JP2002263244A - 遊技場用スロットマシンのデータ集計方法 - Google Patents

遊技場用スロットマシンのデータ集計方法

Info

Publication number
JP2002263244A
JP2002263244A JP2001066892A JP2001066892A JP2002263244A JP 2002263244 A JP2002263244 A JP 2002263244A JP 2001066892 A JP2001066892 A JP 2001066892A JP 2001066892 A JP2001066892 A JP 2001066892A JP 2002263244 A JP2002263244 A JP 2002263244A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
game
slot machine
signal
data
payment
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001066892A
Other languages
English (en)
Inventor
Tatsuhiro Harada
竜大 原田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Daikoku Denki Co Ltd
Original Assignee
Daikoku Denki Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Daikoku Denki Co Ltd filed Critical Daikoku Denki Co Ltd
Priority to JP2001066892A priority Critical patent/JP2002263244A/ja
Publication of JP2002263244A publication Critical patent/JP2002263244A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Slot Machines And Peripheral Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 次回のゲームを対価の支払なしで行い得るリ
プレイ当たり態様の発生を示す信号を出力する構成のス
ロットマシンと、その信号を出力しない構成のスロット
マシンが混在する場合であっても、それらスロットマシ
ンでの稼働状況を示すデータの信頼性を大幅に向上させ
ること。 【解決手段】 管理装置4は、スロットマシン1からゲ
ームの開始を示すリール信号が入力されたときに、これ
に先立って対価支払を示すアウト信号が入力されていな
かった場合に、リプレイ当たり態様の発生を示す信号を
出力しない構成のスロットマシン1においてリプレイ当
たり態様が発生したものと判断して、前回の対価支払数
をアウト数データに加算すると共に、セーフ数データに
も加算する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、遊技場内に設けら
れた複数のスロットマシンについての稼働状況を示すデ
ータを集計する方法に関する。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】スロットマシンにおい
ては、メダルの投入或いはクレジットによる対価の支払
が行われた状態で、可変表示装置の可変表示動作による
ゲームが開始されるようになっているが、そのゲーム終
了時における可変表示装置の表示結果が所定のリプレイ
絵柄があった場合に次回のゲームを対価の支払なしで行
い得るリプレイ当たり態様が設定されたものが一般的に
なっている。この場合、スロットマシンには種々の機種
が存在し、リプレイ当たり態様となったときにその発生
を示す信号を出力する構成、具体的には、例えばその後
に対価支払を伴わないゲーム(所謂リプレイ)が行われ
たときに所定パルス数(前回のゲームに支払われた対価
の数に相当)のアウト数信号を出力する構成とされたス
ロットマシンと、このようなアウト数信号を出力しない
構成とされたスロットマシンが存在する。
【0003】一方、スロットマシンにおいては、少なく
ともメダル投入数またはクレジット数に応じたパルス数
のアウト信号やメダルの払出数に応じたパルス数のセー
