JPH0221742Y2 - - Google Patents

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JPH0221742Y2
JPH0221742Y2 JP4958286U JP4958286U JPH0221742Y2 JP H0221742 Y2 JPH0221742 Y2 JP H0221742Y2 JP 4958286 U JP4958286 U JP 4958286U JP 4958286 U JP4958286 U JP 4958286U JP H0221742 Y2 JPH0221742 Y2 JP H0221742Y2
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JP
Japan
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storage
compartment
opening
lid
food
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JP4958286U
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Description

【考案の詳細な説明】 A 考案の目的 (1) 産業上の利用分野 本考案は、飲食物を貯蔵し得る貯蔵箱を備える
貯蔵庫や温蔵庫等の貯蔵庫を、隔壁で区画された
車室および荷物室を有する乗用車両に搭載するた
めの貯蔵庫の車両搭載構造に関する。
(2) 従来の技術 従来、貯蔵庫は携帯可能として荷物室内に搭載
されるのが一般的であり、車室からの飲食物の取
出しを可能としたものとして、実開昭60−121175
号公報で開示されたものがある。
(3) 考案が解決しようとする問題点 ところが上記従来のものは、車室および荷物室
のいずれか一方のみでしか飲食物の出し入れがで
きないものであり、たとえば走行中の飲食物の出
し入れが不可能であつたり、駐車して車外にいる
ときに飲食物を出し入れする際にドアを開けて車
室内に乗込まなければならなかつたりして、不便
である。
本考案は、かかる事情に鑑みてなされたもので
あり、車室および荷物室のいずれからも飲食物の
出し入れができるようにした貯蔵庫の車両搭載構
造を提供することを目的とする。
B 考案の構成 (1) 問題点を解決するための手段 本考案によれば、隔壁には透孔が設けられ、該
透孔に対応して荷物室側に固定、配置された貯蔵
箱には単一の開口部が設けられ、車室側からの飲
食物の出し入れを可能として開口部の車室側部分
を開放する位置と、荷物室側からの飲食物の出し
入れを可能として開口部の荷物室側部分を開放す
る位置と、開口部を全面的に閉鎖する位置との間
で移動可能な蓋が貯蔵箱に装着される。
(2) 作 用 蓋の移動により、車室および荷物室のいずれか
らでも貯蔵箱内の飲食物の出し入れが可能とな
る。
(3) 実施例 以下、図面により本考案の実施例について説明
すると、先ず本考案の第1実施例を示す第1図お
よび第2図において、乗用車両1には、車室2
と、トランクリツド3で開閉可能な荷物室4とを
区画する隔壁5が設けられており、この隔壁5の
荷物室4側には、車室2および荷物室4のいずれ
からでも飲食物の出し入れを可能として、貯蔵庫
としての貯蔵庫6が固定、配置される。
隔壁5の車室2側には後部シート7が設けられ
る。この後部シート7の幅方向中央には、アーム
レスト8が回動可能に配設される。すなわち、後
部シート7におけるシートバツク9の幅方向中央
部には矩形の透孔10が穿設されており、アーム
レスト8は透孔10内に収容される収容位置と、
シートクツシヨン11上に引き出された引出し位
置との間で水平軸線まわりに回動可能である。
アームレスト8は、シートクツシヨン11およ
びシートバツク9の連結位置で水平なヒンジピン
12により回動枢支されており、透孔10の上部
内側面には、収容位置にあるときにアームレスト
8がシートバツク9とほぼ面一となるようにアー
ムレスト8の回動量を規制するストツパ13が設
けられる。
隔壁5には、シートバツク9の透孔10に連な
る透孔15が穿設される。
貯蔵庫6は、飲食物を貯蔵するための貯蔵室1
6を画成する貯蔵箱17と、圧縮機18および凝
縮器19などの機器で構成される機械ユニツト2
0とを備える。冷蔵室16内には、蒸発器21が
収容、配置される。
貯蔵箱17の上部には、その全面にわたつて開
口部22が設けられる。また貯蔵箱17の両側部
には、案内板23がそれぞれ固設されており、開
口部22を開閉自在に覆う蓋24が両案内板23
によつて案内されて開閉作動する。
各案内板23は、貯蔵箱17の前後および上方
