JP2007120242A - ケーブル検査車 - Google Patents

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Abstract

【課題】十分な強度を有するハンドロープが設けられていない場合などでも使用可能なケーブル検査車を提供する。
【解決手段】吊り橋等のケーブル3に沿って移動するケーブル検査車10において,ケーブル3によって支持される車体11,車体11をケーブル3に沿って移動させる駆動機構22A,22B,車体11から吊り下げられたケージ12A,12B,ケーブル3の上面に載せられ車体11の移動に伴って回転する走行用車輪21を備えた。さらに,ケーブル3に沿って延設されたハンドロープ8A,8Bに対して車体11側から押し当てられる補助車輪51を備えた。
【選択図】図12

Description

本発明は,例えば吊り橋や斜張橋などに設けられているケーブルを検査する際に用いられるケーブル検査車に関する。
例えば河川,海峡,道路等に架設される吊り橋は,2本のタワーに一対のメインケーブルが並列に架け渡され,各メインケーブルから垂れ下げられた複数のハンガーロープによって,橋桁が吊り下げられた構造になっている。かかるメインケーブルの上方近傍には,メインケーブルの点検や修理の際に用いられる手摺用のハンドロープが,メインケーブルに沿って延設されている。ハンドロープは,各メインケーブルに対して2本ずつ,メインケーブルの上方両側にそれぞれ設けられている。
従来,メインケーブルの点検や修理等を行う際に,ハンドロープに沿って移動可能な,作業者の足場用のケーブル検査車が使用されている(特許文献1,2参照)。かようなケーブル検査車は,メインケーブルの上方に設けられた一対のハンドロープによって支持され,車体に設けられた車輪や無限軌道帯等を回転させながら,ハンドロープに沿って走行する構成になっている。また,作業者が搭乗するためのケージが,車体の両側に吊り下げられており,車体の移動に伴って,各ケージがメインケーブルの両側に沿ってそれぞれ移動するようになっている。このケージ内に搭乗することで,作業者は,メインケーブルを両側から安全に点検,修理することができる。
特開昭50−113028号公報 特開平9−58459号公報
しかしながら,従来のケーブル検査車は,ハンドロープの強度が弱い場合,ハンドロープに欠陥がある場合,ハンドロープが設置されていない場合などには,使用することができない問題があった。
本発明は,上記の点に鑑みてなされたものであり,十分な強度を有するハンドロープが設けられていない場合などでも使用可能なケーブル検査車を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため,本発明によれば,橋梁に用いられる吊り構造用のケーブルを検査するためのケーブル検査車であって,前記ケーブルによって支持される車体と,前記車体を前記ケーブルに沿って移動させる駆動機構と,前記車体から吊り下げられたケージとを備えることを特徴とする,ケーブル検査車が提供される。ここで,橋梁とは,例えば吊り橋,斜張橋であり,吊り構造用のケーブルとは,吊り橋においてはいわゆるメインケーブルであり,斜張橋においては,タワーと橋桁を繋いで橋桁を支持するステイケーブルである。
このケーブル検査車にあっては,前記ケーブルの上面に載せられ前記車体の移動に伴って回転する走行用車輪を複数備えても良い。また,前記複数の走行用車輪を前記車体に対してそれぞれ昇降させる車輪昇降機構を備えても良い。前記走行用車輪の回転軸を支持する車輪支持部材を備え,前記車輪昇降機構は,前記車輪支持部材を前記車体に対して昇降させることにより,前記走行用車輪を前記車輪支持部材と一体的に前記車体に対して昇降させるようにしても良い。また,前記走行用車輪は,前記走行用車輪の回転軸に沿った方向において中央部から両端部側に向かうほど外径が大きくなる形状としても良い。
前記駆動機構は,ウインチロープを巻き取るウインチであって,前記ウインチロープの端部が前記車体の進行方向において前方に係脱自在に固定させられ,前記ウインチによって前記ウインチロープが巻き取られることにより,前記車体が引っ張られて移動する構成としても良い。前記ウインチに給電する発電機を前記車体に設けても良い。さらに,前記車体に対する前記発電機の傾斜角度を可変としても良い。
