JP2007111645A5 - - Google Patents
Download PDFInfo
- Publication number
- JP2007111645A5 JP2007111645A5 JP2005306720A JP2005306720A JP2007111645A5 JP 2007111645 A5 JP2007111645 A5 JP 2007111645A5 JP 2005306720 A JP2005306720 A JP 2005306720A JP 2005306720 A JP2005306720 A JP 2005306720A JP 2007111645 A5 JP2007111645 A5 JP 2007111645A5
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- thin layer
- hydrogen polysiloxane
- silica
- organic solvent
- inorganic substrate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Description
本発明の製造方法で使用する(A)重量平均分子量が500〜1,000,000の範囲内であり、常温で液状であり、H2SiO2/2単位からなることを特徴とする環状ジハイドロジェンポリシロキサンは、有機溶媒に溶解しなくても薄層コーテイングが可能であり、コーテイング層表面が平滑であり、酸素ガス含有雰囲気下での加熱等により硬化させたときにクラックがはいらない高硬度のシリカ系ガラス層を形成するので、無機質基板上にシリカ系ガラス膜を形成するのに有用である。なお、本発明における無機質基板は、光学用でない無機質基板、すなわち、非光学用無機質基板を意味している。非光学用無機質基板に限定するのは、石英、蛍石等の透明な光学部材上に鉛筆硬度が2H〜9Hであるシリカ系ガラス薄層を有する光学基板の製造方法、および、かくして得られたシリカ系ガラス薄層付き光学基板については、既に特許出願済み(特願2005−228774)であるからである。
本発明の製造方法で使用する(B)シロキサン単位式[H2SiO2/2]x[HSiO3/2 ]y[SiO4/2]z(式中、x,y,zはモル分率を表わし、0.12≦x<1.0,0≦y≦0.88,0≦z≦0.30,yとzが同時に0であることがなく、x+y+z=1である)を有し、重量平均分子量が500〜1,000,000の範囲内であり、120℃以下で液状であることを特徴とするハイドロジェンポリシロキサンは、有機溶媒に溶解しなくても薄膜コーテイングが可能であり、コーテイング膜表面が平滑であり、酸素ガス含有雰囲気下での加熱等により硬化させたときにクラックがはいらない高硬度のシリカ系ガラス薄膜を形成するので、無機質基板上にシリカ系ガラス薄層を形成するのに有用である。このハイドロジェンポリシロキサンの重量平均分子量は、製造の容易性の点で上限値は100,000が好ましい。なお、重量平均分子量は試料を2重量%のクロロホルム溶液にしてゲルパーミエーションクロマトグラフィー(略称GPC)により測定して標準ポリスチレン換算して求めるものである。
このハイドロジェンポリシロキサンは、120℃未満の温度で粘度が10,000mPa・s以下であることが望ましい。
このハイドロジェンポリシロキサンは、120℃未満の温度で粘度が10,000mPa・s以下であることが望ましい。
上記ハイドロジェンポリシロキサン(B)は、120℃未満で液状であるが、薄膜コーテイングしやすくするためには、粘度が1〜10,000mPa・sの範囲内であることが好ましい。分子中に[H2SiO2/2]単位量が多いほど、常温で液状になりやすく粘度が小さくなり、分子中に[HSiO3/2]単位量および[SiO4/2]単位量が多いほど常温で粘度が大きくなり固体状になることがあり得るが、常温より高く120℃未満で固体状にはならない。ハイドロジェンポリシロキサンは120℃未満ではそのケイ素原子結合水素原子が分解して脱離しないので、固体状であっても加熱して溶融させることができる。
非極性有機溶媒と水の混合物中でジハイドロジェンジクロロシランを加水分解縮合させる反応は、上述したとおりである。生成したジハイドロジェンポリシロキサンを含有する非極性有機溶媒と無機酸とプロトン性極性溶媒の混合は、常温で3〜5時間位が好ましい。
反応終了後、生成したジハイドロジェンポリシロキサンを含有する非極性有機溶媒層を分取し、水洗し、乾燥し、非極性有機溶媒および揮発性ハイドロジェンポリシロキサンを留去する。分取、水洗、乾燥、非極性有機溶媒および揮発性ハイドロジェンポリシロキサンの留去については、前述したとおりである。プロトン性極性溶媒の留去は、非極性有機溶媒および揮発性ハイドロジェンポリシロキサンの留去と同時に行うとよい。
反応終了後、生成したジハイドロジェンポリシロキサンを含有する非極性有機溶媒層を分取し、水洗し、乾燥し、非極性有機溶媒および揮発性ハイドロジェンポリシロキサンを留去する。分取、水洗、乾燥、非極性有機溶媒および揮発性ハイドロジェンポリシロキサンの留去については、前述したとおりである。プロトン性極性溶媒の留去は、非極性有機溶媒および揮発性ハイドロジェンポリシロキサンの留去と同時に行うとよい。
