JP6146344B2 - カップホルダ - Google Patents

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Description

本発明は、車両の室内などに設けられるカップホルダに関し、詳しくは収容空間に収容された飲料容器を保持可能なサポートをもつカップホルダに関する。
車両の室内には、飲料容器を安定して保持するためのカップホルダが装備されている。カップホルダの多くは、様々な寸法の飲料容器を車両の加速や振動に対して安定に保持するためのサポートを備えている。
このようなサポートは、収容空間に突出するように付勢されているのが一般的である。サポートとしては、例えば、カップホルダのホルダ本体とサポートとの間に付勢部材を設けて、サポートを収容空間に進出する方向に付勢する。収容空間に飲料容器が収容されてサポートが径方向外側に押されると、サポートは収容空間から後退し、飲料容器の側面を付勢部材の付勢力で保持する(特許文献1〜5)。
特開2009−101999号公報 特開2012−046036号公報 特開2010−195186号公報 特開2006−001479号公報 特開2004−182229号公報
本願発明者は、カップホルダの中でも、特にサポートをホルダ本体に保持する新規な構成をもつカップホルダを開発した。
本発明はかかる事情に鑑みてなされたものであり、サポートを保持する新規な構成をもつカップホルダを提供することを課題とする。
本発明のカップホルダは、収容空間を囲む筒状の側壁をもつホルダ本体と、前記ホルダ本体の側壁に開口する開口部と、前記開口部を通じて前記収容空間に進退可能に前記側壁に支持されたサポートと、前記サポートと前記側壁との間に設けられ前記サポートを前記収容空間に進出する方向に付勢する付勢部材と、を備え、前記サポートには、前記サポートの揺動の中心となる回動軸と、前記回動軸と所定の間隔を隔てて設けられ前記回動軸の回動により前記回動軸を中心に揺動する揺動部とをもち、前記ホルダ本体の前記側壁は、前記開口部を挟んで相対する位置に、前記側壁から前記収容空間と反対側の後方側に突出する後方壁をもち、前記後方壁は、前記サポートが進退する間に前記回動軸と前記揺動部とで挟持されることで前記サポートを揺動可能に保持する挟持部をもつことを特徴とする。
上記構成によれば、ホルダ本体の側壁の後方側に後方壁を設け、後方壁に、サポートの回動軸と揺動部とで挟持される挟持部を設けることで、サポートをホルダ本体に対して揺動可能に保持している。このため、サポートをホルダ本体に対して揺動可能に保持することができる。
サポートと付勢部材とで、サポートを収容空間に進出する方向に付勢しつつ、ホルダ本体に揺動可能に保持されている。このため、サポートの保持構成が簡素で、組み付け工数も少ない。
前記挟持部は、前記回動軸を回動可能に保持する軸受部と、前記揺動部の揺動をガイドするガイド部とをもつことが好ましい。サポートは、挟持部のガイド部に沿って揺動するため、サポートは安定に揺動することができる。挟持部は、揺動部の揺動をガイドしながら、サポートの回動軸を回動可能に保持する。簡素な構成で、サポートを円滑に揺動させることができる。
前記挟持部は、前記回動軸の前記後方側に向く部分を保持する保持面をもつことが好ましい。サポートが後退するときには、回動軸が後方側に移動しようとする。挟持部は、回動軸の後方側を保持する保持面をもつ。このため、サポートが後退したときにも、回動軸が保持面で保持される。回動軸が軸受部から脱落するおそれはない。
前記後方壁は、前記回動軸の径方向外側から前記回動軸を導入させる回動軸導入部をもつことが好ましい。回動軸導入部を通じて、回動軸を径方向外側から軸受部が導入される。一方、軸受部が丸穴である場合には、軸受部には回動軸を軸方向から挿入する必要がある。この場合、回動軸や後方壁を若干撓ませて、回動軸を軸受部に押し込まなければならず、作業性が悪い。本発明のように、後方壁が、回動軸の径方向外側から回動軸を導入させる回動軸導入部をもつことで、回動軸や後方壁を撓ませることなく、回動軸を軸受部に容易に導入することができ、組み付け作業性がよい。
