JP6106048B2 - カップホルダ - Google Patents

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Description

本発明は、カップホルダに関し、特に、容易に深さを変更することのできる車両搭載用のカップホルダに関する。
飲料容器を収容保持するためのカップホルダが、自動車のコンソールボックスに設けられる場合がある。カップホルダは、一般的に、有底円筒型の凹部を備え、当該凹部に飲料容器(カップ)を収容する。しかし、近時においては、飲料は様々な形状や大きさの飲料容器に充填されて販売されている。そのため、底の浅いカップホルダに背の高い飲料容器を収容させると、シフト操作の際に飲料容器に運転者の肘が当たってしまうおそれがあった。一方、底の深いカップホルダに背の低い飲料容器を収容させると、飲料容器を取り出し難くなる。
このような観点から、飲料容器の大きさに合わせて、底の深さを変更できるカップホルダが提案されている(例えば、特許文献1)。特許文献1に記載のカップホルダ(小物入れ)は、ケースと、ケース内で回転するトレイとを備える。トレイを水平にすると、トレイの上面がカップホルダの底面となって底が浅くなり、トレイを上方に回転させると、ケースの底面が露出してカップホルダの底面となって底が深くなる。トレイは、上方に回転するように付勢されており、水平位置では解除可能にロックされる。このロックは、プッシュボタンの押し込み操作で解除される。
特開2006−44516号公報
しかしながら、引用文献1に記載のカップホルダでは、飲料容器の幅の違いに対応するには、トレイとは別の手段が必要であり、部品点数を多くしなければならないという問題があった。また、トレイを上げてカップホルダの深さを深くすることは、プッシュボタンを押すだけで出来るものの、トレイを水平にしてカップホルダの深さを浅くするためには、使用者がトレイを手で倒す必要があり、その動作が煩わしいという問題があった。
本発明は、以上の問題を鑑みてなされたものであって、カップホルダの深さの変更と幅の調整を一体的に行え、カップホルダの深さを変更するための操作を容易に行えるカップホルダを提供することを目的とする。
上記課題を達成するために、本発明に係るカップホルダは、飲料容器を保持するためのカップホルダ(1)であって、上面に開口部(13)が形成され、前記飲料容器の受容室(18)を画定し、該受容室の下端に延在する第1床部材(11)及び側壁(12)を備えるケース(2)と、前記ケース内において、その基端側が前記側壁に回転可能に支持され、その遊端が回転軸の側方に位置する第1位置と該遊端が前記回転軸の下方に位置する第2位置との間で回転可能な第2床部材(3,4)と、前記第1位置に向けて前記第2床部材を付勢する付勢手段(8)とを備え、前記第2床部材は、前記第1位置において上方から所定の荷重より大きい荷重を受けると前記第2位置に向かって回転し、前記第1位置前記第2位置側との間の第3位置において前記第1床部材と協働して前記飲料容器を保持可能であることを特徴とする。
この構成によれば、飲料容器を上から押し付けることによって第2床部材を第1位置から第3位置へ回転させることが出来るため、飲料容器をカップホルダに収容させる動作と受容室の底を深くするための動作と、受容室の下部の幅を拡げる動作とが一体的に行われることとなり、操作が容易となる。また、飲料容器の側部を支持する第2床部材が変位するため、様々な径の飲料容器に対応できる。
上記の発明において、前記第2床部材は少なくとも一対備えられ、該一対の第2床部材の前記基端側の各々は、互いに対向する前記側壁に回転可能に支持されることが好ましい。
この構成によれば、第2床部材の格納高さを小さくすることができるため、2つの底の高さの差を小さくすることが出来るなど、設計の自由度が増す。
上記の発明において、前記一対の第2床部材の一方が前記第1位置から前記第2位置に向かって回転すると、前記一対の第2床部材の他方を前記第1位置から前記第2位置に向けて回転させるように、前記一対の第2床部材を互いに連動させる連動手段(7)をさらに備えることが好ましい。
