JP2009214645A - 小物入れ - Google Patents

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Abstract

【課題】蓋体が開口部を開放した状態で、載置部が開口部内へ後退しないようにすることにより、載置部に載置、収容させた物、および、載置部に載置、収容させる物の出し入れを確実に行うことのできる小物入れを提供する。
【解決手段】インナパネル11の支軸14に揺動自在に軸支された蓋体41がインナパネル11の開口部12を開閉するのに連動して載置部31が開口部12内を進退する小物入れBにおいて、蓋体41が開口部12を開放した状態で、開口部12内を前進した載置部31が開口部12内へ後退するのを阻止する載置部ロック機構51(弾性ロック爪26、後側開口(被係合部)、ストッパ46)を設けた。
【選択図】図8

Description

この発明は、例えば、自動車に設けられている小物入れに関するものである。
上記した小物入れとして、インナパネルの支軸に揺動自在に軸支された蓋体がインナパネルの開口部を開閉するのに連動して載置部が開口部内を進退する構成のものが提案されている(例えば、特許文献1参照。)。
この小物入れは、蓋体を揺動させて開口部を開放させると、載置部が開口部内をその開放端へ向かって前進し、載置部の前端部(一部)が開口部(開口端)から突出するので、載置部に載置、収容させた物、および、載置部に載置、収容させる物の出し入れが行い易くなる。
実公平3−5482号公報
しかしながら、蓋体を揺動させて開口部を開放させ、載置部の前端部が開口部から突出した状態で、開口部から前端部を突出させた載置部が開口部内へ後退するのを阻止する機構(載置部ロック機構)が設けられていないので、載置部に物を載置、収容させる際、載置部に物が当たると、載置部が開口部内へ後退し、載置部に物を載置、収容させることができなくなる恐れがある。
この発明は、上記したような不都合を解消するためになされたもので、蓋体が開口部を開放した状態で、載置部が開口部内へ後退しないようにすることにより、載置部に載置、収容させた物、および、載置部に載置、収容させる物の出し入れを確実に行うことのできる小物入れを提供するものである。
この発明は、以下のような内容である。
(1)揺動自在に軸支された蓋体が開口部を開閉するのに連動して載置部が前記開口部内を進退する小物入れにおいて、前記蓋体が前記開口部を開放した状態で、前記開口部内を前進した前記載置部が前記開口部内へ後退するのを阻止する載置部ロック機構を設けたことを特徴とする。
(2)(1)に記載の小物入れにおいて、前記載置部ロック機構が、前記載置部の進退を案内する案内部に設けられた弾性ロック爪と、前記載置部に設けられ、前記弾性ロック爪が係合する被係合部と、前記蓋体に設けられ、前記弾性ロック爪に接するストッパとで構成され、前記蓋体が前記開口部を開放し、前記載置部が前記開口部内を前進した状態で、前記弾性ロック爪が前記被係合部に係合し、かつ、前記弾性ロック爪がロック解除方向へ撓むのを阻止するように前記ストッパが前記弾性ロック爪に接することを特徴とする。
(3)(2)に記載の小物入れにおいて、前記蓋体に凹部を有する箱部が一体的に設けられ、この箱部に前記ストッパが設けられていることを特徴とする。
(4)(1)から(3)のいずれか1つに記載の小物入れにおいて、前記載置部に、自動料金収受用車載装置を載置、収容したことを特徴とする。
この発明によれば、蓋体が開口部を開放した状態で、開口部内を前進した載置部が開口部内へ後退するのを阻止する載置部ロック機構を設けたので、そして、載置部ロック機構を、載置部の進退を案内する案内部に設けられた弾性ロック爪と、載置部に設けられ、弾性ロック爪が係合する被係合部と、蓋体に設けられ、弾性ロック爪に接するストッパとで構成し、蓋体が開口部を開放し、載置部が開口部内を前進した状態で、弾性ロック爪が被係合部に係合し、かつ、弾性ロック爪がロック解除方向へ撓むのを阻止するようにストッパが弾性ロック爪に接するので、蓋体が開口部を開放した状態で、開口部内を前進した載置部に物が当たっても、載置部が開口部内へ後退しなくなるため、載置部に載置、収容させた物、および、載置部に載置、収容させる物の出し入れを確実に行うことができる。
さらに、蓋体に凹部を有する箱部が一体的に設けられ、この箱部にストッパが設けられているので、ストッパの強度(支持強度)を確保することができるため、載置部ロック機構の機能を確実に発揮させることができる。
