JP2002315862A - 遊技場用データ集計システム - Google Patents

遊技場用データ集計システム

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JP2002315862A
JP2002315862A JP2001125807A JP2001125807A JP2002315862A JP 2002315862 A JP2002315862 A JP 2002315862A JP 2001125807 A JP2001125807 A JP 2001125807A JP 2001125807 A JP2001125807 A JP 2001125807A JP 2002315862 A JP2002315862 A JP 2002315862A
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Mikio Ito
幹夫 伊東
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Daikoku Denki Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 遊技機の大当たり確率の設定値が遊技場の営
業途中において変更された場合でも、遊技機における各
設定値毎の遊技特性を正確に把握可能にすること。 【解決手段】 スロットマシン1の大当たり確率は、設
定部24によって6段階の設定値のうちの何れかに設定
される。管理装置4は、スロットマシン1における設定
値の変更タイミングを判定すると共に、当該スロットマ
シン1についてのアウト数、セーフ数などの稼働データ
を上記設定値の変更前と変更後とで区別して集計し、稼
働データのうちスロットマシン1の遊技特性を把握する
のに役立つデータを、当日の営業日における通算データ
と、設定値毎に区分して集計された個別データとを含ん
だ状態の帳票を出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数台の遊技機に
ついての収支などの稼働データを集計するための遊技場
用データ集計システムに関する。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】遊技場においては、場
内に設置されたパチンコゲーム機やスロットマシンのよ
うな遊技機についてのアウト数、セーフ数、大当たり回
数などの稼働データを各遊技機毎に区分して集計し、集
計した稼働データを遊技場側で遊技機の特性を把握する
ために利用するなどして遊技場運営の円滑化に供した
り、上記集計データを整理或いは所謂スランプグラフな
どに加工した状態で遊技客側に公開したりすることが行
われている。
【0003】一方、最近の遊技場においては、遊技客に
対するサービス向上のために、その営業時間中に遊技機
の大当たり確率の設定値を変更することが行われてい
る。具体的には、例えばスロットマシンの場合は上記設
定値を6段階に変更できるようになっており、出玉率
(出メダル率)が遊技場側の予想に反して悪い状態のス
ロットマシンについての設定値を高くなるように変更
し、以て遊技客への利益還元率が適正な範囲となるよう
に調整することなどが行われている。
【0004】しかしながら、従来のデータ集計システム
では、上記のような営業形態が採用される場合であって
も、営業日単位で各スロットマシンの稼働データを集計
する構成となっているため、その集計データ中には、異
なる設定値での稼働データが混在することになり、結果
的に、各設定値毎の遊技特性(例えばスロットマシンに
おいては大当たり確率の設定状態の差に伴う遊技特性)
を正確に把握することが困難になるという問題点が出て
くる。
【0005】本発明は上記事情に鑑みてなされたもの
で、その目的は、遊技機の大当たり確率の設定値が遊技
場の営業途中において変更された場合でも、遊技機にお
ける各設定値毎の遊技特性を正確に把握可能となる遊技
場用データ集計システムを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、複数台の遊技機についての稼働データを集
計するための遊技場用データ集計システムにおいて、デ
ータ集計対象の遊技機中にゲーム時の大当たり確率が複
数段階の設定値のうちの何れかに変更可能なものが含ま
れる場合に、その遊技機における前記設定値の変更タイ
ミングを判定すると共に、当該遊技機についての稼働デ
ータを上記設定値の変更前と変更後とで区別して集計す
る構成としたものである。
【0007】要するに、上記構成によれば、遊技場の営
業途中において、データ集計対象の遊技機の大当たり確
率の設定値が変更された場合には、その設定値の変更タ
