JP6872127B2 - カップホルダ - Google Patents

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Description

本発明は、カップホルダに関する。
従来、自動車などの車両には、飲料容器を収容するためのカップホルダが設けられている。例えば、下記の特許文献1には、筒状のホルダ本体によって区画される収容空間において飲料容器を支持するトレイが昇降動作するように構成された昇降式のカップホルダが開示されている。
このカップホルダにおいて、トレイは、ホルダ本体の収容空間に飲料容器が収容されるときに上昇位置から下降位置へと下降し、飲料容器が収容空間から取出されたときに下降位置から上昇位置へと上昇させることが可能な昇降式のトレイとして構成されている。
特開2011−111072号公報
ところで、上記のような昇降式のトレイを有するカップホルダにおいては、ユーザの指がホルダ本体の収容空間に入った状態でトレイが下降位置から上昇位置へと上昇すると、ホルダ本体とトレイとの間で指が挟まれるおそれがある。
特に、この種のカップホルダとして、下降位置でロックされたトレイのロックを解除するための操作部材を筒状のホルダ本体の内壁面に備えるものが知られている。このようなカップホルダにおいて、ユーザは、操作部材を操作するために指をホルダ本体の収容空間に挿入する必要がある。
従って、例えば操作部材の操作時にホルダ本体の収容空間から指を抜き出す動作が遅れた場合には、ホルダ本体と上昇したトレイとの間で指が挟まれる可能性が高くなる。
本発明は、かかる課題に鑑みてなされたものであり、昇降式のトレイの上昇時に指が挟まれにくいカップホルダを提供しようとするものである。
本発明の一態様は、
飲料容器を収容する収容空間を有する筒状のホルダ本体と、
上記ホルダ本体の上記収容空間に収容された上記飲料容器を支持するとともに、上記収容空間を上昇位置と下降位置との間で昇降可能なトレイと、
上記ホルダ本体の上記収容空間に設けられ、上記トレイが上記上昇位置に向けて上昇するときにこのトレイに干渉する干渉部材と、
を備え、
上記干渉部材は、上記トレイの上記下降位置と上記上昇位置との間に設定された干渉開始位置において上記上昇位置に向けて上昇する上記トレイとの干渉を開始し、
上記トレイは、上記干渉部材との干渉による抵抗を受けながら上記干渉部材との干渉前の上昇速度を下回る低速度域で上記上昇位置まで上昇するように構成されている、カップホルダ、
にある。
上記のカップホルダにおいて、昇降式のトレイが上昇位置に向けて上昇するときにこのトレイに干渉部材が干渉する。このとき、トレイは、干渉部材から抵抗を受けることによってその上昇速度が低く抑えられる。従って、このカップホルダによれば、トレイが上昇位置に達するまでにユーザがホルダ本体の収容空間から指を抜き出す猶予時間が増え、ホルダ本体と上昇したトレイとの間で指が挟まれる可能性を下げることができる。
以上のごとく、上記の態様によれば、昇降式のトレイの上昇時に指が挟まれにくいカップホルダを提供することができる。
実施形態1にかかる車両用コンソール構造の平面図。 図1の車両用コンソール構造を斜め上方から視た斜視図。 図1においてカップホルダのトレイが下降位置にある状態を示す斜視図。 図1のIV-IV線矢視断面図。 図4のカップホルダにおいてトレイが外部荷重によって下降位置へ向けて下降を開始したときの様子を示す断面図。 図5のカップホルダにおいてトレイが下降位置へ向けて下降して干渉部材が飲料容器を保持したときの様子を示す断面図。 図6のカップホルダを上方から視た平面図。 図6のカップホルダにおいてトレイが下降位置まで下降したときの様子を示す断面図。 図8のカップホルダにおいてロック装置のロック解除用の操作部材が操作される様子を示す断面図。 図9のカップホルダにおいてトレイが上昇位置へ向けて上昇して干渉部材との干渉を開始したときの様子を示す断面図。 図10のカップホルダにおいてトレイが低速度域で上昇するときの様子を示す断面図。 実施形態1の車両用コンソール構造においてトレイの上下方向の高さと時間との関係を示すグラフ。 実施形態2のカップホルダについて図4に対応した断面図。
上述の態様の好ましい実施形態について以下に説明する。