そして、載置部に、自動料金収受用車載装置を載置、収容したので、自動料金収受用車載装置内へカードを確実に挿入させることができ、また、蓋体で開口部を閉塞することによって外部から小物入れ内の自動料金収受用車載装置が見えなくなるため、車上荒らしなどによって自動料金収受用車載装置が盗まれるのを防ぐことができる。
以下、この発明の実施例を図に基づいて説明する。
図1はこの発明の一実施例である小物入れの斜視図、図2は図1に示したインナパネルの斜視図、図3(a)は図1に示した小物入れを構成するケースの斜視図、図3(b)は図3(a)に示したケースに設けられた弾性ロック爪の平面拡大図、図3(c)は図3(b)のC−C線による拡大断面図、図4(a)は図1に示した小物入れを構成する載置部の上側斜視図、図4(b)は図4(a)に示した載置部の下側斜視図、図5(a)は図1に示した蓋体の斜視図、図5(b)は図5(a)に示した蓋体の部分拡大斜視図、図6〜図11は動作説明図である。
なお、図6は蓋体が開口部を閉塞した状態を示し、図7は蓋体が開口部を開放する途中の状態を示し、図8は蓋体が開口部を全開した状態を示し、図9は蓋体が開口部を全開した状態における、載置部ロック機構を構成する弾性ロック爪、後側開口、ストッパの位置関係を示し、図10は蓋体が開口部を閉塞する途中の状態を示し、図11は蓋体が開口部を閉塞した状態を示している。
そして、図6〜図11は、蓋体のみが非断面として図示されている。
この発明の一実施例である小物入れBは、開口部12を有する筐体またはハウジングとしての、車室内に設けられるインナパネル11(図2参照。)と、このインナパネル11の裏側(後側)に取り付けられる案内部としてのケース21(図3参照。)と、このケース21内に収容され、ケース21内、すなわち、インナパネル11の開口部12内を進退する載置部31(図4参照。)と、インナパネル11に揺動自在に軸支され、開口部12を開閉する蓋体41(図5参照。)とで構成されている。
そして、小物入れBには、蓋体41がインナパネル11の開口部12を開放した状態で、開口部12内をその開口端12e(開口部12の開口が始まる端。)へ向かって前進し、開口部12から前端部(一部)が突出した載置部31が開口部12内へ後退するのを阻止する載置部ロック機構51(図8および図9参照。)が設けられている。
上記したインナパネル11は、例えば、合成樹脂で構成され、図2に示すように、開口部12が設けられている。
そして、インナパネル11には、ケース21を取り付けるため、開口部12の裏側(後側)に開口部12の形状よりも僅かに大きな形状の被取付部13(図2においては、右側側壁部分の図示が省略されている。)が後側へ向けて設けられるとともに、開口部12の裏側(後側)の下側左右に、開口部12内へ突出する支軸14(図2において、図示が省略されているので、図6参照。)がそれぞれ設けられている。
上記したケース21は、例えば、合成樹脂で構成され、図3(a)に示すように、前面が開放した箱形のケース本体22と、このケース本体22の上側後端から立ち上がった後に前方へケース本体22との間に所定の間隔(インナパネル11の被取付部13の天井部が挿入できる間隔。)を有してL字状に延びる取付部27とで構成されている。
そして、ケース本体22には、左右の側壁に、載置部31の前進位置位置決めストッパしての、前後方向へ延びる長方形状の開口23がそれぞれ設けられ、底の中央に、前端から後側へ向かって、載置部31の従動部33が移動可能な切欠24が設けられ、底の切欠24の左右に、ケース本体22内へ前端上部が僅かに突出するとともに、ケース本体22の下側へ突出する弾性ロック爪26(図3(b),(c)をも参照。)がそれぞれ設けられている。
なお、切欠24の前端部分の縁は、載置部31の従動部33が通過できるように、下側へ垂れ下がるU字状連結部25で連結されている。
上記した載置部31は、例えば、合成樹脂で構成され、ETCと称される自動料金収受用車載装置61(図8参照。)を載置、収容するもので、図4(a)に示すように、前面および天井部(上面)が開放し、ケース本体22内を前進したり後退する直方体状の箱形とされている。
そして、載置部31には、左右の側壁に、前端の係合爪部32nが側壁の外側へ突出してケース本体22の左右の開口23内を進退(前後動)する弾性ストッパ爪32がそれぞれ設けられ、下面の中央後方に、ケース本体22の切欠24内を進退(前後動)する従動部33(図4(b)をも参照。)が設けられ、底の従動部33の左右でケース本体22の弾性ロック爪26に対応する前後方向の位置の、前側に前側被係合部としての矩形(正方形状。)の前側開口34(図4(b)をも参照。)がそれぞれ設けられるとともに、底の従動部33の左右でケース21の弾性ロック爪26に対応する前後方向の位置の、前側開口34よりも所定長後側に後側被係合部としての矩形(前後に長い長方形状。)の後側開口35(図4(b)をも参照。)がそれぞれ設けられている。
