JP6458585B2 - 表示装置用開閉機構 - Google Patents

表示装置用開閉機構 Download PDF

Info

Publication number
JP6458585B2
JP6458585B2 JP2015060988A JP2015060988A JP6458585B2 JP 6458585 B2 JP6458585 B2 JP 6458585B2 JP 2015060988 A JP2015060988 A JP 2015060988A JP 2015060988 A JP2015060988 A JP 2015060988A JP 6458585 B2 JP6458585 B2 JP 6458585B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
opening
cover
display unit
display device
closing mechanism
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2015060988A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2016179743A (ja
Inventor
康夫 井塚
康夫 井塚
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Motors Corp
Mitsubishi Automotive Engineering Co Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Motors Corp
Mitsubishi Automotive Engineering Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Motors Corp, Mitsubishi Automotive Engineering Co Ltd filed Critical Mitsubishi Motors Corp
Priority to JP2015060988A priority Critical patent/JP6458585B2/ja
Publication of JP2016179743A publication Critical patent/JP2016179743A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6458585B2 publication Critical patent/JP6458585B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Instrument Panels (AREA)
  • Transforming Electric Information Into Light Information (AREA)

Description

本発明は、表示装置において、装置筐体から出没するように移動する表示部の移動経路に設けられた開口部を開閉する機構に関する。
車両に装備される表示装置の一つとして、走行状態に関する情報や地図情報を映す表示部を装置筐体から出没するように移動させる機構を備えたものが開発されている。この表示部は、使用されないときに装置筐体の内部に格納(収納)され、使用されるときに装置筐体の開口部を通って外部に展開される。たとえばヘッドアップディスプレイ装置では、展開された表示部に、投光装置(プロジェクタ)から投射されるさまざまな画像や影像、文字などが映し出される(特許文献1参照)。
特開2013−54311号公報
しかしながら、特許文献1に示されるように表示部が開口部を通る機構では、開放されている開口部から塵や埃などの微細な異物、コインやカードなどの大きな異物が装置筐体の内部に侵入するおそれがある。たとえば、格納された表示部へ微細な異物が付着することで、その後に展開される表示部に映し出される情報の視認性が低下しうる。また、侵入した異物が取り除きにくいことから、筐体内部の清掃作業性が低下しうる。さらに、侵入した異物により、筐体内部に設けられた各装置の耐久性を低下させうる。
仮に、パネル状のカバーで開口部が覆われれば、筐体内部への異物の侵入を抑えることはできるものの、表示部が開口部を通るときには、装置筐体の内部にカバーを格納する必要がある。よって、装置の大型化を招いてしまう。
本発明は、上記のような課題に鑑み創案されたもので、その目的の一つは、異物の侵入を抑えるとともに装置の大型化を抑えることができるようにした、表示装置用開閉機構を提供することである。
なお、ここでいう目的に限らず、後述する〔発明を実施するための形態〕に示す各構成により導かれる作用効果であって、従来の技術によっては得られない作用効果を奏することも本発明の他の目的として位置づけることができる。
(1)上記の目的を達成するために、本発明の表示装置用開閉機構は、装置筐体の内部と外部とを連通する開口部と、前記開口部を通って移動する表示部と、前記開口部を開閉するカバーとを備える。
前記表示部は、前記装置筐体の内部に収納される不使用時の位置と前記装置筐体の外部に展開される使用時の位置との間を移動する。
前記カバーは、前記装置筐体の内部において前記開口部の一方側から他方側へ回り込むように設定された軌道の上を往復移動する。
たとえば、前記カバーは、前記軌道に沿って変形可能に構成されている。
また、前記カバーは、第一部位と第二部位とを有する。
前記第一部位は、前記表示部の不使用時に前記開口部を前記一方側から閉鎖する位置に設けられる。
