたものである。このスロットマシン1は、上記特定の小役と上記ボーナス役との同時当選に関する遊技データを表示可能な同時当選データ表示手段70を含むデータ表示装置7を有している。
【選択図】図1

Description

本発明は、複数の役を同時に内部当選させ得るスロットマシンの遊技データを表示するスロットマシン用のデータ表示装置に関する。
従来より、例えば、内部抽選により当選した内部当選役に応じて入賞させるスロットマシンがある。このようなスロットマシンとしては、1回のゲームで複数の役を同時に内部当選(同時当選)させ得るよう構成したものもある(例えば、特許文献1参照。)。さらに、このようなスロットマシンとしては、ボーナス役と同時に内部当選し得る特定の小役を設定すると共に、当該特定の小役とボーナス役との同時当選ゲームのほか、特定の小役の単独当選ゲームを発生させ得るものがある。
しかしながら、上記従来のスロットマシンでは、次のような問題がある。すなわち、上記特定の小役が入賞あるいは内部当選したとき、ボーナス役が同時に内部当選しているか否かを、遊技者が判断しづらく、それ故、上記特定の小役が入賞等したときにボーナス役に対する遊技者の期待感を効果的に煽ることができないおそれがあるという問題があった。
特開2002−808号公報
本発明は、上記従来の問題点に鑑みてなされたものであり、複数の役を同時に内部当選させ得るスロットマシン用のデータ表示装置において、同時当選に対する遊技者の期待感を効果的に煽ることができるように構成したデータ表示装置を提供しようとするものである。
第1の発明は、特定の小役とボーナス役とを1回のゲームで同時に内部当選させ得るスロットマシンの遊技データを表示するスロットマシン用のデータ表示装置において、
上記特定の小役と上記ボーナス役との同時当選に関する遊技データを表示可能な同時当選データ表示手段を備えたことを特徴とするスロットマシン用のデータ表示装置にある(請求項1)。
上記第1の発明のスロットマシン用のデータ表示装置は、上記特定の小役と上記ボーナス役とを1回のゲームで同時に内部当選をさせ得るスロットマシンに用いるものである。このスロットマシン用のデータ表示装置は、上記特定の小役と上記ボーナス役との同時当選に関する遊技データを表示可能な同時当選データ表示手段を備えている。
この同時当選データ表示手段によれば、上記特定の小役と上記ボーナス役との同時当選に関する遊技データを遊技者に報知することができる。遊技者にあっては、上記同時当選データ表示手段が表示する遊技データに応じて、上記特定の小役が入賞あるいは内部当選したときに上記ボーナス役の同時当選に対する期待感を高揚させることができる。それ故、上記スロットマシン用のデータ表示装置によれば、上記特定の小役が入賞等する毎に遊技者の射幸心を刺激でき、遊技に対するモチベーションを高く持続させることができる。
以上のように、上記第1の発明のスロットマシン用のデータ表示装置によれば、上記特定の小役と上記ボーナス役との同時当選に関する遊技データを遊技者に知らしめることで、同時当選に対する遊技者の期待感を効果的に煽ることができる。
第2の発明は、特定の小役とボーナス役とを同時に内部当選させ得る内部抽選手段を備えたスロットマシンにおいて、
上記第1の発明のスロットマシン用のデータ表示装置を有することを特徴とするスロットマシンにある(請求項8)。
上記第2の発明のスロットマシンは、上記第1の発明のスロットマシン用のデータ表示装置を備えたものである。
したがって、上記第2の発明のスロットマシンによれば、上記スロットマシン用のデータ表示装置を利用して上記特定の小役と上記ボーナス役との同時当選に関する遊技データを遊技者に報知でき、同時当選に対する遊技者の期待感を効果的に煽ることができる。
上記第1の発明のスロットマシン用のデータ表示装置としては、上記スロットマシンに併設される台ランプ等の台毎表示装置や、複数の上記スロットマシンに対応して遊技場内に設置される情報表示端末等のほか、スロットマシン本体に組み込みされたもの等であっても良い。
上記第1及び第2の発明において、上記特定の小役と上記ボーナス役とが同時に内部当選することの意味は、厳密に時間的に一致して2つの役が同時に内部当選することに限ったものではない。単に、1回のゲームにおいて、上記特定の小役と上記ボーナス役とが重複して内部当選することを意味している。
また、上記スロットマシンとしては、メダルやコインを遊技媒体とした狭義のスロットマシンのほか、パチンコ玉を遊技媒体としたパロット(R)などであっても良い。
また、上記特定の小役と上記ボーナス役とが同時に内部当選したか否かを判定する同時当選判定手段を備えたことが好ましい(請求項2)。
この場合には、上記データ表示装置は、例えば、内部当選フラグ等、内部当選した役の情報を上記スロットマシン側から取り込み、上記同時当選判定手段を利用して上記特定の小役と上記ボーナス役との同時当選を判定することができる。一方、上記スロットマシンとしては、例えば、内部当選フラグ等、内部当選した役の情報を出力するのみで良い。それ故、上記のごとく上記同時当選判定手段を備えた上記データ表示装置によれば、上記同時当選に関する遊技データを表示するために必要となり得る上記スロットマシン本体側の設計変更点を少なく抑制できる。
