JP2007145177A - カップホルダ - Google Patents

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智大 石田
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誠 岡田
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Abstract

【課題】径の異なる容器をそれぞれ安定して保持できるカップホルダにおいて、周方向に延びる凹凸部を有する容器を保持した場合に、容器が抜けにくくなるのを防止する。
【解決手段】収納部1内で回動可能となるように基端部13がホルダ本体3に軸支された外周側サポート部材11と、収納部1内で回動可能となるように基端部17が外周側サポート部材11に軸支され内周側サポート部材10とを備えている。第1付勢部材により回動付勢されて内周側支持部21が収納部1内に所定量突出した基準位置に在る内周側サポート部材10の第1回動軸心C1は、第2付勢部材により回動付勢されて外周側支持部15が収納部1内に所定量突出した基準位置に在る外周側サポート部材11の第2回動軸心C2に対して、収納部1の中心側に所定量ずれた位置に配置されている。
【選択図】図3

Description

本発明は、自動車室内などに設けられるカップホルダに関し、詳しくは径の異なる容器をそれぞれ安定して保持できるカップホルダに関する。
自動車内で飲料容器を安定して保持するために、カップホルダが広く用いられている。しかし飲料容器は大きさが様々であり、それらを安定して保持するために各種の工夫がなされている。
例えば、容器が挿入される収納部を有するホルダ本体と、このホルダ本体に取り付けられ収納部内に突出する方向に回動付勢された、外周側サポート部材及び内周側サポート部を備えたカップホルダが知られている(例えば、特許文献1参照)。
このカップホルダでは、外周側サポート部材及び内周側サポート部材が、それぞれ共通の回動軸心回りに回動可能とされるとともに、収納部内に所定量突出する基準位置まで付勢部材により上方へ回動付勢されており、かつ、それぞれ前端に容器の側面を接触保持可能な保持面を有している。そして、内周側サポート部材は外周側サポート部材よりも長さが長く、両サポート部材が前記基準位置に在る状態において、内周側サポート部材の保持面は、外周側サポート部材の保持面よりも、回動軸心からの距離が遠くなっている。
このカップホルダによれば、小径容器を保持するときは、前記基準位置にある内周側サポート部材の保持面と収納部の内壁面とで該小径容器の側面上部を支持する。また、中径容器を保持するときは、前記基準位置にある外周側サポート部材の保持面と収納部の内壁面とで該中径容器の側面上部を支持するとともに、該中径容器の収納部への挿入に伴って該容器で押圧されて下方へ回動した内周側サポート部材で該中径容器の側面下部を支持する。さらに、大径容器を保持するときは、収納部の内壁面で該大径容器の側面上部を支持するとともに、該大径容器の収納部への挿入に伴って該大径容器で押圧されて下方へ回動した外周側サポート部材及び内周側サポート部材で該大径容器の側面下部を支持する。
特許3283009号公報
ところで、中径容器には種々の形状のものがあり、例えば中径容器の下方部に周方向に延びる凹凸部が形成されているものがある。
外周側サポート部材及び内周側サポート部材が共通の回動軸心回りに回動可能とされた上記従来のカップホルダで、上記凹凸部を有する中径容器を上記のように保持した場合には、内周側サポート部材が凹凸部に引っかかり、中径容器が抜けにくくなることがあった。
本発明は上記実情に鑑みてなされたものであり、径の異なる容器をそれぞれ安定して保持できるカップホルダにおいて、周方向に延びる凹凸部を有する容器を保持した場合に、容器が抜けにくくなるのを防止することを解決すべき課題とする。