イミングが判定されると共に、当該遊技機についての稼
働データが上記設定値の変更前と変更後とで区別して集
計されることになる。従って、遊技機の大当たり確率の
設定値が遊技場の営業途中において変更された場合で
も、その遊技機についての稼働データが大当たり確率の
設定値毎に区分して集計されることになるから、このよ
うに集計された各設定値毎の稼働データに基づいて、遊
技機における各設定値毎の遊技特性を正確に把握できる
ようになる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明をスロットマシンの
稼働データを集計するための装置に適用した一実施例に
ついて図面を参照しながら説明する。図7には遊技場内
に多数台設置されたスロットマシン及びその周辺の正面
外観が概略的に示されている。この図7において、スロ
ットマシン1(遊技機)は、所謂CR機として構成され
たもので、これに隣接した位置にプリペイドカードの挿
入口2a及び図示しないカードリーダなどを備えた貸出
ユニット2が設けられており、また、スロットマシン1
の上方には遊技台端末3が設けられている。この遊技台
端末3は、スロットマシン1から出力される以下〜
に示す各種信号を管理装置4へ送信すると共に、その管
理装置4からの指令に応じた表示動作などを行うように
なっている。
【0009】 アウト信号(1メダルの投入毎または
1クレジットメダルのベット毎に1パルス出力)、 セーフ信号(1メダルの払出毎または1クレジット
メダルの払出毎に1パルス出力)、 ビッグボーナス信号(周知のビッグボーナス期間中
にレベル信号出力)、 レギュラーボーナス信号(周知のレギュラーボーナ
ス期間中にレベル信号出力)、 設定値信号(後述する大当たり確率の設定値Nを示
すために常時(または変更時のみ)出力される数値デー
タ信号)。
【0010】一方、スロットマシン1の正面には表示窓
5aが形成されており、その表示窓5aを通じて内部に
設けられたルーレット5の図柄を視認可能となってい
る。この場合、当該図柄はルーレット5が有する左リー
ル、中リール、右リール(符号なし)の各円周面に描か
れており、それらリールの停止状態では表示窓5aの上
段、中段、下段に対応して図柄が表示されるようになっ
ている。表示窓5aには、合計5本(上段、中段、下段
に対応した横3本及び対角線配置された2本)の入賞ラ
イン(破線で示す:符号なし)が施されており、これら
入賞ラインは、ベット数の増大に応じて有効化される数
が増える構成とされている。また、その表示窓5aの側
方には、有効化された入賞ラインを表示するための有効
ライン表示部6が設けられている。さらに、表示窓5a
の上方には、ボーナス中におけるメダルの払出し進捗状
態などの種々の情報を表示するための液晶表示部7a及
びスピーカ7bが設けられている。
【0011】スロットマシン1の正面には、表示窓5a
の下方位置に、クレジットメダルのベットを行うクレジ
ットボタン8、クレジットメダルの精算を行う精算ボタ
ン9、メダル投入口10が設けられていると共に、これ
らの下方位置に、スタートレバー11、左ストップボタ
ン12、中ストップボタン13、右ストップボタン1
4、貸出ユニット2に挿入されたプリペイドカードに基
づいたメダルの貸出を受けるときに操作される貸出ボタ
ン15、スロットマシン1での遊技を終了するとき(プ
リペイドカードを排出させるとき)に操作される返却ボ
タン16が設けられている。
【0012】表示窓5aの右方位置には、貸出ユニット
2に挿入されているプリペイドカードの残金額を表示す
る残金額表示部17、クレジットメダル数を表示するク
レジット表示部18、払出メダル数を表示する払出数表
示部19が設けられている。さらに、スロットマシン1
の正面最下部には受皿20が設けられ、最上部には装飾
ランプ21が設けられている。
【0013】この場合、スロットマシン1にあっては、
一連のゲーム開始操作、つまりメダル投入口10にメダ
ルが投入された状態、若しくはクレジットボタン8を通
じてクレジットメダルが賭けられた状態でスタートレバ
ー11の操作が行われたときに、抽選動作並びにルーレ
ット5の動作(リールの回転動作)が開始されるもので
あり、各ストップボタン12〜14の操作若しくは上限
時間の経過に応じてリールが停止した状態で1ゲームが
終了するようになっている。そして、抽選結果が当たり
であった場合には、各ストップボタン12〜14の操作
によりゲームが終了した場合のみルーレット5における
リールの停止図柄が当り図柄となるようなすべり制御が
行われるものであり、各リールの絵柄が一直線上に揃っ
た当たり状態となったときには、その当り図柄に応じた
枚数のメダルが受皿20へ放出される(クレジット表示
部18のクレジット数を限度値(一般的には「50」)
