JPH0446034Y2 - - Google Patents

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JPH0446034Y2
JPH0446034Y2 JP16468487U JP16468487U JPH0446034Y2 JP H0446034 Y2 JPH0446034 Y2 JP H0446034Y2 JP 16468487 U JP16468487 U JP 16468487U JP 16468487 U JP16468487 U JP 16468487U JP H0446034 Y2 JPH0446034 Y2 JP H0446034Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、エンジンフードやトランクリツドや
フイラーリツド等の車両用の開閉部材 を解錠す
るノブ装置に関する。
(従来の技術) 従来、車両用開閉部材の解錠ノブ装置において
特に、不用意に解錠ノブを解錠操作することのな
いようにしたものとして、例えば、ドア開口部縁
にトランクリツドやフイラーリツドオープナの解
錠ノブを配設し、ドア閉時には解錠ノブを操作で
きないようにしたものや、また、解錠ノブを物品
の収納ボツクス内に配設し、物品収納ボツクスの
リツドを開けなければ解錠操作できないようにし
たもの(実開昭62−105837号公報参照)等が知ら
れている。
(考案が解決しようとする問題点) しかしながら、前者のように、ドアを開けなけ
れば解錠操作できないようにしたものでは、解錠
するためには必ずドアを開けなければ操作できな
いため、車室内から解錠操作を行なうときに不便
であるという問題点があつた。
それに対し、後者のものでは、車室内で解錠操
作を行う場合には、物品収納ボツクスのリツドを
開けるだけでよいから操作が簡単であるが、車外
に出た状態で解錠しようとするときには、ドアを
開けた後、更に、リツドを開けて解錠操作を行う
ため、操作性が悪いという問題点があつた。
さらに、後者のものにあつては、収納ボツクス
内の物品が解錠ノブに触れる恐れがあるので、そ
れを防止するには、収納部との間に仕切りを設け
る必要があるという問題点もあつた。
(問題点を解決するための手段) 本考案は、上述のような問題点を解決し、不用
意に解錠ノブを解錠操作することのない構造であ
りながら、車室内からでも車外からでも解錠操作
が容易である車両用開閉部材の解錠ノブ装置を提
供することを目的としてなされたものである。
この目的達成のために、本考案では、ドア及び
ドアに隣設のサイドパネルの室内側にドアトリム
及びボデイサイドトリムが設けられ、該ボデイサ
イドトリムには、室内側に膨出されたボデイ側膨
出部が形成され、該ボデイ側膨出部には、内部に
サイドパネルに取付けられてエンジンフード等の
開閉部材に設けられたロツク装置に解錠可能に連
結された解錠ノブが設けられると共に、ドア側の
端部位置にノブ操作用窓が開口され、前記ドアト
リムには、前記ノブ操作用窓を覆つて室内側に膨
出されたドア側膨出部が形成され、該ドア側膨出
部には、ボデイ側膨出部側の端部位置にドアポケ
ツトが形成され、該ドアポケツトには、物品出入
用開口部を開閉すると共に、閉状態で前記ノブ操
作用窓の少なくとも解錠ノブが配置されている部
分を塞ぐ窓覆い部を有するリツドが設けられ、前
記リツドは、リツド開状態でこのノブ操作用窓を
開放可能に形成されている手段とした。
(作用) よつて、本考案の車両用開閉部材の解錠ノブ装
置では、ドアを閉じた状態では、ドア側膨出部の
リツド(窓覆い部)によりノブ操作用窓の少なく
とも解錠ノブが配置されている部分が覆われてい
る。
従つて、不用意に解錠ノブを解錠操作してしま
うことがないものである。また、特別に仕切部材
を設けなくても、ドアポケツト内に収納されてい
る物品が解錠ノブに触れることもない。
また、この解錠ノブを操作する場合、車外から
操作するときには、ドアを開けてドア側膨出部を
移動させ、ノブ操作用窓を開放状態にして解錠ノ
ブを解錠操作する。
従つて、車外からの操作が容易である。
一方、車室内から解錠操作を行う場合には、上
述と同様にドアを開けてから解錠操作することが
可能であると共に、ドアポケツトのリツドを開状
態にして窓覆い部により覆われていたノブ操作用
窓の解錠ノブが配置されている部分を開放して解
錠操作することもできる。
従つて、車室内からの操作する場合にはドアを
開けなくても解錠操作することができ操作が容易
である。
尚、解錠ノブとロツク装置の連結作業にあつて
は、解錠ノブがサイドパネルに取付けられてボデ
イサイドトリム内に配置されているため、ケーブ