上記のカップホルダにおいて、上記干渉部材は、上記ホルダ本体の内壁面から上記トレイの通過領域まで突出しており、上記通過領域を通過する上記トレイとの干渉時にこのトレイに上記抵抗となる弾性付勢力を付与するように構成されているのが好ましい。
このカップホルダによれば、干渉部材からトレイに付与される弾性付勢力を適宜に設定することによって、トレイの上昇速度を調整することができる。
上記のカップホルダにおいて、上記干渉部材は、上記ホルダ本体に当該干渉部材の突出方向とこの突出方向の反対方向との双方向に移動可能に設けられており、弾性部材によって上記突出方向に弾性付勢されているのが好ましい。
このカップホルダによれば、干渉部材がトレイに弾性付勢力を付与するための構造を、弾性部材を用いて簡素化できる。
上記のカップホルダにおいて、上記干渉部材は、上記トレイが上記下降位置にあるときに突出先端部から上記ホルダ本体の上記内壁面に近づくように斜め下向きに延在する傾斜面と、上記傾斜面を挟んで上記突出先端部とは反対側に位置する回動点と、を有し、上記ホルダ本体に上記回動点を中心に上記突出方向と上記反対方向との双方向に回動可能に設けられており、
上記トレイは、上記上昇位置に向けて上昇するときに上記干渉部材の上記傾斜面を上記突出先端部に向けて摺動する一方で、上記干渉部材は、上記トレイから受ける荷重によって上記弾性部材の弾性付勢力に抗して上記回動点を中心に上記反対方向へ回動するように構成されているのが好ましい。
このカップホルダにおいて、トレイは干渉部材の傾斜面を摺動することによってこの傾斜面に沿って抵抗を受けながら上昇する。このため、干渉部材によってトレイに抵抗を与えつつもそのトレイの上昇動作の円滑化を図ることができる。
上記のカップホルダにおいて、上記干渉部材は、上記トレイが上記下降位置に向けて下降するとき、上記トレイを上記弾性部材の弾性付勢力によって押圧することを利用してこのトレイを下向きに付勢するように構成されているのが好ましい。
このカップホルダによれば、トレイが下降位置に向けて下降するときの下降動作を弾性部材の弾性付勢力を利用してアシストすることができる。この場合、トレイを押し下げるのに必要な荷重が少なくてすむためトレイを下降位置に設定し易い。
上記のカップホルダにおいて、上記干渉部材は、上記ホルダ本体の上記収容空間に上記飲料容器が収容された状態で上記トレイが上記下降位置に向けて下降するとき、上記トレイから外れて上記飲料容器の側面を上記弾性部材の弾性付勢力によって押圧するように構成されているのが好ましい。
このカップホルダによれば、トレイが下降位置に向けて下降するときに、ホルダ本体の収容空間に収容された飲料容器を干渉部材によって保持することができる。
上記のカップホルダにおいて、上記干渉部材は、上記トレイの上記下降位置と上記上昇位置との間に設定された干渉開始位置において上記上昇位置に向けて上昇する上記トレイとの干渉を開始し、上記トレイは、上記干渉部材との干渉前の上昇速度を下回る低速度域で上記上昇位置まで上昇するように構成されているのが好ましい。
このカップホルダにおいて、トレイは干渉開始位置よりも下方では上昇速度を低下させることなく上昇する。このため、干渉開始位置から上昇位置までの必要な領域においてのみトレイの上昇速度を低下させることができ、トレイの上昇動作に要する時間が必要以上に増えるのを防ぐことができる。
また、指が挟まれるときに受けるエネルギーはトレイの上昇速度に依存しているため、トレイの上昇速度を干渉部材との干渉によって低下させることによって、干渉部材を使用しない場合に比べてこのエネルギーを低減させることができる。
上記のカップホルダは、上記トレイを上記下降位置でロックするロック部材と、上記ロック部材による上記トレイのロックを解除するために手動で操作される操作部材と、を備え、上記操作部材が上記ホルダ本体の上記収容空間において上記干渉開始位置よりも高所に配置されているのが好ましい。
このカップホルダにおいて、トレイが操作部材に相当する位置まで上昇する前に干渉部材がトレイとの干渉を開始する。このとき、トレイは、その上昇速度が干渉前よりも低下した状態で操作部材に相当する位置を通過する。このため、ユーザは操作部材の操作時にリテーナの収容空間から指を抜き出す動作が遅れた場合であっても、リテーナの収容空間と上昇したトレイとの間で指が挟まれる可能性が低下する。