フ信号などを外部に出力する構成となっており、外部に
設けられた管理装置(ホストコンピュータ)側では、こ
のように出力される信号に基づいて対価支払数を示すア
ウト数データや対価払出数を示すセーフ数データなどを
各スロットマシン毎に累計し、以てその累計データをス
ロットマシンの稼働状態を示すデータとして利用する構
成となっている。
【0004】このため、遊技場内に、リプレイ当たり態
様となったときにアウト信号を出力する構成のスロット
マシンと、アウト信号を出力しないスロットマシンが混
在する場合には、上記稼働状態を示すデータをそれらの
スロットマシン同士で比較すること自体が無意味とな
り、累積したデータの信頼性が低下するという問題点が
あった。特に、一般的なスロットマシンではリプレイ当
たり態様が頻繁に発生する構成となっているため、上記
累積データの信頼性の低下度合いが著しくなるという事
情があった。
【0005】本発明は上記事情に鑑みてなされたもの
で、その目的は、次回のゲームを対価の支払なしで行い
得るリプレイ当たり態様の発生を示す信号を出力する構
成のスロットマシンと、その信号を出力しない構成のス
ロットマシンが混在する場合であっても、それらスロッ
トマシンでの稼働状況を示すデータの信頼性を大幅に向
上させ得るようになる遊技場用スロットマシンのデータ
集計方法を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は上
記目的を達成するために、対価支払が行われた状態での
ゲーム開始操作に応じて動作されて表示状態が変化する
可変表示装置と、その可変表示装置の可変表示動作の停
止に応じて1ゲームを終了すると共に、ゲーム終了時の
表示結果が複数種類設定された当たり態様の何れかとな
ったときに所定数の対価を払い出す当たり状態を呈する
ものであって、ゲーム終了時における前記可変表示装置
の表示結果が所定のリプレイ絵柄があったときに次回の
ゲームを対価の支払なしで行い得るリプレイ当たり態様
が設定され、且つ当該リプレイ当たり態様の発生を示す
信号を出力しない構成とされた遊技場用スロットマシン
のためのデータ集計方法において、対価支払数をアウト
数データとして累計する累計手段を備え、前記可変表示
装置が動作されたときにその動作のための対価支払が行
われていない場合に前記リプレイ当たり態様が発生した
ものと判断して、前回の対価支払数を前記累計手段によ
るアウト数データに加算するようにしたものである。
【0007】このデータ集計方法によれば、遊技場用ス
ロットマシンにおいて遊技客側からの対価の支払に応じ
てゲームが行われたときには、累計手段が、その対価支
払数をアウト数データとして集計するようになり、この
ような集計は遊技場内のすべてのスロットマシンについ
て行われる。一方、スロットマシンにおいてリプレイ当
たり態様が発生したときには、次回のゲームを対価の支
払なしで行い得るものであるが、このようなゲームが行
われた場合には遊技客側から対価が支払われたものと見
なして、その見なし対価支払数を上記アウト数データに
加算する必要がある。
【0008】この場合、リプレイ当たり態様の発生を示
す信号を出力する構成のスロットマシンにおいては、リ
プレイ当たり態様の発生に応じて行われるゲーム(対価
の支払なしのゲーム)についての見なし対価支払数を、
上記信号に基づいて前記アウト数データに加算する動作
を容易に行い得る。また、リプレイ当たり態様の発生を
示す信号を出力しない構成のスロットマシンにおいて、
リプレイ当たり態様の発生に伴い次回のゲームが対価の
支払なしで行われた場合には、そのゲームに応じて可変
表示装置が動作されたときに上記リプレイ当たり態様が
発生したものと判断されて、前回の対価支払数が、前記
累計手段によるアウト数データに対し、前述した見なし
対価支払数として加算されるようになる。この結果、リ
プレイ当たり態様の発生を示す信号を出力する構成のス
ロットマシンと、その信号を出力しない構成のスロット
マシンが混在する場合であっても、各スロットマシンで
の対価支払数の累計データ(累計手段が累計するアウト
数データ)の比較が有意義な意味を持つようになり、各
スロットマシンの稼働状況を示すデータであるアウト数
データの信頼性を大幅に向上させ得るようになる。
【0009】また、請求項2記載の発明のように、前記
累計手段に、対価払出数をセーフ数データとして累計す
る機能を付加した上で、前回の対価支払数を前記累計手
段によるアウト数データに加算する動作を行う際に、当
該加算数を前記セーフ数データにも加算する動作を行う