前記ケーブルの上方において前記ケーブルの両側に略平行に配置された一対のハンドロープに対して内側から押し当てられる補助車輪を備えても良い。前記補助車輪の外周面には,前記ハンドロープを保持する保持溝を環状に設けても良い。前記ハンドロープに対して前記車体を固定させるストッパーを備えても良い。また,前記ストッパーは,前記ハンドロープに当接させられる当接部を有する本体と,前記本体に対して回転可能に取り付けられた回転部材とを備え,前記回転部材の端部は,前記当接部に近接させられて前記ハンドロープが保持される保持位置と,前記当接部から離隔させられて前記ハンドロープの保持が解除される解除位置とに移動可能な構成としても良い。
本発明によれば,車体をケーブルによって支持する構成としたことにより,十分な強度を有するハンドロープが設けられていない場合などであっても,ケーブル検査車をケーブルに備え,ケーブルに沿って移動させることができる。また,ハンドロープに当接させる補助車輪を備えることにより,ケーブル上における車体のバランスを確実なものとすることが可能で,ケーブル検査車の移動や,ケーブルの点検,修理などの作業を安全に行うことができる。
以下,本発明の好ましい実施の形態を説明する。図1は,本発明にかかるケーブル検査車が備えられる橋梁としての吊り橋1を示している。吊り橋1は,所定の間隔を空けて立設された一対のタワー2,吊り構造用のケーブルとしての2本のメインケーブル3,メインケーブル3から垂れ下げられた複数本のハンガーロープ5,ハンガーロープ5によって吊り下げられた橋桁6,吊り橋1の両端にそれぞれ設置されたアンカーサドル7を備えている。各メインケーブル3は,両端がアンカーサドル7によって例えば河川の両岸の地面に対してそれぞれ繋ぎ止められ,各タワー2の頂部によって,河川の上方に持ち上げられるようにして保持されている。
図2に示すように,各メインケーブル3の上方近傍には,メインケーブル3の点検や修理の際に用いられる一対の略平行に配置されたハンドロープ8A,8Bが,メインケーブル3に沿って延設されている。ハンドロープ8A,8Bは,メインケーブル3に対して略平行に,メインケーブル3から所定間隔を空けてメインケーブル3の上方両側にそれぞれ備えられている。各ハンドロープ8A,8Bは,メインケーブル3の両側にそれぞれ取り付けられた複数の支柱9によって保持されている。支柱9は,メインケーブル3の長さ方向においてメインケーブル3の外周面に適宜間隔を空けて取り付けられたケーブルバンド9aによって支持されている。各ハンドロープ8A,8Bは,支柱9同士の間に張られるようにして保持されている。
次に,本実施形態にかかるケーブル検査車10の構造について説明する。図3,図4及び図5に示すように,ケーブル検査車10は,メインケーブル3によって支持されメインケーブル3に沿って走行可能な車体11と,車体11から吊り下げられた作業者の足場用のケージ(ゴンドラ)12A,12Bとを備えている。
車体11は,例えば略長方形状の平板状をなす支持板20を有している。支持板20の下面側には,メインケーブル3の上面に載せられ車体11の移動に伴って回転する走行用車輪としての車輪21が,複数個,例えば6個取り付けられている。支持板20の上面には,車体11を移動させる駆動機構としての例えば2台のウインチ22A,22B,ウインチ22A,22Bの動作等を制御する制御部23,ウインチ22A,22B等に給電するための発電機24,ケーブル検査車10の転倒を防止するための2台の補助車輪機構25A,25B,車体11をハンドロープ8A,8Bに対して固定させる2台のハンドロープクランプ機構27A,27B,及び,ケージ12A,12Bを保持する架台28等が取り付けられている。即ち,車輪21の回転に伴って,ウインチ22A,22B,制御部23,発電機24,補助車輪機構25A,25B,ハンドロープクランプ機構27A,27B,及び,架台28が,支持板20と一体的に移動させられるようになっている。
