JPH0593998U - 物入れリッドの開閉構造 - Google Patents

物入れリッドの開閉構造

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JPH0593998U
JPH0593998U JP3581492U JP3581492U JPH0593998U JP H0593998 U JPH0593998 U JP H0593998U JP 3581492 U JP3581492 U JP 3581492U JP 3581492 U JP3581492 U JP 3581492U JP H0593998 U JPH0593998 U JP H0593998U
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JP
Japan
Prior art keywords
lid
support shaft
opening
storage
storage box
Prior art date
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Pending
Application number
JP3581492U
Other languages
English (en)
Inventor
正吾 笹岡
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
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Publication date
Application filed by Nissan Motor Co Ltd filed Critical Nissan Motor Co Ltd
Priority to JP3581492U priority Critical patent/JPH0593998U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 1つのリッドで2つの収納部を選択的に開閉
する。 【構成】 第1収納ボックス10上にレール14を介し
て第2収納ボックス11をスライド可能に支持する。イ
ンストルメントパネル7の開口孔9を閉塞するリッド8
の中央部にガイド溝18を有するガイド体17を取り付
ける一方、リッド8の下部にフック21を形成する。リ
ッド8はガイド溝18によって第1支軸15に支持さ
れ、かつフック21によって第2支軸16に支持され
る。ガイド体17の基部には閉塞板22の基部が支持さ
れている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、例えば自動車の車室内に設けられているコンソールボックスやグ ローブボックス等の物入れリッドの開閉構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
例えば、自動車の中には図4,5に示すように蓋付きのコンソールボックスを 備えたものがある。このコンソールボックスは、メインリッド1の他にサブリッ ド2を備え、図4に示すように、メインリッド1のみを開放した場合には閉塞状 態にあるサブリッド2に複数のカセットテープ3を収納する収納部4が開口し、 図5に示すように、メインリッド1とサブリッド2の双方を開放した場合には、 複数のコンパクトディスク5を収納する収納部6が開口するものである(この構 造は1991年6月トヨタ自動車(株)発行新型車解説書(品番61388)第 5−86頁に示されている)。
【0003】 また、図6に示すように、前席乗員用のリッド1Aと後席乗員用のリッド1B を設けて前後席の双方の側からリッド1A,1Bを開放することができるように した構造のものがある(この構造は1989年8月トヨタ自動車(株)発行新型 車解説書(品番61559)第5−72頁に示されている)。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、前者の構造にあっては、メインリッド1とサブリッド2の双方 を重ね合わせるようにして設けなければならないため、コンソールボックスの突 出寸法が大きくなり、車室内空間を狭くしてしまうという問題がある。
【0005】 また、後者の構造にあっては、前席乗員用のリッド1Aを開いた際に、後席乗 員用のリッド1Bに対応する収納部が見えてしまい、見栄えを損ねてしまうとい う問題がある。
【0006】 そこで、この考案は、占有スペースが小さく、かつ見栄えを損ねることがない 物入れリッドの開閉構造を提供するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
収納空間を隔成する隔壁に、リッドによって開閉される開口孔が設けられ、収 納空間には各々の開口部を隔壁の開口孔に臨ませる2つの収納部が隣接配置され 、各収納部の臨設する壁部であって各収納部の開口部寄り、あるいはその近傍の 隔壁に第1支軸が設けられ、一方の収納部の開口部の周縁であって開口孔の周縁 寄り、あるいはその近傍の隔壁に第2支軸が設けられ、リッドには第1支軸を受 容し、かつ収納空間側に延びるガイド溝を備えたガイド体が設けられ、リッドの 第2支軸寄りの端部には第2支軸に係脱可能、かつ回動可能に支持されるフック が設けられ、リッドには、第1支軸を中心にしてリッドを開いた際に他方の収納 部の開口部を隠蔽し、かつ第2支軸を中心にしてリッドを開いた際に一方の収納 部の開口部を隠蔽する閉塞板が回動可能に支持されている。
【0008】
【作用】
ガイド体の基端寄りのガイド溝端に第1支軸が位置する状態で、リッドのフッ クを第2支軸から外してリッドを他方の収納部側に開くと、一方の収納部が開放 され、かつ他方の収納部の開口部が閉塞板によって隠される。
