JPS5921080Y2 - 自動車における物品収納装置 - Google Patents
自動車における物品収納装置Info
- Publication number
- JPS5921080Y2 JPS5921080Y2 JP10915480U JP10915480U JPS5921080Y2 JP S5921080 Y2 JPS5921080 Y2 JP S5921080Y2 JP 10915480 U JP10915480 U JP 10915480U JP 10915480 U JP10915480 U JP 10915480U JP S5921080 Y2 JPS5921080 Y2 JP S5921080Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- vehicle body
- box
- rotation
- locking
- storage chamber
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Vehicle Step Arrangements And Article Storage (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、自動車における物品収納装置に関するもので
ある。
ある。
従来、自動車では、大きな荷物はトランクに収納され、
小さな荷物は後部座席後方のパッケージ・トルイ部に置
かれていた。
小さな荷物は後部座席後方のパッケージ・トルイ部に置
かれていた。
そのため、走行時などにおいて、自動車が揺れると、そ
れに伴い、前記小さな荷物(物品)も動き、車体の側壁
に衝突し、荷物同士が接触して破損するおそれがある。
れに伴い、前記小さな荷物(物品)も動き、車体の側壁
に衝突し、荷物同士が接触して破損するおそれがある。
上記従来の問題点を解消するものとして、従来パッケー
ジトレイに蓋付きの収納部を設けたものが実開昭54−
111043号公報で知られている。
ジトレイに蓋付きの収納部を設けたものが実開昭54−
111043号公報で知られている。
しかしながら上記従来構造は、蓋体の取手部がシートバ
ック後方に位置しているため、座席に着座した状態で蓋
体を開は物品を取り出すことは困難であり、物品取出し
時に後方を向いて動作を行なう必要がある。
ック後方に位置しているため、座席に着座した状態で蓋
体を開は物品を取り出すことは困難であり、物品取出し
時に後方を向いて動作を行なう必要がある。
本考案は、かかる点に鑑みてなされたもので、後部座席
のシートバックの側方位置に、車体に対し回動自在で物
品が収納される回動ボックスを設け、パッケージ・トレ
イ部に固定収納室を設け、該固定収納室を開閉する係止
蓋体との保合により、回動ボックスの前方回動を阻止し
、車体に形成した回動阻止部に後方回動を阻止させるこ
とにより、簡単な構造でもって、物品を収納することが
でき、かつ着座状態で物品の出入れができる自動車にお
ける物品収納装置を提供することを目的とする。
のシートバックの側方位置に、車体に対し回動自在で物
品が収納される回動ボックスを設け、パッケージ・トレ
イ部に固定収納室を設け、該固定収納室を開閉する係止
蓋体との保合により、回動ボックスの前方回動を阻止し
、車体に形成した回動阻止部に後方回動を阻止させるこ
とにより、簡単な構造でもって、物品を収納することが
でき、かつ着座状態で物品の出入れができる自動車にお
ける物品収納装置を提供することを目的とする。
以下、本考案の構成を、実施例について、図面に沿って
説明する。
説明する。
実施例 1
第1図および第2図において、1は4人乗り自動車(前
部座席2人、後部座席2人)の後部座席のシートバック
である。
部座席2人、後部座席2人)の後部座席のシートバック
である。
2は角筒状の回動ボックスで、前記シートバック1の間
に位置し、ヒンジ3にて車体4に対し前後方向へ回動自
在に取付けられている。
に位置し、ヒンジ3にて車体4に対し前後方向へ回動自
在に取付けられている。
二〇回動ボックス2は上面に物品出入口2dが開口して
おり、飲料水などのびんの収納に適する。
おり、飲料水などのびんの収納に適する。
5は車体4に形成された回動阻止部で、シートバック1
と同程度に前部がりに傾斜した前傾部5aと、該前傾部
に対し直交し、かつ後部がりに傾斜した後傾部5bとか
らなり、回動ボックス2の後面板2bに前傾部5aが、
底面板2Cに後傾部5bがそれぞれ当接して該回動ボッ
クス2の車体後方への回動を阻止する。
と同程度に前部がりに傾斜した前傾部5aと、該前傾部
に対し直交し、かつ後部がりに傾斜した後傾部5bとか
らなり、回動ボックス2の後面板2bに前傾部5aが、
底面板2Cに後傾部5bがそれぞれ当接して該回動ボッ