この構成によれば、第2床部材を回転させるための荷重が、一対の第2床部材の一方に集中しても、他方も連動して回転するため、飲料容器を押し付けて第2床部材を回転させる場合でも、一対の第2床部材の双方が第2位置に向かって回転する。そのため、飲料容器は、第2床部材を回転させながら受容室にスムーズに挿入される。
上記の発明において、前記付勢手段は、前記第2床部材の回転軸に取り付けられたねじりコイルばね(22)を備え、前記ねじりコイルばねは、前記所定の荷重以下の荷重に抗して前記第2床部材を前記第1位置に維持する予負荷を前記第2床部材に与えていることが好ましい。
この構成によれば、所定の大きさを超える荷重が第2床部材にかかっていないとき、少ない部品点数で第2床部材を第1位置に維持して、受容室の底の浅い状態を維持できる。
上記の発明において、前記第3位置で前記第2床部材を解除可能に固定する固定手段(9)をさらに有することが好ましい。
この構成によれば、受容室の底の深い状態を維持できる。そのため、背の高い飲料容器の出し入れを繰り返す場合に、飲料容器を収容させる度に力を加えて第2床部材を回転させる必要がなくなる。
上記の発明において、前記固定手段は、さらに、前記第2床部材を前記第3位置より前記第2位置側に回転させた第4位置で、前記第2床部材を解除可能に固定し、前記固定手段は、前記第2床部材に取り付けられた係合部と前記第3位置及び前記第4位置で該係合部(41)に係止可能な係止部材(25)とを備え、該係止部材が前記第3位置で該係合部を係止すると、前記第2床部材が前記第1の位置側に回転することを規制するが、前記第2床部材が前記第4の位置側に回転することを規制しないことが好ましい。
この構成によれば、受容室の底が深い状態において受容室の下部の幅を段階的に調整することが出来るため、飲料容器の幅が異なっても収容・保持できる。また、飲料容器の第2床部材への押し付け動作によって、受容室の幅が自然に適切な幅に調整される。
上記の発明において、前記固定手段は、前記ケースに取り付けられた操作ボタン(23)をさらに備え、前記係止部材は、前記操作ボタンの操作によって前記係合部から離脱することが好ましい。
この構成によれば、受容室の底の深い状態から浅い状態への変更も容易に行うことが出来る。
上記の発明において、前記側壁の内面の少なくとも一部は、その上部がその下部に対して前記ケースの内側に張り出すように形成された段差(16)を有し、前記第2床部材の前記基端側は、前記段差の下側に配置され、前記第2床部材は、前記第1位置において前記段差に突き当たり上方への回転が規制されることが好ましい。
この構成によれば、部品点数を増やすことなく、第1位置における第2床部材の回転の規制手段を提供することが出来る。
本発明の実施形態に係るカップホルダを示す全体斜視図である。 本発明の実施形態に係るカップホルダを示す部分拡大図である。 本発明の実施形態に係るカップホルダの第2床部材の連結構造を示す斜視図である。 本発明の実施形態に係るカップホルダの一対の第2床部材の一方を示す斜視図である。 本発明の実施形態に係るカップホルダの第2床部材の係合状態を示す断面図である。 本発明の実施形態に係るカップホルダの第2床部材が係合状態にあるときの、係止部材と操作ボタンとの関係を示す部分拡大図である。 本発明の実施形態に係るカップホルダの第2床部材の係合が解除された状態を示す断面図である。 本発明の実施形態に係るカップホルダの第2床部材の係合が解除された状態にあるときの、係止部材と操作ボタンとの関係を示す部分拡大図である。
以下、図面を参照して、本発明の一実施形態であるカップホルダ1について詳細に説明する。本実施形態に係るカップホルダ1は、自動車の運転席と助手席との間に車体の前後方向に延設されたコンソールボックスの前部に取り付けられる。以下の説明において、カップホルダ1の前後、左右及び上下の方向は自動車の前後、左右及び上下の方向と一致する。
図1は、本発明の実施形態に係るカップホルダ1を示す全体斜視図である。図2は、本実施形態に係るカップホルダ1を右後方から見た部分拡大図である。図1及び図2を参照して、本実施形態のカップホルダ1の概要を説明する。