前記後方壁は、前記揺動部を後方側からガイド部に導入させる揺動部導入部をもつことが好ましい。揺動部導入部を通じて、揺動部を後方側からガイド部に導入させることができる。サポートをホルダ本体に組み付けるときの作業性がよい。
前記付勢部材は、前記ホルダ本体の前記側壁に保持された固定端と、前記サポートの外側に配置された自由端とをもつ片持ちばねからなることが好ましい。片持ちばねは、サポート及びホルダ本体へ取り付けやすく、また、サポートを収容空間に向けて付勢させることができる。
片持ちばねは、円弧スプリング又は板ばねからなるとよい。いずれの片持ちばねも、ホルダ本体及びサポートに取り付けやすい構成である。
本発明のカップホルダによれば、ホルダ本体の側壁の外側に突出する挟持部を、サポートの回動軸と揺動部とで挟持することで、サポートをホルダ本体に対して揺動可能に保持している。このため、新規なサポート保持構成を提供することができる。
本発明の第1実施形態のカップホルダの正面図である。 第1実施形態のカップホルダの分解斜視図である。 第1実施形態のカップホルダの平面図である。 第1実施形態の、ホルダ本体の開口部周辺とサポートと板ばねの分解斜視図である。 第1実施形態のカップホルダの要部拡大正面図である。 第1実施形態のカップホルダの断面図である。 第2実施形態のカップホルダの要部拡大正面図である。 第3実施形態のカップホルダの要部拡大正面図である。 第4実施形態のカップホルダの正面図である。 第4実施形態のカップホルダの断面図である。
(第1実施形態)
本発明の第1実施形態に係るカップホルダ1は、図1、図2に示すように、飲料容器8を収容する2つの収容空間2が形成された有底筒状のホルダ本体3と、収容空間2に進退するサポート5と、サポート5が進出する方向にサポート5を付勢する板ばね7(付勢部材)とを備えている。
ホルダ本体3は、樹脂製であり射出成形により形成されている。ホルダ本体3は、有底筒状を呈している。ホルダ本体3は、円筒状の側壁3aと、側壁3aの下端を塞ぐ底壁3bとを備える。側壁3aと底壁3bとにより囲まれた空間が飲料容器8を収容する収容空間2である。飲料容器8は収容空間2の上方から挿入される。2つの収容空間2は、凹状部20を介して連続した凹部を形成している。
側壁3aの内径は、収容空間2に収容される最大径の飲料容器8の外径よりも若干大きく、収容空間2の上方から下方に向かって、側壁3aの内径が徐々に小さくなっている。また、図3に示すように、側壁3aの上方には、収容空間2に収容された飲料容器を周方向から取り囲むように3箇所の開口部3cが均等間隔で形成されている。これらの開口部3cにはそれぞれ、サポート5の後述する当接凸部5aが配置されている。
図1、図2に示すように、サポート5の当接凸部5aは、飲料容器8の側面を保持する部分であり、進出側に膨らんだ形状を呈している。当接凸部5aは、ホルダ本体3の開口部3cにホルダ本体3の外側から挿入される。当接凸部5aは、収容空間2側に最も突出して配置される頂点5cと、頂点5cの上下方向の上端、下端に向けて後退する斜面5m,5nとを有する。上側の斜面5mは、緩やかな円弧形状を呈しており、下側の斜面5nは頂点5cから下方に向けて後退する方向に直線状に傾斜している。
サポート5が収容空間2に最も進出した進出基準位置にあるとき、収容空間2を挟んで対向する当接凸部5aの頂点5c同士の間隔は、収容空間2に収容される最小径の飲料容器の外径よりも若干大きな間隔となっている。当接凸部5aの幅方向の両側には、相対する側面5dが設けられている。各側面5dは、サポート5の上端部と下端部との間に直線状に延びる開口周縁部5eをもつ。
図2に示すように、サポート5は、更に、当接凸部5aよりも下側に設けられた回動軸5f及び揺動部5gと、当接凸部5aよりも上側に設けられた規制部5hと、弧状溝5iとを有する。