車輪21は,支持板20の長手方向(即ち,メインケーブル3の長さ方向に一致させられる方向)において,一列に並べて設けられている。図6に示すように,各車輪21は,支持板20の幅方向(長手方向に対して略直交する方向)に向けられた回転軸31を有している。回転軸31の両端部は,支持板20に取り付けられた車輪支持部材32によって,車輪支持部材32に対して回転可能に保持されている。また,車輪21の外形は,車輪21の長さ方向(回転軸31に沿った方向)において,中央部から両端部側に向かうほど次第に外径が大きくなる形状になっている。即ち,断面形状が一定の大きさの略円形をなすメインケーブル3に対して,メインケーブル3の外周面上部の曲面(断面において略円弧状の曲線をなす面)に沿って,車輪21の外周面下部を接触させることが可能であり,さらに,外周面下部を接触させた状態で回転させながら,車輪21をメインケーブル3の長さ方向に移動させることができる形状になっている。このようにすると,車輪21がメインケーブル3の上部に確実に保持され,車体11をメインケーブル3上で安定した状態で走行させやすくなる。
図7に示すように,ウインチ22Aは,ウインチロープ41が巻き付けられたウインチドラム42と,ウインチドラム42を回転させるモータを備えた駆動部43とをそれぞれ備えており,ウインチドラム42を回転させることで,ウインチロープ41の巻き取り及び繰り出しが行われるようになっている。ウインチロープ41の先端部には,例えばハンドロープ8Aの支柱9等に対してウインチロープ41を係脱自在に取り付けるための取付部材として,例えばシャックル44が設けられている。即ち,ウインチロープ41の先端部が前方かつ上方に位置する支柱9等にシャックル44等を介して固定させられ,ウインチドラム42によってウインチロープ41が巻き取られることにより,ウインチ22Aがウインチロープ41の張力によって前方かつ上方に引っ張られ,ウインチ22Aと一体的に支持板20が引っ張られて,ケーブル検査車10全体が移動させられる構成になっている。なお駆動部43には,発電機24から電力(動力)が供給される。
ウインチ22Bは,ウインチ22Aとほぼ同様の構成を有し,ウインチドラム42及び駆動部43を備えており,ウインチ22Bのウインチロープ41の先端部には,例えばハンドロープ8Bの支柱9等に対して取り付けられるシャックル44が設けられている。
なお,駆動機構としてのウインチは1台のみであっても,ケーブル検査車10の移動は可能であるが,2台以上のウインチを設けることにより,安全性を高めることができる。即ち,例えばケーブル検査車10がメインケーブル3に沿った進行方向において前側上方に向かって,ウインチロープ41によって引っ張られているときに,仮にいずれかのウインチのウインチロープ41が切断してしまった場合でも,他のウインチロープ41によって車体11を保持できるので,ケーブル検査車10が進行方向において後側下方に後退(落下)することを防止できる。また,1つの駆動部によって2つのウインチドラム42を回転させる構成のウインチにしても良いが,各ウインチドラム42を回転させる駆動部43をそれぞれ個別に設けることで,駆動部43を小型化でき,駆動機構全体の軽量化,駆動機構に必要なスペースの削減,駆動機構の配置の自由度の向上等を図ることができる。また,ハンドロープ8A側の支柱9に連結されるウインチロープ41とハンドロープ8B側の支柱9に連結されるウインチロープ41とを備えることにより,ケーブル検査車10を進行方向からみて左右両側からバランスよく引っ張ることができ,円滑に走行させることができる。
図8及び図9に示すように,補助車輪機構25Aは,ハンドロープ8Aの内側(車体11側)の面に対して車体11側かつ上方から押し当てられる1個又は複数個,例えば2個の補助車輪51と,支持板20に取り付けられ各補助車輪51の回転軸52を保持する支持部材53とを備えている。回転軸52は,上方に向かうほどメインケーブル3側からハンドロープ8A側,即ち,内側から外側に向かうように傾斜させられている。補助車輪51には,ハンドロープ8Aを保持する保持溝54が,補助車輪51の外周面に沿って環状に設けられている。この保持溝54により,ハンドロープ8Aを確実に保持することができ,補助車輪51がハンドロープ8Aから外れることを防止できる。
補助車輪機構25Bは,補助車輪機構25Aと略対称な構造をなし,ハンドロープ8Bに当接させられる複数個,例えば2個の補助車輪51,回転軸52,支持部材53を備えている。補助車輪機構25Bにおける回転軸52は,上方に向かうほどメインケーブル3側からハンドロープ8B側,即ち,内側から外側に向かうように傾斜させられている。補助車輪機構25Bにおける補助車輪51には,ハンドロープ8Bを保持する保持溝54が設けられている。
なお,各補助車輪機構25A,25Bに設ける補助車輪51はそれぞれ1個でも良いが,2個以上ずつ設けることで,ハンドロープ8A,8Bをより確実に保持し,車体11をメインケーブル3上において安定させることができる。