に突出するようにして台形状に形成されており、
各案内板23の対向面には、ガイド溝25がそれ
ぞれ設けられる。各ガイド溝25は、案内板23
の前部、上部および後部端縁に沿つて台形状に形
成される。
蓋24は、複数の長方形状板部分26を鎧戸状
に連結して成るカバー部27の前後両端に、矩形
の窓28,29を備えるベルト30,31を連結
して構成され、カバー部27の両側縁が両ガイド
溝25に摺動可能に嵌合される。
前記板部分26は、合成樹脂から成るケース内
に断熱材を充填して形成されており、相互の板部
分26間で屈曲可能にして連結される。またベル
ト30,31はたとえば合成樹脂などの可撓性を
有する材料により形成される。
両ベルト30,31の端部は、両案内板23間
に回転自在に架設された水平なローラ32,33
に連結して巻付けられる。また各ガイド溝25の
前後端に対応して両案内板23間で回転自在に支
承されたローラ34,35に両ベルト30,31
が巻掛けられる。しかもローラ32,33は、図
示しないばねによりベルト30,31を巻付ける
方向に付勢されている。
貯蔵箱17の上端には、シール部材36が全周
にわたつて設けられており、カバー部27の下面
はそのシール部材36に摺接する。
両ベルト30,31の窓28,29は、貯蔵箱
17の開口部22を部分的に開放するだけの大き
さを有して形成される。
一方の案内板23の外側部には、機械ユニツト
20が図示しない支持部材を介して固定される。
かかる貯蔵庫6は、その一部を透孔10,15
内に突入させて荷物室4側に固定、配置される。
すなわち両案内板23の下端間を連結した底板3
7と、両案内板23の上部とを取付部材38,3
9を介して隔壁5に固着するようにして貯蔵庫6
が荷物室4側に配置される。しかも貯蔵箱17の
高さは、透孔10,15の上部内側面との間に手
を挿入して飲食物を出し入れし得る間隔をあける
ように定められる。
次にこの第1実施例の作用について説明する
と、車室2内から貯蔵室16内の飲食物を取出す
際には、アームレスト8を引出し位置まで回動
し、次いで窓28が開口部22の前部寄りの部分
すなわち車室2側部分を開放するまで蓋24を後
方に向けて移動操作すればよい。そうすれば、蓋
28から貯蔵室16内に手を差込んで飲食物を取
出すことができる。
また乗用車両1が停止しているときに、荷物室
4側で飲食物の出し入れを行なうときには、トラ
ンクリツド3を開放した状態で蓋24の前方側に
移動操作し、開口部22の後部寄りの部分すなわ
ち荷物室4側の部分を窓29で開放するようにす
ればよい。
このようにして車室2および荷物室4のいずれ
からでも冷蔵室16内の飲食物の出し入れを行な
うことができる。
しかも蓋24から手を離せば、両ローラ32,
33がベルト30,31を巻付ける方向に回転付
勢されているので、カバー部27がシール部材3
6に密接して開口部22を覆うように蓋24が自
動的に移動し、冷蔵室16内の冷気が逃げること
はない。
また、冷蔵庫6の機械ユニツト20は、荷物室
4内に配置されているので、圧縮機18などの作
動音が車室2内に侵入することが極力防止され、
車室2内の静粛性が保たれる。
第3図および第4図は本考案の第2実施例を示
すものであり、前述の第1実施例に対応する部分
には同一の参照符号を付す。
貯蔵箱17は、その一部を透孔10,15内に
突入させるようにして隔壁5の荷物室4側に取付
部材47を介して固定される。この貯蔵箱17の
上部に全面にわたつて設けられた開口部22を開
閉自在に覆う蓋40が、前後方向に移動可能にし
て貯蔵箱17の上端に装着される。すなわち、貯
蔵箱17の上端には前後方向に延びる一対のガイ
ドレール41,42が相互に平行にして突設され
ており、蓋40はそれらのガイドレール41,4
2に嵌合される。
蓋40は、開口部22を全面にわたつて覆う大
きさを有して基本的に矩形状に形成される。また
蓋40の下面前後方向に間隔をあけて一対のスト
ツパピン43,44が突設される。これらのスト
ツパピン43,44は貯蔵箱17の前後内側面に
当接して蓋40の移動を規制するものであり、前
方のストツパピン43は開口部22の荷物室4側
部分を開放するのに充分なだけ蓋40が前方に移
動したときにそれ以上の前進移動を阻むべく配設
され、後方のストツパピン44は開口部22の車
室2側部分を開放するのに充分なだけ蓋40が後
方に移動したときにそれ以上の後退移動を阻むべ
く配設される。
しかもアームレスト8には、収容位置にあると
きに、蓋40の前進移動に応じて蓋40の前端を
挿入するための凹部45が設けられる。
この第2実施例によれば、アームレスト8を引
き出した状態で、蓋40を後方側にスライドさせ
ると、開口部22の車室2側部分が開放されるの