有機溶媒希釈液または有機溶媒溶液中の環状ジハイドロジェンポリシロキサン(A)、ハイドロジェンポリシロキサン(B)、または環状ジハイドロジェンポリシロキサン(A)とハイドロジェンポリシロキサン(B)の混合物の濃度は、これらを低粘度化または溶解して膜厚がμmオーダのシリカ系ガラス薄膜を形成するのに十分な濃度であればよく、例えば5〜90重量%、好ましくは10〜50重量%である。
環状ジハイドロジェンポリシロキサン(A)、ハイドロジェンポリシロキサン(B)、または環状ジハイドロジェンポリシロキサン(A)とハイドロジェンポリシロキサン(B)の混合物を有機溶媒により稀釈してから無機質基板にコーテイングした場合、また、固形状のハイドロジェンポリシロキサン(B)を有機溶媒により溶液化してから無機質基板にコーテイングした場合は、120℃未満の硬化しない温度に保持して該有機溶剤を揮発させてから、環状ジハイドロジェンポリシロキサン(A)、ハイドロジェンポリシロキサン(B)、または環状ジハイドロジェンポリシロキサン(A)とハイドロジェンポリシロキサン(B)の混合物を硬化させることが好ましい。なお、有機溶媒により希釈または溶解させる環状ジハイドロジェンポリシロキサン(A)とハイドロジェンポリシロキサン(B)の混合物中の環状ジハイドロジェンポリシロキサン(A)とハイドロジェンポリシロキサン(B)の配合比率は特に限定されず、99:1〜1:99、90:10〜10:90が例示される。
環状ジハイドロジェンポリシロキサン(A)、ハイドロジェンポリシロキサン(B)、または環状ジハイドロジェンポリシロキサン(A)とハイドロジェンポリシロキサン(B)の混合物を有機溶媒により稀釈してから無機質基板にコーテイングした場合、また、固形状のハイドロジェンポリシロキサン(B)を有機溶媒により溶液化してから無機質基板にコーテイングした場合は、120℃未満の硬化しない温度に保持して該有機溶剤を揮発させてから、環状ジハイドロジェンポリシロキサン(A)、ハイドロジェンポリシロキサン(B)、または環状ジハイドロジェンポリシロキサン(A)とハイドロジェンポリシロキサン(B)の混合物を硬化させることが好ましい。なお、有機溶媒により希釈または溶解させる環状ジハイドロジェンポリシロキサン(A)とハイドロジェンポリシロキサン(B)の混合物中の環状ジハイドロジェンポリシロキサン(A)とハイドロジェンポリシロキサン(B)の配合比率は特に限定されず、99:1〜1:99、90:10〜10:90が例示される。
(A)重量平均分子量が500〜1,000,000の範囲内であり、常温で液状であり、H2SiO2/2単位からなることを特徴とする環状ジハイドロジェンポリシロキサン、(B)シロキサン単位式[H2SiO2/2]x[HSiO3/2 ]y[SiO4/2]z(式中、x,y,zはモル分率を表わし、0.12≦x<1.0,0≦y≦0.88,0≦z≦0.30,x+y+z=1である)を有し、重量平均分子量が500〜1,000,000の範囲内であり、120℃未満で液状であることを特徴とするハイドロジェンポリシロキサン、または環状ジハイドロジェンポリシロキサン(A)とハイドロジェンポリシロキサン(B)の混合物を、必要に応じて120℃未満の硬化しない温度に保持して流動性を高めてから、無機質基板上に被覆し、ついで、硬化させることにより、具体的には、酸素ガス含有雰囲気下で150℃以上の温度での加熱、純不活性ガス中もしくは真空中で200℃以上の温度での加熱、高エネルギー線照射、オゾン暴露、亜酸化窒素ガス暴露または湿性アンモニアガス暴露により硬化させることにより、平坦でありクラックがなく、耐熱性、電気絶縁性、可撓性に優れ、鉛筆高度が2H〜9H、好ましくは4H〜9H、より好ましくは7H〜9Hであるシリカ系ガラス薄層を有する無機質基板を製造することができる。
環状ジハイドロジェンポリシロキサン(A)、ハイドロジェンポリシロキサン(B)、または環状ジハイドロジェンポリシロキサン(A)とハイドロジェンポリシロキサン(B)の混合物の無機質基板へのコーテイング方法は、特に限定されず、スピンコーテイング、ブレードコーテイング、スプレー、ローラコーテイング、浸漬コーテイングが例示される。環状ジハイドロジェンポリシロキサン(A)、ハイドロジェンポリシロキサン(B)、または環状ジハイドロジェンポリシロキサン(A)とハイドロジェンポリシロキサン(B)の混合物が硬化して形成されるシリカ系ガラス薄層の厚みは、通常0.1〜10μmであり、可撓性がさほど要求されない場合は10μmより厚くてもよく、極端な場合は1mm位まで種々の厚みをとり得る。
シリカ系ガラス薄層は、多くの場合無機質基板の片面に形成されるが、無機質基板の両面に形成してもよい。無機質基板の両面にシリカ系ガラス薄層が存在するように形成するには、その片面に環状ジハイドロジェンポリシロキサン(A)、ハイドロジェンポリシロキサン(B)、または環状ジハイドロジェンポリシロキサン(A)とハイドロジェンポリシロキサン(B)の混合物をスピンコーテイング、ブレードコーテイング、スプレーまたはローラコーテイングし、加熱して硬化させ、ついで、反対面に前記ハイドロジェンポリシロキサンをスピンコーテイング、ブレードコーテイング、スプレーまたはローラコーテイングし、加熱して硬化させればよい。あるいは、無機質基板を前記ハイドロジェンポリシロキサン中に浸漬して引き上げ、加熱して硬化させればよい。あるいは、無機質基板の両面に前記ハイドロジェンポリシロキサンを噴霧し、加熱して硬化させればよい。