なお、当然ながら、上記同時当選判定手段を上記スロットマシンの本体に組み込むことも良い。この場合には、上記データ表示装置は、上記特定の小役と上記ボーナス役との同時当選の判定結果を取り込み、上記同時当選データ表示手段を用いて上記同時当選に関する遊技データを表示することができる。
上記同時当選データ表示手段は、上記特定の小役と上記ボーナス役とが同時に内部当選した回数を表示する同時当選回数表示手段を備えたことが好ましい(請求項3)。
この場合には、遊技者に、上記特定の小役と上記ボーナス役とが同時に内部当選した回数を報知することができる。それ故、上記特定の小役の入賞回数が多いときは、遊技者は、自分の引きの強さを確認できる。一方、上記特定の小役の入賞回数が少ないときは、もっと入賞できる可能性があったことを遊技者に知らしめ、遊技者の射幸心を一層煽ることができる。
また、上記同時当選データ表示手段は、上記特定の小役と上記ボーナス役とが同時に内部当選したにも関わらず、当該特定の小役の入賞を逃した取りこぼし回数を表示するための取りこぼし回数表示手段を備えたことが好ましい(請求項4)。
この場合には、上記特定の小役と上記ボーナス役とが同時に内部当選していたにも関わらず、上記特定の小役の入賞を逃した回数を上記取りこぼし回数として遊技者に報知できる。この取りこぼし回数が少ないときは、遊技者は自分の引きの強さを確認できる。一方、この取りこぼし回数が多いときは、もっと入賞できる可能性があったことを遊技者に知らしめ、遊技者の射幸心を一層煽ることができる。
また、上記同時当選データ表示手段は、上記特定の小役の入賞回数を表示するための特定小役入賞回数表示手段と、上記ボーナス役の入賞回数を表示するためのボーナス入賞回数表示手段とを備えたことが好ましい(請求項5)。
この場合には、上記特定小役入賞回数表示手段により上記特定の小役の入賞回数を報知すると共に、上記ボーナス役入賞回数表示手段により上記ボーナス役の入賞回数を報知することができる。遊技者にあっては、上記特定の小役の入賞回数と上記ボーナス役の入賞回数との関連性を推察することができる。遊技者は、推察した関連性の高さに応じて、上記特定の小役の入賞等を契機として、上記のごとく推察した関連性の度合いに基づいて上記ボーナス役への期待感を抱くようになる。
また、上記同時当選データ表示手段は、上記特定の小役と上記ボーナス役とが同時に内部当選し、かつ、当該特定の小役の入賞を経由して上記ボーナス役に入賞した特定小役経由回数を表示するための特定小役経由回数表示手段を備えたことが好ましい(請求項6)。
この場合には、上記特定の小役と上記ボーナス役とが同時に内部当選し、かつ、これら2つの役が共に入賞した上記特定小役経由回数を遊技者に報知することができる。遊技者は、上記特定小役経由回数の大小に応じて、上記特定の小役の入賞に続いて発生し得る上記ボーナス役入賞への期待感を強く抱くことができる。
また、上記同時当選データ表示手段は、上記特定の小役が入賞したゲームのうちの上記ボーナス役が同時に内部当選しているゲームの割合である第1のボーナス役期待度、及び上記特定の小役が内部当選したゲームのうちの上記ボーナス役が同時に内部当選しているゲームの割合である第2のボーナス役期待度のうちの少なくともいずれか一方を表示するボーナス役期待度表示手段を備えたことが好ましい(請求項7)。
この場合には、遊技者は、上記第1のボーナス役期待度あるいは上記第2のボーナス役期待度の大小に応じて、上記特定の小役が入賞あるいは内部当選したとき、上記ボーナス役の内部当選に対する期待感を強く抱くことができる。
(実施例1)
本例は、複数の役を同時に内部当選させ得るスロットマシン1に関する例である。この内容について、図1〜図11を用いて説明する。
本例のスロットマシン1は、図1に示すごとく、特定の小役とボーナス役とを同時に内部当選させ得る内部抽選手段42を備えたものである。
このスロットマシン1は、上記特定の小役と上記ボーナス役との同時当選に関する遊技データを表示可能な同時当選データ表示手段70を含むデータ表示装置7を有している。
以下に、この内容について詳しく説明する。
まず、本例のスロットマシン1の役、内部当選役、入賞役について、図1及び図2を用いて説明する。本例のスロットマシン1は、BIGボーナス、REGボーナス、15枚役等の小役等を含む9種類の役を有している。図2では、左列にそれぞれの役の名称を、中列にそれぞれの図柄の組み合わせを、右列に賞品として払い出すメダル枚数を示してある。スロットマシン1では、後述する内部抽選手段42により内部当選した役が内部当選役になる。そして、この内部当選役を構成する図柄20が役図柄である。さらに、入賞ライン上に役図柄が並んだとき、その役が入賞役となる。なお、本例では、上記特定の小役として2種類の3枚役を設定してある。
このスロットマシン1は、図3に示すごとく外観的な構成を有している。スロットマシン1では、遊技者に対面する前面部分が、略矩形状の図柄表示窓11を設けた前面枠体10によって形成されている。前面枠体10は、図柄表示窓11の鉛直方向上側に、データ表示装置としての液晶表示部53及び左右一対のスピーカ520を配設してなる。また、鉛直方向下側にスロットマシン1の基部をなすベース部100を形成してなる。また、液晶表示部53の隣り合う位置(図3において、向かって右側の位置。)にデータ表示ボタン530を配設してある。なおここで、本例では、液晶表示部53が、同時当選データ表示手段70を備えたデータ表示装置7を構成している。