上記のカップホルダは、車両のコンソールパネルに組付けられるものであり、上記コンソールパネルに設けられた上面開口に上記ホルダ本体の上記収容空間が臨むとともに、上記トレイが上記上昇位置において上記コンソールパネルの上記上面開口を塞ぐ蓋となるように構成されているのが好ましい。
このカップホルダによれば、飲料容器を支持するトレイを、コンソールパネルの上面開口を塞ぐための蓋として兼用することができる。
以下、車両に装着される車両用コンソール構造におけるカップホルダの実施形態について、図面を参照しつつ説明する。
なお、このカップホルダの説明のための図面において、特にことわらない限り、車両前方を矢印Xで示し、車両右方を矢印Yで示し、車両上方を矢印Zで示すものとする。
(実施形態1)
図1〜図3に示されるように、実施形態1にかかる車両用コンソール構造(以下、単に「コンソール構造」という。)1は、車両の運転席と助手席との間に設けられている。このコンソール構造1は、コンソールパネル2と、カップホルダ10と、を備えている。
コンソールパネル2は、樹脂材料からなる樹脂成形体として構成されている。このコンソールパネル2は、上面がいずれも開口する円形の2つの上面開口3を有する。2つの上面開口3は、車両前後方向について互いに隣接して配置されている。このコンソールパネル2において、2つの上面開口3の右側には、シフトレバー6のレバー軸7が挿通されるレバー開口4と、シフトレバー6のシフト位置を表示するインジケータ5と、が設けられている。
カップホルダ10は、コンソールパネル2とは別体として準備される。このカップホルダ10は、コンソールパネル2に組付けられるものであり、この組付けによってコンソールパネル2と一体化されたコンソールモジュールが形成される。このカップホルダ10は、コンソールパネル2と同様に樹脂材料からなる樹脂成形体として構成されている。このカップホルダ10を「ドリンクホルダ」ということもできる。
カップホルダ10は、連結部13を介して互いに連結されたホルダ本体としての2つのリテーナ11と、これら2つのリテーナ11のそれぞれに対してそれぞれ設けられた2つのトレイ12と、を有する。なお、リテーナ11の数を必要に応じて1つ或いは3つ以上に変更することもできる。
リテーナ11は、上面開口3に臨む収容空間11aを有する凹状の収容部として構成されている。収容空間11aは、ドリンク類やカップ類などの容器(以下、「飲料容器」という。)を収容するための空間である。リテーナ11は、この収容空間11aを区画する筒状の側壁を有する。なお、このリテーナ11が四角筒状や多角筒状の側壁を有するものであってもよい。
2つのリテーナ11は、車両前後方向について2つの上面開口3の間隔と同じ間隔で互いに隣接して配置されている。このため、カップホルダ10がコンソールパネル2に組付けられた状態では、一方のリテーナ11の収容空間11aが2つの上面開口3のうちの一方に臨み、他方のリテーナ11の収容空間11aが2つの上面開口3のうちの他方に臨むようになっている。
トレイ12は、コンソールパネル2の上面開口3よりも僅かに径が小さい円板状の部材である。このトレイ12は、対応した上面開口3から導入されてリテーナ11の収容空間11aに収容された飲料容器を下方から支持する機能を有する。詳細については後述するが、このトレイ12は、トレイ昇降機構(図4中のトレイ昇降機構14を参照)によってリテーナ11の収容空間11aを上昇位置P1(図2参照)と下降位置P2(図3参照)との間で昇降可能になっている。
図2に示されるように、トレイ12は、その上昇位置P1において、対応した上面開口3の位置まで上昇して、この上面開口3を塞ぐ蓋となるように構成されている。このとき、上昇位置P1にあるトレイ12は、コンソールパネル2のパネル表面と概ね面一になる。この場合、トレイ12の上面は、コンソールパネル2の意匠面の一部を形成する。
これに対して、図3に示されるように、トレイ12が下降位置P2にあるとき、対応したリテーナ11の収容空間11aが上面開口3を通じて開放されるように構成されている。このとき、上面開口3から導入された飲料容器を、トレイ12によって下方から支持した状態でリテーナ11の収容空間11aに収容することができる。