上記課題を解決する本発明のカップホルダは、容器が挿入される収納部を有するホルダ本体と、前記収納部内で第1回動軸心回りに回動可能となるように基端部が軸支され、小径容器の側面に当接することで該小径容器を支持可能な内周側支持部を先端側に有する内周側サポート部材と、前記内周側支持部が前記収納部内に所定量突出した基準位置まで、前記内周側サポート部材を該収納部内に突出する方向に上方へ回動付勢する第1付勢部材と、前記収納部内で第2回動軸心回りに回動可能となるように基端部が軸支され、前記小径容器の径より大きな径の中径容器の側面に当接することで該中径容器を支持可能な外周側支持部を先端側に有する外周側サポート部材と、前記外周側支持部が前記収納部内に所定量突出した基準位置まで、前記外周側サポート部材を該収納部内に突出する方向に上方へ回動付勢する第2付勢部材と、を備えたカップホルダであって、前記基準位置に在る前記内周側サポート部材の前記第1回動軸心は、前記基準位置に在る前記外周側サポート部材の前記第2回動軸心に対して、前記収納部の中心側に所定量ずれた位置に配置されていることを特徴とするものである。
このカップホルダでは、基準位置に在る内周側サポート部材の第1回動軸心が、基準位置に在る外周側サポート部材の第2回動軸心に対して、収納部の中心側に所定量ずれた位置に配置されている。すなわち、この内周側サポート部材は、基準位置に在る内周側サポート部材の内周側支持部の収納部内における位置が同一である、前記従来のカップホルダ(外周側サポート部材及び内周側サポート部材が共通の回動軸心回りに回動可能とされたもの)における内周側サポート部材(以下、従来の内周側サポート部材を称する)と比較して、回動半径が短い。このため、本発明のカップホルダにおける内周側サポート部材は、収納部への中径容器の挿入動作に伴って該中径容器で押圧されて基準位置から下方へ回動したときに、前記従来の内周側サポート部材と比較して、より大きな回動角度で回動し(回動量が大きくなり)、逃げ角θ(内周側サポート部材の第1回動軸心を通る垂線と、下方に回動した内周側サポート部材とがなす角)が小さくなる。そうすると、周方向に延びる凹凸部を下方部に有する中径容器を保持する場合であっても、内周側サポート部材が凹凸部に引っかかり難くなり(逃げやすくなり)、中径容器が抜けにくくなるのを防止することが可能となる。
本発明のカップホルダの好適な態様において、前記基準位置に在る前記内周側サポート部材の前記内周側支持部が、前記基準位置に在る前記外周側サポート部材の前記外周側支持部よりも、前記収納部の中心側に位置し、前記小径容器を保持するときは、前記基準位置に在る前記内周側サポート部材の前記内周側支持部と、前記収納部の内壁面とが、該収納部に挿入された該小径容器の側面に当接することで、該小径容器を支持し、かつ、前記中径容器を保持するときは、前記収納部への該中径容器の挿入動作に伴って該中径容器で押圧されて前記基準位置から下方へ回動した状態に在る前記内周側サポート部材と、前記基準位置に在る前記外周側サポート部材の前記外周側支持部と、該収納部の内壁面とが、該収納部に挿入された該中径容器の側面に当接することで、該中径容器を支持するように構成されている。
このカップホルダでは、小径容器を保持するときは、基準位置に在る内周側サポート部材の内周側支持部と、収納部の内壁面とで、小径容器の側面を支持することができ、中径容器を保持するときは、下方へ回動した状態に在る内周側サポート部材と、基準位置に在る外周側サポート部材の外周側支持部と、収納部の内壁面とで、中径容器の側面を支持することができるので、小径容器及び中径容器を安定に保持することが可能となる。
本発明のカップホルダの好適な態様において、前記外周側サポート部材は前記ホルダ本体に前記第2付勢部材を介在させて軸支されるとともに、前記内周側サポート部材は該外周側サポート部材に前記第1付勢部材を介在させて軸支されている。
このカップホルダでは、外周側サポート部材がホルダ本体に第2付勢部材を介在させて軸支されるとともに、内周側サポート部材が外周側サポート部材に第1付勢部材を介在させて軸支されているので、第1付勢部材の付勢力と第2付勢部材の付勢力とを同等とすることで、外周側サポート部材の操作荷重と内周側サポート部材の操作荷重とを同等とすることができる。
本発明のカップホルダの好適な態様において、前記外周側支持部は、前記中径容器の外周形状に略対応した円弧状の外周側支持内端面を有するとともに、前記内周側支持部は、前記小径容器の外周形状に略対応した円弧状の内周側支持内端面と、該外周側支持内端面に略対応した円弧状外端面とを有し、前記外周側サポート部材は、前記内周側サポート部材の前記基端部を収容可能な収容凹部を有している。
このカップホルダでは、外周側サポート部材の外周側支持部が中径容器の外周形状に略対応した円弧状の外周側支持内端面を有するとともに、内周側サポート部材の内周側支持部が小径容器の外周形状に略対応した円弧状の内周側支持内端面を有している。このため、中径容器を保持するときは、外周側支持部の円弧状の外周側支持内端面で中径容器の側面を確実に支持することができ、また、小径容器を保持するときは、内周側支持部の円弧状の内周側支持内端面で小径容器の側面を確実に支持することができる。
