JPH0451339Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0451339Y2 JPH0451339Y2 JP1986049581U JP4958186U JPH0451339Y2 JP H0451339 Y2 JPH0451339 Y2 JP H0451339Y2 JP 1986049581 U JP1986049581 U JP 1986049581U JP 4958186 U JP4958186 U JP 4958186U JP H0451339 Y2 JPH0451339 Y2 JP H0451339Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- compartment
- lid
- luggage compartment
- vehicle
- luggage
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 230000013011 mating Effects 0.000 description 1
- 230000000630 rising effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Passenger Equipment (AREA)
- Vehicle Step Arrangements And Article Storage (AREA)
- Devices That Are Associated With Refrigeration Equipment (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
A 考案の目的
(1) 産業上の利用分野
本考案は、自動車、特に車室より隔離された荷
物室を、車室内のシートのシートバツク後面に隣
接して設け、その荷物室を車室外のトランクリツ
ドで開閉し得るようにした形式の自動車における
貯蔵庫の搭載構造に関する。
物室を、車室内のシートのシートバツク後面に隣
接して設け、その荷物室を車室外のトランクリツ
ドで開閉し得るようにした形式の自動車における
貯蔵庫の搭載構造に関する。
(2) 従来の技術
従来、上記形式の自動車において貯蔵庫を搭載
する場合には、それを荷物室内に設置するように
しているが、その場合、該貯蔵庫は、車室および
荷物室のいずれか一方のみでしか飲食物の出し入
れができない構造であつた。
する場合には、それを荷物室内に設置するように
しているが、その場合、該貯蔵庫は、車室および
荷物室のいずれか一方のみでしか飲食物の出し入
れができない構造であつた。
(3) 考案が解決しようとする課題
上記従来構造において、特に荷物室のみでしか
飲食物の出し入れができないものでは、走行中は
飲食物の出し入れが不可能である。一方、車室の
みでしか飲食物の出し入れができないものでは、
駐車して車外にいるときに飲食物を出し入れする
際には一々ドアを開けて車室内に乗込まなければ
ならなかつたりして、不便である。
飲食物の出し入れができないものでは、走行中は
飲食物の出し入れが不可能である。一方、車室の
みでしか飲食物の出し入れができないものでは、
駐車して車外にいるときに飲食物を出し入れする
際には一々ドアを開けて車室内に乗込まなければ
ならなかつたりして、不便である。
本考案は、斯かる事情に鑑みてなされたもので
あり、前記形式の自動車において、車室および荷
物室のいずれからも飲食物の出し入れができるよ
うにした貯蔵庫の搭載構造を提供することを目的
とする。
あり、前記形式の自動車において、車室および荷
物室のいずれからも飲食物の出し入れができるよ
うにした貯蔵庫の搭載構造を提供することを目的
とする。
B 考案の構成
(1) 課題を解決するための手段
上記目的を達成するために本考案は、車室より
隔離された荷物室を、車室内のシートのシートバ
ツク後面に隣接して設け、その荷物室を車室外の
トランクリツドで開閉し得るようにした自動車に
おいて、飲食物を貯蔵し得る貯蔵箱を備える貯蔵
庫が前記荷物室内に配設され、前記貯蔵箱には、
前記シートバツクに穿設した出入口を通して車室
に連通し得る車室側開口部と、荷物室に連通し得
る荷物室側開口部とが併設されると共に、該車室