図3に示されるように、リテーナ11の収容空間11aに3つの干渉部材17が設けられている。これら3つの干渉部材17は、リテーナ11の周方向に沿って概ね等間隔で配置されている。詳細については後述するが、各干渉部材17は、トレイ12が上昇位置P1に向けて上昇するときにこのトレイ12に干渉するように構成されている。
なお、干渉部材17の数を必要に応じて3つ以外に変更することもできる。
図4に示されるように、トレイ昇降機構14は、付勢装置15と、ロック装置16と、を備えている。
付勢装置15は、特に図示しないものの、ばね部材を使用して構成されており、このばね部材の弾性付勢力を利用してトレイ12を下降位置P2から上昇位置P1に向けて上向きに常時に付勢する機能を有する。
なお、この機能を実現するために、ばね部材に代えて電磁コイルやアクチュエータなどの手段を使用して付勢装置15を構成することもできる。
この付勢装置15によれば、トレイ12は、ばね部材の弾性付勢力を上回る下向きの外部荷重を受けていないときや、昇降動作がロックされていないときには、このばね部材の弾性付勢力にしたがって上昇位置P1へと上昇するように構成されている。
ロック装置16は、トレイ12を下降位置P2でロックするロック部材16aと、ロック部材16aによるトレイ12のロックを解除するために手動で操作されるロック解除用の操作部材16bと、ロック部材16aと操作部材16bとの間に介装されたリンク機構16cと、を備えている。
ロック部材16aは、トレイ12が下降位置P2に到達したときにこのトレイ12の外周端部12aに向けて突出するように構成されている。このとき、トレイ12は、外周端部12aに設けられた係合孔12bにロック部材16aが係合することによってロックされる。このロック部材16aは、リテーナ11の収容空間11aにおいて後述の干渉開始位置A(図10参照)よりも高所に配置されている。
干渉部材17は、リテーナ11の内壁面11bに開口形成された開口11cを通じて、この内壁面11bから径方向内方に向けてトレイ12の通過領域Bまで突出している。ここで、通過領域Bは、平面視が円形のトレイ12が昇降するときに通過する円柱状の領域である。
干渉部材17は、傾斜面17bと、回動点17cと、を有する。傾斜面17bは、トレイ12が下降位置P2にあるときに突出先端部17aからリテーナ11の内壁面11bに近づくように斜め下向きに延在する部位である。突出先端部17aは、傾斜面17bの一部を形成している。回動点17cは、傾斜面17bを挟んで突出先端部17aとは反対側に設けられた凸部によって構成されている。
干渉部材17は、リテーナ11に回動点17cを中心に突出方向D1とこの突出方向D1の反対方向D2との双方向に角度θの範囲で回動可能に設けられている。この干渉部材17は、弾性部材としてのばね部材18によって突出方向D1に弾性付勢されている。
ばね部材18は、一端が干渉部材17の上部17dに連結され、且つ他端がリテーナ11に対して固定された固定部19に連結されており、干渉部材17に対して上部17dを固定部19から引き離すような押し出し荷重を常時に付与するようになっている。このため、干渉部材17は、トレイ12との干渉時にこのトレイ12に干渉による抵抗となる弾性付勢力Faを付与するように構成されている。
干渉部材17は、トレイ12と干渉しない状態では、ばね部材18の弾性付勢力によって第1位置Q1(二点鎖線で示される位置)に設定される。この第1位置Q1では、干渉部材17の上部に設けられたストッパ17eがリテーナ11に係合することによって、この干渉部材17が第1位置Q1に保持される。このとき、干渉部材17は、リテーナ11の内壁面11bからの突出量L(「出代」ともいう。)が最大になるように構成されている。
一方で、この干渉部材17は、トレイ12と干渉したときにばね部材18の弾性付勢力に抗して反対方向D2に最も回動した状態で第2位置Q2(実線で示される位置)に設定される。この第2位置Q2では、上昇位置P1にあるトレイ12の外周端部12aに干渉部材17の傾斜面17bが当接することによって、この干渉部材17が第2位置Q2に保持される。このとき、干渉部材17は、リテーナ11の内壁面11bからの突出量Lが最小になるように構成されている。
なお、干渉部材17を弾性付勢する手段として、上記のばね部材18に代えて、弾性を有するゴム材料からなる部材などの他の弾性部材を使用することもできる。