ようにしても良い。
【0010】この方法によれば、遊技場用スロットマシ
ンにおいて当たり態様が発生して所定数の対価が払い出
されたときには、累計手段が、その対価払出数をセーフ
数データとして集計するようになり、このような集計は
遊技場内のすべてのスロットマシンについて行われる。
一方、スロットマシンにおいてリプレイ当たり態様が発
生したときには、次回のゲームを対価の支払なしで行い
得るものであるが、このようなゲームが行われた場合に
は遊技客に対して対価が払い出されたものと見なして、
その見なし対価払出数を上記セーフ数データに加算する
必要がある。
【0011】この場合、リプレイ当たり態様の発生を示
す信号を出力する構成のスロットマシンにおいては、リ
プレイ当たり態様の発生に応じて行われるゲーム(対価
の支払なしのゲーム)についての見なし対価払出数を、
上記信号に基づいて前記セーフ数データに加算する動作
を容易に行い得る。また、リプレイ当たり態様の発生を
示す信号を出力しない構成のスロットマシンにおいて、
リプレイ当たり態様の発生に伴い次回のゲームが対価の
支払なしで行われた場合には、前述したように、そのゲ
ームに応じて可変表示装置が動作されたときに上記リプ
レイ当たり態様が発生したものと判断されて、アウト数
データに見なし対価支払数が加算されるが、このときに
は、その加算数が前記累計手段によるセーフ数データに
対し見なし対価払出数として加算されるようになる。こ
の結果、リプレイ当たり態様の発生を示す信号を出力す
る構成のスロットマシンと、その信号を出力しない構成
のスロットマシンが混在する場合であっても、各スロッ
トマシンでの対価払出数の累計データ(累計手段が累計
するセーフ数データ)の比較が有意義な意味を持つよう
になり、各スロットマシンの稼働状況を示すデータであ
るセーフ数データの信頼性を大幅に向上させ得るように
なる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施例について
図面を参照して説明する。図3には遊技場内に多数台設
置されたスロットマシン及びその周辺の正面外観が概略
的に示されている。この図3において、スロットマシン
1は、所謂CR機として構成されたもので、これに隣接
した位置にプリペイドカードの挿入口2a及び図示しな
いカードリーダなどを備えた貸出ユニット2が設けられ
ており、また、スロットマシン1の上方には遊技台端末
3が設けられている。この遊技台端末3は、スロットマ
シン1から出力される以下〜に示す各種信号を管理
装置(本発明でいう累計手段に相当:図1に符号4を付
して示す)へ送信すると共に、その管理装置4からの指
令に応じた表示動作などを行うようになっている。
【0013】アウト信号(1メダルの投入毎または1
クレジットメダルのベット毎に1パルス出力) セーフ信号(1メダルの払出毎または1クレジットメ
ダルの払出毎に1パルス出力) ビッグボーナス信号(ビッグボーナス期間中にレベル
信号出力) レギュラーボーナス信号(レギュラーボーナス期間中
にレベル信号出力) リール信号(後述するルーレット5(可変表示装置に
相当)のリールが回転されている期間中にレベル信号出
力)
【0014】一方、スロットマシン1の正面には表示窓
5aが形成されており、その表示窓5aを通じて内部に
設けられたルーレット5の図柄を視認可能となってい
る。この場合、当該図柄はルーレット5が有する左リー
ル、中リール、右リール(符号なし)の各円周面に描か
れており、それらリールの停止状態では表示窓5aの上
段、中段、下段に対応して図柄が表示されるようになっ
ている。表示窓5aには、合計5本(上段、中段、下段
に対応した横3本及び対角線配置された2本)の入賞ラ
イン(破線で示す:符号なし)が施されており、これら
入賞ラインは、ベット数の増大に応じて有効化される数
が増える構成とされている。また、その表示窓5aの側
方には、有効化された入賞ラインを表示するための有効
ライン表示部6が設けられている。さらに、表示窓5a
の上方には、ボーナス中におけるメダルの払出し進捗状
態などの種々の情報を表示するための液晶表示部7a及
びスピーカ7bが設けられている。
【0015】また、スロットマシン1の正面には、表示
窓5aの下方位置に、クレジットメダルのベットを行う
クレジットボタン8、クレジットメダルの精算を行う精
算ボタン9、メダル投入口10が設けられていると共
に、これらの下方位置に、スタートレバー11、左スト
