JP4108594B2 - ドリンクホルダー - Google Patents

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本発明は、飲料容器の収容および取り出しをスムーズに行うことができるドリンクホルダーに関する。
乗り物(自動車、列車または航空機等)の座席周り等においては、飲料容器を保持するためのドリンクホルダーが一般に取り付けられており、その一例として、図9に示すドリンクホルダー(1)が知られている(特許文献1参照)。この従来のドリンクホルダー(1)は、飲料容器(B)が収容される収容凹部(2)を有するドリンクホルダー本体(3)と、ドリンクホルダー本体(3)をエアコン吹き出し口などの取付対象物(X)に取り付けるための取付固定具(4)とで大略構成されている。
実開平5−62332号
収容凹部(2)は、その内部に収容した飲料容器(B)が振動等によって倒れるのを防止するために、収容凹部(2)と飲料容器(B)との間に隙間がほとんど生じないような大きさに設定されている。そのため、飲料容器(B)を収容する際には、飲料容器(B)の底面が収容凹部(2)の内周縁に接触しやすく、一回の収容動作で収容するのが困難であるという問題があった。
また、図9に示すように収容凹部(2)の開口部が内部より狭く収容凹部(2)の内周縁の下方に空間(V)が存在する場合、或いは図10に示すようにドリンクホルダー(1)の収容凹部(2)に小径の飲料容器(B)を収容したとき収容凹部(2)と飲料容器(B)との間に生じた隙間を埋めるスペーサー(6)が設けられている場合には、収容した飲料容器(B)を取り出す際に、飲料容器(B)の外周面下端部に形成されている溝(B1)が収容凹部(2)の内周面側端部(5)やスペーサー(6)に引っ掛かってしまい、飲料容器(B)をスムーズに取り出すことができないという問題もあった。
特に自動車の運転時においては、飲料容器(B)の収容凹部(2)への収納および取り出しに気が取られてしまうと、最悪の場合には事故を引き起こす結果ともなりかねず、非常に危険である。
更に又、飲料容器(B)の収容および取り出し時に飲料容器(B)が収容凹部(2)の樹脂製の硬い内周縁に接触するとカタカタと異音が発生して耳障りであるという問題もあった。
それ故に本発明の主たる目的は、飲料容器の収容および取り出しをスムーズに行うことができるドリンクホルダーを提供することである。また、本発明の他の目的は、飲料容器の収容及び取り出し時に飲料容器が収容凹部の内周縁に接触しても異音が発生するのを防止できるドリンクホルダーを提供することである。
請求項1に記載した発明は、「自動車のエアコン吹き出し口に取り付けられ、飲料容器(B)を保持するためのドリンクホルダー(10)(30)(40)(50)において、飲料容器(B)が収容される収容凹部(16)の容器保持縁(16a)には、飲料容器(B)の挿脱方向に回動する回動体(22)が回動自在、かつ、その外周面が容器保持縁(16a)の上面側および収容凹部(16)側に突出するように取り付けられていることを特徴とするドリンクホルダー(10)(30)(40)(50)」である。
この発明では、収容凹部(16)に飲料容器(B)を収容する際、飲料容器(B)がローラー又はボールのような回動体(22)に接触すると、回動体(22)が下向き(換言すれば、飲料容器(B)の挿入方向)に回転して飲料容器(B)を収容凹部(16)内に円滑に誘導することができる。また、飲料容器(B)を取り出す際には、飲料容器(B)が回動体(22)と接触すると、回動体(22)が上向き(換言すれば、飲料容器(B)の取出方向)に回転して飲料容器(B)の外周面下端部に形成されている溝(B1)が引っ掛かることなく収容凹部(16)の外へ引き出すことができる。なお、本明細書でいう「容器保持縁(16a)」とは、図1に示すような収容凹部(16)の開口部の内周縁だけを言うものでなく、図6および図7に示すように収容凹部(16)の内側に突出し、飲料容器(B)の挿脱時、特に取り出し時に飲料容器(B)に引っ掛かる「スペーサー(42)の突出縁」も含めた概念である。
請求項2に記載した発明は、回動体(22)を限定したものであり、「回動体(22)は弾性材により形成されている」ことを特徴とするものである。
