JP6445452B2 - 容器ホルダ - Google Patents

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Description

本発明は、飲料容器を保持する容器ホルダに関する。
自動車のインストルメントパネル等に組み込まれる容器ホルダが公知となっている。容器ホルダは、様々なサイズの容器を安定性良く保持できるように、容器が挿入される有底の収容孔の側壁部に、容器の側部を支持するサポート部材を有するものがある。例として、収容孔の径方向にスライド移動可能にサポート部材を収容孔の側壁部に設け、圧縮コイルばね等の付勢部材によってサポート部材を収容孔側に付勢するものがある(例えば、特許文献1)。この容器ホルダでは、容器が小さく、収容孔と容器との間に隙間が生じる場合にも、サポート部材が付勢部材に付勢されて収容孔内に突出し、容器の側部を押圧するため、容器は収容孔内においてがた付きなく支持される。特許文献1に係る容器ホルダは、サポート部材にローラを回転可能に支持させ、ローラにおいて容器と接触するようにしている。これにより、容器の収容孔へ挿入時や抜き出し時におけるサポート部材と容器との摩擦抵抗を低減し、容器の挿入及び抜き出し操作を容易にしている。しかしながら、特許文献1に係る発明のように、サポート部材を容器の側部から押し当てる構成では、サポート部材と容器との間に生じる摩擦力を大きくすることが難しく、収容孔内での容器の回転を抑制することが困難であった。収容孔内において容器の回転を抑制することが可能になれば、使用者は容器本体を把持することなく、容器に設けられたスクリューキャップ等の蓋を着脱することができる。
収容孔内において容器を回転不能に支持するために、特許文献2に係る容器ホルダは、収容孔内に上下に移動可能に設けられた底板と、底板を上方に付勢するばねと、底板の周縁部に回動可能に設けられた複数の押圧片とを有する。この容器ホルダは、容器によって底板が下方に押し込まれたときに、底板と共に下方に移動する複数の押圧片が収容孔の側壁に設けられた凸部と接触し、凸部に押されて収容孔の中央側に傾倒する。複数の押圧片が中央側に傾倒することによって、容器は複数の押圧片に挟持され、収容孔に対して回転不能に支持される。
特許第5121436号公報 特開2005−47438号公報
しかしながら、特許文献2に係る容器ホルダは、様々なサイズの容器を安定性良く支持することができないという問題がある。また、容器を回転不能にするために、使用者は容器を収容孔の底側に押し込まなければならない。押圧片が発生する摩擦力は容器の底側への押し込み量によって変化するため、十分な摩擦力を発生させるためには比較的大きな力で容器を底側に押し込まなければならない。
本発明は、以上の背景を鑑み、容器ホルダにおいて、様々なサイズの容器を安定性良く保持し、かつ容器の回転を抑制することを課題とする。
上記課題を解決するために、本発明は、容器ホルダ(1、70)であって、有底の収容孔(2)が形成された基体(3)と、前記基体に支持され、少なくとも一部が前記収容孔内に突出して前記収容孔に収容される容器(60)に当接するローラ(5)と、前記ローラを前記収容孔の内方に付勢する付勢部材(6)とを有し、前記ローラの回転軸線(B)が、前記収容孔の中心軸線(A)を中心とした円の略接線方向に延び、前記収容孔の径方向にスライド移動可能、かつ前記中心軸線と平行な軸線を中心として所定の範囲で傾動可能となるように、前記ローラは前記基体に支持されていることを特徴とする。
この構成によれば、容器に中心軸線Aを中心とした回転力が加わるときには、ローラは容器の回転力を受け、中心軸線と平行な軸線を中心として、容器の回転に巻き込まれる方向に傾動し、容器との接触圧を高めることができる。これにより、容器とローラとの間に生じる摩擦力が増加し、容器は収容孔に対して回転不能になる。容器が収容孔に回転不能に支持されると、使用者は容器本体を把持することなく、容器に設けられたスクリューキャップ等の蓋を着脱することができる。