ベース部100は、図3に示すごとく、遊技者から奥まって位置する図柄表示窓11に対して、遊技者に向けて相対的に張り出すように形成してある。ベース部100は、図柄表示窓11に隣り合う上端部にテーブル状の操作面14を有し、下端部にメダルを払い出すメダル受け皿15を有し、操作面14とメダル受け皿15との間に操作パネル13を有している。
操作面14には、図3に示すごとく、クレジット機能によりクレジット(貯留)されたメダルを賭けるためのベットボタン64と、クレジットされたメダルを払い出させるための精算ボタン65と、遊技に賭けるメダルを投入するメダル投入口630とを配設してある。操作パネル13には、リール2の図柄変動を開始させるためのスタートレバー62と、図柄変動を停止させるためのストップボタン61とを配設してある。
ベットボタン64は、図1及び図3に示すごとく、遊技賭け数としてマックスベット数である3ベットを指定するためのボタンである。このベットボタン64は、遊技賭け数3を表す3ベット信号を発生するように構成してある。ただし、残りのクレジットが2又は1である場合には、2ベット信号又は1ベット信号を発生し、クレジットがゼロの場合は、ベット信号を発生しない。
3ベット専用機であるスロットマシン1では、メダルを直接投入するか、上記ベットボタン64を操作することにより3枚のメダルが賭けられたとき、スタートレバー62が有効状態に設定される。なお、遊技(ゲーム)毎に3枚のメダルを賭ける、いわゆる3ベット専用機である本例のスロットマシン1に代えて、遊技者の好みにより遊技賭け数を選択的に設定可能なタイプのスロットマシンであっても良い。この場合には、上記ベットボタン64としては、3ベット信号を発生するマックスベットボタンのほか、シングルベット信号を発生するシングルベットボタンを設けるのが良い。
スタートレバー62は、図1及び図3に示すごとく、リール2の制御信号である変動開始信号を遊技者が操作したタイミングで発生するように構成してある。
ストップボタン61は、同図に示すごとく、リール2の制御信号である変動停止信号を遊技者が操作したタイミングで発生するように構成してある。本例のストップボタン61は、左リール2Lに対応する左ストップボタン61L、中リール2Cに対応する中ストップボタン61C、右リール2Rに対応する右ストップボタン61Rを組み合わせてなる。
図柄表示窓11は、図3に示すごとく、3行3列の2次元マトリクス状に配置された9個の図柄20を表示するように構成してある。前面枠体10における図柄表示窓11に当たる部分は、遊技者側から図柄20が見えるように透明な樹脂プレートにより形成してある。上記2次元マトリクス状の9個の図柄20に対しては、入賞の対象となる図柄の並び方向である入賞ライン211〜215を設定してある。入賞ラインとしては、水平方向3本の入賞ライン211〜213と、斜め方向2本の入賞ライン214、215とがある。
リール2は、図1及び図4に示すごとく、左リール2Lと、中リール2Cと、右リール2Rとよりなる。各リール2L、2C、2Rは、略円柱形状をなし、その外周面に略一定の間隔を設けて7種類21個の図柄20を配置した回転式リールである。各リール2L、2C、2Rは、その回転方向における1カ所の基準位置に基準位置片(図示略)を有している。この基準位置片は、後述する基準位置検知部66が検知する被検知片としての部材である。なお、リール2としては、本例の回転式リールに代えて、液晶ディスプレイに図柄を変動表示する画像式リールを採用することもできる。
左リール2Lは、図1、図3及び図4に示すごとく、図柄表示窓11に表示する3行×3列の2次元マトリクスにおける左端の一列をなす。右リール2Rは、2次元マトリクスにおける右端の一列をなす。中リール2Cは、2次元マトリクスにおける中央の一列をなしている。なお、本例では、図4に示すごとく、各リール2L、2C、2Rごとに、7種類の図柄20の配置序列を変更してある。
上記データ表示装置7を構成する液晶表示部53は、図1及び図3に示すごとく、同時当選データ表示手段70としての機能を奏するように構成してある。さらに、本例の同時当選データ表示手段70は、同時当選回数表示手段71、特定小役入賞回数表示手段72、ボーナス入賞回数表示手段73、取りこぼし回数表示手段74、ボーナス役期待度表示手段75及び特定小役経由回数表示手段76を含むものである。本例の液晶表示部53は、上記各表示手段71〜76のとしての各機能のほか、遊技を演出する様々な演出画面(図示略)を表示するように構成してある。
上記データ表示ボタン530は、液晶表示部53の表示を切り替えるための切替スイッチである。このデータ表示ボタン530は、押し込み操作がなされたときに操作信号であるオン信号を1回ずつ出力するように構成してある。なお、上記各表示手段71〜76の機能的な構成、及び各表示手段71〜76が表示する内容については後述する。
次に、本例のスロットマシン1は、図1に示すごとく、機械的な構成を備えている。