前記第二部位は、前記表示部の使用時に前記開口部を前記他方側から閉鎖する位置に設けられる。
なお、前記軌道に沿う方向基準で、前記カバーの寸法は、前記軌道の寸法から前記開口部の寸法を差し引いた寸法よりも短く設定されることが好ましい。
(2)本発明の表示装置用開閉機構は、前記装置筐体の内部に設けられるとともに前記開口部を通して投射光を前記表示部に投射する投光装置を備え、前記第二部位が前記投射光を透過する透過部を有することが好ましい。
(3)さらに、前記軌道の一部は、前記投光装置に対して投射光を投射する側とは反対側に回り込むように設定されていることが好ましい。
(4)前記表示部は、不使用時に前記装置筐体の内部で横たわった状態とされ、使用時に横たわった状態から揺動されて前記装置筐体の外部で起立した状態とされることが好ましい。
(5)本発明の表示装置用開閉機構は、前記カバーの移動を案内するガイドを備えることが好ましい。前記ガイドは、前記装置筐体の内部で前記軌道に沿って設けられることが好ましい。
(6)前記カバーは、複数のスラット部と、隣接する前記スラット部どうしを連結する複数の連結部とを含むことが好ましい。この場合、前記スラット部が剛性を有し、前記連結部が屈曲変形可能な可撓性を有することが好ましい。
(7)前記開口部は、インストルメントパネルの上面に設けられることが好ましい。この場合、前記表示装置がインストルメントパネルに内蔵される。
(8)前記表示部は、ドライバの前方視界に情報を重ね合わせて表示するコンバイナであることが好ましい。なお、前記コンバイナは、車両のヘッドアップディスプレイ装置の一部である。
本発明の表示装置用開閉機構によれば、表示部の不使用時であっても使用時であってもカバーの第一部位および第二部位によって開口部が閉鎖されることで、開口部からの異物の侵入を抑えることができる。
また、装置筐体の内部において開口部の一方側から他方側へ回り込むように設定された軌道の上をカバーが往復移動することから、カバーがたとえば湾曲するように折り曲げられて収容される。すなわち、カバーを軌道に沿って変形させることで、収容スペースを小さくすることができる。したがって、装置の大型化を抑えることができる。
これらより、異物の侵入を抑えるとともに装置の大型化を抑えることができる。
図1は、本発明の一実施形態における表示装置用開閉機構が適用される箇所を示す斜視図である。この図1には、表示部が使用時の位置であって、開口部が開放された状態のものを示す。 図2は、本発明の一実施形態における表示装置用開閉機構の一方の側面部を取り除いて示す斜視図である。この図2には、表示部が使用時の位置であって、開口部が開放された状態のものを示す。 図3は、図2に対してカバーおよび表示部の各位置が変更された図である。この図3には、表示部の不使用時にカバーで開口部が閉鎖された状態のものを示す。 図4は、図2に対してカバーの位置が変更された図である。この図4には、表示部の使用時にカバーで開口部が閉鎖された状態のものを示す。 図5は、本発明の一実施形態における表示装置用開閉機構の側面部を破断させて要部を拡大して示す斜視図である。
以下、図面を参照して、本発明の実施の形態を説明する。
本発明の表示装置用開閉機構は、車両の表示装置において、装置筐体から出没駆動される表示部の移動経路に設けられた開口部を、軌道に沿って移動するカバーで開閉する機構である。
本実施形態では、車両の前進方向を前方とし、その反対方向を後方とし、重力の作用方向を下方とし、その反対方向を上方とし、これらの前後および上下の何れの方向にも直交する方向を車幅方向とする。また、車幅方向からの眺めのことを側面視という。
なお、図中の矢視「F」は前方を示し、矢視「R」は後方を示し、矢視「D」は下方を示し、矢視「U」は上方を示し、矢視「W1」および「W2」で車幅方向を示し、軌道に沿う方向における一方を「I」で示すとともに他方を「O」で示す。
〔I.一実施形態〕
本実施形態では、表示装置用開閉機構の表示装置として、ヘッドアップディスプレイ装置を例示して説明する。
[1.構成]
以下、ヘッドアップディスプレイ装置の基本的な構成を説明し、その次に、ヘッドアップディスプレイ装置において開口部を開閉するための構成を詳細に説明する。
[1−1.基本構成]
はじめに、図1を参照して、ヘッドアップディスプレイ装置1の基本構成を説明する。
ヘッドアップディスプレイ装置1は、ドライバ5の運転中の視界に情報を重ねて表示するためのデバイスである。
このヘッドアップディスプレイ装置1は、ドライバ5とフロントウィンドウ2との間に設けられている。フロントウィンドウ2は、後方に向かうに連れて上下方向位置が高くなるように傾斜して設けられている。
ここでは、フロントウィンドウ2の下部2aの下方に設けられたダッシュボード(インストルメントパネル)3に埋め込まれるようにして、ヘッドアップディスプレイ装置1が内蔵される。ヘッドアップディスプレイ装置1の位置は、ドライバ5が車両前方を注視しているときに視界の下部となる位置に設定される。
図2に示すように、ヘッドアップディスプレイ装置1は、装置筐体10と、装置筐体10から出没するように移動する表示部20と、表示部20を移動させる移動機構29と、表示部20に情報を映し出す光を投射する投光装置30とを有する。
以下、装置筐体10,表示部20,移動機構29,投光装置30の順に各構成を説明する。
〈装置筐体〉
装置筐体10は、上記の移動機構29や投光装置30などを内部に収容する外殻である。