上記の発明において、前記ローラは、軸部材(26)と、軸部材の外周面に設けられた表層部材(27)とを有し、前記表層部材は、前記軸部材よりも可撓性が高く、かつ摩擦係数が高いことが好ましい。
この構成によれば、ローラと容器との間に作用する摩擦力が増加し、容器の回転が一層抑制される。
上記の発明において、前記軸部材の両端部のそれぞれは、前記基体に延設されたガイド孔(21)に支持され、前記付勢部材は一対設けられ、前記付勢部材の一方は前記軸部材の一端部を付勢し、前記付勢部材の他方は前記軸部材の他方を付勢するとよい。
この構成によれば、容器に回転力が加わり、ローラが中心軸線と平行な軸線を中心として傾動するときに、ローラの傾動が促進され、容器及びローラ間に作用する摩擦力が増加する。
上記の発明において、前記ガイド孔には、前記ガイド孔の延在方向にスライド移動可能かつ前記中心軸線と平行な軸線を中心として所定の範囲で傾動可能にスライダ(4)が支持され、前記軸部材の両端部のそれぞれは、前記スライダに回動可能に支持され、前記付勢部材のそれぞれは、前記スライダを介して前記軸部材の両端部のそれぞれを付勢するとよい。
この構成によれば、ガイド孔とスライダとの係合部によってローラの傾動が可能になる。
上記の発明において、前記表層部材は、前記軸部材との間に空隙を形成するように前記軸部材に取り付けられ、前記ローラが前記容器に当接する際に、前記表層部材が前記軸部材側に変形可能になっていることが好ましい。
この構成によれば、表層部材が変形することによってローラが容器に密着し易くなり、ローラ及び容器間に作用する摩擦力が増加する。これにより、容器は、収容部に対して一層回転し難くなる。
上記の発明において、前記ローラは、前記回転軸線の方向において中間部が両端部よりも外径が小さく形成されていることが好ましい。
この構成によれば、ローラが容器に密着し易くなり、ローラ及び容器間に生じる摩擦力が増加する。これにより、容器は、収容部に対して一層回転し難くなる。
上記の発明において、前記表層部材は、筒状に形成され、前記軸部材は、複数の部材を組み合わせて形成されることが好ましい。
この構成によれば、ローラを回転軸線の方向において中間部が両端部よりも外径が小さく形成する場合にも、表層部材及び軸部材の組み付けが容易になる。
以上の構成によれば、容器ホルダにおいて、様々なサイズの容器を安定性良く保持することができ、かつ容器の回転を抑制することができる。
第1実施形態に係る容器ホルダの斜視図 第1実施形態に係る容器ホルダの分解斜視図 図1のIII−III断面図 図3の要部拡大図(スライダとガイド孔との係合構造) 第1実施形態に係る容器ホルダの初期状態を示す断面図 第1実施形態に係る容器ホルダに容器を支持させた状態の斜視図 第1実施形態に係る容器ホルダに容器を支持させた状態の断面図 第1実施形態に係る容器ホルダにおいて容器に回転力を加えた状態の断面図 第2実施形態に係る容器ホルダの分解斜視図
以下、図面を参照して、本発明を自動車のセンターコンソールに組み込まれる容器ホルダに適用した各実施形態について説明する。以下、説明の便宜上、図1に示すように、容器ホルダの各方向を定める。
(第1実施形態)
