JP2009018062A - 遊技場用管理装置 - Google Patents

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幸治 向山
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Abstract

【課題】2種類以上の役が同時に内部当選可能なように構成されたスロットマシンを管理するための遊技場用管理装置において、遊技者による遊技性の理解の度合いや、遊技者の目押し等の技量の高さ度合い等の把握を可能とする遊技場用管理装置を提供すること。
【解決手段】遊技場用管理装置1は、特定小役である15枚役とBIGボーナス役とが同時に内部当選したゲーム数である同時当選回数を集計する当選回数集計手段12と、特定小役である15枚役とBIGボーナス役とが同時に内部当選したゲームで、15枚役が入賞したゲーム数である特定小役入賞回数を集計する入賞回数集計手段13と、当選回数集計手段12による集計結果、及び入賞回数集計手段13による集計結果を表示する出力手段102と、を備えている。
【選択図】図1

Description

本発明は、1回のゲームで2種類以上の役が同時に内部当選可能なスロットマシンの遊技データを管理するための遊技場用管理装置に関する。
従来より、遊技場に設置されたスロットマシンの遊技データを管理するための遊技場用管理装置がある。このような遊技場用管理装置としては、各スロットマシンに関する遊技媒体の払出数及び投入数等の遊技データを管理するものがある(例えば、特許文献1参照。)。遊技場の管理者等は、遊技場用管理装置が管理する遊技データに基づいて売上や利益等を把握でき、経営的な判断を行うことが可能である。
一方、遊技場用管理装置で管理する対象のスロットマシンとしては、例えば、1回のゲームで2種類以上の役が同時に内部当選(同時当選)可能なスロットマシンが知られている(例えば、特許文献2参照。)。同時当選可能な役の組合せとしては、ボーナス役と小役、小役と小役、ボーナス役とリプレイ役などのパターンがある。特に、同時当選可能な役の組み合わせにボーナス役が含まれるパターンが設定されたスロットマシンでは、特定小役の入賞がボーナス当選の可能性を明確に示すこととなり、遊技者の期待感を高揚させる効果がある。
しかし、上記のようなスロットマシンを管理対象とした場合、上記従来の遊技場用管理装置では、次のような問題が生じるおそれがある。上記のようなスロットマシンでは、2種類以上の役が同時当選した場合であっても実際に入賞するか否かは遊技者の目押し次第であるため、全ての役が入賞する場合もあれば一部の役のみが入賞する場合もあり、あるいは全く入賞しない可能性もあり、どのような結果が得られるかは、同時当選していることを遊技者が認識しているか否か、認識している場合には目押しができているか否か等に依存している。上記従来の遊技場用管理装置が管理する遊技媒体の投入数や払出数のみによっては、上記のようなスロットマシンにおいて同時当選が発生し得るという遊技性を遊技者が理解したうえで遊技しているか否か、遊技性を理解している場合には目押しが上手くできているか否か等、遊技の傾向については把握が難しいおそれがある。
特開2002−263244号公報 特開2006−263309号公報
本発明は、上記従来の問題点に鑑みてなされたものであり、2種類以上の役が同時に内部当選可能なスロットマシンを管理するための遊技場用管理装置において、スロットマシンの遊技性に対する遊技者の理解の度合いや、その遊技性を活かした遊技が出来ている程度等を把握可能な優れた特性の遊技場用管理装置を提供しようとうするものである。
本発明は、1回のゲームで2種類以上の役が同時に内部当選可能なように構成されたスロットマシンの遊技データを管理する遊技場用管理装置であって、
2種類以上の役が同時に内部当選したゲーム数である同時当選回数を集計する当選回数集計手段と、
他の役と同時に内部当選する可能性がある役のうちの少なくともいずれかの役について、その役が他の役と同時に内部当選したゲームで入賞した入賞回数を集計する入賞回数集計手段と、
上記当選回数集計手段による集計結果、及び上記入賞回数集計手段による集計結果を出力する出力手段と、を備えたことを特徴とする遊技場用管理装置にある(請求項1)。
本発明の遊技場用管理装置は、1回のゲームで2種類以上の役が同時に内部当選(同時当選ともいう。)可能なスロットマシンを管理するための装置である。このようなスロットマシンでは、例えば、同時に内部当選可能な役の組合せとして、ボーナスと小役、小役と小役、ボーナス役とリプレイ役等の組合せを設定可能である。特に、同時に内部当選可能な役の組合せとしてボーナス役が含まれる場合には、ボーナス役と同時に内部当選可能な小役の入賞がボーナス役の内部当選を示唆するようになり、当該小役の入賞に応じて遊技者の期待感を高揚できる。