シリカ系ガラス薄層は、多くの場合無機質基板の片面に形成されるが、無機質基板の両面に形成してもよい。無機質基板の両面にシリカ系ガラス薄層が存在するように形成するには、その片面に環状ジハイドロジェンポリシロキサン(A)、ハイドロジェンポリシロキサン(B)、または環状ジハイドロジェンポリシロキサン(A)とハイドロジェンポリシロキサン(B)の混合物をスピンコーテイング、ブレードコーテイング、スプレーまたはローラコーテイングし、加熱して硬化させ、ついで、反対面に前記ハイドロジェンポリシロキサンをスピンコーテイング、ブレードコーテイング、スプレーまたはローラコーテイングし、加熱して硬化させればよい。あるいは、無機質基板を前記ハイドロジェンポリシロキサン中に浸漬して引き上げ、加熱して硬化させればよい。あるいは、無機質基板の両面に前記ハイドロジェンポリシロキサンを噴霧し、加熱して硬化させればよい。
[参考例1] ハイドロジェンポリシロキサンレジンA〜Dの調製
撹拌機と温度計と窒素ガス導入口と滴下ロート付き4口ガラスフラスコに、オクチルスルホン酸ナトリウムを1gとトルエン700mlと濃塩酸200mlを仕込み、窒素ガスを流しつつ零下5℃で攪拌しながら、ドライアイスとイソプロパノールで5℃以下に冷却したジハイドロジェンジクロロシランとハイドロジェントリクロロシランのトルエン混合溶液(ジハイドロジェンジクロロシランとハイドロジェントリクロロシランのモル比=12/88(A)、15/85(B)、25/75(C)、50/50(D)200mlを滴下ロートから60分間かけて滴下した。滴下終了後、じょじょに室温に戻し、更に室温で1時間攪拌した後、分液ロートで有機層を分取し、中性になるまで水洗後、無水硫酸マグネシウム粉末を投入して乾燥した。無水硫酸マグネシウム粉末を濾別し、ロータリエバポレータによりトルエンを除去し、残渣を真空中で乾燥した。乾燥した各残渣(ハイドロジェンポリシロキサンレジン)は無色透明の液体であり、収率は80〜90%であり、分子量分布は複数のピークを有していた。その重量平均分子量(Mw)、粘度(mPa・s)および29Si‐NMRのH2SiO2/2単位に由来する−50.1ppmのシグナルとHSiO3/2単位に由来する−84.5ppmのシグナルの積分値、または1H‐NMRのH2SiO2/2単位に由来する4.71ppmのシグナルとHSiO3/2単位に由来する4.37ppmのシグナルの積分値から求めた平均シロキサン単位式を表1に示した。
撹拌機と温度計と窒素ガス導入口と滴下ロート付き4口ガラスフラスコに、オクチルスルホン酸ナトリウムを1gとトルエン700mlと濃塩酸200mlを仕込み、窒素ガスを流しつつ零下5℃で攪拌しながら、ドライアイスとイソプロパノールで5℃以下に冷却したジハイドロジェンジクロロシランとハイドロジェントリクロロシランのトルエン混合溶液(ジハイドロジェンジクロロシランとハイドロジェントリクロロシランのモル比=12/88(A)、15/85(B)、25/75(C)、50/50(D)200mlを滴下ロートから60分間かけて滴下した。滴下終了後、じょじょに室温に戻し、更に室温で1時間攪拌した後、分液ロートで有機層を分取し、中性になるまで水洗後、無水硫酸マグネシウム粉末を投入して乾燥した。無水硫酸マグネシウム粉末を濾別し、ロータリエバポレータによりトルエンを除去し、残渣を真空中で乾燥した。乾燥した各残渣(ハイドロジェンポリシロキサンレジン)は無色透明の液体であり、収率は80〜90%であり、分子量分布は複数のピークを有していた。その重量平均分子量(Mw)、粘度(mPa・s)および29Si‐NMRのH2SiO2/2単位に由来する−50.1ppmのシグナルとHSiO3/2単位に由来する−84.5ppmのシグナルの積分値、または1H‐NMRのH2SiO2/2単位に由来する4.71ppmのシグナルとHSiO3/2単位に由来する4.37ppmのシグナルの積分値から求めた平均シロキサン単位式を表1に示した。
1:シリカ系ガラス薄層
2:ステンレススチール薄板
3:非光学ガラス薄板
4:半導体薄層
5a:Mo裏面電極薄層
5b:ITO透明電極薄層
6:CdS高抵抗バッファ薄層
7:CuInGaSe2からなるCIGS系光吸収薄層
8:ZnO半絶縁薄層
A:片面にシリカ系ガラス薄層1を有するステンレススチール薄板
B:片面にシリカ系ガラス薄層1を有する非光学ガラス薄板
C:片面にシリカ系ガラス薄層1を有するステンレススチール薄板2のシリカ系ガラス薄層1上に半導体薄層4を有する半導体装置
D:薄膜化合物半導体太陽電池セル
2:ステンレススチール薄板
3:非光学ガラス薄板
4:半導体薄層
5a:Mo裏面電極薄層
5b:ITO透明電極薄層
6:CdS高抵抗バッファ薄層
7:CuInGaSe2からなるCIGS系光吸収薄層
8:ZnO半絶縁薄層
A:片面にシリカ系ガラス薄層1を有するステンレススチール薄板
B:片面にシリカ系ガラス薄層1を有する非光学ガラス薄板