ハンドロープクランプ機構27Aは,図10及び図11に示すストッパーとしてのクランプ60を備えており,クランプ60は,ストッパーの本体としてのクランプ本体61,クランプ本体61に対して回転可能に取り付けられた回転部材62を備えている。また,図示はしないが,ハンドロープクランプ機構27Aは,支持板20に取り付けられクランプ本体61を保持する支持部材,回転部材62の操作を行うためのレバー等の機構が設けられている。
クランプ本体61には,ハンドロープ8Aの下面側に当接させられる当接部63が設けられている。回転部材62は,当接部63の上方に設けられており,回転軸64を中心として,クランプ本体61に対して回転させることができ,この回転動作により,回転部材62の下端部は,当接部63に近接させられてハンドロープ8Aが保持される保持位置P1と,当接部63から離隔させられてハンドロープ8Aの保持が解除される解除位置P2と,に当接部63に対して相対的に移動することができる。また,下端部が保持位置P1に配置させられた状態において,回転部材62をクランプ本体61に対して回転しないように留めることができる。なお,回転部材62の回転動作や回転停止動作は,図示しないレバー等の機構によって操作される。
保持位置P1においては,回転部材62の下端部はハンドロープ8Aの上面に押し当てられ,ハンドロープ8Aは,回転部材62の下端部と当接部63の上面との間に挟まれるようにして保持される。これにより,ケーブル検査車10がメインケーブル3に対して移動しないように固定される。一方,解除位置P2においては,回転部材62の下端部と当接部63の上面との間の隙間が大きくなり,ハンドロープ8Aは,かかる隙間内においてハンドロープクランプ機構27Aに対して相対的に移動できるようになる。
ハンドロープクランプ機構27Bは,ハンドロープクランプ機構27Aと略対称な構造をなし,ハンドロープクランプ機構27Aと同様に,クランプ本体61,回転部材62を有するクランプ60を備えている。ハンドロープクランプ機構27Bの回転部材62の下端部は,ハンドロープ8Bを保持可能な保持位置P1と,ハンドロープ8Bの保持を解除する解除位置P2と,に当接部63に対して相対的に移動することができる。
なお,ハンドロープクランプ機構は1台のみ,即ちクランプ60が1個だけであっても,ケーブル検査車10をメインケーブル3に対して固定することは可能であるが,2個以上のクランプ60を設けることにより,ケーブル検査車10の固定をより確実に行うことができる。即ち,仮にいずれかのクランプ60が故障してしまった場合でも,他のクランプ60によってハンドロープ8A又は8Bを保持することで,ケーブル検査車10をメインケーブル3に対して固定できる。また,ハンドロープ8Aに取り付けられるクランプ60とハンドロープ8Bに取り付けられるクランプ60とを設けることにより,ケーブル検査車10を進行方向からみて左右両側において固定させることができるので,ケーブル検査車10を安定させやすい。従って,ケーブル検査車10をメインケーブル3に対して固定させたとき,ケージ12A,12B内において作業員が作業等を安全に行うことができる。
図5に示すように,架台28は,ケージ12A,12Bを支持する支持軸71と,支持軸71を回転可能に保持する軸受け部72,72と,支持板20に対して固定され軸受け部72を支持する支持枠73とを有している。支持軸71は,支持板20の幅方向に向けて横向きに保持されており,平面視において支持板20より外側まで延設されている。
ケージ12A,12Bは,例えば金網などによって構成されている。各ケージ12A,12Bは,支持板20を挟んで互いに対向する両側の位置に備えられており,支持板20の側方において,それぞれ支持軸71から支持板20の下方に向かって吊り下げられている。そして,支持軸71と一体的に,軸受け部72,72に対して回転可能になっている。即ち,図12に示すように,メインケーブル3が水平面に対して傾斜している箇所において,車体11がメインケーブル3の傾斜した上面に沿って傾斜した状態で配置されている場合も,ケージ12A,12Bは,支持軸71を中心として車体11に対して相対的に回転して,略鉛直方向に吊り下げられる。従って,車体11の傾斜角度に関わらず,作業者が搭乗するケージ12A,12Bの底面が常に略水平になるような姿勢で保持される。