上記のようなスロットマシンにおいて2種類以上の役が同時に内部当選(適宜、同時当選ともいう。)した場合に実際に入賞を獲得できるかどうかは、図柄を停止させようとする遊技者の停止操作のタイミングに依存している。そのため、2種類以上の役の同時の内部当選に応じて、内部当選した全ての役を入賞できる場合や、一部の役のみを入賞できる場合や、全く入賞できない場合等、様々な入賞結果が発生し得る。実際にどのような入賞結果が得られるかは、2種類以上の役が同時に内部当選可能であるという遊技性を遊技者が理解しているか否か、あるいはタイミング良く停止操作を行えたか否か等に依存している。
本発明の遊技場用管理装置は、上記のごとく、2種類以上の役が同時に内部当選したゲーム数である上記同時当選回数を集計する上記当選回数集計手段と、上記2種類以上の役の少なくともいずれかの役について、2種類以上の役が同時に内部当選したゲーム(適宜、同時当選ゲームともいう。)で入賞した入賞回数を集計する上記入賞回数集計手段とを備えている。
上記遊技場用管理装置によれば、上記出力手段を介して上記同時当選回数及び上記入賞回数等を出力可能である。上記同時当選回数及び上記入賞回数に基づけば、例えば、遊技場の管理者等が上記スロットマシンの遊技性に対する遊技者の理解の度合いや、その遊技性を活かした遊技ができている度合い、すなわち遊技者の技量の程度等の把握が可能となる。
例えば、上記同時当選回数と上記入賞回数との差が小さい場合には、2種類以上の役が同時に内部当選可能という遊技性を遊技者が良く理解しており、かつ、上記入賞回数の集計対象である役の入賞を確実性高く獲得できていると判断できる。一方、上記の差が大きい場合には、スロットマシンの遊技性に対する遊技者の理解の度合いが不十分であるか、あるいは特定の役を狙って停止するだけの技量が不足している可能性がある。
以上のように、本発明の遊技場用管理装置は、スロットマシンの遊技性に対する遊技者の理解の度合いや、その遊技性を活かした遊技ができている度合い、すなわち遊技者の技量の程度等の把握が可能であるという優れた特性を備えた装置である。
本発明の遊技場用管理装置で管理するスロットマシンとしては、メダルやコインを遊技媒体とした狭義のスロットマシンのほか、パチンコ玉を遊技媒体としたパロット(R)などであっても良い。
また、2種類以上の役が同時に内部当選するとは、厳密に時間的に一致して2種類以上の役が内部当選することを意味するものではなく、同一のゲーム内で2種類以上の役が並列して内部当選することを意味している。
また、上記遊技場用管理装置は、1回のゲームでボーナス役と特定小役とを同時に内部当選可能であり、かつ、当該特定小役については内部当選したゲームにおいてのみ入賞可能である一方、ボーナス役については内部当選したゲーム以降のゲームにおいても入賞するまで入賞可能なスロットマシンの遊技データを管理するように構成されており、
上記入賞回数集計手段は、上記特定小役と上記ボーナス役とが同時に内部当選したゲームにおいて、当該特定小役が入賞した特定小役入賞回数を集計するように構成されていることが好ましい(請求項2)。
多くのスロットマシンでは、ボーナス役を除く他の役については、内部当選したゲームで入賞できなければそのまま取りこぼしになる。一方、ボーナス役については入賞できるまで内部当選した状態がそのまま維持され得る。そのため、上記のごとく、上記特定小役とボーナス役とが1回のゲームで同時に内部当選したゲームのうち、当該特定小役が入賞したゲーム数である上記特定小役入賞回数は、上記特定小役の入賞を経由してボーナス役を入賞できた回数を表すことになる。
上記同時当選回数と上記特定小役入賞回数との差が小さい場合には、ボーナス役と同時に内部当選する可能性がある上記特定小役の存在を遊技者が良く理解していると判断できる。さらに、その遊技者については、ボーナス役の内部当選を探るために上記特定小役を狙って停止させている可能性が高いという判断も可能である。すなわち、上記のように同時当選回数と上記特定小役入賞回数との差が小さい場合、スロットマシンの遊技性を良く理解しており、かつ、特定の図柄を狙って停止させる、いわゆる目押しによってボーナス役の内部当選状態を探ることができる技量の高い遊技者が想定され得る。
また、上記ボーナス役と上記特定小役との組み合わせについて上記当選回数集計手段が集計した同時当選回数により、上記入賞回数集計手段により集計された特定小役入賞回数を除算することで、上記特定小役と上記ボーナス役とが同時に内部当選した場合に当該特定小役の入賞を経由して上記ボーナス役が入賞した割合を示す経由率を算出する経由率算出手段を備えており、
上記出力手段は、上記経由率算出手段が算出した経由率を出力可能なように構成されていることが好ましい(請求項3)。
この場合には、上記経由率に基づいて、ボーナス役と特定小役との同時当選が発生するという遊技性を有効に活用した遊技が出来ている度合いを把握可能になる。
また、上記遊技場用管理装置は、1回のゲームで2種類以上の小役が同時に内部当選可能であって、かつ、同時に内部当選した2種類以上の小役が1回のゲームで同時に入賞可能なスロットマシンの遊技データを管理するように構成されており、
上記入賞回数集計手段は、2種類以上の小役が同時に内部当選したゲームにおいて、いずれか1種類の小役が単独で入賞した単独入賞回数、及び2種類以上の小役が同時に入賞した同時入賞回数を集計するように構成されていることが好ましい(請求項4)。
