JP2006068173A - ゲーム装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 メダル投入口から投入されたメダルが通過する経路に対するメンテナンス作業を容易にすること。
【解決手段】 メダルゲーム装置1は、支持機構50を備える。この支持機構50は、操作部40の左右後端から奥側に向かって延在するように固定された一対の支持アーム部材51と、筐体10の左右の側壁の内側にそれぞれ設けられ、各支持アーム部材51を前後方向に移動可能に支持するガイドレール53とを有している。ガイドレール53は、支持アーム部材51をその長手方向に沿って滑動させることで、当該支持アーム部材51を介して操作部40を筐体10の手前側に引き出し可能にしている。
【選択図】図3

Description

本発明は、メダル(100円玉や50円玉といったコインを含む意。)を投入してゲームを楽しむゲーム装置に関する。
従来から、メダル投入口からメダルを投入してゲームフィールド上にメダルを落下させ、プッシャープレートの往復動によって押されてゲームフィールドから落下したメダルをプレイヤに払い出す、所謂プッシャー型のメダルゲーム装置が知られている(特許文献1参照。)。
特許3527722号公報
ところで、前述のようなメダルゲーム装置では、メダル投入口等を有する操作部は、筐体に対して固定的に形成されるものであった。このため、メダル投入口から投入されるメダルの通過経路内にメダルが詰まった際の除去作業や、前述の通路内に溜まった塵芥等のゴミの清掃作業といったメンテナンス作業は、例えば筐体下部等に設けられた扉を開けて筐体内部を覗き込み、不安定な姿勢で行う必要があり作業が容易ではなかった。
本発明は、上記した従来の事情に鑑みて為されたものであり、メダル投入口から投入されたメダルが通過する経路に対するメンテナンス作業を容易にすることを目的とする。
以上の課題を解決するための第1の発明のゲーム装置は、
メダル収容部(例えば、図2に示す投入メダル収容部60)が内部に配置された筐体(例えば、図1に示す筐体10)と、
メダル投入口(例えば、図1に示すメダル投入口43)とメダル貯留部(例えば、図1に示すメダル貯留部41)とを有し、前記メダル収容部より高い位置で前記筐体に設けられた操作部(例えば、図1に示す操作部40)と、
を備え、前記操作部が前記筐体から引き出し可能に構成され、引き出された時に前記メダル投入口から前記メダル収容部に至るメダル収容経路(例えば、図3に示す投入メダルガイド71)が露出するように前記操作部に固定されているものである。
この第1の発明によれば、操作部を筐体から引き出すことにより、メダル投入口からメダル収容部に至るメダル収容経路を露出させることができる。したがって、メダル投入口からメダル収容部に至るメダル収容経路に詰まったメダルの除去作業、或いはメダル収容経路に溜まった塵芥等のゴミの清掃作業といったメンテナンス作業を容易にすることができる。尚、本願におけるメダルとは、100円玉や50円玉といったコインを含む意味である。
第2の発明は、第1の発明のゲーム装置であって、
前記操作部は、一端が前記メダル投入口と連通し、前記一端から他端に向けて漸次下方に傾斜した投入メダルガイド(例えば、図3に示す投入メダルガイド71)を有し、
前記筐体には、一端から、前記メダル収容部と連通する他端に向けて漸次下方に傾斜した搬送通路(例えば、図3に示す搬送通路73)が設けられ、
前記投入メダルガイドの他端が前記搬送通路の一端より高い位置に設けられ、前記操作部の全閉状態時に、前記投入メダルガイドの他端が前記搬送通路の一端の上方近接位置に位置し、前記操作部の引き出し時に前記投入メダルガイドと前記搬送通路とが離隔するものである。
この第2の発明によれば、操作部の全閉状態時には、メダル投入ガイド及び搬送通路によりメダル投入口から投入されたメダルをメダル収容部まで案内・収容することができる。そして、操作部の引き出し時には、前述のメダル投入ガイドを露出させることができる。したがって、メダル投入口に連通したメダル投入ガイドに詰まったメダルの除去作業、或いはメダル投入ガイド内に溜まった塵芥等のゴミの清掃作業といったメンテナンス作業を容易にすることができる。