側開口部を車室より開閉し得る第1の蓋と、該荷
物室側開口部を荷物室より開閉し得る第2の蓋と
が取付けられたことを特徴とする。
隔離された荷物室を、車室内のシートのシートバ
ツク後面に隣接して設け、その荷物室を車室外の
トランクリツドで開閉し得るようにした自動車に
おいて、飲食物を貯蔵し得る貯蔵箱を備える貯蔵
庫が前記荷物室内に配設され、前記貯蔵箱には、
前記シートバツクに穿設した出入口を通して車室
に連通し得る車室側開口部と、荷物室に連通し得
る荷物室側開口部とが併設されると共に、該車室
側開口部を車室より開閉し得る第1の蓋と、該荷
物室側開口部を荷物室より開閉し得る第2の蓋と
が取付けられたことを特徴とする。
(2) 作用
第1の蓋を開放すれば、停車時は勿論のこと、
走行中でも車室内より飲食物の出し入れを支障な
く行うことができる。
走行中でも車室内より飲食物の出し入れを支障な
く行うことができる。
またトランクリツド及び第2の蓋を開放すれ
ば、停車時に車外からでも飲食物の出し入れを支
障なく行うことができるから、その飲食物の出し
入れのために車外の人間がわざわざ車室に入る必
要はない。
ば、停車時に車外からでも飲食物の出し入れを支
障なく行うことができるから、その飲食物の出し
入れのために車外の人間がわざわざ車室に入る必
要はない。
(3) 実施例
以下、図面により本考案の一実施例について説
明すると、先ず本考案の第1実施例を示す第1図
および第2図において、自動車1の車室2より隔
離された荷物室4は、後部シート7のシートバツ
ク9の後面に隣接して配設されており、車室2外
のトランクリツド3で開閉されるようになつてい
る。前記荷物室4内には、車室2および荷物室4
のいずれからでも飲食物の出し入れを可能にし
て、貯蔵庫としての冷蔵庫6が設置固定される。
明すると、先ず本考案の第1実施例を示す第1図
および第2図において、自動車1の車室2より隔
離された荷物室4は、後部シート7のシートバツ
ク9の後面に隣接して配設されており、車室2外
のトランクリツド3で開閉されるようになつてい
る。前記荷物室4内には、車室2および荷物室4
のいずれからでも飲食物の出し入れを可能にし
て、貯蔵庫としての冷蔵庫6が設置固定される。
前記後部シート7の幅方向中央には、アームレ
スト8が回動可能に配設される。即ち、後部シー
ト7におけるシートバツク9の幅方向中央部には
矩形の出入口10が穿設されており、アームレス
ト8は出入口10内に収容された収容位置と、シ
ートクツシヨン11上に引き出された引出し位置
との間で水平軸線まわりに回動可能である。
スト8が回動可能に配設される。即ち、後部シー
ト7におけるシートバツク9の幅方向中央部には
矩形の出入口10が穿設されており、アームレス
ト8は出入口10内に収容された収容位置と、シ
ートクツシヨン11上に引き出された引出し位置
との間で水平軸線まわりに回動可能である。
アームレスト8は、出入口10に対応した直方
体状に形成されており、シートクツシヨン11お
よびシートバツク9の連結位置で水平なヒンジピ
ン12により回動枢支される。また出入口10の
上部内側面には、収容位置にあるときにアームレ
スト8がシートバツク9とほぼ面一となるように
アームレスト8の回動量を規制するストツパ13
が設けられる。前記シートバツク9の後面を支持
すべく車体フレームのフロアパネルより立ち上が
る支持壁5には、出入口10に対応して矩形の透
孔14が穿設されている。
体状に形成されており、シートクツシヨン11お
よびシートバツク9の連結位置で水平なヒンジピ
ン12により回動枢支される。また出入口10の
上部内側面には、収容位置にあるときにアームレ
スト8がシートバツク9とほぼ面一となるように
アームレスト8の回動量を規制するストツパ13
が設けられる。前記シートバツク9の後面を支持
すべく車体フレームのフロアパネルより立ち上が
る支持壁5には、出入口10に対応して矩形の透
孔14が穿設されている。
冷蔵庫6は、飲食物を貯蔵するための冷蔵室1
6を画成する貯蔵箱17と、圧縮機18および凝
縮器19などの機器で構成される機械ユニツト2
0とを備える。冷蔵室16内には、蒸発器21が
収容、配置される。また機械ユニツト20は、貯
蔵箱17の外側部に支持部材22を介して固定さ
れる。
6を画成する貯蔵箱17と、圧縮機18および凝