図1及び図2に示すように、容器ホルダ1は、収容孔2が形成された基体3と、基体3に支持されたスライダ4と、スライダ4を介して基体3に支持されたローラ5と、スライダ4を介してローラ5を付勢するばね6とを有している。基体3は、一端が閉塞された有底の筒形に形成された本体部11と、本体部11の外側面から外方に突出する一対のローラ支持部12とを有している。本体部11の内側には有底孔である収容孔2が形成されている。収容孔2は、中心軸線Aに沿って延び、一端に中心軸線Aに直交する底面13を有し(図5参照)、他端が開口している。収容孔2は、本実施形態では横断面が中心軸線Aを中心とした円形に形成されており、孔壁が円周面に形成されている。本実施形態では、収容孔2の中心軸線Aが上下に延び、底面13が下側に配置されるように、容器ホルダ1が配置されているものとする。本体部11の上端、すなわち収容孔2の開口端近傍には、外方に張り出した環状のフランジ部14が形成されている。
一対のローラ支持部12は、本体部11の前側部又は後側部に設けられ、中心軸線Aを中心として互いに対称となる位置に設けられている。一対のローラ支持部12は、互いに対称形に形成されている。後側のローラ支持部12について説明すると、ローラ支持部12は、上壁16と、左右の側壁17と、下壁18とを有して前後に延在する四角筒形を呈する。ローラ支持部12は、上壁16、左右の側壁17、及び下壁18の前端において本体部11の外側面に接合されている。ローラ支持部12の後端は、後方に向けて開口している。換言すると、ローラ支持部12を構成する上壁16、左右の側壁17、及び下壁18は、本体部11の外側面から後方に突出している。左右の側壁17は、概ね上下に延びている。上壁16、左右の側壁17、及び下壁18には、補強の目的で前後に延びるリブが突設されている。
左右の側壁17の内側には、上壁16から下壁18に延びる一対の補助壁19が設けられている。一対の補助壁19の前端は、本体部11の外側面に接合されている。補助壁19は、側壁17よりも前後において短く形成されており、その後縁は側壁17の後縁より前方に配置されている。
左右の側壁17のそれぞれには、前後に延びるガイド孔21が形成されている。ガイド孔21は、各側壁17を左右に貫通し、後端が各側壁17の後縁に到達して後方に開口している。ガイド孔21の前端は、各側壁17内において閉じられた有端となっている。同様に、一対の補助壁19のそれぞれには、前後に延びる補助ガイド孔22が形成されている。補助ガイド孔22は、各補助壁19を左右に貫通し、後端が各補助壁19の後縁に到達して後方に開口している。補助ガイド孔22は、上下方向において、ガイド孔21と一致する位置に設けられている。補助ガイド孔22の前端縁は、各側壁17内において閉じられた有端となっており、前後方向においてガイド孔21の前端縁と略同一の位置に配置されている。前側のローラ支持部12は、後側のローラ支持部12と前後対称形をなすため、説明を省略する。
本体部11の側部の各ローラ支持部12に対応する部分のそれぞれには、本体部11の側部を厚み方向に貫通する挿通孔24が形成されている。挿通孔24は、ローラ支持部12の上壁16と、下壁18と、左右の補助壁19とによって囲まれた部分に形成されている。挿通孔24は、上下に対して左右が長い略長方形に形成されている。
各ローラ支持部12には、それぞれローラ5が支持される。一対のローラ5は同一の構成を有する。ローラ5は、軸部材26と、軸部材26を包むように取り付けられる筒状の表層部材27とを有する。軸部材26は、軸状をなし、ローラ5の回転軸線Bとなる第1軸部材28と、第1軸部材28の外周部に組み付けられる一対の第2軸部材29とを有する。
第1軸部材28は、その長手方向における中央部に配置され、横断面が四角形を呈する角形軸部31と、角形軸部31の長手方向における両端面にそれぞれ突設された一対の大径軸部32と、各大径軸部32の突出端面に突設された一対の小径軸部33とを有する。大径軸部32及び小径軸部33は、横断面が円形に形成されている。角形軸部31、一対の大径軸部32、及び一対の小径軸部33の軸線は、互いに同軸に配置され、ローラ5の回転軸線Bとなる。
