JP2008195159A - 容器保持構造 - Google Patents

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寛人 生田
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Abstract

【課題】設置スペースを広く取る必要がなく、汎用性を有し、様々な径の容器に対応でき、側面に凹部を有する容器であっても取り出し時に凹部に引っかかることのない保持構造を提供する。
【解決手段】収納部の深さ方向に回転自在に軸支されたローラーが連結され、収納部に対し付勢状態で突出可能にスプリングを介して保持されたアームがホルダーに軸支されており、容器が挿入されると付勢力によりスプリングが圧縮されアームが軸を中心に回動する。また、容器の抜き出し時、容器側面の凹部にアームが係合して引っかかっても、ローラーが深さ方向に回転することによりアームの引っ掛かりを解除してスムーズに抜き出すことができる。
【選択図】 図4

Description

本発明は車両等に設けられた、容器を保持するためのカップホルダの保持構造に関するものである。
従来より、単一のカップホルダで様々な大きさの容器を収納、保持可能なカップホルダ及びその保持構造が知られている。また、容器の側面に凹部を有するものであっても容器の取り出し時に保持部が凹部に引っかかることがないように、容器の側壁形状にフレキシブルに対応可能となるように検討された保持装置も知られている。
特開2002−29304号公報
図6に示すように、特許文献1に記載の保持装置では出没部材100を付勢するバネ101が出没部材の突出方向に伸縮可能に配置されており、更に出没部材に回動可能なローラー102を取付け、容器と保持部の摺動抵抗を減少させたものが開示されている。しかしながら、この保持構造においては、出没部材が移動する距離分の設置スペースが必要となり、保持構造が大型化するといった問題がある。また、容器の抜き出し方向と交差する方向に出没部材が付勢されているので、側壁に凹部を有する容器の場合、出没部材が凹部に引っかかり易く、また引っかかった場合にも係合を解除し辛く、容器を取り出すことが困難となる恐れがあった。
そこで、本発明は設置スペースを広く取る必要が無く、容器の側面に凹部があっても抜き出し時に保持部が凹部に引っかかることのない、使い勝手の良い保持構造を提案するものである。
上記課題を解決するために請求項1に記載の発明では、容器を収納するカップホルダの保持構造において、容器を収納する収納部と、収納部の側壁に設けられた穴から突出して、容器の側面に当接し、容器を保持する保持部とからなり、前記保持部は収納部の外側に配置されるホルダーと、下端部がスプリングを介してホルダーに軸支される軸部を有するアームと、前記アームの上端部に収納部の深さ方向に回転自在に保持された回転部材とよりなり、前記ホルダーには軸部を中心とした円周に沿って湾曲形成されたガイド溝が設けられており、一方前記アームにはガイドピンが設けられており、前記アームがガイド溝に沿って軸部を中心に回動可能であることを特徴とする。
この保持構造によるとアームは軸部を中心にした方向に回動可能であり、従来の出没部材のように突出距離分のスペースを必要としない。よって省スペースな保持構造とすることができる。また、ガイド溝及びガイドピンを設けることによりアームの回動範囲及び軌跡を規制でき、操作性の高い保持構造とすることができる。更に、回転部材が湾曲回動するアームに保持されているため、容器の側面に凹部があり、回転部材が凹部に引っかかった場合でも回転部材が深さ方向に回転することにより係合を解除でき、容易に抜き出すことができる。よって、使い勝手の良い保持構造とすることができる。
また、本発明の保持構造において、アームの軸部はホルダーの側壁に設けられた挿入孔と連通可能に貫通した軸穴が設けられており、挿入孔と軸穴とに連結ピンが挿入されて軸支されることを特徴とする。この構造によると、ホルダーにアームを連結する作業がピンの差込みという簡単な動作で行なうことができ、従来の保持構造に比べ組み立て作業性が格段に向上する。