この発明によれば、回動体(22)が弾性材により構成されているので、飲料容器(B)が回動体(22)に接触した際に異音が発生することはない。
請求項3に記載した発明は、請求項1又は2に記載した発明において「収容凹部(16)の容器保持縁(16a)であって回動体(22)と対向する側には、クッション部材(48)が設けられている」ことを特徴とするものである。
この発明によれば、飲料容器(B)を収容凹部(16)に収容する際、或いは収納時において、飲料容器(B)の側面が収容凹部(16)の容器保持縁(16a)に衝突する場合であっても、クッション部材(48)の存在により、弾性材である回動体(22)と協働して衝突時の衝撃の緩和や衝撃音を緩和することができる。
請求項1に記載の発明によれば、飲料容器の挿脱時にローラーやボールのような回動体に飲料容器が接触すると、回動体が上下方向(換言すれば挿脱方向)に回転して飲料容器を収容凹部の内側あるいは外側へ円滑に誘導するので、運転中でも飲料容器の収容および取り出しをスムーズに行うことができる。
請求項2に記載した発明によれば、回動体が弾性材により形成されているので、飲料容器が回動体に接触した際に異音が発生することはない。
請求項3に記載の発明によれば、飲料容器が収容凹部の内周縁に衝突する時の衝撃をクッション部材により緩和できるので、弾性材である回動体と相俟ってカタカタという衝撃音を生じることもないし、内容物が外にこぼれることもない。
以下、本発明を図示実施例に基づいて詳述する。
図1〜2を参照して、本発明の適用されたドリンクホルダー(10)は、取付対象物(X)(本実施例では車内のエアコン吹き出し口)に取り付けて飲料容器(B)を保持できるように構成されたものであり、ドリンクホルダー本体(12)および取付固定具(14)により構成されている。
ドリンクホルダー本体(12)は、上面開口・下部有底の筒状部材であり、その中央に形成された凹部が飲料容器(B)を収容するための収容凹部(16)である。収容凹部(16)の軸方向に直交する方向の断面形状は略円形状で(勿論、これに限定されるものではなく、たとえば四角形状であってもよい。)、飲料容器(B)を丁度収容できる程度の大きさに設定されている。従って、収容凹部(16)に飲料容器(B)を収容した場合において、飲料容器(B)と収容凹部(16)との間の隙間はほとんどないため、飲料容器(B)が振動によって転倒するのを防止できる。
また、ドリンクホルダー本体(12)は、複数のリング状板を所定の間隔をあけて積層することで横長の通風口(18)がその側面全面に亘って複数段形成されるようになっており、ドリンクホルダー(10)を取付対象物(X)であるエアコン吹き出し口に取り付けた時に、前記吹き出し口から吹き出る冷風(或いは温風)を収容凹部(16)内に取り込んで、収容凹部(16)の内部に収容した飲料容器(B)の保冷(或いは保温)ができるようになっている。
ドリンクホルダー本体(12)における収容凹部(16)の容器保持縁(16a)(即ち、収容凹部(16)の内周縁)には、左右対称にてドリンクホルダー本体(12)の上面側および収容凹部(16)側へ向けて開口する複数(本実施例では2つ)の回動体取付凹部(20)が形成されており、この回動体取付凹部(20)には、回動体(22)が飲料容器(B)の挿脱方向に回動するように配設されている。回動体(22)は、図1のようなローラーでもよいし、ボール状のようなものであってもよく、飲料容器(B)の挿脱方向に回動するようなものであればどのようなものでもよい。また、「飲料容器(B)の挿脱方向」とは、収容凹部(16)の概して軸方向を言う。以下、ローラーを回動体(22)の代表例とし、回動体取付凹部(20)はローラー取付凹部(20)として説明する。
この場合、前述の各ローラー取付凹部(20)の内側面には、後述するローラー(22)の両側面に突設した嵌合凸部(22a)が嵌合する嵌合凹部(20a)が形成されている。換言すれば、回転軸となる嵌合凹部(20a)は容器保持縁(16a)に沿って配設されていることになる。なお、ローラー取付凹部(20)の形成位置や数は、前述のように飲料容器(B)を収容凹部(16)に収容する際、飲料容器(B)が最も接触しやすい収容凹部(16)の内周縁後部側(後述する取付固定具(14)が設けられる側)に設けるのが好ましいが、勿論これに限定されるものではなく、たとえば図3に示すように、収容凹部(16)の内周縁全周に亘って複数(この場合は6つ)のローラー取付凹部(20)を形成し、各ローラー取付凹部(20)にローラー(22)を取り付けるようにしてもよい。