なお、従動部33は、図4(b)に示すように、下側へ開放した前後に長い矩形状の箱形とされ、前側側壁33fが下側へ長く突出し、後側側壁33rが前側側壁33fよりも短い長さで下側へ突出している。
上記した蓋体41は、例えば、合成樹脂で構成され、図5(a)に示すように、インナパネル11の開口部12を開閉する、取っ手としての開口42oが上側(上方)中央部に設けられた蓋体本体42と、この蓋体本体42の裏側(後側)に一体的に設けられた、例えば、コインケースとして使用可能な天井部(上面)が開放した凹部43dを有する箱部43とで構成されている。
そして、箱部43には、底の下側左右端に、側面視下側へ開放したC字形で、インナパネル11の支軸14を保持する支軸保持部44(左側の支軸保持部44は図示が省略されている。)が設けられ、後端上側中央に、載置部31の従動部33内で移動して前側側壁33fまたは後側側壁33rを押す駆動突出部45(図5(b)をも参照。)が設けられ、後端上側の駆動突出部45の左右に、ケース本体22の弾性ロック爪26の位置に対応させてストッパ46(図5(b)をも参照。)がそれぞれ設けられている。
なお、駆動突出部45の上端およびストッパ46の上端は、前側から後側へ向かって下降する傾斜面とされている。
上記した載置部ロック機構51は、ケース21(ケース本体22)に設けられた弾性ロック爪26と、載置部31に設けられた後側開口35(被係合部)と、蓋体41(箱部43)に設けられたストッパ46とで構成されている。
次に、小物入れBの組立の一例を簡単に説明する。
まず、ケース本体22内へ載置部31を後側から挿入するとともに、切欠24内へ従動部33を後側側壁33r側から挿入する。
この状態で、載置部31をケース本体22内へ押し込むと、各弾性ロック爪26が載置部31の後端下側で押されて下側へ撓み、また、弾性ストッパ爪32の係合爪部32nがケース本体22の左右の側壁でケース本体22内へ押されることにより、弾性ストッパ爪32がケース本体22の内側へ入るように撓むので、ケース本体22内へ載置部31をさらに押し込むことができる。
そして、各弾性ロック爪26が対応する後側開口35と対向すると、各弾性ロック爪26が自身の弾性で元の状態へ復帰するので、各弾性ロック爪26が対応する後側開口35内へ突入する。
また、各係合爪部32nの前端が対応する開口23と対向すると、各弾性ストッパ爪32が自身の弾性で元の状態へ復帰するので、各係合爪32nが対応する開口23内へ突入する。
このように、各弾性ロック爪26が対応する後側開口35内へ突入するとともに、各係合爪32nが対応する開口23内へ突入すると、各弾性ロック爪26が後側開口35の後端縁に当たり(接し)、また、各係合爪部32nが開口23の前端縁に当た(接す)るので、載置部31がケース本体22から抜け出なくなる。
この状態で、載置部31をさらにケース本体22内へ押し込むと、各弾性ロック爪26が後側開口35の前端縁で押されて下側へ撓み、また、各係合爪部32nが対応する開口23内を後退するので、ケース本体22内へ載置部31をさらに押し込むことができる。
そして、各弾性ロック爪26が対応する前側開口34と対向すると、各弾性ロック爪26が自身の弾性で元の状態へ復帰するので、各弾性ロック爪26が対応する前側開口34内へ突入する。
このように、各弾性ロック爪26が対応する前側開口34内へ突入すると、各弾性ロック爪26が前側開口34の後端縁に当た(接す)るので、載置部31がケース本体22から抜け出なくなる。
なお、この状態で、載置部31はケース本体22内に収容される。
このように、載置部31を収容したケース21のケース本体22と取付部27との間へインナパネル11に設けた被取付部13の天井部を後側から挿入し、ケース本体22の前端および取付部27の前端をインナパネル11の後側に突き当てた後、例えば、数本(2本以上。)の図示を省略した取付ビスを取付部27の上側から被取付部13の天井部へとねじ込んで係合させることにより、インナパネル11にケース21を取り付けることができる。
次に、インナパネル11に設けた開口部12の前側から蓋体41の箱部43を下側から挿入し、各支軸保持部44に対応する支軸14を保持させ、インナパネル11に対して蓋体41を揺動自在に取り付ける。