また、内周側サポート部材の基端部が外周側サポート部材の収容凹部に収容され、内周側支持部が外周側支持内端面に略対応した円弧状外端面を有しているので、外周側サポート部材と内周側サポート部材との見切り線をスッキリとした円弧状とすることができ、意匠性が向上する。
本発明のカップホルダの好適な態様において、前記中径容器の径よりも大きな径の大径容器を保持するときは、前記収納部への該大径容器の挿入動作に伴って該大径容器で押圧されて前記基準位置から下方へ回動した状態に在る、前記内周側サポート部材及び前記外周側サポート部材の両部材と、該収納部の内壁面とが、該収納部に挿入された該大径容器の側面に当接することで、該大径容器を支持するように構成されている。
このカップホルダでは、大径容器を保持するときは、収納部への大径容器の挿入動作に伴って該大径容器で押圧されて基準位置から下方へ回動した状態に在る、内周側サポート部材及び外周側サポート部材の両部材と、収納部の内壁面とで、該収納部に挿入された大径容器の側面を支持することができる。
よって、本発明のカップホルダによれば、径の異なる容器をそれぞれ安定して保持することができるとともに、下方部に周方向に延びる凹凸部を有する中径容器を保持する場合であっても、内周側サポート部材が凹凸部に引っかかり難くなり(逃げやすくなり)、中径容器が抜けにくくなるのを防止することが可能となる。
以下、本発明の実施形態に係るカップホルダについて、図面を参照しつつ具体的に説明する。
本実施形態のカップホルダは、自動車のコンソールボックスに保持されて用いられる。
図1はこのカップホルダの全体構成を示す斜視図であり、図2はこのカップホルダの分解斜視図であり、図3はこのカップホルダの内周側サポート部材及び外周側サポート部材を示す要部平面図である。
このカップホルダは、図1に示されるように、第1収納部1及び第2収納部2の2つの収納部を有するホルダ本体3を備えている。ホルダ本体3は、断面長方形の箱体4と、この箱体4内に収容されたストッパ部材5とから構成されている。箱体4の長手方向における中央には、一対のリブ6が形成されている(図2参照)。
ストッパ部材5は一対の側部7と、側部7どうしを連結する橋部8とからなる。一対の側部7の背面にはそれぞれ前記リブ6と係合可能な係合溝9が形成されている。そして、箱体4内に収容されたストッパ部材5の各係合溝9に箱体4の各リブ6がそれぞれ係合することで、箱体4とストッパ部材5とが結合されており、この結合状態で、第1収納部1及び第2収納部2がホルダ本体3内に形成されている。なお、第1収納部1及び第2収納部2は、直径が大きな大径容器Lも収納可能である。
そして、このカップホルダは、左右一対の内周側サポート部材10と、左右一対の外周側サポート部材11とを備えている。
ここに、本実施形態のカップホルダは、長手方向における中心線に対して左右対称形状とされており、図1の左下部分と右上部分とで同一の構成を有している。このため、以下の説明においては、第1収納部1に相当する図1の左下側部分の構成についてのみ説明し、第2収納部2に相当する図1の右上側部分の構成についての説明は省略する。
ストッパ部材5においては、図2に示されるように、一対の側部7の互いに対向する表面に、一対の第2突起軸部12が互いに一直線上に対向して形成されている。
外周側サポート部材11の基端部13の両側面には、一対の第2突起軸部12と係合可能な一対の第2枢支孔14が一直線上に形成されている。また、外周側サポート部材11の先端側の外周側支持部15は、中径容器Mの側面形状に略対応した円弧状の外周側支持内端面16を有している。さらに、外周側サポート部材11の先端側の裏面には、内周側サポート部材10の基端部17を収容可能な収容凹部18を有している。そして、この収容凹部18の対向対面には、一対の第1枢支孔19が一直線上に形成されている。
内周側サポート部材10の基端部17の両側面には、一対の第1枢支孔19に係合可能な一対の第1突起軸部20が一直線上に形成されている。また、内周側サポート部材10の先端側の内周側支持部21は、小径容器Sの側面形状に略対応した円弧状の内周側支持内端面22と、前記外周側支持内端面16に略対応した円弧状外端面23とを有している。