ップボタン12、中ストップボタン13、右ストップボ
タン14、貸出ユニット2に挿入されたプリペイドカー
ドに基づいたメダルの貸出を受けるときに操作される貸
出ボタン15、スロットマシン1での遊技を終了すると
き(プリペイドカードを輩出させるとき)に操作される
返却ボタン16が設けられている。
【0016】表示窓5aの右方位置には、貸出ユニット
2に挿入されているプリペイドカードの残金額を表示す
る残金額表示部17、クレジットメダル数を表示するク
レジット表示部18、払出メダル数を表示する払出数表
示部19が設けられている。さらに、スロットマシン1
の正面最下部には受皿20が設けられ、最上部には装飾
ランプ21が設けられている。
【0017】この場合、スロットマシン1にあっては、
一連のゲーム開始操作、つまりメダル投入口10にメダ
ルが投入された状態、若しくはクレジットボタン8を通
じてクレジットメダルが賭けられた状態でスタートレバ
ー11の操作が行われたときに、抽選動作並びにルーレ
ット5の動作(リールの回転動作)が開始されるもので
あり、各ストップボタン12〜14の操作若しくは上限
時間の経過に応じてリールが停止した状態で1ゲームが
終了するようになっている。そして、抽選結果が当たり
であった場合には、ゲーム終了時においてルーレット5
におけるリールの停止図柄が当り図柄となるように制御
されるものであり、このときには、その当り図柄に応じ
た枚数のメダルが受皿14へ放出される(クレジット表
示部18のクレジット数を限度値(一般的には「5
0」)の範囲で増大させ、超過したメダル数のみ受皿1
4へ放出する制御を行う構成とされることもある)。メ
ダル放出が行われる当り図柄としては、大当たりである
ビッグボーナス図柄の他に、通常の当たりであるレギュ
ラーボーナス図柄及び小役図柄が設定されており、ま
た、次回のゲームを対価の支払なしで行い得るというリ
プレイ当たり態様に対応したリプレイ図柄(メダルの放
出は行われない)も小役図柄の一種として設定されてい
る。
【0018】図1には、上記スロットマシン1及びこれ
に関連した部分の電気的構成が機能ブロックの組み合わ
せにより示されている。この図1において、制御部22
は、CPU、ROM、RAMなどを備えたマイクロコン
ピュータにより構成されており、前記クレジットボタン
8、精算ボタン9、スタートレバー11、左ストップボ
タン12、中ストップボタン13、右ストップボタン1
4、貸出ボタン15、返却ボタン16からの各操作信号
が入力されるようになっている。さらに、制御部22に
は、前記貸出ユニット2からの残金額データ信号(プリ
ペイドカードから読み取ったデータを示す信号)、前記
メダル投入口10に投入されたメダルの真贋及び数量を
判定するためのメダル検知機構23からの投入メダル数
信号、ゲーム時の大当たり確率を例えば6段階のうちの
何れかに設定するための設定部24からの大当たり確率
設定信号が入力されるようになっている。
【0019】制御部22には、前記ルーレット5が有す
る左、中及び右の各リール用モータ25a、25b、2
5cを駆動するためのリール駆動部26、前記スピーカ
7bを駆動するためアンプ27、前記受皿20に対しメ
ダルを放出するためのメダル払出部28が接続されてい
る。
【0020】そして、制御部22は、上述した各入力信
号及びROMに記憶したプログラムに基づいて、前記有
効ライン表示部6、液晶表示部7a、残金額表示部1
7、クレジット表示部18、払出数表示部19、装飾ラ
ンプ21、リール駆動部26、アンプ27、メダル払出
部28の動作制御を行うようになっており、また、前述
したアウト信号、セーフ信号、ビッグボーナス信号、レ
ギュラーボーナス信号、リール信号を生成する制御、並
びにそれらの信号を前記遊技台端末3に対し情報出力端
子29を通じて送信する制御を行う構成となっている。
【0021】尚、制御部22は、対価が支払われた状
態、つまり、メダル投入口10にメダルが投入された状
態若しくはクレジットボタン8によるベットが行われた
状態でスタートレバー11によるゲーム開始操作が行わ
れたときに、所定の確率での抽選動作を行うと共にリー
ル駆動部26を通じてルーレット5の各リールを動作開
始させ、この状態で各ストップボタン12〜14が操作
されたとき若しくは上限時間が経過したときに各リール
を抽選結果に応じた位置に停止させる制御を行うと共
に、抽選結果に応じたメダルの払出制御を行うものであ
るが、このような一連の制御に連動して前記アウト信
号、セーフ信号、ビッグボーナス信号、レギュラーボー