C:片面にシリカ系ガラス薄層1を有するステンレススチール薄板2のシリカ系ガラス薄層1上に半導体薄層4を有する半導体装置
D:薄膜化合物半導体太陽電池セル
Priority Applications (7)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005306720A JP4783117B2 (ja) | 2005-10-21 | 2005-10-21 | シリカ系ガラス薄層付き無機質基板、その製造方法、コーテイング剤および半導体装置 |
TW095130302A TWI403540B (zh) | 2005-10-21 | 2006-08-17 | Cyclic dihydrogen polysiloxane, hydrogen polysiloxane, manufacturing method thereof, coating agent, inorganic substrate with silicon-based glass thin layer, manufacturing method thereof, and semiconductor device |
CNA2006800391155A CN101292060A (zh) | 2005-10-21 | 2006-10-23 | 具有二氧化硅类玻璃薄层的无机基底,制备前述基底的方法,涂布剂和半导体器件 |
US12/090,694 US8211993B2 (en) | 2005-10-21 | 2006-10-23 | Inorganic substrate with a thin silica type glass layer, method of manufacturing the aforementioned substrate, coating agent, and a semiconductor device |
EP06822548A EP1945833A2 (en) | 2005-10-21 | 2006-10-23 | Inorganic substrate with a thin silica type glass layer, method of manufacturing the aforementioned substrate, coating agent, and a semiconductor device |
KR1020087012181A KR101333169B1 (ko) | 2005-10-21 | 2006-10-23 | 실리카계 유리 박층을 갖는 무기 기판, 상기 기판의제조방법, 피복제 및 반도체 장치 |
PCT/JP2006/321587 WO2007046560A2 (en) | 2005-10-21 | 2006-10-23 | Inorganic substrate with a thin silica type glass layer, method of manufacturing the aforementioned substrate, coating agent, and a semiconductor device |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005306720A JP4783117B2 (ja) | 2005-10-21 | 2005-10-21 | シリカ系ガラス薄層付き無機質基板、その製造方法、コーテイング剤および半導体装置 |
Publications (3)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2007111645A JP2007111645A (ja) | 2007-05-10 |
JP2007111645A5 true JP2007111645A5 (ja) | 2008-11-27 |
JP4783117B2 JP4783117B2 (ja) | 2011-09-28 |
Family
ID=37962909
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005306720A Expired - Fee Related JP4783117B2 (ja) | 2005-10-21 | 2005-10-21 | シリカ系ガラス薄層付き無機質基板、その製造方法、コーテイング剤および半導体装置 |
Country Status (7)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US8211993B2 (ja) |
EP (1) | EP1945833A2 (ja) |
JP (1) | JP4783117B2 (ja) |
KR (1) | KR101333169B1 (ja) |
CN (1) | CN101292060A (ja) |
TW (1) | TWI403540B (ja) |
WO (1) | WO2007046560A2 (ja) |
Families Citing this family (16)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5149512B2 (ja) * | 2007-02-02 | 2013-02-20 | 東レ・ダウコーニング株式会社 | 液状硬化性組成物、コーテイング方法、無機質基板および半導体装置 |