ここで、上記のカップホルダ10の動作について、図5〜図12を参照しながら説明する。なお、図7以外の図面で示されている1つの干渉部材17の動きは、残りの2つの干渉部材17の動きと同じであるため、以下では1つの干渉部材17の動きについてのみ説明する。
(トレイの下降動作)
図5に示されるように、トレイ12は、上昇位置P1(図4参照)においてその上面に付勢装置15の弾性付勢力に打ち勝つ下向きの外部荷重Fbが加えられることによって、下降位置P2へ向けて下降を開始する。このときの外部荷重Fdは、飲料容器Cの自重にユーザによる押し下げ荷重が加わることによって、又はユーザによる押し下げ荷重のみによって生じる。
干渉部材17は、トレイ12が押し下げによって下降位置P2に向けて下降するとき、トレイ12をばね部材18の弾性付勢力Faによって押圧することを利用してこのトレイ12を下向きに付勢する機能を有する。即ち、トレイ12は、その外周端部12aが弾性付勢力Faの下向き成分によって下向きに付勢される。
これにより、トレイ12が下降位置P2に向けて下降するときの下降動作をばね部材18の弾性付勢力を利用してアシストすることができる。この場合、トレイ12を押し下げるのに必要な荷重が少なくてすむためトレイ12を下降位置P2に設定し易い。
その後、干渉部材17は、リテーナ11の収容空間11aに飲料容器Cが収容された状態でトレイ12が押し下げによって下降位置P2に向けて下降するとき、トレイ12から離れる。図6及び図7に示されるように、干渉部材17は、第1位置Q1と第2位置Q2との間の保持位置Q3で、ストッパ17eがリテーナ11から離れることによって、飲料容器Cの側面をばね部材18の弾性付勢力によって押圧する。
これにより、トレイ12が下降位置P2に向けて下降するときに、リテーナ11の収容空間11aに収容された飲料容器Cを周方向に配置された3つ干渉部材17の協働によって保持することができる。そして、3つの干渉部材17による飲料容器Cの保持は、トレイ12が下降位置P2に達するまで継続される。なお、ユーザが手のみでトレイ12を押し下げるときはこの限りではない。
(トレイのロック動作)
図8に示されるように、トレイ12が下降位置P2まで押し下げられると、ロック装置16のロック部材16aがトレイ12の外周端部12aに向けて突出してこの外周端部12aの係合孔12bに係合する。これにより、トレイ12が下降位置P2でロックされる。
(トレイのロック解除操作)
図9に示されるように、トレイ12は、リテーナ11の収容空間11aから飲料容器Cが取り除かれてロック装置16の操作部材16bがユーザの指Tで操作されることによって、下降位置P2でのロックが解除される。即ち、ロック部材16aは、操作部材16b
の操作に連動するリンク機構16cによって引っ込む方向に動いて、トレイ12の係合孔12bとの係合を解除する。
なお、飲料容器Cがリテーナ11の収容空間11aから取り除かれることによって、この飲料容器Cを保持していた干渉部材17は、ばね部材18の弾性付勢力にしたがって、回動点17cを中心に保持位置Q3から第1位置Q1へと回動する。そして、干渉部材17は、ストッパ17eがリテーナ11に係合することによって第1位置Q1に保持される。
(トレイの上昇動作)
トレイ12は、ロック部材16aによるロックが解除されることによって、付勢装置15の弾性付勢力によって上昇位置P1へ向けて上昇を開始する。図10に示されるように、干渉部材17は、トレイ12の下降位置P2と上昇位置P1との間に設定された干渉開始位置Aにおいてその傾斜面17bがトレイ12の外周端部12aに当接し、上昇位置P1に向けて上昇するトレイ12との干渉を開始する。
このとき、付勢装置15の弾性付勢力がばね部材18の弾性付勢力を上回るように設定されている。従って、トレイ12は、ばね部材18の弾性付勢力に抗して上昇位置P1へ向かう上昇動作を継続する。
図11に示されるように、トレイ12は、上昇位置P1に向けて上昇するときに干渉部材17の傾斜面17bを突出先端部17aに向けて摺動する。このとき、干渉部材17は、通過領域Bを通過するトレイ12との干渉時にこのトレイ12に抵抗となるばね部材18の弾性付勢力を付与する。これにより、干渉部材17の傾斜面17bがこの弾性付勢力によってトレイ12の外周端部12aに押し付けられるため、トレイ12の摺動時にこのトレイ12に摩擦抵抗が付与される。