第3の発明は、第2の発明のゲーム装置であって、
前記投入メダルガイドは、メダル選別機構を有するものである。
この第3の発明によれば、投入口から投入されるメダルを選別することができる。
第4の発明は、第3の発明のゲーム装置であって、
前記メダル選別機構は、メダルの端部を支持するための対向溝を少なくとも一方のレールが有する一対のレール(例えば、図4に示すガイド枠711,713)を備えて構成され、レール間で支持可能な直径のメダルのみを滑降させ、レール間で支持不可能な直径のメダルをレール間から落下させることでメダルを選別するものである。
この第4の発明によれば、メダル投入口から投入された、前記一対のレール間で支持可能な直径より小さな直径のメダルをレール間から落下させることで、メダルを選別することができる。
第5の発明は、第4の発明のゲーム装置において、
前記一対のレールは、レール間の長さを調整可能に構成されているものである。
この第5の発明によれば、メダル選別機構が有する一対のレール間の長さを調整することにより、メダルを選別することができる。
第6の発明は、第1〜第5の発明であって、
異なるメダルの厚みに対応する複数の孔又は切欠きでなる間隙形成部(例えば、図5に示す間隙形成部91a,91b)を有する通過規制部材(例えば、図5に示す通過規制部材90)を位置決め可能に設けて備え、前記間隙形成部によって前記メダル投入口が形成されるものである。
この第6の発明によれば、通過規制部材が有する、異なるメダルの厚みに対応する複数の孔又は切欠きでなる間隙形成部のうち、一の間隙形成部を位置決めすることによって、メダル投入口を形成することができる。したがって、メダル投入口から投入可能なメダルの厚み及び径を簡単に規制することができ、不正なメダルの使用を防止することができる。
第7の発明は、第6の発明のゲーム装置であって、
前記通過規制部材は複数の前記間隙形成部を所定方向に隣接した位置に有し、当該所定方向にスライドすることで前記位置決めがなされるものである。
この第7の発明によれば、通過規制部材を所定方向にスライドさせることにより、一の間隙形成部を位置決めすることができる。したがって、通過規制部材をスライドさせて位置決めすることで、メダル投入口から投入可能なメダルの厚み及び径を簡単に規制することができ、不正なメダルの使用を防止することができる。
第8の発明は、第7の発明のゲーム装置であって、
前記操作部の上面には、メダルの自重により前記メダル投入口への連続したメダルの投入を可能とするためのスロープ(例えば、図1に示すスロープ47)が形成されており、
前記間隙形成部は切欠きでなり、
前記通過規制部材は前記スロープの上面に沿ってスライドすることで前記位置決めがなされ、
前記間隙形成部の切欠きと前記スロープの上面とが前記メダル投入口の側面を形成するものである。
この第8の発明によれば、間隙形成部の切欠きと、メダルが投入されるスロープの端面とでメダル投入口を形成することができる。
本発明によれば、操作部を筐体から引き出すことにより、メダル投入口からメダル収容部に至るメダル収容経路を露出させることができる。したがって、メダル投入口からメダル収容部に至るメダル収容経路に詰まったメダルの除去作業、或いはメダル収容経路に溜まった塵芥等のゴミの清掃作業といったメンテナンス作業を容易にすることができる。
以下、図面を参照して、本発明の一実施形態例について説明する。尚、本実施形態は、本発明のゲーム装置をメダルゲーム装置に適用した場合の実施形態である。
図1は、メダルゲーム装置1の正面概観図、図2は、メダル投入口43から投入されるメダルMの通過経路に沿った筐体10の要部縦断面図、図3は、筐体10の右側側面を切り欠いた説明図、図4(a)は、メダル投入口43の周辺を示す操作部40の要部上面図である。このメダルゲーム装置1は、所謂プッシャー型と呼ばれるメダルゲーム装置である。