ル等の配索はボデイサイドトリムを車体のサイド
パネルに取り付ける前に行うことができ、車体の
パネル内を配索するのに比べ極めて容易に行うこ
とができる。
(実施例) 以下、本考案の実施例を図面により詳述する。
尚、実施例としてエンジンフードのロツクを解
錠する解錠ノブ装置を例にとる。
まず、実施例の構成を説明する。
第2図は本考案実施例装置を設けた車両の室内
を示す斜視図であつて、前端部のヒンジ(図示省
略)を中心に回動してドア開口部101を開閉可
能にドア10が設けられている。尚、矢印FRは
車体前方を示す。
前記ドア10及びその後方のサイドパネル20
にはドアトリム30及びボデイサイドトリム40
が設けられている。第5図は、第2図のB−B断
面図であつて、前記ドア10及びサイドパネル2
0は、それぞれ、インナパネル11,21とアウ
タパネル12,22とを接合して箱断面形状に形
成されている。
そして、前記ドアトリム30の下端部及びボデ
イサイドトリム40の下端部には、ドア10及び
サイドパネル20との間にそれぞれ空間a,bを
保持して室内側に膨出されたドア側膨出部31及
びボデイ側膨出部41とが連続する形状で形成さ
れている。この両膨出部31,41はアームレス
トとして使用される。
第1図、第4図(第3図A−A断面図)、第5
図(第2図B−B断面図)に示すように、前記ボ
デイ側膨出部41の前壁42にノブ操作用窓43
が開口され、このノブ操作用窓43の内側には一
面を開口した箱状のケース44が設けられ、この
ケース44内に解錠ノブ50が設けられている。
即ち、この解錠ノブ50は、サイドパネル20の
インナパネル21にボルト511で取り付けられ
た支持ブラケツト51により上下方向にスライド
可能に支持されているレバー52の上端部に設け
られ、かつ、このレバー52及びケーブル53に
よつて車体後部に設けられた図外のエンジンフー
ドに設置されたロツク装置に連結され、この解錠
ノブ50を通常位置cから解錠位置d(第4図)
までストロークさせることで前記ロツク装置を解
錠可能となつている。
尚、この解錠操作は前記ノブ操作用窓43から
ケース44内に手を入れて行うものである。
前記ドア側膨出部31の後端部には、第1図に
示すようにドアポケツト32が形成されている。
このドアポケツト32は、内部に物品収納部33
を有すると共に、上部に物品出入用開口部34を
有するポケツト本体35と、ヒンジ361を中心
に回動して前記物品出入用開口部34を開閉する
リツド36とから構成されている。
前記ドア側膨出部31の後壁37は、第4図に
示すように、ノブ操作用窓43の下部を覆う部分
を含めて下側部分が本体側後壁371とされてポ
ケツト本体35の一部を構成し、一方、後壁37
の上部の解錠ノブ50を覆う部分が窓覆い部37
2とされてリツド36の一部を構成している。
即ち、前記窓覆い部372は、第2,4図に示
すリツド36を閉じた状態で、解錠ノブ50が配
置されている部分のノブ操作用窓43を覆い隠し
て解錠操作を妨げ、また、第1図に示すリツド3
6を開いた状態では、この解錠ノブ50が配置さ
れている部分を開放し、解錠操作を可能とする。
尚、第1図に示すように前記窓覆い部372の
下端の車体外側部分は、リツドの開閉を妨げるこ
とのないように丸く角落しされている。
次に実施例の作用を説明する。
(イ) ドア閉時 第2,4図に示すように、ドア10を閉じた状
態では、ドア側膨出部31の後壁37(窓覆い部
372及び本体側後壁371)によりノブ操作用
窓43が覆い隠されている。
従つて、ノブ操作用窓43の内側に配置されて
いる解錠ノブ50を不用意に解錠操作してしまう
ことがないものである。
また、物品収納部33は後壁37(窓覆い部3
72及び本体側後壁371)により、ノブ操作用
窓43と仕切られているため、特別に仕切部材を
設けなくても、物品収納部33内の物品が解錠ノ
ブ50に触れることもない。
(ロ) 解錠ノブ解錠操作時 解錠ノブ50を解錠操作する場合、車外から操
作するときには、第3図に示すように、ドア10
を開けてドア側膨出部31を移動させ、ノブ操作
用窓43を開放状態にし、解錠ノブ50を上部に
引き上げ解錠する。
従つて、車外からの操作が容易である。
一方、車室内から解錠操作を行う場合には、上
述のようにドア10を開けてノブ操作用窓43を
開放状態にしてから行つてもよいし、また、ドア
ポケツト32のリツド36を開状態にして、第1
図に示すように、窓覆い部372により覆われて
いたノブ操作用窓43の解錠ノブ50が配置され
ている部分を開放し、解錠操作してもよい。
従つて、車室内からの操作する場合にはドア1
0を開けなくても解錠操作することができ操作が