内部抽選により内部当選役を決定するスロットマシンとしては、例えば、図柄の変動表示を停止させようとする遊技者の停止操作の時点を基準として所定の引込範囲内に属する図柄を停止表示するという、いわゆる引込制御を実施するものがある。このように引込制御を実施するスロットマシンにおいて、2種類以上の小役を同時に入賞させるためには、1種類のみの小役を入賞させる場合と比べて高い精度で上記停止操作を実施する必要がある。それ故、上記のごとく、2種類以上の小役が同時に内部当選したゲームのうち、いずれか1つの小役が単独で入賞した上記単独入賞回数、及び2種類以上の小役が同時に入賞した上記同時入賞回数として個別に集計する場合には、遊技者の技量の高さ度合いを一層、精度高く把握し得るようになる。
本発明の実施の形態につき、以下の実施例を用いて具体的に説明する。
(実施例1)
本例は、遊技場に設置したスロットマシン5を管理するための遊技場用管理装置1に関する例である。この内容について、図1〜図6を用いて説明する。
本例の遊技場用管理装置1は、図1及び図2に示すごとく、特定小役である15枚役とBIGボーナス役とが1回のゲームで同時に内部当選可能なように構成されたスロットマシンの遊技データを管理するための装置である。
本例の遊技場用管理装置1は、特定小役である15枚役とBIGボーナス役とが同時に内部当選したゲーム数である同時当選回数を集計する当選回数集計手段12と、特定小役である15枚役とBIGボーナス役とが同時に内部当選したゲームで、15枚役が入賞したゲーム数である特定小役入賞回数を集計する入賞回数集計手段13と、当選回数集計手段12による集計結果、及び入賞回数集計手段13による集計結果を出力する出力手段102と、を備えている。
以下、この内容について詳しく説明する。
本例の遊技場用管理装置1(以下、適宜、単に管理装置1という。)は、図1に示すごとく、遊技場に設置したスロットマシン5の遊技データを管理するための装置である。管理装置1は、図1に示すごとく、複数のスロットマシン5、スロットマシン5毎に設置された遊技機端末40及びメダル貸出装置41等と共に遊技場システム3を構成している。遊技場システム3では、スロットマシン5、遊技機端末40及びメダル貸出装置41等が通信可能な状態で管理装置1に接続されている。なお、以下の説明では、まず、遊技場システム3の概要、及びスロットマシン5等の構成機器について説明した後、管理装置1の構成及び機能を説明する。
遊技場システム3では、図1に示すごとく、管理装置1及び遊技機端末40が通信ネットワーク30に接続されている。管理装置1は、内蔵する通信ポート(図示略)を介して通信ネットワーク30に接続されている。スロットマシン5及びメダル貸出装置41は、遊技機端末40を介して通信ネットワーク30に間接的に接続されている。
上記遊技機端末40は、図1に示すごとく、各スロットマシン5の上側に配設された端末である。本例の遊技機端末40は、各種の遊技情報を表示するデータ表示部400を中央に配置してなる。遊技機端末40は、スロットマシン5から取り込んだ稼動信号に基づく各種の遊技データを表示可能である。遊技機端末40がスロットマシン5から取り込む稼動信号としては、アウト信号、セーフ信号、ゲーム信号、BIG信号、REG信号、及び役毎の内部当選信号等がある。遊技機端末40は、スロットマシン5の稼動信号を管理装置1に向けて転送する機能を備えている。なお、遊技機端末40がスロットマシン5から取り込む各稼動信号の内容については後述する。
メダル貸出装置41は、図1に示すごとく、隣り合うスロットマシン5との台間スペースに設置された装置である。メダル貸出装置41は、その前面パネルに、貨幣を投入する貨幣投入口411と、遊技媒体であるメダルを貸し出すメダル貸出ノズル410とを配置してなる。
スロットマシン5は、図2及び4に示すごとく、BIGボーナス、REGボーナス、15枚役等の小役を含む7種類の役が入賞役として設定されたスロットマシンである。図3では、左列にそれぞれの役の名称を、中列にそれぞれの図柄の組み合わせを、右列に賞品として払い出すメダル枚数を示してある。スロットマシン5では、内部抽選手段72により内部当選した役が内部当選役になる。そして、この内部当選役を構成する図柄520が役図柄である。さらに、入賞ライン上に役図柄が並んだとき、その役が入賞役となる。なお、スロットマシン5では、ボーナス役と同時に内部当選可能な上記特定小役として15枚役「太陽」が設定されている。
スロットマシン5は、図1に示すごとく外観的な構成を有している。スロットマシン5では、遊技者に対面する前面部分が、略矩形状の図柄表示窓51を設けた前面枠体50によって形成されている。前面枠体50は、図柄表示窓51の上側に、液晶表示部638及び左右一対のスピーカ57を配設してなる。また、図柄表示窓51の下側にスロットマシン5の基部をなすベース部500を形成してなる。