クス2の車体後方への回動を阻止する。
6はパッケージ・トレイ部7に凹設された凹状の固定収
納室で、回動阻止部5の後方に位置し、該固定収納室6
の底板6aの前縁が、前傾部5aの上縁に連設されてい
る。
納室で、回動阻止部5の後方に位置し、該固定収納室6
の底板6aの前縁が、前傾部5aの上縁に連設されてい
る。
8は略断面コ字状の係止蓋体で、固定収納室6の後縁部
にヒンジ9にて車体4に対して上下方向へ回転自在に取
付けられている。
にヒンジ9にて車体4に対して上下方向へ回転自在に取
付けられている。
この係止蓋体8は、固定収納室6の上方を覆う水平部8
aと、該水平部8aの前縁から下方に延設され、かつ下
端縁部に回動ボックス2を係止する段差部(係止部)8
bが形成された傾斜部8Cとにより構成されている。
aと、該水平部8aの前縁から下方に延設され、かつ下
端縁部に回動ボックス2を係止する段差部(係止部)8
bが形成された傾斜部8Cとにより構成されている。
回動ボックス2において、上縁部が係止蓋体8の段差部
8bに係止される前面板2aは後面板2bよりも短かく
形成され、該回動ボックス2が回動阻止部5に当接した
状態で、前面板2aはパッケージ・トレイ部7と略同じ
高さで、後面板2bは上縁が係止蓋体8に近接している
。
8bに係止される前面板2aは後面板2bよりも短かく
形成され、該回動ボックス2が回動阻止部5に当接した
状態で、前面板2aはパッケージ・トレイ部7と略同じ
高さで、後面板2bは上縁が係止蓋体8に近接している
。
10はアームレストで、その後部上縁は、後縁が前傾部
5aの下縁に連設された後傾部5bの前縁に連設されて
いる。
5aの下縁に連設された後傾部5bの前縁に連設されて
いる。
続いて、上記実施例1を若干変形した実施例2、実施例
3について説明する。
3について説明する。
なお、実施例1と同様の構成要素については同一の符号
を用い、その詳細な説明を省略する。
を用い、その詳細な説明を省略する。
実施例 2
第3図に示すように、本例の回動ボックス21は、ボッ
クス本体21 aと、該ボックス本体21 aとヒンジ
結合され該ボックス本体21 aの物品出入口21 b
を開閉自在に閉塞する中蓋体21 Cとで構成されてい
る。
クス本体21 aと、該ボックス本体21 aとヒンジ
結合され該ボックス本体21 aの物品出入口21 b
を開閉自在に閉塞する中蓋体21 Cとで構成されてい
る。
中蓋体21 Cは、ヒンジ部分を除いて周縁に突縁部2
1 dが突設され、ボックス本体21 aに嵌合される
。
1 dが突設され、ボックス本体21 aに嵌合される
。
したがって、回動ボックス21は中蓋体21 Cがある
ため、該回動ボックス21を倒しても、内部に収納され
ている物品が外部に放出されることはなく、テープレコ
ーダのカセットテープ等を収納するのに適している。
ため、該回動ボックス21を倒しても、内部に収納され
ている物品が外部に放出されることはなく、テープレコ
ーダのカセットテープ等を収納するのに適している。
また、後部座席の座席シート22上に倒した状態で、ア
ームレストとして用いることもできる。
ームレストとして用いることもできる。
実施例 3
第4図に示すように、本例の回動ボックス31は実施例
1に示す回動ボックス2の後面板2bが除去されたもの
で、上面および後面が物品出入口31aとなっている。
1に示す回動ボックス2の後面板2bが除去されたもの
で、上面および後面が物品出入口31aとなっている。
32は回動阻止部5の上端部がさらに上方に延設された
突出部で、回動ボックス31と固定収納室6との仕切壁
となっている。
突出部で、回動ボックス31と固定収納室6との仕切壁
となっている。
この突出部32により、固定収納室6に収納されている
物品が、回動ボックス31内に落下するのが防止される
。
物品が、回動ボックス31内に落下するのが防止される
。
この回動ボックス31では、後面が開放されているため
、物品の収納可能な総容積が、実施例1および実施例2
よりも大きくなっている。
、物品の収納可能な総容積が、実施例1および実施例2
よりも大きくなっている。
また、上記突出部32を除去すれば、固定収納室6から
回動ボックス31に亘って長尺物を収納するようにする
ことができる。
回動ボックス31に亘って長尺物を収納するようにする
ことができる。
本考案は、上記のように、後部座席のシートバックの側
方位置に、スペースを有効に利用して形威し、しかも1
つの係止蓋体に、固定収納室の開閉蓋としての機能と、
回動ボックスの前方回動を阻止する機能とを持たせたた
め、簡単な構造でもって、車室内の物品収納容積が拡大
される。
方位置に、スペースを有効に利用して形威し、しかも1
つの係止蓋体に、固定収納室の開閉蓋としての機能と、
回動ボックスの前方回動を阻止する機能とを持たせたた