従って、トレイ12は、干渉部材17との干渉による抵抗を受けながら干渉部材17との干渉前の上昇速度Vaを下回る低速度域Vbで上昇位置P2まで上昇する。一方で、干渉部材17は、トレイ12から受ける荷重によってばね部材18の弾性付勢力に抗して回動点17cを中心に反対方向D2へ回動する。
このように、トレイ12は干渉開始位置Aよりも下方では上昇速度を低下させることなく上昇する。このため、干渉開始位置Aから上昇位置P1までの必要な領域においてのみトレイ12の上昇速度を低下させることができ、トレイ12の上昇動作に要する時間が必要以上に増えるのを防ぐことができる。
最終的には、トレイ12は上昇位置P1に到達し、干渉部材17は第2位置Q2に設定される(図4参照)。
ここで、トレイ12が下降位置P2を基準として上昇位置P1に達するまでの、その上下方向の高さh[mm]と時間t[sec]との関係について図12を参照しながら説明する。
図12に示されるように、トレイ12は、下降位置P2から上昇速度Vaで上昇し、時間t1で干渉開始位置A(図10参照)に相当する高さh1に到達する。その後、トレイ12は、干渉部材17との干渉による抵抗を受けながら上昇速度Vaを下回る低速度域Vbで上昇し、時間t2で操作部材16bに相当する高さh2を通過した後、時間t3で上昇位置P2に相当する高さh3に到達する。
次に、実施形態1の作用効果について説明する。
上記のカップホルダ10において、昇降式のトレイ12が上昇位置P1に向けて上昇するときにこのトレイ12に干渉部材17が干渉する。このとき、トレイ12は、干渉部材17から抵抗を受けることによってその上昇速度が低く抑えられる。
従って、このカップホルダ10によれば、トレイ12が上昇位置P1に達するまでにユーザがリテーナ11の収容空間11aから指を抜き出す猶予時間が増え、リテーナ11と上昇したトレイ12との間で指が挟まれる可能性を下げることができる。
特に、ロック装置16の操作部材16bがリテーナ11の収容空間11aにおいて干渉開始位置Aよりも高所に配置されているため、トレイ12が操作部材16bに相当する位置まで上昇する前に干渉部材17がトレイ12との干渉を開始する。このとき、トレイ12は、その上昇速度が干渉前よりも低下した状態で操作部材16bに相当する位置を通過する。このため、ユーザは操作部材16bの操作時にリテーナ11の収容空間11aから指を抜き出す動作が遅れた場合であっても、リテーナ11の収容空間11aと上昇したトレイ12との間で指が挟まれる可能性が低下する。
従って、実施形態1によれば、昇降式のトレイ12の上昇時に指が挟まれにくいカップホルダ10を提供することができる。
また、仮にユーザが指を挟まれたとしても、このときの挟み込み荷重を干渉部材17がトレイ12と干渉しない構造に比べて小さくすることができる。ここで、指が挟まれるときに受けるエネルギーEは、トレイ12の質量をmとし上昇速度をVとしたとき、E=(m×V2)/2なる式で表される。即ち、エネルギーEは、上昇速度Vの2乗に比例している。本実施形態では、この上昇速度Vを干渉部材17との干渉によって低下させることができるため、干渉部材17を使用しない場合に比べてエネルギーEを低減させることができる。
また、実施形態1のカップホルダ10において、干渉部材17は、上昇時のトレイ12に抵抗を付与する機能に加えて、下降時のトレイ12の下降動作をアシストする機能と、飲料容器Cを保持する機能と、を有しており合理的である。
また、上記のカップホルダ10によれば、各干渉部材17からトレイ12に付与される弾性付勢力を適宜に設定することによって、トレイ12の上昇速度を調整することができる。
また、上記のカップホルダ10によれば、干渉部材17がトレイ12に弾性付勢力を付与するための構造を、ばね部材18を用いて簡素化できる。
また、上記のカップホルダ10によれば、トレイ12が干渉部材17の傾斜面17bを摺動することによってこの傾斜面17bに沿って抵抗を受けながら上昇するため、各干渉部材17によってトレイ12に抵抗を与えつつもそのトレイ12の上昇動作の円滑化を図ることができる。