ベース部500は、図1に示すごとく、遊技者から奥まって位置する図柄表示窓51に対して、遊技者に向けて相対的に張り出すように形成してある。ベース部500は、図柄表示窓51に隣り合う上端部にテーブル状の操作面54を有し、下端部にメダルを払い出すメダル受け皿55を有し、操作面54とメダル受け皿55との間に操作パネル53を有している。
操作面54には、図1に示すごとく、クレジット機能によりクレジット(貯留)されたメダルを賭けるためのベットボタン64と、クレジットされたメダルを払い出させるための精算ボタン65と、遊技に賭けるメダルを投入するメダル投入口630とを配設してある。操作パネル53には、リール52の図柄変動を開始させるためのスタートレバー62と、図柄変動を停止させるためのストップボタン61とを配設してある。
ベットボタン64は、図1に示すごとく、遊技賭け数としてマックスベット数である3ベットを指定するためのボタンである。このベットボタン64は、操作に応じて遊技賭け数3を表す3ベット信号を発生するように構成されている。ただし、残りのクレジットが2又は1である場合には、2ベット信号又は1ベット信号を発生し、クレジットがゼロの場合は、ベット信号を発生しない。
3ベット専用機であるスロットマシン5では、同図に示すごとく、メダルを直接投入するか、上記ベットボタン64の操作により3枚のメダルが賭けられたとき、スタートレバー62が有効状態に設定される。なお、遊技(ゲーム)毎に3枚のメダルを賭ける、いわゆる3ベット専用機である本例のスロットマシン5に代えて、遊技者の好みにより遊技賭け数を選択的に設定可能なタイプのスロットマシンであっても良い。この場合には、上記ベットボタン64として、3ベット信号を発生するマックスベットボタンのほか、シングルベット信号を発生するシングルベットボタンを設けるのが良い。
スタートレバー62は、図1及び図2に示すごとく、リール52の制御信号である変動開始信号を遊技者が操作したタイミングで発生するように構成してある。
ストップボタン61は、同図に示すごとく、リール52の制御信号である変動停止信号を遊技者が操作したタイミングで発生するように構成してある。本例のストップボタン61は、左リール52Lに対応する左ストップボタン61L、中リール52Cに対応する中ストップボタン61C、右リール52Rに対応する右ストップボタン61Rを組み合わせてなる。
図柄表示窓51は、図1に示すごとく、3行3列の2次元マトリクス状に配置された9個の図柄520を表示するように構成されている。前面枠体50における図柄表示窓51に当たる部分は、遊技者側から図柄520が見えるように透明な樹脂プレートにより形成されている。上記2次元マトリクス状の9個の図柄520に対しては、入賞の対象となる図柄の並び方向である入賞ライン511〜515が設定されている。入賞ラインとしては、水平方向3本の入賞ライン511〜513と、対角方向2本の入賞ライン514、515とがある。
リール52は、図1及び図2に示すごとく、図柄表示窓51を介して図柄520を変動表示するための手段である。リール52は、左リール52Lと、中リール52Cと、右リール52Rとよりなる。各リール52L、52C、52Rは、略円柱状をなし、その外周面に7種類21個の図柄520を略一定の間隔を設けて配置した回転式リールである。各リール52L、52C、52Rは、その回転方向における1カ所の基準位置に基準位置片(図示略)を有している。この基準位置片は、後述する基準位置検知部636が検知する被検知片としての部材である。なお、リール52としては、本例の回転式リールに代えて、液晶ディスプレイに図柄を変動表示する画像式リールを採用することもできる。
左リール52Lは、図1及び図2に示すごとく、図柄表示窓51に表示する3行×3列の2次元マトリクスにおける左端の一列をなす。右リール52Rは、2次元マトリクスにおける右端の一列をなす。中リール52Cは、2次元マトリクスにおける中央の一列をなしている。
上記液晶表示部638は、図1及び図2に示すごとく、液晶ディスプレイよりなる。液晶表示部638は、遊技を演出する各種の演出画面(図示略)を表示する。
スロットマシン5は、図2に示すごとく、機械的な構成を備えている。スロットマシン5の全体動作を制御する制御基板58、及びこの制御基板58に電気的に接続された各部について、図1及び図2を用いて説明する。制御基板58に対しては、上記の構成のほか、遊技媒体として投入されたメダルを検知する投入メダル検知部631、リール52を回転駆動するリール駆動部521、リール52の回転位置を検知する基準位置検知部636、メダルを払い出すメダル払出部634、遊技を演出するための各種表示部635、遊技者の有利度合いを表す設定値を設定する設定値操作部68、スピーカ57を制御する音声出力部632、及びスロットマシン5の稼動信号を出力する信号出力部639が電気的に接続されている。
投入メダル検知部631は、図1及び図2に示すごとく、メダル投入口630からメダルが投入されるごとに、インサート信号を出力するように構成されている。3回のインサート信号が上記3ベット信号に相当している。なお、3ベット専用機である本例のスロットマシン5では、3枚のメダルを投入するか、上記ベットボタン64を押すとスタートレバー62が有効な状態に設定される。