次に,以上のように構成されたケーブル検査車10の使用方法について説明する。先ず,ケーブル検査車10を例えばクレーン等によって持ち上げて,メインケーブル3に対して取り付ける。即ち,車体11を2本のハンドロープ8A,8Bの間に上方から下降させ,各車輪21をメインケーブル3の上面に載せ,車体11をメインケーブル3の上方に配設する。ケージ12A,12Bは,ハンドロープ8A,8Bの外側にそれぞれ吊り下げられ,メインケーブル3の両側を挟むようにして配置させられる。
補助車輪機構25Aの補助車輪51は,保持溝54にハンドロープ8Aが保持されるように,ハンドロープ8Aに対して内側(車体11及びメインケーブル3側)から外側下方に向かって押し当てるようにする。同様に,補助車輪機構25Bの補助車輪51は,保持溝54にハンドロープ8Bが保持されるように,ハンドロープ8Bに対して内側(車体11及びメインケーブル3側)から外側下方に向かって押し当てるようにする。こうして,補助車輪機構25A,25Bの各補助車輪51を両側のハンドロープ8A,8Bに内側上方からそれぞれ当接させることにより,車体11がメインケーブル3の上方から外側に傾くことを防止でき,車体11はハンドロープ8A,8Bの間において,よりバランスよく安定した状態で保持される。
また,車体11をメインケーブル3の上面に載せたら,ハンドロープクランプ機構27Aにおいて,先ず回転部材62の下端部を解除位置P2に移動させて,ハンドロープ8Aを回転部材62の下端部と当接部63との間に挿入させた後,回転部材62を回転させて下端部を保持位置P1に移動させ,回転部材62の回転を停止させる。これにより,ハンドロープ8Aがハンドロープクランプ機構27Aによって保持され,車体11がハンドロープ8Aに対して固定される。同様に,ハンドロープクランプ機構27Bによってハンドロープ8Bが保持される状態とし,車体11がハンドロープ8Bに対して固定されるようにする。こうして,ハンドロープクランプ機構27A,27Bによって両側のハンドロープ8A,8Bが把持されることにより,車体11はメインケーブル3上においてバランス良く安定した状態で固定される。
このように,ケーブル検査車10をメインケーブル3上に取り付けて固定させたら,ウインチ22Aのウインチロープ41を繰り出して,ケーブル検査車10の進行方向において前方に位置するハンドロープ8Aの支柱9に対して,シャックル44を係合させる(図12参照)。同様に,ウインチ22Bのウインチロープ41を繰り出して,ケーブル検査車10の進行方向において前方に位置するハンドロープ8Bの支柱9に対して,シャックル44を係合させる。
こうして,ケーブル検査車10を2本のウインチロープ41によって前方の支柱9に対して連結させた状態にしたら,ハンドロープクランプ機構27A,27Bにおいて回転部材62の下端部を解除位置P2に移動させ,ハンドロープクランプ機構27A,27Bによるハンドロープ8A,8Bの保持を解除させる。そして,各ウインチ22A,22Bの駆動部43の駆動により,ウインチロープ41の巻き取りをそれぞれ開始させる。各ウインチ22A,22Bによって巻き取られるウインチロープ41の長さ(巻き取り長さ)を互いに合わせながら,各ウインチロープ41を巻き取ることにより,車体11は,支柱9側に向かって引っ張られ,メインケーブル3に沿って走行させられる。なお,車体11を進行方向に対して後方に戻すときは,各ウインチ22A,22Bによってウインチロープ41を繰り出すようにすれば良い。
車体11が走行する際,各車輪21はメインケーブル3の上面に沿って転動させられ,各補助車輪機構25A,25Bの補助車輪51は,ハンドロープ8A,8Bの内側に沿ってそれぞれ転動させられる。このように車体11がメインケーブル3に沿って移動する際も,各補助車輪51が両側のハンドロープ8A,8Bに内側から当接させられることにより,車体11はメインケーブル3の上面において安定的に走行することができる。
また,このように2本以上のウインチロープ41によって車体11を支持及び移動させる構成にすれば,いずれかのウインチロープ41が切断してしまった場合でも,他のウインチロープ41によって車体11を支持することができるので,安全である。