【0009】 また、第2支軸にフックを係止した状態でリッドを一方の収納部側に開くと、 ガイド体の先端寄りのガイド溝端に第1支軸が係止し、リッドの回動を規制して 他方の収納部が開放され、かつ一方の収納部の開口部が閉塞板によって隠される 。
【0010】
【実施例】
以下、この考案の一実施例を図面と共に説明する。図1に示すのは自動車のグ ローブボックスである。
【0011】 隔壁としてのインストルメントパネル7は車室Xと収納空間Yとを隔成するも のであって、インストルメントパネル7にはリッド8によって開閉される開口孔 9が設けられている。収納空間Yの下側には一方の収納部としての第1収納ボッ クス10が、上側には他方の収納部としての第2収納ボックス11が各々壁部と しての上壁10Aと底壁11Aとを隣接させて設けられている。
【0012】 第1収納ボックス10と第2収納ボックス11は各々開口孔9に臨設する前側 に開口部12,13を有しており、第2収納ボックス11は第1収納ボックス1 0の上部に設けられたレール14に沿い第1収納ボックス10に対してスライド 可能に支持されている。
【0013】 第1収納ボックス10の開口部12と第2収納ボックス11の開口部13とが 隣接する部位、具体的には第2収納ボックス11の前端下部に第1支軸15が固 定されている。また、第1収納ボックス10の開口部12の下縁の前方であって 、インストルメントパネル7の開口孔9の下縁近傍には第2支軸16がインスト ルメントパネル7に固定されている。
【0014】 上記リッド8は、上下方向略中央部に収納空間Yに向かって延びる弧状のガイ ド体17を備えたもので、このガイド体17には、ガイド溝18が形成されてい る。ガイド溝18の基端には、第1支軸15に係止して、第1支軸15を中心に リッド8の回動を許容する係止部19が設けられ、ガイド溝18の先端には第2 支軸16を中心にしてリッド8を回動した際に第1支軸15に係止し、ある一定 角度開いたリッド8の回動を規制する係止部20が設けられている。
【0015】 リッド8の下部には第2支軸16に係脱可能、かつ回動可能に支持されるフッ ク21が設けられている。
【0016】 そして、上記リッド8のガイド体17の基部には、閉塞板22がピン23によ って回動可能に支持されている。閉塞板21は、リッド8を第1支軸15を中心 にして図1の矢印A方向に回動させた場合に、図2に示すように第2収納ボック ス11の底壁11Aに先端が当接し、第2収納ボックス11の開口部13が下方 から見えないように隠蔽するものであり、また、リッド8を第2支軸16を中心 にして図1の矢印B方向に回動させた場合に、図3に示すように第2収納ボック ス11の底壁11Aの縁部に先端が当接し、第1収納ボックス10の開口部12 が上方から見えないように隠蔽するものである。
【0017】 上記実施例構造によれば、図1に示すようにリッド8がインストルメントパネ ル7の開口孔9を閉塞した状態から、第2支軸16をフック21から外して、ガ イド溝18の係止部19に係止した第1支軸15を中心にリッド8を矢印A方向 に回動させると、図2に示すように、第1収納ボックス10の開口部12が開放 される。このとき、第2収納ボックス11の開口部13は閉塞板22によって隠 蔽されるため、第2収納ボックス11の内部が外側から見えることはない。
【0018】 一方、リッド8を図3に示すように第2支軸16を中心にして図1の矢印B方 向に回動させると、リッド8は第1支軸15がガイド溝18の係止部20に至る まで回動し、更にこの第1支軸15を介して第2収納ボックス11をレール14 に沿って引き出す。
【0019】 したがって、第2収納ボックス11の開口部13はより手前側に移動して開放 される。このとき、第1収納ボックス10の開口部12は閉塞板22によって隠 蔽されるため、第1収納ボックス10の内部が外側から見えることはない。
【0020】 このようにして、第1収納ボックス10と第2収納ボックス11の2つを1つ のリッド8で選択的に開閉でき、かつ使用しない収納ボックスの内部は外側から 見えないようにして外観品質を高めるのである。
【0021】 尚、この考案は上記実施例に限られるものではなく、例えば第1収納ボックス 10と第2収納ボックス11は各々を固定しても良く、この場合第1支軸15を インストルメントパネル7に設けても良い。また、第2支軸16を第1収納ボッ クス10に設けても良い。そして、前記実施例は自動車のグローブボックスとし て説明したが、自動車の他の機器でもよく、また自動車以外の乗物、あるいは乗 物以外のもの、例えば家具などの物入れリッドの開閉構造に適用しても良い。
【0022】
【考案の効果】
以上説明してきたようにこの考案によれば、第1支軸と第2支軸とを設けるこ とによって1つのリッドに2つの開閉動作をさせて、2つの収納部を選択的に開 くことができ、したがって小さなスペースで利用価値の高い物入れを得ることが できる。
【0023】 また、一方の収納部を開放した際に他方の収納部を閉塞板によって隠蔽し、内 部が見えないようにしてあるため外観品質を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の一実施例の側面説明図。
【図2】同リッド開放状態を示す側面説明図。
【図3】同リッド開放状態を示す側面説明図。
【図4】従来技術の斜視図。
【図5】従来技術の斜視図。
【図6】他の従来技術の斜視図。
【符号の説明】
7…インストルメントパネル(隔壁) 8…リッド 9…開口孔 10…第1収納ボックス(一方の収納部) 10A…上壁(壁部) 11…第2収納ボックス(他方の収納部) 11A…底壁(壁部) 12…開口部 13…開口部 15…第1支軸 16…第2支軸 17…ガイド体 18…ガイド溝 21…フック 22…閉塞板 X…車室 Y…収納空間