以上、本発明によると、簡単な構成で取付作業が簡略化でき、機能性の高い保持構造を提供することができる。
以下、本発明の保持構造ついて図に基づいて説明する。
図1は、本発明の保持構造が設けられた車室内に装備されるカップホルダ1を上方から見たものであり、図2はその側面視を示すものである。また、図3に図1のA−A断面図を示す。カップホルダ1は容器を収納するための上方が開放され有底の収納部10と、収納部の外側に装備された保持部20とからなる。保持部20は収納部10の外側に設けられた固定部30に複数(本実施例では周上に対となって4箇所)取り付けられ、収納部10の側壁に形成された穴11から回転部材としてのローラー4が収納部に突出している。
図4に保持部20の分解図及びカップホルダ1への取付構造を示す。保持部20はホルダー2と、ホルダーに下端が軸支され上部が遊動可能なアーム3と、アーム3の上端部に連結されるローラー4とからなる。ホルダー2は一面が開放されて断面略コの字状を成しており、開放された側からアーム3が装着可能となっている。また、ホルダーの側壁には挿入されたアーム3を連結するための挿入孔21及びガイド溝22がそれぞれ設けられている。このガイド溝22は挿入されたアーム3の回動方向に沿うように形成されている。ホルダー2の側壁上部には側壁から外側に取付穴24を有する取付部23が延出している。ホルダー2は取付部23に設けられた取付穴24により図示しないネジ等により固定部30に取付可能となっている。一方、アーム3は軸部31と軸部の上方に一体化して回転部32が設けられている。軸部31にはホルダー2の挿入孔21に対応して軸孔34が軸部を貫通して設けられており、また、ホルダーのガイド溝22に対応してガイドピン33が突出形成されている。回転部32は一部が切り欠かれた略円板状を成し、左右に間隔を有して一対に設けられ、それぞれ中心に回転孔35を有している。
左右一対の回転部32の間には回転部材としてのローラー4が挿入され、ローラーに設けられた回転ピン41が回転孔35に挿入されることにより、ローラー4がアーム3に装着され一体化される。このローラー4が一体化されたアーム3をホルダー2の開放側からホルダー2の側壁をたわませて挿入し、ホルダー2の側壁に設けられたガイド孔22にアーム3のガイドピン33を挿入させる。また、ホルダーの挿入孔21と、アームの軸穴34を連通させ、ホルダー2の側壁の外側から連結ピン5を挿入して、ホルダー2とアーム3及びローラー4が一体化されたユニット状の保持部20とする。連結ピン5の挿入時、軸部31の内部にスプリング6を介装してホルダー2とアーム3を連結し、アーム3が常時前方側へ付勢されるようにする。なお、ユニット状へと連結する順番は先にホルダー2とアーム3を一体化し、その後ローラー4をアーム3に取り付けても良い。
このように一体ユニット化された保持部20を収納部10の外側に設けた固定部30に取り付ける。固定部30は円筒状をなしホルダー2の取付部23に設けられた取付穴24に対応して設けられており、この固定部30に取付穴24を合わせてネジ止め等により保持部20を固定部30に取り付けることができる。また固定部30に対応して、収納部10には穴11が形成されており、軸部31に装着されたスプリング6により収納部10側へ付勢されたアーム3に取付けられたローラー4が収納部10に表出する。このローラー4は中央に突出形成された回転ピン41を中心に収納部10内で収納部10の深さ方向に回転自在となっている。
この保持部20をカップホルダ1に使用した場合について説明する。収納部10の上方からペットボトル等の容器が挿入されると、容器の底部が収納部10内に突出しているローラー4の一部に当接する。更に容器が挿入されると、ローラー4との接点を介してアーム3に挿入力が伝わり、アーム3を収納部10の方向へ付勢するスプリング6が圧縮され、アーム3は連結ピン5を中心にして収納部10とは反対側へ回動する。この時、ホルダー2のガイド溝22内において収納部10側(前端部とする)に位置しているガイドピン33が、ガイド溝22に沿って収納部10とは反対側の溝端部(後端部とする)にまで移動して、アーム3の回動を誘導する。