各ローラー取付凹部(20)にはローラー(22)が前述のように取り付けられているが、ローラー(22)は、ローラー(22)の円周部分が例えばゴムなどのように弾力があり、かつ、飲料容器(B)と接触したときに衝撃音を発生しないような弾性材からなる略円柱(又は円板状)の部材であり、その両側面には硬い樹脂或いは金属の嵌合凸部(22a)が形成されている。従って、ローラー取付凹部(20)にローラー(22)を取り付けた状態では、ローラー(22)が嵌合凸部(22a)を回転軸として飲料容器(B)の挿脱方向に回転することができる。なお、ローラー(22)の大きさは、ローラー(22)をローラー取付凹部(20)に取り付けた時に、その外周面が収容凹部(16)の内側に突出した状態となるように適宜設定される。
ドリンクホルダー本体(12)の後部には、取付固定具(14)が取り付けられている。取付固定具(14)は、取付基部(14a)と、取付基部(14a)から二股に分かれたクリップ部(14b)とで一体的に構成されており、クリップ部(14b)を取付対象物(X)としてのエアコン吹き出し口のルーバーに挟みこむことによってドリンクホルダー本体(12)をエアコンの吹き出し口に固定できるようになっている。ただし、取付固定具(14)の形状はこれに限定されるものではなく取付対象物(X)の形状に応じて適宜設定すればよい。
ドリンクホルダー(10)を使用する際には、前述したように取付固定具(14)を取付対象物(X)であるエアコン吹き出し口のルーバーに取り付ける。これにより、ドリンクホルダー(10)の取付が完了し、エアコン吹き出し口付近に飲料容器(B)を保持することができるようになる。
飲料容器(B)を収容凹部(16)に収容する際、特に自動車の運転中は、収納場所を目で確認することが出来ないため、その底面が収容凹部(16)の容器保持縁(16a)(特に後部側)に接触する場合があるが、この場所には前述したようにローラー(22)が配設されているので、飲料容器(B)がローラー(22)に接触すると、ローラー(22)が下向きに回転する。すると、飲料容器(B)が収容凹部(16)内に誘導されるので、その収容をスムーズに行うことができる。
一方、飲料容器(B)を取り出す際、特に自動車の運転中は、腕の動きに注意を払うことが出来ないため、飲料容器(B)を握った腕がスムーズに動かず、飲料容器(B)の側面がローラー(22)に接触してしまうことがある。その時、ローラー(22)がなければ収容凹部(16)に引っ掛かってしまうが、ローラー(22)が上向きに回転して飲料容器(B)が収容凹部(16)の外へ誘導されるので、運転中でもその取り出しをスムーズに行うことができる。なお、ローラー(22)はゴムなどの弾性材により形成されているので、飲料容器(B)がローラー(22)に当たっても異音が生じることはない。
次に、図4〜図5に示す第2実施例のドリンクホルダー(30)について説明する。本実施例のドリンクホルダー(30)は、ローラー(22)の下方に空気取り入れ用の空間(V)が形成されている場合であり、本実施例では、収容凹部(16)の内周面後部側がその容器保持縁(16a)を除いて外部に開口されることによりローラー(22)の下方に前記空間(V)が形成されている。なお、ローラー(22)の大きさは、ローラー(22)の外周面がドリンクホルダー本体(32)の上面側、収容凹部(16)側、および空間(V)側のそれぞれに突出するように適宜設定される。
本実施例のドリンクホルダー(30)では、上述した第1実施例の作用効果に加えて以下のような作用効果を奏することができる。即ち、運転手が車の運転中にドリンクホルダー(30)に収容された飲料容器(B)を取り出す場合、飲料容器(B)は肘を回転中心とする円弧に沿って取り出されるのであるが、このとき、図5のように飲料容器(B)が手前に倒れ込んで飲料容器(B)の下端部が空間(V)に嵌り込むことがある。この状態で飲料容器(B)を引き抜こうとすると、飲料容器(B)の外周面に形成された溝(B1)が前記容器保持縁(16a)に引っ掛かろうとするのであるが、当該容器保持縁(16a)にはローラー(22)が配置されているので、ローラー(22)が回動して飲料容器(B)の外周面に形成された溝(B1)が容器保持縁(16a)に引っ掛かるのを防止し、飲料容器(B)をスムーズに取り出すことができる。従って、本実施例では、飲料容器(B)の取り出しに気を取られることはなく、安全に運転することができる。