リール駆動部521は、図2に示すごとく、ステップ単位で制御可能なステッピングモータ(図示略)を含み、このステッピングモータの回転駆動力によりリール52を回転駆動するように構成されている。ステッピングモータは、制御基板58から取り込む制御パルスに応じて1ステップずつ回転する。
メダル払出部634は、制御基板58の制御により所定枚数のメダルをメダル受け皿55に払い出すように構成されている。なお、本例のスロットマシン5は、メダル払出部634がメダルを1枚払い出す毎にセーフ信号を出力するように構成されている。
基準位置検知部636は、図1及び図2に示すごとく、各リール52L、C、Rの上記基準位置片の通過を検知し、検知信号を出力するように構成されている。
設定値操作部68は、設定キー680を利用して、ボーナス役の当選確率を6段階に規定した設定値を変更するための操作部である。
信号出力部639は、図1及び図2に示すごとく、スロットマシン5の稼動信号を遊技機端末40に向けて出力するように構成されている。信号出力部639が出力する稼動信号としては、遊技媒体であるメダルを1枚、払い出す毎のセーフ信号、メダルを1枚、投入する毎のアウト信号、ゲームの開始を表すゲーム信号、BIGボーナスゲーム中であることを表すBIG信号、REGボーナスゲーム中であることを表すREG信号、及び各役の内部当選状態を個別に表す7種類の内部当選信号等がある。
上記制御基板58は、図1及び図2に示すごとく、CPU581と、メモリ手段であるROM583、RAM584と、入出力インターフェースとしてのI/O部582とを有している。CPU581は、ROM583から読み込みしたソフトウェアプログラムを実行することにより、各種の機能を実現するように構成してある。
ROM583は、図2及び図4に示すごとく、内部抽選手段72が内部当選役の抽選に用いる当選乱数テーブルを記憶している。本例の当選乱数テーブルは、図4に例示するごとく、それぞれの役が当選するための当選乱数を規定したものである。同図は、各役の当選乱数の始値及び終値と共に当選乱数の数を示している。なお、当選乱数テーブルは、設定値毎に規定されており、図4は設定値1に対応している。
図4の当選乱数テーブルでは、BIGボーナス役について2245〜2284の当選乱数及び4956〜4975の当選乱数が規定され、15枚役について2245〜2367の当選乱数が規定されている。2245〜2284の乱数範囲では、特定小役である15枚役とBIGボーナス役とが同時に内部当選し得る。同図の当選乱数テーブルが適用された場合、15枚役が内部当選したゲームでBIGボーナス役が同時に内部当選している確率は40/123となる。BIGボーナス役が単独で内部当選する確率は20/16384となる。
CPU581は、図2に示すごとく、ソフトウェアプログラムを実行することにより、乱数を抽出する乱数抽出手段78、入賞役を判定する入賞役判定手段79、リール52を制御する表示制御手段75、内部当選役を抽選する内部抽選手段72、内部当選フラグを制御するフラグ制御手段71の各機能を実現する。
上記乱数抽出手段78は、図1及び図2に示すごとく、CPU581の内部演算により乱数を抽出する手段である。本例の乱数抽出手段78は、スタートレバー62による変動開始信号をトリガー信号として乱数を抽出し、内部抽選手段72に入力する。なお、本例の乱数抽出手段78は、乱数として0〜16383の範囲に属する整数を抽出する。
上記内部抽選手段72は、図2及び図4に示すごとく、乱数抽出手段78が抽出した乱数を当選乱数テーブルに規定された当選乱数と照合して内部当選役を決定し、その内部当選役に対応するフラグをオン状態に設定する手段である。内部抽選手段72は、内部当選役に対応する内部当選フラグのフラグ値として1(オン状態)をセットすることで、その内部当選役が入賞可能な状態を設定する。内部当選フラグのひとつであるボーナスフラグは、ボーナス役に対応するものであり、ボーナス確定状態を管理するフラグである。なお、スロットマシン5は、上記信号出力部639を介して、内部当選フラグが成立した役に対応する内部当選信号を出力するように構成されている。
上記フラグ制御手段71は、図2に示すごとく、上記内部抽選手段72が設定した内部当選フラグを制御する手段である。フラグ制御手段71は、リプレイ役を含む小役等の内部当選フラグについては、入賞したか否かに関わらず次のゲームを開始するまでにオフ状態に切り換える。一方、ボーナスフラグについては、入賞するまで次のゲームに持ち越し、ボーナス役入賞に応じてオフ状態に切り換える。このようなフラグ制御手段71の制御により、リプレイ役を含む小役等は、内部当選したゲームで入賞しなかった場合は、いわゆる取りこぼしとなる。一方、ボーナス役は、一度内部当選すれば入賞するまでボーナス確定状態が維持される。