ナス信号、リール信号の生成制御を行う構成となってい
る。
【0022】そして、上記のように生成された後に遊技
台端末3に送信されたアウト信号、セーフ信号、ビッグ
ボーナス信号、レギュラーボーナス信号、リール信号
は、前述したように、その遊技台端末3から管理装置4
へ送信される構成となっている。また、管理装置4に
は、貸出ユニット2からの売上信号なども与えられるよ
うになっている。
【0023】図2には管理装置4側の制御内容のうち本
発明の要旨に関係した部分が示されており、以下これに
ついて関連した作用と共に説明する。尚、この図2で
は、説明の便宜上、1台のスロットマシン1についての
データを管理する例で示したが、実際には、スロットマ
シン1に個々に付与したID番号(台番号)に基づいて
各スロットマシン1毎に分類しながらデータ管理を行う
構成となっている。
【0024】図2において、管理装置4は、スロットマ
シン1からアウト信号(1メダル投入毎または1クレジ
ットメダルのベット毎に出力されるパルス状信号)若し
くはリール信号(ルーレット5のリールが回転されてい
る期間中に出力されるレベル信号)が入力されるまで待
機するループを形成する(ステップA1、A2)。
【0025】アウト信号が入力されたときには、その入
力アウト信号のパルス数を“1ゲームアウト数”(その
初期値は「0」)として更新記憶するステップA3、当
該パルス数をスロットマシン1についての“累計アウト
数”に加算するステップA4を順次実行した後にステッ
プA2へ移行する。また、リール信号が入力されたとき
(ステップA2で「YES」)には、上記待機ループか
ら抜け出てステップA5を実行する。従って、リール信
号が入力される前にアウト信号が入力されたときには、
“1ゲームアウト数”が記憶され、且つ“累計アウト
数”が加算された後にステップA5へ移行されるが、ア
ウト信号が入力されることなくリール信号が入力された
ときには、上記“1ゲームアウト数”の記憶動作並びに
“累計アウト数”の加算動作が行われることなくステッ
プA5へ移行することになる。
【0026】ステップA5では、記憶されている“1ゲ
ームアウト数”を読み込むものであり、この後に当該
“1ゲームアウト数”が「0」か否かを判断する(ステ
ップA6)。ここで、リール信号が入力された状態で
“1ゲームアウト数”が「0」の状態は、そのときのゲ
ームが、リプレイ当たりに基づいて行われたゲームであ
ったと判定できるものであり、この場合には、後述のよ
うにして記憶されている“前ゲームアウト数”を読み込
むステップA7、読み込んだ“前ゲームアウト数”をス
ロットマシン1についての“累計セーフ数”に加算する
ステップA8、その“前ゲームアウト数”を前記“累計
アウト数”に加算するステップA9を順次実行した後に
ステップA10へ移行する。
【0027】一方、リール信号が入力された状態で“1
ゲームアウト数”が「0」以外の状態(ステップA6で
「NO」)は、そのときのゲームが、リプレイ当たり態
様とは関係ない通常のゲームであったと判定できるもの
であり、この場合にはそのままステップA10へ移行す
る。
【0028】ステップA10では、ステップA5で読み
込んだ“1ゲームアウト数”若しくはステップA7で読
み込んだ“前ゲームアウト数”が「3」であるか否かを
判断し、「NO」の場合には、上記“1ゲームアウト
数”若しくは“前ゲームアウト数”が「2」であるか否
かを判断する(ステップA11)。
【0029】そして、ステップA10で「YES」の場
合(所謂3枚賭けのゲームが行われた場合に相当)に
は、スロットマシン1毎に区分して記憶されている“基
準ゲーム数”を「1」だけインクリメントする(ステッ
プA12)。また、ステップA11で「YES」の場合
(所謂2枚賭けのゲームが行われた場合に相当)には、
スロットマシン1毎に区分して記憶されている“2枚賭
けゲーム数”を「1」だけインクリメントする(ステッ
プA12)。さらに、ステップA11で「NO」の場合
(所謂1枚賭けのゲームが行われた場合に相当)には、
スロットマシン1毎に区分して記憶されている“1枚賭
けゲーム数”を「1」だけインクリメントする(ステッ
プA13)。尚、上記“基準ゲーム数”、“2枚賭けゲ
ーム数”、“1枚賭けゲーム数”の各データは、例えば
遊技場の一日の営業開始前にリセットされるものであ
る。
【0030】上記ステップA12〜A14の何れかが実
行された後には、スロットマシン1について記憶されて
いる“総ゲーム数”を「1」だけインクリメントするス