スロットマシン1の全体動作を制御する制御基板3、及びこの制御基板3に電気的に接続された各部について、図1及び図3を用いて説明する。制御基板3に対しては、上記の構成のほか、遊技媒体として投入されたメダルを検知する投入メダル検知部63と、リール2を回転駆動するリール駆動部51と、リール2の回転位置を検知する基準位置検知部66と、メダルを払い出すメダル払出部54と、遊技を演出するための各種表示部55と、遊技者の有利度合いを表す設定値を設定する設定値操作部68と、スピーカ520を制御する音声出力部52とを電気的に接続してある。
投入メダル検知部63は、図1及び図3に示すごとく、メダル投入口630からメダルが投入されるごとに、インサート信号を出力するように構成してある。3回のインサート信号が上記3ベット信号に相当している。なお、3ベット専用機である本例のスロットマシン1では、3枚のメダルを投入するか、上記ベットボタン64を押すとスタートレバー62が有効な状態に設定される。
リール駆動部51は、図1に示すごとく、ステップ単位で制御し得るステッピングモータ(図示略)を含み、このステッピングモータの回転駆動力によりリール2を回転駆動するように構成してある。このステッピングモータは、制御基板3から取り込む制御パルス毎に、1ステップずつ回転するように構成してある。このリール駆動部51は、上記変動開始信号を取り込んでリール2の回転を開始すると共に、上記変動停止信号を取り込んでリール2を停止するように構成してある。
基準位置検知部66は、図1に示すごとく、各リール2L、2C、2Rの上記基準位置片の通過を検知し、検知信号を出力するセンサを有している。詳しくは後述するが、本例の基準位置検知部66は、上記検知信号の発生後に、制御基板3が発生した制御パルス数、すなわち、上記基準位置片の通過後にステッピングモータが回転したステップ数に基づいて、各リール2L、2C、2Rが現在表示している図柄(入賞ライン上に位置する図柄。)を計算するように構成してある。
メダル払出部54は、制御基板3の制御により所定枚数のメダルをメダル受け皿15に払い出すように構成してある。
設定値操作部68は、設定キー680を利用して、ボーナス役の当選確率を6段階に設定する設定値を変更するためのものである。
上記制御基板3は、図1及び図3に示すごとく、CPU31と、メモリ手段であるROM33、RAM34と、入出力インターフェースとしてのI/O部32とを有している。CPU31は、ROM33から読み込みしたソフトウェアプログラムを実行することにより、乱数を発生する乱数発生手段48、入賞役を判定する入賞役判定手段49、リール駆動部51を制御するリール制御手段45、内部当選役を抽選する内部抽選手段42、特定の小役とボーナス役とが同時に内部当選したか否かを判定する同時当選判定手段41、特定の小役とボーナス役との内部当選回数等をカウントする回数カウント手段43の各機能を実現するように構成してある。
ROM33は、図1に示すごとく、内部抽選手段42が内部当選役の抽選に用いる当選乱数テーブルを記憶している。本例の当選乱数テーブルは、図5に示すごとく、それぞれの役が当選するための乱数の範囲を規定したものである。同図では、横軸に乱数の値を規定し、縦軸方向に各役を配置してある。なお、同図中、「BIG1」の表記81は、特定の小役である役図柄「スター」の3枚役と同時に内部当選するBIGボーナス役を表し、「BIG2」(「REG2」)の表記82(83)は、特定の小役である役図柄「チェリー」の3枚役と同時に内部当選するBIG(REG)ボーナス役を表している。また、「BIG」(「REG」)単独の表記84(85)は、単独で内部当選するBIG(REG)ボーナス役を表している。
同図によれば、例えば、特定の小役である役図柄「スター」の3枚役は、4078〜4227の乱数がサンプリングされたときに内部当選することがわかる。さらに、例えば、4208〜4227の乱数に対してBIGボーナス役と特定の小役である役図柄「スター」の3枚役とが同時に内部当選し得ることがわかる。
また、同図から知られるように、表記81の「BIG1」、表記82の「BIG2」、及び表記84の「BIG」に対応する乱数の範囲は、それぞれ、20、10、10である。したがって、本例では、BIGボーナス役のうち、40%が3枚役「スター」との同時当選となり、40%が3枚役「チェリー」との同時当選となり、残りの20%が単独当選となる。
乱数発生手段48は、図1及び図3に示すごとく、CPU31の内部演算により乱数を発生する手段である。本例の乱数発生手段48は、スタートレバー62の変動開始信号をトリガー信号として乱数を発生させ、内部抽選手段42に入力するように構成してある。なお、本例の乱数発生手段48は、乱数テーブルの乱数として0〜16383の範囲に属する整数を発生する。
内部抽選手段42は、図1に示すごとく、乱数発生手段48が発生した乱数に基づいて上記当選乱数テーブル(図5)を参照して内部当選役を決定し、その内部当選役に対応するフラグをオンに設定するものである。本例の内部抽選手段42が抽選する内部当選役は、図2に示すごとく、BIGボーナス、REGボーナス、15枚役、10枚役、役図柄「スター」の3枚役、役図柄「チェリー」の3枚役、リプレイ役、リプレイイン、ジャックインの9種類の役である。