で、車室2から冷蔵室16内の飲食物を取出すこ
とができる。また乗用車両1が停止した状態で、
トランクリツド3を開放し、蓋40を前方側にス
ライドさせると、アームレスト8の位置に拘らず
開口部22の荷物室4側部分を開放することがで
き、荷物室4からの飲食物の取出しも可能とな
る。
以上の実施例では、貯蔵庫として冷蔵庫6を取
上げて説明したが、電熱線式ヒータ、ペルチエ効
果を利用した電子式ヒータおよび熱交換器により
得た温風等を熱源とした温蔵庫にも本考案を適用
し得ることは言うまでもない。
C 考案の効果 以上のように本考案によれば、隔壁には透孔が
設けられ、該透孔に対応して荷物室側に固定、配
置された貯蔵箱には単一の開口部が設けられ、車
室側からの飲食物の出し入れを可能として開口部
の車室側部分を開放する位置と、荷物室側からの
飲食物の出し入れを可能として開口部の荷物室側
部分を開放する位置と、開口部を全面的に閉鎖す
る位置との間で移動可能な蓋が貯蔵箱に装着され
るので、蓋の移動により、車室側および荷物室の
いずれからでも飲食物の取出しが可能となつて便
利であり、しかも貯蔵箱には単一の開口部を設け
るだけですむ。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図は本考案の第1実施例を示
すものであり、第1図は乗用車両の部分縦断側面
図、第2図は冷蔵庫の切欠き拡大斜視図、第3図
および第4図は本考案の第2実施例を示すもので
あり、第3図は第1図に対応した縦断側面図、第
4図は冷蔵庫の拡大斜視図である。 1…乗用車両、2…車室、4…荷物室、5…隔
壁、6…貯蔵庫としての冷蔵庫、15…透孔、1
7…貯蔵箱、22…開口部、24,40…蓋。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 飲食物を貯蔵し得る貯蔵箱を備える貯蔵庫を、
    隔壁で区画された車室および荷物室を有する乗用
    車両に搭載するための貯蔵庫の車両搭載構造にお
    いて、隔壁には透孔が設けられ、該透孔に対応し
    て荷物室側に固定、配置された貯蔵箱には単一の
    開口部が設けられ、車室側からの飲食物の出し入
    れを可能として開口部の車室側部分を開放する位
    置と、荷物室側からの飲食物の出し入れを可能と
    して開口部の荷物室側部分を開放する位置と、開
    口部を全面的に閉鎖する位置との間で移動可能な
    蓋が貯蔵箱に装着されることを特徴とする貯蔵庫
    の車両搭載構造。
JP4958286U 1986-04-02 1986-04-02 Expired JPH0221742Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4958286U JPH0221742Y2 (ja) 1986-04-02 1986-04-02

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JP4958286U JPH0221742Y2 (ja) 1986-04-02 1986-04-02

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JPS62162567U JPS62162567U (ja) 1987-10-15
JPH0221742Y2 true JPH0221742Y2 (ja) 1990-06-12

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JP4958286U Expired JPH0221742Y2 (ja) 1986-04-02 1986-04-02

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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DE19935270C2 (de) * 1999-07-27 2001-07-12 Daimler Chrysler Ag Mittelkonsole für Fahrzeuge
JP6458585B2 (ja) * 2015-03-24 2019-01-30 三菱自動車エンジニアリング株式会社 表示装置用開閉機構
JP6954005B2 (ja) 2017-10-30 2021-10-27 トヨタ自動車株式会社 車両

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JPS62162567U (ja) 1987-10-15

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