また、上記のカップホルダ10によれば、飲料容器Cを支持するトレイ12を、コンソールパネル2の上面開口3を塞ぐための蓋として兼用することができる。
なお、実施形態1に類似の変更例として、干渉部材17がリテーナ11に対して固定されており、トレイ12との干渉時に回動させずに摺動による摩擦抵抗のみを付与する構造を採用することもできる。
また、実施形態1に類似の別の変更例として、干渉部材17の形状や数、ばね部材18による弾性付勢力の強さなどを適宜に変更することによって、トレイ12の下降動作をアシストする機能を強化した構造を採用することもできる。本構造によれば、トレイ12が外部荷重Fbによって下降を開始した後に下降位置P2まで下降する動作を自動化できる。
以下、上記の実施形態1に関連する他の実施形態について図面を参照しつつ説明する。他の実施形態において、実施形態1の要素と同一の要素には同一の符号を付しており、当該同一の要素についての説明は省略する。
(実施形態2)
図12に示されるように、実施形態2のカップホルダ110は、干渉部材117がねじ部材118によってリテーナ11に固定されるとともに、この干渉部材117自体が撓み変形可能な弾性体によって構成されている点で、実施形態1のカップホルダ10と相違している。
干渉部材117は、トレイ12との干渉時に、このトレイ12に干渉による抵抗となる弾性付勢力を付与するように構成されており、実施形態1における干渉部材17及びばね部材18の双方の機能を兼ねている。
その他の構成は、実施形態1と同様である。
実施形態2のカップホルダ110によれば、干渉部材117を弾性付勢するためのばね部材を省略することができ、構造を簡素化できる。
その他、実施形態1と同様の作用効果を奏する。
本発明は、上記の実施形態のみに限定されるものではなく、本発明の目的を逸脱しない限りにおいて種々の応用や変更が考えられる。例えば、上記の実施形態を応用した次の各形態を実施することもできる。
上記の実施形態では、トレイ12の上昇位置P1と下降位置P2との間に干渉開始位置Aを設定する場合について例示したが、これに代えて、下降位置P2を干渉開始位置Aに設定することもできる。この場合、干渉部材17,117は、トレイ12の上昇開始時からこのトレイ12に干渉することになる。
上記の実施形態では、干渉部材17,117が、上昇時のトレイ12に抵抗を付与する機能(以下、「第1機能」という。)と、下降時のトレイ12の下降動作をアシストする機能(以下、「第2機能」という。)と、飲料容器Cを保持する機能(以下、「第3機能」という。)と、を有する場合について例示したが、干渉部材17,117は、少なくとも第1機能を有していれば足りる。従って、干渉部材17,117において、3つの機能のうち第2機能及び第3機能のうちの少なくとも一方を省略することもできる。
上記の実施形態では、リテーナ11の収容空間11aにロック装置16の操作部材16bが配置されるカップホルダ10,110について例示したが、これに代えて、トレイ12が操作部材16bの機能を兼ね備えており、下降位置P2にあるトレイ12が押し下げられることによってこのトレイ12のロックが解除されるような構造を採用することもできる。
また、ロック装置16の操作部材16bがリテーナ11の外部に配置された構造を採用することもできる。本構造の場合は、リテーナ11の収容空間11aに指を挿入して操作部材16bを操作することはないが、その他の理由でリテーナ11の収容空間11aに指を挿入することも想定されるため、収容空間11aにおいて指の挟み込みを防ぐための干渉部材17,117は効果がある。
上記の実施形態では、干渉部材17,117がトレイ12の外周端部12aに干渉する場合について例示したが、これに代えて、トレイ12のうち外周端部12a以外の部位や、トレイ12に一体状に固定されて実質的にトレイ12の一部を構成する要素に干渉部材17,117が干渉する構造を採用することもできる。この場合、干渉部材17,117に相当する部材をリテーナ11のうち収容空間11a以外の領域に設け、この領域で干渉部材17,117に相当する部材がトレイ12に干渉するようにしてもよい。
上記の実施形態では、カップホルダ10,110のトレイ12がコンソールパネル2の上面開口3の位置まで上昇して、この上面開口3を塞ぐ蓋となる場合について例示したが、これに代えて、トレイ12がコンソールパネル2の上面開口3よりも下方の位置までしか上昇しない構造を採用することもできる。