大径軸部32の外径は、角形軸部31の各辺のいずれの長さよりも小さく設定されており、小径軸部33の外径よりも大きく設定されている。角形軸部31の長手方向における中央部、すなわち軸部材26の長手方向における中央部には、回転軸線Bと直交する方向に張り出した円板状のフランジ部34が設けられている。
一対の第2軸部材29は、それぞれ円柱状に形成され、中央部に角形軸部31が通過可能な第1貫通孔36を有している。第1貫通孔36は、角形軸部31の断面と相補的な断面を有する。第2軸部材29は、その外周部の軸線方向における一側に端部側に進むほど外径が小さくなる軸側テーパ部37を有している。第2軸部材29の外周部の軸線方向における他側の部分は、外径が一定となっている。
表層部材27は、一対設けられ、それぞれ対応する第2軸部材29に装着される。表層部材27は、筒部38と、筒部38の一端に設けられた底板部39とを有する。底板部39は、角形軸部31が通過可能な第2貫通孔41を有している。また、底板部39は、その周縁部に軸線方向に突出すると共に、縁部にそって環状に延在する環状凸部42を有している。筒部38は、長手方向における底板側の部分に、底板側に進むほど外径及び内径が小さくなる表層側テーパ部43を有している。筒部38の長手方向における底板部39側と相反する側の部分は、外径及び内径が一定に形成されている。
表層側テーパ部43と軸側テーパ部37とが互いに対向するように、表層部材27の内部に第2軸部材29が挿入され、表層部材27は第2軸部部材に装着される。表層部材27の内径は、第2軸部材29の外径よりも大きく形成されているため、表層部材27が第2軸部材29に装着された状態で、表層部材27の内面と第2軸部材29の外面との間には空隙が形成される。表層部材27の内面には、径方向内方に突出する係止リブ45が設けられており、係止リブ45の突出端が第2軸部材29に形成された係止溝46に係止されることによって、表層部材27及び第2軸部材29間の相対回転が規制される。また、係止リブ45によって、表層部材27及び第2軸部材29間の空隙が所定の形状に維持されている。
表層部材27が第2軸部材29に装着された後に、第1軸部材28の各端部のそれぞれは、表層部材27の第2貫通孔41及び第2軸部材29の第1貫通孔36を通過するように挿入される。第1軸部材28が第1貫通孔36に挿通された状態では、大径軸部32及び小径軸部33が第1貫通孔36を通過して第2軸部材29から外方に突出すると共に、角形軸部31が第1貫通孔36と係合し、第2軸部材29及び第1軸部材28は回転軸線B回りに一体となって回転するようになる。第2軸部材29の第1貫通孔36内には係止爪(不図示)が形成されており、係止爪が角形軸部31に形成された係止孔51に係止されることによって、第2軸部材29は第1軸部材28に対して抜け止めがなされる。
各第2軸部材29が第1軸部材28に組み付けられた状態では、各テーパ部は長手方向における中央に配置される。また、各第2軸部材29が第1軸部材28に組み付けられた状態において、表層部材27の底板部39はフランジ部34と第2軸部材29との間に挟持される。このとき、各表層部材27の環状凸部42は、フランジ部34よりも径方向において外方に位置し、互いに突出端同士が突き当たる。これにより、フランジ部34は、表層部材27の底板部39及び環状凸部42によって包まれる。
表層部材27は、第1軸部材28及び第2軸部材29を含む軸部材26よりも可撓性が高く、かつ摩擦係数が高い材料から形成されている。表層部材27は、例えばオレフィン系エラストマーやスチレン系エラストマー等の熱可塑性エラストマーから形成されるとよい。軸部材26は、例えばポリカーボネートやABS、ポリアセタール等から形成されるとよい。また、表層部材27は、摩擦抵抗を増大させるために、外周部に凹凸が形成されてもよいし、粗面化処理が行われてもよい。