め、簡単な構造でもって、車室内の物品収納容積が拡大
される。
また、係止蓋体の持上げ部分が座席のシートパック前面
に位置しているので、着座状態で係止蓋体の開閉ができ
、物品の取出し及び収納を着座したままで確実に行える
。
に位置しているので、着座状態で係止蓋体の開閉ができ
、物品の取出し及び収納を着座したままで確実に行える
。
さらに、パッケージ・トレイ部に置いている場合よりも
整理され、収納された物品が破損されることもほとんど
ない。
整理され、収納された物品が破損されることもほとんど
ない。
図面は本考案の実施態様を例示するもので、第1図は実
施例1の自動車における物品収納装置の斜視図、第2図
は同縦断面図、第3図は実施例2の同縦断面図、第4図
は実施例3の同縦断面図である。 1・・・・・・シートバック、2・・・・・・回動ボッ
クス、2d・・・・・・物品出入口、3,9・・・・・
・ヒンジ、4・・・・・・車体、5・・・・・・回動阻
止部、6・・・・・・固定収納室、7・・・・・・パッ
ケージ・トレイ部、8・・・・・・係止蓋体、8b・・
・・・・段差部(係止部)、21・・・・・・回動ボッ
クス、21 a・・・・・・ボックス本体、21 b・
・・・・・物品出入口、21 C・・・・・・中蓋体、
31・・・・・・回動ボックス、31 a・・・・・・
物品出入口。
施例1の自動車における物品収納装置の斜視図、第2図
は同縦断面図、第3図は実施例2の同縦断面図、第4図
は実施例3の同縦断面図である。 1・・・・・・シートバック、2・・・・・・回動ボッ
クス、2d・・・・・・物品出入口、3,9・・・・・
・ヒンジ、4・・・・・・車体、5・・・・・・回動阻
止部、6・・・・・・固定収納室、7・・・・・・パッ
ケージ・トレイ部、8・・・・・・係止蓋体、8b・・
・・・・段差部(係止部)、21・・・・・・回動ボッ
クス、21 a・・・・・・ボックス本体、21 b・
・・・・・物品出入口、21 C・・・・・・中蓋体、
31・・・・・・回動ボックス、31 a・・・・・・
物品出入口。
Claims (1)
- 物品出入口が形成された回動ボックスが後部座席のシー
トバックの側方に位置して車体に対し回動自在に取付け
られ、該回動ボックスの車体後方への回動を阻止する回
動阻止部が車体に形成され、該回動阻止部の後方に位置
する車体のパッケージ・トレイ部に凹状の固定収納室が
凹設され、該車体のパッケージ・トレイ部に上記固定収
納室を開閉する係止蓋体が回動自在に取付けられていて
、該蓋体の先端に回動ボックスを係止する係止部が形成
されていることを特徴とする自動車における物品収納装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10915480U JPS5921080Y2 (ja) | 1980-07-31 | 1980-07-31 | 自動車における物品収納装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10915480U JPS5921080Y2 (ja) | 1980-07-31 | 1980-07-31 | 自動車における物品収納装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5732547U JPS5732547U (ja) | 1982-02-20 |
JPS5921080Y2 true JPS5921080Y2 (ja) | 1984-06-20 |
Family
ID=29470357
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10915480U Expired JPS5921080Y2 (ja) | 1980-07-31 | 1980-07-31 | 自動車における物品収納装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5921080Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59181477A (ja) * | 1983-03-31 | 1984-10-15 | 富士通株式会社 | シールドコードの接続金具 |
JPH0635418Y2 (ja) * | 1989-06-21 | 1994-09-14 | ホシデン株式会社 | コネクタ |
-
1980
- 1980-07-31 JP JP10915480U patent/JPS5921080Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5732547U (ja) | 1982-02-20 |
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