縮器19などの機器で構成される機械ユニツト2
0とを備える。冷蔵室16内には、蒸発器21が
収容、配置される。また機械ユニツト20は、貯
蔵箱17の外側部に支持部材22を介して固定さ
れる。
貯蔵箱17は、その一部を透孔14及び出入口
10に突入させて、荷物室4側から取付部材23
により前記支持壁5に取付けられ、機械ユニツト
20も荷物室4内に配置される。
10に突入させて、荷物室4側から取付部材23
により前記支持壁5に取付けられ、機械ユニツト
20も荷物室4内に配置される。
貯蔵箱17の前部には、アームレスト8が引き
出し位置にあるときに出入口10を通して車室2
内に臨むようにして車室側開口部24が設けら
れ、また貯蔵箱17の上部には荷物室4内に直接
臨むようにして荷物室側開口部25が設けられ
る。さらに貯蔵箱17には、前記車室側開口部2
4を車室側より開閉し得る第1の蓋26と、前記
荷物室側開口部25を荷物室側より開閉し得る第
2の蓋27とがそれぞれ設けられる。
出し位置にあるときに出入口10を通して車室2
内に臨むようにして車室側開口部24が設けら
れ、また貯蔵箱17の上部には荷物室4内に直接
臨むようにして荷物室側開口部25が設けられ
る。さらに貯蔵箱17には、前記車室側開口部2
4を車室側より開閉し得る第1の蓋26と、前記
荷物室側開口部25を荷物室側より開閉し得る第
2の蓋27とがそれぞれ設けられる。
前記第1の蓋26は、車室側開口部24の下縁
でヒンジピン28により貯蔵箱17に枢支されて
おり、貯蔵箱17の上部には、該蓋26に設けた
ロツク片29が係合し得る係止部30が設けられ
る。この蓋26の厚みは、その閉鎖時にアームレ
スト8がストツパ13に当接して収容位置まで回
動することを阻害しない程度に選ばれる。而して
第1の蓋26を開いたときに、コツプや缶などを
該蓋26上に載せるべく蓋26の内面にコツプや
缶などを保持するための凹部を設けてもよく、こ
の場合には、該蓋26を開いたときに車室側開口
部24が開放されたままとなることを避けるため
に、蓋26の内側で開口部24を開閉自在に覆う
内蓋(図示せず)を設けるようにするとよい。
でヒンジピン28により貯蔵箱17に枢支されて
おり、貯蔵箱17の上部には、該蓋26に設けた
ロツク片29が係合し得る係止部30が設けられ
る。この蓋26の厚みは、その閉鎖時にアームレ
スト8がストツパ13に当接して収容位置まで回
動することを阻害しない程度に選ばれる。而して
第1の蓋26を開いたときに、コツプや缶などを
該蓋26上に載せるべく蓋26の内面にコツプや
缶などを保持するための凹部を設けてもよく、こ
の場合には、該蓋26を開いたときに車室側開口
部24が開放されたままとなることを避けるため
に、蓋26の内側で開口部24を開閉自在に覆う
内蓋(図示せず)を設けるようにするとよい。
また前記第2の蓋27は、荷物室側開口部25
の前縁で水平なヒンジピン31により貯蔵箱17
に枢支される。
の前縁で水平なヒンジピン31により貯蔵箱17
に枢支される。
次にこの第1実施例の作用について説明する
と、車室2内から冷蔵室16内の飲食物を取出す
際には、アームレスト8を引き出し位置まで回動
し、次いで第1の蓋26を車室側より開放操作す
ればよい。そうすれば車室2内で冷蔵室16から
飲食物を取出すことができる。
と、車室2内から冷蔵室16内の飲食物を取出す
際には、アームレスト8を引き出し位置まで回動
し、次いで第1の蓋26を車室側より開放操作す
ればよい。そうすれば車室2内で冷蔵室16から
飲食物を取出すことができる。
冷蔵庫6を使用しないときには、アームレスト
8が引き出し位置にあるときでも第1の蓋26を
閉鎖しておけばよく、そうすればアームレスト8
上に腕を置くのに何の支障もない。
8が引き出し位置にあるときでも第1の蓋26を
閉鎖しておけばよく、そうすればアームレスト8
上に腕を置くのに何の支障もない。
また自動車1が停止しているときに、荷物室4
側で飲食物の出し入れを行なう際には、トランク
リツド3を開放した状態で第2の蓋27を開放操
作すればよい。
側で飲食物の出し入れを行なう際には、トランク
リツド3を開放した状態で第2の蓋27を開放操
作すればよい。
このようにして、車室2および荷物室4のいず
れからでも冷蔵室16内の飲食物の出し入れを行