図1を参照すると、カップホルダ1は、上下方向の中心軸周りに180°回転させると元の形状と略一致する対称性を備えた形状を呈する。カップホルダ1は、ケース2を備え、ケース2内で左右一対の第2床部材3,4が回転することによって底の深さが変化する。本実施形態では、前後方向の中央には略長方形形状の平板からなる仕切り壁5が取り付けられており、ケース2の内部の下部の空間が2つに仕切られている。仕切り壁5は、ケース2の側壁12の内面に形成された溝に嵌めこまれることによってケース2に支持されている。この仕切られた2つの空間のそれぞれに、左右一対の第2床部材3,4が設けられている。図1では、カップホルダ1の前側が、底の浅い状態を示し、後側が底の深い状態を示している。仕切り壁5は、上方へと抜き出すことによって取り外し可能である。
図2を参照すると、カップホルダ1は、第2床部材3,4を回転可能に支持する回転軸部材6と、一対の第2床部材3,4を連動させる連動手段7と、一対の第2床部材3,4を底の浅い状態が形成される位置(第1位置)に付勢するための付勢手段8と、一対の第2床部材3,4を下方に回転した位置に解除可能に固定して底の深い状態を維持するための固定手段9と、一対の第2床部材3,4の移動速度を緩める回転ダンパ10とをさらに備える。
次に、カップホルダ1の部材構造を個別に説明する。
図1を参照すると、ケース2は、略長方形の平板からなる第1床部材11と、第1床部材11の周縁から上方に向けて延設された側壁12とを備え、上面は開口部13となっている。側壁12の上部の左右内面は、側壁12の下部の左右内面に比べて、ケース2の内側に張り出しており、上部の下面は、ケース2の内部で第1床部材11に対向する段差面16(図5参照)を形成している。また、側壁12には、段差面16の下方の近接した位置で第2床部材3,4を回転可能に支持する回転軸部材6(図5参照)が形成されている。上部の内面と下部の内面との段差は、第2床部材3,4の厚さに略一致し、第2床部材3,4を第1床部材11に垂直になるまで回転させたときは、上部の内面と第2床部材3,4の表面17とが協働して、上下方向に滑らかな面を形成する。ケース2は、例えばABS樹脂、ポリカーボネート樹脂、ABS/ポリカーボネートアロイ等を射出成形することにより形成される。なお、樹脂を素材とする他の部材も同様に形成される。
図3及び図4を参照して一対の第2床部材3,4、連動手段7及び付勢手段8を説明する。一対の第2床部材3,4、連動手段7及び付勢手段8は、それぞれ、カップホルダ1の前後に1組ずつあるが(図1参照)、それらの構造は、上下方向の中心軸周りに180°回転すると一致し、機能も同様であるため、以下、図1において後方に位置するものについて説明する。図3は、ケース2を省略したカップホルダ1の部分拡大図である。図4は、第2床部材4の斜視図である。
一対の第2床部材3,4の各々は、樹脂を素材とし、略長方形を呈する平板状の部材である。第2床部材3,4の基端側が、ケース2の段差面16に沿って配置された回転軸部材6に回転自在に支持されているため、第2床部材3,4は、その遊端が円弧を描くようにケース2内を回転(揺動)し、その回転範囲は、その遊端が回転軸の側方に位置して第2床部材3,4の表面17が略水平になる第1位置と、その遊端が前記回転軸の下方に位置して第2床部材3,4の表面17が略鉛直になる第2位置との間である。一対の第2床部材3,4は、その表面17が水平になる第1位置まで回転させたとき、互いの遊端が近接しており、そのときの上面に当たる表面17及び仕切り壁5の上面は滑らかな平面を形成し、飲料容器の受容室18(図1参照)の浅い底を形成する。また、第2床部材3,4の遊端は、飲料容器への引っ掛かりを防止するため、丸みを帯びた形状になっている。第2床部材3,4の裏面は、肉抜き構造にしても良い。
一対の第2床部材3,4の内、一方の第2床部材3(図3の左側)の基端側の側面には、樹脂を素材とする扇形のギヤ19がケース2の側壁12の外側に配置されるように取り付けられている。ギヤ19は、第2床部材3と同軸かつ一体に回転し、ケース2の外側に配置された回転ダンパ10(図2参照)とかみ合っている。そのため、第2床部材3の回転力が回転ダンパ10によって減衰する。回転ダンパ10には、例えば粘性減衰式のオイルダンパが使用される。これにより、第2床部材3の回転は、回転ダンパ10のダンパ作用のもとに、低速で行われる。