回動軸5fは、サポート5の各側面5dの開口周縁部5eの下端に、幅方向外側に向けて突出している。また、揺動部5gは、サポート5の各側面5dの開口周縁部5eの下側であって、回動軸5fよりも上側に位置している。揺動部5gは、軸形状であり、回動軸5fと平行に延びている。
図4に示すように、規制部5hは、サポート5の各側面5dの開口周縁部5eの上端に配置されていて、サポート5が最大進出位置にあるとき、ホルダ本体3の開口部3cの上側周縁部に形成された当て部3nに当接することで、サポート5がそれ以上収容空間2に進出することを規制している。弧状溝5iは、一対の後方壁3dの内側にそれぞれ形成された突起部3mを移動可能に嵌合している。突起部3mは、サポート5が収容空間2に進出又は後退する位置に弧状溝5iを移動する。突起部3mが弧状溝5iの前方側端部5kに位置しているときには、サポート5を最大後退位置に位置させて、サポート5がそれ以上後退することを規制している。
サポート5は、収容空間2に収容された飲料容器を周方向から取り囲むように均等間隔で3個配置され、ホルダ本体3の開口部3cから収容空間2を臨むように取り付けられている。サポート5は樹脂製であり、射出成形により一体成形されている。
ホルダ本体3の側壁3aの開口部3cの周縁には、側壁3aの収容空間2と反対側の後方側に一対の後方壁3dが突設されている。一対の後方壁3dは、開口部3cを挟んで幅方向に相対する位置に配置され、互いに平行に上下方向に延びている。各後方壁3dは、その上側に設けられた基部3eと、後方壁3dの下方に設けられて、サポートの回動軸5fと揺動部5gとで挟持される挟持部3fとを有する。
挟持部3fの下端には、回動軸5fを受ける軸受部3hが形成され、挟持部3fの上端には、揺動部5gをガイドするガイド部3gが形成されている。
図5に示すように、軸受部3hは、挟持部3fの下端に形成されていて、ホルダ本体3の側壁3aから径方向外側に緩やかに長細く湾曲する曲線状軸受面3iと、曲線状軸受面3iから連続して湾曲して下方に延びる保持面3jとを有する。曲線状軸受面3iは、径方向外側にいくに従って徐々に曲率が大きくしている。曲線状軸受面3iの径方向外側の終点は、回動軸5fの径方向外側の表面に接している。保持面3jは、曲線状軸受面3iの終点から連続して下向きに延びている。保持面3jは、回動軸5fの表面であって、サポート5の後退する方向に向く部分に当接して、回動軸5fの後方側を保持している。保持面3jは、回動軸5fと当接している部分よりも更に下方に数mm程度延びている。回動軸5fが径方向外側に負荷を受けたときにも、この保持面3jによって回動軸5fが保持されるので、回動軸5fの脱落が防止される。
図5に示すように、挟持部3fの上側には、サポート5の進退移動に伴う揺動部5gの揺動をガイドするガイド部3gが形成されている。ガイド部3gは、挟持部3fにおける軸受部3hの配置されている部分のちょうど真上の部分を開始点とし、開始点から軸受部3hと同心円を描く円弧状を呈している。
後方壁3dにおける挟持部3fと基部3eとの間には、揺動部5gを後方側からガイド部3gに導入する揺動部導入部3kが形成されている。揺動部導入部3kは、径方向外側に開口しており、奥側、即ち径方向内側に進むに従って開口幅が徐々に狭くなっている。揺動部導入部3kの奥部の上下方向の幅は、揺動部5gの直径よりも若干広い程度の大きさである。
図4に示すように、サポート5をホルダ本体3に保持させるために、サポート5の当接凸部5aを、ホルダ本体3の側壁3aの開口部3cの後方側から挿入し、サポート5の回動軸5fを、後方壁3dの下端に開口する回動軸導入部3pを通じて、回動軸5fの径方向外側から軸受部3hに導入させる。また、サポート5の揺動部5gを揺動部導入部3kからガイド部3gに導入させる。軸受部3hとガイド部3gとの間の距離、即ち挟持部3fの幅は、サポート5の回動軸5fと揺動部5gとの距離にほぼ等しい。このため、挟持部3fが、サポート5の回動軸5fと揺動部5gで挟持されることにより、サポート5がホルダ本体3に揺動可能に保持される。