本例の内部抽選手段42は、特定の小役とボーナス役とを同時に内部当選させ得る。図5を用いて上記したように、例えば、4208〜4227の乱数に対して、役図柄「スター」の3枚役とBIGボーナス役とが同時に内部当選し得る。なお、上記特定の小役を含む小役のフラグは、入賞の有無に関わらず1ゲーム終了時に消滅し、一方、ボーナス役のフラグは、入賞するまで次のゲームへ持ち越しされる。したがって、小役は、内部当選したゲームで入賞しなかった場合は、いわゆる取りこぼしとなる。
同時当選判定手段41は、図1に示すごとく、内部抽選手段42の抽選結果に基づいて特定の小役とボーナス役とが同時当選しているか否かを判定するように構成してある。本例において、ボーナス役と同時当選し得る特定の小役は、役図柄「スター」の3枚役あるいは役図柄「チェリー」の3枚役である。
リール制御手段45は、図1及び図3に示すごとく、上記変動開始信号に応じてリール2の図柄変動を開始すると共に、上記変動停止信号に応じてリール2の図柄変動を停止させるための手段である。リール制御手段45は、リール駆動部51をなすステッピングモータに制御パルスを入力し、1パルス毎に1ステップずつステッピングモータを回転させる。このリール制御手段45は、リール駆動部51に入力した制御パルス数、すなわち、ステッピングモータが回転したステップ数をカウントする。とくに本例では、各リール2の上記基準位置片の検知信号を取り込むごとに上記ステップ数をゼロリセットすることで、直近の検知信号の後に生じた上記ステップ数をカウントしている。
リール制御手段45は、図1に示すごとく、規則(遊技機の認定及び型式の検定等に関する規則)等が定める所定の引込範囲内の図柄を入賞ライン上に停止させる、いわゆる引込制御を実施するように構成してある。具体的には、リール制御手段45は、上記変動停止信号をトリガー信号としてリール駆動部51に入力した制御パルス数、すなわち、ステッピングモータのステップ数を取り込む。そして、このステップ数に基づいて入賞ライン211〜215上に瞬間的に位置する図柄20であるビタ図柄を計算し、当該ビタ図柄を先頭にして後続する4つの図柄20を上記所定の引込範囲内の図柄として設定した。
リール制御手段45は、図1に示すごとく、上記所定の引込範囲内に内部当選役の役図柄があれば、当該役図柄を入賞ライン上に停止させるという、いわゆる引き込み制御を実施する。一方、上記所定の引込範囲内に役図柄がない時は、リール制御手段45は、内部当選してない他の役の入賞を回避するよう、ハズレ図柄を入賞ライン上に引き込んで停止させる。なお、リール制御手段45による引込制御としては、上記のようなコントロール方式のほか、停止パターンテーブルを採用した他の制御方式を採用することもできる。
入賞役判定手段49は、図1及び図3に示すごとく、各リール2L、2C、2Rが停止した後、各リール2L、2C、2Rに対応する各ステッピングモータ(リール駆動部51)について、リール制御手段45がカウントした上記ステップ数を取り込む。入賞役判定手段49は、このステップ数を基にして入賞ライン211〜215上に停止した図柄20の種類を求め、その図柄20の組み合わせについて入賞役が成立するか否かを判定する。
回数カウント手段43は、図1に示すごとく、累計ゲーム数、特定の小役(本例では、3枚役「スター」と3枚役「チェリー」。)の内部当選回数、特定の小役の入賞回数、ボーナス役の入賞回数、特定の小役とボーナス役との同時当選回数、及びこの同時当選回数のうちで特定の小役が入賞した回数を示す特定小役経由回数をカウントするように構成してある。
次に、上記同時当選データ表示手段70をなす同時当選回数表示手段71、特定小役入賞回数表示手段72、ボーナス入賞回数表示手段73、取りこぼし回数表示手段74、ボーナス役期待度表示手段75及び特定小役経由回数表示手段76の機能的な構成、及び該各表示手段71〜76が表示する各表示パタ−ン730、740、750について説明する。
特定小役入賞回数表示手段72は、図1及び図6に示すごとく、特定の小役である2種類の3枚役(本例では、3枚役「スター」と3枚役「チェリー」。)の入賞回数を表示するものである。ボーナス役入賞回数表示手段73は、BIGボーナス役及びREGボーナス役の入賞回数を表示するものである。そして、本例の特定小役入賞回数表示手段72及びボーナス役入賞回数表示手段73は、上記各入賞回数の表示を含む表示パターン730を液晶表示部53に表示する。
表示パターン730は、図6に示すごとく、通常状態(BIGボーナス役及びREGボーナス役が発生していない状態。)における累計ゲーム数を示す表示欄731と、4行2列の2次元アレイ状に配列した表示欄732、733とを組み合わせたものである。この2次元アレイ状の配列における各行は、ボーナス役あるいは特定の小役の種類を表し、各列は、入賞回数あるいは入賞確率(累計ゲーム数に対する入賞回数の割合。)を表している。このように、表示パターン730は、各役の入賞回数・入賞確率データを表示するパターンである。