そして、外周側サポート部材11の収容凹部18内に内周側サポート部材10の基端部17が収容されるとともに、内周側サポート部材10の一対の第1突起軸部20が、第1付勢部材(第1スプリング)24を介装させつつ、外周側サポート部材11の一対の第1枢支孔19に係合することで、内周側サポート部材10は、第1回動軸心C1(図3参照)回りに回動可能となるように、基端部17が外周側サポート部材11に第1付勢部材24を介在させて軸支されている。なお、内周側サポート部材10は、基端部17の上面が第1収容凹部18の下面に当接することにより、略水平状態より上方への回動が規制されている。
また、内周側サポート部材10が枢支された外周側サポート部材11の一対の第2枢支孔14が、第2付勢部材(第2スプリング)25を介装させつつ、ストッパ部材5の一対の側部7の一対の第2突起軸部12に係合することで、外周側サポート部材11は、第2回動軸心C2(図3参照)回りに回動可能となるように、基端部13がホルダ本体3のストッパ部材5に第2付勢部材25を介在させて枢支されている。なお、外周側サポート部材11は、図示しない係止手段により、略水平状態より上方への回動が規制されている。
こうして、外周側サポート部材11は、第2付勢部材25により、外周側支持部15が第1収納部1内に所定量突出した基準位置(外周側サポート部材11が略水平に維持された状態)まで、第1収納部1内に突出する方向に上方へ回動付勢されている。また、内周側サポート部材10は、第1付勢部材24により、内周側支持部21が第1収納部1内に所定量突出した基準位置(内周側サポート部材10が略水平に維持された状態)まで、第1収納部1内に突出する方向に上方へ回動付勢されている。
したがって、このカップホルダにおいては、図3に示されるように、基準位置に在る内周側サポート部材10の内周側支持部21(内周側支持内端面22)が、基準位置に在る外周側サポート部材11の外周側支持部15(外周側支持内端面16)よりも、第1収納部1の中心側に位置している。また、内周側サポート部材10の第1回動軸心C1は、外周側サポート部材11の第2回動軸心C2に対して、第1収納部1の中心側に所定量A(図7(a)参照)だけずれた位置に配置されている。
以下、本実施形態のカップホルダの作用について、図4〜図7を参照しつつ、説明する。
本実施形態のカップホルダによれば、小径容器Sと、この小径容器2の径よりも大きな径の中径容器Mと、この中径容器Mよりも大きな径の大径容器Lとを、安定に保持することができる。
小径容器Sを第1収納部1で保持するときは、図4に示されるように、基準位置に在る内周側サポート部材10の内周側支持部21の内周側支持内端面22の略全体と、第1収納部1の内壁面1aとが、第1収納部1に挿入された小径容器Sの側面上部に当接することで、小径容器Sを安定に保持することができる。
また、大径容器Lを第1収納部1で保持するときは、図5に示されるように、第1収納部1の内壁面1aが、第1収納部1に挿入された大径容器Lの側面上部に当接するとともに、第1収納部1への大径容器Lの挿入に伴って大径容器Lで押圧されて基準位置から下方へ回動した状態に在る内周側サポート部材10の内周側支持部21と、第1収納部1への大径容器Lの挿入に伴って大径容器Lで押圧されて基準位置から下方へ回動した状態に在る外周側サポート部材11の外周側支持部15とが、第1収納部1に挿入された大径容器Lの側面下部に当接することで、大径容器Lを安定に保持することができる。
さらに、中径容器Mを保持するときは、図6に示されるように、基準位置に在る外周側サポート部材11の外周側支持部15の外周側支持内端面16の略全体と、第1収納部1の内壁面1aとが、第1収納部1に挿入された中径容器Mの側面上部に当接するとともに、第1収納部1への中径容器Mの挿入に伴って中径容器Mで押圧されて基準位置から下方へ回動した状態に在る内周側サポート部材10の内周側支持部21が、第1収納部1に挿入された中径容器Mの側面下部に当接することで、中径容器Mを安定に保持することができる。
そして、本実施形態のカップホルダでは、基準位置に在る内周側サポート部材10の第1回動軸心C1が、基準位置に在る外周側サポート部材11の第2回動軸心C2に対して、第1収納部1の中心側に所定量Aだけずれた位置に配置されている。すなわち、この内周側サポート部材10は、基準位置に在る内周側サポート部材10の内周側支持部21の第1収納部1内における位置が同一である、前記従来のカップホルダ(外周側サポート部材及び内周側サポート部材が共通の回動軸心C回りに回動可能とされたもの。図7(b)参照)における内周側サポート部材aと比較して、回動半径が短い(本実施形態に係る内周側サポート部材10の回動半径をr1とし、前記従来の内周側サポート部材aの回動半径をr2とすれば、r1<r2)。