以上のように構成されたローラ5は、回転軸線B方向において中央部が両端部に比べて外径が小さく設定される。また、ローラ5は、軸部材26よりも可撓性が高く、かつ摩擦係数が高い表層部材27によって外周部が形成されているため、容器60との間に大きな摩擦力を発生させ易くなっている。特に、軸部材26と表層部材27との間に空隙が形成されているため、表層部材27が空隙側に変形することによって、容器60に密着し易くなっている。
図3及び図4に示すように、ローラ5は、回転軸線B方向における両端部に配置された各小径軸部33において、左右一対のスライダ4を介してローラ支持部12に支持される。各スライダ4は、上部及び下部に前後に延びる係合溝52を有している。上側の係合溝52にはガイド孔21の上縁部が係合し、下側の係合溝52にガイド孔21の下縁部が係合する。これにより、スライダ4は前後に延在するガイド孔21内を前後にスライド移動可能に側壁17部に支持されている。このようにガイド孔21の上縁部及び下縁部は、スライダ4をガイドするガイドレールとして機能する。上側及び下側の係合溝52の左右方向における幅は、側壁17部の厚み(左右方向における厚み)より大きく設定されている。これにより、ガイド孔21の上縁部及び下縁部がガイド溝内で傾動することができ、スライダ4は中心軸線Aと平行な軸線(上下方向軸線)を中心として左右方向に所定の範囲で傾動可能になっている。
図1及び図2に示すように、スライダ4には、左右方向に貫通する軸受孔54が形成されている。軸受孔54にはローラ5の小径軸部33が回転可能に挿入される。軸受孔54の内径は大径軸部32の外形よりも小さく、大径軸部32は軸受孔54内に進入することはできない。左右一対のスライダ4は、それぞれの軸受孔54にローラ5の左右の小径軸部33が挿入された後に、ガイド孔21に挿入され、ローラ支持部12に支持される。ローラ5が左右一対のスライダ4を介してローラ支持部12に支持された状態で、ローラ支持部12にはカバー55が結合される。カバー55は、箱形をなし、上壁16、左右の側壁17、及び下壁18を受容する内室を有し、ローラ支持部12の開口端を閉塞する。カバー55に形成された係止孔56が側壁17に設けられた弾性爪57に係止されることによって、カバー55はローラ支持部12に結合される。カバー55がローラ支持部12に結合されることによって、ガイド孔21の後端開口がカバー55に閉じられ、スライダ4はガイド孔21から離脱できなくなる。
各スライダ4には、収容孔2側と相反する側(後側のローラ支持部12に支持されるスライダ4の場合は後方)に延びる円柱状のばね支持軸58が突設されている。カバー55部材には、ばね支持軸58が通過可能な貫通孔59が形成されている。貫通孔59の内径はばね支持軸58の外形より大きく、スライダ4が上下方向軸線を中心として左右方向に傾動する場合にもばね支持軸58と当接しない大きさに形成されている。
図1、図2及び図5に示すように、ばね支持軸58には、圧縮コイルばねであるばね6が支持されている。ばね6は中心部にばね支持軸58が挿通され、一端がスライダ4に当接する一方、他端がカバー55に当接している。ばね6によって、スライダ4はガイド孔21内を収容孔2側に付勢されている。収容孔2に容器60が挿入されていない場合では、ばね6によって付勢された左右一対のスライダ4は、ガイド孔21の収容孔2側の端部に当接し、ローラ5は一部が挿通孔24を通過して収容孔2の内部に突出している。この状態を初期位置とする。初期位置では、ローラ5の回転軸線Bは、中心軸線Aを中心とした円の接線方向に延在している。本実施形態では、上下方向に延在する中心軸線Aに対して回転軸線Bは左右方向に延在している。