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 収納空間を隔成する隔壁に、リッドによ
    って開閉される開口孔が設けられ、収納空間には各々の
    開口部を隔壁の開口孔に臨ませる2つの収納部が隣接配
    置され、各収納部の臨設する壁部であって各収納部の開
    口部寄り、あるいはその近傍の隔壁に第1支軸が設けら
    れ、一方の収納部の開口部の周縁であって開口孔の周縁
    寄り、あるいはその近傍の隔壁に第2支軸が設けられ、
    リッドには第1支軸を受容し、かつ収納空間側に延びる
    ガイド溝を備えたガイド体が設けられ、リッドの第2支
    軸寄りの端部には第2支軸に係脱可能、かつ回動可能に
    支持されるフックが設けられ、リッドには、第1支軸を
    中心にしてリッドを開いた際に他方の収納部の開口部を
    隠蔽し、かつ第2支軸を中心にしてリッドを開いた際に
    一方の収納部の開口部を隠蔽する閉塞板が回動可能に支
    持されていることを特徴とする物入れリッドの開閉構
    造。
JP3581492U 1992-05-28 1992-05-28 物入れリッドの開閉構造 Pending JPH0593998U (ja)

Priority Applications (1)

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JP3581492U JPH0593998U (ja) 1992-05-28 1992-05-28 物入れリッドの開閉構造

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JPH0593998U true JPH0593998U (ja) 1993-12-21

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JP3581492U Pending JPH0593998U (ja) 1992-05-28 1992-05-28 物入れリッドの開閉構造

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JP (1) JPH0593998U (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009190550A (ja) * 2008-02-14 2009-08-27 Nifco Inc リッド装置
JP2009214645A (ja) * 2008-03-10 2009-09-24 Nifco Inc 小物入れ

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009190550A (ja) * 2008-02-14 2009-08-27 Nifco Inc リッド装置
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