そして、支軸14を中心にして蓋体41を揺動(回動)させて開口部12内へ押し込むと、駆動突出部45が従動部33の前側側壁33fの前側を押し、各係合爪部32nが開口23で案内されるので、載置部31がケース本体22内を後退し、載置部31の後端がケース本体22の後壁に突き当たる。
この状態で、蓋体41をさらに揺動(回動)させて開口部12内へ押し込むと、駆動突出部45が従動部33の前側側壁33fを後側へ撓ませ、駆動突出部45が前側側壁33fを乗り越えるので、駆動突出部45が従動部33の後側側壁33rに突き当たるまで蓋体41を揺動(回動)させることができ、図1および図6に示すように、蓋体41が開口部12を閉塞した状態に小物入れBを組み立てることができる。
なお、図1および図6に示すように、小物入れBを組み立てると、図示を省略した蓋体ロック機構がロック状態となり、蓋体41が勝手に開放するのを阻止する。
次に、小物入れBの動作を簡単に説明する。
まず、図6の状態において、蓋体本体42の開口42oに、例えば、人差し指を差し込んで蓋体41を前側に引っ張ると、図示を省略した蓋体ロック機構がアンロック状態となるので、蓋体41を、開口部12を開放させる方向へ揺動(回動)させることができる。
このように、蓋体41を、開口部12を開放させる方向へ揺動させると、駆動突出部45が従動部33の前側側壁33fの後側に突き当たり、駆動突出部45が前側側壁33fを前側へ押すので、各弾性ロック爪26が対応する前側開口34の後端縁で押されて下側へ撓むため、係合爪部32nが開口23で案内されて蓋体41を開放させることができ、図7に示すように、載置部31を、開口部12内(ケース21内)を前進させることができる。
そして、蓋体41を、さらに開口部12を開放させる方向へ揺動させると、ケース本体22の各側壁に設けられている開口23の前端に載置部31に設けられた弾性ストッパ爪32を構成する係合爪部32nの前端が突き当たり、図8に示すように、蓋体41が開口部12を全開し、載置部31の前端部(一部)が開口端12eから突出した状態となる。
このように、蓋体41が開口部12を全開した状態になると、図9に示すように、各弾性ロック爪26が対応する後側開口35と対向し、各弾性ロック爪26が自身の弾性で元の状態へ復帰して対応する後側開口35内へ突出するとともに、各ストッパ46が対応する弾性ロック爪26の下端に当たり、弾性ロック爪26がロック解除(アンロック)方向へ撓むのを阻止し、載置部ロック機構51がロック状態になる。
この状態で、載置部31をケース本体22内へ押し込んでも、各後側開口35の前端縁が対応する弾性ロック爪26を押し下げようとするものの、各弾性ロック爪26がロック解除(アンロック)方向へ撓むのを対応するストッパ46で阻止されているので、開口部12内を開口端12eへ向かって前進し、開口部12から前端部が突出した載置部31に物が当たっても、載置部31が開口部12内へ後退しなくなるため、図8に示すように、載置部31に自動料金収受用車載装置61を確実に載置、収容させたり、載置部31に載置、収容させた自動料金収受用車載装置61内へカードを確実に挿入させることができる。
また、蓋体41に設けた凹部43dを、コインケースまたは小物入れBとして使用することができる。
次に、図8に示す状態から蓋体41を、開口部12を閉塞させる方向へ揺動させると、図10に示すように、駆動突出部45が従動部33の前側側壁33fの後側から離れて後側側壁33rの前側に突き当たるととも、各ストッパ46が対応する弾性ロック爪26の下端から後側へ後退する。
したがって、各部が前述した説明と反対に動作することにより、図11に示すように、開口部12内に自動料金収受用車載装置61を収納させることができるとともに、開口部12を蓋体41で閉塞することができる。
上述したように、この発明の一実施例によれば、蓋体41が開口部12を開放した状態で、開口部12内を開口端12eへ向かって前進し、開口部12から前端部が突出した載置部31が開口部12内へ後退するのを阻止する載置部ロック機構51を設けたので、そして、載置部ロック機構51を、載置部31の進退を案内するケース21に設けられた弾性ロック爪26と、載置部31に設けられ、弾性ロック爪26が係合する後側開口35と、蓋体41に設けられ、弾性ロック爪26に接するストッパ46とで構成し、蓋体41が開口部12を開放し、載置部31が開口部12内を前進した状態で、弾性ロック爪26が後側開口35の前端縁に係合し、かつ、弾性ロック爪26がロック解除方向へ撓むのを阻止するようにストッパ46が弾性ロック爪26に接するので、蓋体41が開口部12を開放した状態で、開口部12内を前進した載置部31に物が当たっても、載置部31が開口部12内へ後退しなくなるため、載置部31に載置、収容させた物、および、載置部31に載置、収容させる物の出し入れを確実に行うことができる。