例えば、表示パターン730中の上記2次元アレイ状の配列の1行目には、BIGボーナス役(役図柄「7」)の入賞回数を表示する表示項目732aと、BIGボーナス役の入賞確率を表示する表示項目733aとを配置してある。さらに、例えば、3行目には、役図柄「スター」の3枚役の入賞回数及び内部当選回数を表示する表示項目732bと、役図柄「スター」の3枚役の入賞確率を表示する表示項目733bとを配置してある。なお、同図において、表示項目732bには、入賞回数と内部当選回数とをスラッシュにより区分して表示(入賞回数/内部当選回数)してある。ここで、入賞回数と内部当選回数との差分が、内部当選しているにも関わらず入賞を逃した、いわゆる取りこぼし回数となる。なお、表示パターン730においては、この取りこぼし回数を別途、追加表示しても良い。
同時当選回数表示手段71は、図1及び図7に示すごとく、特定の小役とボーナス役とが同時に当選した同時当選回数を表示するものである。取りこぼし回数表示手段74は、特定の小役とボーナス役とが同時に内部当選したゲームのうち、同時当選した特定の小役の入賞を逃した取りこぼし回数を表示するものである。同時当選回数表示手段71及び取りこぼし回数表示手段74は、表示パターン740を液晶表示部53に表示する。
表示パターン740は、図7に示すごとく、2行2列の2次元アレイ状に配列した表示欄741により構成されている。この2次元アレイ状の配列における各行は、ボーナス役の種類を表し、各列は、特定の小役の種類(本例では、3枚役「スター」と3枚役「チェリー」。)を表している。例えば、左上(第1行第1列)の表示欄741は、BIGボーナス役(役図柄「7」)と役図柄「スター」の3枚役との同時当選回数を表示する表示項目741bと、該同時当選回数のうちで役図柄「スター」の3枚役の入賞を逃した取りこぼし回数を表示する表示項目741aと、ボーナス役の入賞に対する同時当選回数の割合を表示する表示項目741cとを配置してある。このように、本例の表示パターン740は、スロットマシン1の同時当選に関するデータである第1の同時当選データを表示するパターンである。
ボーナス役期待度表示手段75は、図1及び図8に示すごとく、第1のボーナス役期待度及び第2のボーナス役期待度の2種類のボーナス役期待度を表示するものである。第1のボーナス役期待度は、特定の小役の入賞したゲームのうちのボーナス役が同時に内部当選したゲームの割合を示すものである。第2のボーナス役期待度は、特定の小役の内部当選したゲームのうちのボーナス役が同時当選したゲームの割合を示すものである。ボーナス役期待度表示手段75は、上記2種類のボーナス役期待度を含む表示パターン750を液晶表示部53に表示する。
表示パタ−ン750は、図8に示すごとく、2行2列の2次元アレイ状に配列した表示欄751により構成してある。この2次元アレイ状の配列における各行は、ボーナス役の種類を示し、各列は、特定の小役の種類を示している。例えば、左上(第1行第1列)の表示欄751は、上記第1のボーナス役期待度を表示する表示項目751aと、上記第2のボーナス役期待度を表示する表示項目751bとを配置してある。このように、本例の表示パターン750は、スロットマシン1の同時当選に関するデータである第2の同時当選データを表示するパターンである。
次に、以上のように構成した本例のスロットマシン1の動作について、図9及び図10に示すフローチャートに沿って説明する。図9は、上記回数カウント手段43(図1)が内部当選した回数や入賞回数等を積算して記憶するデータ記憶処理の流れを示している。図10は、上記表示パターン730、740、750等を液晶表示部53に表示するデータ表示処理の流れを示している。以下、各処理の内容について、詳しく説明する。
上記データ記憶処理では、まず、ステップS101のごとく、ゲームが開始(リールが始動)されたか否かを判断する。ゲームが開始された場合には、ステップS102のごとく、累計ゲーム数を1ゲームずつ加算する。
ステップS103では、BIGボーナス役が入賞がしたか否かを判断する。BIGボーナス役が入賞した場合は、ステップS104のごとく、BIGボーナス役の入賞回数を1ゲームずつ加算する。
ステップS105では、REGボーナス役が入賞したか否かを判断する。REGボーナス役が入賞した場合は、ステップS106のごとく、REGボーナス役の入賞回数を1ゲームずつ加算する。
ステップS107では、役図柄「スター」の3枚役が内部当選したか否かを判断する。役図柄「スター」の3枚役が内部当選した場合は、ステップS108のごとく、役図柄「スター」の3枚役の内部当選回数を1ゲームずつ加算する。
ステップS109では、役図柄「チェリー」の3枚役が内部当選したか否かを判断する。役図柄「チェリー」の3枚役が内部当選した場合は、ステップS110のごとく、役図柄「チェリー」の3枚役の内部当選回数を1ゲームずつ加算する。
ステップS111では、役図柄「スター」の3枚役が入賞したか否かを判断する。役図柄「スター」の3枚役が入賞した場合は、ステップS112のごとく、役図柄「スター」の入賞回数を1ゲームずつ加算する。
ステップS113では、役図柄「チェリー」の3枚役が入賞したか否かを判断する。役図柄「チェリー」の3枚役が入賞した場合は、ステップS114のごとく、役図柄「チェリー」の入賞回数を1ゲームずつ加算する。
ステップS115では、役図柄「スター」の3枚役とBIGボーナス役とが同時に内部当選したか否かを判断する。役図柄「スター」の3枚役とBIGボーナス役とが同時に内部当選した場合は、ステップS116のごとく、役図柄「スター」の3枚役とBIGボーナス役とが同時に内部当選した回数を1ゲームずつ加算する。さらに、ステップS117において、BIGボーナス役と同時当選した役図柄「スター」の3枚役が入賞したか否かを判断する。役図柄「スター」の3枚役が入賞した場合は、ステップS118のごとく、役図柄「スター」とBIGボーナス役との特定小役経由回数を1ゲームずつ加算する。