の範囲で増大させ、超過したメダル数のみ受皿20へ放
出する制御を行う構成とされることもある)。メダル放
出が行われる当り図柄としては、大当たりであるビッグ
ボーナス図柄の他に、通常の当たりであるレギュラーボ
ーナス図柄及び小役図柄などが設定されている。
【0014】図1には、上記スロットマシン1及びこれ
に関連した部分の電気的構成が機能ブロックの組み合わ
せにより示されている。この図1において、制御部22
は、CPU、ROM、RAMなどを備えたマイクロコン
ピュータにより構成されており、前記クレジットボタン
8、精算ボタン9、スタートレバー11、左ストップボ
タン12、中ストップボタン13、右ストップボタン1
4、貸出ボタン15、返却ボタン16からの各操作信号
が入力されるようになっている。さらに、制御部22に
は、前記貸出ユニット2からの残金額データ信号(プリ
ペイドカードから読み取ったデータを示す信号)、前記
メダル投入口10に投入されたメダルの真贋及び数量を
判定するためのメダル検知機構23からの投入メダル数
信号が入力されるようになっている。
【0015】また、設定部24は、スロットマシン1の
大当たり確率を設定するために設けられており、その大
当たり確率の設定値Nを制御部22に与えるようになっ
ている。この場合、設定部24は、例えば6段階の設定
値Nの何れかをスロットマシン1に割り当てるようにな
っている。
【0016】ここで、上記設定値Nと、大当たりである
ビッグボーナス及びレギュラーボーナスの発生確率との
関係は、例えば図2のように設定されている。この図2
において、BBはビッグボーナス、RBはレギュラーボ
ーナスを示すものであり、設定値Nが大きいほど大当た
り確率が高くなる構成となっている。尚、以下の説明に
おいても、BBはビッグボーナス、RBはレギュラーボ
ーナスを示すものとする。
【0017】図1に戻って、制御部22には、前記ルー
レット5が有する左、中及び右の各リール用モータ25
a、25b、25cを駆動するためのリール駆動部2
6、前記スピーカ7bを駆動するためアンプ27、前記
受皿20に対しメダルを放出するためのメダル払出部2
8が接続されている。
【0018】そして、制御部22は、上述した各入力信
号及びROMに記憶したプログラムに基づいて、前記有
効ライン表示部6、液晶表示部7a、残金額表示部1
7、クレジット表示部18、払出数表示部19、装飾ラ
ンプ21、リール駆動部26、アンプ27、メダル払出
部28の動作制御を行うようになっており、また、前述
したアウト信号、セーフ信号、BB信号(ビッグボーナ
ス信号)、RB信号(レギュラーボーナス信号)、設定
値信号(前記設定値Nを数値化したデータ信号)を生成
する制御、並びにそれらの信号を前記遊技台端末3に対
し情報出力端子29を通じて送信する制御を行う構成と
なっている。
【0019】この場合、制御部22は、対価が支払われ
た状態、つまり、メダル投入口10にメダルが投入され
た状態若しくはクレジットボタン8によるベットが行わ
れた状態でスタートレバー11によるゲーム開始操作が
行われたときに、所定の確率での抽選動作を行うと共に
リール駆動部26を通じてルーレット5の各リールを動
作開始させ、この状態で各ストップボタン12〜14が
操作されたときに各リールを抽選結果に応じた位置に停
止させる制御を行うと共に、抽選結果に応じたメダルの
払出制御を行う。但し、ルーレット5は、回転中の各リ
ールをこれに対応したストップボタン12〜14が操作
されたときに所定のすべり回転範囲内で回転停止させる
構成となっており、制御部22は、その抽選結果が当た
りであったときには、ストップボタン12〜14が操作
された時点での上記すべり回転範囲内に上記抽選結果に
対応した当たり図柄が存在する場合のみリール停止位置
を当該当たり図柄となるように制御する構成、つまり、
すべり制御を行う構成となっている。
【0020】そして、情報出力端子29を通じて遊技台
端末3へ送信されたアウト信号、セーフ信号、BB信
号、RB信号、設定値信号は、前述したように、その遊
技台端末3から管理装置4へ送信される構成となってい
る。また、管理装置4には、貸出ユニット2からの売上
信号なども与えられるようになっている。
【0021】図4には、管理装置4側に構築されている
帳票用データベースのフォーマット例が示されている。
この図4の帳票用データベースは、1営業日分に対応し
たものであり、遊技場内の全部のスロットマシン1の台
番号をブロック番号とし、且つスロットマシン1の機種
を示す機種名データを含むブロックB1〜Bnが形成さ
れている。この場合、各ブロックB1〜Bnは、少なく
とも1個、最高で6個のレコードから成り、各レコード
は、設定値Nをレコード番号とした状態で、アウト数、
セーフ数、出メダル率(出玉率)、BB回数、BB確