容器ホルダ1は、自動車のインストルメントパネル(不図示)のセンターコンソール(不図示)等に取り付けられる。センターコンソールに取り付ける場合には、センターコンソールに開口を形成し、開口の周縁部の表面側に基部のフランジ部34が係合するように、容器ホルダ1を配置するとよい。その際、ローラ支持部12及びカバー55はセンターコンソールの裏側に配置され、外部から視認できないことが好ましい。
以上のように構成した第1実施形態に係る容器ホルダ1の作用及び効果について説明する。容器ホルダ1に保持される容器60は、例えば上部にスクリューキャップを有する公知のペットボトルや金属製の缶、紙コップ等であってよい。
容器60を収容孔2に挿入するときには、容器60の底部及び側部が、収容孔2内に突出した各ローラ5の外周面に接触する。その状態から容器60を収容孔2内に押し込むと、各ローラ5は容器60から摩擦力を受けて回転軸線Bを中心として回転しながら、図6に示すように、ばね6の付勢力に抗しつつ収容孔2の径方向外方に移動する。すなわち、前後一対のローラ5は互いに離間する方向に移動し、両ローラ5の間に容器60が挿入可能な空間が形成される。各ローラ5の収容孔2の径方向外方への移動量は、容器60の大きさによって定まる。換言すると、様々な大きさの容器60を収容孔2に収納しても、一対のローラ5は容器60を適切に挟持することができる。これにより、容器60はサイズに関わらず一対のローラ5に安定的に挟持され、収容孔2において安定的に支持される。
容器60を収容孔2から取り出す際には、ばね6に付勢された一対のローラ5間から容器60を抜き出すとよい。容器60を中心軸線Aに沿った方向に抜き出す際には、容器60とローラ5との間に生じる摩擦力によってローラ5が回転すると共に、容器60の離脱に伴ってばね6に付勢されたローラ5が収容孔2内に突出し、初期状態に戻る(図5参照)。
容器ホルダ1は、容器60の挿入時及び取り出し時において、ローラ5が回転するため、容器60とローラ5との間の摩擦抵抗が低減され、容器60の挿入操作及び取り出し操作が容易になる。
ローラ5は、回転軸線方向における中間部における外径が、両端部における外径よりも小さく形成されているため、円筒状をなす容器60の外周面との接触面積を大きくすることができる。また、ローラ5は、外周部に軸部材26よりも変形が容易であり(可撓性が高く)、かつ摩擦係数が高い表層部材27を有し、表層部材27において容器60に接触するため、容器60との接触面積を増加させることができると共に、ローラ5と容器60との間に作用する摩擦力を増加させることができる。特に、表層部材27と第2軸部材29との間には空隙が形成されており、表層部材27が空隙側に変形し易くなっているため、表層部材27は容器60の形状に応じて変形し、密着して接触面積を増加させることができる。以上のように、ローラ5は、容器60との間に比較的高い摩擦力を作用させることができるため、容器60の保持安定性が向上する。
スライダ4の係合溝52と側壁17のガイド孔21の上縁部及び下縁部との間に遊び(がた)が設定され、側壁17に対してスライダ4が中心軸線Aと平行な軸線を中心として傾動可能になっているため、ローラ5の回転軸線Bは中心軸線Aと平行な軸線を中心として傾動可能になっている。そのため、収容孔2に収容された容器60に中心軸線Aを中心とした回転力が加わるときには、容器60の外周面とローラ5との間に作用する摩擦力によってローラ5に中心軸線Aと平行な軸線を中心としたモーメントが発生する。このモーメントとローラ5の軸部材26の両端部にそれぞれ独立して加わる一対のばね6の付勢力によってローラ5が傾動する。容器60の回転方向と同じ方向にローラ5が傾動することによって、ローラ5と容器60との接触圧が増加し、容器60とローラ5との間に作用する摩擦力が増加する。これにより、容器60の回転が抑制される。