先ず、メダルゲーム装置1の概略構成について説明する。メダルゲーム装置1の筐体10は、基台20上に、内部にゲーム空間SPを形成する遊戯部30が設けられ、遊戯部30の下方手前側、すなわち基台20の手前側面部に操作部40を備えて形成されている。遊戯部30の表面はガラス窓で形成されており、このガラス窓でゲーム空間SPと外空間との間が仕切られている。尚、以下の説明における方向は、ゲームプレイを行うプレイヤの視点に立った方向を指すものとし、図1の上下左右方向を上下左右方向、メダルゲーム装置1の操作部40側を手前側、メダルゲーム装置1の背面側を奥側として説明する。
操作部40は、メダルMを貯留するメダル貯留部41と、メダルMを投入するメダル投入口43とを有し、メダル貯留部41の奥側には、筐体10内のメダルMを払い出すための払出口45が設けられている。そして、操作部40の左右の側部上面には、メダル投入口43にメダルMを案内する下降勾配のスロープ47が形成されており、このスロープ47により、メダル投入口43への連続したメダルMの投入を可能としている。
ゲーム空間SPの奥側上部には、ゲーム盤面310が略垂直に配置され、ゲーム盤面310の中央には、ゲームの進行状況に応じたゲーム画面を表示する表示部311が設けられている。また、表示部311を挟んでゲーム盤面310の左右上部には、メダルMを放出する2つの放出口313が設けられ、その放出口313の下には、上下方向の動作により放出されたメダルMの進路を変化させる可動式フリッパー315がそれぞれ設けられている。
ゲーム盤面310の下方には、ゲーム盤面310の下端に連接するゲーム盤面330が、奥側から手前側に向けて下向きに傾斜する姿勢で配置されている。ゲーム盤面330の下方には、メダルMの進路を変更させるための複数のピン331a,331bが植設された回転円盤331が設けられている。ゲーム盤面330の傾斜面を落下したメダルMは、回転円盤331に到達すると回転円盤331の回転動作及びピン331a,331bにより、進路変更されながら回転円盤331上を通過する。
回転円盤331の下方手前側には、傾斜面部351と、複数の入賞口353とを有するチャッカー部350が、回転円盤331から所定間隔離れて配置されている。このチャッカー部350は、複数の入賞口353から進入したメダルMの通過をそれぞれ検知するための通過センサ(図示せず)を備えており、メダルMの通過が検出された入賞口の種類やメダルMの通過枚数に応じてプレイヤに特典(例えば、各種イベントの発生)が付与されることとなる。回転円盤331上を通過したメダルMは、チャッカー部350の傾斜面部351に沿って入賞口353に進入するか、入賞口353を外れ傾斜面部351に沿って落下する。或いは、チャッカー部350の傾斜面部351に到達せずに、回転円盤331の側端や回転円盤331とチャッカー部350との隙間から落下する。
ゲーム空間SPの底部には、一定速度で前後方向に往復動を行うプッシャープレート371を有するメダル載置用のゲームフィールド370が設けられている。プッシャープレート371は、ゲームフィールド370上に水平に設置された板状のものであり、ゲーム空間SPを落下してきたメダルMが上面に載置される。このプッシャープレート371は、ゲームフィールド370に落下したメダルMを前方側(手前側)に押し出して、該ゲームフィールド370に載置されたメダルMを玉突き状態として入賞メダルダクト(図示せず)に落下させる。入賞メダルダクトに落下したメダルMは、筐体10内部に設けられた払出路(図示せず)を通って、払出口45からメダル貯留部41に払い出される。尚、入賞メダルダクトに落下したメダルMをカウントし、カウント数に応じたメダルMを払出口45からメダル貯留部41に払い出す払出手段(例えば、ホッパー)を設けてもよい。
また、ゲーム空間SPの中央右側には、ボーナスメダルMを払い出すためのメダルシュータ390が設けられている。このメダルシュータ390は、ゲーム空間SPの上部右奥側から湾曲・傾斜して形成され、メダルシュータ390の先端部がゲームフィールド370の上方に位置するように配置されている。ゲームの進行に応じてメダルシュータ390から払い出されたボーナスメダルMは、プッシャープレート371の上面やゲームフィールド370上に落下する。