ここでは、中空の直方体状の装置筐体10を例示する。以下、装置筐体10の表面を形成する六つの面のうち、ダッシュボード3の上面3a(図1参照)の一部をなす面を上面部11と呼び、上面部11に対して下方に空間をおいて向かい合う面を下面部12と呼ぶ。また、上面部11と下面部12とを上下方向に接続する面のうち、前後方向に設けられた面(装置筐体10の前面および後面)を立面部13と呼び、車幅方向に設けられた面(装置筐体10の右面および左面)を側面部14と呼ぶ。
上面部11には、開口部9が設けられている。すなわち、ダッシュボード3の上面3aに、上向きの開口部9が設けられる。この開口部9によって、装置筐体10の内部と外部とが連通される。開口部9の形状は、表示部20とほぼ同じ幅寸法の矩形とされる。なお、装置筐体10の小型化を図るには、装置筐体10の幅寸法を表示部20の幅寸法と同程度まで切り詰めることが好ましい。この場合、図2に示すように、開口部9が装置筐体10のほぼ全幅にわたって形成される。
〈表示部〉
表示部20は、情報を表示する透過型スクリーンである。ここで説明する表示部20には、コンバイナが用いられている。コンバイナとは、ドライバ5の視界に情報を重ね合わせて表示するものである。コンバイナとしては、入射する光を一部反射するとともに一部透過するハーフミラーを用いることができる。
表示部20では、投光装置30から投射される光を反射させることでさまざまな画像や影像が映し出され、前方からの光を透過させることでドライバ5の視界が確保される。
また、表示部20は、使用されないときに装置筐体10の内部に格納(収納)され、使用されるときに装置筐体10の外部に展開される。言い換えれば、表示部20は、不使用時における装置筐体10の内部の位置と使用時における装置筐体10の外部の位置との間で出没するように移動する。
図3に示すように、不使用時の位置における表示部20は、装置筐体10の内部で横たわった状態とされる。具体的には、前後方向かつ車幅方向に沿って、不使用時の表示部20が配向される。
図2に示すように、使用時の位置における表示部20は、装置筐体10の外部で起立した状態とされる。具体的には、フロントウィンドウ2(図1参照)よりも起立する(上下方向に沿う)とともにフロントウィンドウ2と同方向へ傾斜して、使用時の表示部20が配向される。
表示部20の下部20aには、表示部20を支持する支持部21が設けられている。ここでは、表示部20の下部20aに対して後方の後方支持部21aと前方の前方支持部21bとを有する支持部21を例示する。これらの支持部21a,21bによって下部20aが挟み込まれた表示部20が支持される。支持部21の形状は、表示部20の回転軸を中心軸とした筒面状に形成される。また、装置筐体10の内部における支持部21よりも車両後方側には、水平に配置された板状のサポート部材19が設けられる。サポート部材19の前端辺は、後方支持部21aの表面に当接するように配置される。これにより、表示部20がサポート部材19によって補助的に支持される。
〈移動機構〉
移動機構29は、表示部20を不使用時の位置と使用時の位置との間で往復移動させる駆動装置である。
この移動機構29は、上記の支持部21と、この支持部21に連結された第一モータ22とを有する。第一モータ22を回転駆動することで、表示部20の下部に設けられた支持部21を回動させて表示部20を移動させる。したがって、表示部20は、不使用時の位置と使用時の位置との間で揺動するように移動する。
たとえば、第一モータ22を正転駆動することで、表示部20が不使用時の位置から使用時の位置へ移動する。反対に、第一モータ22を逆転駆動することで、表示部20が使用時の位置から不使用時の位置へ移動する。
移動機構29による表示部20の移動時には、表示部20が開口部9を通過する。すなわち、表示部20の移動経路に開口部9の一部が含まれる。
〈投光装置〉
投光装置30は、プロジェクタとも称され、映写あるいは投影する画像や影像を光で投射するものである。たとえば、複数の半導体レーザを基板上に取り付けてドット表示するものを、投光装置30として用いることができる。
この投光装置30は、開口部9に対して後方であって下方に配置され、前方であって上方に向けて光を投射する。
この投射光は、開口部9を通過して表示部20に投射される。すなわち、投光装置30からの光の投射経路に、開口部9の一部が含まれる。
なお、投光装置30は、表示部20の使用時に点灯し、表示部20の不使用時に消灯する。
[1−2.詳細構成]
次に、ヘッドアップディスプレイ装置1において開口部9を開閉するための詳細構成を説明する。
ヘッドアップディスプレイ装置1は、開口部9を開閉するカバー40を備えている。このカバー40は、開閉機構50によって軌道Tの上を往復移動する。
以下、軌道T,カバー40,開閉機構50の順に説明する。
〈軌道〉
軌道Tは、開口部9の前側(一方側)から後側(他方側)へ回り込むように設定されている。この軌道Tは、装置筐体10の内部に設定されている。
ここでは、軌道Tが無限に周回可能な無端軌道に設定されている。そのため、以下の説明では、軌道Tを無端軌道Tと呼ぶ。
この無端軌道Tは、側面視で長円をなしている。ここでいう長円は、二本の直線の各端部をそれぞれ円弧で結んだ形状をなす。無端軌道Tの直線部分は、開口部9の表面に沿って配置される。
無端軌道Tの長手方向は、表示部20が不使用時に横たわる方向、すなわち、前後方向に沿って配向されている。一方、無端軌道の短手方向は、上下方向に沿って配向されている。
無端軌道Tのなす長円が囲む領域内には、不使用時の表示部20が格納され(図3参照)、投光装置30が収容される。
具体的には、無端軌道Tのなす長円のうち、上下の直線の間に不使用時の表示部20が格納されている。また、この長円のうち後側の円弧内側に投光装置30が収容される。そのため、無端軌道Tの一部は、投光装置30に対して投射光を投射する側とは反対側(ここでは後側であって下側)に回り込むように設定されている。すなわち、無端軌道Tの一部が、投光装置30の外周(後側)を回り込んでいる。