さらに,ウインチ22A,22Bに電力を供給する発電機24がケーブル検査車10に備えられていることにより,電力を確実に供給でき,ケーブル検査車10の走行を継続して行うことができる。例えば吊り橋1に設置された配電盤等の別電源から電線等を介してウインチ22A,22Bに電力を供給する形態の場合,特に大規模な吊り橋では,適切な箇所に電源が設置されていないものもあり,電力の確保が難しくなるおそれがある。また,吊り橋1に対するケーブル検査車10の位置に応じて,電線を他の電源に繋ぎ換える必要があり,作業性が悪くなることがある。これに対し,発電機24をケーブル検査車10に搭載しておくようにすれば,電力を常に確実に供給でき,作業性も良好になる。
車体11がメインケーブル3上を走行する間,ケージ12A,12Bは,支持軸71から吊り下げられながら,車体11と一体的に移動する。また,支持軸71と一体的に回転可能になっていることにより,車体11の傾斜角度に関わらず,ケージ12A,12Bの底面が常に略水平になるように保持される。
こうしてケーブル検査車10が移動させられ,メインケーブル3において点検や修理が行われる箇所の近傍にケージ12A,12Bが到着したら,各ウインチ22A,22Bによるウインチロープ41の巻き取り動作を停止させるとともに,各ハンドロープクランプ機構27A,27Bの回転部材62の下端部を保持位置P1に移動させ,回転部材62の回転を停止させる。これにより,車体11が再びハンドロープ8A,8Bに対して固定され,ケーブル検査車10がメインケーブル3に対して停止させられる。車体11をメインケーブル3上において停止させたら,作業者はケージ12A又は12B内に入り,メインケーブル3の点検や修理等の作業を行う。足場であるケージ12A,12Bの底面は略水平になっているので,作業者は,各種作業を安定した姿勢で効率よく安全に実施することができる。
かかるケーブル検査車10によれば,車輪21をメインケーブル3に載せ,車体11をメインケーブル3によって支持する構成としたことにより,例えば十分な強度を有するハンドロープ8A,8Bが設けられていない場合,ハンドロープ8A,8Bに欠陥がある場合,ハンドロープ8A,8Bが設置されていない場合などであっても使用することができる。さらに,ハンドロープ8A,8Bに当接させる補助車輪51を設けたことにより,ケーブル検査車10の移動や,メインケーブル3の点検,修理などの作業を安全に行うことができる。
以上,添付図面を参照しながら本発明の好適な実施の形態について説明したが,本発明はかかる例に限定されない。当業者であれば,特許請求の範囲に記載された技術的思想の範疇内において,各種の変更例または修正例に想到しうることは明らかであり,それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
例えば,以上の実施形態では,各車輪21は回転軸31,車輪支持部材32を介して支持板20に取り付けられているとしたが,図13に示すように,車輪21を支持板20に対してそれぞれ昇降させる車輪昇降機構77を,各車輪21に対してそれぞれ個別に設けても良い。図示の例において,車輪昇降機構77は,支持板20の上方に固定されており,車輪支持部材32を車体11の支持板20に対して相対的に昇降させることにより,車輪21を車輪支持部材32と一体的に,支持板20に対して昇降させるようになっている。このように,各車輪21を昇降可能な構成にすると,例えばメインケーブル3にケーブルバンド,送気カバー,電源ボックス等,ケーブル検査車10の走行の障害になるような様々な障害物が設けられている場合であっても,車輪21を支持板20側に上昇させ,車輪21を障害物上に乗り上げさせることで,ケーブル検査車10の走行を継続させることができる。例えばケーブル検査車10の進行方向において前方に,メインケーブル3の上面から突出している障害物がある場合は,車輪21の昇降動作は,前方の車輪21から順番に行うようにすれば良い。即ち,図14に示すように,障害物に乗り上げる車輪21のみを支持板20側に向かって上昇させ,他の車輪21は通常のメインケーブル3に接触する位置に保ったままにする。そして,上昇させた車輪21を障害物に沿って移動させ,他の車輪21はメインケーブル3に沿って移動させる。上昇させた車輪21が障害物が無くなる位置まで移動したら,上昇させた車輪21を再び下降させ,メインケーブル3の上面に載せる。このようにすれば,メインケーブル3の上面と支持板20の下面との間の距離を常にほぼ一定に保つことができ,障害物があっても,ケーブル検査車10を安定した状態で乗り越えさせることができる。