一対の第2床部材3,4を連動させる連動手段7は、リンクバー20とリンクアーム21とから構成される。
一対の第2床部材3,4の内、ギヤ19が取り付けられていない方の第2床部材4(図3の右側)の基端側の側面には、樹脂を素材とするリンクバー20がケース2の側壁12の外側に配置されるように取り付けられている。リンクバー20は、第2床部材4と一体に回転するように、一端側が第2床部材4の基端側の側面に取り付けられ、後方(図3の紙面左手前)から見たときに、回転軸を中心に第2床部材4に対して右回りに(上側に)所定の角度だけ回転した位置で固定されている。
リンクアーム21は、樹脂を素材とする棒状の成形品である。リンクアーム21は、リンクバー20及びギヤ19のそれぞれに対して回転自在になるように、一端がリンクバー20の他端と連結しており、他端がギヤ19に連結している。リンクアーム21の他端がギヤ19に連結する位置は、ギヤ19の回転軸からリンクバー20の長さと同程度の距離だけ離れた位置であって、後方から見たときに、回転軸を中心に第2床部材3に対して右回りに所定の角度だけ回転した位置である。このように、リンクアーム21が、回転自在に、リンクバー20とギヤ19とに連結しているため、一対の第2床部材3,4の一方を回転させると他方も回転し、両者の動きは概ね左右対称になる。
付勢手段8は、ねじりコイルばね22を備える。ねじりコイルばね22は、回転軸部材6を内包するように取り付けられており、一端が側壁12に係止され、他端が第2床部材3,4に係止され、第2床部材3,4を、第2位置から第1位置に向かう回転方向に付勢している。側壁12の段差面16は、第2床部材3,4の上方への移動を規制するストッパとして機能する。具体的には、段差面16は、第2床部材3,4の表面17の基端側を係止することによって、第2床部材3,4が第1位置よりも上方に回転することを規制する。また、第2床部材3,4が第1位置にあるとき、ねじりコイルばね22は、第2床部材3,4を段差面16に押し付けるように予負荷をかけている。この予負荷によって第2床部材3,4に生じるモーメントに対して、逆向きで同じ大きさのモーメントは、第2床部材3,4に対して上方からの所定の荷重(位置に応じた力の大きさ)を加えることによって生じさせることが出来る。第2床部材3,4に対する外部かつ上方からの荷重がこの所定の荷重以下であれば、第2床部材3,4は回転せず、第1位置に維持される。ねじりコイルばね22は、ばね定数が小さく、長さが長いほうが好ましい。ばね定数を小さくすることによって、第2床部材3,4をばね力に抗して押し下げるための力が、押し下げるにつれて大きく上昇することを防止できる。また、長さを長くすることによって、ねじりコイルばね22の変位を大きくとることができ、ばね定数が小さくとも、大きな予負荷を第2床部材4に与えることが出来る。本実施形態では、ねじりコイルばね22の長さは、第2床部材3,4の基端側の前後方向長さに略一致する。
次に、図5〜図8を参照して、固定手段9について説明する。固定手段9は、一方の第2床部材4を第1位置と第2位置との間の所定の位置(第3位置〜第5位置)で解除可能に固定して、受容室18の底を深い状態に維持するための手段である。一方の第2床部材4が固定されたとき、その第2床部材4と連動手段7によって連結されている他方の第2床部材3も固定される。固定手段9は、操作ボタン23、操作ボタン用ばね24、係止部材25、係止部材用ばね26、係合片27とから構成される。図5は、第2床部材4の係合状態を示す断面図であり、図6は、第2床部材4が係合状態にあるときの、操作ボタン23と係止部材25との関係を示す部分拡大図である。図7は、第2床部材4の係合が解除された状態を示す断面図であり、図8は、第2床部材4の係合が解除された状態にあるときの、操作ボタン23と係止部材25との関係を示す部分拡大図である。