容器が挿入された状態を図5に示す。アーム3の回動量はホルダー2に回転部32が当接することで規制されており、自在な回動は抑制される。この容器の挿入に伴い、ローラー4が回動ピン41を中心に下方向へ回転する力が生じるため、挿入荷重を低減することもできる。挿入された容器はその側壁をスプリング6により付勢されたアーム3及びローラー4により確実に保持される。また、この保持構造が収納部10の側壁に沿って、対となって複数設けられているため一層保持力を高めることができる。この保持構造によると、挿入される容器の大きさに応じてスプリング6の圧縮量及びアーム3の回動量が調整されるので、様々な大きさの容器にフレキシブルに対応することができる。また、アーム3の回動方向を軸部を中心とした回転方向に変換できるので、ホルダー2を必要最低限の大きさとすることができ、保持構造を従来のものより小さくすることができる。更に、挿入の際にローラー4が下方へ回転するので挿入荷重を下げることができる。
一方、収納された容器を抜き出す場合には、挿入された容器により作用していたスプリング6の圧縮が開放され、アーム3が連通ピン5を中心に収納部10側へ回動する。この時、後端部に位置するガイドピン33がガイド溝22に沿って前端部に移動し、アーム3の回動をガイドする。アーム3が回動するのと同時にローラー4が上方へ回転して容器の側面を押し上げるので抜き出し作業も楽に行なうことができる。
また、容器の側面に凹部があり、容器の抜き出し時、凹部に保持部20が引っかかった場合につき説明する。凹部内に付勢されたアーム3及びローラー4が嵌まった状態で、更に引き抜きを継続すると、凹部の下側面とローラー4が当接し、アーム3をスプリング6の圧縮方向へ押し込む力が発生すると共に、ローラー4の回転ピン41に引抜力が伝達され、ローラー4自身の上方への回転力が発生し、ローラー4が凹部との当接面を滑るように回転することにより引っかかり係合を解除できる。よって、凹部を有する容器であってもスムーズに抜き出すことができる。
以上、説明してきたように本発明の保持構造によると、ユニット状の保持構造を取付けることで様々なカップホルダーに適用でき汎用性が高く、使い勝手の良いものとすることができる。また、アームの回動方向を軸部を中心とした回転方向に変換できるので、ホルダーを必要最低限の大きさとすることができ、従来の保持構造より小さくすることができる。実施例においては回転部材を円形のローラーとしたが、これに限られるものではなく、深さ方向に回転することのできるものであれば、例えば多角形形状のものであっても良い。
本発明の保持構造を備えたカップホルダの斜視図である。 本発明の保持構造を備えたカップホルダの側面図である。 図1のA−A断面図である。 本発明の保持構造の分解図である。 本発明の保持構造を備えたカップホルダの使用状態を示す。 従来技術の保持装置。
符号の説明
1・・・カップホルダ、11・・・穴、10・・・収納部、20・・・保持部、30・・・固定部、2・・・ホルダー、3・・・アーム、4・・・ローラー、5・・・連結ピン、6・・・スプリング


Claims (2)

  1. 容器を収納するカップホルダの保持構造において、
    容器を収納する収納部と、
    収納部の側壁に設けられた穴から突出して、容器の側面に当接し、容器を保持する保持部とからなり、
    前記保持部は収納部の外側に配置されるホルダーと、下端部がスプリングを介してホルダーに軸支される軸部を有するアームと、前記アームの上端部に収納部の深さ方向に回転自在に保持された回転部材とよりなり、
    前記ホルダーには軸部を中心とした円周に沿って湾曲形成されたガイド溝が設けられており、一方前記アームにはガイドピンが設けられており、前記アームがガイド溝に沿って軸部を中心に回動可能であることを特徴とする保持構造。
  2. 前記アームの軸部にはホルダーに設けられた挿入孔と連通可能に貫通した軸穴が設けられており、挿入孔と軸穴とに連結ピンが挿入されてアームがホルダーに軸支されることを特徴とする請求項1に記載の保持構造。


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