次に、メダル投入口43からメダルMが投入されることにより放出口313からメダルMを放出するまでに至る構成について説明する。
係る構成は、操作部40を前後方向に引き出し可能に支持する支持機構50と、メダル投入口43から投入されたメダルMを収容する投入メダル収容部60と、メダル投入口43から投入されたメダルMを投入メダル収容部60へ案内する下降勾配のメダルガイド機構70と、投入メダル収容部60に収容されたメダルMを筐体10上方の放出口313まで搬送する投入メダル搬送機構80と、投入可能なメダルMの厚さ及び径を任意のサイズに設定する通過規制部材90とを備えている。
支持機構50は、操作部40の左右後端から奥側に向かって延在するように固定された一対の支持アーム部材51と、筐体10の左右の側壁の内側にそれぞれ設けられ、各支持アーム部材51を前後方向に移動可能に支持するガイドレール53とを有している。
各支持アーム部材51は長尺板状である。一方各ガイドレール53は、内側に支持アーム部材51を配して支持する例えば断面コ字状のレールであり、筐体10の左右の側壁の内側において、前後方向に沿うように固定される。このガイドレール53は、支持アーム部材51をその長手方向に沿って滑動させることで、当該支持アーム部材51を介して操作部40を筐体10の手前側に引き出し可能にしている。
また、各ガイドレール53には前後方向に沿った長穴531が形成されており、この長穴531に各支持アーム部材51のガイドレール53側の平面にそれぞれ付設された突起511が係合される。したがって、突起511が長穴531の前端部又は後端部に当たることによって、操作部40の前後方向の移動範囲が規制される。この長穴531の位置及び長さは、長穴531の後端部と突起511とが当たる場合に操作部40が全閉状態となり、長穴531の前端部と突起511とが当たる場合には、後述する投入メダルガイド71が全て露出する位置まで操作部40が手前側に引き出されるように、設定される。尚、操作部40の全開状態及び全閉状態時に、その状態を保持するためのロック機構を設けてもよい。
メダルガイド機構70は、操作部40に固定されて支持されるとともに上流側端部がメダル投入口43に連通する投入メダルガイド71と、筐体10本体に固定されて支持されるとともに下流側端部が投入メダル収容部60に連通する搬送通路73と、搬送通路73の上流側端部に設けられた払い落とし部材75とを有し、投入メダルガイド71と搬送通路73とによりメダル収容経路が形成される。また、投入メダルガイド71の下流側端部には投入センサ77が設けられ、この投入センサ77によって、投入メダルガイド71を通過するメダルMが検知される。
投入メダルガイド71は、メダル選別機構を有する。すなわち、投入メダルガイド71は、メダルMの直径方向両端部を個別に支持する一対のガイド枠711,713から構成されている。各ガイド枠711,713は、三枚の長尺状の板を上下に重ね合わせ、間に挟まれた幅の狭い中板を片側に寄せて三枚の板が断面略コ字状となるように配置することで、上下の板の間に溝を形成して成る。尚、図4(a)は、各ガイド枠711,713の上板の図示を省略した図である。
図4(b)は、図4(a)のA−A断面図である。図4(b)に示すように、各ガイド枠711,713は、前述の溝の開口側が互いに対向するように配置されることで対向溝を形成する。そして、この対向溝によってメダルMの直径方向両端部を支持し、当該ガイド枠711,713の長手方向にメダルMを案内する。尚、ガイド枠711及び713の双方が溝を形成している必要はなく、メダルMを支持可能であれば、何れか一方が溝を形成していることとしてもよい。
尚、上記した実施形態では、投入メダルガイド71は、それぞれ三枚の板を上下に重ね合わせて断面略コ字状となるように配置した一対のガイド枠711,713で構成されることとしたが、中板と下板とを一体的に形成し、1枚の上板で上面を覆うこととにより投入メダルガイド71を構成してもよい(図4(c))。