図4に示すように、板ばね7は、長板形状を呈している。板ばね7の下方の基部7dは、板ばね7の固定端であり、矩形の取付穴7aが開口している。取付穴7aに、ホルダ本体3の側壁3aの後方側に突設された取付部3qの係止片3rに係止されている。板ばね7の長手方向の略中央には、屈曲部7bが形成されていて、屈曲部7bよりも上側の傾斜部7cは、屈曲部7bよりも下側の基部7dに対して所定の角度で傾斜している。傾斜部7cの先端部7eは、自由端である。板ばね7は、先端部7eでサポート5の当接凸部5aの下側の斜面5nの裏面側を押接することで、サポート5を収容空間2に進出する方向に付勢している。
図6の符号Aは、板ばね7が自由状態であるときを示し、図6の符号Bは、板ばね7がホルダ本体3及びサポート5に取り付けられて、サポート5が最大進出位置にあるときの板ばね7の状態を示し、図6の符号Cは、板ばね7がホルダ本体3及びサポート5に取り付けられて、サポート5が最大後退位置にあるときの板ばね7の状態を示す。板ばね7がホルダ本体3及びサポート5に取り付けられたときに、板ばね7は、自由状態のときよりも後方側に弾性変形しており、付勢力は進出方向に向いている。サポート5が最大進出位置から最大後退位置に位置する間の板ばね7の回転角度βは19.5°であり、サポート5の回転中心である回動軸5fの回転角度α(図5)も19.5°に設定されている。
図5、図6の実線で示すサポート5は、収容空間2に最も進出しているときの状態を示す。板ばね7の付勢力によって、サポート5は、収容空間2に向けて常時進出しようとしている。サポート5の上側の規制部5hが、ホルダ本体3の開口部3cの上側周縁に当接することで、サポート5を最大進出位置に留まらせる。
図5、図6の二点鎖線で示すサポート5は、収容空間2から最も後退しているときの状態である。収容空間2に飲料容器8を収容した時に、飲料容器8の側面に押されてサポート5が後退する。サポート5の当接凸部5aの頂点5cがホルダ本体3の側壁3aと略同一平面上に位置するときを、サポート5の最大後退位置とするように設定されている。このとき、サポート5の上端部は、ホルダ本体3の開口部3cよりも後方側に後退して、ホルダ本体3の後方壁3dに形成された突起部3mが弧状溝5iの前方側端部5k(図4)に当接することで、最大後退位置に留まる。サポート5が、最大進出位置から最大後退位置まで揺動する間、サポート5の揺動部5gは、挟持部3fのガイド部3gにガイドされながら円弧状に移動して、ガイド部3gの奥部から19.5°揺動した終点位置で停止する。挟持部3fのガイド部3gと軸受部3hとの間の距離は、ガイド部3gの奥部から終点位置までの間で一定に保つ。ガイド部3gと軸受部3hとの間の距離は、サポート5の回動軸5fと揺動部5gとの間の距離に等しい。このため、軸受部3hとガイド部3gとを両側に設けた挟持部3fは、サポート5が最大進出位置と最大後退位置との間を移動する間、サポート5を安定に保持する。
ホルダ本体3の側壁の外側に突出する挟持部3fは、サポート5の回動軸5fと揺動部5gとで挟持することで、サポート5をホルダ本体3に対して揺動可能に保持している。このため、サポート5をホルダ本体3に対して揺動可能に保持することができる。
また、サポート5は、挟持部3fのガイド部3gに沿って揺動するため、サポート5は安定に揺動することができる。
サポート5と板ばね7とで、サポート5を収容空間に進出する方向に付勢しつつ、ホルダ本体3に揺動可能に保持されている。このため、サポート5の保持構成が簡素で、組み付け項数も少ない。
