JPH0453754Y2 - - Google Patents

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JPH0453754Y2
JPH0453754Y2 JP1986130656U JP13065686U JPH0453754Y2 JP H0453754 Y2 JPH0453754 Y2 JP H0453754Y2 JP 1986130656 U JP1986130656 U JP 1986130656U JP 13065686 U JP13065686 U JP 13065686U JP H0453754 Y2 JPH0453754 Y2 JP H0453754Y2
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JP
Japan
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partition plate
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receiving
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JP1986130656U
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JPS6336378U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 [技術分野] 本考案は、郵便物とそれ以外の投函物や集配物
(以下配達物という)を収納するための投函物収
納箱に関し、詳しくは配達物の盗難防止を図りな
がら、配達時にも郵便物の盗難を防止し、しかも
家人が投函物収納箱の背方から被集荷物を配達物
受部内に返却できるようにしようとする技術に関
する。
[背景技術] 従来、配達物はそれ専用の受箱や郵便受箱に併
設された受箱内に投入されているが、この配達受
箱には鍵がかからないので盗難の虞れがあり、
又、郵便物と配達物とを一緒に入れる場合には、
配達物の投入口から郵便物の盗難の虞れがあり、
そこで配達物受箱側に鍵がかかるようにして、そ
の鍵を特定の配達人に預けるようにすることも考
えられるが、かかる場合に、牛乳びんや被クリー
ニング物のような被集荷物を家人が配達物受箱内
に入れておくのに、開錠及び施錠操作が必要とな
り、操作が面倒となるものであつた。また、他の
従来例として、実公昭37−13403号公報には、郵
便受箱の内部を固定板と回動板とを用いて前後に
仕切り、牛乳びんなどの配達物を前側の収納部に
収納すると共に、回動板のみを後方へ回動させて
配達物を後方窓から取り出すようにしたものが知
られている。
ところが、この従来例では、固定板は、その上
端部が前板の裏面に一体的に固定され、固定板の
前側の配達物受部に比して配達口が極めて小さく
なつているので、配達物を収納し難くなる。しか
も、上記回動板は、上記固定板の下端部に枢着さ
れ、この回動板のみを後方へ回動させて後方窓か
ら配達物を取り出すものであるから、回動板の前
側の配達物受部に比して後方窓が極めて小さくな
り、配達物を後方から取り出し難くなるという欠
点があつた。
[考案の目的] 本考案はこのような問題に鑑みてなされたもの
であり、その目的とするところは、比較的大きい
配達物も容易に収納させることができ、錠を付け
ることで配達物の盗難防止を図りながら、配達時
にも郵便物の盗難を防止し、しかも家人が投函物
収納箱の背方から被集荷物を配達物受部内に返却
でき、しかして使いやすい投函物収納箱を提供す
ることにある。
[考案の開示] 本考案の投函物収納箱は、前後が開口した筒状
の受箱本体1の前部開口2の上下中間部から斜後
方に向けて傾斜する中仕切板4を設けて、受箱本
体1の収納部を中仕切板4の上方の郵便受部5と
中仕切板4の下方の配達物受部6とに仕切り、配
達物受部6の配達口7に開閉蓋8を設け、この開
閉蓋8に前方から開錠操作が可能な錠9を取付
け、中仕切板4の上端部を受箱本体の配達口7の
上縁部分12に枢着すると共に、受箱本体1の後
部開口3の上縁部3aを上記中仕切板4の上端部
よりも上方位置に設定し、中仕切板4を上記後部
開口3の上縁部3aに当接するまで後方上方に振
り上げ回動可能に構成し、中仕切板4の振り上げ
回動を牽制する牽制手段10を受箱本体1の後部
開口3側から解除自在に設けて成ることを特徴と
するものであり、このように構成することによつ
て、上記目的を達成したものである。つまり、中
仕切板4を斜後方に傾斜させることで、中仕切板
4の下方の配達物受部6の配達口7を大きくと
れ、比較的大きい配達物も容易に入れることがで
き、しかも配達物受部6の開閉蓋8には錠9を付
けることによつて、鍵を預かつた配達人以外の者
からの配達物の盗難を防止し、中仕切板4によつ
て、配達人による郵便物の盗難を防止し、かつ中
仕切板4を後方上方に振り上げ回動可能に構成
し、中仕切板4の振り上げ回動を牽制する牽制手
段10を受箱本体1の後部開口3側から解除自在
に設けることによつて、受箱本体1の後部開口3
側から中仕切板4に対する牽制手段10による牽
制作用を解除することで、中仕切板4を後方上方
に振り上げ回動させて配達物受部6を後方から開
き、牛乳びんやクリーニング用の汚れ物のような
被集荷物を家人が開錠操作を行うことなく入れて
おくことができ、使いやすいようにしたものであ
る。
以下本考案の実施例を図面に基づいて詳述す
る。
前後が開口した角筒状の受箱本体1の前部開口
2の上方寄りの上下中間部から斜後方に向けて傾
斜する中仕切板4を設けてある。この中仕切板4
はその上端において蝶番12によつて、後方上方
へ振り上げ回動自在に枢着してある。しかも、第
1図に示されるように、受箱本体1の後部開口3
の上縁部3aを上記中仕切板4の上端部よりも上
方位置に設定してあるため、中仕切板4を水平よ
りもさらに後方へ大きく振り上げることができる
ようになつている。しかして中仕切板4によつ
て、受箱本体1の収納部を中仕切板4の上方の郵
便受部5と中仕切板4の下方の配達物受部6とに
仕切つてある。郵便受部5の上下巾の狭い投入口
13には小巾の揺動蓋14を蝶番にて揺動自在に
取付けて、この揺動蓋14を押し込むことで郵便
物を投入することができるようにしてある。配達