WO2008114835A1 (ja) * | 2007-03-16 | 2008-09-25 | Jsr Corporation | 膜形成用組成物およびシリ力系膜とその形成方法 |
JP5313478B2 (ja) * | 2007-10-05 | 2013-10-09 | 東レ・ダウコーニング株式会社 | セラミック状酸化ケイ素系被膜の形成方法、セラミック状酸化ケイ素系被膜を有する無機質基材の製造方法、セラミック状酸化ケイ素系被膜形成剤および半導体装置 |
FR2925225B1 (fr) * | 2007-12-17 | 2010-06-11 | Commissariat Energie Atomique | Dispositif generateur d'energie comprenant un convertisseur photovoltaique et un convertisseur thermoelectrique, ce dernier etant inclus au sein du substrat support du convertisseur photovoltaique |
JPWO2009096603A1 (ja) * | 2008-02-01 | 2011-05-26 | Jsr株式会社 | トレンチアイソレーションの形成方法 |
US9336925B1 (en) * | 2008-11-26 | 2016-05-10 | Thin Film Electronics Asa | Siloxanes, doped siloxanes, methods for their synthesis, compositions containing the same, and films formed therefrom |
JP5662646B2 (ja) * | 2009-02-13 | 2015-02-04 | 旭化成イーマテリアルズ株式会社 | ポリシロキサン系トレンチ埋め込み用縮合反応物及びトレンチ埋め込み膜の製造方法 |
JP5760376B2 (ja) * | 2010-10-22 | 2015-08-12 | 旭硝子株式会社 | 支持体、ガラス基板積層体、支持体付き表示装置用パネル、オルガノポリシロキサン組成物、および表示装置用パネルの製造方法 |
EP2635621B1 (en) * | 2010-11-02 | 2016-08-17 | Henkel AG & Co. KGaA | Hydrosilicone resin and preparation process thereof |
FR2988906B1 (fr) * | 2012-03-29 | 2016-05-13 | Centre Nat De La Rech Scient - Cnrs - | Structure de cellule photovoltaique en couches minces avec une couche miroir. |
CN103515104B (zh) * | 2012-06-21 | 2017-09-26 | 日立金属株式会社 | 色素增感型太阳能电池用金属基板 |
US10121602B2 (en) * | 2012-06-22 | 2018-11-06 | Hitachi Metals, Ltd. | Metal substrate for dye-sensitized solar cell |
JP6035098B2 (ja) * | 2012-09-27 | 2016-11-30 | 旭化成株式会社 | トレンチ埋め込み用塗布液 |
CN105378148B (zh) * | 2013-07-16 | 2018-03-27 | 3M创新有限公司 | 膜的卷处理 |
KR102111022B1 (ko) | 2014-01-17 | 2020-05-15 | 삼성디스플레이 주식회사 | 유기 발광 표시 장치 및 그 제조 방법 |
KR102650216B1 (ko) * | 2018-03-09 | 2024-03-21 | 삼성전자주식회사 | 산화물층의 형성 방법 및 반도체 소자의 제조 방법 |
Family Cites Families (24)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US2810628A (en) * | 1957-10-22 | Method of preparing cyclic polysilox- | ||
BE547382A (ja) * | 1955-05-03 | |||
US3992426A (en) * | 1973-08-22 | 1976-11-16 | Union Carbide Corporation | Quadripolymer siloxanes containing Si-H bonds |
JPS5936435B2 (ja) | 1978-05-16 | 1984-09-04 | 松下電器産業株式会社 | 薄膜太陽電池 |