挟持部3fの下端には、回動軸5fを径方向外側から軸受部3hに導入する回動軸導入部3pを設けている。挟持部3fの上方には、揺動部5gを後方側からガイド部3gに導入するための揺動部導入部3kを設けている。回動軸5fは、回動軸導入部3pを通じて軸受部3hに導入し、更に、サポート5の外側に形成された揺動部導入部3kを通じて、ガイド部3gに揺動部5gを導入している。このため、サポート5をホルダ本体3に組み付けやすくなる。更に、回動軸導入部3pは挟持部3fの下側に開口し、揺動部導入部3kは挟持部3fの径方向外側に開口している。このため、回動軸5fを挟持部3fの下側から挿入しつつ、揺動部5gを径方向外側から揺動部導入部3kを通じてガイド部3gに導入することで、簡素にサポート5をホルダ本体3に組み付けることができる。回動軸5fや揺動部5g及び後方壁3dを撓ませることなく、簡易にサポート5を後退壁3dに支持させることができる。
板ばね7は、片持ちばねである。片持ちばねは、サポート5及びホルダ本体3へ取り付けやすく、また、サポート5を収容空間に向けて付勢させることができる。
(第2実施形態)
第2実施形態のカップホルダは、図7に示すように、ホルダ本体3の挟持部3fに形成
した軸受部3hが、回動軸5fの外形寸法と略同一の大きさの円弧形状を呈する円弧状軸
受面3sと、回動軸5fの後退側の表面を保持する保持面3jと、回動軸5fの進出側の
表面に当接する当接面3uとを有する。円弧状軸受面3sの後方側は保持面3jと連続し
ており、進出側は当接面3uと連続している。保持面3j及び当接面3uは、回動軸5f
と当接している部分よりも更に下方に数mm程度延びている。保持面3jの下端と当接面
3uの下端との間には、回動軸5fを軸受部3hに導入する回動軸導入部3pが開口して
いる。
第2実施形態においては、回動軸5fの上側の表面と後退側の表面だけでなく、進出側の表面も、挟持部3fの円弧状軸受面3s、保持面3j、当接面3uで保持される。このため、回動軸5fを安定に軸受部3hに保持させることができる。
(第3実施形態)
第3実施形態のカップホルダは、図8に示すように、ホルダ本体3の挟持部3fの下側に形成した軸受部3hが、側壁3aから後方側に延びる直線状軸受面3qと、直線状軸受面3qの後方側から屈曲して鉛直下方向に延びる保持面3jとを有する。挟持部3fの上側に形成されたガイド部3gは、側壁3aから後方側に延びる直線状ガイド面3rと、直線状ガイド面3rの後方側から円弧状に湾曲する円弧状ガイド面3sとを有する。ガイド部3gの直線状ガイド面3rは、軸受部3hの直線状軸受面3qと平行に形成されている。ガイド部3gの直線状ガイド面3rの開始点は、側壁3aに位置しており、直線状ガイド面3rの終点は、円弧状ガイド面3sの開始点に連続してつながっている。軸受部3hとガイド部3gとの間の距離は、直線状ガイド面3rから円弧状ガイド面3sまでのいずれの間においても、同じ距離を保っている。この距離は、サポート5の回動軸5fと揺動部5gとの間の距離に等しい。
サポート5が最大進出位置に位置しているときには、回動軸5fは図8の符号Gに示すように軸受部3hの直線状軸受面3qの開始点に位置しており、また、揺動部5gも図8の符号Dに示すようにガイド部3gの直線状ガイド面3rの開始点に位置している。サポート5が飲料容器8により後退側に押されると、回動軸5fは、図8の符号Hに示すように、軸受部3hの直線状軸受面3qを径方向外側に向けて移動され、やがて保持面3jに至る。これにともない、揺動部5gも、図8の符号Eに示すように、ガイド部3gの直線状ガイド面3rを径方向外側に向けて移動される。更に、サポート5が後方側に押されると、揺動部5gは回動軸5fを中心に後方側に揺動し、図8の符号Fに示すように円弧状ガイド面3sに至る。サポート5が最大後退位置に位置しているときには、回動軸5fは、軸受部3hの保持面3jに当接している。揺動部5gは、ガイド部3gの円弧状ガイド面3sの開始点から回動軸5fを中心に19.5°回転した位置で停止される。
第4実施形態では、揺動部5gの移動が、直線状であるときと円弧状であるときがあるが、直線状の移動のみで進退移動するように設定されていてもよい。
(第4実施形態)