率、RB回数、RB確率、台売上、台粗利のような稼働
データを記録するためのデータフィールド群より成る。
尚、初期状態(当日の営業開始時点に対応)において
は、ブロックB1〜Bnは1個のレコードにより構成さ
れるものであり、そのレコード番号は、例えば前日の営
業終了時点で設定されていた設定値Nが記録される。ま
た、各ブロックB1〜Bn内でのレコード数は、当日に
おいてスロットマシン1に割り当てられた設定値Nの種
類(「1」〜「6」の何れか)に対応するものであり、
従って、上述したように最高で6個となる。さらに、図
4中の「χ」は十進数を示す。
【0022】図3には、管理装置4での制御内容のうち
本発明の要旨に関係した部分が示されており、以下これ
について関連した作用と共に説明する。尚、この図3で
は、説明の便宜上、1台のスロットマシン1についての
稼働データを管理する例で示したが、実際には、スロッ
トマシン1に個々に付与したID番号(台番号)に基づ
いて各スロットマシン1毎に分類しながらデータ管理を
行う構成となっている。
【0023】図3において、管理装置4は、その電源投
入後にまずスロットマシン1からの設定値信号に基づい
て当該スロットマシン1の設定値N(「1」〜「6」の
何れか)を記憶する(ステップA1)。次いで、前述し
た帳票用データベース中に記憶した各ブロックB1〜B
n中に、記憶設定値Nに対応したレコードがあるか否か
を判断する(ステップA2)。そして、対応レコードが
ない場合には、当該スロットマシン1の台番号に対応し
たブロック中に新規レコードを作成し(ステップA
3)、この後にステップA4〜A9より成る待機ループ
へ移行する。また、記憶設定値Nに対応したレコードが
ある場合には、ステップA3をジャンプして上記待機ル
ープへ移行する。
【0024】ステップA4〜A9では、スロットマシン
1からのアウト信号、セーフ信号、BB信号、RB信
号、売上信号が入力されるまで、若しくはスロットマシ
ン1からの設定値信号の内容が変化するまで待機する。
そして、上記のような各信号の入力があった場合(ステ
ップA4〜A8で「YES」)には、前記帳票用データ
ベースに設定されたブロックB1〜Bn(図4参照)の
うち、スロットマシン1の台番号に対応したブロックに
ついてのデータハンドリングを行う。
【0025】具体的には、アウト信号が入力されたとき
には、帳票用データベースの対応ブロック内における前
記記憶設定値Nに対応したレコード中のアウト数データ
を「1」だけインクリメントし(ステップA10)、こ
の後に演算処理ルーチンA16へ移行する。セーフ信号
が入力されたときには、上記レコード中のセーフ数デー
タを「1」だけインクリメントし(ステップA11)、
この後に演算処理ルーチンA16へ移行する。BB信号
が入力されたときには、上記レコード中のBB回数デー
タを「1」だけインクリメントし(ステップA12)、
この後に演算処理ルーチンA16へ移行する。RB信号
が入力されたときには、上記レコード中のRB回数デー
タを「1」だけインクリメントし(ステップA13)、
この後に演算処理ルーチンA16へ移行する。売上信号
が入力されたときには、上記レコード中の台売上データ
を当該売上信号により示される値だけインクリメントし
(ステップA14)、この後に演算処理ルーチンA16
へ移行する。
【0026】また、設定値信号の内容が変化したとき
(ステップA9で「YES」)には、設定値Nの更新履
歴を記憶するステップA15を実行した後に前記ステッ
プA1へ戻る。このステップA15では、具体的に図示
しないが、帳票用データベースに設定された設定値更新
履歴記憶エリアに対して、スロットマシン1に割り当て
られた設定値Nの推移及び変更時刻を、そのスロットマ
シン1の台番号と対応付けた状態で記憶するものであ
る。尚、スロットマシン1側で設定値Nが変更されたと
きには、ステップA1へ戻されるため、帳票用データベ
ースにおける対応ブロック内に変更後の設定値Nに対応
したレコードが存在しない場合には、ステップA3が実
行されて新たなレコードが作成されることになる。
【0027】前記演算処理ルーチンA16では、アウト
数データ及びセーフ数データに基づいてスロットマシン
1の出メダル率(出玉率)を演算して該当レコード中の
出メダル率データを更新する処理、アウト数データ及び
BB回数データに基づいてBB確率を演算して該当レコ
ード中のBB確率データを更新する処理、アウト数デー
タ及びRB回数データに基づいてRB確率を演算して該
当レコード中のRB確率データを更新する処理、アウト
数データ、セーフ数データ及び台売上データに基づいて
台粗利を演算して該当レコード中の台粗利データを更新
する処理を行うものであり、この演算処理ルーチンA1
6の実行後にはステップA1へ戻る。