US4565714B1 (en) * | 1984-06-14 | 1999-06-29 | Minnesota Mining & Mfg | Low surface energy material |
US4999397A (en) * | 1989-07-28 | 1991-03-12 | Dow Corning Corporation | Metastable silane hydrolyzates and process for their preparation |
US5010159A (en) * | 1989-09-01 | 1991-04-23 | Dow Corning Corporation | Process for the synthesis of soluble, condensed hydridosilicon resins containing low levels of silanol |
US5091162A (en) | 1990-10-01 | 1992-02-25 | Dow Corning Corporation | Perhydrosiloxane copolymers and their use as coating materials |
US5063267A (en) * | 1990-11-28 | 1991-11-05 | Dow Corning Corporation | Hydrogen silsesquioxane resin fractions and their use as coating materials |
JPH0570119A (ja) * | 1991-09-12 | 1993-03-23 | Kawasaki Steel Corp | 半導体装置の製造方法 |
US5436029A (en) * | 1992-07-13 | 1995-07-25 | Dow Corning Corporation | Curing silicon hydride containing materials by exposure to nitrous oxide |
JP3542185B2 (ja) * | 1995-02-02 | 2004-07-14 | ダウ コーニング アジア株式会社 | シリコーンレジン、これを含む組成物およびその硬化方法 |
JP3848424B2 (ja) * | 1997-02-24 | 2006-11-22 | 東レ・ダウコーニング株式会社 | シリカ薄膜の形成方法 |
JPH10286907A (ja) | 1997-04-15 | 1998-10-27 | Kanegafuchi Chem Ind Co Ltd | 耐熱性可撓性基板 |
JP2000260570A (ja) | 1999-03-11 | 2000-09-22 | Tdk Corp | 薄膜el素子およびその製造方法 |
JP2000323732A (ja) | 1999-05-14 | 2000-11-24 | Fuji Electric Co Ltd | 薄膜太陽電池とその製造方法 |
JP3985208B2 (ja) | 1999-06-24 | 2007-10-03 | スズキ株式会社 | LiMn2O4薄膜の合成方法 |
US6143360A (en) * | 1999-12-13 | 2000-11-07 | Dow Corning Corporation | Method for making nanoporous silicone resins from alkylydridosiloxane resins |
KR100624603B1 (ko) * | 2000-03-31 | 2006-09-19 | 히다치 가세고교 가부시끼가이샤 | 신규한 실리콘 중합체의 제조 방법, 이 방법에 의해제조된 실리콘 중합체, 열경화성 수지 조성물, 수지 필름,절연 재료 부착 금속박, 양면 금속박 부착 절연 필름,금속장 적층판, 다층 금속장 적층판 및 다층 프린트 배선판 |
SG92708A1 (en) * | 2000-04-28 | 2002-11-19 | Dow Corning | Process for synthesis of silicone resin |
JP2003179238A (ja) | 2001-12-10 | 2003-06-27 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 薄膜太陽電池の製造方法 |
JP2003318119A (ja) | 2002-04-22 | 2003-11-07 | Seiko Epson Corp | シリコン膜およびその形成方法、ならびに、液晶表示装置、有機el表示装置、電子機器および機器 |
JP4676686B2 (ja) | 2003-09-01 | 2011-04-27 | 新日本製鐵株式会社 | シリカ系無機ポリマー膜で被覆されたステンレス箔及びその製造方法 |
JP5043317B2 (ja) | 2005-08-05 | 2012-10-10 | 東レ・ダウコーニング株式会社 | 環状ジハイドロジェンポリシロキサン、ハイドロジェンポリシロキサン、それらの製造方法、シリカ系ガラス成形体およびその製造方法、光学素子およびその製造方法 |