なお,各車輪21を個別に昇降可能な構成にした場合は,車輪21は3個以上設けると良い。そうすれば,いずれか一つの車輪21が昇降させられる間,他の2個以上の車輪21はメインケーブル3又は障害物に載せたままに維持することで,2個以上の車輪21によって車体11を確実に支持することができる。従って,走行をさらに安定させることができる。
図15に示すように,ハンドロープクランプ機構27A,27Bにおいて,クランプ60は,ハンドロープ8A,8Bに対して離隔させることができるように構成しても良い。図15に示す例では,ハンドロープクランプ機構27Aのクランプ60は,約180度上方に回転させることができ,ハンドロープ8Aの外側を通って,ハンドロープ8Aの内側(車体11側)に移動させることができるようになっている。即ち,ハンドロープ8Aを保持可能な近接位置P3と,近接位置P3から約180度上方に回転させられハンドロープ8Aから離隔させられる退避位置P4とに,クランプ60を支持板20に対して移動させることができる。例えば車体11をメインケーブル3及びハンドロープ8Aに対して移動させるときは,回転部材62の下端部を解除位置P2にして,クランプ60を退避位置P4に移動させておくと良い。そうすれば,クランプ60が邪魔にならず,車体11の移動を円滑に行うことができる。また,クランプ60とハンドロープ8Aとが擦れ合って互いに損傷を与えることを防止できる。同様に,ハンドロープクランプ機構27Bにおいても,ハンドロープ8Bを保持可能な近接位置P3と,近接位置P3から約180度上方に回転させられハンドロープ8Bから離隔させられる退避位置P4とに,クランプ60を移動できるようにしても良い。
図16に示すように,発電機24は,車体11の支持板20に対する傾斜角度を変更させることが可能な構成としても良い。そうすれば,例えば車体11がメインケーブル3上において傾斜している場合であっても,発電機24の姿勢を略水平面に対して一定に維持することができ,発電機24の作動を安定させることができる。図示の例では,発電機24は支持板20に対して傾斜可能に設けられた可動板81の上面に取り付けられており,可動板81と一体的に傾斜させることが可能になっている。可動板81は,支持板20の幅方向に向けられた回転軸82を中心として回転させることにより,支持板20に対して傾斜させることができる。また,可動板81を支持板20に対して傾斜させた状態で保持する保持棒83が設けられている。保持棒83は,支持板20の上面から上方に向けて立設された略直棒状の棒本体83aと,棒本体83aの長さ方向に沿って移動させることが可能な移動体83bとを備えている。棒本体83aの下端部には,支持板20の幅方向に向けられた回転軸84が設けられており,棒本体83aは,回転軸84を中心として回転させ,支持板20に対して傾斜させることができる。移動体83bは,棒本体83aに対して固定させられる状態と,棒本体83aに沿って移動可能な状態を切り換えることができる構成になっている。この移動体83bの先端部には,可動板81の自由端側の縁部,即ち,回転軸82と対向する側の縁部81aを載せることができる。かかる構成においては,移動体83bを棒本体83aに沿って昇降させて所望の高さにおいて固定させ,可動板81の縁部81aを支持板20から持ち上げ,保持棒83を可動板81側に向かって倒し,可動板81aの縁部81aを移動体83b上に載せることにより,可動板81及び保持棒83を支持板20に対してそれぞれ所望の角度で傾斜させた状態を維持することができる。従って,発電機24を支持板20に対して傾斜させた状態で保持することができる。
メインケーブル3に対して設けられるハンドロープの本数は,2本以上であっても良い。また,ケーブル検査車10に備えられる車輪21,ウインチ22A,22B,補助車輪機構25A,25B,補助車輪51,ハンドロープクランプ機構27A,27Bなどの個数は,以上の実施の形態に示したものには限定されない。例えば,ウインチ22A,22B,補助車輪機構25A,25B,ハンドロープクランプ機構27A,27Bなどは,各ハンドロープ8A,8B側にそれぞれ一台ずつ設けた構成としたが,これらは各ハンドロープ8A,8B側に対して2台以上ずつ設けても良い。
以上の実施形態においては,橋梁として吊り橋1を例示し,ケーブル検査車10は吊り橋1のメインケーブル3の検査等を行うために用いられるとしたが,本発明にかかるケーブル検査車は,他の構造の橋梁に用いられる吊り構造用のケーブル(例えば,斜張橋において橋桁を支持するためにタワーと橋桁とを連結するケーブル)の検査等に使用することもできる。