無端軌道Tにおける周回方向(以下、単に「周回方向」という)を基準としたときに、無端軌道Tの寸法(全周長さ)を「L1」とおき、開口部9の寸法を「L2」とおき、カバー40の寸法を「L3」とおけば、「L3<L1−L2」の関係が成り立つ。言い換えれば、周回方向基準で、カバー40の寸法(L3)が、無端軌道Tの寸法(L1)から開口部9の寸法(L2)を差し引いたものよりも短く設定されている。
また、車幅方向基準で、カバー40の寸法(幅)は、開口部9の寸法(幅)よりもやや長く設定されるとともに、一対の側面部14の内壁14aどうしの距離よりもやや短く設定されている。
〈カバー〉
カバー40は、無端軌道Tの上を周回するように移動するため、折り曲げ可能(変形可能)に構成されている。
このカバー40は、周回方向(カバー40の移動方向)に並んで設けられる複数のスラット部40aと、隣接するスラット部40aどうしを連結する複数の連結部40bとを有する。つまり、スラット部40aが連結部40bで鎧戸(シャッター)状に連結されている。
スラット部40aは、それぞれ車幅方向に延びる帯板状の部材である。これらスラット部40aの間には、連結部40bのそれぞれが車幅方向に延びて設けられている。連結部40bは、隣接するスラット部40aどうしを折り曲げ可能(または回動可能)に連結する部位である。ここでは、連結部40bよりもスラット部40aのほうが厚く形成されている。そのため、カバー40では、厚みの異なるスラット部40aおよび連結部40bによって周回方向に沿った凸凹が形成される。
スラット部40aは剛性を有するのに対し、連結部40bは柔軟性(屈曲変形可能な可撓性)を有する。そのため、連結部40bが湾曲するように変形すると、隣接するスラット部40aが連結部40bで折れるように変形する。あるいは、連結部40bに各々のスラット部40aをピン接合することでも、無端軌道Tに沿ったスラット部40aどうしの屈曲変形が許容される。これらのようにして、カバー40では、スラット部40aが連結部40bで折れ曲がる。
カバー40の材料としては、熱可塑性や熱硬化性のエラストマーを用いることができる。エラストマーとは、ゴム弾性を有する高分子材料である。なお、カバー40の成形性に鑑みれば、熱可塑性のエラストマー(TPE:Thermo Plastic Elastomers)を用いるのが好ましい。
たとえば、連結部40bにだけエラストマーを用いて、連結部40bに柔軟性をもたせてもよい。この場合には、エラストマーよりも剛性を有する合成樹脂(プラストマー)や金属などの材料をスラット部40aに用いることができる。また、連結部40bに加えてスラット部40aにもエラストマーを用いる場合には、連結部40bよりもスラット部40aに剛性の高いエラストマーを用いたり、連結部40bよりもスラット部40aに厚みをもたせたりすることで、連結部40bに柔軟性をもたせつつスラット部40aに剛性をもたせることができる。
カバー40の部位は、第一部位41,第二部位42,第三部位43の三つに大別される。
カバー40において、一方の端部(以下、「一端部」という)401から開口部9の寸法よりもやや長い分だけ他方へ向かう部位が第一部位41であり、他方の端部(以下、「他端部」という)402から開口部9の寸法よりもやや長い分だけ一方へ向かう部位が第二部位42であり、第一部位41と第二部位42との間の部位が第三部位43である。
無端軌道Tにおいてカバー40の位置する範囲(以下、「位相」という)は、表示部20の不使用時と使用時と移動時とでそれぞれ異なる。
カバー40の位相は、表示部20の不使用時に第一位相(図3参照)となり、表示部20の使用時に第二位相(図4参照)となり、表示部20の移動時に第一位相と第二位相との間の位相(図2参照)となる。
第一位相は、図3に示すように、第一部位41が開口部9に位置するときのカバー40の位相である。すなわち、第一位相のカバー40における第一部位41は、開口部9を閉鎖する位置に設けられる。言い換えれば、カバー40の第一部位41は、表示部20の不使用時に開口部20を前側から閉鎖するように設けられる。具体的に言えば、第一位相のカバー40は、一端部401が開口部9の後端縁9aよりも後方に位置し、他端部402が後述する歯車52の下方であって後方に位置する。
第二位相は、図4に示すように、第二部位42が開口部9に位置するときのカバー40の位相である。すなわち、第二位相のカバー40における第二部位42は、開口部9を閉鎖する位置に設けられる。言い換えれば、カバー40の第二部位42は、表示部20の使用時に開口部20を後側から閉鎖するように設けられる。具体的に言えば、第二位相のカバー40は、他端部402が開口部9の前端縁9bよりも後方であるとともに表示部20の支持部21に後方から突き当たるように位置し、一端部401が後述する歯車52の下方に位置する。
このように、カバー40は、表示部20の使用状態(使用時および不使用時)のそれぞれに応じて開口部9を閉鎖する二つの部位41,42を有する。
この第二部位42は、光を透過する透過部42aを有する。
透過部42aは、第二位相にカバー40があるときの第二部位42において、投光装置30からの投射光によって照射される範囲よりも大きい。言い換えれば、第二部位42における透過部42aの範囲は、開口部9における投射光の通過範囲よりも大きく設定されている。透過部42aとしては、たとえば可撓性をもつ光透過性樹脂を用いることができる。