操作ボタン23は、樹脂からなり、第2床部材4が配置された側壁12の上部に配置される。操作ボタン23が配置される側壁12の上部には、凹部28が設けられており、操作ボタン23は、凹部28に収容されて、凹部28周辺の側壁12に直交する方向に摺動可能である。操作ボタン23の摺動可能範囲の両端は、それぞれ、操作ボタン23の一部と凹部28の一部とが当接し、それ以上の移動が規制される位置である。操作ボタン23のケース2の内面側への移動は、操作ボタン23のボタン表面29と、凹部28周辺の側壁12の内面とが同一平面を形成する位置で規制される。操作ボタン23の裏面には、三角柱形状のカム30が形成されている。カム30は、その三角形の底面が水平面及び凹部28周辺の側壁12の内面に直交するように配置され、3つの側面の内1つが操作ボタン23の本体の裏面と結合しており、残る側面の内の上側側面31が、下方に向かうに従ってケース2の外側に向かうように傾斜している。
操作ボタン用ばね24は、圧縮コイルばねからなり、凹部28に取り付けられて、操作ボタン23をケース2の内側方向に付勢している。
係止部材25は、樹脂を素材とし、ケース2の側壁12の外側に配置され、前後及び左右方向への移動は規制されているが、操作ボタン23の操作に応じて所定の範囲で上下に移動する部材である。係止部材25は、略上下に延在する係止部材本体32と、上端側の摺動突起33と、下端側の係止突起34とを備える。係止部材本体32は、上下に延在する棒状の上部と上下に延在する棒状の下部との間に、略水平な上面を備えた肩部35を備える。肩部35には、後述の係止部材用ばね26の下端が取り付けられる。また、係止部材本体32の下端部には、下部から左方(ケース2の内側方向)に向けて延出する係止部36が形成されている。係止部36の下面は、背面視で第2床部材4の回転軸を中心とする円弧となっている。係止部36の先端は、側壁12の下部に設けられた貫通孔37から、ケース2の内部に挿入されている。係止部36の先端側の下面には、背面視で直角三角形を呈する三角柱形状の係止突起34が形成されている。この直角三角形の上側の一辺が係止部36の円弧の一部であり、右側の一辺が鉛直方向に延び、左下の斜辺がケース2の内側(左方)に向かうにつれて上方に向かうように傾斜している。すなわち、係止突起34は、右側に係止面を備え、左側に傾斜面を有している。
係止部材本体32の上端側には、後方、すなわち水平かつ側壁12の内面に平行な方向に突出した摺動突起33が結合しており、摺動突起33はカム30の上側側面31に摺動する。操作ボタン23を押し込むとカム30がケース2の外側に向かって動くため、摺動突起33は、カム30の上側側面31上を右下から左上に向けて摺動するように、上昇する。
係止部材用ばね26は、圧縮コイルばねからなり、その上端がケース2の側壁12の外側に固定され、その下端が肩部35の上面に固定されて、係止部材25を下方に向けて付勢している。
係合片27は、樹脂を素材とする成形品であり、主板39と主板39の前後の縁から延出するリブ40とを備える(図3参照)。主板39は、一端が第2床部材4の遊端側裏面に取り付けられており、他端が遊端になっており、背面視で第2床部材4の回転軸を中心とする円弧状を呈している。主板39の遊端は、第2床部材4の回転に伴って、ケース2の側壁12の貫通孔37からケース2の外側に出没する。主板39は、第2床部材4が第2位置にあるとき、係止部材25の下端側の係止部36の下方に近接して位置する。主板39には、その主面に直交するように貫通する孔からなる係合部41が円弧を形成する方向に3つ並んで形成されている。係止突起34が、いずれかの係合部41と係合すると、係止突起34の右側の係止面が係合部41の貫通孔の右内面を係止し、ねじりコイルばね22の付勢力に抗して、第2床部材4の第1位置方向への回転を規制する。一方、第2位置方向への回転は、係止突起34の左側の傾斜面が係合部41の貫通孔の左上の縁を摺動して係合を解除するように係止部材25を上昇させるため、規制されない。係合部41の各々が係止突起34に係合したとき、一対の第2床部材3,4は固定される。遊端側、中央及び基端側の係合部41の各々が係止突起34に係合する位置を、第3位置、第4位置及び第5位置とすると、第3〜第5位置は、第1位置と第2位置との間にあり、第3位置よりも第4位置が、第4位置よりも第5位置が、第2位置に近くなり、一対の第2床部材3,4の遊端間の距離が広がる。また、操作ボタン23を押し込むと係止部材25が上昇するため、係止突起34と係合部41との係合が解除される。