容易である。
(ハ) 組付時 両トリム30,40や解錠ノブ50の組み付け
及びケーブル53の配索にあつては、解錠ノブ5
0がサイドパネル20に取付けられてボデイサイ
ドトリム40内に配置されているため、ケーブル
53等の配索はボデイサイドトリム40を車体の
サイドパネル20に取り付ける前に行うことがで
き、車体のパネル20内を配索するのに比べ極め
て容易に行うことができる。
以上、本考案の実施例を図面により詳述してき
たが、具体的な構成はこの実施例に限られるもの
ではなく、例えば、実施例では、リツドがドア側
に回動して物品出入用開口部を開放した状態とな
るようにした例を示したが、リツドの車室側の端
部にヒンジを設けて車室側へ回動したり、また、
リツドの前端部にヒンジを設けてリツドを前方に
回動するようにしたり、さらに、リツドを前方に
スライドして物品出入用開口部を開放するように
してもよい。即ち、要はリツドを開状態としたと
きに窓覆い部がノブ操作用窓を開放する構造であ
ればよい。
また、実施例では、解錠ノブとして上方向にス
ライドさせてロツクを解錠するものを示したが、
下方向にスライドするものや前後方向にスライド
や、また、軸中心に回動して解錠するもの等、他
のノブを用いてもよい。
また、実施例では車両の開閉部材としてエンジ
ンフードを用いたがフイラーリツドやトランクリ
ツド等、他の開閉部材に適用してもよい。
(考案の効果) 以上説明してきたように、本考案の車両用開閉
部材の解錠ノブ装置にあつては、不用意に解錠ノ
ブを解錠操作することのない構造でありながら、
車室内からでも車外からでも解錠操作が容易であ
るという効果が得られる。
さらに、本考案では、ノブ操作用窓を開閉する
部材を別に設ける必要がないという効果も得られ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案実施例装置のドアを閉じ、かつ
リツドを開けた状態を示す車内から見た斜視図、
第2図は実施例装置のドアを閉じた状態を示す車
内から見た斜視図、第3図は実施例装置のドアを
開けた状態を示す車内から見た斜視図、第4図は
実施例装置を示す縦断面図(第3図A−A線によ
る)、第5図は実施例装置を示す横断面図(第2
図B−B線による)である。 10……ドア、20……サイドパネル、30…
…ドアトリム、31……ドア側膨出部、32……
ドアポケツト、34……物品出入用開口部、36
……リツド、40……ボデイサイドトリム、41
……ボデイ側膨出部、43……ノブ操作用窓、5
0……解錠ノブ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 ドア及びドアに隣設のサイドパネルの室内側に
    ドアトリム及びボデイサイドトリムが設けられ、 該ボデイサイドトリムには、室内側に膨出され
    たボデイ側膨出部が形成され、 該ボデイ側膨出部には、内部にサイドパネルに
    取付けられてエンジンフード等の開閉部材に設け
    られたロツク装置に解錠可能に連結された解錠ノ
    ブが設けられると共に、ドア側の端部位置にノブ
    操作用窓が開口され、 前記ドアトリムには、前記ノブ操作用窓を覆つ
    て室内側に膨出されたドア側膨出部が形成され、 該ドア側膨出部には、ボデイ側膨出部側の端部
    位置にドアポケツトが形成され、 該ドアポケツトには、物品出入用開口部を開閉
    すると共に、閉状態で前記ノブ操作用窓の少なく
    とも解錠ノブが配置されている部分を塞ぐ窓覆い
    部を有するリツドが設けられ、 前記リツドは、リツド開状態でこのノブ操作用
    窓を開放可能に形成されていることを特徴とする
    車両用開閉部材の解錠ノブ装置。
JP16468487U 1987-10-27 1987-10-27 Expired JPH0446034Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16468487U JPH0446034Y2 (ja) 1987-10-27 1987-10-27

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JP16468487U JPH0446034Y2 (ja) 1987-10-27 1987-10-27

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JPH0168479U JPH0168479U (ja) 1989-05-02
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