また、ローラ5の回転軸線Bが中心軸線Aと平行な軸線を中心とした傾動が大きくなると、スライダ4と側壁17との相対角度が変化し、スライダ4の係合溝52と側壁17のガイド孔21の上縁壁及び下縁壁との間にこじれによる摩擦力が生じる。これにより、ローラ5の径方向外方への移動が阻止され、容器60に回転力が加わる場合にもローラ5は容器60と接触を維持し、摩擦力を発生させることができる。
また、ローラ5は、容器60を挟持可能なように、中心軸線Aを中心とした対角位置に配置されているため、容器60に回転力が加わる際に、両方のローラ5が傾動し、両ローラ5が容器60を挟むようにして摩擦力を発生させることができる。
以上のように、容器ホルダ1は、収容した容器60に中心軸線Aを中心とした回転力が加わる場合にもローラ5が摩擦力を発生させることによって、容器60の回転を阻止することができる。そのため、容器ホルダ1の使用者は、スクリューキャップを上端に有する容器60を収容孔2に保持させた状態で、容器60の本体側を自身が把持することなく、スクリューキャップのみを回転させて、スクリューキャップを取り除くことができる。すなわち、使用者は、容器ホルダ1に支持された容器60を片手で開くことができる。
(第2実施形態)
第2実施形態に係る容器ホルダ70は、第1実施形態に係る容器ホルダ1と比較して、スライダ4が省略され、ローラ5の軸部材26がガイド孔21に直接に支持されている点が異なる。第2実施形態に係る容器ホルダ70の構成のうち、第1実施形態に係る容器ホルダ1と同様の構成は同一の符号を付して説明を省略する。
図9に示すように、容器ホルダ70では、基体3に設けられるローラ支持部72は、両上壁16と、一対の側壁17と下壁18とを有して前後に延在する四角筒形を呈する。両側壁17の間に補助壁19は設けられていない。各側壁17には、ガイド孔21が設けられている。各側壁17の左右外方には、ガイド孔21を上下に跨ぐように、外側補助壁75が設けられている。外側補助壁75は、上壁、側壁、下壁を有し、横断面が溝形(コ字状)に形成され、側壁17の外側面との間に空間を画成している。外側補助壁75の側壁には前後に延在する係止孔76が形成されている。係止孔76の収容孔2側と相反する側の端部には弾性爪77が設けられている。
ローラ5は、小径軸部33に径方向外方に突出する円板状の係止部78を有している。係止部78の外径は、大径軸部32の外径以下に設定されている。係止部78は、小径軸部33の端部から所定距離離れた位置に設けられている。
軸部材26の両端部に配置された大径軸部32がガイド孔21に支持されることによって、ローラ5は基体3に前後方向にスライド移動可能かつ中心軸線Aと平行な軸線を中心として傾動可能に支持される。ローラ5を基体3のローラ支持部72に取り付ける時、すなわち、両大径軸部32をガイド孔21に挿入するときには、両小径軸部33の端部は弾性爪77と当接し、弾性爪77を変形させる。ローラ5のローラ支持部72への取り付けが完了するときには、小径軸部33の端部は弾性爪77を通過し、弾性爪77は初期の形状に復帰する。初期の形状に復帰した弾性爪77は小径軸部33の通過を禁止するため、ローラ5はローラ支持部72に取り付けられた状態に維持される。換言すると、小径軸部33が弾性爪77に突き当たることによって、ローラ5の収容孔2から最も離間した位置が定められている。
各側壁17の外面には、ばね支持軸82が突設され、ばね支持軸82には捩じりコイルばねであるばね81のコイル部が支持されている。ばね81の一端は、外側補助壁75の下壁に形成された孔を通過して小径軸部33の大径軸部32と係止部78との間に位置する部分に係止されている。ばね81の他端は、側壁17の外面に突設されたばね係止部83に係止されている。これにより、ローラ5の軸部材26は、両端部においてそれぞれ独立したばね81によって収容孔2側に付勢されている。容器60が収容孔2に挿入されていない初期状態では、各大径軸部32がガイド孔21の端部に突き当たり、ローラ5は最も収容孔2側に位置する。この初期状態では、ローラ5の回転軸線Bは、中心軸線Aを中心とした円の接線方向に延在している。