そして、各ガイド枠711,713のうち少なくとも一方のガイド枠(ガイド枠713)については、他方のガイド枠(ガイド枠711)との平行状態を保ちつつその平行間隔を可変する方向に沿って形成された長穴711aに止めネジ711bを挿通させている。この止めネジ711bを緩めることによれば、当該ガイド枠711をその長穴711aに沿って左右方向にスライド移動させることができる。これにより、二つのガイド枠711,713の間を通過するメダルの直径方向の幅を任意に調節することが可能となる。
またこの結果、各ガイド枠711,713の互いの下板の隙間間隔に満たない直径のメダルは、メダル投入口43から投入されても、投入メダルガイド71に沿って案内されることなく下方に落下することとなる。落下したメダルMは投入メダルガイド71の下方に配設されたメダル回収トレー79によって受け止められ回収される。このメダル回収トレー79は、操作部40に固定されており、操作部40を引き出すことにより、メダル回収トレー79内のメダルMを容易に回収することができる。
また、各ガイド枠711,713は、メダル投入口43側である上流側端部のみが操作部40に支持されており、操作部40の全閉状態時において、その下流側端部が搬送通路73の上流側上方近接位置に位置するように操作部40に固定されている。このため、操作部40が引き出された場合には、投入メダルガイド71は、操作部40とともに筐体10の手前側に引き出されて搬送通路73と離隔し、露出する。したがって、メダル投入口43に連通した投入メダルガイド71にメダルMが詰まった際のメダルの除去作業、或いは投入メダルガイド71の対向溝に溜まった塵芥等のゴミの清掃作業といったメンテナンス作業を、容易に行うことができる。
搬送通路73は、メダルMの搬送方向断面が上部を開口した略コ字状を成し、内部をメダルMが移動する。この搬送通路73によって、メダルMは投入メダル収容部60まで案内されて投入メダル収容部60に落下・収容される。
払い落とし部材75は、操作部40の全閉状態時において投入メダルガイド71の下流側端部に対向するように配置され、投入メダルガイド71の下流側端部から滑り出す勢いで放出されるメダルMを、搬送通路73に落下させる。この払い落とし部材75により、投入メダルガイド71から放出されたメダルMが搬送通路73に導かれる。
通過規制部材90は、操作部40の上面に設けられ、投入メダルガイド71の上流側端部と連通するスロープ47の端部に配置されてメダル投入口43を形成する。このメダル投入口43は、メダルMを横にしてスロープ47上を滑らせるようにして投入させるように構成されている。そして、通過規制部材90は、その前端部の端縁下端部をスロープ47の上面に沿わせた状態で、該スロープ47の端部に覆いかぶさるように配置される。
また、通過規制部材90は、その後端部において左右方向に沿って形成された長穴93に挿通する止めネジ95により、操作部40に固定支持されている。これにより、通過規制部材90は、止めネジ95を緩めることにより長穴93に沿って左右方向にスライド移動させることができる。
図5は通過規制部材90の正面図である。図5に示すように、通過規制部材90の前端部は、端縁下端部において左右に隣接した長方形状の切欠きでなる2つの間隙形成部91a,91bを有する。各間隙形成部91a,91bは何れもその切欠きの幅l1,l2が均一であり、切欠きの深さd1,d2がそれぞれ異なるように形成されている。前記切欠きの幅l1,l2は、例えば使用され得る最大のメダルの直径と略同一の長さに設定され、また切欠きの深さd1,d2は、使用され得るメダルの厚みに応じて設定される。
そして、通過規制部材90を左右方向に移動操作することで各間隙形成部91a,91bをメダル投入口43に位置決めすることによって、メダル投入口43が形成される。すなわち、間隙形成部91a又は91bと、スロープ47の上面とがメダル投入口43の側面を形成する。先ず、何れかの間隙形成部91a,91bをスロープ47の上面に沿って左右方向にスライドさせる。そして、スロープ47の側壁47a又は47b端部で、間隙形成部91a,91bの開口の長さを決定する。これにより、スロープ47の端部に、選択した間隙形成部の切欠きとスロープ47の端面とによるスリット状のメダル投入口43が形成される。