第4実施形態のカップホルダは、図9、図10に示すように、板ばねに換えて円弧スプリング71(付勢部材)を用いている点が、第1実施形態と相違する。円弧スプリング71は、円弧形状をなす。円弧スプリング71の一端は、固定端であり、ホルダ本体3の側壁3aに形成された凹所3tに固定される。円弧スプリング71の他端は、自由端であり、サポート5の背面に突出する係止爪5jに当接する。
図10の実線で示すサポート5は、最大進出位置にあり、図1の二点鎖線で示すサポート5は、最大後退位置にある。円弧スプリング71をサポート5に取り付けて、サポート5が最大進出位置に位置しているときから、最大後退位置に位置しているときまでの間、サポート5を進出方向に付勢している。
第1〜第4の実施形態では、ホルダ本体の後方壁3dの下側に挟持部3fを設けたが、後方壁3dの上側に設けてもよい。この場合、サポート5の回動軸5fを上側に向け、規制部5hを下側に向けて配置する。サポート5は、上側の回動軸5fを中心に揺動する。
第1〜第4実施形態では、サポート5の揺動部5gが軸形状を呈しているが、後方壁3dのガイド部3gに沿って進退方向に移動がガイドされる形状であれば、これに限定されない。
第1〜第4実施形態では、ホルダ本体3の後退壁3dが、挟持部3fと基部3eを有しているが、基部3eはなくてもよい。基部3eがあることで、サポート5の側面5dが基部3eに保持されるため、サポート5をより安定に進退移動させることができる。
1つの収容空間2を囲む側壁3aに3つのサポート5を備えているが、サポート5の数は1、2、又は4以上であってもよい。
1:カップホルダ、2:収容空間、3:ホルダ本体、3a:側壁、3b:底壁、3c:開口部、3d:後方壁、3e:基部、3f:挟持部、3g:ガイド部、3h:軸受部、3i:曲線状軸受面、3j:保持面、3k:揺動部導入部、3m:突起部、3n:当て部、3p:回動軸導入部、5:サポート、5a:当接凸部、5d:側面、5e:開口周縁部、5g:揺動部、5:回動軸、7:板ばね、71:円弧スプリング。

Claims (7)

  1. 収容空間を囲む筒状の側壁をもつホルダ本体と、
    前記ホルダ本体の側壁に開口する開口部と、
    自身が揺動することで、前記開口部を通じて前記収容空間に進退可能に前記側壁に支持されたサポートと、
    前記サポートと前記側壁との間に設けられ前記サポートを前記収容空間に進出する方向に付勢する付勢部材と、を備え、
    前記サポートには、前記サポートの揺動の中心となる回動軸と、前記回動軸と所定の間隔を隔てて設けられ前記回動軸を中心に揺動し前記回動軸と平行に延びる軸形状の揺動部と、をもち、
    前記ホルダ本体の前記側壁は、前記側壁から前記収容空間と反対側の後方側に突出し、前記開口部を挟んで前記側壁の周方向に相対する一対の後方壁をもち、
    前記後方壁は、前記サポートが進退する間、前記回動軸と前記揺動部とで挟持される挟持部をもち、
    前記挟持部は、前記回動軸を回動可能に保持する軸受部と、前記揺動部の揺動をガイドするガイド部とをもち、
    前記軸受部と前記ガイド部との間の距離は、前記回動軸と前記揺動部との間の距離と等しいことを特徴とするカップホルダ。
  2. 前記挟持部の前記軸受部は、前記回動軸の前記後方側に向く部分を保持する保持面をもつ請求項1に記載のカップホルダ。
  3. 前記後方壁は、前記回動軸を前記軸受部に下方側から導入させる回動軸導入部をもつ請求項1又は2に記載のカップホルダ。
  4. 前記後方壁は、前記揺動部を前記後方側から前記ガイド部に導入させる揺動部導入部をもつ請求項1〜3の何れか一項に記載のカップホルダ。
  5. 前記付勢部材は、前記ホルダ本体の前記側壁に保持された固定端と、前記サポートの外側に配置された自由端とをもつ片持ちばねからなる請求項1〜4の何れか一項に記載のカップホルダ。
  6. 前記片持ちばねは、円弧スプリングからなる請求項5に記載のカップホルダ。
  7. 前記片持ちばねは、板ばねからなる請求項5に記載のカップホルダ。
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