次に、図6に示す第3実施例のドリンクホルダー(40)について説明する。本実施例のドリンクホルダー(40)は、大径あるいは小径いずれの飲料容器(B)を収容した場合であっても収容凹部(16)と飲料容器(B)との間に隙間が大きく生じないようにした例である。
本実施例のドリンクホルダー(40)では、ドリンクホルダー本体(44)に設けられた収容凹部(16)の内周面後部側が外部に開口されている。そして、ドリンクホルダー本体(44)における開口部分上部にスペーサー(42)が取り付けられている。
スペーサー(42)は、収容凹部(16)と小径の飲料容器(B)との間に生じた隙間を埋めるための薄板状部材であり、先端部分が飲料容器(B)の外周面に応じて凹湾曲して形成されている。スペーサー(42)の先端部分は飲料容器(B)を保持する容器保持縁(16a)であり、2つ(勿論、1つでもよいし、3つ以上であってもよい)のローラー収容凹部(46)が容器保持縁(16a)に形成され、各ローラー収容凹部(46)の内側面にはローラー(22)の嵌合凸部(22a)が嵌合する嵌合凹部(図示省略)が形成されている。したがって、ローラー収容凹部(46)にローラー(22)を取り付けた状態では、ローラー(22)が嵌合凸部(22a)を回転軸として回転することができ、そのときのローラー(22)の外周面はスペーサー(42)の上面側、収容凹部(16)側、および下面側に突出している。
スペーサー(42)は、図示しないトーションばねの弾発力によって先端側が上方に回動するようにドリンクホルダー本体(44)における開口部分上部に取り付けられている。したがって、収容凹部(16)内に大径の飲料容器(B)を挿入した時には、飲料容器(B)に接触したスペーサー(42)の先端が飲料容器(B)に押し下げられて下方に回動することにより飲料容器(B)を収容することができる。
逆に、飲料容器(B)を収容凹部(16)から取り出す場合、スペーサー(42)は、トーションばねの弾発力によって飲料容器(B)の側面に弾接しているため、飲料容器(B)の引き抜きと共に飲料容器(B)の側面を滑ることになる。そして飲料容器(B)の側面に図5のような溝(B1)が存在する場合、スペーサー(42)の先端が溝(B1)に引っ掛かり、円滑な飲料容器(B)の引抜を阻害することになるが、前記ローラー(22)の存在により前記引っ掛かりが防止され円滑な飲料容器(B)の引き抜きを実現する。
一方、収容凹部(16)内に小径の飲料容器(B)を収容する時には、飲料容器(B)は収容凹部(16)とスペーサー(42)との隙間に丁度嵌り込むので、スペーサー(42)は水平状態をそのまま維持することとなる。従って、小径の飲料容器(B)を収容した状態では、スペーサー(42)の先端が飲料容器(B)の側面に当接して、車両の走行に伴う振動による飲料容器(B)の動きを規制することができる。
また、ローラー(22)はゴムなどの弾性材により構成されているので、飲料容器(B)がローラー(22)に当たったときに異音が生じることはない。
なお、これは全ての実施例において適用できることであるが、収容凹部(16)の内周縁(即ち、容器保持縁(16a))であってローラー(22)と対向する位置にクッション部材(48)を設けるようにしてもよい(図6参照)。クッション部材(48)は、たとえばゴムなどの弾性材からなる部材であり、接着剤などの接着手段により収容凹部(16)の内周縁に貼着されている。
これによれば、飲料容器(B)を収容、或いは取り出す際に、その側面が収容凹部(16)の内周縁に衝突した場合であっても、そのときの衝撃をクッション部材(48)が吸収して緩和することができるので、飲料容器(B)の内容物が外にこぼれることがないし、弾性材で構成されたローラー(22)と協働することでカタカタという衝撃音を生じることもない。
最後に、図7〜図8に示す第4実施例のドリンクホルダー(50)について説明する。本実施例のドリンクホルダー(50)は、ドリンクホルダー本体(52)の形状が変化するように構成された例である。