テップA15を実行した後にステップA16へ移行す
る。このステップA16では、前記“1ゲームアウト
数”が「0」以外であった場合のみ、その“1ゲームア
ウト数”を前述した“前ゲームアウト数”(その初期値
は「0」)として更新記憶し、また、“1ゲームアウト
数”が「0」であった場合には、その“前ゲームアウト
数”の更新記憶を行わない。そして、この後には、前記
ステップA3で記憶した“1ゲームアウト数”をリセッ
トし(ステップA17)、累計セーフ数加算処理ルーチ
ンA18へ移行する。
【0031】上記累計セーフ数加算処理ルーチンA18
では、セーフ信号(1メダル払出毎または1クレジット
メダルの払出毎に出力されるパルス状信号)の入力の有
無を判断し、セーフ信号が所定期間において入力されな
かったときにはそのままリターンするが、入力された場
合には、その入力セーフ信号のパルス数を前述した“累
計セーフ数”に加算する処理を行った後にリターンす
る。
【0032】尚、管理装置4は、上述のようにして集計
したデータを各スロットマシン1毎に整理した帳票を出
力する構成となっている。このような帳票の一例を図4
に示す。この図4には、少なくとも、スロットマシン1
の台番号と対応させて、機種名、設定部24による大当
たり確率の設定値、“累計アウト数”により示されるア
ウト数、“累計セーフ数”により示されるセーフ数、
“基準ゲーム数”、“2枚賭けゲーム数”、“1枚賭け
ゲーム数”、“総ゲーム数”により示される累計ゲーム
数を含んだ状態の帳票の例を示した。
【0033】以上要するに、上記した構成によれば、管
理装置4側でスロットマシン1についてのデータを集計
する場合に、以下に述べるような作用・効果が得られる
ものである。即ち、遊技場に設置されたスロットマシン
1において遊技客側からの対価の支払(メダル投入口1
0へのメダルの投入若しくはクレジットボタン8による
ベット)に応じてゲームが行われたときには、スロット
マシン1から管理装置4へアウト信号、セーフ信号、ビ
ッグボーナス信号、レギュラーボーナス信号、リール信
号が送信されるようになる。そして、管理装置4にあっ
ては、上記アウト信号に基づいて、“累計アウト数”
(本発明でいうアウト数データに相当)、“基準ゲーム
数”、“2枚賭けゲーム数”、“1枚賭けゲーム数”、
“総ゲーム数”の各データを集計すると共に、上記セー
フ信号に基づいて、“累計セーフ数”(本発明でいうセ
ーフ数データに相当)を集計するようになる。尚、この
ような集計は遊技場内のすべてのスロットマシン1につ
いて行われる。
【0034】一方、スロットマシン1においてリプレイ
当たり態様が発生したときには、次回のゲームを対価の
支払なしで行い得るものであるが、このようなゲームが
行われた場合には遊技客側から対価が支払われたものと
見なして、その見なし対価支払数を上記“累計アウト
数”及び“累計セーフ数”に加算する必要がある。
【0035】この場合、リプレイ当たり態様の発生を示
す信号を出力する構成のスロットマシンにおいては、リ
プレイ当たり態様の発生に応じて行われるゲーム(対価
の支払なしのゲーム)についての見なし対価支払数を、
上記アウト信号に基づいて前記“累計アウト数”に加算
する動作、並びに前記“基準ゲーム数”、“2枚賭けゲ
ーム数”、“1枚賭けゲーム数”をインクリメントする
動作を容易に行い得る。また、リプレイ当たり態様の発
生を示す信号を出力しない構成のスロットマシン1にお
いて、リプレイ当たり態様の発生に伴い次回のゲームが
対価の支払なしで行われた場合には、そのゲームに応じ
てルーレット5が動作されたときに上記リプレイ当たり
態様が発生したものと判断されて、前回の対価支払数
が、前記“累計アウト数”に対し、前述した見なし対価
支払数として加算されると共に、その見なし対価支払数
に応じて前記“基準ゲーム数”、“2枚賭けゲーム
数”、“1枚賭けゲーム数”をインクリメントする動作
を正確に行い得るようになる。この結果、リプレイ当た
り態様の発生を示す信号を出力する構成のスロットマシ
ン1と、その信号を出力しない構成のスロットマシン1
が混在する場合であっても、各スロットマシン1での対
価支払数の累計データである“累計アウト数”の比較が
有意義な意味を持つようになり、各スロットマシン1の
稼働状況を示すデータである“累計アウト数”の信頼性
を大幅に向上させ得るようになる。また、上記のような
見なし対価支払数が“累計アウト数”に加算される際に
は、その加算数が“累計セーフ数”にも加算されるか