このため、本実施形態のカップホルダにおける内周側サポート部材10は、第1収納部1への中径容器Mの挿入動作に伴って中径容器Mで押圧されて基準位置から下方へ回動したときに、前記従来の内周側サポート部材aと比較して、より大きな回動角度で回動し(回動量が大きくなり)、逃げ角θ(内周側サポート部材の第1回動軸心を通る垂線と、下方に回動した内周側サポート部材とがなす角)が小さくなる。すなわち、本実施形態に係る内周側サポート部材10の第1回動軸心C1を通る垂線と、下方に回動した内周側サポート部材10とがなす角を逃げ角θ1とし、前記従来の内周側サポート部材aの回動軸心Cを通る垂線と、下方に回動した内周側サポート部材aとがなす角を逃げ角θ2とすれば、θ1<θ2となる。
そうすると、周方向に延びる凹凸部26を下方部に有する中径容器Mを保持する場合であっても、内周側サポート部材10が凹凸部26に引っかかり難くなり(逃げやすくなり)、中径容器Mが抜けにくくなるのを防止することが可能となる。
また、本実施形態のカップホルダにおける内周側サポート部材10が、第1収納部1への中径容器Mの挿入動作に伴って中径容器Mで押圧されて基準位置から下方へ回動したときに、前記従来の内周側サポート部材aと比較して、より大きな回動角度で回動する(回動量が大きくなる)というは、下方に回動した内周側サポート部材10には、第1付勢部材24からより大きなばね反力が作用していることになる。このため、第1収納部1に挿入された中径容器Mの側面下部を、下方に回動した内周側サポート部材10の内周側支持部21でより強く押圧して支持することができる。
さらに、本実施形態のカップホルダでは、外周側サポート部材11がホルダ本体3のストッパ部材5に第2付勢部材25を介在させて軸支されるとともに、内周側サポート部材10が外周側サポート部材11に第1付勢部材24を介在させて軸支されているので、第1付勢部材24の付勢力(ばね力)と第2付勢部材25の付勢力(ばね力)とを同等とすることで、外周側サポート部材11の操作荷重と内周側サポート部材11の操作荷重とを同等とすることができる。
加えて、本実施形態のカップホルダでは、外周側サポート部材11の外周側支持部15が中径容器Mの外周形状に略対応した円弧状の外周側支持内端面16を有するとともに、内周側サポート部材10の内周側支持部21が小径容器Sの外周形状に略対応した円弧状の内周側支持内端面22を有している。このため、中径容器Mを保持するときは、外周側支持部15の円弧状の外周側支持内端面16で中径容器Mの側面上部を確実に支持することができ、また、小径容器Sを保持するときは、内周側支持部21の円弧状の内周側支持内端面22で小径容器Sの側面上部を確実に支持することができる。
また、内周側サポート部材10の基端部17が外周側サポート部材11の収容凹部18に収容されるとともに、内周側支持部21が外周側支持内端面16に略対応した円弧状外端面23を有しているので、外周側サポート部材11と内周側サポート部材10との見切り線27(図3参照)をスッキリとした円弧状とすることができ、意匠性が向上する。
よって、本実施形態のカップホルダによれば、小径容器S、中径容器M及び大径容器Lという、径の異なる容器をそれぞれ安定して保持することができるとともに、下方部に周方向に延びる凹凸部26を有する中径容器Mを保持する場合であっても、内周側サポート部材10が凹凸部26に引っかかり難くなり(逃げやすくなり)、中径容器Mが抜けにくくなるのを防止することが可能となる。
なお、前述の実施形態では、箱体4とストッパ部材5との2部材によりホルダ本体3を構成する例について説明したが、ホルダ本体の構成はこれに限られず、例えば、箱体4とストッパ部材5とが一体に形成されてなるホルダ本体としてもよい。
また、前述の実施形態では、外周側サポート部材11をホルダ本体3に軸支させるとともに、内周側サポート部材10を該外周側サポート部材11に軸支させる例について説明したが、基準位置に在る内周側サポート部材10の第1回動軸心C1が、基準位置に在る外周側サポート部材11の第2回動軸心C2に対して、第1収納部1の中心側に所定量ずれた位置に配置される関係を満たしさえすれば、内周側サポート部材10及び外周側サポート部材11の双方をホルダ本体3に枢支させることもできる。