なうことができる。
れからでも冷蔵室16内の飲食物の出し入れを行
なうことができる。
また冷蔵庫6の機械ユニツト20は、荷物室4
内に配置されているので、圧縮機18などの作動
音が車室2内に侵入することが極力防止され、車
室2内の静粛性が保たれる。
内に配置されているので、圧縮機18などの作動
音が車室2内に侵入することが極力防止され、車
室2内の静粛性が保たれる。
第3図は本考案の第2実施例を示すものであ
り、荷物室4からの飲食物の出し入れを行なうた
めに、荷物室側の開口部25′が貯蔵箱17の後
部に設けられ、該開口部25′は水平軸線まわり
に回動可能にして開口部25′の下縁に枢支され
たた第2の蓋32によつて開閉自在に覆われる。
り、荷物室4からの飲食物の出し入れを行なうた
めに、荷物室側の開口部25′が貯蔵箱17の後
部に設けられ、該開口部25′は水平軸線まわり
に回動可能にして開口部25′の下縁に枢支され
たた第2の蓋32によつて開閉自在に覆われる。
この第2実施例によつても第1実施例と同様の
効果を奏することができる。
効果を奏することができる。
第4図は本考案の第3実施例を示すものであ
り、第2実施例に類似するものであるが、車室側
の開口部24を覆う第1の蓋34と、荷物室側の
開口部25′を覆う第2の蓋35とが、鉛直軸線
まわりに回動可能にして貯蔵箱17に枢支され
る。
り、第2実施例に類似するものであるが、車室側
の開口部24を覆う第1の蓋34と、荷物室側の
開口部25′を覆う第2の蓋35とが、鉛直軸線
まわりに回動可能にして貯蔵箱17に枢支され
る。
この第3実施例は、第1及び第2の蓋34,3
5の開閉態様が第2実施例と異なるものである
が、第1および第2実施例と同様の効果を奏する
ことができる。
5の開閉態様が第2実施例と異なるものである
が、第1および第2実施例と同様の効果を奏する
ことができる。
以上の各実施例では、貯蔵庫として冷蔵庫6を
取上げて説明したが、電熱線式ヒータ、ペルチエ
効果を利用した電子ヒータおよび熱交換器により
得た温風等を熱源とした温蔵庫であつてもよいこ
とは言うまでもない。
取上げて説明したが、電熱線式ヒータ、ペルチエ
効果を利用した電子ヒータおよび熱交換器により
得た温風等を熱源とした温蔵庫であつてもよいこ
とは言うまでもない。
第5図は本考案の第4実施例を示すものであ
り、貯蔵箱17′内には、冷蔵室38と温蔵室3
9とが相互に分離して画成される。しかも冷蔵室
38に対応して、車室2側に臨む開口部40およ
び荷物室4側に臨む開口部41が貯蔵箱17′に
設けられ、それらの開口部40,41は鉛直軸線
まわりに回動可能にして貯蔵箱17′に枢支され
た一対の第1の蓋42,43により開閉自在に覆
われる。また温蔵室39に対応して、車室2側に
臨む開口部44および荷物室4側に臨む開口部4
5が貯蔵箱17′に設けられ、それらの開口部4
4,45は鉛直軸線まわりに可動可能にして貯蔵
箱17′に枢支された一対の第2の蓋46,47
によつて開閉自在に覆われる。この第4実施例に
よれば、冷蔵室38および温蔵室39の飲食物の
出し入れが、車室2および荷物室4のいずれから
でも可能となる。
り、貯蔵箱17′内には、冷蔵室38と温蔵室3
9とが相互に分離して画成される。しかも冷蔵室
38に対応して、車室2側に臨む開口部40およ
び荷物室4側に臨む開口部41が貯蔵箱17′に
設けられ、それらの開口部40,41は鉛直軸線
まわりに回動可能にして貯蔵箱17′に枢支され
た一対の第1の蓋42,43により開閉自在に覆
われる。また温蔵室39に対応して、車室2側に
臨む開口部44および荷物室4側に臨む開口部4
5が貯蔵箱17′に設けられ、それらの開口部4
4,45は鉛直軸線まわりに可動可能にして貯蔵
箱17′に枢支された一対の第2の蓋46,47
によつて開閉自在に覆われる。この第4実施例に
よれば、冷蔵室38および温蔵室39の飲食物の
出し入れが、車室2および荷物室4のいずれから
でも可能となる。
尚、前記実施例では、貯蔵箱をシートバツク9
の支持壁5に直接取付けたものを示したが、本考
案において、貯蔵箱は支持壁5に直接取付けずに
該支持壁5に近接した位置で荷物室4内に固定、
配置するようにしてもよい。
の支持壁5に直接取付けたものを示したが、本考
案において、貯蔵箱は支持壁5に直接取付けずに