したがって、その切欠きの深さがそれぞれ異なる間隙形成部91a,91bの何れかを適宜選択することにより、通過可能なメダルMの厚みを任意に選択することが可能となる。そして、何れかの間隙形成部をスロープ47の端部に設置した状態で、該間隙形成部の左辺部又は右辺部をメダル投入口43に対してずらして位置決めするだけで、メダル投入口43に通過可能なメダルMの厚さ及び径を任意に設定することができる。
また、通過規制部材90は、前述のように位置決めした後で止めネジ95により固定される。この通過規制部材90を固定する止めネジ95は、操作部40の全閉状態時には筐体10の内部に隠れ、操作部40が引き出された場合に外部に露出するようになっている。これにより、メンテナンス時等、管理者により操作部40が引き出された場合にのみ当該メダルゲーム装置1で使用可能なメダルの厚さ及び径を調整することができる。
以上説明したように、本実施形態によれば、操作部40を手前側に引き出すことにより投入メダルガイド71を外部に露出させることができる。したがって、管理者は、投入メダルガイド71の清掃や詰まりの後処理といったメンテナンス作業を容易に行うことができる。
また、投入されるメダルの厚み及び径に応じたメダル投入口43を形成することができる。したがって、メダル投入口43から投入可能なメダルの厚み及び径を簡単に規制することができ、不正なメダルの使用を防止することができる。
[変形例]
以上、本発明についての好適な実施形態について説明したが、本発明は、上記したものに限らず、発明の趣旨を逸脱しない限りにおいて適宜変更可能である。
例えば、上記した実施形態では、通過規制部材90が、長方形状の切欠きでなる2つの間隙形成部91a,91bを有することとしたが、これに限定されるものではない。例えば、通過規制部材の前端部に設けられる間隙形成部の数は、3つ以上であっても勿論構わない。具体的には、図6(a)に示すように、通過規制部材910に、3種類のメダルの厚みに対応する切欠きでなる3つの間隙形成部911a,911b,911cを有することとしてもよい。
また、図6(b)に示すように、通過規制部材920を、複数のメダルの厚みに対応するスリット(孔)でなる間隙形成部921a,921b,921cを有する部材としてもよい。或いは、図6(c)に示すように、通過規制部材930を、切欠きの深さが階段状に形成された間隙形成部931a〜931dを有する部材としてもよい。この通過規制部材930によれば、4種類のメダルの厚みに対応することができる。
また、上記した実施形態では、本発明のゲーム装置をメダルゲーム装置に適用した場合を例にとって説明したが、本発明は、メダルの投入によってゲームが進行するものであれば何れのゲーム装置へも適用可能である。具体的には、例えば、メダルを投入し、スロットゲームやビデオゲーム等を行う各種の業務用ゲーム装置に適用可能である。
例えば、図7(a)は、本発明を業務用ゲーム機1200に適用した場合の概観例を示す図である。この業務用ゲーム機1200において、プレイヤは、メダル投入口1216にメダルを投入してゲームを開始し、スピーカ1208から出力されるゲーム音を聞きながら操作ボタン1212或いは操作レバー1214を操作し、ディスプレイ1206に表示されるゲーム画像を見ながらゲームを楽しむ。
図7(a)に示す業務用ゲーム機1200は、操作ボタン1212や操作レバー1214の他に、通過規制部材1220により形成されるメダル投入口1216を有する操作部1210が引き出し可能に構成されている。また、メダル投入口1216は、メダルを縦にして投入させるように構成されている。この場合、メダル投入口1216と連通する投入メダルガイド(図示せず)は、メダルを上下方向からそれぞれ個別に支持して投入メダル収容部(図示せず)に案内する。
また、図7(b)に示すように、通過規制部材1220は、メダル投入口1216を形成することとなる3種類のメダルの厚みに対応するスリット(孔)でなる間隙形成部1220a,1220b,1220cを有している。そして、この通過規制部材1220を図7に向かって左右方向にスライド移動させて間隙形成部を選択することにより、メダルの厚みを調節することが可能となる。