なお、第二部位42における透過部42a以外の部位や第一部位41、第三部位43は何れも、光を透過せず、ここでは光反射防止加工が施されている。
また、これらの第一位相と第二位相との間に位置するカバー40、すなわち、表示部20の移動時におけるカバー40は、図2に示すように、開口部9以外の無端軌道Tの上に位置する。このときの開口部9は、カバー40で閉鎖されることがなく、開放される。
〈開閉機構〉
開閉機構50は、カバー40を移動させて開口部9を開閉するものである。
この開閉機構50は、カバー40を移動させる駆動装置として、第二モータ51とこの第二モータ51に連結された歯車52とを有し、また、カバー40を無端軌道Tに沿って案内するガイドとして、ガイドプレート59とガイド溝141(図5参照)とを有する。ガイドプレート59は、カバー40の車幅方向中間部40Aを案内するためのものであり、ガイド溝141は、カバー40の車幅方向端部40Bを案内するためのものである。
歯車52は、カバー40の凸凹と対応する形状の歯52aを有する。この歯52aとカバー40とが噛み合って設けられている。
歯車52およびガイドプレート59は、無端軌道Tがなす長円の長手方向端部、すなわち前後の各端部に設けられている。具体的には、無端軌道Tの前端部における内周側に歯車52が配置され、無端軌道Tの後端部における内周側に沿ってガイドプレート59が配置される。ここで例示するガイドプレート59は、側面視で半円の弧状をなすとともに車幅方向に延び、内周側に投光装置30が配置されている。開閉機構50を装軌車両の履帯に準えれば、歯車52がドライブタンブラに対応し、ガイドプレート59がアイドラプーリに対応する箇所に設けられ、カバー40が履帯の一部に対応する。
図5に示すように、ガイド溝141は、側面視で無端軌道Tに沿って設けられている。このガイド溝141の幅(周回方向に直交する長さ)は、カバー40の厚み(周回方向に直交する長さ)よりもやや大きく設定されている。ここでは、側面部14において内壁14aの一部を無端軌道Tに沿って突出させることで、ガイド溝141が形成されている。
このガイド溝141には、カバー40の車幅方向端部40Bが配置される。
第二モータ51を回転駆動することで歯車52が回転し、歯車52の歯52aと噛み合うカバー40が無端軌道Tの上を移動する。このときのカバー40は、車幅方向中間部40Aがガイドプレート59によって内周側から案内され、車幅方向端部40Bがガイド溝141によって案内される。
[2.作用および効果]
本実施形態の表示装置用開閉機構は、上述のように構成されるため、以下のような作用および効果を得ることができる。
[2−1.作用]
まず、ヘッドアップディスプレイ装置1における作用について、表示部20の不使用時,移動時,使用時の順に説明する。
図3に示すように、表示部20の不使用時には、装置筐体10の内部に表示部20が横たわって格納されている。このときのカバー40の位相は第一位相であり、第一部位41で開口部9が閉鎖される。
図2に示すように、開閉機構50が駆動されると、周回方向の他方へ向けて無端軌道Tの上をカバー40が移動し、第一位相と第二位相との間にカバー40が位置して、第一部位41で閉鎖されていた開口部9が開放される。そして、表示部20の移動時には、移動機構29によって、表示部20が起立するように移動して装置筐体10の外部に展開される。
図4に示すように、開閉機構50がさらに駆動されると、カバー40の他端部402が表示部20の支持部21に突き当たり、カバー40の位相が第二位相となる。このように、表示部20を外部に展開した状態において、カバー40の第二部位42で開口部9が閉鎖される。すなわち、第一部位41が無端軌道Tの上を移動して開放された開口部9は、第二部位42によって閉鎖される。
そして、表示部20に向けて投光装置30から光が投射され、表示部20に情報が表示される。このようにして表示部20が使用される。
[2−2.効果]
(1)表示部20の不使用時には、カバー40の第一部位41によって開口部9が閉鎖される。また、表示部20の使用時には、カバー40の第二部位42によって開口部9が閉鎖される。したがって、表示部20が使用時であっても不使用時であっても開口部9が閉鎖される。よって、埃や塵などの微細な異物、コインやカードあるいはペンなどの大きな異物が開口部9から装置筐体10の内部に侵入することを抑えることができる。
装置筐体10内部への微細な異物の侵入が抑えられることで、格納された表示部20や移動機構29,開閉機構50への塵埃の付着が抑えられる。そのため、表示部20に映し出される情報の視認性の低下を抑えることができ、各機構29,50の耐久性を向上させることができる。装置筐体10の内部に侵入した異物は取り除きにくいものの、このような異物の侵入が抑えられることで、装置筐体10内部の清掃や保守といった作業負荷を軽減させることができる。
また、大きな異物は、装置筐体10内部に侵入することで各機構29,50の耐久性を低下させるおそれがあるものの、侵入が抑えられることで、各機構29,50の耐久性を向上させることができる。
表示部20の移動時には、たとえば、第一部位41が無端軌道Tの上を移動して開口部9は開放される。このようにして、開口部9以外の無端軌道Tの上にカバー40が位置するため、開口部9が開放される。したがって、表示部20が開口部9を通って移動することができる。
無端軌道Tの上を往復するようにカバー40が移動することから、カバー40は折り曲げ可能に構成されている。また、無端軌道Tは、装置筐体10の内部に設定されている。そのため、カバー40を装置筐体10の内部に折り曲げて収容することができる。