該支持壁5に近接した位置で荷物室4内に固定、
配置するようにしてもよい。
C 考案の効果
以上のように本考案によれば、車室より隔離さ
れた荷物室を、車室内のシートのシートバツク後
面に隣接して設け、その荷物室を車室外のトラン
クリツドで開閉し得るようにした自動車におい
て、飲食物を貯蔵し得る貯蔵箱を備える貯蔵庫が
前記荷物室内に配設され、前記貯蔵箱には、前記
シートバツクに穿設した出入口を通して車室に連
通し得る車室側開口部と、荷物室に連通し得る荷
物室側開口部とが併設されると共に、該車室側開
口部を車室より開閉し得る第1の蓋と、該荷物室
側開口部を荷物室より開閉し得る第2の蓋とが取
付けられるので、第1及び第2の蓋を適宜開閉す
ることにより車室および荷物室のいずれからでも
貯蔵箱内の飲食物の出し入れが可能となり、特に
第1の蓋の開放により停車時は勿論のこと、走行
中でも車室内より飲食物の出し入れを支障なく行
うことができ、またトランクリツド及び第2の蓋
の開放により停車時に車外からでも飲食物の出し
入れを支障なく行うことができて車外の人間がわ
ざわざ車室に入る必要はなく、全体として頗る便
利である。
れた荷物室を、車室内のシートのシートバツク後
面に隣接して設け、その荷物室を車室外のトラン
クリツドで開閉し得るようにした自動車におい
て、飲食物を貯蔵し得る貯蔵箱を備える貯蔵庫が
前記荷物室内に配設され、前記貯蔵箱には、前記
シートバツクに穿設した出入口を通して車室に連
通し得る車室側開口部と、荷物室に連通し得る荷
物室側開口部とが併設されると共に、該車室側開
口部を車室より開閉し得る第1の蓋と、該荷物室
側開口部を荷物室より開閉し得る第2の蓋とが取
付けられるので、第1及び第2の蓋を適宜開閉す
ることにより車室および荷物室のいずれからでも
貯蔵箱内の飲食物の出し入れが可能となり、特に
第1の蓋の開放により停車時は勿論のこと、走行
中でも車室内より飲食物の出し入れを支障なく行
うことができ、またトランクリツド及び第2の蓋
の開放により停車時に車外からでも飲食物の出し
入れを支障なく行うことができて車外の人間がわ
ざわざ車室に入る必要はなく、全体として頗る便
利である。
第1図および第2図は本考案の第1実施例を示
すもので、第1図は自動車の要部縦断側面図、第
2図は第1図の−線断面図、第3図は本考案
の第2実施例の要部縦断側面図、第4図は本考案
の第3実施例の要部横断平面図、第5図は本考案
の第4実施例の要部横断平面図である。 1……自動車、2……車室、3……トランクリ
ツド、4……荷物室、6……貯蔵庫としての冷蔵
庫、7……シートとしての後部シート、9……シ
ートバツク、10……出入口、14……透孔、1
7,17′……貯蔵箱、24,40,44……車
室側開口部、25,25′,41,45……荷物
室側開口部、26,34,42,46……第1の
蓋、27,32,35,43,47……第2の
蓋。
すもので、第1図は自動車の要部縦断側面図、第
2図は第1図の−線断面図、第3図は本考案
の第2実施例の要部縦断側面図、第4図は本考案
の第3実施例の要部横断平面図、第5図は本考案
の第4実施例の要部横断平面図である。 1……自動車、2……車室、3……トランクリ
ツド、4……荷物室、6……貯蔵庫としての冷蔵
庫、7……シートとしての後部シート、9……シ
ートバツク、10……出入口、14……透孔、1
7,17′……貯蔵箱、24,40,44……車
室側開口部、25,25′,41,45……荷物
室側開口部、26,34,42,46……第1の
蓋、27,32,35,43,47……第2の
蓋。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 車室2より隔離された荷物室4を、車室2内
のシート7のシートバツク9後面に隣接して設
け、その荷物室4を車室2外のトランクリツド
3で開閉し得るようにした自動車において、飲
食物を貯蔵し得る貯蔵箱17,17′を備える
貯蔵庫6が前記荷物室4内に配設され、前記貯
蔵箱17,17′には、前記シートバツク9に
穿設した出入口10を通して車室2に連通し得
る車室側開口部24,40,44と、荷物室4
に連通し得る荷物室側開口部25,25′,4
1,45とが併設されると共に、該車室側開口
部24,40,44を車室2より開閉し得る第
1の蓋26,34,42,46と、該荷物室側