ドリンクホルダー本体(52)は、固定側本体(54)と可動側本体(56)とで構成されている。固定側本体(54)は、前面および上面前方部分が開口された箱状の部材であり、左右両側面(54a)の内側前方下端部には、後述する可動側本体(56)の嵌合凹部(56b)に嵌合する嵌合凸部(54b)が形成されている。固定側本体(54)における上面(54c)の下面側には、スペーサー(42)が図示しないトーションばねの弾発力によって先端側が上方に回動するように取り付けられており、その先端部分が飲料容器(B)を保持する容器保持縁(16a)である。該スペーサー(42)の先端には、2つ(勿論、1つでも良いし、3つ以上であってもよい)のローラー収容凹部(46)が形成されており、各ローラー収容凹部(46)には、ローラー(22)が取り付けられている。また、固定側本体(54)の後部には、取付固定具(14)が取り付けられている。
可動側本体(56)は、上面および背面(図8(A)における上面および背面を意味する。)が開口された箱状の部材であり、左右両側面(56a)の外側下端部には、固定側本体(54)の嵌合凸部(54b)が嵌合する嵌合凹部(56b)が形成されている。したがって、固定側本体(54)に可動側本体(56)を取り付けた状態では、可動側本体(56)が嵌合凹部(56b)を回転軸として回動することができる(図8参照)。
可動側本体(56)の前面(56c)の上端縁には、2つ(勿論、1つでもよいし、3つ以上であってもよい)のローラー収容凹部(58)が形成されており、各ローラー収容凹部(58)の内側面にはローラー(22)の嵌合凸部(22a)が嵌合する嵌合凹部(図示省略)が形成されている。従って、ローラー収容凹部(58)にローラー(22)を取り付けた状態では、ローラー(22)が嵌合凸部(22a)を回転軸として回動することができる。
次に、本実施例のドリンクホルダー(50)の使用方法について説明する。飲料容器(B)を収容する際には、図8(A)に示すように可動側本体(56)を前方に倒し、ドリンクホルダー本体(52)を開状態にする。すると、ドリンクホルダー本体(52)の中央部分に固定側本体(54)および可動側本体(56)によって囲まれた空間が現れる。本実施例では、この空間が「収容凹部(16)」であり、「スペーサー(42)の先端」および、「可動側本体(56)の前面(56c)の上端縁」はいずれも本明細書における「収容凹部の容器保持縁(16a)」に該当する。
そして、この収容凹部(16)に飲料容器(B)を収容するのであるが、その説明については前述実施例と同様であるので、前述実施例の記載を援用する。
一方、ドリンクホルダー(50)に飲料容器(B)を収容しない場合には、図8(B)に示すように、可動側本体(56)を後方へ倒し、ドリンクホルダー本体(52)を閉状態にする。すると、ドリンクホルダー(50)が小さく折り畳まれるので、不使用時における省スペース化を図ることができる。
本発明の一実施例を示す斜視図である。 図1実施例におけるドリンクホルダーの取付状態を示す図である。 図1実施例における変形例を示す斜視図である。 第2実施例を示す斜視図である。 第2実施例における使用状態を示す断面図である。 第3実施例を示す斜視図である。 第4実施例を示す斜視図である。 第4実施例における使用状態を示す側面図である。 従来技術を示す斜視図である。 従来技術を示す斜視図である。
符号の説明
10 ドリンクホルダー
12 ドリンクホルダー本体
14 取付固定具
16 収容凹部
22 回動体(ローラー)

Claims (3)

  1. 自動車のエアコン吹き出し口に取り付けられ、飲料容器を保持するためのドリンクホルダーにおいて、
    飲料容器が収容される収容凹部の容器保持縁には、飲料容器の挿脱方向に回動する回動体が回動自在、かつ、その外周面が前記容器保持縁の上面側および前記収容凹部側に突出するように取り付けられていることを特徴とするドリンクホルダー。
  2. 前記回動体は、弾性材により形成されていることを特徴とする請求項1に記載のドリンクホルダー。
  3. 前記収容凹部の容器保持縁であって前記回動体と対向する側には、クッション部材が設けられていることを特徴とする請求項1又は2に記載のドリンクホルダー。
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