さらに、蓋体41に凹部43dを有する箱部43が一体的に設けられ、この箱部43にストッパ46が設けられているので、ストッパ46の強度(支持強度)を確保することができるため、載置部ロック機構51の機能を確実に発揮させることができる。
そして、載置部31に、自動料金収受用車載装置61を載置、収容したので、自動料金収受用車載装置61内へカードを確実に挿入させることができ、また、蓋体41で開口部12を閉塞することによって外部から小物入れB内の自動料金収受用車載装置61が見えなくなるため、車上荒らしなどによって自動料金収受用車載装置61が盗まれるのを防ぐことができる。
上記した実施例では、載置部31の前進位置を、係合爪部32nが突き当たる開口23の前端縁で位置決めする例を示したが、同様に機能する他の構成、例えば、案内部に設けた係合部が載置部に設けた被係合部に係合する構成であってもよい。
また、蓋体41が開口部12を開放した状態で、載置部31が開口部12(前端部12e)から前端部を突出する例を示したが、蓋体が開口部を開放した状態で、載置部は必ずしも開口部(前端部)から前端部が突出しなくてもよい。
また、蓋体41の取っ手を、出っ張りのない開口42oとした例を示したが、通常の取っ手としてもよい。
この発明の一実施例である小物入れの斜視図である。 図1に示したインナパネルの斜視図である。 (a)は図1に示した小物入れを構成するケースの斜視図、(b)は図3(a)に示したケースに設けられた弾性ロック爪の平面拡大図、(c)は図3(b)のC−C線による拡大断面図である。 (a)は図1に示した小物入れを構成する載置部の上側斜視図、(b)は図4(a)に示した載置部の下側斜視図である。 (a)は図1に示した蓋体の斜視図、(b)は図5(a)に示した蓋体の部分拡大斜視図である。 動作説明図である。 動作説明図である。 動作説明図である。 動作説明図である。 動作説明図である。 動作説明図である。
符号の説明
B 小物入れ
11 インナパネル(筐体またはハウジング)
12 開口部
12e 開口端
13 被取付部
14 支軸
21 ケース(案内部)
22 ケース本体
23 開口(前進位置位置決めストッパ)
24 切欠
25 U字状連結部
26 弾性ロック爪(載置部ロック機構)
27 取付部
31 載置部
32 弾性ストッパ爪
32n 係合爪部
33 従動部
33f 前側側壁
33r 後側側壁
34 前側開口(前側被係合部)
35 後側開口(後側被係合部、被係合部、載置部ロック機構)
41 蓋体
42 蓋体本体
42o 開口(取っ手)
43 箱部
43d 凹部
44 支軸保持部
45 駆動突出部
46 ストッパ(載置部ロック機構)
51 載置部ロック機構
61 自動料金収受用車載装置(ETC)

Claims (4)

  1. 揺動自在に軸支された蓋体が開口部を開閉するのに連動して載置部が前記開口部内を進退する小物入れにおいて、
    前記蓋体が前記開口部を開放した状態で、前記開口部内を前進した前記載置部が前記開口部内へ後退するのを阻止する載置部ロック機構を設けた、
    ことを特徴とする小物入れ。
  2. 請求項1に記載の小物入れにおいて、
    前記載置部ロック機構が、前記載置部の進退を案内する案内部に設けられた弾性ロック爪と、前記載置部に設けられ、前記弾性ロック爪が係合する被係合部と、前記蓋体に設けられ、前記弾性ロック爪に接するストッパとで構成され、
    前記蓋体が前記開口部を開放し、前記載置部が前記開口部内を前進した状態で、前記弾性ロック爪が前記被係合部に係合し、かつ、前記弾性ロック爪がロック解除方向へ撓むのを阻止するように前記ストッパが前記弾性ロック爪に接する、
    ことを特徴とする小物入れ。
  3. 請求項2に記載の小物入れにおいて、
    前記蓋体に凹部を有する箱部が一体的に設けられ、この箱部に前記ストッパが設けられている、
    ことを特徴とする小物入れ。
  4. 請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の小物入れにおいて、
    前記載置部に、自動料金収受用車載装置を載置、収容した、
    ことを特徴とする小物入れ。
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