ステップS119では、役図柄「チェリー」の3枚役とBIGボーナス役とが同時に内部当選したか否かを判断する。役図柄「チェリー」の3枚役とBIGボーナス役とが同時に内部当選した場合は、ステップS120のごとく、役図柄「チェリー」の3枚役とBIGボーナス役とが同時に内部当選した回数を1ゲームずつ加算する。さらに、ステップS121において、BIGボーナス役と同時当選した役図柄「チェリー」の3枚役が入賞したか否かを判断する。役図柄「チェリー」の3枚役が入賞した場合は、ステップS122のごとく、役図柄「チェリー」とBIGボーナス役との特定小役経由回数を1ゲームずつ加算する。
ステップS123では、役図柄「チェリー」の3枚役とREGボーナス役とが同時に内部当選したか否かを判断する。役図柄「チェリー」の3枚役とREGボーナス役とが同時に内部当選した場合は、ステップS124のごとく、役図柄「チェリー」の3枚役とREGボーナス役との同時に内部当選した回数を1ゲームずつ加算する。さらに、ステップS125において、REGボーナス役と同時当選した役図柄「チェリー」の3枚役が入賞したか否かを判断する。役図柄「チェリー」の3枚役が入賞した場合は、ステップS126のごとく、役図柄「チェリー」の3枚役とREGボーナス役との特定小役経由回数を1ゲームずつ加算する。
次に、データ表示処理の流れを図10を用いて説明する。まず、このデータ表示処理では、ステップS201のごとく、データ表示ボタン530が操作されたか否かを判断する。データ表示ボタン530が操作され、オン信号が出力された場合には、ステップS202のごとく、累計ゲーム数、特定の小役の内部当選回数、特定の小役の入賞回数、ボーナス役の入賞回数を読み込む。さらに、ステップS203のごとく、累計ゲーム数に対する特定の小役の入賞回数の割合である特定の小役の入賞確率と、累計ゲーム数に対するボーナス役の入賞回数の割合であるボーナス役の入賞確率を算出する。
そして、ステップS204のごとく、入賞回数・入賞確率データを表示する上記表示パターン730(図5参照。)を液晶表示部53に表示する。一方、データ表示ボタン530が操作されない場合(ステップS201)は、表示パターン730を表示せず、液晶表示部53に通常画面をそのまま表示した。
続くステップS205では、最初にデータ表示ボタン530が操作されてから所定の時間内に、再び、データ表示ボタン530が操作されたか否かを判断する。所定の時間内にデータ表示ボタン530が操作された場合には、ステップS206のごとく、ボーナス役の入賞回数、特定の小役とボーナス役との同時当選回数、及び上記特定小役経由回数を読み込む。さらに、読み込みデータを利用して、ボーナス役の入賞回数のうちの同時当選回数の割合を算出する。
そして、ステップS207のごとく、第1の同時当選データとしての表示パタ−ン740(図6参照。)を液晶表示部53に表示する。一方、所定の時間内にデータ表示ボタン530が操作されず、タイムアウトとなった場合(ステップS221)には、ステップS225のごとく、表示パタ−ン730から通常画面に復帰する。また、上記所定の時間内であってもメダルが投入された場合(ステップS222)には、ステップS225のごとく、表示パターン730から通常画面に復帰する。
続く、ステップS208では、データ表示ボタン530が2度押されてから所定の時間内に、再び、データ表示ボタン530が操作されたか否かを判断する。所定の時間内にデータ表示ボタン530が操作された場合には、ステップS209のごとく、特定の小役の内部当選回数、特定の小役の入賞回数、特定の小役とボーナス役との同時当選回数、及びこの同時当選回数のうちで特定の小役が入賞した回数を示す特定小役経由回数を読み込む。さらに、読み込みしたデータを利用して、上記第1のボーナス役期待度と、上記第2のボーナス役期待度とを算出する。
そして、ステップS210のごとく、第2の同時当選データとしての表示パタ−ン750(図7参照。)を液晶表示部53に表示する。一方、データ表示ボタン530が操作されず、タイムアウトとなった場合(ステップS223)には、ステップS225のごとく、表示パターン740から通常画面に復帰する。また、上記所定の時間内であってもメダルが投入された場合(ステップS224)には、ステップS225のごとく、表示パターン740から通常画面に復帰する。
以上のように、本例のスロットマシン1は、特定の小役とボーナス役との同時当選回数等の同時当選データを遊技者に報知するデータ表示装置7(本例では、液晶表示部53を含む同時当選データ表示手段70。)を備えている。遊技者にあっては、データ表示装置7の表示に基づいて、特定の小役の入賞あるいは内部当選と、ボーナス役の内部当選との関連性を把握できる。それ故、上記スロットマシン1を遊技する遊技者は、上記特定の小役が入賞等するたびに、ボーナス役に対する期待感を強く抱くことができる。