物受部6の配達口7は上下巾が広くしてあり、比
較的大きい配達物を入れることができるようにし
てある。配達口7には前方に開き回動自在に開閉
蓋8を取付けてある。この開閉蓋8に前方から開
錠操作が可能なシリンダー錠のような錠9を取付
けてあり、この錠9の鍵を預かつた特定の配達人
のみが開錠して配達物を配達することができるよ
うにしてある。
後方上方に振り上げ回動可能に構成された中仕
切板4の振り上げ回動を牽制する牽制手段10と
しての裏蓋11を後部開口3に蝶番を介して開き
回動自在に取付けてある。つまり、中仕切板4を
後方上方に振り上げ回動させるのを牽制する牽制
手段10としての裏蓋11を受箱本体1の後部開
口3側から牽制解除自在にしてある。裏蓋11に
は把手15を設けてある。
このような構成によれば、中仕切板4の上端部
が受箱本体1の配達口7の上縁部分12に枢着さ
れていることにより、中仕切板4の前側の配達物
受部6の前方における配達口7を大きく開口させ
ることができ、配達物を収納し易くできる。しか
も、受箱本体1の後部開口3の上縁部3aを上記
中仕切板4の上端部よりも上方位置に設定したの
で、中仕切板4を後方へ水平よりもさらに大きく
振り上げることができ、これに伴つて配達物の取
り出しも楽にできる。そのうえ、中仕切板4は裏
蓋11を後部から持ち上げ回動させない限り開き
回動させることができず、配達人が郵便物を取出
すことができないのであり、家人が第3図のよう
に裏蓋11を開くことで、始めて中仕切板4を開
くことができ、このようにして配達物を取入れ、
又、牛乳びんやクリーニング用の物を挿入してお
くのである。
尚、中仕切板4を前方から開くことができない
ようにする牽制手段10の構成は種々設計変更可
能である。
そして裏蓋11が後方に解放揺動されるのを防
止する鍵を付けて、この鍵を後方から家人が鍵で
開くようにして、裏蓋11が通常は開かないよう
にしてもよい。
[考案の効果] 以上要するに本考案は、中仕切板を斜後方に傾
斜させてあるから、中仕切板の下方の配達物受部
の配達口を大きくとれ、比較的大きい配達物も容
易に入れることができると共に、受箱本体の後部
開口の上縁部を中仕切板の上端部よりも上方位置
に設定してあるから、中仕切板を後方へ大きく振
り上げることができ、配達物の取り出しを楽にで
きる。しかも、中仕切板の上端部を受箱本体の配
達口の上縁部分に枢着させ、しかも配達物受部の
開閉蓋には錠を付けてあるから、鍵を預かつた配
達人以外の者からの配達物の盗難を防止し、中仕
切板によつて、配達人による郵便物の盗難を防止
し、かつ中仕切板を後方上方に振り上げ回動可能
に構成し、中仕切板の振り上げ回動を牽制する牽
制手段を受箱本体の後部開口側から解除自在に設
けてあるから、受箱本体の後部開口側から中仕切
板に対する牽制手段による牽制作用を解除するこ
とで、中仕切板を後方上方に振り上げ回動させて
配達物受部を後方から開き、牛乳びんやクリーニ
ング用の汚れ物のような被集荷物を家人が開錠操
作を行うことなく入れておくことができ、錠を付
けてもその操作を行わなくてもよく使いやすいと
いう利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の断面図、第2図は
同上の裏蓋及び中仕切板を開いた状態の斜視図、
第3図は同上の裏蓋を開き中仕切板を少し開いた
状態の斜視図であり、1は受箱本体、2は前部開
口、3は後部開口、4は中仕切板、5は郵便受
部、6は配達物受部、7は配達口、8は開閉蓋、
9は錠、10は牽制手段である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 前後が開口した筒状の受箱本体の前部開口の上
    下中間部から斜後方に向けて傾斜する中仕切板を
    設けて、受箱本体の収納部を中仕切板の上方の郵
    便受部と中仕切板の下方の配達物受部とに仕切
    り、配達物受部の配達口に開閉蓋を設け、この開
    閉蓋に前方から開錠操作が可能な錠を取付け、中
    仕切板の上端部を受箱本体の配達口の上縁部分に
    枢着すると共に、受箱本体の後部開口の上縁部を
    上記中仕切板の上端部よりも上方位置に設定し、
    中仕切板を上記後部開口の上縁部に当接するまで
    後方上方に振り上げ回動可能に構成し、中仕切板
    の振り上げ回動を牽制する牽制手段を受箱本体の
    後部開口側から解除自在に設けて成る投函物収納
    箱。
JP1986130656U 1986-08-26 1986-08-26 Expired JPH0453754Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986130656U JPH0453754Y2 (ja) 1986-08-26 1986-08-26

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986130656U JPH0453754Y2 (ja) 1986-08-26 1986-08-26

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Publication Number Publication Date
JPS6336378U JPS6336378U (ja) 1988-03-09
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ID=31028364

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JP1986130656U Expired JPH0453754Y2 (ja) 1986-08-26 1986-08-26

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JP6443801B2 (ja) * 2014-12-12 2018-12-26 パナソニックIpマネジメント株式会社 郵便受け

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JPS6336378U (ja) 1988-03-09

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