【0028】尚、BB確率及びRB確率の演算は、スロ
ットマシンにおいて3枚賭けのゲームが行われているも
のと見なした状態、つまり、「ゲーム数=アウト数÷
3」と計算した状態で行うものであり、 BB確率=BB回数÷(アウト数÷3) RB確率=RB回数÷(アウト数÷3) で得られる。
【0029】また、管理装置4は、帳票用データベース
の記憶内容に基づいた種々の帳票データを外部からの指
示に応じて作成して出力するものであり、その帳票デー
タは、遊技場側でスロットマシン1の遊技特性を把握す
るために利用される。また、場合によっては、帳票用デ
ータベース中のデータを整理或いは加工した状態で遊技
客側に公開することも行われる。このような帳票データ
の参考例として、図5及び図6には、設定値Nの変更が
スロットマシン1に対しどのような影響を与えるかを把
握可能な指定台データ及びスランプグラフの各帳票出力
例を示す。
【0030】図5の指定台データの帳票の特徴は、台番
号により指定されたスロットマシン1におけるアウト
数、セーフ数、出メダル率(出玉率)、台売上、台粗利
のデータ群が、当日の営業日における通算データと、設
定値N毎に区分して集計された個別データとして出力さ
れる点にある。これは、帳票用データベース中の各ブロ
ックB1〜Bn中に、スロットマシン1に割り当てられ
た設定値N毎に対応した数のレコードを形成する構成と
なっているので可能になる。また、図6のスランプグラ
フの帳票の特徴は、台番号により指定されたスロットマ
シン1におけるスランプグラフ中に設定値Nの変更タイ
ミング(時刻)が記録されると共に、設定値Nの変更内
容及び変更時刻を示すデータが記録されている点にあ
る。
【0031】以上要するに、上記した構成によれば、管
理装置4側でスロットマシン1についてのデータを集計
する場合に、以下に述べるような作用・効果が得られる
ものである。即ち、遊技場の営業途中において、データ
集計対象のスロットマシン1の大当たり確率の設定値N
が変更された場合には、その設定値Nの変更タイミング
が判定されると共にその変更履歴が記憶され、当該スロ
ットマシン1についての稼働データ(アウト数、セーフ
数などのデータ)が上記設定値Nの変更前と変更後とで
区別して集計されることになる。従って、スロットマシ
ン1の大当たり確率の設定値Nが遊技場の営業途中にお
いて変更された場合でも、そのスロットマシン1につい
ての稼働データが大当たり確率の設定値N毎に区分して
集計されることになるから、このように集計された各設
定値N毎の稼働データを利用して作成される図5或いは
図6のような帳票データに基づいて、スロットマシン1
における各設定値N毎の遊技特性を正確に把握できるよ
うになる。
【0032】尚、本発明は上記した実施例に限定される
ものではなく、次のような変形または拡張が可能であ
る。データ集計対象として、CR機として構成されたス
ロットマシン1を例に挙げたが、所謂現金機として構成
されたスロットマシン或いはパチンコゲーム機をデータ
集計対象とすることもできる。ルーレット5が当たり態
様となったときの対価としてメダル及びクレジットメダ
ルを払い出す構成としたが、デジタルデータ形態のクレ
ジットを払い出すと共に、そのクレジットを遊技客に発
行されたIDカード(例えばICカードや磁気カード)
に記録された固有コードと対応させて記憶する構成とし
ても良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の電気的構成を示す機能ブロ
ック図
【図2】設定値と大当たり発生確率の関係の一例を示す
【図3】管理装置側の制御内容を示すフローチャート
【図4】管理装置で作成する帳票用データベースの内容
例を示す図
【図5】帳票出力例を示す図その1
【図6】帳票出力例を示す図その2
【図7】スロットマシンの正面図
【符号の説明】
1はスロットマシン(遊技機)、2は貸出ユニット、3
は遊技台端末、4は管理装置、5はルーレット、10は
メダル投入口、11はスタートレバー、22は制御部、
24は設定部を示す。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数台の遊技機についての稼働データを
    集計するための遊技場用データ集計システムにおいて、 データ集計対象の遊技機中にゲーム時の大当たり確率が
    複数段階の設定値のうちの何れかに変更可能なものが含
    まれる場合に、その遊技機における前記設定値の変更タ
    イミングを判定すると共に、当該遊技機についての稼働
    データを上記設定値の変更前と変更後とで区別して集計
    することを特徴とする遊技場用データ集計システム。
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