第2実施形態に係る容器ホルダ70は、第1実施形態に係る容器ホルダ1と同様の効果を奏する。また、容器ホルダ70は、スライダ4及びばね支持軸58を有さないため、ローラ5が収容孔2から離れる方向に移動するときにも、ばね支持軸58が外部に突出することがない。そのため、容器ホルダ70は、容器ホルダ1よりも小さなスペースに取り付けることができる。
以上で具体的実施形態の説明を終えるが、本発明は上記実施形態に限定されることなく幅広く変形実施することができる。本実施形態では、中心軸線Aを中心として一対のローラ5を180°間隔で配置したが、中心軸線Aを中心として3つのローラ5を120°間隔で配置してもよいし、中心軸線Aを中心として4つのローラ5を90°間隔で配置してもよい。また、ローラ5を1つだけ配置し、ローラ5と収容孔2の側壁との間に容器60を挟むようにしてもよい。
1、70...容器ホルダ、2...収容孔、3...基体、4...スライダ、5...ローラ、6、81...ばね(付勢部材)、21...ガイド孔、24...挿通孔、26...軸部材、27...表層部材、28...第1軸部材、29...第2軸部材、52...係合溝、54...軸受孔、55...カバー、60...容器、81...ばね(付勢部材)、A...中心軸線、B...回転軸線

Claims (7)

  1. 有底の収容孔が形成された基体と、
    前記基体に支持され、少なくとも一部が前記収容孔内に突出して前記収容孔に収容される容器に当接するローラと、
    前記ローラを前記収容孔の内方に付勢する付勢部材とを有し、
    前記ローラの回転軸線が、前記収容孔の中心軸線を中心とした円の略接線方向に延び、前記収容孔の径方向にスライド移動可能、かつ前記中心軸線と平行な軸線を中心として所定の範囲で傾動可能となるように、前記ローラは前記基体に支持されていることを特徴とする容器ホルダ。
  2. 前記ローラは、軸部材と、軸部材の外周面に設けられた表層部材とを有し、
    前記表層部材は、前記軸部材よりも可撓性が高く、かつ摩擦係数が高いことを特徴とする請求項1に記載の容器ホルダ。
  3. 前記軸部材の両端部のそれぞれは、前記基体に延設されたガイド孔に支持され、
    前記付勢部材は一対設けられ、前記付勢部材の一方は前記軸部材の一端部を付勢し、前記付勢部材の他方は前記軸部材の他方を付勢することを特徴とする請求項2に記載の容器ホルダ。
  4. 前記ガイド孔には、前記ガイド孔の延在方向にスライド移動可能かつ前記中心軸線と平行な軸線を中心として所定の範囲で傾動可能にスライダが支持され、
    前記軸部材の両端部のそれぞれは、前記スライダに回動可能に支持され、
    前記付勢部材のそれぞれは、前記スライダを介して前記軸部材の両端部のそれぞれを付勢することを特徴とする請求項3に記載の容器ホルダ。
  5. 前記表層部材は、前記軸部材との間に空隙を形成するように前記軸部材に取り付けられ、前記ローラが前記容器に当接する際に、前記表層部材が前記軸部材側に変形可能になっていることを特徴とする請求項2〜請求項4のいずれか1つの項に記載の容器ホルダ。
  6. 前記ローラは、前記回転軸線の方向において中間部が両端部よりも外径が小さく形成されていることを特徴とする請求項2〜請求項5のいずれか1つの項に記載の容器ホルダ。
  7. 前記表層部材は、筒状に形成され、
    前記軸部材は、複数の部材を組み合わせて形成されることを特徴とする請求項6に記載の容器ホルダ。
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