上記表示制御手段75は、図1及び図2に示すごとく、リール駆動部521を介してリール52L、C、Rの図柄変動を制御する手段である。表示制御手段75は、上記変動開始信号に応じてリール52の図柄変動を開始すると共に、上記変動停止信号あるいは上記自動停止信号に応じてリール52の図柄変動を停止させる。表示制御手段75は、リール駆動部521をなすステッピングモータに制御パルスを入力し、1パルス毎に1ステップずつステッピングモータを回転させる。表示制御手段75は、リール駆動部521に入力した制御パルス数、すなわち、ステッピングモータが回転したステップ数をカウントする。特に、本例では、上記基準位置片の検知信号を取り込むごとに上記ステップ数をゼロリセットすることで、直近の検知信号の後に生じた上記ステップ数をカウントしている。
表示制御手段75は、図2に示すごとく、規則(遊技機の認定及び型式の検定等に関する規則)等が定める所定の引込範囲内の図柄を入賞ライン上に停止させる、いわゆる引込制御を実施するように構成されている。表示制御手段75では、上記ステップ数に基づいて各リール52L、C、Rが現在表示している図柄(入賞ライン上に位置する図柄。)を計算可能である。表示制御手段75は、上記変動停止信号を取り込み時のステップ数に基づいて、入賞ライン511〜515上に瞬間的に位置する図柄520であるビタ図柄を計算し、当該ビタ図柄を先頭にして後続する4つの図柄520を上記所定の引込範囲内の図柄として設定する。
表示制御手段75は、上記所定の引込範囲内に内部当選フラグに対応する図柄がある場合には、その図柄を入賞ライン上に引き込んで停止させる。一方、上記所定の引込範囲内に内部当選フラグに対応する図柄がない場合は、ハズレ図柄を入賞ライン上に引き込んで停止させる。特に、本例の表示制御手段75は、特定小役とボーナス役とが同時当選したゲームでは、まず、上記所定の引込範囲内にボーナス役図柄が存在するか否かを判断し、ボーナス役図柄があればその図柄を引き込む。一方、ボーナス役図柄がなければ、特定小役の図柄「太陽」が上記所定の引込範囲に存在するか否かを判断し、図柄「太陽」があればその図柄を引き込む。
上記入賞役判定手段79は、図1及び図2に示すごとく、停止状態の各リール52L、C、Rに対応する各ステッピングモータ(リール駆動部521)について、表示制御手段75がカウントした上記ステップ数を取り込む。入賞役判定手段79は、このステップ数を基にして入賞ライン511〜515上に停止した図柄520の種類を求め、その図柄520の組み合わせについて入賞役が成立するか否かを判定する。
次に、本例の管理装置1の構成について詳しく説明する。管理装置1は、図1に示すごとく、遊技場に設置したスロットマシン5の遊技データを個別に管理可能な装置である。管理装置1は、液晶ディスプレイよりなる出力手段102と、各種の演算処理を実行する装置本体101と、キーボード及びマウスを含む入力手段103とを備えている。
装置本体101は、図1に示すごとく、スロットマシン5の稼動信号を受信する稼動信号受信手段11、特定小役である15枚役とBIGボーナス役との同時当選回数等を集計する当選回数集計手段12、特定小役である15枚役とBIGボーナス役とが同時に内部当選したゲームのうち、15枚役が入賞したゲーム数を特定小役入賞回数として集計する入賞回数集計手段13、スロットマシン5の遊技データを集計あるいは算出する遊技データ集計手段14、上記同時当選回数や上記特定小役入賞回数を含む各種の遊技データを記憶する遊技データ記憶手段15、及び15枚役とボーナス役とが同時当選したゲームのうち、その15枚役の入賞を経由した割合である経由率を算出する経由率算出手段16を備えている。
稼動信号受信手段11は、図1に示すごとく、遊技機端末40を介してスロットマシン5の稼動信号を受信する手段である。稼動信号受信手段11が受信する稼動信号としては、投入メダル1枚毎のアウト信号、払出メダル1枚毎のセーフ信号、ゲームの開始を表すゲーム信号、7種類の役毎の内部当選状態を表す内部当選信号、及びBIG(REG)ボーナスゲーム状態を表すBIG(REG)信号等がある。
当選回数集計手段12は、図1に示すごとく、特定小役である15枚役とBIGボーナスとが同時に内部当選した同時当選回数等を集計する手段である。当選回数集計手段12は、15枚役の内部当選信号とBIGボーナス役の内部当選信号とを1回のゲームで同時に受信できた場合に同時当選ゲームであると判断し、同時当選回数として集計する。なお、本例の当選回数集計手段12は、上記同時当選回数のほか、ボーナス役との同時当選であるか否かに関係なく、特定小役である15枚役が内部当選した回数を集計している。当選回数集計手段12は、15枚役の内部当選信号の受信回数を積算して15枚役の内部当選回数を集計している。
入賞回数集計手段13は、図1に示すごとく、特定小役である15枚役とBIGボーナスとの同時当選ゲームのうち、15枚役が入賞した特定小役入賞回数等を集計する手段である。入賞回数集計手段13は、15枚役とBIGボーナス役との同時当選ゲームにおいてメダルの払い出し枚数が15枚であった場合、すなわちセーフ信号の受信回数が15回であった場合に、特定小役である15枚役が入賞したと判断する。
なお、本例の入賞回数集計手段13は、上記特定小役入賞回数のほか、BIGボーナス役、REGボーナス役、及び15枚役が入賞した回数をそれぞれ集計している。入賞回数集計手段13は、BIG(REG)信号の非受信状態から受信状態への切り替わりの回数を積算してBIG(REG)入賞回数を集計している。15枚役の入賞回数については、セーフ信号の受信回数が15回であったゲーム数を積算して集計している。