特に、スロットマシン1のデータ表示装置7は、特定の小役が内部当選したゲームについてボーナス役が同時当選している確率を表す上記第1のボーナス役期待度や、特定の小役が入賞したゲームについてボーナス役が同時当選している確率を表す上記第2のボーナス役期待度などを同時当選データとして表示する。それ故、遊技者は、定量的に表示されたボーナス役期待度に応じて、ボーナス役入賞への期待感を一層、強く抱くことができる。
なお、表示パターン730、740を表示するに当たって、同時当選したボーナスフラグが成立している場合には、同時当選回数を1減算して表示することが好ましい。この場合には、表示パターン730、740に基づいて、未入賞のボーナスフラグの存在を遊技者により確認されてしまうおそれを未然に防止できる。
なお、本例の表示パターン740に代えて、図11に示すごとく、特定小役経由回数を含む表示パターン760を液晶表示部53に表示するのも良い。この表示パターン760は、上記取りこぼし回数を表示する表示項目741aに代えて、特定小役経由回数を表示する表示項目761aを表示するように変更したものである。
なお、本例では、スロットマシン1と一体的にデータ表示装置を構成したが、これに代えて、データ表示装置をスロットマシン1と別体で設けることもできる。例えば、スロットマシン1の上方に設置される台ランプにデータ表示装置としての機能を組み込むことも良く、さらには、遊技場内に設置される情報表示端末にデータ表示装置としての機能を組み込むことも良い。
実施例1における、スロットマシンの構成を示すブロック図。 実施例1における、スロットマシンの役、役図柄、払出メダル数を示す説明図。 実施例1における、スロットマシンを示す正面図。 実施例1における、各リールにおける図柄の配列を示す正面図。 実施例1における、当選乱数テーブルを示す説明図。 実施例1における、報知パターンを表示する液晶表示部を示す正面図。 実施例1における、報知パターンを表示する液晶表示部を示す正面図。 実施例1における、報知パターンを表示する液晶表示部を示す正面図。 実施例1における、データ記憶処理の流れを示すフロー図。 実施例1における、データ表示処理の流れを示すフロー図。 実施例1における、報知パターンを表示する液晶表示部を示す正面図。
符号の説明
1 スロットマシン
2 リール
20 図柄
43 回数カウント手段
45 リール制御手段
49 入賞役判定手段
53 液晶表示部
530 データ表示ボタン
7 データ表示装置
70 同時当選データ表示手段
71 同時当選回数表示手段
72 特定小役入賞回数表示手段
73 ボーナス役入賞回数表示手段
74 取りこぼし回数表示手段
75 ボーナス役期待度表示手段
76 特定小役経由回数表示手段

Claims (8)

  1. 特定の小役とボーナス役とを1回のゲームで同時に内部当選させ得るスロットマシンの遊技データを表示するスロットマシン用のデータ表示装置において、
    上記特定の小役と上記ボーナス役との同時当選に関する遊技データを表示可能な同時当選データ表示手段を備えたことを特徴とするスロットマシン用のデータ表示装置。
  2. 請求項1において、上記特定の小役と上記ボーナス役とが同時に内部当選したか否かを判定する同時当選判定手段を備えたことを特徴とするスロットマシン用のデータ表示装置。
  3. 請求項1又は2において、上記同時当選データ表示手段は、上記特定の小役と上記ボーナス役とが同時に内部当選した回数を表示する同時当選回数表示手段を備えたことを特徴とするスロットマシン用のデータ表示装置。
  4. 請求項3において、上記同時当選データ表示手段は、上記特定の小役と上記ボーナス役とが同時に内部当選したにも関わらず、当該特定の小役の入賞を逃した取りこぼし回数を表示するための取りこぼし回数表示手段を備えたことを特徴とするスロットマシン用のデータ表示装置。
  5. 請求項1〜4のいずれか1項において、上記同時当選データ表示手段は、上記特定の小役の入賞回数を表示するための特定小役入賞回数表示手段と、上記ボーナス役の入賞回数を表示するためのボーナス入賞回数表示手段とを備えたことを特徴とするスロットマシン用のデータ表示装置。
  6. 請求項1〜5のいずれか1項において、上記同時当選データ表示手段は、上記特定の小役と上記ボーナス役とが同時に内部当選し、かつ、当該特定の小役の入賞を経由して上記ボーナス役に入賞した特定小役経由回数を表示するための特定小役経由回数表示手段を備えたことを特徴とするスロットマシン用のデータ表示装置。
  7. 請求項1〜6のいずれか1項において、上記同時当選データ表示手段は、上記特定の小役が入賞したゲームのうちの上記ボーナス役が同時に内部当選しているゲームの割合である第1のボーナス役期待度、及び上記特定の小役が内部当選したゲームのうちの上記ボーナス役が同時に内部当選しているゲームの割合である第2のボーナス役期待度のうちの少なくともいずれか一方を表示するボーナス役期待度表示手段を備えたことを特徴とするスロットマシン用のデータ表示装置。
  8. 特定の小役とボーナス役とを同時に内部当選させ得る内部抽選手段を備えたスロットマシンにおいて、
    請求項1〜7のいずれか1項に記載されたスロットマシン用のデータ表示装置を有することを特徴とするスロットマシン。
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