本発明は,例えば吊り橋や斜張橋等に設けられているケーブルを検査するための検査車に適用できる。
吊り橋の構造を示した概略側面図である。 メインケーブルとハンドロープの概略斜視図である。 本実施の形態にかかるケーブル検査車の概略平面図である。 ケーブル検査車の概略側面図である。 ケーブル検査車の概略正面図である。 車輪の正面図である。 ウインチの平面図である。 補助車輪機構の正面図である。 補助車輪機構の側面図である。 ハンドロープクランプ機構の側面図である。 ハンドロープクランプ機構の正面図である。 ケーブル検査車がメインケーブルに備えられた状態を示した概略側面図である。 車輪昇降機構を備えた実施形態にかかる車輪付近の構成を示した概略正面図である。 車輪昇降機構を備えた実施形態において,ケーブル検査車がメインケーブルに沿って移動する状態を示した概略側面図である。 クランプを可動にした実施形態を説明する説明図である。 発電機の傾斜角度を可変にした実施形態を説明する側面図である。
符号の説明
1 吊り橋
3 メインケーブル
8A,8B ハンドロープ
10 ケーブル検査車
11 車体
12A,12B ケージ
20 支持板
21 車輪
22A,22B ウインチ
25A,25B 補助車輪機構
27A,27B ハンドロープクランプ機構
41 ウインチロープ
51 補助車輪

Claims (12)

  1. 橋梁に用いられる吊り構造用のケーブルを検査するためのケーブル検査車であって,
    前記ケーブルによって支持される車体と,前記車体を前記ケーブルに沿って移動させる駆動機構と,前記車体から吊り下げられたケージとを備えることを特徴とする,ケーブル検査車。
  2. 前記ケーブルの上面に載せられ前記車体の移動に伴って回転する走行用車輪を複数備えることを特徴とする,請求項1に記載のケーブル検査車。
  3. 前記複数の走行用車輪を前記車体に対してそれぞれ昇降させる車輪昇降機構を備えることを特徴とする,請求項2に記載のケーブル検査車。
  4. 前記走行用車輪の回転軸を支持する車輪支持部材を備え,
    前記車輪昇降機構は,前記車輪支持部材を前記車体に対して昇降させることにより,前記走行用車輪を前記車輪支持部材と一体的に前記車体に対して昇降させることを特徴とする,請求項3に記載のケーブル検査車。
  5. 前記走行用車輪は,前記走行用車輪の回転軸に沿った方向において中央部から両端部側に向かうほど外径が大きくなる形状としたことを特徴とする,請求項2〜4のいずれかに記載のケーブル検査車。
  6. 前記駆動機構は,ウインチロープを巻き取るウインチであって,
    前記ウインチロープの端部が前記車体の進行方向において前方に係脱自在に固定させられ,前記ウインチによって前記ウインチロープが巻き取られることにより,前記車体が引っ張られて移動する構成としたことを特徴とする,請求項1〜5のいずれかに記載のケーブル検査車。
  7. 前記ウインチに給電する発電機を前記車体に設けたことを特徴とする,請求項6に記載のケーブル検査車。
  8. 前記車体に対する前記発電機の傾斜角度を可変としたことを特徴とする,請求項7に記載のケーブル検査車。
  9. 前記ケーブルの上方において前記ケーブルの両側に略平行に配置された一対のハンドロープに対して内側から押し当てられる補助車輪を備えることを特徴とする,請求項1〜8のいずれかに記載のケーブル検査車。
  10. 前記補助車輪の外周面に,前記ハンドロープを保持する保持溝が環状に設けられていることを特徴とする,請求項9に記載のケーブル検査車。
  11. 前記ハンドロープに対して前記車体を固定させるストッパーを備えることを特徴とする,請求項9又は10に記載のケーブル検査車。
  12. 前記ストッパーは,前記ハンドロープに当接させられる当接部を有する本体と,前記本体に対して回転可能に取り付けられた回転部材とを備え,
    前記回転部材の端部は,前記当接部に近接させられて前記ハンドロープが保持される保持位置と,前記当接部から離隔させられて前記ハンドロープの保持が解除される解除位置とに移動可能であることを特徴とする,請求項11に記載のケーブル検査車。
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