たとえば、折り曲げ不能なパネル状のカバーで開口部が覆われる機構では、一枚板状のカバーを収容するだけのスペースが装置筐体の内部に必要となる。これに対して、本実施形態の表示装置用開閉機構は、装置筐体10の内部にカバー40が折り曲げられて収容されているため、装置を小型化することができる。
このようにして、異物の侵入を抑えるとともに装置の大型化を抑えることができる。
(2)表示部20の使用時に開口部9を閉鎖する第二部位42が、光を透過する透過部42aを有するため、投光装置30から表示部20への投射光を開口部9で遮ることなく透過させることができる。したがって、表示部20の使用時に、表示部20に情報を映し出すとともに開口部9を閉鎖して異物の侵入を防ぐことができる。
(3)無端軌道Tの一部は、投光装置30に対して投射光を投射する側とは反対側に回り込むように設定されているため、投光装置30からの投射光に対するカバー40の干渉を抑えることができる。よって、表示部20への投射光を遮ることがなく、表示性の向上に寄与する。
(4)表示部20は、不使用時に横たわった状態とされ、使用時に横たわった状態から揺動されて装置筐体10の外部で起立した状態とされるため、たとえば表示部が直線状に往復動して出没するように移動する機構(以下、「所定機構」という)に比較して、開口部が大きく異物が侵入しやすくなるものの、カバー40の第一部位41および第二部位42によって開口部9が閉鎖されるため、効果的に異物の侵入が抑えられる。
また、所定機構に比較して、装置筐体10における表示部20の格納深さを抑えることができる。よって、装置を薄型化あるいは小型化することができる。
(5)無端軌道Tに沿って設けられてカバー40の移動を案内するガイドプレート59およびガイド溝141により、カバー40を確実に無端軌道Tに沿わせながら安定して移動させることができる。
(6)カバー40は、剛性を有するスラット部40a同士が柔軟性を有する連結部40bによって連結されるため、簡素な構成で変形可能に構成される。
(7)ダッシュボード3の上面3aに開口部9が設けられるため、開口部9から重力で異物が侵入(落下)しやすいものの、この侵入が効果的に抑えられる。
(8)このように、ヘッドアップディスプレイ装置1において、開口部9からの異物の侵入を抑えつつ、大型化を抑えることができる。
(9)さらに、不使用時の表示部20が横たわる方向に無端軌道Tの長手方向が沿うことからも、装置の薄型化あるいは小型化に寄与する。
(10)第一部位41には光反射防止加工が施されているため、表示部が格納された状態で開口部9を透明なカバーで閉鎖するものに比較すれば、格納された表示部20で光が反射されることを防止することができる。たとえば、フロントウィンドウ2への光の映り込みによる眩輝(グレア)を抑えることができる。よって、安全性の向上にも寄与しうる。
〔II.変形例〕
以上、一実施形態について説明したが、本発明は上述の一実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施することができる。上述した一実施形態の各構成は、必要に応じて取捨選択することができ、適宜組み合わせてもよい。
ヘッドアップディスプレイ装置1の設置箇所は、ダッシュボード3に限らず、ルーフパネルの前端部であってもよい。すなわち、ドライバ5の視界の上部に重ねて情報が表示されるヘッドアップディスプレイ装置1であってもよい。この場合、開口部が下向きに設けられることから異物が侵入しにくくなり、確実に異物の侵入が抑えられる。
表示部20の移動形態は、揺動するものに限られず、たとえば直線状に往復動するものであってもよい。この場合、たとえば無端軌道の形状が格納された表示部に対応したものとなり、開口部の大きさや形状も表示部の移動形態に応じたものとなるため、装置の形状や大きさも表示部の移動形態に応じたものとなる。
カバー40は、鎧戸状のものに限られず、フィルムやゴム板といった可撓性を有するものであってもよい。ここでいう可撓性とは、少なくとも開口部9に位置するカバー40がその形状を保持する剛性を有するものいう。この場合、無端軌道Tに沿ってカバー40を円滑に移動させることができる。また、基端(下端)が巻き取り装置に連結された可撓性を有するカバーが巻き取られて収容される機構に比較して、カバー40の巻付半径が小さくなるのを抑え、カバー40に巻き癖がつくのを抑えることができる。これは、開口部9の確実な開閉やカバー40の耐久性の向上に寄与する。
カバー40が移動する軌道は、周回可能な無端軌道Tに限らず、少なくとも開口の9の一方側から他方側へ回り込むように設定されていれば、周回不能な軌道や有端の軌道など種々の軌道とすることができる。
さらに、カバー40は、折り曲げ変形可能なものに限らず、折り曲げ不能なパネル状のものを用いてもよい。この場合、同一平面内に設定された円環状の軌道の上をカバー40が往復移動することで、開口部9が開閉される。このようなパネル状のカバー40を用いたとしても、装置を薄型化することで大型化を抑えることができる。
表示装置は、ヘッドアップディスプレイ装置に限定されるものではなく、少なくとも表示部が装置筐体内に格納可能であればよい。たとえば、表示装置がカーナビゲーション装置であってもよい。この場合の表示部としては、液晶モニタや有機ELモニタなどが挙げられる。
1 ヘッドアップディスプレイ装置(表示装置)
3 ダッシュボード(インストルメントパネル)
3a 上面
9 開口部
10 装置筐体
20 表示部
29 移動機構
30 投光装置
40 カバー
40a スラット部
40b 連結部
41 第一部位
42 第二部位
42a 透過部
43 第三部位
50 開閉機構
51 第二モータ
59 ガイドプレート
141 ガイド溝
T 無端軌道