開口部25,25′,41,45を荷物室4よ
り開閉し得る第2の蓋27,32,35,4
3,47とが取付けられたことを特徴とする、
自動車における貯蔵庫の搭載構造。 (2) 前記貯蔵箱17′には、冷蔵室38と温蔵室
39とが相互に区画して設けられ、冷蔵室38
および温蔵室39にそれぞれ対応して各2つ宛
の車室側開口部40,44および荷物室側開口
部41,45が貯蔵箱17′に設けられてなる、
実用新案登録請求の範囲第(1)項記載の自動車に
おける貯蔵庫の搭載構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986049581U JPH0451339Y2 (ja) | 1986-04-02 | 1986-04-02 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986049581U JPH0451339Y2 (ja) | 1986-04-02 | 1986-04-02 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62162566U JPS62162566U (ja) | 1987-10-15 |
JPH0451339Y2 true JPH0451339Y2 (ja) | 1992-12-03 |
Family
ID=30872165
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1986049581U Expired JPH0451339Y2 (ja) | 1986-04-02 | 1986-04-02 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0451339Y2 (ja) |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59155217U (ja) * | 1983-04-04 | 1984-10-18 | ダイハツ工業株式会社 | 自動車の冷暖房装置に接続する多目的冷温風容器 |
-
1986
- 1986-04-02 JP JP1986049581U patent/JPH0451339Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS62162566U (ja) | 1987-10-15 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPS5846899Y2 (ja) | 自動車の物入れ兼用ア−ムレスト | |
US6102463A (en) | Vehicle seat assembly with hidden storage compartment | |
US4712823A (en) | Cup holder apparatus | |
JPH0451339Y2 (ja) | ||
KR101998039B1 (ko) | 공간 가변형 캠핑카용 화장실 | |
JPH0221742Y2 (ja) | ||
JPH06191436A (ja) | 自動車のボディ構造 | |
JPH0730411Y2 (ja) | 自動車の上部車体構造 | |
JPH0438211Y2 (ja) | ||
JPH01273721A (ja) | 自動車の後部ドア装置 | |
JPS5921080Y2 (ja) | 自動車における物品収納装置 | |
JPH0310101Y2 (ja) | ||
JPH0446034Y2 (ja) | ||
JPH0532370Y2 (ja) | ||
JPS6010225Y2 (ja) | 自動車の小物入 | |
JPH09328039A (ja) | 自動車用ラック | |
JPH0593998U (ja) | 物入れリッドの開閉構造 | |
JP2604575Y2 (ja) | キャンピングカー | |
JPH0420808B2 (ja) | ||
JPH0123870Y2 (ja) | ||
JPH027078Y2 (ja) | ||
JPH0218748Y2 (ja) | ||
JPS623304Y2 (ja) | ||
JPH0245082Y2 (ja) | ||
JPH0349953Y2 (ja) |