上記の実施形態では、車両のコンソールパネル2に組付けられるカップホルダ10,110について例示したが、これらのカップホルダ10,110の構造を、車両のうちコンソールパネル2以外の他の部位に組付けられるカップホルダや、会議場、劇場、映画館などの屋内施設に配置されるシート等に装着されるカップホルダに適用することもできる。
2 コンソールパネル
3 上面開口
10,110,210 カップホルダ
11 リテーナ(ホルダ本体)
11a 収容空間
11b 内壁面
12 トレイ
16a ロック部材
16b 操作部材
17 干渉部材
17a 突出先端部
17b 傾斜面
17c 回動点
18 ばね部材(弾性部材)
A 干渉開始位置
B 通過領域
C 飲料容器
D1 突出方向
D2 反対方向
Fa 弾性付勢力
P1 上昇位置
P2 下降位置
Va 上昇速度
Vb 低速度域

Claims (8)

  1. 飲料容器を収容する収容空間を有する筒状のホルダ本体と、
    上記ホルダ本体の上記収容空間に収容された上記飲料容器を支持するとともに、上記収容空間を上昇位置と下降位置との間で昇降可能なトレイと、
    上記ホルダ本体の上記収容空間に設けられ、上記トレイが上記上昇位置に向けて上昇するときにこのトレイに干渉する干渉部材と、
    を備え、
    上記干渉部材は、上記トレイの上記下降位置と上記上昇位置との間に設定された干渉開始位置において上記上昇位置に向けて上昇する上記トレイとの干渉を開始し、
    上記トレイは、上記干渉部材との干渉による抵抗を受けながら上記干渉部材との干渉前の上昇速度を下回る低速度域で上記上昇位置まで上昇するように構成されている、カップホルダ。
  2. 上記干渉部材は、上記ホルダ本体の内壁面から上記トレイの通過領域まで突出しており、上記通過領域を通過する上記トレイとの干渉時にこのトレイに上記抵抗となる弾性付勢力を付与するように構成されている、請求項1に記載のカップホルダ。
  3. 上記干渉部材は、上記ホルダ本体に当該干渉部材の突出方向とこの突出方向の反対方向との双方向に移動可能に設けられており、弾性部材によって上記突出方向に弾性付勢されている、請求項2に記載のカップホルダ。
  4. 上記干渉部材は、上記トレイが上記下降位置にあるときに突出先端部から上記ホルダ本体の上記内壁面に近づくように斜め下向きに延在する傾斜面と、上記傾斜面を挟んで上記突出先端部とは反対側に位置する回動点と、を有し、上記ホルダ本体に上記回動点を中心に上記突出方向と上記反対方向との双方向に回動可能に設けられており、
    上記トレイは、上記上昇位置に向けて上昇するときに上記干渉部材の上記傾斜面を上記突出先端部に向けて摺動する一方で、上記干渉部材は、上記トレイから受ける荷重によって上記弾性部材の弾性付勢力に抗して上記回動点を中心に上記反対方向へ回動するように構成されている、請求項3に記載のカップホルダ。
  5. 上記干渉部材は、上記トレイが上記下降位置に向けて下降するとき、上記トレイを上記弾性部材の弾性付勢力によって押圧することを利用してこのトレイを下向きに付勢するように構成されている、請求項4に記載のカップホルダ。
  6. 上記干渉部材は、上記ホルダ本体の上記収容空間に上記飲料容器が収容された状態で上記トレイが上記下降位置に向けて下降するとき、上記トレイから外れて上記飲料容器の側面を上記弾性部材の弾性付勢力によって押圧するように構成されている、請求項4または5に記載のカップホルダ。
  7. 上記トレイを上記下降位置でロックするロック部材と、上記ロック部材による上記トレイのロックを解除するために手動で操作される操作部材と、を備え、上記操作部材が上記ホルダ本体の上記収容空間において上記干渉開始位置よりも高所に配置されている、請求項に記載のカップホルダ。
  8. 車両のコンソールパネルに組付けられるものであり、上記コンソールパネルに設けられた上面開口に上記ホルダ本体の上記収容空間が臨むとともに、上記トレイが上記上昇位置において上記コンソールパネルの上記上面開口を塞ぐ蓋となるように構成されている、請求項1〜のいずれか一項に記載のカップホルダ。
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