ら、各スロットマシンでの対価払出数の累計データであ
る“累計セーフ数”の比較が有意義な意味を持つように
なり、その“累計セーフ数”を示すデータの信頼性を大
幅に向上させ得るようになる。
【0036】尚、本発明は上記した実施例に限定される
ものではなく、次のような変形または拡張が可能であ
る。CR機として構成されたスロットマシン1について
説明したが、所謂現金機として構成されたスロットマシ
ンに対しても同様のデータ集計方法を採用できる。ルー
レット5が当たり態様となったときの対価としてメダル
及びクレジットメダルを払い出す構成としたが、デジタ
ルデータ形態のクレジットを払い出すと共に、そのクレ
ジットを遊技客に発行されたIDカード(例えばICカ
ードや磁気カード)に記録された固有コードと対応させ
て記憶する構成としても良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の電気的構成を示す機能ブロ
ック図
【図2】管理装置側の制御内容を示すフローチャート
【図3】スロットマシンの正面図
【図4】管理装置による帳票の出力例を示す図
【符号の説明】
1はスロットマシン、2は貸出ユニット、3は遊技台端
末、4は管理装置(累計手段)、5はルーレット(可変
表示装置)、10はメダル投入口、11はスタートレバ
ー、22は制御部を示す。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 対価支払が行われた状態でのゲーム開始
    操作に応じて動作されて表示状態が変化する可変表示装
    置と、その可変表示装置の可変表示動作の停止に応じて
    1ゲームを終了すると共に、ゲーム終了時の表示結果が
    複数種類設定された当たり態様の何れかとなったときに
    所定数の対価を払い出す当たり状態を呈するものであっ
    て、ゲーム終了時における前記可変表示装置の表示結果
    が所定のリプレイ絵柄があったときに次回のゲームを対
    価の支払なしで行い得るリプレイ当たり態様が設定さ
    れ、且つ当該リプレイ当たり態様の発生を示す信号を出
    力しない構成とされた遊技場用スロットマシンのための
    データ集計方法において、 対価支払数をアウト数データとして累計する累計手段を
    備え、 前記可変表示装置が動作されたときにその動作のための
    対価支払が行われていない場合に前記リプレイ当たり態
    様が発生したものと判断して、前回の対価支払数を前記
    累計手段によるアウト数データに加算することを特徴と
    する遊技場用スロットマシンのデータ集計方法。
  2. 【請求項2】 前記累計手段には、対価払出数をセーフ
    数データとして累計する機能が付加され、 前回の対価支払数を前記累計手段によるアウト数データ
    に加算する動作を行う際に、当該加算数を前記セーフ数
    データにも加算する動作を行うことを特徴とする請求項
    1記載の遊技場用スロットマシンのデータ集計方法。
JP2001066892A 2001-03-09 2001-03-09 遊技場用スロットマシンのデータ集計方法 Pending JP2002263244A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001066892A JP2002263244A (ja) 2001-03-09 2001-03-09 遊技場用スロットマシンのデータ集計方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001066892A JP2002263244A (ja) 2001-03-09 2001-03-09 遊技場用スロットマシンのデータ集計方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002263244A true JP2002263244A (ja) 2002-09-17

Family

ID=18925323

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001066892A Pending JP2002263244A (ja) 2001-03-09 2001-03-09 遊技場用スロットマシンのデータ集計方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002263244A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008048904A (ja) * 2006-08-24 2008-03-06 Kita Denshi Corp 遊技場管理装置