本発明の実施形態に係るカップホルダの全体構成を示す斜視図である。 本発明の実施形態に係るカップホルダの分解斜視図である。 本発明の実施形態に係るカップホルダの内周側サポート部材及び外周側サポート部材を示す要部平面図である。 本発明の実施形態に係るカップホルダに小径容器Sを挿入した状態を示す要部断面図である。 本発明の実施形態に係るカップホルダに大径容器Lを挿入した状態を示す要部断面図である。 本発明の実施形態に係るカップホルダに中径容器Mを挿入した状態を示す要部断面図である。 本発明の実施形態に係るカップホルダ及び従来例に係るカップホルダの作用を説明する図で、(a)が実施形態に係るカップホルダを示し、(b)が従来例に係るカップホルダを示す。
符号の説明
1…第1収納部 2…第2収納部
3…ホルダ本体 4…箱体
5…ストッパ部材 10…内周側サポート部材
11…外周側サポート部材 13、17…基端部
15…外周側支持部 16…外周側支持内端面
18…収容凹部 21…内周側支持部
22…内周側支持内端面 23…円弧状外端面
24…第1付勢部材 25…第2付勢部材
26…凹凸部 27…見切り線
S…小径容器 M…中径容器
L…大径容器

Claims (5)

  1. 容器が挿入される収納部を有するホルダ本体と、
    前記収納部内で第1回動軸心回りに回動可能となるように基端部が軸支され、小径容器の側面に当接することで該小径容器を支持可能な内周側支持部を先端側に有する内周側サポート部材と、
    前記内周側支持部が前記収納部内に所定量突出した基準位置まで、前記内周側サポート部材を該収納部内に突出する方向に上方へ回動付勢する第1付勢部材と、
    前記収納部内で第2回動軸心回りに回動可能となるように基端部が軸支され、前記小径容器の径より大きな径の中径容器の側面に当接することで該中径容器を支持可能な外周側支持部を先端側に有する外周側サポート部材と、
    前記外周側支持部が前記収納部内に所定量突出した基準位置まで、前記外周側サポート部材を該収納部内に突出する方向に上方へ回動付勢する第2付勢部材と、を備えたカップホルダであって、
    前記基準位置に在る前記内周側サポート部材の前記第1回動軸心は、前記基準位置に在る前記外周側サポート部材の前記第2回動軸心に対して、前記収納部の中心側に所定量ずれた位置に配置されていることを特徴とするカップホルダ。
  2. 前記基準位置に在る前記内周側サポート部材の前記内周側支持部が、前記基準位置に在る前記外周側サポート部材の前記外周側支持部よりも、前記収納部の中心側に位置し、
    前記小径容器を保持するときは、前記基準位置に在る前記内周側サポート部材の前記内周側支持部と、前記収納部の内壁面とが、該収納部に挿入された該小径容器の側面に当接することで、該小径容器を支持し、かつ、
    前記中径容器を保持するときは、前記収納部への該中径容器の挿入動作に伴って該中径容器で押圧されて前記基準位置から下方へ回動した状態に在る前記内周側サポート部材と、前記基準位置に在る前記外周側サポート部材の前記外周側支持部と、該収納部の内壁面とが、該収納部に挿入された該中径容器の側面に当接することで、該中径容器を支持するように構成されていることを特徴とする請求項1記載のカップホルダ。
  3. 前記外周側サポート部材は前記ホルダ本体に前記第2付勢部材を介在させて軸支されるとともに、前記内周側サポート部材は該外周側サポート部材に前記第1付勢部材を介在させて軸支されていることを特徴とする請求項1又は2記載のカップホルダ。
  4. 前記外周側支持部は、前記中径容器の外周形状に略対応した円弧状の外周側支持内端面を有するとともに、前記内周側支持部は、前記小径容器の外周形状に略対応した円弧状の内周側支持内端面と、該外周側支持内端面に略対応した円弧状外端面とを有し、
    前記外周側サポート部材は、前記内周側サポート部材の前記基端部を収容可能な収容凹部を有していることを特徴とする請求項3記載のカップホルダ。
  5. 前記中径容器の径よりも大きな径の大径容器を保持するときは、前記収納部への該大径容器の挿入動作に伴って該大径容器で押圧されて前記基準位置から下方へ回動した状態に在る、前記内周側サポート部材及び前記外周側サポート部材の両部材と、該収納部の内壁面とが、該収納部に挿入された該大径容器の側面に当接することで、該大径容器を支持するように構成されていることを特徴とする請求項1、2、3又は4記載のカップホルダ。
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