経由率算出手段16は、上記のごとく、経由率を算出する手段であるい。経由率とは、15枚役とBIGボーナス役とが同時当選したゲームのうち、15枚役の入賞を経てBIGボーナス役に入賞した割合である。経由率算出手段16は、入賞回数集計手段13が集計した特定小役入賞回数(15枚役とBIGボーナス役とが同時当選したゲームで15枚役が入賞した回数。図6中、「同時入賞」の項目に表示する回数。)を、当選回数集計手段12が集計した同時当選回数により除算することにより上記経由率を算出する。
遊技データ集計手段14は、図1に示すごとく、スロットマシン5毎の遊技データを集計あるいは算出する手段である。遊技データ集計手段14が集計等する遊技データとしては、投入されたメダル数であるアウト数、払い出したメダル数であるセーフ数、遊技者が獲得したメダル数である差メダル数、非ボーナスゲーム状態で実施したゲーム数である累計ゲーム数等がある。
遊技データ集計手段14は、アウト信号あるいはセーフ信号の受信回数を積算することによりアウト数及びセーフ数を集計している。差メダル数については、セーフ数からアウト数を差し引いて算出している。累計ゲーム数については、BIG信号及びREG信号の非受信状態におけるゲーム信号の受信回数を積算して集計している。
遊技データ記憶手段15は、当選回数集計手段12が集計した同時当選回数等や、入賞回数集計手段13が集計した特定小役入賞回数等や、経由率算出手段16が算出した経由率や、遊技データ集計手段14が集計等した遊技データ等を記憶する手段である。本例の遊技データ記憶手段15は、スロットマシン5毎の遊技データを記憶している。
以上のように構成された本例の管理装置1によれば、例えば、図6に示すごとく機種別の遊技データを出力手段102を介して出力可能である。図6は、台番1〜10の同一機種の各スロットマシン5について、遊技データを個別に表示する図である。同図中の「設定値」は、各スロットマシン5に対して設定された設定値を示している。1〜6の設定値のうち、大きい値ほど遊技者側の有利度合いが高くなっている。なお、本例では、入力手段103を利用して設定値を手入力している。
図6中の「アウト」、「セーフ」、「差メダル」、「累計G数」、「BIG」、「REG」、「15枚内部」、「15枚入賞」の各項目は、それぞれ、上記のアウト数、セーフ数、差メダル数、累計ゲーム数、BIG入賞回数、REG入賞回数、15枚役の内部当選回数、15枚役の入賞回数に対応している。「同時当選」、「同時入賞」の各項目は、当選回数集計手段12の集計結果である同時当選回数、入賞回数集計手段13の集計結果である特定小役入賞回数に対応している。同図中、「15枚内部」、「15枚入賞」、「同時当選」、「同時入賞」の各項目の最下段に位置する欄外の値は、台番1〜10の10台のスロットマシン5の合計値を示している。「経由率」の欄外の値は、台番1〜10の10台のスロットマシン5の平均値を示している。
図6に基づけば、次のような知見を得ることができる。例えば、台番5のスロットマシン5では、同時当選回数が6回であるのに対して特定小役入賞回数が6回であり、経由率が100%である。このことから、台番5については、15枚役とBIGボーナス役とが同時当選し得るという遊技性を良く理解しており、かつ、15枚役を狙って停止できる程に高い目押しの技量を備えた遊技者像を想定し得る。
また、例えば、台番9では、同時当選回数が4回であるのに対して特定小役入賞回数がゼロ回であり、経由率がゼロ%である。このことに基づけば、台番9については、15枚役とBIGボーナス役とが同時当選し得るという遊技性を理解していないか、あるいは目押しに不慣れな遊技者像を想定し得る。
以上のように、本例の遊技場用管理装置1は、遊技者による遊技性の理解の度合いや、遊技者の目押し等の技量の高さ度合い等を把握できるという優れた特性を備えた装置である。本例の遊技場用管理装置1が出力する同時当選回数や特定小役入賞回数や経由率などの遊技データに基づけば、特定小役とBIGボーナス役とが同時当選し得るというスロットマシン5の遊技性を活用した遊技が行われているか否かの傾向を精度高く把握できる。
例えば、遊技性を活かした遊技が行われていない場合には、遊技性が正しく理解されていない可能性がある。遊技場側としては、スロットマシン5の遊技性をアナウンスする等の対応をとることができる。これにより、遊技者に対してスロットマシン5の遊技性を知らしめ、遊技性を活かした遊技を行うように仕向けることができる。遊技性を活かして遊技されれば、スロットマシン5本来の遊技の興趣を遊技者側に確実性高く伝達可能になる。