次に、本実施形態の使用方法について説明する。
前後2組の第2床部材3,4がともに第1位置にあるとき、2組の第2床部材3,4の表面17と仕切り壁5の上面とが協働して略平坦な水平面を形成する。これにより、カップホルダ1は、背の低い飲料容器を2〜3個収容することができる。また、このとき、カップホルダ1を飲料容器以外の小物を収容する小物入れとして使用出来る。
例えば、約500mLの飲料を収容できるペットボトルのような背の高い飲料容器をカップホルダ1に収容・保持させたいときは、ペットボトルの底を一対の第2床部材3,4に押し付けるようにペットボトルに力を加える。すると、ねじりコイルばね22の付勢力に逆らう向きに、一対の第2床部材3,4に力が加わり、ねじりコイルばね22の付勢力によるモーメントよりもペットボトルから第2床部材3,4へ加えられる力によって生じるモーメントが大きくなると、一対の第2床部材3,4が開くように、各々の第2床部材3,4が第2位置に向かって回転する。一対の第2床部材3,4の一方にペットボトルからの力が集中したとしても、連動手段7によって、一対の第2床部材3,4は連動しているため、一対の第2床部材3,4は、概ね左右対称に回転する。そのため、容器をスムーズに挿入することが出来る。そして、そのまま、ペットボトルを押し込むと、一対の第2床部材3,4がペットボトルの底が第1床部材11に当接する。このとき、ペットボトルは、第1床部材11に下から支持され、第2床部材3,4に左右から挟持される。車両が大きく振動するおそれのある路面を走行する場合は、この位置でペットボトルを保持しても良い。
また、この状態から、ペットボトルをわずかに左右に動かすと、第3〜第5位置のいずれかで、係止部材25と係合部41とが係合し、一対の第2床部材3,4の遊端間の距離が、ペットボトルの左右方向幅よりもわずかに広い状態で一対の第2床部材3,4が固定される。係合部41が3つあることで、幅の異なる飲料容器を収容・保持することができる。このとき、ペットボトルは、第1床部材11によって下から支持され、一対の第2床部材3,4によって左右方向の移動が所定の範囲内に規制され、仕切り壁5及び側壁12によって前後方向の移動が所定の範囲内に規制される。この状態は、車両の揺れが小さい場合に適し、また、底に対して胴体部がくびれた形状のペットボトルを取り出しやすくする。このように、カップホルダ1は、底を深くすることが出来るとともに、左右方向の幅の調節も同時に行うことが出来る。カップホルダ1は、飲料容器の背の高さに応じて、運転操作時に運転手の肘等が飲料容器にぶつからず、かつ取り出しやすい位置に底の深さを調整することが出来る。カップホルダ1は、前後2組の第2床部材3,4の一方のみを第2位置に向けて回転させて、1つの背の高い飲料容器と1つの背の低い飲料容器とを保持させてもよく、両方を回転させて2つの背の高い飲料容器を保持させてもよい。また、カップホルダ1は、2組の第2床部材3,4の双方を第3〜第5位置に固定し、仕切り壁5を取り外すと、底の深い小物入れとして使用出来る。
また、操作ボタン23を押し込むという簡易な操作によって、第2床部材3,4が第1位置まで回転し、受容室18の底が浅い状態に戻すことが出来る。
以上で具体的実施形態の説明を終えるが、本発明は上記実施形態に限定されることなく幅広く変形実施することができる。係合部41の数、すなわち一対の第2床部材3,4の解除可能な固定位置の数を、3つに限らず、1つ、2つまたは4つ以上としてもよい。また、係合片27と係止部材25との係合は、凹凸やラチェットでもよい。また、本実施形態では、第1床部材11はケース2の底壁であるが、底壁とは別の部材でもよい。また、側壁12の上部から、ケース2内部に出没可能な仕切り板を設けても良い。1つ又は2つの仕切り板を設けると、底の浅い状態で飲料容器の前後方向への移動を規制することができる。例えば、仕切り板は、側壁12内に設けられて鉛直方向に延在する回転軸に回転可能に支持され、側壁12内部に没入した位置と、側壁12に対して90°の角度で突出した位置との間を回転し、操作ボタン23の押し込みによって突出位置まで回転するようにしても良い。