-
2005
- 2005-10-21 JP JP2005306720A patent/JP4783117B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
2006
- 2006-08-17 TW TW095130302A patent/TWI403540B/zh not_active IP Right Cessation
- 2006-10-23 KR KR1020087012181A patent/KR101333169B1/ko active IP Right Grant
- 2006-10-23 US US12/090,694 patent/US8211993B2/en not_active Expired - Fee Related
- 2006-10-23 EP EP06822548A patent/EP1945833A2/en not_active Withdrawn
- 2006-10-23 WO PCT/JP2006/321587 patent/WO2007046560A2/en active Application Filing
- 2006-10-23 CN CNA2006800391155A patent/CN101292060A/zh active Pending
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2007111645A5 (ja) | ||
EP1852469B1 (en) | Silicon-containing curable composition and its cured product | |
KR101303852B1 (ko) | 사이클릭 디하이드로겐폴리실록산, 하이드로겐폴리실록산,이의 제조방법, 실리카계 유리 성형체 및 이의 제조방법,광학 소자 및 이의 제조방법 | |
TWI424005B (zh) | A compound containing silicon, a hardened composition and a hardened product | |
JP5662580B2 (ja) | 樹脂−直鎖状オルガノシロキサンブロックコポリマー | |
US4694040A (en) | Liquid composition for forming a coating film of organopolysiloxane and method for the preparation thereof | |
KR101333169B1 (ko) | 실리카계 유리 박층을 갖는 무기 기판, 상기 기판의제조방법, 피복제 및 반도체 장치 | |
JP2007045859A5 (ja) | ||
TWI425031B (zh) | A compound containing silicon, a hardened composition and a hardened product | |
TW200911886A (en) | Silicon-containing compound, curable composition and cured product | |
JPS62230828A (ja) | 半導体用絶縁膜形成塗布液 | |
US8859708B2 (en) | Silicone resins, silicone composition, and coated substrates | |
US20060127587A1 (en) | Organic silicate polymer and insulation film comprising the same | |
JP4996832B2 (ja) | シリカ系コーティング剤、それを用いたシリカ系薄膜および構造体 | |
KR20120024683A (ko) | 반응성 무기 클러스터 | |
JP3681582B2 (ja) | エポキシ基含有シリコーン樹脂 | |
JP4793524B2 (ja) | テトラアルコキシシラン縮合物及びその製造方法 | |
KR20140120450A (ko) | 비스-타입 실란화합물을 포함하는 코팅 조성물 | |
JP2007023163A (ja) | 膜形成用組成物、絶縁膜、およびその製造方法 | |
JP5403730B2 (ja) | 低誘電性絶縁膜、プラズマディスプレイおよびその製造方法 | |
JP5605551B2 (ja) | 重合体、組成物、硬化体および電子デバイス | |
EP1412435A2 (en) | Siloxane resins | |
US7091287B2 (en) | Nanopore forming material for forming insulating film for semiconductors and low dielectric insulating film comprising the same | |
JPH0586330A (ja) | シリコーンレジン被膜形成剤 | |
JPS60235711A (ja) | SiO2膜の形成方法 |