Claims (8)

  1. 装置筐体の内部と外部とを連通する開口部と、
    前記装置筐体の内部に収納される不使用時の位置と前記装置筐体の外部に展開される使用時の位置との間を、前記開口部を通って移動する表示部と、
    前記装置筐体の内部において前記開口部の一方側から他方側へ回り込むように設定された軌道の上を往復移動して前記開口部を開閉するカバーと、を備え、
    前記カバーは、前記表示部の不使用時に前記開口部を前記一方側から閉鎖する第一部位と、前記表示部の使用時に前記開口部を前記他方側から閉鎖する第二部位とを有する
    ことを特徴とする表示装置用開閉機構。
  2. 前記装置筐体の内部に設けられ、前記開口部を通して投射光を前記表示部に投射する投光装置を備え、
    前記第二部位は、前記投射光を透過する透過部を有する
    ことを特徴とする請求項1に記載の表示装置用開閉機構。
  3. 前記軌道の一部は、前記投光装置に対して投射光を投射する側とは反対側に回り込むように設定されている
    ことを特徴とする請求項2に記載の表示装置用開閉機構。
  4. 前記表示部は、不使用時に前記装置筐体の内部で横たわった状態とされ、使用時に横たわった状態から揺動されて前記装置筐体の外部で起立した状態とされる
    ことを特徴とする請求項1〜3の何れか一項に記載の表示装置用開閉機構。
  5. 前記装置筐体の内部で前記軌道に沿って設けられ、前記カバーの移動を案内するガイドを備える
    ことを特徴とする請求項1〜4の何れか一項に記載の表示装置用開閉機構。
  6. 前記カバーは、複数のスラット部と、隣接する前記スラット部どうしを連結する複数の連結部とを含み、
    前記スラット部が剛性を有し、前記連結部が屈曲変形可能な可撓性を有する
    ことを特徴とする請求項1〜5の何れか一項に記載の表示装置用開閉機構。
  7. 前記開口部がインストルメントパネルの上面に設けられている
    ことを特徴とする請求項1〜6の何れか一項に記載の表示装置用開閉機構。
  8. 前記表示部がドライバの前方視界に情報を重ね合わせて表示する、車両のヘッドアップディスプレイ装置のコンバイナである
    ことを特徴とする請求項1〜7の何れか一項に記載の表示装置用開閉機構。
JP2015060988A 2015-03-24 2015-03-24 表示装置用開閉機構 Active JP6458585B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015060988A JP6458585B2 (ja) 2015-03-24 2015-03-24 表示装置用開閉機構