1・・・カップホルダ、2・・・ケース、3,4・・・第2床部材、7・・・連動手段、8・・・付勢手段、9・・・固定手段、11・・・第1床部材、12・・・側壁、16・・・段差面、18・・・受容室、19・・・ギヤ、20・・・リンクバー、21・・・リンクアーム、22・・・ねじりコイルばね、23・・・操作ボタン、25・・・係止部材、27・・・係合片、30・・・カム、33・・・摺動突起、34・・・係止突起、36・・・係止部、41・・・係合部

Claims (8)

  1. 飲料容器を保持するためのカップホルダであって、
    上面に開口部が形成され、前記飲料容器の受容室を画定し、該受容室の下端に延在する第1床部材及び側壁を備えるケースと、
    前記ケース内において、その基端側が前記側壁に回転可能に支持され、その遊端が回転軸の側方に位置する第1位置と該遊端が前記回転軸の下方に位置する第2位置との間で回転可能な第2床部材と、
    前記第1位置に向けて前記第2床部材を付勢する付勢手段とを備え、
    前記第2床部材は、前記第1位置において上方から所定の荷重より大きい荷重を受けると前記第2位置に向かって回転し、前記第1位置前記第2位置側との間の第3位置において前記第1床部材と協働して前記飲料容器を保持可能であることを特徴とするカップホルダ。
  2. 前記第2床部材は少なくとも一対備えられ、該一対の第2床部材の前記基端側の各々は、互いに対向する前記側壁に回転可能に支持されたことを特徴とする請求項1に記載のカップホルダ。
  3. 前記一対の第2床部材の一方が前記第1位置から前記第2位置に向かって回転すると、前記一対の第2床部材の他方を前記第1位置から前記第2位置に向けて回転させるように、前記一対の第2床部材を互いに連動させる連動手段をさらに備えることを特徴とする請求項2に記載のカップホルダ。
  4. 前記付勢手段は、前記第2床部材の前記回転軸に取り付けられたねじりコイルばねを備え、
    前記ねじりコイルばねは、前記所定の荷重以下の荷重に抗して前記第2床部材を前記第1位置に維持する予負荷を前記第2床部材に与えていることを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれか一項に記載のカップホルダ。
  5. 前記第3位置で前記第2床部材を解除可能に固定する固定手段をさらに有することを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれか一項に記載のカップホルダ。
  6. 前記固定手段は、さらに、前記第2床部材を前記第3位置より前記第2位置側に回転させた第4位置で、前記第2床部材を解除可能に固定し、
    前記固定手段は、前記第2床部材に取り付けられた係合部と前記第3位置及び前記第4位置で該係合部に係止可能な係止部材とを備え、該係止部材が前記第3位置で該係合部を係止すると、前記第2床部材が前記第1の位置側に回転することを規制するが、前記第2床部材が前記第4の位置側に回転することを規制しないことを特徴とする請求項5に記載のカップホルダ。
  7. 前記固定手段は、前記ケースに取り付けられた操作ボタンをさらに備え、前記係止部材は、前記操作ボタンの操作によって前記係合部から離脱することを特徴とする請求項6に記載のカップホルダ。
  8. 前記側壁の内面の少なくとも一部は、その上部がその下部に対して前記ケースの内側に張り出すように形成された段差を有し、
    前記第2床部材の前記基端側は、前記段差の下側に配置され、
    前記第2床部材は、前記第1位置において前記段差に突き当たり上方への回転が規制されることを特徴とする請求項1〜請求項7のいずれか一項に記載のカップホルダ。
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