JP2009018062A (ja) * 2007-07-12 2009-01-29 Daikoku Denki Co Ltd 遊技場用管理装置
WO2016136749A1 (ja) * 2015-02-26 2016-09-01 株式会社ユニバーサルエンターテインメント ゲーミングマシン
JP2020069124A (ja) * 2018-10-31 2020-05-07 株式会社藤商事 遊技機

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008048904A (ja) * 2006-08-24 2008-03-06 Kita Denshi Corp 遊技場管理装置
JP2009018062A (ja) * 2007-07-12 2009-01-29 Daikoku Denki Co Ltd 遊技場用管理装置
WO2016136749A1 (ja) * 2015-02-26 2016-09-01 株式会社ユニバーサルエンターテインメント ゲーミングマシン
JP2020069124A (ja) * 2018-10-31 2020-05-07 株式会社藤商事 遊技機

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10922925B2 (en) Gaming machine with a fixed wild symbol
US8167699B2 (en) Gaming machine
US7780521B2 (en) Gaming machine and gaming system
US20150005056A1 (en) Gaming machine with loyalty bonus
US20070060282A1 (en) Gaming machine, game control method and game system
US20070060324A1 (en) Gaming machine, game control method and game system
US20030069056A1 (en) Gaming machine with free game play
US8608540B2 (en) Multiple-game gaming machine
JP2002315862A (ja) 遊技場用データ集計システム
US20100234107A1 (en) Game machine
US8052523B2 (en) Gaming system
US20090227340A1 (en) Slot Machine
US20080108418A1 (en) Gaming Machine and Gaming Method Thereof
US20080026835A1 (en) Game system, gaming machine, a method for providing game that provides a plurality of bonus pools
US20080026834A1 (en) Game system, gaming machine, and method for providing game that provides a plurality of bonus pools
US20070149274A1 (en) Gaming machine
JP4786810B2 (ja) 遊技場用スロットマシンのデータ集計方法
US8221207B2 (en) Gaming machine with selection state repetition between stages
US8105146B2 (en) Gaming machine
JP2002263244A (ja) 遊技場用スロットマシンのデータ集計方法
US20080020819A1 (en) Gaming machine, gaming system, and game control method
JP2002291963A (ja) 遊技場用スロットマシンのデータ集計方法
US20070155476A1 (en) Gaming machine
US8109822B2 (en) Gaming machine
US8118661B2 (en) Gaming machine