メダルゲーム装置の正面概観図。 メダル投入口から投入されるメダルの通過経路に沿った筐体の要部縦断面図。 筐体の右側側面を切り欠いた説明図。 メダル投入口の周辺を示す操作部の要部上面図。 通過規制部材の正面図。 通過規制部材の変形例を説明するための図。 ゲーム装置を業務用ゲーム機に適用した場合の概観図。
符号の説明
1 メダルゲーム装置
10 筐体
20 基台
30 遊戯部
310,330 ゲーム盤面
311 表示部
313 放出口
315 可動式フリッパー
331 回転円盤
331a,331b ピン
350 チャッカー部
351 傾斜面部
353 入賞口
370 ゲームフィールド
371 プッシャープレート
390 メダルシュータ
40 操作部
41 メダル貯留部
43 メダル投入口
45 払出口
47 スロープ
50 支持機構
51 支持アーム部材
53 ガイドレール
60 投入メダル収容部
70 メダルガイド機構
71 投入メダルガイド
711,713 ガイド枠
73 搬送通路
75 払い落とし部材
77 投入センサ
79 メダル回収トレー
80 投入メダル搬送機構
90 通過規制部材
91a,91b 間隙形成部
93 長穴
SP ゲーム空間
M メダル

Claims (8)

  1. メダル収容部が内部に配置された筐体と、
    メダル投入口とメダル貯留部とを有し、前記メダル収容部より高い位置で前記筐体に設けられた操作部と、
    を備え、前記操作部が前記筐体から引き出し可能に構成され、引き出された時に前記メダル投入口から前記メダル収容部に至るメダル収容経路が露出するように前記操作部に固定されていることを特徴とするゲーム装置。
  2. 前記操作部は、一端が前記メダル投入口と連通し、前記一端から他端に向けて漸次下方に傾斜した投入メダルガイドを有し、
    前記筐体には、一端から、前記メダル収容部と連通する他端に向けて漸次下方に傾斜した搬送通路が設けられ、
    前記投入メダルガイドの他端が前記搬送通路の一端より高い位置に設けられ、前記操作部の全閉状態時に、前記投入メダルガイドの他端が前記搬送通路の一端の上方近接位置に位置し、前記操作部の引き出し時に前記投入メダルガイドと前記搬送通路とが離隔することを特徴とする請求項1に記載のゲーム装置。
  3. 前記投入メダルガイドはメダル選別機構を有することを特徴とする請求項2に記載のゲーム装置。
  4. 前記メダル選別機構は、メダルの端部を支持するための対向溝を少なくとも一方のレールが有する一対のレールを備えて構成され、レール間で支持可能な直径のメダルのみを滑降させ、レール間で支持不可能な直径のメダルをレール間から落下させることでメダルを選別することを特徴とする請求項3に記載のゲーム装置。
  5. 前記一対のレールは、レール間の長さを調整可能に構成されていることを特徴とする請求項4に記載のゲーム装置。
  6. 異なるメダルの厚みに対応する複数の孔又は切欠きでなる間隙形成部を有する通過規制部材を位置決め可能に設けて備え、前記間隙形成部によって前記メダル投入口が形成されることを特徴とする請求項1〜5の何れか一項に記載のゲーム装置。
  7. 前記通過規制部材は複数の前記間隙形成部を所定方向に隣接した位置に有し、当該所定方向にスライドすることで前記位置決めがなされることを特徴とする請求項6に記載のゲーム装置。
  8. 前記操作部の上面には、メダルの自重により前記メダル投入口への連続したメダルの投入を可能とするためのスロープが形成されており、
    前記間隙形成部は切欠きでなり、
    前記通過規制部材は前記スロープの端面に沿ってスライドすることで前記位置決めがなされ、
    前記間隙形成部の切欠きと前記スロープの端面とで前記メダル投入口が形成されることを特徴とする請求項7に記載のゲーム装置。
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