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015060988A JP6458585B2 (ja) 2015-03-24 2015-03-24 表示装置用開閉機構

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2016179743A JP2016179743A (ja) 2016-10-13
JP6458585B2 true JP6458585B2 (ja) 2019-01-30

Family

ID=57131282

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015060988A Active JP6458585B2 (ja) 2015-03-24 2015-03-24 表示装置用開閉機構

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6458585B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2021172626A1 (ko) * 2020-02-27 2021-09-02 엘지전자 주식회사 디스플레이 디바이스

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0221742Y2 (ja) * 1986-04-02 1990-06-12
US4854632A (en) * 1987-05-08 1989-08-08 Prince Corporation Storage compartment
JP4868448B2 (ja) * 2006-09-22 2012-02-01 アルパイン株式会社 表示装置
US8453836B1 (en) * 2011-11-14 2013-06-04 Topkase International Co., Ltd. Mobile device protective case with slidable shutter
EP2982534A4 (en) * 2013-04-01 2017-01-18 Pioneer Corporation Display system

Also Published As

Publication number Publication date
JP2016179743A (ja) 2016-10-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5849154B2 (ja) 車両用のヘッドアップディスプレイ
US9304318B2 (en) Display device for vehicle
JP6114380B2 (ja) 表示システム
JP5997489B2 (ja) 車両用表示装置
JP6408774B2 (ja) ヘッドアップディスプレイ装置
US20020104769A1 (en) Case for portable display devices
EP2703206B1 (en) In-vehicle display apparatus
US20150212323A1 (en) Combiner storage device, head-up display device
CN112562504A (zh) 可折叠显示装置
JPWO2017014132A1 (ja) 表示装置
JP2010116125A (ja) 運転支援装置
US20170336633A1 (en) Head-up display system
JP5145373B2 (ja) 車両用表示装置
EP2851233B1 (en) Head-up display device
JP2013154817A (ja) ヘッドアップディスプレイ装置
JP6458585B2 (ja) 表示装置用開閉機構
WO2016208221A1 (ja) 表示装置
JP2006069473A (ja) ヘッドアップディスプレイ
JP6452819B2 (ja) 表示装置
JPWO2016147372A1 (ja) 表示装置
JP2017044728A (ja) ヘッドアップディスプレイ装置
WO2016051507A1 (ja) 表示装置
TWI607241B (zh) 抬頭顯示器
KR20140014806A (ko) 차량용 카메라 장치
KR101770225B1 (ko) 가림막 구조를 갖는 곡면 디스플레이 장치

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20180223

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20181127

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20181129

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20181210

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6458585

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350