さらに、本例の遊技場用管理装置1が出力する遊技データに基づいて遊技性の理解の度合いや技量の高さ度合いを把握できれば、各スロットマシンに設定された設定値の配分の妥当性を適正に判断できるようになる。例えば、遊技者の理解度合いや技量が高い場合には、メダルの投入数に対する払出数の比率である出玉率を抑制できるよう、設定値を低めに配分することが妥当である。逆に、遊技者の理解度合いや技量が低い場合には、設定値を高めに配分することが妥当である。このように、遊技データに基づいて遊技性の理解の度合いや技量の高さ度合いを把握できれば、実際の設定値の配分が遊技者の理解度合いや技量に見合っているか否かの判断が可能になる。
なお、本例は、BIGボーナスと15枚役とが同時当選可能なスロットマシン5を管理する遊技場用管理装置1に関する例である。スロットマシンにおいて同時当選可能な内部当選役の組合せは本例の組合せに限定されない。例えば、2種類の小役が同時当選するスロットマシンや、3種類以上の役が同時当選するスロットマシンを管理対象とした遊技場用管理装置であっても良い。
さらに、2種類以上の小役が同時当選し、かつ、同時当選した小役が同時入賞可能なスロットマシンを管理対象としても良い。この場合には、いずれか1つの小役が単独で入賞したゲーム数である単独入賞回数、及び2種類以上の小役が同時入賞したゲーム数である同時入賞回数のうちの少なくともいずれかを集計することができる。
なお、本例の遊技場用管理装置1では、セーフ信号の受信回数に基づいて入賞した小役の種類を判別している。スロットマシン5が入賞した小役の種類を表す信号を出力可能である場合には、その信号に基づいて入賞した小役の種類を判別するように遊技場用管理装置1を構成しておくこともできる。
なお、本例では、液晶ディスプレイよりなる出力手段102を利用して遊技データを出力したが、これに代えて、印字プリンタよりなる出力手段を利用して印字プリントすることも可能である。
実施例1における、遊技場用管理装置を含む遊技場システムのシステム構成を示すシステム図。 実施例1における、スロットマシンの構成を示すブロック図。 実施例1における、スロットマシンの役、役図柄、払出メダル数を示す説明図。 実施例1における、当選乱数テーブルを示す説明図。 実施例1における、リールの図柄配列を展開して示す展開図。 実施例1における、スロットマシン毎の遊技データを示す説明図。
符号の説明
1 遊技場用管理装置(管理装置)
11 稼動信号受信手段
12 当選回数集計手段
13 入賞回数集計手段
14 遊技データ集計手段
15 遊技データ記憶手段
16 経由率算出手段
3 遊技場システム
40 遊技機端末
41 メダル貸出装置
5 スロットマシン
52 リール
520 図柄
61 ストップボタン
62 スタートレバー
71 フラグ制御手段
72 内部抽選手段
75 表示制御手段
78 乱数抽出手段
79 入賞役判定手段

Claims (4)

  1. 1回のゲームで2種類以上の役が同時に内部当選可能なように構成されたスロットマシンの遊技データを管理する遊技場用管理装置であって、
    2種類以上の役が同時に内部当選したゲーム数である同時当選回数を集計する当選回数集計手段と、
    他の役と同時に内部当選する可能性がある役のうちの少なくともいずれかの役について、その役が他の役と同時に内部当選したゲームで入賞した入賞回数を集計する入賞回数集計手段と、
    上記当選回数集計手段による集計結果、及び上記入賞回数集計手段による集計結果を出力する出力手段と、を備えたことを特徴とする遊技場用管理装置。
  2. 請求項1において、上記遊技場用管理装置は、1回のゲームでボーナス役と特定小役とを同時に内部当選可能であり、かつ、当該特定小役については内部当選したゲームにおいてのみ入賞可能である一方、ボーナス役については内部当選したゲーム以降のゲームにおいても入賞するまで入賞可能なスロットマシンの遊技データを管理するように構成されており、
    上記入賞回数集計手段は、上記特定小役と上記ボーナス役とが同時に内部当選したゲームにおいて、当該特定小役が入賞した特定小役入賞回数を集計するように構成されていることを特徴とする遊技場用管理装置。
  3. 請求項2において、上記ボーナス役と上記特定小役との組み合わせについて上記当選回数集計手段が集計した同時当選回数により、上記入賞回数集計手段により集計された特定小役入賞回数を除算することで、上記特定小役と上記ボーナス役とが同時に内部当選した場合に当該特定小役の入賞を経由して上記ボーナス役が入賞した割合を示す経由率を算出する経由率算出手段を備えており、
    上記出力手段は、上記経由率算出手段が算出した経由率を出力可能なように構成されていることを特徴とする遊技場用管理装置。
  4. 請求項1において、上記遊技場用管理装置は、1回のゲームで2種類以上の小役が同時に内部当選可能であって、かつ、同時に内部当選した2種類以上の小役が1回のゲームで同時に入賞可能なスロットマシンの遊技データを管理するように構成されており、
    上記入賞回数集計手段は、2種類以上の小役が同時に内部当選したゲームにおいて、いずれか1種類の小役が単独で入賞した単独入賞回数、及び2種類以上の小役が同時に入賞した同時入賞回数を集計するように構成されていることを特徴とする遊技場用管理装置。
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